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スポーツ用品業界の商品分類コード設定に至る主たる背景は、JICFSのサービスに 深い関わりがあります。JICFS(JAN・アイテム・コード・ファイル・サービス)

は、流通業界におけるJANコードとその商品属性情報の提供・収集・メンテナンスにか かる作業負担を極力軽減するための共用データベースサービスです。

JANコードを推進しているスポーツ用品業界でも将来、JICFSに登録する企業が 増えることを想定し、JICFS登録に必要な商品分類コードを検討したのが、ここで紹 介するスポーツ用品商品分類です。

JICFS ……… N1 N2 N3 N4 N5 N6 商品分類体系 ―― ―― ―――――――― ――――――――

大分類 中分類 小分類 細分類 | | | | ↓ ↓ ↓ ↓ JICFSにおける ……… 5 6 S1 S2 S3 S4 スポーツ用品の分類 ↓ ↓ ―――――――― ――――――――

体系   衣料・身の   スポーツ用品 今回見直した商品分類   回り品・スポーツ用品

JICFS商品分類コードの体系は上記の通り6桁で構成されており、大分類、中分類 については別表の通り定められています。

今回スポーツ用品情報システム研究会(S研)で検討し見直した分類コードは、JIC FS商品分類の小分類および細分類に該当する4桁コードです。

2、商品分類の考え方

小分類と細分類をどのような基準によって設定するかについては、初版、及び2版の反 省から、かなりの意見が交換され議論されたが、最終的に小分類2桁は日本における市場 の大きさ普及度などを考慮して決めました。第4版では他業界との調整が必要となり、部 分見直しを含めて再度検討して決めました。

細分類の2桁は、グッズ(01〜45)・シューズ(46〜49)・ウェア(50〜8 9)にわけ、種目をまたがって共通に表現出来るもの(例えばバック、ボール…等)は同 一のコードとしました。これは、小売業などでの情報検索、情報加工などの利便性を考え たものです。(但しフィッシングは釣用品業界の細分類に準じている)

(1)小分類について

小分類をスポーツ競技別に下記のように47分類に大別します。

JICFS小分類一覧

野球・ソフト マリーンスポーツ

01 野球 60 ダイビング

02 ソフト 61 サーフィン・ボードセーリング

球技スポーツ 62 ヨット・モータボート

10 バスケットボール 63 カヌー・カヤック・ボート

11 バレーボール 68 その他 水上バイク

12 ラグビー 水上スキー

13 サッカー パラセール

14 アメリカンフットボール 武道術・格闘技

15 ハンドボール 70 ボクシング

18 その他 ドッジボール 71 アーチェリー・弓道

ビリヤード 72 フェンシング

ボーリング 73 レスリング・すもう

ビーチバレーボール 74 柔道・空手

アスレチックスポーツ 75 剣道・なぎなた

20 フィールド・トラック 76 射撃

21 体操 77 乗馬・馬術

22 水泳  水球 78 その他 合気道

   飛込 銃剣道

   シンクロナイズドスイミング 拳法道

ラケットスポーツ 居合道

30 テニス・スカッシュ 太極拳

31 卓球 レジャースポーツ

32 バドミントン 80 登山・ハイキング・キャンプ

クラブスポーツ 81 フイッシング(釣用品業界使用)

40 ゴルフ 82 サイクリング

41 ホッケー 83 トライアスロン

42 ゲートボール 88 その他 モータースポーツ

43 ラクロス スカイスポーツ

48 その他 グランドゴルフ その他スポーツ

クリケット 90 ウオーキング・ジョギング

ローラーホッケー 91 トレーニング・フィットネス

ポロ 98 その他 カジュアル

ウインタースポーツ スクール

50 スキー

51 アイススケート 52 アイスホッケー 53 スノーボード

58 その他 リュージョン ボブスレー バイアスロン カーリング

スノーモービル・スノーヨ

ット

    スケートセリング

(2)細分類について

    細分類は基本的に小分類の競技をグッズ、シューズ、ウェア、に分類します。

*  細分類   グッズ (01〜 45)

  シューズ (46〜 49)

  ウェア (50〜 89)

詳細については別表の通り

(3)分類名略称名について

   カタカナ、10桁以内で作成されますが、商取引のレシートに商品名の代わりに打 ち出され、利用されます。

このJICFS分類コードは、当面、主に個別企業間の商品マスターデータ交換 において利用されます。

3、今後の課題

  もっとも重要なことは、作成されたこの分類コードがスポーツ業界に関係する各企業に 効果的に利用されることであるが、実際の利用にあたっての課題はまだまだ沢山残されて います。ここでは現在考えられる主な課題を列挙してみました。

(1)現実との整合性

    分類の設定に関しては当然のことながらある一定の基準によってまとめられるこ とが必要であり、分類によってその基準が変化してはならない。この点では特に細 分類の設定にあたって、はたしてこのくくりで良いのかという議論が最後までつい てまわりました。今後、より一層完成度の高いものにするため、関係各位の建設的 なご意見をいただく必要があります。 

    小分類についても同様のことが言え、時とともに変化する実状にマッチしたものに していく必要があります。 

 

(2)他業界との調整 

     分類コードとして設定したなかには「カジュアルウェア」のようにスポーツ用品            業界だけでは分類が確定しないものなどがあります。 

     これらはどの様にすべきか、「フイッシング」については釣り具業界の分類コー      ド、また「カジュアルウェア」もアパレル業界の分類コードと、これらの業界の分         類コード設定の過程途中ではありますが、いずれにしてもJICFS商品分類を前          提とした場合、関連する他業界との調整が大きな課題として残されています。 

 

(3)メンテナンス体制 

       分類コードの設定はS研においていわば基礎作りを行ったわけです、時の経過とと もにその時、その時にマッチした分類にしていく必要があります。特に、商品が従 来の販売チャネルを超えて流通するようになった現在、今後かなりの変更が必要で あると想定されます。 

   

(参   考) 

JICFS商品分類(大・中分類) 

 

    

大分類 

 

中分類 

1  食品  1 

2  3  4  9 

加工食品  生鮮食品  菓子  飲料・酒類  その他食品 

2  日用品  1 

2  3  4  5  6  9 

日用雑貨  医薬品  化粧品  家庭用品  DIY用品  ペット用品  その他日用品 

3  文化用品  1 

2  3  4  6  9 

文具・事務用品・情報文具  玩具 

書籍 

楽器・音響ソフト  情報機器 

その他文化用品 

4  耐久消費財  2 

3  4  5  6  9 

家具  車両用品  時計・メガネ  光学・写真関連品  家電 

その他耐久消費財  5  衣料・身の回り品・ 

スポーツ用品 

1  3  4  5  6  9 

衣料・衣服  寝具・寝装品  身の回り品  靴・履物  スポーツ用品 

その他衣料・身の回り品  JICFS 

   商品分類 

9  その他商品  9  その他商品 

(商品分類基準) 

    スポーツ用品