3 ハードウェア設定
9.4 スナップショット
スナップショットはある時点の仮想マシンの状態をまるごと保存する機能です。保存した状態を利用して、簡 単に元に戻すことができます。スナップショットは複数世代取得することができ、分岐取得も可能です。また、
スナップショットは仮想マシンのオン/オフ に関わらず実行することができます。(ただし、一時停止時は実行 できません)
本章ではスナップショットの作成から復元までの手順、およびスナップショットデータの削除の方法について も紹介します。
[注意]スナップショット機能を使用した場合、差分形式の仮想ハードディスクが使用されます。このため、ス ナップショット使用前に比べてディスクアクセス性能が低下する場合があります。また、複数世代を作成した 場合はその都度差分仮想ハードディスクファイルが作成されるため、ディスク格納領域の枯渇などの問題を 引き起こす場合もあります。これらのことから実運用環境でのスナップショット使用は推奨していません。
9.4.1スナップショットの作成
Hyper-Vマネージャー上でのスナップショット作成の手順を紹介します。以下の手順に従ってスナップショット
を作成してください。なお、[仮想マシンの接続]画面でもスナップショットの取得が可能です。
スナップショットの作成
1 画面右下の[スナップショット]ボタンをク リックします。
2 スナップショットの作成が始まります。
3 スナップショットの作成が完了すると、
Hyper-V マネージャー の中央下欄に
スナップショットデータの状態が表示さ れます。
9.4.2 スナップショットからの復元
スナップショットからの復元の手順を紹介します。以下の手順に従って復元を行ってください。
スナップショットからの復元
1 [Hyper-V マネージャー]画面から、ス
ナップショットの復元を行うバーチャル マシンをクリックします。
次に、復元したいスナップショットデータ をクリックします。
( は、現在動作している仮想マ シンの位置を示しています。)
右ペインから、[適用]をクリックします。
2 [スナップショットの適用]画面が表示さ
れます。
[スナップショットを作成してから適用]を ク リ ッ クす る と、今 の 状 態 の スナ ッ プ ショットを作成してから、復元が行われ ます。
[適用]をクリックすると、現在のスナップ ショットは作成されずに、復元が行われ ます。
いずれかをクリックします。
3 仮想マシンの復元が完了します。
が適用したスナップショットデー タの下に移動していることを確認しま す。
9.4.3 スナップショットの削除
取得したスナップショットを削除する方法を紹介します。
スナップショットの削除は、各ツリーの最新のスナップショットを削除する方法、サブツリーを含むスナップ ショットデータ群を削除する方法の2通りがあります。
スナップショットデータは一度削除すると復元はできません。
スナップショットの削除
1 [Hyper-V マ ネ ー ジ ャ ー]画 面 で 、 ス
ナップショットの削除を行うバーチャル マシンをクリックします。
次に、削除するスナップショットデータ
(またはサブツリーをもつスナップショッ トデータ)を選択します。
[スナップショットの削除...](または[ス ナップショットのサブツリーを削除...])を クリックします。
2 確認のダイアログが表示されます。
[削除する]をクリックします。
3 スナップショットデータの削除が完了し ます。
※スナップショット削除後に仮想ハード ディスクファイルの結合処理が自動的 に実行されます。