・プリンタドライバを組み込むだけで、和文フォント名と欧文フォント名(下記35書体)
が表示されます。画面上ではWindowsのシステムがデザインの近いフォントを選んで表 示します。
・スクリーンフォントは添付されていません。
・プリンタソフトウェアCD-ROMに添付しているTrueType欧文フォント(19書体)は、
WindowsNT4.0に組み込めますがソフトフォントとして印刷します。プリンタフォントに 置き換えられません。
・TrueType欧文フォントの Arial、Times New Roman の各ファミリ(8書体)は、プリン タドライバの「フォント代替表」の初期設定では、Helvetica、Times に置き換えられま す。
・TrueType欧文フォント(19書体)のインストール手順は、" Windows98/95編 " の
「TrueType形式のスクリーンフォントをインストールします」をご覧ください。
・Type1欧文フォント(117書体)は、WindowsNT4.0にインストールできません。
WindowsNT 欧文35書体 AvantGarde
AvantGarde-Book AvantGarde-BookOblique AvantGarde-Demi AvantGarde-DemiOblique Courier
Courier Courier-Bold Courier-BoldOblique Courier-Oblique Helvetica
Helvetica Helvetica-Bold Helvetica-BoldOblique Helvetica-Oblique
Palatino Palatino-Roman Palatino-Bold Palatino-BoldItalic Palatino-Italic Symbol
Symbol Times
Times-Roman Times-Bold Times-BoldItalic Times-Italic ZapfChancery
ZapfChancery-MediumItalic ZapfDingbats
ZapfDingbats Helvetica-Narrow
Helvetica-Narrow Helvetica-Narrow-Bold Helvetica-Narrow-BoldOblique Helvetica-Narrow-Oblique ITC-Bookman
Bookman-Light Bookman-Demi Bookman-DemiItalic Bookman-LightItalic NewCenturySchlbk
NewCenturySchlbk-Roman NewCenturySchlbk-Bold NewCenturySchlbk-BoldItalic NewCenturySchlbk-Italic
WindowsNT編
3. 印刷条件の設定
デバイスの設定タブでの設定
このタブは、プリンタのプロパティで表示されます。
使用可能なPostScriptメモリ
プリンタの仮想メモリ量を設定します。Windowsは、
TrueTypeフォントやソフトフォントを含む文書を印刷 するときに、この値をもとにプリンタにフォント情報 をどのように送るか判断します。
●メモリ不足のエラーがでるときはこの値を小さくします。
●この値は「インストール可能なオプション」の「メモリ容 量」の内容によって変わります。
メモリ容量の内容が「利用可能なポストスクリプトメモリ」
で設定できる最大値(32767KB)を越えると、この値は 100KBになります。この場合、設定できる最大値に設定し ます。
●ML600PSII、ML400PSIIの場合この値を400KB程度にし ます。
フォント代替表
TrueTypeフォントを特定のプリンタフォントに置き換 えます。
●フォント代替表での設定内容は、アプリケーションソフト内 のプロパティで表示される「詳細」タブの「TrueTypeフォ ント」を<デバイスフォントと代替>に設定することによ り、有効になります。
●Windows用のMicroline Utility-Jはありません。フォントの 置き換えは「フォント代替表」によります。
●ML900PSIIIシリーズの場合は次のように設定してください。
Arial → ソフトフォントとしてダウンロード Times New Roman
→ソフトフォントとしてダウンロード
●ML700N3シリーズの場合は次のように設定してください。
Arial → ソフトフォントとしてダウンロード Times New Roman
→ソフトフォントとしてダウンロード MSゴシック → 平成角ゴシックW5
MS明朝 → 平成明朝W3
@MSゴシック → @平成角ゴシックW5
@MS明朝 → @平成明朝W3
●ML700Nシリーズ、ML600PSII、ML400PSIIの場合は次の ように設定してください。
MSゴシック → 平成角ゴシックW5 MS明朝 → 平成明朝W3
@MSゴシック → @平成角ゴシックW5
@MS明朝 → @平成明朝W3
90
3. 印刷条件の設定
インストールできるオプション
増設メモリ、タイプ1アクセラレータボード、エン ベロープフィーダ、セカンドトレイ、マルチパーパ スフィーダ、ESC/Pなどのオプションを搭載した場 合に設定します。
●プリンタの機種によって設定内容が変わります。
3. 印刷条件の設定
WindowsNT編
用紙サイズ
用紙サイズを選択します。
●WindowsNT4.0が持っている用紙サイズも表示されますが、
プ リ ン タ が 使 用 で き る 用 紙 サ イ ズ は 「 印 刷 可 能 領 域 」
(P.93)をご覧ください。
●印刷できる用紙サイズはプリンタの機種によって異なります。
●ML801PSとML801PS+Fでは、次の用紙は手差しで印刷し てください。ML801PSIIのユニバーサルカセットまたは封筒 カセットを使用すれば、上トレイからのみ自動給紙できま す。
A6、B4(DIN)、B5(DIN)、レター、リーガル、Executive、
C5、Monarch、Com-10、DL
ページ設定タブでの設定
このタブは、アプリケーションソフト内のプリンタプロパティで表示されます。
アプリケーションによっては、「ページ設定」タブでの設定より、アプリケーションソフトの 用紙設定での設定内容が優先されます。
給紙方法
給紙トレイを選択します。
●トレイに指定したサイズの用紙が入っていることをあらかじめ確認してください。
●フロントフィーダ、エンベロープフィーダ(オプション)、手差しは、自動選択されませ ん。必ず、給紙方法を選択してください。
●自動選択を選んだ時に、上トレイ、下トレイに指定の用紙がない場合は、プリンタの操作 パネルで設定したトレイにセットされている用紙で強制的に印刷します。ML801PSII、
ML801PSII+F、ML800PSIILT、ML801PS、ML801PS+Fの場合は、「カセットコウ カン」のメッセージが表示されます。指定した用紙のカセットを入れてください。
<ML600PSII, ML400PSIIの場合>
●手差し印刷のときに、<テサシタイム>の時間をすぎても用紙が手差しトレイにセットさ れなかった場合、そのジョブは印刷されません。
●必ずトレイごとに、プリンタの操作パネルで用紙サイズを設定してください。
●上トレイ、下トレイ、MPFに指定の用紙がない場合、<トレイ センタク>で設定した トレイ(封筒、ハガキの場合はMPF)に「ヨウシヲセットシテクダサイ」のメッセージ になります。指定したトレイに正しい用紙をセットし、プリンタの[排出]スイッチを 押してください。それを行なわないで、<テサシタイム>の時間が過ぎると、設定した トレイ(封筒、ハガキの場合はMPF)にセットされている用紙で強制的に印刷します。
部数
同じページを指定した部数 分、続けて印刷します。
●アプリケーションによって は 、 プ リ ン タ ド ラ イ バ の
「部数」よりもアプリケー ションの印刷ダイアログに ある「印刷部数」が優先さ れることがあります。
92
3. 印刷条件の設定
詳細タブでの設定
このタブは、アプリケーションソフト内のプリンタのプロパティで表示されます。
TrueTypeフォント
「デバイスの設定」タブのフォント代替表で設定した フォントで印刷するか、TrueTypeで印刷するかを設定し ます。
プリンタの機能
プリンタの機種によって、表示される内容は異なります。
自動トレイ切り替え
上トレイ、下トレイに同じサイズの用紙をセットした場 合、現在使用しているトレイの用紙がなくなると、自動 的に別のトレイから印刷するように設定できます。
●「自動トレイ切り替え」機能は、フロントフィーダ、エンベ ロープフィーダ(オプション)、手差しでは使用できません。
●「自動トレイ切り替え」機能は、M L 9 0 0 P S I I I L T 、 ML900PSII LT、ML810PSIIV-LT、ML810PSII LT、
ML800PSII LT、ML700N では、セカンドトレイユニット
(オプション)が、ML600PSII、 ML400PSIIでは、拡張給 紙ユニットもしくはMPF(ともにオプション)が必要です。
●ML400PSIIでは、拡張給紙ユニットもしくはMPF(ともにオ プション)を搭載していない場合は、「自動トレイ切り替 え」機能を「あり」にしないでください。
スムージング
OST-EX機能のスムージング方法の指定ができます。この 項目は、「600dpi相当」で印刷するときのみ有効です。
OST-EX1:文字に対して効果あるスムージングです。
グラフィックに対しては多少濃くなります。
OST-EX2:文字、グラフィック全般に有効です。
●ML600PSII、ML400PSIIのみ表示します。
ページレイアウト(Nアップ)オプション
1枚の用紙に複数のページを縮小して印刷します。
●この機能は、1ページの印刷領域内に複数ページ分のデータを 縮小して印刷しているだけで、用紙の中央が正確に合わない 場合があります。綴じ代などについても考慮されておりませ んのでご了承ください。
3. 印刷条件の設定
WindowsNT編
印刷可能領域
このプリンタドライバで使用できる用紙サイズおよび印刷範囲は次のようになっています。
用紙長 用紙幅
トップマージン ボトムマージン レフトマージン ライトマージン
A3ノビ 453 328 6 5 5 5
A3 420 297 6 5 5 5
A4スモール 297 210 11 11 10 10
A4 297 210 6 5 5 5
A5 210 148 6 5 5 5
A6 148 105 6 5 5 5
ハガキ 148 100 6 5 5 5
用紙長 用紙幅
トップマージン ボトムマージン レフトマージン ライトマージン
B4 364 257 6 5 5 5
B4(DIN) 353 250 6 5 5 5
B5 257 182 6 5 5 5
B5(DIN) 250 176 6 5 5 5
レタースモール 279 216 11 11 11 11
レター 279 216 6 5 5 5
リーガルスモール 356 216 19 19 23 19
用紙長 用紙幅
トップマージン ボトムマージン レフトマージン ライトマージン
リーガル 356 216 6 5 5 5
Executive 267 184 6 5 5 5
C4 324 229 6 5 5 5
C5 229 162 6 5 5 5
封筒1 235 120 6 5 5 5
封筒2 205
90 6 5 5 5
封筒3 235 105 6 5 5 5
用紙長 用紙幅
トップマージン ボトムマージン レフトマージン ライトマージン
封筒4 297 210 6 5 5 5
Com-10 241 105 6 5 5 5
Monarch 191
98 6 5 5 5
DL 220 110 6 5 5 5
単位(mm)
用紙長 用紙幅
トップマージン ボトムマージン レフトマージン ライトマージン
A3ノビロング 505 326 31 31 5 5
A3ワイド 488 304 22 22 5 5
A3ロング 488 297 22 22 5 5
カードサイズ 257 240 6 5 5 5
使用できる用紙サイズは、プリンタの機種によって異なります。詳しくはプリンタの ユーザーズマニュアルをご覧ください。
94
4. アプリケーション別の対応
Microline PSシリーズで印刷する場合に注意が必要なアプリケーションについて簡単に説明し ます。各アプリケーションの詳細な印刷方法についてはアプリケーションのマニュアルをご覧くだ さい。
説明の中では、ハードディスクドライブ名はC: 、CD-ROMドライブ名はD: を例にしています。
PageMaker
●PPDファイルのインストール
Adobe PageMaker 6.5Jに印刷するには、PPDファイルのインストールが必要です。プリンタ ソフトウェアCD-ROMをご用意ください。
1
WindowsNT4.0の [ スタート ] ボタンを クリックし、[ ファイル名を指定して実行 ] を選択します。2
プリンタソフトウェアCD-ROMをセット し、「 名前 」を「 D:¥PPD¥SETUP」に して、[ OK ] をクリックします。3
セットアッププログラムが開始されます。画面の指示にしたがってインストールを進 めます。
4
「インストール先の選択」ダイアログが表 示されたら、[ 参照 ] をクリックして「pm65j¥rsrc ¥japanese¥ppd4」を選択 します。
[ 次へ ] をクリックすると、PPDファイル がインストールされます。
D:¥PPD¥SETUPと入力