3.2.1 シーンとは?
シーンとはセッションを構成する単位で、一つの 場所や時間を指します。舞台で言う一つの場面と考 えてください。シーンにはシーンPCと兄が存在 し、そのほかのPCやNPCが登場する可能性があ ります。
3.2.2 シーンの開始
シーンが開始される直前、GMはシーンプレイ ヤーを発表します。シーンプレイヤーはシーンPC をもつプレイヤーです。シーンプレイヤーはGMに シーンプレイヤーの特権として、どんなシーンにし たいかををひとつ告げます、もしくはこのシーンで 使いたい《妹術》一つを告げてもいいでしょう。
GMはこの申告を考慮して、新しいシーンが始 まった時点で、「どういう場所でどういう時間か、
目的」などを簡潔に説明してください。
例: 「学校からの帰り道」「遊園地の観覧車の中」
シーンは基本的にシーンプレイヤーのPCと兄が 存在しますが、GM裁量で他のPCやNPCを登場 させてもかまいません。GMは申告された《妹術》
を使用できるようなシーンを心がけてあげてくださ い。しかし最終的にその《妹術》を使用できるかど うかはプレイヤーにもかかわっていますから、結果 的にその《妹術》が使用できないということもあり えます。
3.2.3 シーンPC
シーンPCとはそのシーンの主役PCのことで す。シーンPCはGMの任意で決定されますが、基 本的には「お兄ちゃん側のLP、もしくはDPが最 も低いPC」を選択してください。LPの具体的な 数値を発表する必要はもちろんありません。
また重要なシーンにおいては、よりドラマチック にシーンPCを決定するために、シーンオークショ ン(後述)を行うことも可能です。
シーンPCは、シーンの主役ですから複数のPC がシーンに登場している場合も、優先的に初回の萌 え攻撃・告白が可能です。
3.2.4 シーンではどんなことがおきるか?
このゲームの進行の中核にあるのがシーンです。
では、シーンでは基本的にどんなことが行われるの
でしょうか? 簡単に言えば、シーンに登場した義 妹PCと兄は、互いを目標として一回づつの萌え攻 撃を繰り出すことができます。
あなたがシーンPCなら
シーンPCはシーンの主役です。遠慮せずにどん どん兄へ攻撃を仕掛けましょう。シーンはそのため に存在してるといえます。《秘蹟》にはそれぞれ使 用タイミングがありますので、その記述に従って使 用することもできます。
基本的に、ひとつのシーンで兄に攻撃を仕掛けら れる最大数は1回までです。しかし、特別にきゅん かるまを1上昇させることにより2回目の攻撃を おこうなうことができます。3回以上は特殊な事情
(GM裁量)がないかぎり実行できません。
オープニングではこの萌え攻撃は1回に限定さ れ、きゅんかるまによる追加攻撃も不可能です。
告白イベントも一回の萌え攻撃に相当することに 注意してください。適当な台詞を言ったあと、『告 白イベント』を宣言すれば、GMは兄側の抵抗ロー ルを判定して告白イベントを処理することになり ます。
あなたがシーンPC以外のPCなら
何らかの措置でシーンに登場していない限り、あ なたは未登場PCとしてあつかわれます。あなたは ここでシーンに登場するか、しないかを選ぶこと ができます。シーンに登場するためには、登場判定
(後述)が必要です。登場すれば、1回、兄に対し て萌え攻撃を行うことができます。しかし、シーン PCではないので、きゅんかるまによる追撃権はあ りません。なにより、あなたはこの登場で、シーン PCと兄がいい雰囲気になっているのを邪魔するこ とができます。
登場しないことを選択した場合は、きゅんかるま を2点回復させることができます。
兄は何をするの?
兄はシーンPCやそのほかシーンに登場してるP Cに攻撃を仕掛けることができます。攻撃を仕掛け る回数は1人の義妹PCにつき1回までです。
また兄は、シーンごとにシーンに登場する義妹の 数と等しい『あにかるま』を持っています。あにか るまを使用してダイスの数を1つ増やすことができ ます。あには墓穴が発生しませんので、あにかるま はシーンごとに自動発生する以外では回復や増加な
どはありえません。
3.2.5 告白イベント
クライマックス宣言がなされたシーンにおいて、
十分にLPを蓄積したと判断したPCは告白イベン トを起こすことも可能です。告白イベントを起こし たPCと兄は抵抗ロールを行います。抵抗ロールに 成功した場合は、自分の思うとおりに行動できます が、失敗した場合は相手に
(つまり義妹PCに)身 も心もささげてしまいます。
この抵抗ロールを行うとき、兄と告白イベントを 巻き起こした以外のPCがいる場合、兄は抵抗ロー ルに+2のボーナスを得ます。
兄が「抵抗ロール」に失敗した状態で、該当PC が肉体的接触(キスか、それに類する行動)を取る と、兄は意識を失って《因子》が発現します。該当 PCはこの状態の兄を確保して、組織に帰ればゲー ムは終了です。
告白を成功させたPC以外もシーンに登場してい
れば、同時告白を行うこともできます。時には複数
のPCが1つのシーンで告白に成功することもある
でしょう。その場合、兄は複数のPCに心奪われた
状態で《因子》を発現させてしまいます。この場合
《因子》は1PCにつき1つづつの願いをかなえる ことになります。
3.2.6 シーンからの退場
シーンPCを含むPCは、望めばいつでもシーン から退場することができます。GMは基本的に許可 を与えますが、兄がまだそれぞれ1回の攻撃を終え ていない場合は、この攻撃を終了させることにして もかまいません。PCがすべて退場した時点でシー ンは終了します。
CSTにおけるシーンは、PCから兄への萌え攻 撃を仕掛ける場として存在します。ですから萌え攻 撃(もしくは告白など)の行動を起こす気のないP C、また攻撃を終えたPCはなるべく速やかにシー ンから退場をすることが望ましいのです。
GMは必要があれば、シーンを強引に終わらせて しまっても構いません。
3.2.7 登場判定
GMが特に登場を指定していない未登場PCが シーンに実際に登場するためには、登場判定が必要 です。登場判定は登場値で行います。
式:登場値+2d6+修正≧難易度
登場判定には修正があります。そのシーン内で、
PCであれ兄であれ、萌え攻撃をしていた場合、萌 え攻撃一回につき+1の修正が発生するのです。登 場判定も「きゅんかるま」によりダイスを増やすこ とは可能です。
一般的なシーンの登場難易度は10です。
例:シーンPLと兄がそれぞれ1回づつ萌え攻撃を しているシーンに、ほかのPCがジャマをしに登場 したい。この場合は登場判定に+2の修正が発生 する。
しかし、登場判定に限りダイスが減る可能性もあ ります。シーンプレイヤーは「私が主役のシーンに 入ってきてほしくない」と思えば、 「きゅんかるま」
を1点消費ごとに、登場したいPCの登場判定ダイ ス一個を減らすことができます。
登場判定に失敗したキャラクターが再度登場判定 を行いたい場合は登場難易度が、失敗したときより も2以上低下していることが必要です。
3.2.8 幕間とは?
幕間とはシーンとシーンの間の隙間のようなも のです。幕間はシーンではありませんから登場する キャラクターは存在せず、ゲーム内的には時間も流 れません。
一つ前のシーンに登場しなかったPCは、幕間で
「きゅんかるま」を2点低下させることができます。
これはオープニングが終わった後に有効です。(全 PCがゲームに登場してからの処置となります)
また、 「きゅんかるま」を1点上昇させることに よって、一つの《妹術》の使用回数を回復させるこ ともできます。 《コンボ》の回復はできません。きゅ んかるまの上限が10点であることに注意してくだ さい。
幕間で使用することのできる《秘蹟》もここで使 用することができます。正確には次のシーンプレイ ヤーの発表も幕間でのでき事となります。
3.2.9 シーンオークション
シーンPCは基本的には「お兄ちゃん側のLPも しくはDPが最も低いPC」で決定されますが、い くつかの重要な場面やそれほどLPの差のない場面 も当然存在します。
こういった場合、シーンに参加する可能性のある PCは、登場値でロールを行います。最も大きい目 を出したPCがシーンPCとして、次シーンを行い ます。
式:登場値+2d6がもっとも大きいPC
このダイスを振るときに、プレイヤーはきゅんか るまをいくつか消費することにしてもかまいませ ん。消費したきゅんかるま1にたいして、振るダイ スを一個増やすことができます。この場合もきゅん かるまの上限が10点であることに注意してくだ さい。
きゅんかるま消費をしたい場合、GMにその旨申 告します。それを聞いたほかのプレイヤも同様に、
もしくはそれ以上に消費してもかまいません。全員
の申告が終わり、全員がこれ以上はきゅんかるまを
消費しないことが確認されてから、ダイスを振るこ
とになります。
ドキュメント内
BEVEL( Cute Sister TRPG X PDF
(ページ 47-50)