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● 国内の花き展示会での ‘ フェアリー ウ ィング ’ の展示とマーケティング 調査

国際フラワー EXPO2013

● 国内の花き展示会での ‘ フェアリー ウ ィング ’ の展示とマーケティング 調査

フラワートライアルロード岐阜・愛知 2013

【平成 25112021 日】

フラワートライアルロード岐阜・愛知 2014

【平成 2612223 日】

岐阜県と愛知県の花き鉢物・苗物生 産者 17 名が共同して、園芸店や量 販店バイヤー、卸売市場関係者に オープンファクトリー(農場解放事業)

を実施し、商品の PR と予約注文取

引を行う。

● 岐阜花き流通センター農協でのフェアリー ウ ィング生産部会の 立ち上げと生産技術研修会の開催

岐阜県内の花き鉢物生産者によって 1987 年に設立された集出荷センター

150 名の花き生産者が組合員となり、全国 55 花き市場に 鉢物を出荷している。

平成25年6月24日 フェアリーウィング部会の立ち上げ

( 12 名:生産者 7 名、岐阜県庁 2 名、岐阜大学 3 名)

平成25年7月25日 第2回フェアリーウィング部会の開催

( 13 名:生産者 8 名、岐阜県庁 1 名、岐阜県国際園芸アカデミー 2 名、岐阜大学 2 名)

平成25年9月9日 第3回フェアリーウィング部会の開催

【栽培苗 1,000 株を生産者に配布】

平成25年9月28日 岐阜花き流通センター内覧会で出品

【全国花き市場関係者からの評価の確認】

平成25年10月16日 第4回フェアリーウィング部会の開催

【栽培苗 1,700 株を生産者に配布】

機関名 岐阜大学 部署名 応用生物科学部 記入者氏名 福井博一 電話番号 058-293-2892 e-mail fukui@gifu-u.ac.jp

品目

作目(「バラ」、「カーネーション」等)

品種名 系統名

特徴

品種登録年月日(西暦:年月日)

栽培適地(「関東以西」等)

普及状況

(普及している地域、面積、その他参考 情報を記載願います。)

来歴(母/父)

育成場所 育成年(西暦:年)

種苗入手先 開花日(○月○旬)

草丈(cm)

花の大きさ(花序径)(cm)

切り花重(g)

茎の太さ(mm)

年間収量(本/株)

諸病虫害抵抗(耐性を持つ病虫害名)

備考

花き

バラ 岐阜大台木1号 岐阜大台木1号

根頭がんしゅ病抵抗性を持つ台木品種。

根頭がんしゅ病は世界的にバラ生産国で問題となっている土壌病害で、根頭がん しゅ病抵抗性を持つ台木品種の登録は世界初である。

2012年6月28日 全国

全国

切りバラ苗生産業者10社に配布

ガーデンローズ苗生産業者2社と栽培契約済み

PEKcougel/4倍性ノイバラ“松島3号”

岐阜大学

根頭がんしゅ病抵抗性 2012年

岐阜大学 5月中旬 2.5m

4.8cm

教授 福井博一

根頭がんしゅ病抵抗性台木“岐阜大台木1号”の育成

バラの難防除病害の1つである「根頭がんしゅ病」への 抵抗性台木を、20年にわたる研究から育成しました。

この技術は、バラ以外の植物へも応用が期待されます!

アピールポイント

研究内容

“バラの生産性を向上させる台木”

応用生物科学部 生産環境科学課程

根頭がんしゅ病抵抗性を持つバラ品種(“ PEKcougel ”)

を32品種の中から選抜し、台木特性を持つノイバラ

Rosa multiflora )との交雑によって抵抗性台木を育成した。

“ PEKcougel ”(4倍体)×4倍体化したノイバラ

⇒正常種子が形成されない。

未熟胚培養によって3600種子から生育途中の胚の摘出 6個体のF1個体を獲得し、うち、3個体(No.1、No.5、

No.6)が“ PEKcougel ”と4倍性ノイバラの F1 個体 いずれも

根頭がんしゅ病抵抗性!

2012年5月に F1 No.1 が開花!!

切花品種との接ぎ 木親和性が高い!

「根頭がんしゅ病」

・バラの難防除病害の1つで、一度感染すると治癒できない不治の病

・切りバラ生産に加えてガーデンローズでも大きな問題!

未熟胚培養

F1 No.1 F1 No.5 F1 No.6

0 4 8 12 16

0 20 40 60 80 100

癌腫径(mmxmm)

発病率(%)

正逆交雑個体における発病率と癌腫直径との関係

P x P D x D P x D D x P PEKcougel and Dukat

本件に関する詳しい

根頭がんしゅ病抵抗性系統“PEKcougel”の特性 教授 福井博一

根頭がんしゅ病抵抗性台木“岐阜大台木1号”の育成

“バラの生産性を向上させる台木”

応用生物科学部 生産環境科学課程

0 25 50 75 100

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 発病(%) White Dream Purple Rain Madame Violet Dukat Fashion Parade Pasadena Golden Emblem Alba Meillandina Little Marvel Evelien Livia Bridal Pink Charming Concerto Joy Tineke Dolores Roulette Rote Rose Pink Wonder Lifirane PEKcougel Rosa multiflora 'Inermis 'Pnder’ R. coriifolia froebelii 'Heinsohns Rekord 'Superbe R. rugosa R. eglanteria 'Kuiper’ 'Uniform’ R. canina 'Veendam’ R. virginiana 'Bgs Stachellose’

根頭がんしゅ病は「バラの不治の病」といわれ、根頭がんしゅ病に罹病すると地際 部や根に「癌腫(コブ)」が形成されて、生育が著しく低下する。根頭がんしゅ病は、

切りバラ生産だけではなく、観賞用のガーデンローズでも広く蔓延しており、大きな 問題となっている。抵抗性台木を育成することによって、根頭がんしゅ病に罹らない バラを生産できる。

そこで、切り花22品種、台木14品種 で根頭がんしゅ病抵抗性検定を行い、

著しく抵抗性の強い“PEKcougel”を 選抜した。

“PEKcougel”は、根頭がんしゅ病菌の 感染に必要な指標物質であるアセトシリ ンゴン生成量が少なく、さらに細胞壁に 糖の一種のレクチンを分泌するため根頭 がんしゅ病菌が感染できないという抵抗性 機構を持っていた。

抵抗性の“PEKcougel”と罹病性の“Dukat”の 交配後代の抵抗性を検定した結果、交配後代から抵 抗性個体が得られたことから、“PEKcougel”の 抵抗性形質は遺伝することが明らかとなった。

“PEKcougel” は切り花品種であり、台木特 性が低いことから、台木として用いられるノ イバラのトゲなし系統“松島3号”との交配 を考えた。

“PEKcougel”は四倍体であるのに対して、

ノイバラ“松島3号”は二倍体であるため、

両者の交雑が難しく、四倍性のノイバラを 育成した。

Dukat

(罹病性)

PEKcougel

(抵抗性)

二倍性のノイバラ“松島 3号”にコルヒチン処理 を行うことで四倍性ノイ バラが育成できた。

四倍性ノイバラの葉および花弁は二倍性に対 して丸みを帯び、花は大きくなり、生育は旺 盛であった。育成した“PEKcougel” との 交雑を行った。

二倍性の 葉形

四倍性の

葉形 二倍性の花 四倍性の花

根頭がんしゅ病抵抗性“PEKcougel”と四倍性ノイバラ

“松島3号”との交配を2005~2009年の5年間実施した。

“PEKcougel”と四倍性ノイバラとの交配は種間交雑であ るため正常な種子が得ることは稀で、得られた種子も発芽後 には成長点が座死し、致死遺伝子の発現が推定された。そこ で、発育途中の胚を摘出し、未熟胚培養を試みた。

3600種子から胚を摘出し、未熟胚培養を行ったが、その 多くは胚軸部が褐変枯死し正常に生育した個体を得ることが できなかった。

2009年に未熟胚培養した“PEKcougel”× 四倍性

“松島3号”との交雑個体のうち6個体が正常に生育し、

6個体のF1個体を獲得できた。

得られた6個体のF1個体について、独自に開発したDNA マーカー(OPAKM1)を用いて交雑判定をした結果、F1 No.1、

F1 No.5、F1 No.6の3個体が“ PEKcougel ”と四倍性の ノイバラの F1 個体であった。

“PEKcougel”と四倍性ノイバラとの交雑 教授 福井博一

根頭がんしゅ病抵抗性台木“岐阜大台木1号”の育成

“バラの生産性を向上させる台木”

応用生物科学部 生産環境科学課程

胚軸部の 褐変枯死

正常な 生育個体 M m P 1 2 3 4 5 6 C

M : 100bp Ladder m : R. multiflora P : PEKcpugel 1 : F1 No.1 2 : F1 No.2

3 : F1 No.3 4 : F1 No.4 5 : F1 No.5 6 : F1 No.6 C : Control DNA判定結果

OPAKM1

F1 No.1 F1 No.5 F1 No.6

0 20 40 60 80 100

Dukat F1 No.1 F1 No.5 F1 No.6 PEKcougel

gall形成率(%)

継代培養後に生存した茎切片における 3系統の癌腫形成率

根頭がんしゅ病発病率(%)

Dukat F1 No.1 F1

No.5 F1 No.6 PEK

cougel

得られた3個体のF1個体の根頭がんしゅ病抵抗性を検定 した結果、“ PEKcougel ”には及ばないものの、抵抗性を 示した。

台木としての特性調査から、F1 No.1は切花品種との接 ぎ木親和性が高く、一般に台木として使用されるオドラー タ( R. odorata )と同等の切り花収量性を示し、台木として 有望であることが明らかとなった。

2012年5月に F1 No.1 が開花したことから、花の形態な

機関名 三重県農業研究所 部署名 研究戦略課 記入者氏名 山本有子 電話番号 0598-42-6357 e-mail yamamy12@pref.mie.jp 品目

作目(「バラ」、「カーネーション」等)

品種名 系統名

特徴

品種登録年月日(西暦:年月日)

栽培適地(「関東以西」等)

普及状況

(普及している地域、面積、その他参考 情報を記載願います。)

来歴(母/父)

育成場所 育成年(西暦:年)

種苗入手先 開花日(○月○旬)

草丈(cm)

花の大きさ(花序径)(cm)

切り花重(g)

茎の太さ(mm)

年間収量(本/株)

諸病虫害抵抗(耐性を持つ病虫害名)

備考

  株張り /30㎝×30㎝(出荷時)

  挿し木後3年で出荷。5000~10000株/10a

  ツツジグンバイ、斑点病等の病害虫抵抗性は三重サツキと同程度

花形は筒状漏斗形、花は鮮紫ピンク色(内側の地色は鮮紫ピンク(JHS カラー チャート9505))のやや小花で、鉢物、庭園及び緑化樹向きの品種

  -

・三重サツキとツツジの中間時期である5月上中旬に開花します。

・花色はピンク系で鮮赤紫色が濃く、花はやや小型ですが極めて多く着きます。

・徒長枝の発生が少なく、植栽後の整枝は不要です。

・冬期の紅葉は鮮やかです。

  2004/6/4   東北以西

・三重県北勢地域(鈴鹿市、津市)を中心に21a、約20000株が生産されてい る。

・ツツジ類の需要低迷下で、露地生産からホームユース向けコンテナ生産が増加 している。

  長崎熊野/小壺   三重県鈴鹿市   2001年

  三重県農林水産部農産園芸課園芸特産振興班   5月上中旬

  30㎝(15㎝ポット出荷形状)

  約7㎝

花き   つつじ属

伊勢小町

機関名 三重県農業研究所 部署名 研究戦略課 記入者氏名 山本有子 電話番号 0598-42-6357 e-mail yamamy12@pref.mie.jp 品目

作目(「バラ」、「カーネーション」等)

品種名 系統名

特徴

品種登録年月日(西暦:年月日)

栽培適地(「関東以西」等)

普及状況

(普及している地域、面積、その他参考 情報を記載願います。)

来歴(母/父)

育成場所 育成年(西暦:年)

種苗入手先 開花日(○月○旬)

草丈(cm)

花の大きさ(花序径)(cm)

切り花重(g)

茎の太さ(mm)

年間収量(本/株)

諸病虫害抵抗(耐性を持つ病虫害名)

備考

  株張り /30㎝×30㎝(出荷時)

  挿し木後3年で出荷。5000~10000株/10a

  ツツジグンバイ、斑点病等の病害虫抵抗性は三重サツキと同程度

花形は筒状漏斗形、花は鮮紫ピンク色(内側の地色は鮮紫ピンク(JHS カラー チャート9705))のやや小花で、庭園及び緑化樹向きの品種。

  -

・三重サツキとツツジの中間時期である5月上中旬に開花します。

・花色はピンク系で赤紫色が濃く、花は中型で多く着きます。

・徒長枝の発生が比較的多く、初期生育が旺盛です。

・冬期の紅葉は鮮やかです。

  2004/6/4   東北以西

・三重県北勢地域(鈴鹿市、津市)を中心に21a、約20000株が生産されてい る。

・生産はポット栽培で行われ、コンテナ植木としてホームセンター、園芸店を中心 に出荷

 されている。

  紅薩摩/小壺   三重県鈴鹿市   2001年

  三重県農林水産部農産園芸課園芸特産振興班   5月上中旬

  30㎝(15㎝ポット出荷形状)

  約8㎝

花き   つつじ属

伊勢路紅

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