各期・各部門のグルーピング過程の検討の結果をまとめたもの(表10を再検討したもの)
が表17である。備考欄には表10同様,5カ国・地域グループが両探索法で一致したものには
◎が付記されている。ただし,グループ化の再検討の結果,いくつか相違がある。r=gVS/
表11 1995年グルーピング過程(域内中間財輸出,修正済VS,r=gVS/minVS),その1
minVS>1.0など,グループ化には不適切な場合,グループ化を止めている。記載の変化は 次のようになる。
É5カ国・地域で一致していてもr=gVS/minVS>1.0になる場合は4カ国以下にグルー プ化をとどめている。この場合,備考欄には「◎r>1.0」が記載されている。
表12 1995年グルーピング過程(域内中間財輸出,修正済VS,r=gVS/minVS),その2
É国・地域を追加する過程で両探索法の結果が一致しなくなり,グルーピングが不安定に なる場合,また途中でr=gVS/minVS>1.0 になった場合,グループ化を打ち切り,4 カ国以下でその結果を記載。
É階層的探索の過程のみで検出されたグループは◇を備考欄に付記。
・すべての結果がr=gVS/minVS>1.0 になった場合はグループ化を断念する。この場合 は「ー」を記載。
É検出された初期ペアがr=gVS/minVS>1.0である場合は削除し,「−」を記載。
É表10同様,複数検出された初期ペアのうち,独立的探索によるものには(*)が付記さ れている。
これらの作業の結果,初期ペアを包含して自然に凝集するグループが作成されている。
表17への整理の結果,各部門の中間財取引に関する循環的に密接な構造の様相が示される 結果となった。以下,これを可視化することにより,より明確にその姿を示すことにする。
表13 1995年グルーピング過程(域内中間財輸出,修正済VS,r=gVS/minVS),その3
表14 2000年グルーピング過程(域内中間財輸出,修正済VS,r=gVS/minVS),その1
表15 2000年グルーピング過程(域内中間財輸出,修正済VS,r=gVS/minVS),その2
表16 2000年グルーピング過程(域内中間財輸出,修正済VS,r=gVS/minVS),その3
表17 1995‑2000年グルーピング結果(域内中間財輸出,修正済VS,r=gVS/minVS)
6 グルーピング結果の可視化
以下,2000年の結果について,特徴的なグループを可視化して分類する。
可視化するグラフの選択は,これまでの検討からバネ図が適当であると考える。2重線ノー ドで表現された初期ペアから階層的に探索された国・地域が逐次付加されて行き,(a)階層 的探索と独立的探索で一致しない,(b)gVS/minVSの値がグルーピングの意味が無いほど 大きい,(c)域内の国・地域数の半数を超える,といった段階の手前でグルーピングが打ち 切られ,さらにグラフに重畳してグループを意味する閉曲線を描いくことによりそのグルー プの境界を示す。