第三部 特別情報
5 その他
① ファンドの解散
以下の事由のいずれかが発生した場合、ファンドは終了することがあります。
(a)ファンドの継続もしくはファンドの他の法域への移動が違法となった、または受託 会社の意見において、実行不可能、不適当もしくはファンドの受益者の利益に反す る場合
(b)ファンド受益者がファンド決議で終了を決定した場合
(c) 基本信託証書の締結日に開始し当該日付の150年後に終了する期間が終了した場合 (d)受託会社が退任の意向を書面で通知した、または受託会社が強制的もしくは自主的 に清算することになった際に、管理会社がかかる通知もしくは清算後90暦日以内に 受託会社の後任を任命できないもしくは受託会社の後任として就任する準備のでき ている他の企業の任命を確保できない場合
(e)管理会社が退任の意向を書面で通知した、または管理会社が強制的もしくは自主的 に清算することになった際に、受託会社がかかる通知もしくは清算の開始後90暦日 以内に管理会社の後任を任命できないもしくは管理会社の後任として就任する準備 のできている他の企業の任命を確保できない場合
(f) ファンドに関係する補足信託証書または附属書類で予期される日付が到来したまた は状況が生じた場合
また、以下の強制買戻事由が発生した場合は、強制的に買い戻されます。
(ⅰ) いずれかの評価日の純資産総額が、3,000,000米ドルもしくはそれ以下であり、そ の評価日またはそれ以後に管理会社が全ての受益者に通知を行うことで強制的に買 戻しを行うべきと決定した場合
(ⅱ) 受託会社および管理会社が、全ての受益証券は強制的に買戻しを行うべきと同意し た場合
ソフトウィンドダウン
管理会社が、受託会社と協議し、ファンドの投資方針がもはや実行可能ではないと判断 した場合、信託約款及び英文目論見書補遺の規定に従い、秩序ある方法で資産を換価する ためにファンドを管理し、受益権者の最善の利益になると判断される方法でその収益を受 益権者に分配し、解散することができます。この手続きはファンドの事業に不可欠であり、
受益権者の関与なしに実行することができます。
② 信託証書の変更
受託会社および管理会社は、受益者に対する10暦日前までの書面通知(受益者による決 議またはファンドによる決議(場合による)により放棄することができる)により、受託 会社および管理会社が誠意を持ってかつ商業上合理的方法により受益者または(場合に応 じて)影響を受けるファンドの受益者の最大の利益となると考える方法および限度により、
基本信託証書の修正信託証書により、信託証書の規定を修正し、改訂し、変更しまたは追 加する権利を有します。ただし、受託会社がその意見において、(i)かかる修正、改訂、変 更または追加が、
(a)既存の受益者の利益を重大に害するものとはならず、既存の受益者または(場合に より)影響を受けるファンドの受益者に対する責任から受託会社および管理会社を 相当程度免除するようにならないこと、
(b)財政上、法令上または当局による要請(法的強制力の有無を問わない)を遵守でき るようにするために必要であること、または
(c)明白な誤りを訂正するために必要であること
を書面で証明しない限り、かかる修正、改訂、変更または追加を承認する受益者による決 議またはファンドによる決議(必要に応じて)を受託会社がまず取得しなければ、かかる 修正、改訂、変更または追加は行わないものとし、(ii)かかる修正、改訂、変更または追 加によって、いずれの受益者も、その受益証券に関し追加の支払を行いまたは債務を引き 受ける義務を課されないものとします。
③ 関係法人との契約の更改等に関する手続 保管契約
保管契約は、イギリス法に準拠しイギリス法に従い解釈されます。保管会社の任命は、
保管会社または受託会社のいずれかが他方当事者に対し90日前に書面による通知を行う ことにより解除することができます。保管契約はまた、当該契約中に規定されているそ の他の状況において終了させることが可能です。
管理事務代行契約
管理事務代行契約は、いずれかの当事者が90日前に書面による通知を行うことにより、
またはいずれかの当事者が支払い不能となりもしくは通知後も違反を治癒できない等一 定の状況に陥った場合に直ちに書面による通知を行うことにより終了することができま す。管理事務代行契約は、アイルランド法に準拠しアイルランド法に従い解釈されます。
代行協会員契約
代行協会員契約は、管理会社および代行協会員により合意される日まで有効に存続し ます。なお、いずれかの当事者による3か月前の他の当事者に対する書面による通知に より、本契約を終了することができますが、日本において代行協会員の指定が要求され ている限りにおいては、管理会社の日本における後任の代行協会員が指定されることを 条件として終了します。
本契約は日本国の法律に準拠し、同法に従い解釈されるものとします。
受益証券販売・買戻契約
受益証券販売・買戻契約は、2021年9月27日に終了しますが、一方当事者による更新 通知なしに、2021年9月27日に自動的に3暦年ごとに更新されます。ただし、(ⅰ)本書 に記載された情報の日付以降、ファンドまたは管理会社の財政状況その他に重大な悪影 響を及ぼすべき変化が生じた場合、または、(ⅱ)販売会社の判断において、日本にお ける販売会社が予定しているファンド証券の当初募集の成功に重大な障害となると考え
られる国内または国外の政治、金融、経済もしくはその他の情勢または為替レートに重 大な悪影響を及ぼすべき変化が生じた場合は、日本における販売会社は、管理会社と事 前に相談した上、払込日以前においていつでも、管理会社に対し通知を行うことによっ て当初募集を中断する権利を有するものとします。
本契約は、日本国の法律に準拠し、同法に解釈されるものとします。
投資運用契約
投資運用契約は、(ⅰ)2163年12月1日または(ⅱ)強制買戻日後の実現可能な日のど ちらか早い日に終了します。ただし、いずれの当事者も、原則として、他方当事者に対 して90日以上または両当事者が書面により合意するそれより短い期間による書面による 通知を行うことにより、投資運用契約を終了することができます。
4 受益者の権利等
(1)受益者の権利等
受益者が管理会社および受託会社に対し受益権を直接行使するためには、受益証券名義人 として、登録されていなければなりません。したがって、日本における販売会社に受益証券 の保管を委託している日本の受益者は受益証券の登録名義人でないため、自ら管理会社およ び受託会社に対し直接受益権を行使することはできません。これら日本の受益者は日本にお ける販売会社との間の口座約款に基づき日本における販売会社をして受益権を自己のために 行使させることができます。日本における販売会社から国内の投資者に対する買戻金等の支 払いは外国証券取引口座約款に基づいて行われるため、買戻金等の支払いに関する問い合わ せは日本における販売会社に対して行うこととなります。
受益証券の保管を日本における販売会社に委託しない日本の受益者は、本人の責任におい て権利行使を行うものとします。
受益者の有する権利は次の通りです。
(ⅰ)分配金請求権
受益者は、管理会社の決定したファンドの分配金を、受益証券口数に応じて請求す る権利を有します。
(ⅱ)管理会社に対する買戻請求権
受益者は、信託証書の規定および本書の記載に従って、管理会社に対し、受益証券 の買戻しを請求することができます。
(ⅲ)残余財産分配請求権
ファンドが清算される場合、受益者は、保有する受益証券の持分に応じて残金財産 の分配を請求する権利を有します。
(ⅳ)損害賠償請求権
受益者は、管理会社および受託会社に対し、信託証書に定められた義務の不履行に 基づく損害賠償を請求する権利を有します。
(ⅴ)議決権
受託会社は、基本信託証書の定めにより招集することが要求されている場合、また は提案されているものが受益者による決議であるときは受益証券の保有者として登録 され受益証券1口当たり純資産価格の総額がトラストの全てのシリーズ・トラストの 純資産総額の10分の1以上となる受益証券を保有する受益者の書面による要請のある 場合、もしくは提案されているものがファンドによる決議であるときは受益証券の保 有者として登録されファンドの受益証券の口数の10分の1以上を保有する受益者の書 面による要請がある場合、招集通知に記載されている日時および場所にて、全受益者 または(場合により)ファンドの受益者の集会を招集します。
(2)為替管理上の取扱い
日本の受益者に対するファンドの受益証券の分配金、買戻代金等の送金に関して、ケイマ ン諸島における外国為替管理上の制限はありません。
(3)本邦における代理人
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 東京都千代田区大手町一丁目1番1号 大手町パークビルディング
上記代理人は、管理会社から日本国内において、
(ⅰ)管理会社またはファンドに対する、法律上の問題および日本証券業協会の規則上の