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クライアントの自動バージョンアップ の有効化

Trend Micro Smart Protection Network

バージョンアップ方法 4: クライアントの自動バージョンアップ の有効化

クライアントをバージョンアップするにはスタンドアロンモードを 無効にします。

オフラインクライアントのユーザに、ネットワークに接続してクラ イアントをオンラインにするように指示します。長期間オフライン になっているクライアントについては、エンドポイントからアンイ ンストールし、管理者ガイドで説明されている適切なクライアント インストール方法 (クライアントパッケージャなど) を使用して、ウ イルスバスター Corp.クライアントをインストールするようにユー ザに指示してください。

注意

クライアントエンドポイントを再起動して、クライアントのバージョンアップを 終了します。

バージョンアップ方法 4: クライアントの自動バージョンアップ

再起動時、またはウイルスバスター Corp.サーバへの接続時にコ ンポーネントアップデートの開始を許可する (スタンドアロン モードのクライアントを除く)

b. [ネットワーク上のコンピュータ] > [クライアント管理] に移動しま す。

c. クライアントツリーで、ルートドメインアイコン ( ) をクリックし てすべてのクライアントを選択します。

d. [設定] > [権限とその他の設定] の順にクリックして、[その他の設定]

タブに進みます。

e. [ウイルスバスター Corp.クライアントにコンポーネントのアップ デートを許可するが、クライアントプログラムのバージョンアップ

とHotFixの配信を禁止] をオンにします。

f. [すべてのクライアントに適用] をクリックします。

ヒント

ネットワーク環境が複雑な場合や、クライアント数が多い場合は、設 定をオンラインクライアントに配信するのに時間がかかる場合があり ます。バージョンアップ前に、設定をすべてのクライアントに配信す るのに十分な時間を割り当ててください。設定を適用していないウイ ルスバスター Corp.クライアントは自動的にバージョンアップされま す。

ウイルスバスター Corp. 11.xサーバの場合:

a. [アップデート] > [クライアント] > [自動アップデート] に移動し、次 のオプションが有効であることを確認します。

ウイルスバスター Corp.サーバが新しいコンポーネントをダウ ンロード後、ただちにクライアントのコンポーネントのアップ デートを開始する

再起動時、またはウイルスバスター Corp.サーバへの接続時にコ ンポーネントアップデートの開始を許可する (スタンドアロン モードのクライアントを除く)

b. [クライアント] > [クライアント管理] に移動します。

c. クライアントツリーで、ルートドメインアイコン ( ) をクリックし てすべてのクライアントを選択します。

d. [設定] > [権限とその他の設定] の順にクリックし、[その他の設定] タ

ブに移動します。

e. [ウイルスバスター Corp.クライアントにコンポーネントのアップ デートを許可するが、クライアントプログラムのバージョンアップ

とHotFixの配信を禁止] を選択します。

f. [すべてのクライアントに適用] をクリックします。

ネットワーク環境が複雑な場合や、クライアント数が多い場合は、

設定をオンラインクライアントに配信するのに時間がかかる場合が あります。バージョンアップ前に、設定をすべてのクライアントに 配信するのに十分な時間を割り当ててください。設定を適用してい ないウイルスバスター Corp.クライアントは自動的にバージョン アップされます。

パート2: ウイルスバスター Corp.サーバのバージョンアップ

ウイルスバスター Corp.サーバのバージョンアップの詳細については、110 ページの「ローカルバージョンアップの実行」または151ページの「リモート バージョンアップの実行」を参照してください。

注意

バージョンアッププロセスの高速化を図るには、Windows Server 2008 Standard 64 ビット版を実行するウイルスバスター Corp.サーバをバージョンアップする前 に、ウイルスバスター Corp.クライアントをアンロードします。

インストールの完了後、クライアントをバージョンアップする前に、Webコ ンソールを使用してウイルスバスター Corp.サーバを設定します。

ウイルスバスター Corp.の詳細な設定手順については、管理者ガイドまたはウ

バージョンアップ結果

オンラインクライアントは、サーバのバージョンアップが完了するとた だちにバージョンアップされます。

オフラインクライアントは、オンラインになったときにバージョンアッ プされます。

スタンドアロンモードクライアントは、オンラインになったときにバー ジョンアップされるか、クライアントにバージョンアップ権限がある場 合には、予約アップデートの実行時にバージョンアップされます。

注意

クライアントエンドポイントを再起動して、クライアントのバージョンアップを 終了します。

ローカルバージョンアップの実行

ローカルバージョンアップでは、元のウイルスバスター Corp.サーババージョ ンで使用されていた設定が適用され、ウイルスバスター Corp. XGの新機能に 関連する設定画面だけが表示されます。

Apache を使用するウイルスバスター Corp. 10.6 SP3 からの バージョンアップ

このリリースのウイルスバスター Corp.では、Apache Webサーバのサポートは 廃止されています。Apacheサーバを使用するウイルスバスター Corp. 10.6 SP3 からバージョンアップする場合、IIS Webサーバの役割がインストールされる ことを示すメッセージが表示されます。インストールが完了すると、ウイル スバスター Corp.でApacheサーバは使用されなくなります。

重要

ウイルスバスター Corp.ApacheサーバがIISサーバに置き換えられるのは、前 のバージョンのウイルスバスター Corp.のセットアッププログラムを使用して

Apacheサーバをインストールした場合だけです。Apacheサーバを手動でインス

トールした場合は、ウイルスバスター Corp.をバージョンアップする前に手動で

Apacheサーバをアンインストールする必要があります。

使用許諾契約書

図 3-1. [使用許諾契約書] 画面

インストールを続行するには使用許諾契約をお読みいただき、使用許諾契約 の条項に同意いただく必要があります。使用許諾契約の条項に同意いただけ ない場合には、インストールを続行することはできません。

インストール先

3-2. [インストール先] 画面

セットアップを実行し、ウイルスバスター Corp.サーバを現在のエンドポイン トかネットワークの他のエンドポイントにインストールします。対象エンド ポイントで以前のバージョンのウイルスバスター Corp.が検出されると、自動 的にバージョンアップが実行されます。このバージョンのウイルスバスター

Corp.にバージョンアップできるのは、次のバージョンだけです。

11.0 Service Pack 1

11.0

10.6 Service Pack 3

注意

トレンドマイクロでは、バージョンアップを実行する前に、入手可能なすべての

PatchHotFixを現在のウイルスバスター Corp.サーバに適用することを強くお

勧めします。

リモートバージョンアップの注意事項

リモートバージョンアップでは、対象エンドポイントがサーババージョン アップの要件を満たしているかが確認されます。続行する前に、次の確認を 行ってください。

対象エンドポイントに対する管理者権限を取得します。

対象エンドポイントのホスト名やログオン情報 (ユーザ名やパスワード) をメモしておきます。

対象エンドポイントがウイルスバスター Corp.サーバのインストール要 件を満たしていることを確認します。

Webサーバとしても使用する場合は、エンドポイントにMicrosoft IISサー バ7.0以降がインストールされていることを確認します。

ローカルバージョンアップの場合、現在インストールされているウイルスバ

スター Corp.のサーバ名、プロキシサーバ情報、ポート番号などの設定が維持

されます。バージョンアップ時にこれらの設定を変更することはできませ ん。バージョンアップ後に、ウイルスバスター Corp. Webコンソールから変更 してください。

重要

リモートバージョンアップの場合は、すべての設定を再入力します。ただし、こ れらの設定は、サーバのバージョンアップ後は無視され、前のバージョンの設定 が使用されます。

エンドポイントの事前検索

図 3-3. [エンドポイントの事前検索] 画面

ウイルスバスター Corp.サーバのインストールを開始する前に、セットアップ で対象エンドポイントのウイルスおよび不正プログラムを検索できます。

セットアップで検索されるのは、エンドポイントの最も脆弱な次の場所です。

システム領域とシステムディレクトリ (システム領域感染型ウイルスが 対象)

Windowsフォルダ

Program Filesフォルダ

検出されたウイルス/不正プログラムやトロイの木馬プログラムに対しては、

次の処理が実行されます。

削除: 感染したファイルを削除します。

駆除: 駆除できるファイルはフルアクセスを許可する前に駆除し、駆除で きないファイルは次のいずれかの選択された処理を実行します。

拡張子変更: 感染ファイルの拡張子を「vir」に変更します。ユーザはそ のままではファイルを開くことはできませんが、特定のアプリケーショ ンと関連づければ開くことは可能です。ただし拡張子を変更した感染 ファイルを開くと、ウイルス/不正プログラムが作動する可能性がありま す。

放置 (ログのみ): 感染ファイルに対して何もしないでフルアクセスを許可 します。ユーザはそのファイルをコピー、削除、または開くことができ ます。

ローカルインストールを実行している場合は、[次へ] をクリックすると検索が 実行されます。リモートインストールを実行している場合は、実際のインス トールの直前に検索が実行されます。

重要

ローカルのバージョンアップインストールの場合は、ランサムウェアの脅威に対 する最新の保護が適用されるよう、ランサムウェア対策設定をアップデートする ように求められます。

アップデートされた設定を適用した場合、挙動監視がすでに有効になっているク ライアントの設定のみが変更されます。