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キャリアから生まれた新生児は?

ドキュメント内 (Microsoft PowerPoint - HTLV-1 (ページ 88-99)

∗ はっきりとしたことはわかりません。

∗ キャリア妊婦から生まれた子供は、この時期には母親からの移行抗 体があるために感染の有無に関係なく抗体陽性です。

∗ 陽性であったからといって感染していることにはなりません。

∗ 3歳以降での抗体検査が必要になります。

Q: 新生児期に感染しているかどう

か判りますか?

∗ 特にありません。

Q: キャリア妊婦から生まれた子どもについて、

新生児期、乳児期の健康に関して特に気をつける

ことはありませんか?

∗ 通常どおり接種してかまいません。

Q: 子どもがキャリアですが予防接種は

どうしたらよいですか?

∗ これまでの研究において、唾液からの感染の危険性は非常に低いと いう結果が得られています。

∗ 一般的には、むし歯などの問題があり、避けた方が良いでしょう。

Q: 感染した母親から子どもへ口移しで 離乳食を与えた場合、子どもが感染する可

能性はありますか?

∗ 感染症については、衛生状況など環境のよい日本においては、特に 心配は要りません。

∗ ワクチン接種や感染症の流行期の外出を避けるなどの感染症一般の 対応で構いません。

∗ SIDS予防については、うつ伏せ寝を避ける、子どもの前で喫煙を 避けるなど、普通に行う育児の対応で構いません。

Q: 完全人工栄養の場合、感染症やSIDS

の危険性が高くなるのですか?

∗ このウイルスの感染にはキャリアの持つ感染リンパ球が生きたまま かなり大量に他の人の体に入ることが必要であり、母子感染以外の 感染経路としては、輸血と性交以外には知られていません。

∗ 従って、兄弟姉妹間の接触では感染しません。同じ理由で、保育 所、幼稚園、プールなどでも感染することはありません。

Q: キャリアとなった子どもから兄

弟姉妹への感染はありませんか?

∗ 感染者数は、約108万人と推定。ほとんどは無症候性キャリア。

∗ 西日本に多いが、最近の調査で地域の拡散があること、減少が緩慢 である。

∗ 感染経路は、母子感染が約6割以上を占めるほか、2割程度が性感染 症による。

①母子感染(キャリアの母親から子どもへの感染率:長期母乳(6か 月以上)で約20%、断乳(人工乳)した場合、約3~6%に低下)

②性感染(主にキャリア男性から女性に、結婚後2年で20%程度の確率 で感染するとされる)

③血液感染(1986年から献血時の抗体検査導入、現在はない)

HTLV-1感染症について

これだけ覚 える!

HTLV-1感染症について

出生数 出生数 出生数

出生数 陽性(キャリア)陽性(キャリア)陽性(キャリア)陽性(キャリア)

率率 率率

母子感染率 母子感染率母子感染率

母子感染率 ATL発症発症発症発症

全国 100万人 2000人

0.2%)

60人

(キャリアの3%)

3人

(母子感染者の5%)

奈良県 1万人 20人 0.6人 0.03人 これだけ覚

える!

HTLV-1抗体検査の進め方

スクリーニング検査

(PA法またはEIA法)

妊婦健康診査における HTLV-1抗体検査

妊娠30週頃まで

確定検査

(WB法)

保険診療で行う

結果の説明、栄養方法 の選択等について説明 妊娠35週頃まで

児の3歳時以降の HTLV-1抗体検査の

受診等について説明 退院時または

1か月健診時

児のHTLV-1抗体検査 3歳時以降

陽性の場合

陽性の場合又は判定保留

児の栄養方法の決定

(判定保留の場合は対策を 希望する場合のみ)

HTLV-1 感染予防対策協議会で行うこと

1. キャリアの方の相談窓口の設定

2. 陽性者のカウセリングを実施する医療機関への紹介システ ムを整備する

3. キャリアの方の相談窓口として地域で血液内科医、神経内 科医を指定して、 ATL 、 HAM への相談対応を行う

4. キャリアの母親から産まれた児のフォロ体制、フォロー アップする医療機関の指定

5. 従事者の研修

6. 協議会のメンバーとしては、産科、小児科、血液内科、神 経内科等医師

これを実施 する!

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