9. エクスポートツールの使用
9.2 エクスポートツールで保存できるデータとファイル
r 9.4 コマンドリファレンス
r 9.5 無効なモニタリングデータの原因
9.1 エクスポートツールを利用するための準備
エクスポートツールを利用するための準備について説明します。
関連項目
• 9.1.1 エクスポートツールの要件
9.1.1 エクスポートツールの要件
エクスポートツールを利用するには、次の 4 つが必要です。
WindowsコンピュータまたはUNIX®コンピュータ
エクスポートツールは、Windows コンピュータまたは UNIX コンピュータ上で稼働します。ただし、
Windows および UNIX の種類には制限があります。エクスポートツールは、Storage Navigator がサ ポートしていない種類の Windows コンピュータおよび UNIX コンピュータでは利用できません。
Storage Navigator がサポートしている Windows コンピュータおよび UNIX コンピュータの種類に ついては、マニュアル『
Hitachi Device Manager - Storage Navigator ユーザガイド
』を参照して ください。Java Runtime Environment(JRE)
エクスポートツールを利用するには、Windows コンピュータまたは UNIX コンピュータに Java Runtime Environment(JRE)をインストールする必要があります。例えば、Storage Navigator が 稼働しているコンピュータにはすでに JRE がインストールされているので、エクスポートツールを インストールして利用できます。もし Storage Navigator がインストールされていなくても、一定 のバージョンの JRE がインストールされているコンピュータなら、エクスポートツールをインス トールして利用できます。
ヒント エクスポートツールを利用するために必要となる JRE のバージョンは、Storage Navigator を利用する ために必要となる JRE のバージョンと同じです。具体的なバージョン番号については、マニュアル『Hitachi Device Manager - Storage Navigator ユーザガイド』を参照してください。
エクスポートツール専用のユーザID
エクスポートツールを利用したい場合は、あらかじめエクスポートツール専用のユーザ ID(ユーザ アカウント)を作成しておく必要があります。エクスポートツール専用のユーザ ID には、ストレー ジ管理者(パフォーマンス管理)のロールだけを割り当ててください。ストレージシステムの管理 のため、ストレージ管理者(パフォーマンス管理)ロール以外のロールをエクスポートツール専用 のユーザ ID に割り当てないことを推奨します。ストレージ管理者(パフォーマンス管理)のロール が割り当てられたユーザは次の操作ができます。
• モニタリングデータをファイルに保存する
• モニタ間隔を変更する
• setサブコマンドを使用してモニタリングを開始・停止する
ユーザの作成方法については、マニュアル『
Hitachi Device Manager - Storage Navigator ユーザ ガイド
』を参照してください。エクスポートツールのプログラム
エクスポートツールは、プログラムプロダクト用のメディアに格納されています。エクスポート ツールを Windows コンピュータ、UNIX コンピュータにインストールします。
注意 エクスポートツールは、Storage Navigator ソフトウェアに対応したものを使用する必要があります。
Storage Navigator ソフトウェアを交換した場合は、対応する Host PP ディスクに格納されたエクスポートツー ルを再度インストールしてください。エクスポートツールのバージョンは、Host PP ディスクに格納されている Readme.txt に記載されています。
関連項目
• 9.1.2 エクスポートツールを Windows コンピュータにインストールする
• 9.1.3 エクスポートツールを UNIX コンピュータにインストールする
9.1.2 エクスポートツールを Windows コンピュータにインストール
する
1. Windows コンピュータ上で、エクスポートツールのプログラムを格納するためのディレクトリを 新たに 1 つ作成します。
2. プログラムプロダクト用のメディアをコンピュータに挿入します。
3. メディアの\program\monitor\winディレクトリからexport.EXEという自己解凍型アーカ イブファイルを探して、先ほど作成したディレクトリにコピーします。
4. Windows コンピュータ上で、export.EXEをダブルクリックして実行します。
エクスポートツールがインストールされて、新たにexportという名前のディレクトリが作成 されます。
エクスポートツールのプログラムは、Java のクラスファイル形式となっており、export\lib ディレクトリにあります。
メモ exportディレクトリには幾つかのファイルが作成されます。これらのファイルのうち、
runUnix.batファイルは不要なので削除することをお勧めします。
9.1.3 エクスポートツールを UNIX コンピュータにインストールする
1. UNIX コンピュータ上で、エクスポートツールのプログラムを格納するためのディレクトリを新 たに 1 つ作成します。
2. プログラムプロダクト用のメディアをマウントします。
3. メディアの/program/monitor/UNIXディレクトリからexport.tarというアーカイブファ イルを探して、先ほど作成したディレクトリにコピーします。
4. UNIX コンピュータ上で、コピーしたアーカイブファイルを解凍します。
解凍先ディレクトリにエクスポートツールがインストールされます。
エクスポートツールのプログラムは、Java のクラスファイル形式となっており、libディレク トリにあります。
メモ 解凍先ディレクトリには幾つかのファイルが作成されます。これらのファイルのうち、runWin.bat ファイルは不要なので削除することをお勧めします。
9.2 エクスポートツールで保存できるデータとファイ ル
エクスポートツールでは、[性能モニタ]画面のモニタリングデータと、リモートコピー関連のモニ タリングデータをファイルに保存できます。データは、通常は ZIP 形式のファイルに圧縮されます。
または、ZIP ファイルに圧縮しないで、データを直接 CSV ファイルに保存することもできます。
性能モニタの各画面とエクスポートツールで保存できるデータの対応を次の表に示します。保存さ れる ZIP ファイルと CSV ファイルについては、「参照先」欄に示した表を参照してください。今後の エンハンスによって、モニタ項目が追加されたり項目が変更されたりします。この場合、出力され るファイルが追加されたり、新たなモニタ項目が出力ファイル内の右端に追加されたりすることが あります。
保存されるデータの値は、すべてモニタ間隔当たりの平均値です。 モニタ間隔は、1~15 分([モ ニタスイッチ編集]画面で設定できます)となります。
画面の操作 データの種類 参照先
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[パリティグループ]
を選択する
パリティグループ(または外部ボリュームグループ) 9.2.1 9.2.2
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[論理デバイス(基 本)]を選択する
パリティグループ(または外部ボリュームグループ内)のボリュー ム、または仮想ボリューム
9.2.1 9.2.3 9.2.15
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[論理デバイス(TC/
GAD)]を選択する
TrueCopy および global-active device によるリモートコピー(特 定 CU に属するボリュームごと)
9.2.10
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[論理デバイス(UR)] を選択する
Universal Replicator によるリモートコピー(特定 CU に属するボ リュームごと)
9.2.14
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[キャッシュ]を選択 する
キャッシュメモリの利用率、書き込み待ち率 9.2.1
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[コントローラ]を選 択する
MP の稼働率 9.2.1
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[ファイバポート]を 選択する
ポート 9.2.4
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[LUN(基本)]を選択 する
LU 9.2.6
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[LUN(TC/GAD)]を選 択する
TrueCopy および global-active device によるリモートコピー(ボ リューム(LU)ごと)
9.2.9
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[LUN(UR)]を選択す る
Universal Replicator によるリモートコピー(ボリューム(LU)
ごと)
9.2.13
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[WWN]を選択する
接続しているすべてのポートのホストバスアダプタ 9.2.7
画面の操作 データの種類 参照先
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[ジャーナル]を選択 する
Universal Replicator によるリモートコピー(ジャーナルごと) 9.2.12
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[ストレージシステム 全体(TC/GAD)]を選択す る
TrueCopy および global-active device によるリモートコピー(ボ リューム全体)
9.2.8
[性能モニタ]画面の[モ ニタ項目]にある[項目]
で、[ストレージシステム 全体(UR)]を選択する
Universal Replicator によるリモートコピー(ボリューム全体) 9.2.11
9.2.1 リソース利用状況および書き込み待ち率関連のファイル
ZIPファイル CSVファイル ファイルに格納されるデータ
PhyPG_dat.ZIP PHY_PG.csv パリティグループの稼働率
PhyLDEV_dat.Z IP
PHY_LDEV_x-y.csv パリティグループ x-y に属するボリュームの利用率 PHY_LDEV_SI_xy.csv パリティグループ x-y に属する ShadowImage ボ
リュームの稼働率 PhyExG_dat.ZI
P
PHY_ExG_Response.csv VSP G100, G200, G400, G600, G800 内のボリューム グループにマッピングされている外部ストレージシ ステムのボリュームについて、ボリュームグループご との平均レスポンスタイム(単位はミリ秒※) PHY_ExG_Trans.csv VSP G100, G200, G400, G600, G800 にマッピングさ
れている外部ストレージシステムのボリュームにつ いて、ボリュームグループごとのデータ転送量(単位 は KB/秒)
PHY_ExG_Read_Response.c sv
VSP G100, G200, G400, G600, G800 内のボリューム グループにマッピングされている外部ストレージシ ステムのボリュームについて、ボリュームグループご との読み込み平均レスポンスタイム(単位はミリ秒
※) PHY_ExG_Write_Response.
csv
VSP G100, G200, G400, G600, G800 内のボリューム グループにマッピングされている外部ストレージシ ステムのボリュームについて、ボリュームグループご との書き込み平均レスポンスタイム(単位はミリ秒
※)
PHY_ExG_Read_Trans.csv VSP G100, G200, G400, G600, G800 にマッピングさ れている外部ストレージシステムのボリュームにつ いて、ボリュームグループごとの読み込みデータ転送 量(単位は KB/秒)
PHY_ExG_Write_Trans.csv VSP G100, G200, G400, G600, G800 にマッピングさ れている外部ストレージシステムのボリュームにつ いて、ボリュームグループごとの書き込みデータ転送 量(単位は KB/秒)