2 インストールとセットアッ プ
2.3 PFM - Agent for Virtual Machine のシステム構成の変更 2.4 PFM - Agent for Virtual Machine の運用方式の変更
2.1.1 インストールとセットアップの前に
PFM - Agent for Virtual Machine
をインストールおよびセットアップする前に確認して おくことを説明します。(1) 前提 OS
PFM - Agent for Virtual Machine
が動作するOS
を次に示します。•
Windows Server 2003
(2) ネットワークの環境設定
Performance Management
が動作するためのネットワーク環境について説明します。(a)IPアドレスの設定
PFM - Agent
のホストは,ホスト名でIP
アドレスが解決できる環境を設定してください。IPアドレスが解決できない環境では,PFM - Agentは起動できません。
監視ホスト名(Performance Managementシステムのホスト名として使用する名前)に は,実ホスト名またはエイリアス名を使用できます。
• 監視ホスト名として実ホスト名を使用している場合
Windows
システムではhostname
コマンドの実行結果で,UNIXシステムではuname -n
コマンドの実行結果で確認できるホスト名で,IPアドレスが解決できるように環境設定をしてください。
UNIX
システムでは,hostnameコマンドで取得するホスト名を使用することもでき ます。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の「5.3.3 Performance Managementシステムでのホスト名の設定」
を参照してください。
• 監視ホスト名としてエイリアス名を使用している場合
設定しているエイリアス名で
IP
アドレスが解決できるように環境設定をしてくださ い。監視ホスト名の設定については,マニュアル「JP1/Performance Management システム 構築・運用ガイド」の「5.3.3 Performance Managementシステムでのホスト名の設 定」を参照してください。
ホスト名と
IP
アドレスの設定は,次のどれかの方法で行ってください。2.
インストールとセットアップ•
Performance Management
のホスト情報設定ファイル(jpchostsファイル)•
hosts
ファイル•
DNS(Domain Name System)
! !
! !
注意事項• Performance Managementは,DNS環境でも運用できますが,FQDN(Fully Qualified Domain Name)形式のホスト名には対応していません。Windowsの場合はhostname コマンド,UNIXの場合はuname -nコマンドで確認できるホスト名には,ドメイン名を 除いたものを使用してください。
• Performance Managementは,DHCPによる動的なIPアドレスが割り振られているホ スト上で運用できません。Performance Managementを導入するすべてのホストに,固 定のIPアドレスを設定する必要があります。
• 複数のLAN環境で使用する場合は,jpchostsファイルでIPアドレスを設定してくだ さい。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運 用ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してくださ い。
• 監視対象の仮想環境に対して,ホスト名でIPアドレスを解決できるようにしてください。
(b) ポート番号の設定
Performance Management
プログラムのサービスは,デフォルトで次の表に示すポート 番号が割り当てられています。これ以外のサービスまたはプログラムに対しては,サー ビスを起動するたびに,そのときシステムで使用されていないポート番号が自動的に割 り当てられます。また,ファイアウォール環境で,Performance Managementを使用す るときは,ポート番号を固定してください。ポート番号の固定の手順は,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」のインストールとセット アップについて説明している章を参照してください。
表
2-1 デフォルトのポート番号と Performance Management
プログラムのサービス サービス説明 サービス名 パラメーター ポート番号 備考サービス構成情 報管理機能
Name Server jp1pcnsvr 22285 PFM - ManagerのName Serverサービスで使用される ポート番号。Performance Managementのすべてのホスト で設定される。
NNM連携機能 NNM Object
Manager jp1pcovsvr 22292 PFM - ManagerおよびPFM - BaseのNNM連携機能で,
マップマネージャーとオブジェ クトマネージャーの間の通信で 使用されるポート番号。PFM - ManagerおよびPFM - Baseが インストールされているホスト で設定される。
2.
インストールとセットアップ34
(凡例)
−:なし
これらの
PFM - Agent
が使用するポート番号で通信できるように,ネットワークを設定してください。
(c)
SSL
利用の設定PFM - Agent for Virtual Machine
は,ネットワークを通して仮想環境のパフォーマンス データを取得します。このとき,PFM - Agent for Virtual Machineと仮想環境間の通信 をSSL
によって暗号化できます。SSL
を利用した通信を有効にするかどうかは,仮想環境側で設定します。設定方法につ いては,仮想環境ソフトウェアのマニュアルを参照してください。また,PFM - Agent for Virtual Machineのセットアップ時に,SSLを利用するかどうか を仮想環境の設定に合わせて設定する必要があります。SSL利用の設定は,インスタン ス環境の設定時に設定します。詳細については,「2.1.4(2) インスタンス環境の設定」
を参照してください。
(3) インストールに必要な OS ユーザー権限について
PFM - Agent for Virtual Machine
をインストールするときは,必ず,Administrators権 限を持つアカウントで実行してください。(4) 前提プログラム
ここでは,PFM - Agent for Virtual Machineをインストールする場合に必要な前提プロ サービス状態管
理機能
Status
Server jp1pcstatsvr 22350 PFM - ManagerおよびPFM - BaseのStatus Serverサービス で使用されるポート番号。
PFM - ManagerおよびPFM - Baseがインストールされている ホストで設定される。
監視コンソール 通信機能
View Server jp1pcvsvr 22286 PFM - ManagerのView Server サービスで使用されるポート番 号。PFM - Managerホストで設定さ れる。
Webサービス機 能
Web Service − 20358 PFM - Web ConsoleのWeb Serviceサービスが使用する ポート番号。
Webコンテナ機 能
Web Console − 20359
20360 PFM - Web ConsoleのWeb Consoleサービスが使用する ポート番号。
サービス説明 サービス名 パラメーター ポート番号 備考
2.
インストールとセットアップグラムを説明します。プログラムの構成図を次に示します。
図
2-1 プログラムの構成図
(a) 仮想環境に必要なプログラム
仮想環境に必要なプログラムを次に示します。次のどちらかのプログラムが必要です。
•
VMware Infrastructure 3.0(ESX Server 3.0)
•
VMware Infrastructure 3.5(ESX Server 3.5,ESX Server 3i)
(b)
Performance Management
プログラム必要な
Performance Management
プログラムを次の表に示します。表
2-2 必要な Performance Management
プログラム 対象ホスト 必要なPerformance Managementプログラム
前提バージョン
監視マネージャー PFM - Manager※1 08-00以降 監視エージェント PFM - Agent for Virtual Machine 08-51
PFM - Manager※2 08-50-03以降 PFM - Base※1※3 08-50-03以降 監視コンソールサーバ PFM - Web Console※4 08-00以降
2.
インストールとセットアップ36
注※1
監視マネージャーホストと監視エージェントホストを別ホストで構成する場合に必要です。
注※2
監視マネージャーホストと監視エージェントホストを同一ホストで構成する場合に必要です。
注※3
同一ホストに複数のPFM - Agentをインストールする場合でも,PFM - Baseは一つだけでかま いません。
注※4
どちらか一方をインストールしてください。
(5) 仮想環境側で起動が必要なツールについて
VMware
上で稼働する仮想マシンの情報を監視する前に,監視対象の仮想マシン上でvmware-tools
を起動させてください。(6) クラスタシステムでのインストールとセットアップについて
クラスタシステムでのインストールとセットアップは,前提となるネットワーク環境や プログラム構成が,通常の構成のセットアップとは異なります。また,実行系ノードと 待機系ノードでの作業が必要になります。詳細については,「3. クラスタシステムでの 運用」を参照してください。
(7) 注意事項
ここでは,Performance Managementをインストールおよびセットアップするときの注 意事項を説明します。
(a) 環境変数に関する注意事項
JPC_HOSTNAME
環境変数は,Performance Managementで使用していますので,環 境変数として設定しないでください。誤って設定した場合は,PerformanceManagement
が正しく動作しません。(b) 同一ホストに
Performance Management
プログラムを複数インストール,セット アップするときの注意事項Performance Management
は,同一ホストにPFM - Manager,PFM - Web Console,
および
PFM - Agent
をインストールすることもできます。その場合の注意事項を次に示します。
•
PFM - Manager
とPFM - Agent
を同一ホストにインストールする場合,PFM - Base は不要です。この場合,PFM - Agentの前提プログラムはPFM - Manager
になるたPFM - View※4 07-00以降
対象ホスト 必要なPerformance Management プログラム
前提バージョン
2.
インストールとセットアップめ,PFM - Managerをインストールしてから PFM - Agentをインストールしてくだ さい。
•
PFM - Base
とPFM - Manager
は同一ホストにインストールできません。PFM - Base
とPFM - Agent
がインストールされているホストにPFM - Manager
をインストール する場合は,PFM - Web Console以外のすべてのPerformance Management
プログ ラムをアンインストールした後にPFM - Manager, PFM - Agent
の順でインストール してください。また,PFM - Manager とPFM - Agent
がインストールされているホ ストにPFM - Base
をインストールする場合も同様に,PFM - Web Console以外のす べてのPerformance Management
プログラムをアンインストールした後にPFM - Base,PFM - Agent
の順でインストールしてください。•
PFM - Manager
がインストールされているホストにPFM - Agent
をインストールす ると,接続先PFM - Manager
はローカルホストのPFM - Manager
になります。この 場合,接続先PFM - Manager
をリモートホストのPFM - Manager
に変更できませ ん。リモートホストのPFM - Manager
に接続したい場合は,インストールするホストに
PFM - Manager
がインストールされていないことを確認してください。•
PFM - Agent
がインストールされているホストにPFM - Manager
をインストールす ると,PFM - Agentの接続先PFM - Manager
は自ホスト名に設定し直されます。共 通メッセージログに設定結果が出力されています。結果を確認してください。•
PFM - Web Console
がインストールされているホストに,PFM - Agentをインストー ルする場合は,ブラウザーの画面をすべて閉じてからインストールを実施してくださ い。•
Performance Management
プログラムを新規にインストールした場合は,ステータス 管理機能がデフォルトで有効になります。ただし,07-50から08-00
以降にバージョ ンアップインストールした場合は,ステータス管理機能の設定状態はバージョンアッ プ前のままとなります。ステータス管理機能の設定を変更する場合は,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,Performance
Management
の障害検知について説明している章を参照してください。ポイント
システムの性能や信頼性を向上させるため,PFM - Manager,PFM - Web Console,および
PFM - Agentはそれぞれ別のホストで運用することをお勧めします。
(c) バージョンアップの注意事項
古いバージョンの
PFM - Agent
からバージョンアップする場合の注意事項を次に示しま す。•