アンテナパラメータを設定します。
④
③
①
②
⑤ ① アンテナ名
アンテナ名を選択します。
MEMO: 4600/5800/R8 受信機は、アンテナ名を変更できませ ん。
② アンテナ高測定位置
アンテナ高測定位置を選択します。
MEMO: 右側▼ボタンを押すと、アンテナ名に対するアンテナ高 測定位置リストを表示します。
③ アンテナ高
アンテナ高を入力します。
MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナ高リスト を表示します。
④ シリアル番号
アンテナシリアル番号を入力します。
MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナシリアル リストを表示します。
MEMO: 4600/5800/R8アンテナシリアル番号は受信機から取得 し、画面に表示します。
⑤ OKボタンで設定内容を確定し、初期化開始へ進みます。
1) アンテナ入力項目
入力項目 方法 範囲
アンテナ名 選択 アンテナ名リストから選択。
アンテナシリアル 選択 数値
既に入力したアンテナシリアルから選択(スタック数:10)
0〜9の数値 (8文字) アンテナ高 選択
数値
既に入力したアンテナ高から選択(スタック数:10)
アンテナ高測定位置 選択 アンテナ名により異なります。
後処理測量・キネマティック測量(移動局)
DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2) アンテナ高測定位置
アンテナ高測定位置は、選択アンテナ名により異なります。ここでは、Zephyr アンテナを例に取りアンテナ高測定位 置を説明します。
アンテナ高測定位置 説明(入力値)
公称アンテナ位相中心 マーカーからアンテナ底面までの高さに、アンテナ位相中心までの補正量(0.046m)を加 えた値。
アンテナ底面 マーカーからアンテナ底面までの高さ。
ノッチの上 マーカーからアンテナノッチの上までの斜距離。
ノッチの上 アンテナ底面
公称アンテナ位相中心 = アンテナ底面 + 補正量
後処理測量・キネマティック測量(移動局)
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1.4-4
メニュー構成キネマティック測量(移動局)のメニュー構成は以下のとおりです。
設 定
アンテナ設定 通信設定
観測 [条 件] 設定
データレコーダを外す 観測中にデータレコーダを受信機から外します。
観測終了 現在観測中のモードを停止します。
ツール
受信機ファイル一覧 受信機内の後処理ファイル管理を起動します。
スカイプロット スカイプロットを起動します。
観測計画 観測計画を起動します。
受信機バージョン 受信機バージョン情報を表示します。
アンテナ設定へのショートカット
後処理測量・キネマティック測量(移動局)
DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-5
初期化開始キネマティック測量(移動局)観測の初期化を開始します。
①-1
①
②
MEMO: キネマティック測量では、必ず初期化してください。
キネマティック測量中、受信衛星数が、最低観測衛星 数を下回ると、
初期化画面へ自動的
に進みます。初期化後再度観測してください。
① 観測点名
観測点名を入力します。
文字入力 ①-1 右▲をタップし、
「efit KeyPad」
を選択すると、インプットパネルを表示します。観測点名入力後、①-1 ボタンを押すとインプットパネルは元に戻ります。
② 開始ボタン
開 始ボタンで観測を開始します。
MEMO: 以下の条件を満足すると観測が可能となり、開 始ボタ ンを選択できます。条件を満たさない場合は、開 始ボ タンを選択できません。
条件: 衛星と時刻同期得られた場合。
条件: 取得衛星数が設定衛星数を上回った場合。
MEMO: 衛星と時刻同期が得られると、時計表示が「秒」まで表 示します。
設定衛星数の変更は、観測 [条 件] 設定を参照し てください。
Reconを受信機から外します。
④
③
観測したまま、受信機からReconを取り外します。
③ メニューÎ設定 を選択
④ データレコーダを外す を選択
MEMO: 観測中Reconを受信機から取り外すことにより、Recon のバッテリー消費量を削減できます。
MEMO: 受信機へ再接続する際は、再度、後処理測量を起動し てください。
キネマティック測量の初期化を終了するには、初期化終了を参照して ください。
後処理測量・キネマティック測量(移動局)
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1.4-6
初期化終了キネマティック測量(移動局)の初期化を終了します。
① 移 動ボタン
キネマティック測量の初期化を終了し、観測開始へ進みます。
MEMO: 移動中、受信機の電源は切らないで下さい。
MEMO: 移 動ボタンを押すと点名をインクリメントし、次の点の 観測開始待ち状態へ変更します。
指定時間初期化する前に移 動ボタンを押すと警告メ ッセージを表示します。
①
1) 初期化終了時確認メッセージ
クエスチョン 現在の観測は、設定時間を満たしておりません。
次の点に移動してもよろしいですか?
対策 指定観測時間、初期化観測するまでお待ち下さい。
2) 画面説明
① 残り時間
キネマティック測量の残り観測時間を表示します。
② 観測時間
キネマティック測量の観測時間を表示します。
③ 観測エポック数
観測開始からのエポック数を表示します。
④ 後処理観測 観測割合(%)
キネマティック測量の観測割合を(%)で表示します。
⑤ PDOP値
⑥ 衛星数
単独測位衛星数を表示します。
⑦ 時刻(日本時間)
⑧ 受信機電源残量(%)
⑦
⑧
⑨
④
⑤
⑥
③
②
①
⑨ 受信機電源使用ポート
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1.4-7
観測開始キネマティック測量(移動局)の観測を開始します。
①-1
①
②
MEMO: キネマティック測量では、必ず初期化してください。
キネマティック測量中、受信衛星数が、最低観測衛星 数を下回ると、
初期化画面へ自動的
に進みます。初期化後再度観測してください。
① 観測点名
観測点名を入力します。
文字入力 ①-1 右▲をタップし、
「efit KeyPad」
を選択すると、インプットパネルを表示します。観測点名入力後、①-1 ボタンを押すとインプットパネルは元に戻ります。
② 開始ボタン
開 始ボタンで観測を開始します。
MEMO: 以下の条件を満足すると観測が可能となり、開 始ボタ ンを選択できます。条件を満たさない場合は、開 始ボ タンを選択できません。
条件: 衛星と時刻同期得られた場合。
条件: 取得衛星数が設定衛星数を上回った場合。
MEMO: 衛星と時刻同期が得られると、時計表示が「秒」まで表 示します。
設定衛星数の変更は、観測 [条 件] 設定を参照し てください。
次の点へ移動するには、観測点移動を参照してください。
キネマティック測量の終了するには、観測終了を参照してくださ い。
後処理測量・キネマティック測量(移動局)
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1.4-8
観測点移動キネマティック測量(移動局)の観測を終了(次の点へ移動)します。
① 移 動ボタン
観測を終了し次の点へ移動します。
MEMO: 移 動ボタンを押すと点名をインクリメントし、次の点の 観測開始待ち状態へ変更します。
指定時間観測する前に移 動ボタンを押すと警告メッセ ージを表示します。
設定エポック数の観測を完了すると、②メッセージ表示 領域に「キネマティック測量完了です」とメッセージを表 示します。
①
②
1.4-9
観測終了キネマティック測量(移動局)を 終了/ロギングを停止 します。
① 観測終了
又は、①-1ボタンを押す。
終了確認メッセージで は い でロギングが停止し、プログラムも終 了します。
①-1
①
1) プログラム終了時確認メッセージ
クエスチョン プログラムを終了しますか?
警告 後処理観測の設定内容が更新されてないため、後処理プログラムを終了できません。
変更内容を更新してください。
対策 更 新 ボタンを押し設定内容の更新し、観測を終了してください。。
後処理測量・キネマティック測量(移動局)
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1.4-10
エラー/警告メッセージ1) 観測前チェック(開始ボタン押された時)
警告 観測点名を入力してください。
対策 観測点名が入力されていません。観測点名を入力してください。
警告 「観測点名」に不正な文字が含まれています。再度確認してください。
「観測点名」で利用できる文字は、「半角英数カナ文字」と「一部の記号」です。
「漢字・大文字のかな・カタカナ」は利用できません。
対策 適切な文字で、観測点名を入力しなおしてください。
警告 受信機内にメモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)が正しく装着されていない恐れがあります。
確認後、プログラムを実行してください。
内容 メモリ容量0の場合
対策 受信機のメモリカード(コンパクトフラッシュメモリなど)を装着しなおしてください。
警告 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)残量が少なくなりました。不用なデータを削除 し、プログラムを実行してください。
内容 残り観測可能時間が30分未満になった場合に表示します。
対策 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)の不要な観測データファイルを削除、または、
ゴミ箱を空にしてください。
警告 4700受信機内のファイル数が42以上あるため、後処理観測を行うことができません。
不要なファイルを削除してください。
対策 受信機内の不要な観測データファイルを削除、または、ゴミ箱を空にしてください。
2) 観測中
警告 観測衛星数不足を検出しました。キネマティック測量[ 初期化 ]を行ってください。
対策 メッセージに従い初期化画面へ進んで、キネマティック測量の初期化をしてください。
警告 データレコーダの解放は、キネマティック測量 < 初期化中 >のみです。その他の状態ではデ ータレコーダを外すことが出来ません。
対策 キネマティック測量(移動局)観測中は受信機からReconを外せません。