efit
+
GPS 静止/高速静止観測
使用説明書
はじめに・はじめにお読み下さい GPS 静止/高速静止観測
I
はじめに
1.1
はじめにお読み下さい
本取り扱い説明書内の至る箇所にショートカットを設定しております。 以下に「移動」/「戻る」方法について示します。1.1-1
移動方法 文章中にジャンプ(移動)する方法を 2 通り用意しました。 1. しおり 画面左側に「しおり」を表示します。目的の箇所へしおりでジャンプ(移動)できます。 2. ショートカット 画面中の青い文字 をクリックすると目的の箇所へジャンプ(移動)できます。1.1-2
戻る 「戻る」方法は、 ここをクリックしてください。 上記ショートカットボタンがツールバーに無い場合、 メニュー ウィンドウ(W) +メニューバー(T) +ナビゲーション(N) +表示の履歴(H) を選択してください。はじめに・Recon について GPS 静止/高速静止観測
2
Reconについて
この度は、「efit+ GPS 静止/高速静止観測」をお買い求めいただきまして、誠に有難うございます。 この説明書は、「efit+ GPS 静止/高速静止観測」の使用者のために書かれたものです。製品をご使用になる前に、本 説明書を良くお読みになり、正しくお使い下さい。 また、本プログラムは Recon 上で動作しますので、Recon 本体の説明書もご覧の上ご使用下さい。 本書にある会社名および製品名はそれぞれ各社の商標です。 Recon は TDS の登録商標です。 Pocket PC は米国マイクロソフト社の米国及びその他の国における登録商標です。 ActiveSync は米国マイクロソフト社の米国及びその他の国における登録商標です。はじめに・インストール GPS 静止/高速静止観測
2.1
インストール
Recon へ efit+(GPS) をインストールします。
MEMO: 製品には、efit+(GPS)がインストールされた状態で出荷されます。このため、初めて efit+(GPS)をご利用にな
られる場合は、プログラムをインストールする必要はありません。 プログラムバージョンアップ時には、以下の手順で efit+(GPS)を再インストールしてください。 はじめに、Reconのソフトリセットを行い、Recon再起動後にインストール作業を開始してください。 ① 付属 CD-ROM をパソコンへ挿入します。 ② マイコンピュータから付属 CD-ROM を挿入したドライブを選択 します。 ③ Install.exe をダブルクリックします。 ④ インストールを行うパッケージを選択します。
MEMO: Recon と PC を ActiveSync で連動しておく必要がありま
す。ActiveSync については、付属のスタートアップガイ ドをご覧ください。 ⑤ 選択ボタンを押します。 ③ ② ④ ⑤
はじめに・インストール GPS 静止/高速静止観測 インストール確認画面が表示されます。 はいボタンを押します。 インストール中は、インストール状況が表示されます。 インストールが終了すると、終了確認画面が表示されます。 インストール後、Reconのソフトリセットを行うと、スタート画面にefit+(GPS)の起動アイコンが表示されます。 アイコンをタップすると、efit+(GPS)が起動します。 MEMO: インストール後、バックアップを行うことを推奨します。 バックアップについては、付属のスタートアップガイドを ご覧ください。
はじめに・リセット GPS 静止/高速静止観測
2.2
リセット
2.2-1
ソフトリセット ソフトリセットとは、ドライバインストール後や、プログラムハング時に Recon をリセットさせる機能です。 MEMO:ソフトリセット後もインストールプログラムは保持
されます。 ① 電源ボタン電源ボタンを押し続けて
ください。約 5 秒程度
押します。 左画面表示後、電源ボタンを押すのを止めてください。左下の画 面へ進みます。 ① ① ソフトリセット ソフトリセットボタンでReconの初期化を開始します。 以上でソフトリセットは完了です。はじめに・リセット GPS 静止/高速静止観測
2.2-2
ハードリセット ハードリセットとは、Recon を工場出荷状態に戻す機能です。 重要: ハードリセット後は、インストールプログラムは破棄
されます。バックアップ
内容を必ず復元
してくださ い。 ① 電源ボタン+スタートメニューボタン「電源ボタン」と「スタートメニューボタン」を同時に押し
続けて
ください。約 5 秒程度
押します。 左画面表示後、さらにボタンを押し続けると Recon をハードリセット します。 ① ハードリセット後、バックアップデータを復元するか確認メッセージを表 示します。 ① は いボタン バックアップデータを復元します。 重要:必ずバックアップデータを復元して
ください。バッ クアップデータを復元しませんと、プログラムを起動で きません。 ① OKボタン ソフトリセットします。 MEMO: バックアップデータ復帰後、必ず Recon を再起動(ソフト リセット)してください。 MEMO: ハードリセット後、Recon システム時計の再設定が必要 です。 システム時計の再設定は、衛星を補足した受信機へ 接続し、観測プログラムを起動してください。プログラム 起動後、受信機内時計に同期します。 以上でハードリセットは完了です。 ①はじめに・起動・終了 GPS 静止/高速静止観測
2.3
起動・終了
2.3-1
起動 ① 電源ボタンを押します。 ② ここをタップすると efit+(GPS)が起動します。 ②2.3-2
終了 efit+(GPS)を終了します。 ① メニューÎシステム終了 を選択します。MEMO: Recon の電源 OFF は電源ボタンを押します。
MEMO: Recon 動作中に電源ボタンを長押し(1 秒)すると画面
照明を ON/OFF できます。
はじめに・初回起動時に… GPS 静止/高速静止観測
2.4
初回起動時に…
ご購入後はじめて Recon を起動し efit+(GPS)のアイコンをタップしますと、「認証番号登録」画面を表示します。認証 番号を入力してください。 認証番号は Recon パッケージに同封しています。同封認証番号を正確に入力してください。 ① ① 認証番号入力 半角数字で 20 桁の認証番号を入力します。 認証番号を入力するには以下の画面を参照してください。 認証番号を入力するには、 ① ▲ボタン ▲をタップします。 ② efit KeyPad(ABC) 「efit KeyPad(ABC)」を選択し入力してください。 MEMO: その他のインプットパネルでは、大文字数字が入力さ れる場合があり、正しくパスコードが認識されない恐れ があります。 認証番号入力後 ① ボタン インプットパネルを閉じます。 ② OK ボタン OK ボタンで認証番号を確定します。 ① ② ① ②はじめに・バージョン表示 GPS 静止/高速静止観測
2.5
バージョン表示
2.5-1
起動方法 ① ユーティリティモード を選択 ② バージョン表示 を選択 バージョン情報画面へ進みます。 ①2.5-2
バージョン情報画面 ① バージョン情報 efit+(GPS)のバージョン情報を表示します。 ①後処理測量 GPS 静止/高速静止観測
II
観測
1
後処理測量
後処理測量は、「静止測量」/「高速静止測量」/「キネマティック測量(基準局/移動局)」を意味します。 対応受信機:4600/4700/5700/5800/R7/R8 後処理測量結果(観測データ)は受信機内に作成します。(Recon 内には作成されません) ① ① アイコンをタップすると efit+(GPS)が起動します。 ① 行う測量に対応するボタンを押します。 ①後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測
1.1
静止測量
1.1-1
起動方法 ① 静止測量のボタンを押します。 ① OK ボタン OKボタンで受信機ÙRecon間の通信初期化を行い、アンテナ設 定へ進みます。 MEMO: 受信機と Recon をケーブルで接続してください。 Bluetooth 利用時は、受信機の電源が入っているのを 確認し、OK ボタンを押します。 Bluetoothの設定はBluetoothを参照してください。 ① ①後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測
1.1-2
アンテナ設定 アンテナパラメータを設定します。 ④ ③ ① ② ⑤ ① アンテナ名 アンテナ名を選択します。 MEMO: 4600/5800/R8 受信機は、アンテナ名を変更できませ ん。 ② アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置を選択します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、アンテナ名に対するアンテナ高 測定位置リストを表示します。 ③ アンテナ高 アンテナ高を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナ高リスト を表示します。 ④ シリアル番号 アンテナシリアル番号を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナシリアル リストを表示します。 MEMO: 4600/5800/R8 アンテナシリアル番号は受信機から取得 し、画面に表示します。 ⑤ OKボタンで設定内容を確定し、観測開始へ進みます。 1) アンテナ入力項目 入力項目 方法 範囲 アンテナ名 選択 アンテナ名リストから選択。 アンテナシリアル 選択 数値 既に入力したアンテナシリアルから選択(スタック数:10) 0∼9 の数値 (8 文字) アンテナ高 選択 数値 既に入力したアンテナ高から選択(スタック数:10) アンテナ高測定位置 選択 アンテナ名により異なります。後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測 2) アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置は、選択アンテナ名により異なります。ここでは、Zephyr アンテナを例に取りアンテナ高測定位 置を説明します。 アンテナ高測定位置 説明(入力値) 公称アンテナ位相中心 マーカーからアンテナ底面までの高さに、アンテナ位相中心までの補正量(0.046m)を加 えた値。 アンテナ底面 マーカーからアンテナ底面までの高さ。 ノッチの上 マーカーからアンテナノッチの上までの斜距離。 ノッチの上 アンテナ底面 公称アンテナ位相中心 = アンテナ底面 + 補正量
後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測
1.1-3
メニュー構成 静止測量のメニュー構成は以下のとおりです。 設 定 アンテナ設定 通信設定 観測 [条 件] 設定 データレコーダを外す 観測中にデータレコーダを受信機から外します。 観測終了 現在観測中のモードを停止します。 ツール 受信機ファイル一覧 受信機内の後処理ファイル管理を起動します。 スカイプロット スカイプロットを起動します。 観測計画 観測計画を起動します。 受信機バージョン 受信機バージョン情報を表示します。 アンテナ設定へのショートカット後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測
1.1-4
観測開始 静止測量の観測を開始します。 ② ①-1 ① ① 観測点名 観測点名を入力します。 文字入力 ①-1 右▲をタップし、「efit KeyPad」
を選択すると、 インプットパネルを表示します。観測点名入力後、①-1 ボタンを押すとインプットパネルは元に戻ります。 ② 開始ボタン 開 始ボタンで観測を開始します。 MEMO: 以下の条件を満足すると観測が可能となり、開 始ボタ ンを選択できます。条件を満たさない場合は、開 始ボ タンを選択できません。 条件: 衛星と時刻同期得られた場合。 条件: 取得衛星数が設定衛星数を上回った場合。 MEMO: 衛星と時刻同期が得られると、時計表示が「秒」まで表 示します。 設定衛星数の変更は、観測 [条 件] 設定を参照し てください。 Recon を受信機から外します。 ④ ③ 観測したまま、受信機から Recon を取り外します。 ③ メニューÎ設定 を選択 ④ データレコーダを外す を選択MEMO: 観測中 Recon を受信機から取り外すことにより、Recon
のバッテリー消費量を削減できます。
MEMO: 受信機へ再接続する際は、再度、後処理測量を起動し
てください。
後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測 1) 画面説明 ① 残り時間 静止測量の残り観測時間を表示します。 ② 観測時間 静止測量の観測時間を表示します。 ③ 観測エポック数 観測開始からのエポック数を表示します。 ④ 後処理観測 観測割合(%) 静止測量の観測割合を(%)で表示します。 ⑤ PDOP 値 ⑥ 衛星数 単独測位衛星数を表示します。 ⑦ 時刻(日本時間) ⑧ 受信機電源残量(%) ⑨ 受信機電源使用ポート ⑦ ⑧ ⑨ ④ ⑤ ⑥ ③ ② ①
1.1-5
エラー/警告メッセージ 1) 観測前チェック(開始ボタン押された時) 警告 観測点名を入力してください。 対策 観測点名が入力されていません。観測点名を入力してください。 警告 「観測点名」に不正な文字が含まれています。再度確認してください。 「観測点名」で利用できる文字は、「半角英数カナ文字」と「一部の記号」です。 「漢字・大文字のかな・カタカナ」は利用できません。 対策 適切な文字で、観測点名を入力しなおしてください。 警告 受信機内にメモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)が正しく装着されていない恐れがあります。 確認後、プログラムを実行してください。 内容 メモリ容量 0 の場合 対策 受信機のメモリカード(コンパクトフラッシュメモリなど)を装着しなおしてください。 警告 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)残量が少なくなりました。不用なデータを削除 し、プログラムを実行してください。 内容 残り観測可能時間が 30 分未満になった場合に表示します。 対策 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)の不要な観測データファイルを削除、または、 ゴミ箱を空にしてください。 警告 4700 受信機内のファイル数が 42 以上あるため、後処理観測を行うことができません。 不要なファイルを削除してください。 対策 受信機内の不要な観測データファイルを削除、または、ゴミ箱を空にしてください。後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測
1.1-6
観測終了 静止測量を 終了/ロギングを停止 します。 ① ①-1 後処理測量の観測終了方法は、 ① 観測終了 を選択するか、①-1 ボタンを押します。 終了確認メッセージの は い で、ロギングが停止し、プログラムも 終了します。 1) プログラム終了時確認メッセージ 警告 後処理観測の設定内容が更新されてないため、後処理プログラムを終了できません。 変更内容を更新してください。 対策 更 新 ボタンを押し設定内容を更新し、観測終了を選択してください。 クエスチョン 現在の観測は、設定時間を満たしておりません。 データロギングを停止してもよろしいですか?後処理測量・静止測量 GPS 静止/高速静止観測
1.1-7
観測 [条 件] 設定 静止測量の観測条件を設定します。 観測条件の変更は、 ① メニューÎ設定 を選択 ② 観測 [条 件] 設定 を選択 ① ② ⑤ ④ ③ ② ① ⑥ ① 観測時間 MEMO: 観測時間は 5 分以上にしてください。 ② データ取得間隔 後処理データの取得間隔を設定します。 ③ 高度角マスク ④ 最少観測衛星数 ⑤ 最大 PDOP ⑥ OK ボタンで設定内容を確定し、元の画面へ戻ります。 1) 入力項目(制限値) 入力項目 方法 範囲 デフォルト 観測時間(時) 選択 0∼24 まで 1 刻み 1 観測時間(分) 選択 0∼59 まで 1 刻み 5 データ取得間隔 選択 1,2,3,4,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,90 30 高度角マスク 選択 0,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,70,80,90 15 最少観測衛星数 選択 4,5,6,7,8,9 4 衛星 最大 PDOP 入力/Spin 0.0∼25.5 4.0 MEMO: データロギング開始後、データ取得間隔、観測時間、最少高度角値の変更はできません。後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.2
高速静止測量
1.2-1
起動方法 ① 高速静止測量のボタンを押します。 ① OK ボタン OKボタンで受信機ÙRecon間の通信初期化を行い、アンテナ設 定へ進みます。 MEMO: 受信機と Recon をケーブルで接続してください。 Bluetooth 利用時は、受信機の電源が入っているのを 確認し、OK ボタンを押します。 Bluetoothの設定はBluetoothを参照してください。 ① ①後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.2-2
アンテナ設定 アンテナパラメータを設定します。 ④ ③ ① ② ⑤ ① アンテナ名 アンテナ名を選択します。 MEMO: 4600/5800/R8 受信機は、アンテナ名を変更できませ ん。 ② アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置を選択します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、アンテナ名に対するアンテナ高 測定位置リストを表示します。 ③ アンテナ高 アンテナ高を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナ高リスト を表示します。 ④ シリアル番号 アンテナシリアル番号を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナシリアル リストを表示します。 MEMO: 4600/5800/R8 アンテナシリアル番号は受信機から取得 し、画面に表示します。 ⑤ OKボタンで設定内容を確定し、観測開始へ進みます。 1) アンテナ入力項目 入力項目 方法 範囲 アンテナ名 選択 アンテナ名リストから選択。 アンテナシリアル 選択 数値 既に入力したアンテナシリアルから選択(スタック数:10) 0∼9 の数値 (8 文字) アンテナ高 選択 数値 既に入力したアンテナ高から選択(スタック数:10) アンテナ高測定位置 選択 アンテナ名により異なります。後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測 2) アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置は、選択アンテナ名により異なります。ここでは、Zephyr アンテナを例に取りアンテナ高測定位 置を説明します。 アンテナ高測定位置 説明(入力値) 公称アンテナ位相中心 マーカーからアンテナ底面までの高さに、アンテナ位相中心までの補正量(0.046m)を加 えた値。 アンテナ底面 マーカーからアンテナ底面までの高さ。 ノッチの上 マーカーからアンテナノッチの上までの斜距離。 ノッチの上 アンテナ底面 公称アンテナ位相中心 = アンテナ底面 + 補正量
後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.2-3
メニュー構成 高速静止測量のメニュー構成は以下のとおりです。 設 定 アンテナ設定 通信設定 観測 [条 件] 設定 データレコーダを外す 観測中にデータレコーダを受信機から外します。 観測終了 現在観測中のモードを停止します。 ツール 受信機ファイル一覧 受信機内の後処理ファイル管理を起動します。 スカイプロット スカイプロットを起動します。 観測計画 観測計画を起動します。 受信機バージョン 受信機バージョン情報を表示します。 アンテナ設定へのショートカット後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.2-4
観測開始 高速静止測量の観測を開始します。 ①-1 ① ② ① 観測点名 観測点名を入力します。 文字入力 ①-1 右▲をタップし、「efit KeyPad」
を選択すると、 インプットパネルを表示します。観測点名入力後、①-1 ボタンを押すとインプットパネルは元に戻ります。 ② 開始ボタン 開 始ボタンで観測を開始します。 MEMO: 以下の条件を満足すると観測が可能となり、開 始ボタ ンを選択できます。条件を満たさない場合は、開 始ボ タンを選択できません。 条件: 衛星と時刻同期得られた場合。 条件: 取得衛星数が設定衛星数を上回った場合。 MEMO: 衛星と時刻同期が得られると、時計表示が「秒」まで表 示します。 設定衛星数の変更は、観測 [条 件] 設定を参照し てください。 Recon を受信機から外します。 ④ ③ 観測したまま、受信機から Recon を取り外します。 MEMO: ステータスメッセージにデータレコーダを受信機から外 すことができます。と表示されてから外してください。 ③ メニューÎ設定 を選択 ④ データレコーダを外す を選択MEMO: 観測中 Recon を受信機から取り外すことにより、Recon
のバッテリー消費量を削減できます。
MEMO: 受信機へ再接続する際は、再度、後処理測量を起動し
てください。
次の観測点へ移動するには、観測点移動を参照してください。 高速静止測量を終了するには、観測終了を参照してください。
後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測 1) 画面説明 ① 残り時間 高速静止測量の残り観測時間を表示します。 ② 観測時間 高速静止測量の観測時間を表示します。 ③ 観測エポック数 観測開始からのエポック数を表示します。 ④ 後処理観測 観測割合(%) 高速静止測量の観測割合を(%)で表示します。 ⑤ PDOP 値 ⑥ 衛星数 単独測位衛星数を表示します。 ⑦ 時刻(日本時間) ⑧ 時刻(日本時間) ⑨ 受信機電源残量(%) ⑩ 受信機電源使用ポート ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ③ ② ①
1.2-5
エラー/警告メッセージ 1) 観測前チェック(開始ボタン押された時) 警告 観測点名を入力してください。 対策 観測点名が入力されていません。観測点名を入力してください。 警告 「観測点名」に不正な文字が含まれています。再度確認してください。 「観測点名」で利用できる文字は、「半角英数カナ文字」と「一部の記号」です。 「漢字・大文字のかな・カタカナ」は利用できません。 対策 適切な文字で、観測点名を入力しなおしてください。 警告 受信機内にメモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)が正しく装着されていない恐れがあります。 確認後、プログラムを実行してください。 内容 メモリ容量 0 の場合 対策 受信機のメモリカード(コンパクトフラッシュメモリなど)を装着しなおしてください。 警告 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)残量が少なくなりました。不用なデータを削除 し、プログラムを実行してください。 内容 残り観測可能時間が 30 分未満になった場合に表示します。 対策 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)の不要な観測データファイルを削除、または、 ゴミ箱を空にしてください。 警告 4700 受信機内のファイル数が 42 以上あるため、後処理観測を行うことができません。 不要なファイルを削除してください。 対策 受信機内の不要な観測データファイルを削除、または、ゴミ箱を空にしてください。後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.2-6
観測点移動 高速静止測量の次の観測点へ移動します。 ① 移 動ボタン 観測を終了し、次の点へ移動します。 MEMO: 移動中、受信機の電源は切らないで下さい。 MEMO: 移 動ボタン押すと点名をインクリメントし、次の点の観 測開始待ち状態へ変更します。 指定時間観測する前に移 動ボタンを押すと警告メッセ ージを表示します。 ① 1) 移動時確認メッセージ クエスチョン 現在の観測は、設定時間を満たしておりません。 次の点に移動してもよろしいですか? 対策 指定した観測時間までお待ち下さい。1.2-7
観測終了 高速静止測量を 終了/ロギングを停止 します。 後処理測量の観測終了方法は、 ① 観測終了 を選択するか、①-1 ボタンを押します。 終了確認メッセージの は い で、ロギングが停止し、プログラムも 終了します。 ①-1 ① 1) プログラム終了時確認メッセージ 警告 後処理観測の設定内容が更新されてないため、後処理プログラムを終了できません。 変更内容を更新してください。 対策 更 新 ボタンを押し設定内容の更新し、観測を終了してください。 クエスチョン 現在の観測は、設定時間を満たしておりません。 次の点に移動してもよろしいですか?後処理測量・高速静止測量 DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.2-8
観測 [条 件] 設定 高速静止測量の観測条件を設定します。 観測条件の変更は、 ① メニューÎ設定 を選択 ② 観測 [条 件] 設定 を選択 ① ② ⑧ ⑦ ⑥ ⑤ ④ ③ ② ① ① 4 衛星観測時間 ② 5 衛星観測時間 ③ 6 衛星観測時間 MEMO: 高速静止測量の観測時間設定は 5 衛星の値を利用し ています。 ④ データ取得間隔 後処理データの取得間隔を設定します。 ⑤ 高度角マスク ⑥ 最少観測衛星数 ⑦ 最大 PDOP ⑧ OK ボタンで設定内容を確定し、元の画面へ戻ります。 1) 入力項目(制限値) 入力項目 方法 範囲 デフォルト 4 衛星観測時間(分) 選択 0∼99 まで 1 刻み 20 5 衛星観測時間(分) 選択 0∼99 まで 1 刻み 25 6 衛星観測時間(分) 選択 0∼99 まで 1 刻み 30 データ取得間隔 選択 1,2,3,4,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,90 30 高度角マスク 選択 0,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,70,80,90 15 最少観測衛星数 選択 4,5,6,7,8,9 5 衛星 最大 PDOP 入力/Spin 0.0∼25.5 4.0 MEMO: データロギング開始後、データ取得間隔、観測時間、最少高度角値の変更はできません。後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.3
キネマティック測量(基準局)
1.3-1
起動方法 ① キネマティック(基準局)のボタンを押します。 ① OK ボタン OKボタンで受信機ÙRecon間の通信初期化を行い、アンテナ設 定へ進みます。 MEMO: 受信機と Recon をケーブルで接続してください。 Bluetooth 利用時は、受信機の電源が入っているのを 確認し、OK ボタンを押します。 Bluetoothの設定はBluetoothを参照してください。 ① ①後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.3-2
アンテナ設定 アンテナパラメータを設定します。 ④ ③ ① ② ⑤ ① アンテナ名 アンテナ名を選択します。 MEMO: 4600/5800/R8 受信機のアンテナ名は変更できません。 ② アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置を選択します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、アンテナ名に対するアンテナ高 測定位置リストを表示します。 ③ アンテナ高 アンテナ高を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナ高リスト を表示します。 ④ シリアル番号 アンテナシリアル番号を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナシリアル リストを表示します。 MEMO: 4600/5800/R8 アンテナシリアル番号は受信機から取得 し、画面に表示します。 ⑤ OKボタンで設定内容を確定し、観測開始へ進みます。 1) アンテナ入力項目 入力項目 方法 範囲 アンテナ名 選択 アンテナ名リストから選択。 アンテナシリアル 選択 数値 既に入力したアンテナシリアルから選択(スタック数:10) 0∼9 の数値 (8 文字) アンテナ高 選択 数値 既に入力したアンテナ高から選択(スタック数:10) アンテナ高測定位置 選択 アンテナ名により異なります。後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測 2) アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置は、選択アンテナ名により異なります。ここでは、Zephyr アンテナを例に取りアンテナ高測定位 置を説明します。 アンテナ高測定位置 説明(入力値) 公称アンテナ位相中心 マーカーからアンテナ底面までの高さに、アンテナ位相中心までの補正量(0.046m)を加 えた値。 アンテナ底面 マーカーからアンテナ底面までの高さ。 ノッチの上 マーカーからアンテナノッチの上までの斜距離。 ノッチの上 アンテナ底面 公称アンテナ位相中心 = アンテナ底面 + 補正量
後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.3-3
メニュー構成 キネマティック測量(基準局)のメニュー構成は以下のとおりです。 設 定 アンテナ設定 通信設定 観測 [条 件] 設定 データレコーダを外す 観測中にデータレコーダを受信機から外します。 観測終了 現在観測中のモードを停止します。 ツール 受信機ファイル一覧 受信機内の後処理ファイル管理を起動します。 スカイプロット スカイプロットを起動します。 観測計画 観測計画を起動します。 受信機バージョン 受信機バージョン情報を表示します。 アンテナ設定へのショートカット後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.3-4
観測開始 キネマティック測量(基準局)の観測を開始します。 ①-1 ① ② ① 観測点名 観測点名を入力します。 文字入力 ①-1 右▲をタップし、「efit KeyPad」
を選択すると、 インプットパネルを表示します。観測点名入力後、①-1 ボタンを押すとインプットパネルは元に戻ります。 ② 開始ボタン 開 始ボタンで観測を開始します。 MEMO: 以下の条件を満足すると観測が可能となり、開 始ボタ ンを選択できます。条件を満たさない場合は、開 始ボ タンを選択できません。 条件: 衛星と時刻同期得られた場合。 条件: 取得衛星数が設定衛星数を上回った場合。 MEMO: 衛星と時刻同期が得られると、時計表示が「秒」まで表 示します。 設定衛星数の変更は、観測 [条 件] 設定を参照し てください。 Recon を受信機から外します。 観測したまま、受信機から Recon を取り外します。 ③ メニューÎ設定 を選択 ④ データレコーダを外す を選択MEMO: 観測中 Recon を受信機から取り外すことにより、Recon
のバッテリー消費量を削減できます。 MEMO: 受信機へ再接続する際は、再度、後処理測量を起動し てください。 キネマティック測量(基準局)を終了するには、観測終了を参照してく ださい。 ④ ③
後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測 1) 画面説明 ① 残り時間 残り観測時間は表示しません。 MEMO: キネマティック測量(基準局)では残り観測時間の概念 がありません。 ② 観測時間 高速静止測量の観測時間を表示します。 ③ 観測エポック数 ④ 後処理観測 観測割合(%) 観測割合は 0%のまま進みません。 MEMO: キネマティック測量(基準局)では残り観測時間の概念 がありません。 ⑤ PDOP 値 ⑥ 独測位衛星数 ⑦ 時刻(日本時間) ⑧ 受信機電源残量(%) ⑨ 受信機電源使用ポート ⑦ ⑧ ⑨ ④ ⑤ ⑥ ③ ② ①
後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.3-5
エラー/警告メッセージ 1) 観測前チェック(開始ボタン押された時) 警告 観測点名を入力してください。 対策 観測点名が入力されていません。観測点名を入力してください。 警告 「観測点名」に不正な文字が含まれています。再度確認してください。 「観測点名」で利用できる文字は、「半角英数カナ文字」と「一部の記号」です。 「漢字・大文字のかな・カタカナ」は利用できません。 対策 適切な文字で、観測点名を入力しなおしてください。 警告 受信機内にメモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)が正しく装着されていない恐れがあります。 確認後、プログラムを実行してください。 内容 メモリ容量 0 の場合 対策 受信機のメモリカード(コンパクトフラッシュメモリなど)を装着しなおしてください。 警告 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)残量が少なくなりました。不用なデータを削除 し、プログラムを実行してください。 内容 残り観測可能時間が 30 分未満になった場合に表示します。 対策 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)の不要な観測データファイルを削除、または、 ゴミ箱を空にしてください。 警告 4700 受信機内のファイル数が 42 以上あるため、後処理観測を行うことができません。 不要なファイルを削除してください。 対策 受信機内の不要な観測データファイルを削除、または、ゴミ箱を空にしてください。後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.3-6
観測終了 キネマティック測量(基準局)を 終了/ロギングを停止 します。 ①-1 ① ① 観測終了 又は、①-1 ボタンを押す。 終了確認メッセージで は い でロギングが停止し、プログラムも終 了します。 1) プログラム終了時確認メッセージ クエスチョン プログラムを終了しますか? 警告 後処理観測の設定内容が更新されてないため、後処理プログラムを終了できません。 変更内容を更新してください。 対策 更 新 ボタンを押し設定内容の更新し、観測を終了してください。。後処理測量・キネマティック測量(基準局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.3-7
観測 [条 件] 設定 キネマティック測量(基準局)の観測条件を設定します。 観測条件の変更は、 ① メニューÎ設定 を選択 ② 観測 [条 件] 設定 を選択 ① ② ① ⑥ ⑤ ④ ③ ② ① 観測時間 観測時間の設定は出来ません。 MEMO: キネマティック測量(基準局)では残り観測時間の概念 がありません。 ② データ取得間隔 後処理データの取得間隔を設定します。 ③ 高度角マスク ④ 最少観測衛星数 ⑤ 最大 PDOP ⑥ OK ボタンで設定内容を確定し、元の画面へ戻ります。 1) 入力項目(制限値) 入力項目 方法 範囲 デフォルト データ取得間隔 選択 1,2,3,4,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,90 30 高度角マスク 選択 0,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,70,80,90 15 最少観測衛星数 選択 4,5,6,7,8,9 5 衛星 最大 PDOP 入力/Spin 0.0∼25.5 4.0 MEMO: データロギング開始後、データ取得間隔、観測時間、最少高度角値の変更はできません。後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4
キネマティック測量(移動局)
1.4-1
プログラムフロー キネマティック測量(移動局)は、他の後処理測量と若干プログラムの流れが異なります。 キネマティック測量(移動局)プログラムフローを以下に示します。 キネマ移動 局開始 終了 キネマ初期化 キネマ移動局 観測 初期化 衛星数条件 キネマティック測量(移動局)前に必ず「初期化」をしてください。 キネマティック測量中、受信衛星数が最少観測衛星数(設定値)を下回った場合、初期化画面へ自動的に進みます。 「初期化」後、キネマティック測量へ進んでください。 「初期化」方法は、「既知点初期化」と、「未知点初期化」の 2 種類あります。 初期化方法 内容 初期化時間 既知点初期化 基準局と初期化点 点間ベクトル量が dX,dY,dZ が 5cm 以内の精度で得 られる場合 2 分程度 未知点初期化 基準局と初期化 点間ベクトル量が不明な場合 20 分以上 MEMO: あらかじめ高速静止測量を用いて「既知点」を作成してください。サイクルスリップ毎に長時間の初期化を行 うと作業効率が悪化します。後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-2
起動方法 ① キネマティック(移動局)のボタンを押します。 ① OK ボタン OKボタンで受信機ÙRecon間の通信初期化を行い、アンテナ設 定へ進みます。 MEMO: 受信機と Recon をケーブルで接続してください。 Bluetooth 利用時は、受信機の電源が入っているのを 確認し、OK ボタンを押します。 Bluetoothの設定はBluetoothを参照してください。 ① ①後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-3
アンテナ設定 アンテナパラメータを設定します。 ④ ③ ① ② ⑤ ① アンテナ名 アンテナ名を選択します。 MEMO: 4600/5800/R8 受信機は、アンテナ名を変更できませ ん。 ② アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置を選択します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、アンテナ名に対するアンテナ高 測定位置リストを表示します。 ③ アンテナ高 アンテナ高を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナ高リスト を表示します。 ④ シリアル番号 アンテナシリアル番号を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナシリアル リストを表示します。 MEMO: 4600/5800/R8 アンテナシリアル番号は受信機から取得 し、画面に表示します。 ⑤ OKボタンで設定内容を確定し、初期化開始へ進みます。 1) アンテナ入力項目 入力項目 方法 範囲 アンテナ名 選択 アンテナ名リストから選択。 アンテナシリアル 選択 数値 既に入力したアンテナシリアルから選択(スタック数:10) 0∼9 の数値 (8 文字) アンテナ高 選択 数値 既に入力したアンテナ高から選択(スタック数:10) アンテナ高測定位置 選択 アンテナ名により異なります。後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測 2) アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置は、選択アンテナ名により異なります。ここでは、Zephyr アンテナを例に取りアンテナ高測定位 置を説明します。 アンテナ高測定位置 説明(入力値) 公称アンテナ位相中心 マーカーからアンテナ底面までの高さに、アンテナ位相中心までの補正量(0.046m)を加 えた値。 アンテナ底面 マーカーからアンテナ底面までの高さ。 ノッチの上 マーカーからアンテナノッチの上までの斜距離。 ノッチの上 アンテナ底面 公称アンテナ位相中心 = アンテナ底面 + 補正量
後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-4
メニュー構成 キネマティック測量(移動局)のメニュー構成は以下のとおりです。 設 定 アンテナ設定 通信設定 観測 [条 件] 設定 データレコーダを外す 観測中にデータレコーダを受信機から外します。 観測終了 現在観測中のモードを停止します。 ツール 受信機ファイル一覧 受信機内の後処理ファイル管理を起動します。 スカイプロット スカイプロットを起動します。 観測計画 観測計画を起動します。 受信機バージョン 受信機バージョン情報を表示します。 アンテナ設定へのショートカット後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-5
初期化開始 キネマティック測量(移動局)観測の初期化を開始します。 ①-1 ① ② MEMO: キネマティック測量では、必ず初期化してください。 キネマティック測量中、受信衛星数が、最低観測衛星 数を下回ると、初期化画面へ自動的
に進みます。 初期化後再度観測してください。 ① 観測点名 観測点名を入力します。 文字入力 ①-1 右▲をタップし、「efit KeyPad」
を選択すると、 インプットパネルを表示します。観測点名入力後、①-1 ボタンを押すとインプットパネルは元に戻ります。 ② 開始ボタン 開 始ボタンで観測を開始します。 MEMO: 以下の条件を満足すると観測が可能となり、開 始ボタ ンを選択できます。条件を満たさない場合は、開 始ボ タンを選択できません。 条件: 衛星と時刻同期得られた場合。 条件: 取得衛星数が設定衛星数を上回った場合。 MEMO: 衛星と時刻同期が得られると、時計表示が「秒」まで表 示します。 設定衛星数の変更は、観測 [条 件] 設定を参照し てください。 Recon を受信機から外します。 ④ ③ 観測したまま、受信機から Recon を取り外します。 ③ メニューÎ設定 を選択 ④ データレコーダを外す を選択MEMO: 観測中 Recon を受信機から取り外すことにより、Recon
のバッテリー消費量を削減できます。
MEMO: 受信機へ再接続する際は、再度、後処理測量を起動し
てください。
キネマティック測量の初期化を終了するには、初期化終了を参照して ください。
後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-6
初期化終了 キネマティック測量(移動局)の初期化を終了します。 ① 移 動ボタン キネマティック測量の初期化を終了し、観測開始へ進みます。 MEMO: 移動中、受信機の電源は切らないで下さい。 MEMO: 移 動ボタンを押すと点名をインクリメントし、次の点の 観測開始待ち状態へ変更します。 指定時間初期化する前に移 動ボタンを押すと警告メ ッセージを表示します。 ① 1) 初期化終了時確認メッセージ クエスチョン 現在の観測は、設定時間を満たしておりません。 次の点に移動してもよろしいですか? 対策 指定観測時間、初期化観測するまでお待ち下さい。 2) 画面説明 ① 残り時間 キネマティック測量の残り観測時間を表示します。 ② 観測時間 キネマティック測量の観測時間を表示します。 ③ 観測エポック数 観測開始からのエポック数を表示します。 ④ 後処理観測 観測割合(%) キネマティック測量の観測割合を(%)で表示します。 ⑤ PDOP 値 ⑥ 衛星数 単独測位衛星数を表示します。 ⑦ 時刻(日本時間) ⑧ 受信機電源残量(%) ⑦ ⑧ ⑨ ④ ⑤ ⑥ ③ ② ① ⑨ 受信機電源使用ポート後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-7
観測開始 キネマティック測量(移動局)の観測を開始します。 ①-1 ① ② MEMO: キネマティック測量では、必ず初期化してください。 キネマティック測量中、受信衛星数が、最低観測衛星 数を下回ると、初期化画面へ自動的
に進みます。 初期化後再度観測してください。 ① 観測点名 観測点名を入力します。 文字入力 ①-1 右▲をタップし、「efit KeyPad」
を選択すると、 インプットパネルを表示します。観測点名入力後、①-1 ボタンを押すとインプットパネルは元に戻ります。 ② 開始ボタン 開 始ボタンで観測を開始します。 MEMO: 以下の条件を満足すると観測が可能となり、開 始ボタ ンを選択できます。条件を満たさない場合は、開 始ボ タンを選択できません。 条件: 衛星と時刻同期得られた場合。 条件: 取得衛星数が設定衛星数を上回った場合。 MEMO: 衛星と時刻同期が得られると、時計表示が「秒」まで表 示します。 設定衛星数の変更は、観測 [条 件] 設定を参照し てください。 次の点へ移動するには、観測点移動を参照してください。 キネマティック測量の終了するには、観測終了を参照してくださ い。後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-8
観測点移動 キネマティック測量(移動局)の観測を終了(次の点へ移動)します。 ① 移 動ボタン 観測を終了し次の点へ移動します。 MEMO: 移 動ボタンを押すと点名をインクリメントし、次の点の 観測開始待ち状態へ変更します。 指定時間観測する前に移 動ボタンを押すと警告メッセ ージを表示します。 設定エポック数の観測を完了すると、②メッセージ表示 領域に「キネマティック測量完了です」とメッセージを表 示します。 ① ②1.4-9
観測終了 キネマティック測量(移動局)を 終了/ロギングを停止 します。 ① 観測終了 又は、①-1 ボタンを押す。 終了確認メッセージで は い でロギングが停止し、プログラムも終 了します。 ①-1 ① 1) プログラム終了時確認メッセージ クエスチョン プログラムを終了しますか? 警告 後処理観測の設定内容が更新されてないため、後処理プログラムを終了できません。 変更内容を更新してください。 対策 更 新 ボタンを押し設定内容の更新し、観測を終了してください。。後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-10
エラー/警告メッセージ 1) 観測前チェック(開始ボタン押された時) 警告 観測点名を入力してください。 対策 観測点名が入力されていません。観測点名を入力してください。 警告 「観測点名」に不正な文字が含まれています。再度確認してください。 「観測点名」で利用できる文字は、「半角英数カナ文字」と「一部の記号」です。 「漢字・大文字のかな・カタカナ」は利用できません。 対策 適切な文字で、観測点名を入力しなおしてください。 警告 受信機内にメモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)が正しく装着されていない恐れがあります。 確認後、プログラムを実行してください。 内容 メモリ容量 0 の場合 対策 受信機のメモリカード(コンパクトフラッシュメモリなど)を装着しなおしてください。 警告 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)残量が少なくなりました。不用なデータを削除 し、プログラムを実行してください。 内容 残り観測可能時間が 30 分未満になった場合に表示します。 対策 受信機内メモリ(コンパクトフラッシュメモリなど)の不要な観測データファイルを削除、または、 ゴミ箱を空にしてください。 警告 4700 受信機内のファイル数が 42 以上あるため、後処理観測を行うことができません。 不要なファイルを削除してください。 対策 受信機内の不要な観測データファイルを削除、または、ゴミ箱を空にしてください。 2) 観測中 警告 観測衛星数不足を検出しました。キネマティック測量[ 初期化 ]を行ってください。 対策 メッセージに従い初期化画面へ進んで、キネマティック測量の初期化をしてください。 警告 データレコーダの解放は、キネマティック測量 < 初期化中 >のみです。その他の状態ではデ ータレコーダを外すことが出来ません。 対策 キネマティック測量(移動局)観測中は受信機から Recon を外せません。後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-11
観測 [条 件] 設定 キネマティック測量(移動局)の観測条件を設定します。 観測条件の変更は、 ① メニューÎ設定 を選択 ② 観測 [条 件] 設定 を選択 ① ② ① 観測時間 ② データ取得間隔 後処理データの取得間隔を設定します。 ③ 観測方法 キネマティック測量の観測方法を設定します。 「通常」/「連続」のいずれかを選択します。 通常 指定時間観測し、次の点へ移動します。 連続 キネマティックデータを連続的に観測します。 ④ 高度角マスク ⑤ 最少観測衛星数 ⑥ 最大 PDOP ⑦ 初期化条件 「初期化条件」タブで、初期化 [条 件] 設定へ進みます。 ⑧ OK ボタンで設定内容を確定し、元の画面へ戻ります。 1) 入力項目(制限値) 入力項目 方法 範囲 デフォルト 観測時間(分) 選択 0∼30 まで 1 刻み 1 観測時間(秒) 選択 0∼59 まで 1 刻み 5 データ取得間隔 選択 1,2,3,4,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,90 5 観測方法 選択 通常/連続 通常 高度角マスク 選択 0,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,70,80,90 15 最少観測衛星数 選択 4,5,6,7,8,9 5 衛星 最大 PDOP 入力/Spin 0.0∼25.5 4.0 MEMO: データロギング開始後、データ取得間隔、観測時間、最少高度角値の変更はできません。 ⑦ ⑧ ⑥ ⑤ ④ ③ ② ①後処理測量・キネマティック測量(移動局) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
1.4-12
初期化 [条 件] 設定 キネマティック測量(移動局)初期化条件を設定します。 ⑤ ③ ④ ② ① ① 初期化方法 キネマティック測量の初期化方法を設定します。 「既知点法」/「未知点法」のいずれかを選択します。初期化方法 の詳細は以下の表を参照してください。 ② 初期化時間 ③ 初期化方法の説明 ④ 観測条件 「観測条件」タブで、観測 [条 件] 設定へ進みます。 ⑤ OK ボタンで設定内容を確定し、元の画面へ戻ります。 1) 入力項目 入力項目 方法 範囲 デフォルト 初期化方法 選択 未知点法/既知点法 既知点法 初期化 時間(未知点) 選択 0∼24 0 初期化 分(未知点) 選択 0∼59 20 初期化 時間(既知点) 選択 0∼24 0 初期化 分(既知点) 選択 0∼59 2 初期化方法 内容 初期化時間 既知点初期化 基準局と、初期化点間のベクトル量が dX,dY,dZ が 5cm 以内の精度で得ら れる場合の初期化。 2 分程度 未知点初期化 基準局と、初期化点間のベクトル量が不明な場合の初期化。 20 分以上 MEMO: あらかじめ高速静止測量を用いて「既知点」を作成してください。サイクルスリップ毎に長時間の初期化を行 うと作業効率の悪化が考えられます。スケジュール設定・スケジュール(BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2
スケジュール設定
スケジュール観測の設定を行います。 スケジュール設定は、3 通り有ります。 1. スケジュール(BAT) Recon 単体でスケジュールデータを作成し、受信機へスケジュールデータを送信する機能です。 2. スケジュール(4600BAT) Recon 単体でスケジュールデータを作成し、4600 受信機へスケジュールデータを送信する機能です。 3. スケジュールオンライン 受信機内のスケジュールデータを直接管理する機能です。2.1
スケジュール(BAT)
Recon 内のスケジュールデータを管理します。 受信機スケジュール設定には、Recon 内のスケジュールデータを送信します。 スケジュールデータを受信機へ送信してスケジュール観測。2.1-1
起動方法 ① スケジュール(BAT)のボタンを押します。 スケジュール(BAT)設定へ進みます。 ①スケジュール設定・スケジュール(BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.1-2
スケジュール(BAT)設定 Recon 内のスケジュールデータを管理します。 MEMO: スケジュールの「追加」/「編集」後、必ず、送信ボタン でスケジュールデータを受信機に送信
してくださ い。 MEMO: Recon 内に最大 6 つのスケジュールデータを作成でき ます。 ① ⑤ ④ ③ ② ① スケジュールデータ一覧 観測日時 スケジュール開始日時/時間 観測時間 スケジュール観測時間 ② 編集 Recon 内のスケジュールデータを編集します。 編集データを選択し、編 集ボタンを押します。詳細は追加/編 集(観測条件)を参照してください。 ③ 削除 Recon 内のスケジュールデータを削除します。 削除データを選択し、削 除ボタンを押します。 MEMO: スケジュールデータ削除後、スケジュールデータを復 帰できません。ご注意下さい。 ④ 追加 Recon内のスケジュールデータを追加(作成)します。詳細は追加 /編集(観測条件)を参照してください。 ⑤ 送信 Recon 内のスケジュールデータを受信機へ送信し、スケジュール 観測を開始させます。 送信データを選択し、送 信ボタンを押します。詳細は、送信を参 照してください。スケジュール設定・スケジュール(BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.1-3
メニュー構成 スケジュール(BAT)のメニュー構成は以下のとおりです。 設 定 プログラム終了 スケジュール 編集 スケジュールデータを編集します。 削除 スケジュールデータを削除します。 追加 スケジュールデータを追加(作成)します。 送信 スケジュールデータを受信機へ送信します。 ツール 受信機ファイル一覧 受信機内の後処理ファイル管理を起動します。 スカイプロット スカイプロットを起動します。 観測計画 観測計画を起動します。 受信機バージョン 受信機バージョン情報を表示します。スケジュール設定・スケジュール(BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.1-4
追加/編集(観測条件) Recon 内のスケジュールデータを追加/編集します。 ⑥ ⑤ ④ ③ ② ① ⑦ ① 観測日 スケジュール開始日時を指定します。 MEMO: 観測日変更方法は、観測日へカーソルを移動させ、直 接数値を入力するか、上下左右キーで変更できます。 MEMO: ▼ボタンでカレンダーを表示します。カレンダーから観 測日時を選択します。 ② 開始時刻 スケジュール観測の開始時刻を設定します。 ③ 観測時間 スケジュール観測の観測時間を設定します。 MEMO: 観測時間は 5 分以上にしてください。 ④ データ取得間隔 スケジュール観測のデータ取得間隔を設定します。 ⑤ 高度角マスク スケジュール観測の高度角マスクを設定します。 ⑥ アンテナ スケジュール観測で利用するアンテナパラメータを設定します。 「アンテナ」タブで、追加/編集(アンテナ)へ進みます。 ⑦ OK ボタンで設定内容を確定し、元の画面へ戻ります。 1) 入力項目 入力項目 方法 範囲 デフォルト 観測日 選択 カレンダーから観測日選択 今日 開始時刻(時) 選択 0 時∼24 時まで 1 時間刻み 現在時刻 開始時刻(分) 選択 0 分∼59 分まで 1 分刻み 現在時刻+5 分 観測時間(時) 選択 0 時間∼24 時間まで 1 時間刻み 1 時間 観測時間(分) 選択 0 分∼59 分まで 1 分刻み 5 分 データ取得間隔 選択 1,2,3,4,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,90 30 高度角マスク 選択 0,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,60,70,80,90 15スケジュール設定・スケジュール(BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.1-5
追加/編集(アンテナ) スケジュールデータのアンテナパラメータを設定します。 ⑤ ⑥ ④ ③ ② ① ① アンテナ名 アンテナ名を選択します。 ② アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置を選択します。 MEMO: アンテナの底面しか選択できません。 ③ アンテナ高 アンテナ高を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナ高リスト を表示します。 ④ シリアル番号 アンテナシリアル番号を入力します。 MEMO: 右側▼ボタンを押すと、以前設定したアンテナシリアル リストを表示します。 ⑤ 観測条件 「観測条件」タブで、追加/編集(観測条件)へ進みます。 ⑥ OK ボタンで設定内容を確定します。 1) アンテナ入力項目 入力項目 方法 範囲 アンテナ名 選択 アンテナ名リストから選択。 アンテナシリアル 選択 数値 既に入力したアンテナシリアルから選択(スタック数:10) 0∼9 の数値 (8 文字) アンテナ高 選択 数値 既に入力したアンテナ高から選択(スタック数:10) アンテナ高測定位置 アンテナの底面のみ注意: 設定したアンテナ高測定位置は「アンテナの底面」ですが、後処理データを TTC(Trimble Total Control)へ PC へ取り込むと
「アンテナ位相中心」
になっています。必ず、解析前にアンテナ高測定位置を
「アンテナの底面」へ変更してください。
GP ノートに取り込み GP ノート観測主簿で「アンテナの底
スケジュール設定・スケジュール(BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測 2) アンテナ高測定位置 アンテナ高測定位置は、選択アンテナ名により異なります。ここでは、Zephyr アンテナを例に取りアンテナ高測定位 置を説明します。 アンテナ高測定位置 説明(入力値) 公称アンテナ位相中心 マーカーからアンテナ底面までの高さに、アンテナ位相中心までの補正量(0.046m)を加 えた値。 アンテナ底面 マーカーからアンテナ底面までの高さ。 ノッチの上 マーカーからアンテナノッチの上までの斜距離。 ノッチの上 アンテナ底面 公称アンテナ位相中心 = アンテナ底面 + 補正量
スケジュール設定・スケジュール(BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.1-6
送信 Recon 内のスケジュールデータを受信機へ送信します。 データ送信フローを以下に示します。 ②受信機内スケジュー ルデータ全削除 ③Reconから受信機へ 送信 ④プログラム終了確認 ①通信接続 キャンセル 送信 スケジュール )画面へ スケジュール (BAT)終了 (BAT ① OK ボタン OK ボタンで受信機ÙRecon 間の通信初期化します。 MEMO: 受信機と Recon をケーブルで接続してください。 Bluetooth 利用時は、受信機の電源が入っているのを 確認し、OK ボタンを押します。 Bluetoothの設定はBluetoothを参照してください。 ① ② 受信機内スケジュールデータを全て削除します。 ③ Recon 内スケジュールデータを受信機へ送信します。 MEMO: 5800/R8 受信機は衛星と時刻同期が得られていない場 合はスケジュールデータを送信できません。 MEMO: 4600 受信機にはスケジュール(4600BAT)プログラムを 利用して送信してください。 ④ 終了確認メッセージ スケジュールデータを受信機へ送信後、プログラム終了確認メッ セージを表示します。は いボタンでプログラムを終了します。スケジュール設定・スケジュール(4600BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.2
スケジュール(4600BAT)
Recon 内のスケジュールデータを管理します。 4600 受信機スケジュール設定には、Recon 内のスケジュールデータを送信します。 スケジュールデータを 4600 受信機へ送信してスケジュール観測。2.2-1
起動方法 ① スケジュール(4600BAT)のボタンを押します。 スケジュール(4600BAT)設定へ進みます。 ①スケジュール設定・スケジュール(4600BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.2-2
スケジュール(4600BAT)設定 Recon 内のスケジュールデータを管理します。 MEMO: スケジュールの「追加」/「編集」後、必ず、送信ボタン でスケジュールデータを 4600 受信機に送信
し てください。 MEMO: Recon 内に最大 6 つのスケジュールデータを作成でき ます。 ① ⑤ ④ ③ ② ① スケジュールデータ一覧 観測日時 スケジュール開始日時/時間 観測時間 スケジュール観測時間 ② 編集 Recon 内のスケジュールデータを編集します。 編集データを選択し、編 集ボタンを押します。詳細は追加/編 集(観測条件)を参照してください。 ③ 削除 Recon 内のスケジュールデータを削除します。 削除データを選択し、削 除ボタンを押します。 MEMO: スケジュールデータ削除後、スケジュールデータを復 帰できません。ご注意下さい。 ④ 追加 Recon内のスケジュールデータを追加(作成)します。詳細は追加 /編集(観測条件)を参照してください。 ⑤ 送信 Recon 内のスケジュールデータを 4600 受信機へ送信し、スケジュ ール観測を開始させます。 送信データを選択し、送 信ボタンを押します。詳細は、送信を参 照してください。スケジュール設定・スケジュール(4600BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測
2.2-3
メニュー構成 スケジュール(BAT)のメニュー構成は以下のとおりです。 設 定 プログラム終了 スケジュール 編集 スケジュールデータを編集します。 削除 スケジュールデータを削除します。 追加 スケジュールデータを追加(作成)します。 送信 スケジュールデータを受信機へ送信します。 ツール 受信機ファイル一覧 受信機内の後処理ファイル管理を起動します。 スカイプロット スカイプロットを起動します。 観測計画 観測計画を起動します。 受信機バージョン 受信機バージョン情報を表示します。スケジュール設定・スケジュール(4600BAT) DR-iV 取り扱い説明書 GPS 静止/高速静止観測