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アドミニストレーティブイメージの作成完了後、アドミニストレーティブイメージオプションエディタ(以下、オプションエディタ)を使用してクライア ントへのインストール設定をカスタマイズできます。

(1) オプションエディタの起動 (下記いずれかにより起動します)

・アドミニストレーティブイメージ作成完了画面より起動

・作成したアドミニストレーティブイメージ内にある sldAdminOptionEditor.exe をダブルクリック

① 「セットアップ」/「手動配置」/「自動配布」を切り替えます。(項目(4)参照)

② 「グローバル設定」、「グループ」、「マシン」を設定します。(項目(2)参照)

③ 左側で選択した「グローバル設定」、「グループ」、「マシン」に対しての設定をおこないます。(項目(3)参照)

設定編集をクリックすると設定を変更できます。設定するオプションについては P.10~16 等もご参照ください。また、「クライア ントインストレーションオプション」の中にある「設定アドミニストレータ」を使用すると、SOLIDWORKS 新規インストールまたはアッ プグレードするときに適用されるシステムオプションを設定し、ユーザーがそれらのオプションを変更できないようにすることができま す。

④ 「OK」をクリックすると、変更内容が保存され、オプションエディタが終了します。

「閉じる」をクリックすると、変更がある場合には保存確認のメッセージが表示され、オプションエディタが終了します。

「ヘルプ」をクリックすると、ヘルプ画面が表示されます。

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(2) オプションエディタにグループ、マシンを追加する方法

①グループの追加・・・[新規グループ]ボ タンをクリック、または「グローバル設定」

枠内で右クリックして「グループ追加」

し、グループ名を入力します。

②マシンの追加 1・・・[新規マシン]ボタンをクリック、または、「グローバル設定」また は参加させたい「グループ」を選択し、右クリックして「マシン追加」します。マシン名 または IP アドレスの指定でマシンを追加することができます。

③マシンの追加 2・・・「マシン追加」ダイアログで直接マシン名を入力するか、または

「複数のマシン追加」をクリックし、ネットワーク上のマシンを参照して追加すること ができます。テキストからマシン名をコピーすることも可能です。

・マシンをグループにドラッグ&ドロップで移動できます。移動先のグローバル設定/

グループ設定で上書きする場合は右クリックメニューから グローバル設定に戻 す / グループ設定に戻す を選択します。

・「インストールするソフトウェア」設定は「グループ」や「マシン」毎にインストールする /しない製品を選択できます。

・ユーザーとグループの設定が異なる場合はユーザーで設定されている項目が優 先されます。

(3) 編集方法

グループやマシンを追加後に、それぞれのグループやマシンを選択した状態で(1)③でインストールする製品、各種の設定をおこないま す。

クライアントインストレーションオプション

●メジャーバージョンのクライアントインストールをどの方法で行いますか?

・既存のメジャーバージョン(存在する場合)をアップグレードします。・・・インストールされている既存バージョンの SOLIDWORKS をアップグレードします。

・新規メジャーバージョンをインストールします。・・・新規にインストールするかを選択します。

注意)既に同じバージョンの SOLIDWORKS がインストールされている場合、サービスパックはどちらのオプションを選択してもアップグ レードされます。

新しいメジャーバージョンをインストールする前に、既存の最新バージョンをアンインストールしますか?

(上記で▼「新規メジャーバージョンを作成します」を選択した場合に表示されます)

「はい、カスタムアンインストールを実行します」を選択した場合には削除するアイテムを選択します。これにより、前のバージョンが自動でア ンインストールされ、新しいバージョンが新規にインストールされます。

●SOLIDWORKS 設定をどの方法で適用しますか?・・・クライアントにインストールされる SOLIDWORKS の設定を指定します。

設定ファイルを指定する場合には、同じオペレーティングシステム・バージョンで作成した設定ファイルが推奨です。

「SOLIDWORKS 設定アドミニストレータで出力した設定ファイルを使用します。」を選択すると、「設定アドミニストレータ実行」ボタンが 表示されます。SOLIDWORKS ソフトウェアを展開またはアップグレードするときに適用されるシステムオプションを設定し、ユーザーがそ れらのオプションを変更できないようにすることができます。

●クライアントインストレーションはどの方法でアクティブ化しますか?

[各クライアントインストレーションが完了した時点で自動的にアクティベーションを行います。] を選択すると、スタンドアロンライセンス版の シリアル番号でインストールされたクライアントで SOLIDWORKS を初めて使用する際に、SOLIDWORKS ライセンスのサイレントアクテ ィベーションが実行されます。 (各クライアントが初回 SOLIDWORKS 起動時にインターネットに接続できる環境にある必要があります。

クライアントからアドミニストレーティブイメージフォルダに書き込み権限が必要です)

アドミニストレーティブオプション

各インストレーションで診断ログファイルを作成(時間がかかります)

クライアント インストレーションの診断ログ ファイルを作成します。(クライアントからアドミニストレーティブイメージフォルダに書き込み権限が 必要です)

別ユーザーとしてインストレーションを実行

ユーザーアカウント制御(UAC)が無効の場合、別ユーザーとしてクライアントのインストールをすることができます。クライアントで管理者 権限を持つユーザー名とパスワードを入力し、ログインしているユーザー以外のユーザーとしてインストレーションを実行します。

インストレーションの前(後)に次のプログラムを実行 インストレーションを行う前(後)に実行するプログラムを参照します。

注意)実行するプログラムの指定するパスがクライアントから参照できる必要があります。

クライアントはユーザーパフォーマンスフィードバックプログラムに参加しますか?

SOLIDWORKS ユーザーパフォーマンス フィードバックプログラムでは、インターネットに接続できる環境であれば「はい、参加します」を選 択します。詳細については P.17 をご参照ください。

(4) クライアントへの展開方法の設定

オプションエディタでは、電子メールをユーザーに送信する[手動配布]と、ターゲット マシンにインストレーションを自動的にプッシュする [自動配布]を設定することができます。

(4)-1. [手動配布]の設定

①オプションエディタ P.48 で、[手動配布]をクリックします。

②グループ、またはマシンの「インストール可能」列をクリックすると、選択したグループ/マシンのアップグレードタイミングを選択できます。

・現在使用可能・・・該当グループ/ユーザーで次回 SOLIDWORKS 起動時にアップグレードが開始されます。

・使用不可・・・該当グループ/ユーザーに対してはアップグレードが行われません。

・特定の日付と時刻・・・設定した日時以降にクライアントマシンで SOLIDWORKS を起動したタイミングでアップグレードが開始されます。

③[メール送信]をクリックします。

▼④アドミニストレーティブ イメージのインストール ディレクトリのパスがネットワークパス でない場合、右図のダイアログが表示されます。[参照]をクリックしてネットワーク パ スを指定し、[OK]をクリックします。右図はネットワークパスを指定した後の例です。

⑤ 下記の電子メールが作成されます。このメールは、アドミニストレーティブ イメージ内の StartSWInstall.hta ファイルに対するネット ワーク ロケーションを使用してアドミニストレーティブ イメージからインストールする方法をマシンの所有者に伝えます。

SOLIDWORKS のインストール権限を持つユーザーに電子メールを送信します。

(4)-2. [自動配布]の設定

クライアントマシンでのインストール操作を必要としないプッシュインストール / アンインストールが可能です。

オプションエディタで[自動配布]をクリックします。

展開するグループ / マシンに対して「展開」列でチェックします。

インストール時間・・・「今すぐ」、または「後で実行」を選択し日時を指定します。

クライアントオプション・・・クライアントで実施する内容を設定します。

・SOLIDWORK 20XX インストール・・・インストールを実行します。

・SOLIDWORK 20XX アンインストール・・・アンインストールを選択する場合、プログラム ファイルおよびプログラム フォルダと共に レジストリ エントリ、データ ファイル、データ フォルダを削除するかどうかを指定できます。

・コンピュータを自動的に再起動します。・・・展開が完了したときにクライアントマシンを自動で再起動します。

クライアント資格情報・・・ドメイン名、管理者権限のあるユーザー名、パスワードを入力します。

[展開]ボタンをクリックすると、「展開」列にチェックしたマシンのステータスが「スケジューリング」または「インストールスケジュール済」

となります。([展開]ボタンをクリックした際に「展開」列のチェックは自動的に外れます)

② ③

メールアドレスを入力します。

ネットワークパスが表示されます。

 ステータス(一例)

インストール スケジュール済 ・・・ クライアントマシンにタスクが配布されています。

インストール中 ・・・ クライアントマシンでインストールが開始されています。

接続できませんでした ・・・ ネットワークまたは何らかの原因により接続に失敗しています。

注意)必須条件

・ アドミニストレーティブイメージが作成されているマシン/クライアントマシン共に Microsoft Active Directory ドメインメンバーで ある必要があります。

注意)環境によって必要な設定 (展開後にステータスが「インストール中」にならない場合ご確認ください)

・ 管理マシンでユーザーアカウント制御(UAC)の設定を「通知しない」に設定する。

・ ステータスが「インストール スケジュール済」になっている状態でクライアントマシン上のコントロールパネル > 管理ツール > タ スクスケジューラを起動します。タスクスケジューラライブラリの「Install SOLIDWORKS 20XX」タスクを選択し、セキュリティオプ ションを「ユーザーがログオンしているときのみ実行する」に設定します。(クライアント資格情報で記載したユーザー名でログインし ます)