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アップグレードの準備

ドキュメント内 Oracle DB RAC with ASM Installation Guide on Linux x86 (ページ 37-41)

3 インストール環境と事前準備

4.3 データベースの 11.2.0.3 へのアップグレード

4.3.1 アップグレードの準備

アップブレードする前に必要なファイル等のバックアップと既存環境の調査について以下項目を行います。

4.3.1.1 ファイルのバックアップ

4.3.1.2 Database Controlデータのバックアップ 4.3.1.3 アップグレード前情報ツールの実行

4.3.1.1 ファイルのバックアップ

 アップグレードするデータベースをバックアップします。

初期化パラメータ・ファイルが ASM インスタンス内にある場合は、次のコマンドを使用して初期化パラメー タ・ファイルをバックアップしてください。

SQL> CREATE PFILE [='<pfile_path>'] FROM SPFILE [='<spfile_path>'];

注:spfile を ASM に配置しているデータベースをダウングレードする場合は、ダウングレードする前に初期

化パラメータ・ファイルをリストアする必要があるため、事前にバックアップを取得する必要があります。

初期化パラメータ・ファイルやパスワード・ファイルがアップグレード前の Oracle ホームに存在する場合は、

11.2.0.3 の Oracle ホームへコピーします。また、初期化パラメータ・ファイルは任意の場所に格納できますが、

11.2.0.3 へアップグレード後、アップグレード前の Oracle ホームに初期化パラメータ・ファイルを格納しないでく

ださい。

> xcopy <BASE_DB_HOME>\database <11203_DB_HOME>\database

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4.3.1.2 Database Control データのバックアップ

Database Controlを利用している場合、そのデータのバックアップを取得しておきます。Database Controlを アップグレード後、Database Controlのダウングレードする必要がある場合に、バックアップしたデータを利用し ます。バックアップの取得を行う場合は、次の手順に従ってください。なお、手順の途中にDatabase Controlの データを保存するディレクトリが必要になります。本ガイドでは、Database Controlのデータを保存するディレクト リを<Save_Directory>とします。

 バックアップを保存するディレクトリを作成します。

> mkdir <Save_Direcroty>

 コマンド・プロンプトの出力形式を英語に切り替えます。

> chcp 437

 11.2.0.3のOracleホームのbinに移動します。

> cd <11203_DB_HOME>/bin

 次の環境変数をセットします。

・ORACLE_HOME=<BASE_DB_HOME>

・ORACLE_SID=<DBインスタンス名>

・PATH=<BASE_DB_HOME>/lib;%PATH%

 emdwgrdユーティリティを用いて、バックアップを取得します。

> emdwgrd -save -sid <DB インスタンス名> -path <Save_Direcroty>

注:emdwgrdユーティリティを実行中に、Oracle DatabaseのSYSユーザーのパスワードの入力を 求められます。

4.3.1.3 アップグレード前情報ツールの実行

DBUA を起動する前に、アップグレード前情報ツール(<11203_DB_HOME>¥rdbms¥admin¥utlu112i.sql)

を使用して環境を確認します。アップグレード前情報ツールでは、アップグレードを行う際、データベースに発生 する可能性のある問題について警告が表示されます。アップグレード前情報ツールを実行するには、次の手順 を実行してください

 Oracle Databaseのインストール・ユーザーとしてシステムにログインします。

 次のように環境変数をセットします。

・ORACLE_HOME=<BASE_DB_HOME>

・ORACLE_SID=<DBインスタンス名>

・PATH=<BASE_DB_HOME>¥bin;%PATH%

<11203_DB_HOME>¥rdbms¥adminディレクトリへ移動します。

> cd <11203_DB_HOME>\rdbms\admin

 SQL*PlusでSYSDBA権限を持つユーザーとして、データベース・インスタンスに接続します。

> sqlplus / as sysdba

 アップグレード前検証の結果の取得を開始します。

SQL> SPOOL upgrade_info.log

 アップグレード前情報ツールを実行します。

SQL> @utlu112i.sql

 アップグレード前検証の結果の取得を終了します。

SQL> SPOOL OFF

アップグレード前情報ツールの出力内容を、upgrade_info.log で確認します。ここでは、アップグレード前の データベースの情報や、アップグレードされるデータベース・コンポーネントがVALIDとなっていることを確認しま す。また、「Miscellaneous Warnings」の項目に警告が出力された場合は、『Oracle® Database アップグレ ード・ガイド 11g リリース 2 (11.2) 』の「3 新しいリリースへのアップグレード」の「アップグレード前情報ツール の各種の警告」を確認します。次にUpgrade_info.logの出力例を記載します。

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SQL> @D:\app\oracle\product\11.2.0.3\dbhome_1\rdbms\admin\utlu112i.sql

Oracle Database 11.2 Pre-Upgrade Information Tool 12-12-2011 02:48:37 Script Version: 11.2.0.3.0 Build: 001

.

**********************************************************************

Database:

**********************************************************************

--> name: ORCL --> version: 10.2.0.5.0 --> compatible: 10.2.0.5.0 --> blocksize: 8192

--> platform: Microsoft Windows x86 64-bit --> timezone file: V4

中略

**********************************************************************

Obsolete/Deprecated Parameters: [Update Oracle Database 11.2 init.ora or spfile]

**********************************************************************

--> background_dump_dest 11.1 DEPRECATED replaced by "diagnostic_des --> user_dump_dest 11.1 DEPRECATED replaced by "diagnostic_des

中略

**********************************************************************

Miscellaneous Warnings

**********************************************************************

WARNING: --> Database is using a timezone file older than version 14.

.... After the release migration, it is recommended that DBMS_DST package .... be used to upgrade the 10.2.0.5.0 database timezone version

.... to the latest version which comes with the new release.

中略

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