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ドキュメント内 回囲回国□圏回 (ページ 51-62)

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土地 食料安全保障機

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景観の風景・景F、 現代の農業文サ、食文化

休憩、販売

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注)浮羽役場の参考資料やインターネットホームページより筆者作成.

星野村の事例々、ら農業資源と観光資源の分析

 星野村は、星という自然資源、地域で生産される茶という農産物、古陶星野焼展示館 という伝統文化資源、星野温泉という現代の生活文化などの要素が人々の行為によって グリーン・ツーリズムの観光資源として、形成されるのである。このように認識すれば 豊かな資源が生かされることになる。それは次のく表2−6>のとおりである。

表2−6星野村の事例における農業資源と観光資源の分析   農業資源の構成要素

i農業生産者の面を中心に構成)

 観光資源の構成要素 i観光客の面を中心に構成)

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土地 彼岸花 景観像保全

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保健・休養機

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農村生活@文化

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土、風景・景色、

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星野温泉 土地 居住環境保

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水、地質 現代農村の食

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温泉

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注)浮羽役場の参考資料やインターネットホームページにより筆者作成.

 これらの、従来の農業資源構成要素に観光構成資源要素が加わることで、景観が持つ

ている人間的要素はより豊かになる。

 (4)農村景観による農村アメニティと観光資源に基づくグリーン・ツーリズム

 農村アメニティと観光資源に基づくグリーン・ツーリズムという認識を、提供する生産 者と提供される観光客という二つの軸から整理してみた。農業資源経済学から見る美的要 素、人間的要素の農村アメニティの視点と観光学の自然的、人文的、観光施設的な要素が 統合されることが真に農村アメニティであり、農村アメニティを提供する農家と提供され

る観光客が出会うことがグリーン・ツーリズムということである。

 以上、農村景観による農村アメニティ及び観光資源に基づくグリーン・ツーリズムを通 じて農村空間をどのように活用させるのかについて考察してきた。その結果、静態的農村 地域と動態的観光を結びつけることであり、農村地域の無限な観光資源に対する認識とし て、潜在的な資源への接近方法である観光資源開発概念を導入すればよいという結論を得 た。すなわち、グリーン・ツーリズムの要素として、農業の多面的な機能である農村アメ ニティをより豊かに認識するためには、観光客が関心をもつ観光資源について把握しなけ ればならない。

 このことは、農村資源として、土地、水、大気などの非生物的特徴や動物、植物などの 生物的把握は容易であるが、無形的・精神的な文化である人間的要素としてのアメニティ の面の把握のためには、人間中心・サービス中心の観光学の視点を導入しなければならな いことを意味する。このために、農業資源の無機的資源、生物資源の構成要素と観光学の 人文資源を結びつけることが必要である。これは観光客、生産者という人間と農業、観光 資源の有形資源、無形の人的サービスとの結合であって、そのことによって農業資源の理 解が豊かになる。

 農村アメニティの広義の意味は、農業資源の無機的、生物的、人間的なものと観光の自 然魅力、人的魅力、観光施設の魅力の全体であり、狭義では、その中で、人間の手が届く

こと、すなわち人間の関与が及ぶことで生成されるものと定義され、人の関与がある流動 的で可変的である属性を同時に持っている。今後の研究では農村アメニティの要素の具体 的な把握のために現地調査と分析を行う必要があるく図2−5>。

、辱圏■■■■■■■■全体を形成している人の生活空間=アメニティ 役者(景観・環境が地域活性化の中心)

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舞台(農業が地域活性化の中心、景観・環境は   そのための舞台)

基盤(安定的な兼業が地域活性化、景観・環境   はそのための基盤)

〜一_底面間村・灘地域(景観環境は儲であり・飴であり、基盤

である)

農業地域(景観・環境は舞台であり、基盤である)

資料)

する.

       兼業・農業地域(景観・環境は基盤である)

         図2−5 地域活性化と景観・環境の役割

井上・中村・宮崎・山崎 1999.『地域経営型グリーン・ツーリズム』より筆者が加筆して作成

2−5農業の多面的機能の形態にもとつく地域振興の比較

 近年、EU各国の農業政策は、その中に占める農村開発政策の予算割合の増加にともな い、農業政策と農村開発政策の連携が強化されている。EU、韓国及び日本などが属する 非貿易的心事項(non・trade concerns,NTCs12)を重視する国家は、農業のもつ多面的機能を 強調することで国内農業の支援を図っており、今後、農業のもつ多面的機能を生かした農 村開発政策を強化することがより重要になると予想される。

 今までの多面的機能に対する研究では、代替法、仮想価値測定方法(CVM:Cognitive Value Method)などの評価手法を用い、非市場財(non・market goods)である多面的機能に ついて、その経済的価値を貨幣換算することに重点が置かれてきた。しかしながら、その ような研究では、総じて調査の対象範囲が広く、またCVMでは直接に使用した経験がな い資源をイメージだけで評価することが多いため、現実との間に距離があるといえよう13)。

 このような点を補完するため、本節では、日本と韓国において、棚田農業とそこで生産 される棚田米という農産物に注目し、それらがどのように農村地域開発に利用されている のかについて検討し、多面的機i能の利用形態に基づく日韓の農村地域開発の差異を明らか にする。このために、①EU農村地域開発の政策の接近方法を援用し、②多面的機能の利

用形態の差異に基づく日韓の比較を行う。

 まず、多面的機能の理論と環境支払いについては、OECDによる農業の多面的機能は、

結合性、外部性、公共財的性質(非排際性、競合性)によって定義される14)。 農業がもつ 多面的機能の量的側面については、水田面積の増大が遊水量を高めるように、農業生産の 増加が多面的機能の供給量を増加させるという仮定をとっている。この仮定は、多面的機 能は農業生産に付加して発生するという認識、言い換えれば、多面的機能の発生量は農業 生産に依存して決定されるものであり、農法等を含む現状の農業生産の方式を前提とする 考え方である。他方、同じ農業生産量であっても多面的機能をより高める、あるいは農業 生産量を削減しても多面的機能の質的向上を図る必要がある。

 さらに、多面的機能の供給の最適化を図るためには、公的負担の問題が生じる.理論的 には、多面的機能の公的負担の手法として、環境補助金、環境支払い、環境維持助成金、

直接支払いなどがある15)。そのなかで環境補助金、環境支払いは生産削減を要件とするが、

中山間地域の直接支払いは、生産削減を条件とせず、環境保全的な農業活動を支給対象と

する。

 次に、EUの農村地域開発政策の接近方法一LEADERプログラム16)については、1990 年前境に、EUでは、農村空間に対する社会的要求の変化、農村地域の人口社会学的再構成 や環境の変化から、 新しい農村開発の接近方法 に対する必要性が議論され始めた。

LEADERは、新しい接近方法として、地域(territorial)、多部門(multi−sectoral)、参加

(participatory)の三つの概念に要約できる17)。

 LE佃ERプログラムの農村地域開発の接近方法では、一段階で地域接近一地域に関する総 合的診断と計画である。「地域競争力の診断」は社会的競争力、環境的競争力、経済的競争 力、及び世界化される市場に地域を認識させる能力である。より詳しくは物理的資源、人 的資源、文化及び技術、地域政治及び財政資源、経済活動及び企業、市場及び外部との関 係、地域のイメージが挙げられる。

 二段階の多部門は、「統合テーマ(uni旬ing theme)」として、地域のIdentityをどのよう に設定するかについて住民の話し合いを行う。地域内の多様な部門の関連者がネットワー クを構築しながら農村開発のプロジェクトを推進する。農業を含む多様な経済活動をネッ トワーキングすることである。三段階の参加については、農村地域開発の事業計画・推進・

評価のすべての過程に住民が参加することである。

 (1)日韓における棚田によって地域振興の現地事例比較調査

 日本の浮羽町18)では、農村地域開発事業の推進事業として、「棚田保全協議会」、「棚田 オーナー制」などを実施している・また、棚田の四季をテーマにした「彼岸花まつり」や

「田植えと稲刈り体験」が実施される。1997年に政府から「グリーン・ツーリズムモデル

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