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ひがし北海道を訪れる外国人観光客の特性

ドキュメント内 Microsoft Word - 目次・第1章.docx (ページ 47-119)

1.外国人観光客の実態

1-1 外国人観光客実態調査概要

(1)調査の目的

ひがし北海道エリアを訪れる外国人観光客の実態やニーズをアンケートにより把握し、今後の本エリア におけるマーケティング戦略、プロモーション戦略を企画する基礎データを得ることを目的に実施した。

(2)調査の進め方

①調査期間及び実施場所

調査区分 調査期間 調査対象 調査地・調査方法 回 収 サンプル数

道東圏 外国人 観光客 調査

第1回

2016 年 1 月 25 日~2 月 7 日(日)

期間中ひがし北海道エリア を旅行した外国人観光客

(宿泊客)

ひがし北海道エリア 13拠点+根室・中標 津地区の宿泊施設

(フロントで記入依 頼)

541

第2回

2016 年 3 月 1 日(火)~3 月 14 日(月)

期間中ひがし北海道エリア を旅行した外国人観光客

(宿泊客+一般観光客)

旭川空港、道の駅

「流氷街道網走」、エ リア内主要宿泊施設

(空港及び道の駅で は対面調査、宿泊施 設はフロントで記入 依頼)

271

道央圏外国人 観光客調査

2016 年2月 1 5日(月)~2 月 18日(木)

札幌を訪れた外国人観光客 北海道札幌観光案内 所(対面調査)

200

旅行業者 調査

2016 年 2 月 下旬~3 月上旬

アジア圏、オーストラリ ア、ヨーロッパにおける主 要旅行会社約50社に依頼

メールにてアンケー ト依頼、同じくメー ルにて返信

19 社

1-2 外国人観光客アンケート調査結果

(1)調査の目的

道央に集中する訪日外国人旅行者を広域観光促進地域である道東・道北エリアに周遊させるため、対象 市場を抽出し、その特性を把握する。そのため、広域観光促進地域を訪れる外国人観光客の実態をアンケ ートにより把握し、各種観光振興施策推進の基礎資料とする。

外国人観光客アンケートでは、圏域の観光資源特性を基に、①国ごとのターゲットの絞り込み:訴求力 ある観光資源と特にそれらの購買層として見込みのある顧客層を絞り込み、②観光資源の特性(観光テー マ)に対応したターゲットの絞り込み:観光資源の特性(観光テーマ)にニーズを持つターゲットの絞り 込みを主な目的にしています。

ターゲット市場の国・地域別に年代、性別などの属性と、何を求め(目的と趣向)、実際にどこを訪れ ているのかを明らかにする調査となります。

ターゲットとして想定する FIT としては台湾、香港、タイ、シンガポール、中国、韓国のインセンティ ブ、ラグジュアリー層旅行と米国、豪州、英国などの富裕層・中間層など時間のゆとりと行動志向の旅行 者です。

3-3 アンケート調査票

3-5

3-7

(2)アンケート結果

①属性

性別では、道東圏が男性の比率が低く、年代では、道央圏では 20~30 代が 76%と高い比率にある が、道東圏は年齢的な偏りが少ない。

国・地域別では道東圏では台湾が 38%と最も多く、道央圏では中国が 42%と最も多くなっている。

同行者は、道東圏では家族、夫婦・パートナーが多いが、道央圏では友人、夫婦・パートナーが多く、

少人数となっている。

■道東圏 ■道央圏

1)性別

性別は、「男性」が 486 名 39%となった。

1)性別

性別は、「男性」が 110 名 52%となった。

2)年齢

年齢は、「30 代」が最も多く 250 名 31%、続いて「40 代」が 179 名 25%、

「20 代」が 157 名 19%、「50 代」が 126 名 16%となった。

2)年齢

年齢は、「20 代」が最も多く 96 名 46%、

続いて「30 代」が 63 名 30%、「40 代」が 27 名 13%となった。

■道東圏 ■道央圏 3)国・地域

国・地域は、「台湾」が最も多く 310 名 38%、続いて「中国」が 222 名 27%、「香 港」が 112 名 14%となった。

その他アジアの内訳:シンガポール 19 名、

マレーシア 20 名、タイ 18 名、マカオ 1 名 その他欧州の内訳:オーストラリア 12 名、

アメリカ 11 名、カナダ 6 名、イギリス 4 名、

ドイツ 4 名、ニュージーランド 2 名、ルクセン ブルグ 1 名、ベルギー1 名、ロシア 1 名、スイ ス 1 名、スペイン 1 名

その他の内訳:アフリカ 1 名、日本 1 名

3)国・地域

国・地域は、「中国」が最も多く 88 名 42%、続いて「その他アジア」が 37 名 18%、「韓国」が 30 名 14%となった。

その他アジアの内訳:シンガポール 5 名、マ レーシア 11 名、タイ 18 名、インドネシア 3 名

その他欧州の内訳:オーストラリア 8 名、ア メリカ 5 名、カナダ 2 名、スイス 2 名、イギ リス 1 名、スウェーデン 1 名、ドイツ 1 名、

ニュージーランド 1 名、フィンランド 1 名、フ ランス 1 名

その他の内訳:日本 1 名

国・地域別・旅行同行者(道東圏)

3-9

国・地域別・旅行同行者(道央圏)

■道東圏 ■道央圏

5)旅行同行人数

旅行同行人数は、「2 人」が 256 名 33%、

「4 人」が 129 名 17%、「3 人」が 107 名 14%、となった。

5)旅行同行人数

旅行同行人数は、「2 人」が 80 名 39%、

「ひとり」が 35 名 17%、「3 人」が 34 名 17%、となった。

②日本及び北海道観光旅行について 1)日本旅行の回数

日本旅行の回数は、道東圏でリピーターが多く、道央圏では 1 回目が最も多くなっている。

■道東圏

今回の日本旅行の回数は、「1 回」が最も多く 147 名、続いて

「2回」が 141 名、「3 回」が 112 名、「8~10回」が 95 名と なった。

国・地域別・日本旅行の回数

3-11

■道央圏

今回の日本旅行の回数は、「1 回」が最も多く 92 名、続いて「2 回」が 45 名、「3 回」が 25 名と なった。

国・地域別・日本旅行の回数

2)北海道旅行の回数

北海道旅行の回数においても、道東圏はリピーターが多く、道央圏では 1 回目の訪問が多い。

■道東圏

北海道旅行の回数は、「1回」が 最も多く 457 名、続いて「2回」

が 153 名、「3回」が 66 名、「4 回」が 29 名となった。

国・地域別・北海道旅行の回数

3-13

■道央圏

北海道旅行の回数は、「1回」が最も多く 165 名、続いて「2回」が 20 名、「3回」が 6 名と なった。

国・地域別・北海道旅行の回数

3)日本旅行の日数

日本旅行の日数は道東圏では 5 日が最も多く、道央圏では 7 日が最も多い。国・地域別では欧州から の来訪者の旅行日数が長い。

■道東圏

今回の日本旅行の日数は、「5 日」が最も多く 279 名、続いて

「8日」が 80 名、「7日」が 62 名、「9日」が 61 名となった。

国・地域別・今回の日本旅行の日数

3-15

■道央圏

今回の日本旅行の日数は、「7 日」が最も多く 28 名、続いて「8 日」が 25 名、「6 日」「10 日」が 23 名となった。

国・地域別・日本旅行の日数

4)北海道旅行の日数

北海道旅行の日数は道東圏では 5 日が最も多く、6 日以上の長期滞在が多い。道央圏に置いては 6 日 が最も多いが、5 日以下の滞在となっている。

■道東圏

北海道旅行の日数は、「5日」が 最も多く 299 名、続いて「8日」

が 89 名、「7日」が 88 名、「6 日」が 83 名となった。

国・地域別・北海道旅行の日数

3-17

■道央圏

北海道旅行の日数は、「6 日」が 最も多く 32 名、続いて「8日」が 30 名、「5 日」が 27 名、「4 日」

が 26 名となった。

国・地域別・北海道旅行の日数

5)北海道旅行で行いたいこと

北海道旅行の目的では、道東では自然観賞、温泉・保養、買い物の順、道央圏では自然観賞、温泉・保 養の後に都市見物が続いている。

■道東圏

今回の北海道旅行で行いたいこと は、「自然観賞」が 668 名、続いて

「温泉・保養」が 622 名、「買い 物」が 362 名となった。

その他の内訳:砕氷船 5 名、雪ま つり 3 名、写真を撮る 2 名、雪見 2 名、鶴 1 名、食 1 名、阿寒湖 1 名

国・地域別・北海道旅行で行いたいこと

3-19

■道央圏

北海道旅行で行いたいことは、

「自然観賞」が 155 名、続いて

「温泉・保養」が 132 名、「都市見 物(観光名所めぐり)」が 104 名と なった。

その他の内訳:阿寒湖 1 名

国・地域別・北海道旅行で行いたいこと

6)北海道と比較した日本国内の旅行先

北海道を旅行先に選ぶ際に、日本国内で比較した旅行先は、道東圏では東京、大阪、九州、京都の順、

道央圏では東京、京都、大阪、沖縄となっている。

■道東圏

北海道を旅行先に選ぶ際に、日本国内で比較した旅行先は、「東京」が 87 名、続いて「大阪」が 32 名、「九州」が 21 名、「京都」が 17 名となった。

■道央圏

比較した旅行先は、「東京」が 20 名、続いて

「京都」が 14 名、「大阪」が 5 名となった。

3-21 7)北海道を訪れた経路

北海道を訪れた経路は、道東圏は日本国外の空港経由が最も多く、道央圏は日本国内の空港経由が最も 多い。

■道東圏

今回の北海道を訪れた経路は、「日本国外の空港経由で北海道 内の空港着」が 291 名 38%、続いて「北海道内の空港への直 行便利用」が 271 名 35%となった。

北海道内の空港への直行便利用の 詳細は、「新千歳」が 142 名、続い て「旭川」が 53 名となった。

日本国外の空港経由で北海道内の 空港着の詳細について、経由した空 港は、「桃園」が 102 名、続いて

「香港」が 42 名、「上海」が 34 名となった。

到着した空港は、「新千歳」が 161 名、続いて「旭川」が 45 名 となった。

日本国内の空港経由で北海道内の 空港着の詳細について、経由した空 港は、「羽田」が 93 名、続いて

「成田」が 42 名、「東京」が 18 名となった。

到着した空港は、「新千歳」が 130 名、続いて「釧路」が 23 名 となった。

3-23

■道央圏

北海道を訪れた経路は、「日本国内の空港経由で北海道内の空 港着」が 71 名 36%、続いて「北海道内の空港への直行便利 用」「日本国外の空港経由で北海道内の空港着」が 64 名 32%

となった。

北海道内の空港への直行便利用の詳細は、「新千歳」が 39 名、

続いて「函館」が 2 名となった。

日本国外の空港経由で北海道内の 空港着の詳細について、経由した空 港は、「上海」が 12 名、続いて

「香港」が 7 名、「バンコク」「桃 園」が 5 名となった。

到着した空港は、「新千歳」が 52 名、続いて「旭川」が 2 名と なった。

日本国内の空港経由で北海道内の 空港着の詳細について、経由した空 港は、「羽田」が 27 名、続いて

「成田」が 13 名、「東京」が 9 名 となった。

到着した空港は、「新千歳」が 53 名、続いて「函館」が 8 名と なった。

3-25 8)北海道旅行で利用した主な交通機関

北海道旅行で利用した主な交通機関は、道東圏は貸切バスが 38%と最も多く、続いて鉄道 32%、路 線バス 16%、レンタカー11%となっており、公共交通機関の鉄道と路線バスの合計は 48%となってい る。道央圏は鉄道が 87%と高い比率となっている。

広域観光周遊ルート「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道」は、北海道の東部地域の エリアで、その範囲は、上川総合振興局、十勝総合振興局、オホーツク総合振興局、釧路総合振興局、根 室振興局である。この地域の平成 26 年度の外国人宿泊者数は 736,828 人であることから、二次交通利 用者は、路線バスで 117,892 人と推計できる。後述する広域集ルートエリアへの平成 26 年度の都市間 バスの総輸送実績人数は 1,243,751 人であることから、その 16%は 199,000 人となる。概ね 6 人 に1人は外国人利用と推測できる。

■道東圏

利用した主な交通は、「貸切バス」が 299 名 38%、続い て「鉄道」が 252 名 32%、「路線バス」が 125 名 16%と なった。

その他の内訳:観光バス 10 名、飛行機 2 名、レンタカー 1 名、バス 1 名

国・地域別・利用した主な交通機関

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