最終的には、次のようになります。Volume2がVoting、Volume3がOCR、Volume4~7 がASM用のディスクとなります。
DISKPART> list volume
Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info --- --- --- ---- --- --- --- --- Volume 0 D CDROM CDFS CD-ROM 636 MB 正常
Volume 1 C NTFS Partition 8182 MB 正常 システム Volume 2 RAW Partition 100 MB 正常
Volume 3 RAW Partition 305 MB 正常 Volume 4 RAW Partition 2032 MB 正常 C:\raw\disk1\
Volume 5 RAW Partition 2032 MB 正常 C:\raw\disk2\
Volume 6 RAW Partition 2032 MB 正常 C:\raw\disk3\
Volume 7 RAW Partition 3059 MB 正常 C:\raw\disk4\
* Volume 8 RAW Partition 3059 MB 正常 C:\raw\disk5\
DISKPART>
Exitと入力してdiskpartを終了します。
ネットワーク設定の変更
仮想マシン 1,2 共にローカルエリア接続とローカルエリア接続#2 という名前から、
PublicLAN, Interconnectという名前に変更します。
ipconfigでどちらのネットワークにVMnet1とVMnet8が割り当てられているか確認し
ます。xxx.xxx.0がVmnet8で、192.168.10がVmnet1となります。
C:¥Documents and Settings¥Administrator>ipconfig Windows IP Configuration
Ethernet adapter ローカル エリア接続:
Connection-specific DNS Suffix . : localdomain IP Address. . . : xxx.xx.1.128
Subnet Mask . . . : 255.255.255.0 Default Gateway . . . : xxx.xxx.1.2 Ethernet adapter ローカル エリア接続 2:
Connection-specific DNS Suffix . : localdomain IP Address. . . : 192.168.10.128 Subnet Mask . . . : 255.255.255.0 Default Gateway . . . :
VMnet8 に割り当てられている方を PublicLAN、VMnet1 に割り当てられている方を
Interconnectと変更します。
スタートメニューから、コントロールパネル→ネットワーク接続を選択して、右クリッ クをして[開く]を選択します。変更後は次のようになります。
[ネットワーク接続]のメニューバーの[詳細設定]の[詳細設定]を開くと次の画面表示とな ります。
[アダプタとバインド]の[接続]の項の、ネットワークアドレスのバインド順をPublicLAN
が優先(上に来るように)されるように変更します。[OK]ボタンを押して画面を閉じます。
また、それぞれのネットワークアドレスをインストール当初のDHCPからの自動割り当 てから、固定IPアドレスに変更します。
[ネットワーク接続] の[PublicLAN]を右クリック、[プロパティ]から[インターネットプ
ロトコル(TCP/IP)]を選択します。
プロパティをクリックして、[IPアドレスを自動的に取得する]から、[次のIPアドレスを 使う]に変更してIPアドレスとネットマスクとGatewayを設定します。
xxx.xxxの部分はお使いの環境に合わせてください。
仮想マシン1 仮想マシン2
IP Address xxx.xxx.1.11 xxx.xxx.1.12 Netmask 255.255.255.0 255.255.255.0 PublicLAN
Gateway xxx.xxx.1.2 xxx.xxx.1.2 IP Address 192.168.10.11 192.168.10.12 Netmask 255.255.255.0 255.255.255.0 Interconnect
Gateway 設定しない 設定しない
さらに、C¥windows¥system32¥drivers¥etc¥hostsを書き換えて、
rac1, rac2, int1, int2のエントリとClusterwareから制御される仮想IPアドレスである
rac1vip, rac2vip のエントリを作成します。rac1vip の IP アドレスは仮想マシン 1 で
xxx.xxx.1.21、仮想マシン2でxxx.xxx.1.22とします。
C:¥Windows¥system32¥drviers¥etc¥hostの内容は次のようになります。
# Copyright (c) 1993-1999 Microsoft Corp.
#
# This is a sample HOSTS file used by Microsoft TCP/IP for Windows.
#
# This file contains the mappings of IP addresses to host names. Each
# entry should be kept on an individual line. The IP address should
# be placed in the first column followed by the corresponding host name.
# The IP address and the host name should be separated by at least one
# space.
#
# Additionally, comments (such as these) may be inserted on individual
# lines or following the machine name denoted by a '#' symbol.
#
# For example:
#
# 102.54.94.97 rhino.acme.com # source server
# 38.25.63.10 x.acme.com # x client host 127.0.0.1 localhost
xxx.xxx.1.11 rac1 xxx.xxx.1.12 rac2 192.168.10.11 int1 192.168.10.12 int2 xxx.xxx.1.21 rac1vip xxx.xxx.1.22 rac2vip
Oracle Clusterware のインストール
仮想マシン1より、Oracle Clusterwareのインストールを行います。
1. OUIの起動
C:¥ 10201_clusterware_win32以下にClusterwareのプログラムファイルは展開されて います。C:¥ 10201_clusterware_win32¥clusterware¥setup.exeを実行するとインストー ルが開始します。
[次へ]をクリックします。
2. インストール先の指定
ホームの詳細の指定ではインストールされる場所を確認した上で[次へ]をクリックしま す。
3. 製品固有の前提条件チェック
インストールに必要な要件を満たしているか、チェックされます。問題がないことを確 認した上で、[次へ]をクリックします。
4. クラスタの構成
クラスタ構成の指定ではクラスタ名にCRS、パブリック・ノード名、プライベート・ノ ード名を以下のように構成します。
UNIXプラットフォームでは3rdParty製クラスタウェアと共存する場 合にクラスタ名を事前構成したものにします。
パブリック・ノード名 プライベート・ノード名 VIP名
rac1 int1 rac1vip rac2 int2 rac2vip
[次へ]をクリックします。
5. プライベートインターコネクトの使用
ネットワーク・インターフェースの使用方法の指定では、インターフェイス名とサブネ ットを確認して、インターフェイスタイプのPublicLANをパブリックに、Interconnectを プライベートに変更したあと、[次へ]をクリックします。
6. 投票ディスクとOCRの設定
クラスタ構成記憶域では、投票ディスクとOracle Cluster Registry(OCR)に作成したパ ーティションを割り当てます。
投票ディスク用として作成した100MBの領域を選択します。領域を選択し、[編集]ボタ ンをクリックすると次の画面が現れるので、[このパーティションに投票ディスクを配置]
にチェックを入れ、[OK]をクリックします。
同様にOCR用に作成した 300MBの領域を選択します。領域を選択し、[編集]ボタンを クリックすると次の画面が現れるので、[このパーティションにOCR(プライマリ)を配置]
にチェックを入れ、[OK]をクリックします。
冗長化構成を推奨する警告が出てきますが、今回は[OK]をクリックして進みます。
7. サマリー画面の表示
サマリーは、設定内容を確認して、[インストール]をクリックします
8. インストールの実行
インストール中はこのような画面になります。ファイルのコピーと、他ノード(仮想マシ
ン1)へのコピーが行われます。
さらに、Configuration Assistantが起動します。OCRの初期設定とVotingディスクの フォーマット、ONSのコンフィグレーション、NICとその動作内容の割り付けが行われま す。
9. インストール終了
問題なく進めば、インストールの終了画面が表示されます。[終了]をクリックして終了し ます。
「終了しますか」には、[はい]で終了します。
インストール終了後、次のサービスが正常に起動していることを確認してください。
OracleObjectService OracleCRService OracleCSService OracleEVMService
OracleRemExecService
正常に稼動していれば、Clusterwareのインストールは終了です。
Oracle Database のインストール
1. runInstallerの起動
引き続き、仮想マシン1からOracle Database10gとOracle Real Application Clusters のインストールを行います。
先ほどデータベースプログラムはC:¥ 10201_database_win32以下に展開してあります ので、C:¥ 10201_ database _win32¥ database ¥setup.exeを実行すると、インストール が開始します。[次へ]をクリックします。
2. インストールタイプの選択
ライセンスにあわせて選択します。ここでは、Enterprise Editionを選択します。
3. インストール先の指定
インストールされるディレクトリを確認します。[次へ]をクリックして進みます。
データベースのインストール先をOracle Clusterwareのインストールデ ィレクトリと同一にすることは出来ません。
4. クラスタ・インストールモードの指定
Oracle Database をインストールするノードを選びます。インストーラーにより、RAC
の配下に置かれる全てのマシンにインストールします。[クラスタ・インストール]が選択さ れていることを確認し、ノード名の[RAC1]にチェックを入れて[次へ]をクリックします。
5. 製品固有の前提条件チェック
インストールに必要な要件を満たしているか、チェックされます。問題なしと表示され たことを確認した上で、[次へ]をクリックします。
6. データベース構成の選択画面
構成オプションの選択から「データベースの作成」を選択し[次へ]をクリックします。
7. データベース・テンプレート
データベース構成の選択では、「汎用目的」を選択し[次へ]をクリックします。
8. 構成オプション
データベース構成オプションの指定ではグローバルデータベース名・SID・データベー スのキャラクタセット、データベースサンプルの作成の確認を行います。
ここで指定した SID の末尾にインスタンス番号を振ったものが、それぞれのノードの SIDとなります。たとえば、ここで[RAC]とSIDを指定すると、RAC1、RAC2がそれぞれ のノードのSIDとして、自動的に設定されます。[サンプル・スキーマ付きデータベースを 作成]にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
9. 管理オプション
データベース管理オプションの選択では[データベース管理に Database Control を使用 する]を選択して[次へ]をクリックします。
Grid Controlを使用したい場合には、事前にOracle Enterprise Manager 10g Grid Control Management Agentをインストールする必要があります。
10. 記憶域オプション
データベース記憶域オプションの設定では[自動ストレージ管理(ASM)]を選択し、[次 へ]をクリックします。
ASMインスタンスとデータベースの Oracleホームを分けるよう推奨する警告がでます が、ここでは[OK]をクリックして次に進みます。
11. 運用オプション
バックアップ及びリカバリオプションの設定では、「自動バックアップを有効にする」
を選択し、「自動ストレージ管理」を選択し、バックアップ・ジョブの資格証明では、OS ユーザー名とパスワードを入力します。ここでは、Administratorとそのパスワードを指定 します。[次へ]をクリックします。
12. ASMディスク・グループ
自動ストレージ管理の構成では、ASM配下に置くディスクが見えていないので、[ディス クをスタンプ]をクリックします。
asmtool operation画面が現れます。以下の手順に従い、ASMで使用するディスクのヘ
ッダーに、 ディスクが ASM 用であることを示すスタンプを押します。[Add or change label]を選択し、[次へ]をクリックします。
すべての共有ディスク・パーティションが候補として表示されます。Ctlキーを押しなが らASM用のディスクをクリックします。ここではdisk1〜3を選択します。
[Generate stamps with this prefix]にチェックを入れ、スタンプするラベルのプレフィ ックスを指定します。 この名前が、ASM ディスク・グループの名前に影響するわけでは ありません。ここでは[DATA]と指定します。
ディスク一覧の確認です。[次へ]をクリックします。
[完了]をクリックします。
自動ストレージ管理の構成画面にディスク一覧が表示されます。ディスク・グループ名 には[DATA]を入力して、C:¥RAW¥DISK1,C:¥RAW¥DISK2,C:¥RAW¥DISK3 のチェッ クボックスを選択します。冗長性は外部にします。[次へ]をクリックします。
13. データベース・スキーマのパスワード設定
データベース・スキーマのパスワードの設定では任意のパスワードを設定してください。
設定したら[次へ]をクリックします。
14. サマリー
サマリーで、今までの設定内容を確認し、[インストール]をクリックします。
15. インストール
インストール中は次のような画面が表示されます。
コピーが全て終わると引き続き、Oracle Database Configuration Assistantが実行され ます。Oracle Database Configuration Assistantの実行中はこのような画面が表示されま す。
データベースが構築できると、以下のようなダイアログが現れます。内容を確認した後、
[OK]をクリックします。
RACを構築する2つのインスタンスが自動的に起動されます。しばらく待機します。
インストールの終了が終了し、Oracle Enterprise ManagerのアクセスURL, iSQL*Plus のアクセスURLが表示されます。内容を確認して、[終了]をクリックします。
[はい]をクリックして、終了します。