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とりあえず!音制連

ドキュメント内 音楽主義表紙N017 [更新済み].eps (ページ 68-71)

どうするか…という、とっても夢のあるお悩みです(喜)。

文責:会員サポート委員会

第2回

儲かっちゃった!? どうしよう!?

〜こんなときどうするの? 専門家に聞く前に〜

HELP!

とりあえず!音制連

VOL. 2

会社に予想以上にお金が残ったとき、どうすればいいのか

音楽主義

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算して、これに税率を掛けて税金を算

出すると、およそ40%が税金(通常)と なって決算日の2ヶ月後に納税しなけれ ばなりません。確かに儲けがなければ 税金も発生しないわけですから、上記 のようなことをして儲けをなくしてしまえ ば良いように思えます。でも、本当にそ んなことが可能でしょうか(世間は認め てくれるのでしょうか)。また、儲かった 会社がみんなこんなことをして、税金を 納付しなかったりしたらどうなってしまう のでしょうか(こんなうまい話があるので しょうか)。

税金にかぎらず、会社のお金の回り 方は単純ではありません。目先のお金 ばかりを見て、将来の支払いを考えな いで使ってしまうと、必ずこの反動が起 きてきます。支払いの時期にお金がな かったり、儲かっていたつもりが実は

「錯覚」だったなんてことも実際に起こ りうることです。

それでは、法人税法に基づいてひと つずつ考えてみましょう。

①決算賞与(ボーナス)は?

決算賞与を支給する場合のポイント は、決算日(期末日)までに従業員全員 に支給額を通知し、決算日から1ヶ月以

内に支払い、費用処理することです。

あわてて支給して、上記のことが証明 できないとその期の費用とはなりませ ん。

早めに決算数字を把握しておいて、

前もって決算賞与の金額を決めて、事 前に従業員に通知をすることが重要で す。

②社員旅行や大宴会は?

海外慰安旅行などの「福利厚生」的 なものについては、個々に対応が相違 します。

宿泊日数や費用負担額、参加人員 などがポイントになり、あまり派手で一 部の社員しか参加していないようなも のは簡単に費用にはできません。

当然に大宴会も同じです。みなさん で楽しい宴を催して満足したとしても、

いざ税金となると何でもかんでも「費用」

となるわけではありません。世のなかの 一般的な常識とくらべて度を越した内 容(金額)のぶんは認められません。

慰安旅行で会社の従業員(家族は含 まず)の半分以上が参加して4泊5日以 内の旅行であり、従業員も費用の半分 程度を負担しておけば会社の経費とす ることが可能となります。

また、従業員がスポーツジムに通っ たり、映画やコンサートの鑑賞について

HELP!

first of all,FMP

も従業員全員が同じ条件で受けられる のであれば会社の費用とすることが可 能です。

③物を買うは?

ビル・土地・株・備品・消耗品などを 買った場合の扱いですが、30万円未満 で年間300万円までは費用になります

(中小企業の特例で青色申告法人)が、

これを超えると費用にはなりません。世 にいう「固定資産」は買っても全額が費 用にはならずに、「減価償却」をして費用 化することになります。つまり、お金だけ たくさん出ていってしまいますが、費用 にはならずに税金が発生します。少額 の備品や消耗品を期末にまとめて買っ た場合、買っただけで使用されていな いと費用にはならずに「貯蔵品」扱いに なって、これも税金が発生します。今ま で買った量とくらべて異常に多かった り、急にその年だけ買ったりするとやは り不自然になります。

当然に請求書だけ先にもらって、物 はあと回しなんてことは言語道断!(脱 税になってしまいます)

④保険に加入は?

従業員を対象とした生命保険に加入 する場合、一定に基準に基づくすべて の従業員を加入させないと(一部の従 業員だけではダメ!)費用にならずに、給

料とされて源泉税の支払いも発生して しまいます。税法の変更等もあるので、

慎重に対応する必要があります。

⑤役員の報酬は?

役員は従業員と違って、毎月の報酬 は事前にちゃんと決めて安易に上げた り下げたりできないことになっています。

ましてや、儲かったからといっていきなり ボーナスを出すことも勝手にはできませ ん(ちゃんとルールがあります)。

万が一、ボーナスを出してしまった場 合、税金を計算する際にこの金額が費 用として認められずに「課税所得」に上 乗せされて税金を計算することになって しまいます。結局はご自分の「所得税」

と会社の「法人税」「法人事業税」「法 人住民税」を納付することになります。

ご自分の「所得税」が増えるというこ とは翌年の「住民税」も増えることにな りますので、よくお考え願います。

以上のように安易な対応は墓穴を掘 ることになります。それよりもせっかく儲 けたお金がなくなってしまいます。

会社は継続していかなければなりま せん。つまり、お金が必要ですので、無 駄遣いは決してしないほうが賢明です。

税金はきちんと納付して永く会社が 続けられることが、アーティストにも従業

員にも一番幸せなことです。

ドキュメント内 音楽主義表紙N017 [更新済み].eps (ページ 68-71)

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