既存データの収集
既存データを用いた推定
食品成分表 1995
TFA含まず 1469
(総脂質が0かわずかand [TFAが発 生しうる加工がなされていないor 反芻動物起源でない])
TFAを含む可能 性あり 526
参考にした手法:
Sasaki, et al. J Epidemiol 1999; 9: 190-207.
理想ではない(基本的に古いデータ) Yamada, et al. J Epidemiol 2010; 20: 119-27.
測定値 測定値のあ
る類似食品 から類推
ESHA( アメ リカのデー タ)
レシピから 計算
合計
肉類・肉加工品( 自然由来) 4 1 19 3 2 23 6
菓子類( 工業由来) 2 5 8 3 2 1 2 12 2
乳製品( 自然由来) 2 3 2 1 4 4
インス タント食品( 工業由来) 1 7 2 6 4 3
パン類(工業由来) 6 2 1 1 2 8
油脂類( 自然由来) 1 1 8 1 9
ファストフード( 工業由来) 1 0 1 0 1 1
油脂類( 工業由来) 5 0 5
その他 1 4 1 1 2 1 8
合計 1 4 3 35 3 1 4 1 6 5 2 6
あらゆる手を尽くして検索・入手
健康な成人の習慣的なトランス脂肪酸摂取量の摂取源
菓子類、パン類、油脂類、インスタント・レトルト食品 などが主な摂取源であった。
15 22
18 19
20 14
10 8
6 5
4 4
3 3
1 1
27 25
0% 20% 40% 60% 80% 100%
男性
女性 菓子類
パン類 油脂類
インスタント・レトルト食品 マーガリン
ファストフード 乳類 その他 自然由来
秤量式食事記録法、2002~3年。16日間(各季節に4日間ずつ。各季節は平日3日間・週末1日間)
年齢:30~69歳、人数:225人(女性:119人、男性:106人)
地域:4地域(都市部:2地域、その他:2地域)
【限界】
このトランス脂肪酸の食品成分表はまだ不完全である。
この食事記録法は、トランス脂肪酸のために収集されたものではない(食品名が不正確)
かなり協力的な人(日本人の代表とはなりにくい?)。30歳未満はいない。
地域がかなり限定されている。 #12881. Yamada, et al. J Epidemiol 2010; 20: 119-27.
観察研究
疫学研究の基本分類
問題視している結果の 分布/頻度は?
問題視している曝露の 分布/頻度は? 曝露 量・源は?
他の原因との相対的な 強さは?
対象集団における知識 は?…など
関連の強さは?
対策の効果は?
「測定方法」と「記述疫学研究」がとてもたいせつ 記述疫学研究
分析疫学研究
介入研究
測 定 方 法
測定の精度 は?
データの信 頼性は?
関連を検討するためには、「分布のじゅうぶんな広がり」が必要
曝露 結果
データ収集の前に(研究計画時に)
先行研究を読んで、分布の広がりを推定して おくこと(記述疫学研究が特に有効)
たとえ、関連があったとしても、それを検 出できるだけの 「分布のひろがり」がなけ れば、関連があるとはいえない、となる。
記述疫学研究 分析疫学研究
の順で行うこと 曝露のほうの変数、結果のほうの 変数、両方に分布のじゅうぶんな 広がりが必要なことに注目!
天井効果にも要注意
関連が観察されなかったときの解釈:
「原因または効果の変数の分布がじゅうぶんに広くなかった」もありうる
疫学の基本構造(まとめ)
結論(決定・決断)に至るまでには、すべて の(または複数の)タイプの疫学研究が必要 それぞれの長所、短所、使いどころに習熟し よう
結果の知識も必要
原因の知識も必要
レポート
講義に出てきた疫学方法を使った興味ある論文(英文)を
PubMed
で検 索して、ひとつの論文について、和文または英文で簡単にまとめる。2
ページ程度■氏名、学籍番号、提出期日
■論文の書誌情報(著者名、論題、雑誌名、年・巻・ページ)
■内容の概要:抄録のコピーではなく、自分の文章で書くこと
■コメント:自分の感想、意見、コメント(ここがもっともたいせつ)
■(論文のコピー
(全ページ)を添付)翌週、いきなり、当たって発表(
5
~10
分)を命じられるので、心の準 備をしておくこと。3
人/
日程度。発表内容や発表技術も評価対象です本日の課題:
(初回なので)
興味深い疫学研究論文(疫学方法は問わず)
疫学 (epidemiology)
明確に規定された人間集団に出現する健康関連のいろいろな事象の頻度 と分布およびそれらに影響を与える要因を明らかにして、健康関連の諸 問題に対する有効な対策樹立に役立てるための科学