○○社
2. 判断基準の構成と内容 ~つづき
ア.事業者はその設置している工場等について、全体として効率的かつ効果的な エネルギーの使用の合理化を図るための管理体制を整備すること。
イ.ア.で整備された管理体制には責任者(特定事業者及び特定連鎖化事業者に あっては「エネルギー管理統括者」)を配置すること。
ウ.事業者は、その設置している工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関 する取組方針(以下「取組方針」という。)を定めること。その際、取組方針には、
エネルギーの使用の合理化に関する目標、設備の新設及び更新に対する方 針などを含むこと。
エ.事業者は、その設置している工場等における取組方針の遵守状況を確認する とともに、その評価を行うこと。なお、その評価結果が不十分である場合には改 善を行うこと。
オ.取組方針及び遵守状況の評価手法については、定期的に精査を行い必要に 応じ変更すること。
カ.事業者は、その設置している工場等に係る名称、所在地及びエネルギー使用 量を記載した書面を作成、更新、保管することにより、状況を把握すること。
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2. 判断基準の構成と内容 ~つづき
1 専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等における エネルギーの使用の合理化に関する事項
(1) 空気調和設備、換気設備に関する事項
(2) ボイラー設備、給湯設備に関する事項
(3 )照明設備、昇降機設備、動力設備に関する事項
(4) 受変電設備、BEMSに関する事項
(5) 発電専用設備及びコージェネレーション設備に関する事項
(6) 事務用機器、民生用機器に関する事項
(7) 業務用機器に関する事項
(8) その他エネルギーの使用の合理化に関する事項
③ 判断基準の基準部分:事業場におけるエネルギーの使用の 合理化に関する事項
¾ 事業場(専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等)においては、事 務所等で設置している下記に示す主要な設備ごとに、エネルギーの使用の合理 化に関する事項について定めている。
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2. 判断基準の構成と内容 ~つづき
2 工場等(1に該当するものを除く)におけるエネルギーの使用の合理化に 関する事項
(1)燃料の燃焼の合理化
(2) 加熱及び冷却並びに伝熱の合理化
(2-1)加熱設備等
(2-2)空気調和設備、給湯設備等
(3)廃熱の回収利用
(4)熱の動力等への変換の合理化
(4-1)発電専用設備
(4-2)コージェネレーション設備
(5)放射、伝導、抵抗等によるエネルギーの損失の防止
(5-1) 放射、伝導等による熱の損失の防止
(5-2)抵抗等による電気の損失の防止
(6)電気の動力、熱等への変換の合理化
(6-1)電動力応用設備、電気加熱設備等
(6-2)照明設備、昇降機、事務用機器、民生用機器等
④ 判断基準の基準部分:工場等におけるエネルギーの使用の 合理化に関する事項
¾ ここでは、主に工場等でのエネルギーの使用の合理化に関する事項を定 めている。
¾ 工場等においては設備が多岐にわたるため、従来と同様に燃料の燃焼 の合理化や廃熱の回収利用などエネルギーの使い方ごとに、エネルギー の使用の合理化に関する事項について定めている。
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3.管理標準の意義
¾
事業者は、国が定めた判断基準に従って、エネルギー使用合理化のための 管理標準(エネルギーの管理マニュアル)を作成することが必要。¾
この管理標準には、特に国が定めた様式などはないが、事業者は判断基準に従って、基準部分に規定されている事項を遵守するための内容をマニュアルとしてしっかり記 載することが重要。
¾
日常管理、 計測記録、保守点検や設備新設にあたっての措置などを管理標準に具体 的に網羅することが必要。従って原則として、工場等ごとに管理標準を作成する必要 があるが、エネルギー管理指定工場等に指定されていない工場等に設置された設備 であり、包括的に管理標準を作成できる設備(例えば、空調、照明、OA機器等)につい ては、会社全体で包括的に管理標準を作成することも可。¾
既にエネルギー管理指定工場等に指定されている工場等においては、従来のものを そのまま使うことも可。(ただし、管理標準に対応する判断基準の番号を記載している 場合には、新しい判断基準の番号に対応させる必要がある。)¾
管理標準を定め、判断基準を遵守することはエネルギー管理指定工場等として 指定 されているかに関わらず、全てのエネルギーを使用し事業を営む者に対して求められ ていることに注意が必要。59
4.管理標準の書き方と記入例
¾ 右のエネルギー管理規定は、オフィスビ ルの管理標準の例。
¾ この例の様に個別設備ごとの管理標準 の前段に事業者としてのエネルギー管 理に関する基本的な事項も加え、エネル ギー管理規定とすることも可。
¾ 法では管理標準の様式やフォーマットな どは特に指定していないが、事業者の 実行すべき事柄(判断基準)の一つ一つ に、きちんと対応することが必要。
基本的な事項設備ごとの管理標準
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¾
事業場に関しては 「空気調和設備、換気設 備」 「ボイラー設備、給湯設備」 「照明設備、昇降機、動力設備」・・・など7つの設備分野ご とに「管理」「計測・記録」「保守・点検」「設備新 設時の措置」という4項目に関し、管理標準を 作成し、これに基づきエネルギー管理を実践 することが必要。
¾
工場に関しては判断基準の基準部分に定め られた6分野、「燃料の燃焼の合理化」「過熱 及び冷却並びに伝熱の合理化」「廃熱の回収 利用」・・・などについて「管理」「計測・記録」「保守・点検」「設備新設時の措置」という4項 目に関し各々管理標準を作成し、これに基づ きエネルギー管理を実践することが必要。
¾
工場や事業場の判断基準の基準部分には「空気比」「廃ガス温度」「廃熱回収率」など守 るべき数値が具体的に明記されている項目が 5つあるので注意が必要。