これが有名なスリーシスターズという3つの岩。
しばし絶景を堪能したあとに、広場みたいなところで、先住民のリアル・アボリジニー発見!!
と思って見ていたのですが、ほとんど木の切れ端のようなぼろいブーメランを20$という高値で売っ ていたりしていて、ちょっと幻滅というか、そりゃぼったくりすぎだろ。
しかも。。。そのアボリジニーの持ち物のバッグから、携帯電話がチラリと見えていたりするし。
やるんなら徹底的に成りきろと言いたい!!
(本物だったらごめんなさい)
きっと、観光客が帰ったら洋服に着替えて、パブで一杯とかやっているんでしょう・・・
と、夢のないことを想像しちゃいました。
さてそのブルーマウンテンから、車でちょっと行ったところで、『シーニックワールド』というのがあっ て、そこではケーブルカーやトロッコに乗れるらしい。
かなり急角度で落下する恐ろしいトロッコがあるらしい。
「私は高いところ苦手だし、遊園地でもジェットコースターには進んで乗らない方だ」
と言ったのに、「それなら是非行くべきだ」とエリ。なぜそうなるのか君?
で、成り行き上、トロッコに乗り込む私だが・・・
見るからに怖い・・・
エリは喜々として私の恐れおののく姿を記録に残そうと、カメラをムービーモードにしてスタンバイし て撮り続けている。
例え怖くても余り怖がっている醜態はさらせないという、ギリギリプレッシャー。
何が怖いって・・・
最大傾斜にして50度以上の角度で落下するのに、シートベルトとかないわけですよ。
(こんなの日本じゃ許されないでしょ??)
そしてスタート!! ギャー。
(無事終了)
ふう、やれやれ。
その他、ケーブルカーとかいくつかの乗り物があったが、急遽、大雨が降りだす。
とにかく雷がすごくて、リアル・サンダガという感じで、それくらいの青光りがはっきり見えるくらい 強烈なもので、けっきょく他の乗り物類はすべてストップとなる惨事に。
そのまましばらく粘ったが、もう無理と判断して、ここでブルーマウンテンズ観光は終了。
帰りの車中でエリが、
「いつもここに来ると雨が降ってケーブルカーに乗れないのよ」
とちょっとふてくされていたが、
(あなたが雨女では?)
と、ちょっと思った。
4/5 ( 18 :0 0) 最後 の晩餐
クリスは夕食も計画済みで、なんでもハリウッドセレブが訪れるという料理店に行く予定だったようだ けれど、道路が大渋滞で全く車が進めなくて、行くことはできなかった。
なんでも今オーストラリアはホリデーシーズンで混んでいるらしい。
仕方がないので、オススメの韓国料理屋へ。
ここで、「 部隊チ ゲ」というのが出てくる。
これは歴史的経緯から生まれたチゲ鍋らしい。何でも朝鮮戦争の時にアメリカの軍人達がチゲ鍋を改良 して食べていたことに由来するらしい。アメリカ人だけに、ソーセージやハムなど彼らの好物が大量に 入っているのが特徴。
見た目はいかにも味音痴のアメリカ人らしい料理だなという感じだが、これがなかなかいける。
ハムもチゲに合いますね~。あと辛ラーメンみたいなメンも入っていたりして、このごちゃまぜのチー プ感がおいしいです。
やっぱり Always 満腹まで食べる私でした。
韓国料理店を出て、駐車時用に向かうときクリスが浮かない顔をしていた。
そう、私たちに別れの時間が迫っていた。
4/5 ( 19 :0 0) 人に 優しく された とき
「今日は申し訳なかった」
と、クリスはおもむろに口を開いた。
「なぜに??」
彼に言わせると、今日はブルーマウンテンズでは途中で雨が降り中止になったり、行こうと思っていた レストランに行けなかったりと、自分の力不足で、君を満足させてあげられなかった。
それが心苦しいと。
おいおい、待て待て。
ずっと車を長時間、何百キロも運転しのは彼だし、雨が降ったのも、渋滞していたのももちろんクリス のせいではない。
それどころか、こんなわけもわからない日本人に一日中つきあってくれて、食事も全部おごりで(さん ざん私も粘ったがどうしても出させてくれなかった)、大感謝こそすれ、不満なんてとんでもない。
「もし、君たちがいなかったら、CCIE に落ちた私は失意のままどこにも行く気になれずホテルに引きこ もっていただろう。もちろんコアラも見られなかったし、ブルーマウンテンも見られなかった。今日は 君たちがいろいろ連れて行ってくれて本当に楽しかったし、よい思い出になった」
私は心を込めて説明したつもりだ。
クリスはさらにポツリと、
「自分は・・・。日本人は本当に親切だと思っている。だから本当に大好きだ。だからその日本人の友 達である君に少しでも親切にしたかったけれど、はたしてそれが十分だったかと気になって」
というようなことを言うので、私もちょっとポロリときた。
今回シドニーに来て CCIE に敗北に大きなショックを受けた私だが、彼らの親切心にはとても助けられた。
彼らの何の損得勘定もないやさしさに、何か忘れていた大切なものを思い出させられた気がした。
4/5 ( 20 :0 0) ハー バーブ リッジ
そんなクリスとエリとの別れの場所はハーバーブリッジ。
ここは観光客の70%は訪れるという有名な観光地で、比較的夜遅くまで開いているらしい。私はここ でちょっと観光して自分で電車に乗って帰るということにした。またホテルまで送ってもらうのは渋滞 もしているしさすがに悪いので・・・。
「またオーストラリアか韓国に来ることがあったら絶対連絡くれ。観光に連れて行くから」
「日本に来るときは教えてね」
みたいなやりとりで、バイバイとお別れ。
しばらく彼らが私の背中を見ている視線を感じつつ、港に姿を消す私でした。
こうして2人と別れて、ブラリとシドニー最後の観光地を歩く。
ただ、私はこういういかにも観光客のためのに作ったような人造的な雰囲気があまり好きではない。
ネオンの明かりより自然が見たいし、近代様式の建物よりも歴史的建造物が見たいタイプ。
それに一人なので、やることも特になくて、あんまり長居する気にはなれなかった。
私はちょっと疲れていたし。
ただ帰る手段もスカイトレイしかなくて、どうやって乗るのか?とかどこで乗り換えにゃ??と若干迷 ったりしたが、なんとか乗り継いだりして帰る。
ぐったりとホテルに帰り、明日は朝早いし、疲労困憊だったので、早めに寝ようと 1 時には布団に潜り 込む。
明日は、やっと日本に帰ることになる。
(bl og 更 新:2 00 7- 04 -1 4 23: 44 :5 1)