経 緯
4. その他 1 アクセス
①陸上アクセス
開港当初から軌道系アクセス（ポートライナー）を備えている空港は全国的にも珍 しい。空港へのアクセスはポートライナーの分担率が高く、リムジンバス、タクシー の分担率は低い。
②海上アクセス
神戸空港－関西空港を結ぶ海上アクセスとして、「神戸－関空ベイシャトル」が平成 18年7月に運航を開始した。大幅な割引運賃を設定してリムジンバスに対抗するが、
利用状況は芳しくなくＰＲ等周知に努めているところ。同シャトルには、国のお金は 入っていないが、船の建造に対して宝くじの収益金が助成されている。
4.2 利用促進とエアラインに対する助成
利用促進のため、「神戸空港利用推進協議会」と「21世紀神戸空港活用促進協議会」があ る。前者は兵庫県と神戸市、地元経済界が主体で特別会計からも1000万円(50%)を分担金 として拠出している。後者は地元経済界が主体である。また、市の中での役割分担は、主 としてインバウンドを国際文化観光局が担当し、アウトバウンドをみなと総局が担当して いる。
助成は着陸料の減免が中心で、それ以外のインセンティブはしていない。
4.3 その他の取り組み
①業務委託
国土交通省が委託できる範囲の見解を出している。それによって可能なものはすべ て委託している。全部を指定管理者に委託すると、市と委託先で人員を二重に配置す ることになるためしていない。関西空港のように特別会社にするしか方法はない（こ れは法律が必要で、市の力ではできない）。
②ユビキタスの実証実験
情報端末を用いたユビキタスは、国の実証実験に参画している。
③エコアップ・エアポート
人工海浜を親水公園として一般開放している（現時点では土日祝日だけ）。入場は無 料で、駐車料金の 500 円だけ徴収している。また、空港島の護岸は藻場の養成を目的 とした傾斜護岸を採用している。
提 供 さ れ た 資 料
z 神戸空港利用状況
z 神戸空港利用者アンケート調査結果 z みなと総局組織図
z 神戸空港計画に係る財政計画について z 神戸空港の管理収支の見通し
z 平成18年度神戸市各会計予算に関する説明書
z 平成 17 年度歳入歳出決算事項別明細書・実質収支に関する調書・財産に関す る調書・基金運用状況報告書
z 神戸市職員録
z 神戸空港ターミナル会社情報
z 神戸空港ターミナル株式会社の経営収支の見込み z 営業報告書（神戸空港ターミナル株式会社）
z 神戸空港利用推進協議会とは（※web資料）
z 21世紀神戸空港活用促進協議会とは（※web資料）
z 大阪国際空港及び神戸空港における国際線の取扱いについて z 関西3空港の在り方について
z 今後の空港及び航空保安施設の整備に関する方策について〔答申〕
z 開港への歩み（※リーフレット）
z 神戸空港マリンエア（※リーフレット）
z 平成18年度事業概要〔神戸市みなと総局〕
z 神戸空港マリンエア～神戸空港マリンエアの開港と今後の運営～（※ppt資料）