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11. その他(追加)

11‐1

一貫した識別性

【ルール】

ウェブページ一式の中で同じ機能性をもつコンポーネントは、一貫して識別できなければならない。

【解説・目的】

「同じ機能性をもつコンポーネント」とは、次のようなものが挙げられます。

・同一のページへのリンク

・サイト内検索の[検索]ボタン

・アイコン画像

サイト内のページで、ある機能を学習したユーザーが、他のページにも同じ機能があれば見つけることが できるように、その「機能性」が同じであれば、同じラベルを付けて一貫性を持たせる必要があります。

例えば、サイト内検索の実行ボタンという「同じ機能性」を持つボタンのラベルが、ページによって「検索」

や「探す」が混在していると、達成基準を満たすことができません。

また、同じアイコン画像が繰り返し用いられている際は、それが同じ意味を示している場合、代替テキスト も同一である必要があります。逆に、同じアイコン画像であっても、それが異なる意味で用いられている場合 には、代替テキストは同一である必要はありません。

11‐2

ブロック・スキップ

【ルール】

複数のウェブページ上で繰り返されているコンテンツのブロックをスキップできるメカニズムが利用可能で なければならない。

【解説・目的】

ページのメインコンテンツ部分の前に、「複数のページ上で繰り返されているコンテンツのブロック」(グロー バルナビゲーション、ヘッダーなど)がある場合、ページ先頭からメインコンテンツ開始位置まで「スキップで きるメカニズム」の提供が必要です。

「スキップできるメカニズム」は、主に次のユーザーが利用できるものでなければなりません。

・画面を見て、キーボードだけで操作しているユーザー(マウスなどを使用できないユーザー)

・音声読み上げソフトやスクリーンリーダーを使用しているユーザー

次の 2 つの実装方法を用いて「スキップできるメカニズム」を提供することが考えられます。

・コンテンツの各セクションの開始位置に見出し要素(h 要素)を提供する

・メインコンテンツエリアへ直接移動するリンクを各ページの先頭に追加する

達成基準 7.3.2.4 [一貫した識別性]

達成基準 7.2.4.1 [ブロック・スキップ]

11.その他(追加)

38

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11‐3

複数の到達手段

【ルール】

ウェブページ一式の中からあるウェブページに到達することのできる複数の手段がなければならない。た だし、ウェブページがプロセスの結果又はプロセスの中の一つのステップである場合は除く。

【解説・目的】

ユーザーがサイト内の目的のコンテンツを見つける手段として、自分の使いやすい方法を選ぶことができ るように、次の中から複数の手段を提供します。

・関連するページへナビゲートするリンクを提供する

・サイトマップを提供する

・検索機能を提供して、利用者がコンテンツを見つけるのを手助けする(サイト内検索など)

全部で 10 ページ程度しかないような小規模なサイトでは、さらに次の中からも一つの手段を提供すること が可能です。

・他の全てのウェブページへのリンク一覧を提供する

・HOME(トップ)ページからサイト上の全てのウェブページにリンクする

11‐4

フォーカスを受け取ったとき

【ルール】

いずれのコンポーネントも、フォーカスを受け取ったときに状況の変化を引き起こしてはならない。

【解説・目的】

フォーカスを受け取ることができるもの(例:リンクやフォーム・コントロールなど)は、フォーカスを受け取っ ただけで「状況の変化」を引き起こしてはなりません。

「状況の変化」とは、次のようなものが挙げられます。

・新しいウィンドウを開くこと

・フォーカスを異なる要素へ移動させること

・新しいページへ移動すること(新しいページへ移動したかのように思わせてしまうことも含む)

・ページの内容を大きく再配置すること

例えば、キーボード操作(Tab キー)で、フォーカスをリンクに移動した途端に、新しいページへ移動してしま ってはいけません。キーボード操作(Tab キー)で、フォーカスを全てのリンクやフォーム・コントロールなどに 移動させても、上記のような「状況の変化」が引き起こされないようにします。

達成基準 7.2.4.5 [複数の到達手段]

達成基準 7.3.2.1 [オンフォーカス]

11.その他(追加)

11‐5

ユーザインタフェースコンポーネントによる状況の変化

【ルール】

利用者が使用する前にその挙動を知らせている場合を除いて、ユーザインタフェースコンポーネントの設 定を変更することで、状況の変化を引き起こしてはならない。

【解説・目的】

ユーザーが「ユーザインタフェースコンポーネント」(フォーム・コントロールなど)の設定を変更しただけで、

「状況の変化」を引き起こしてはなりません。

「状況の変化」とは、次のようなものが挙げられます。

・新しいウィンドウを開くこと

・フォーカスを異なる要素へ移動させること

・新しいページへ移動すること(新しいページへ移動したかのように思わせてしまうことも含む)

・ページの内容を大きく再配置すること

【具体例】

×悪い例 実行ボタンのないプルダウンメニュー

実行ボタンがなく、プルダウンメニューで選択肢を選んだ だけでリンク先に移動させられてしまう。

キーボード操作では、1 つ目の選択肢にフォーカス移動 しただけで、強制的に移動させられてしまうため、2つ目以 降の選択肢を選ぶことすらできない。

○良い例 実行ボタンのあるプルダウンメニュー

プルダウンメニューで選択肢を選んだ後に、[GO]ボタン を押すことによってはじめて、リンク先に移動することがで きる。

達成基準 7.3.2.2

[ユーザインタフェースコンポーネントによる状況の変化]

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