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: お客様の使用例の評価

ドキュメント内 EMC VSPEX for Virtualized Microsoft SQL Sever 2012 (ページ 32-36)

第 4 章 VSPEX実証済みインフラストラクチャの選択 31

ステップ 1 : お客様の使用例の評価

仮想化Microsoft SQL Server 2012向けVSPEXを導入する前に、SQL Server環境を 適切に設計できるように、インフラストラクチャの要件、制限事項、ワークロードの推 定量について情報を収集し把握しておきます。VSPEX インフラストラクチャを設計す る際のお客様のビジネス要件について理解を深めることができるように、VSPEX ソ リューションのワークロード要件を評価する際は仮想化 Exchange Server 用 VSPEX 情報収集用ワークシートを利用することを強く推奨します。

付録 A の仮想化SQL Server 2012向けVSPEXの情報収集用ワークシートには、お

客様の要件、使用特性、データセットを明らかにするのに役立つ、簡単な質問の一 覧が記載されています。表 4 は、質問事項の詳細な説明と、記入する値を決める際 の一般的なガイダンスです。

概要

仮想化SQL Server

用VSPEXの情報収

集用ワークシート

表 4. 仮想化SQL Server 2012VSPEXの情報収集用ワークシートのガイドライン

質問 説明

ご使用の環境に、サイズを設定したい既存の

SQL Serverデータベースがありますか。

VSPEX環境内のVSPEXプライベートクラウドに移行する予

定のSQL Serverデータベースをお客様がすでに所有し、そ

の特徴を理解している場合は、[はい]を選択します。それ 以外の場合は、[いいえ]を選択します。

導入を計画しているデータベースの数はいくつで すか。

お客様がVSPEX環境への導入を予定しているデータベー

ス数を入力してください。

ユーザーデータベースのサイズはどれぐらいで すか(GB単位)?

お客様がVSPEX環境への搭載を予定しているデータベー

サイズを入力してください。

年間増加率(%)はどれぐらいですか。 将来の増加はVSPEXソリューションの重要な特性です。こ の値はユーザーデータベースの3年間の予想年間増加 率を示します。お客様の環境に適した数値を記入します。

FAST VPを使用する予定ですか? FAST VPTCOを大幅に削減し、パフォーマンスを向上さ

せます。大量のパフォーマンス階層を必要とするターゲット ワークロードを混合階層で処理でき、ドライブ数を大幅に 削減できます。同種のドライブを実装する代わりにFAST VPを使用すると、Microsoft SQL ServerによるOLTPテストを 含む多数のアプリケーションに対して効果を発揮し、資本 コストを抑え、電力/冷却コストを削減し、パフォーマンスを 向上させることができます。

IOPSの最大数はどれぐらいですか? SQLデータベースのIOPSの最大数を把握しておくと、スト レージパフォーマンスの潜在的な問題を防ぐために役立 ちます。お客様の環境のピークロード時のIOPSを見積も ることができる場合は、その数を入力してください。

ピークロード時に予想されるTPS1秒あたりのト ランザクション数)はどれぐらいですか(オプ ションの質問)?

TPSはユーザーデータベースの重要な特性です。お客様 の環境のピークロード時のTPSを見積もることができる場 合は、その数を入力してください。

必要なtempdbサイズはどれぐらいですか(オプ

ションの質問)。

お客様がtempdbに必要な容量を見積もることができない

場合は、この質問事項を省略しても構いません。

ステップ 2 : アプリケーション アーキテクチャの設計

原則とガイドライン

このVSPEX実証済みインフラストラクチャソリューションでは、EMCは、サイズ設定を

必要とするお客様の代表的なリファレンスワークロードを定めました。

VSPEXサイジングツールの出力:要件と推奨事項

VSPEXサイジング ツールを使用すると、お客様の回答から得たデータベース構成を

情報収集用ワークシートに記入できます。サイジング ツールの詳細について ポータルを参照してください。

VSPEX サイジング ツールへの入力が完了すると、表 5 に示す一連の推奨事項が

VSPEX Sizing Tool

表 5. VSPEXサイジング ツールの出力

タイプ 説明 リファレンス・

仮想CPU SQL Server仮想マシンに対して構

成するvCPUの数

メモリ SQL Server仮想マシンに対する推

奨メモリ容量 SQL Serverデータベー

スのストレージ レイア ウト

推奨するVNXまたはVNXeのユー ザー データベース プール構成

ストレージのレイアウト と設計に関する考慮 事項 (45ページ)

詳細については、「ステップ3: 適切なVSPEX実証済みインフラストラクチャの選択」

の例を参照してください。

SQL Serverの仮想マシンに関するベストプラクティス

VSPEXサイジングツールでは、次に示すSQL Serverマシンごとの基本的なリソース

タイプに基づいて、仮想マシンのサイズ設定に関する詳細なベスト プラクティスの推 奨事項が提供されます。

• vCPUリソース

• メモリリソース

• OS(オペレーティングシステム)の容量リソース

• OS IOPS

ここでは、リソース タイプとそれらの VSPEXサイジング ツールでの使われ方につい て説明し、お客様の環境に適した主な考慮事項やベストプラクティスを示します。

• vCPUリソースに関するベストプラクティス

計算ツールでは、SQL Serverのインスタンスごとに仮想インフラストラクチャか ら使用される仮想マシンのvCPUが提示されます。CPUのタイプは、15ページ

の「VSPEXの実証済みインフラストラクチャ」で定められたCPUまたはプロセッ

サ モデルと同等かそれ以上の性能である必要があります。当社ではこの仮

想化SQL Server用VSPEXソリューションについて妥当性検査を行った際、静

的に割り当てられたプロセッサを使用し、仮想から物理への CPU のオーバー サブスクリプションは使用しませんでした。

SQL Serverの導入について、次のことを推奨します。

 プロセッサが CPUとMMU(メモリ管理ユニット)のハードウェア支援による 仮想化をサポートしている場合、これらの機能を BIOS レベルで有効にし ます。

 物理コアとvCPUの間で、ビジネス クリティカルな(Tier 1の)ワークロード の比率を1対1に維持します。SQL Serverでは NUMAアーキテクチャが 自動検出されるため、NUMA(Extend the Non-Uniform Memory Access)を ゲスト OSまで拡張し、仮想マシンのサイジングを行う場合には NUMAの ノードサイズを意識します。

SQL Server仮想マシンに割り当てるvCPUが各物理NUMAノードのコアの数を 超えないようにし、すべてのメモリアクセスがNUMAノードにローカルになるよ うにします。これにより、メモリアクセスの低レーテンシーを実現します。

• メモリ リソースに関するベスト プラクティス

VSPEXサイジングツールでは、SQL Serverのインスタンスごとに仮想マシンに

対して推奨されるメモリが示されます。当社ではこの仮想化 SQL Server 用

VSPEX ソリューションについて妥当性検査を行った際、静的に割り当てられた

メモリを使用し、メモリ リソースのオーバーコミットメント、メモリ スワップ、また はバルーニングは使用しませんでした。ツールが提示するメモリの値は、ハー ドリミットではなく、VSPEXソリューションでテストされた値を表しています。

SQL Serverの通常の本番導入では、少なくとも8 GBのメモリをSQL Server仮

想マシンに割り当て、少なくとも2 GBをオペレーティング システム用にリザー ブすることを推奨します。

NUMA対応環境でのリモート メモリへのアクセスを回避するため、SQL Server 仮想マシンのメモリサイズをNUMAノードごとに使用可能な容量より少なめに 設定することを推奨します。

このVSPEX実証済みインフラストラクチャにおけるSQL Serverメモリの推奨事項の詳

細については、55ページの「仮想化の設計に関する検討事項」を参照してください。

• OSの容量リソースに関するベストプラクティス

VSPEX サイジング ツールでは、SQL Server のインスタンスごとにオペレー

ティング システムに対して提示される、仮想マシンの推奨容量が示されます。

OSボリュームをVSPEXプライベートクラウドプールに配置することを推奨しま

す(VSPEX実証済みインフラストラクチャ のドキュメントを参照)。VSPEXプライ

ベート クラウド プールの詳細については、15 ページの「VSPEX の実証済み インフラストラクチャ」セクションを参照してください。

中小規模のSQL Serverの導入では、OSに100 GBのディスク領域を割り当て ることを推奨します。

• OSのIOPSに関するベストプラクティス

VSPEX サイジング ツールで使用される計算ロジックでは、仮想マシンの推定

IOPSがOS内のSQL Serverごとに推奨されます。読み取り/書き込み率は、標

準的なOLTPロードである9:1と仮定しています。OSボリュームをVSPEXプラ イベートクラウドプールに配置することを推奨します。

詳細については、36ページの「ステップ3: 適切なVSPEX実証済みインフラストラク チャの選択」セクションの例を参照してください。

その他の考慮事項

VSPEXサイジングツールを使用すると、将来のデータ量増加を考慮することもでき、

実際の環境で効果的なビジネス ソリューションを提供し続けることができるよう、計 画を立てておくことができます。パフォーマンスの目標を維持して将来の増加に対応 できるように、VSPEXサイジングツールでは増加の年数として1年から3年までを選 択できます。サイズ設定の見積もりが少なすぎることが原因で問題が起きた場合、

ドキュメント内 EMC VSPEX for Virtualized Microsoft SQL Sever 2012 (ページ 32-36)

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