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および第 4 章から,蒸気養生条件の相違が混和材を用いたコンクリー トに及ぼす影響を明らかにした。これらの結果を考慮し, 第 5 章では,一般的な

ドキュメント内 目次 (ページ 123-126)

水結合材比

40%

の混和材を用いない蒸気養生コンクリート,水結合材比

50%

の 混和材を用いない現場打ち模擬コンクリート,および水結合材比

50%

の混和材 を用いない標準養生コンクリートの

3

つを基準に,混和材を用いた

2

回蒸気養 生コンクリートの圧縮強度および中性化性状を比較検討し,性能評価を行う。

5.2 使用材料および配合 5.2.1 使用材料

第 4 章と同様に使用材料は表-

5.1

に示す通りである。結合材には,普通ポル トランドセメント

(

密度:

3.16g/cm3

,ブレーン比表面積:

3280cm2/g)

を用い,また 混和材料が高炉スラグ微粉末の場合は,高炉セメント

B

(

密度:

3.04g/cm3

,ブ レーン比表面積:

3860cm2/g)

を用い,フライアッシュ

(

密度:

2.28g/cm3

,ブレーン 比表面積:

3960cm2/g)

の場合は,普通ポルトランドセメントに内割で

15%

添加し た。骨材には,細骨材に砕砂

(

表乾密度:

2.63g/cm3)

,粗骨材に砕石

(

表乾密度:

2.66 g/cm3)

を用いた。

AE

剤に

BASF

ポゾリス社製のマイクロエア

101(

主成分:アル キルエーテル系陰イオン界面活性剤

)

,高性能減水剤に

BASF

ポゾリス社製レオ

ビルド

8000ss(

ポリカルボン酸エーテル系化合物

)

を用いた。

表-

5.1

使用材料

普通ポルトランドセメント,密度3.16g/cm

3

,ブレーン比表面積3280cm

2

/g 高炉セメントB種,密度3.04g/cm

3

,ブレーン比表面積3860cm

2

/g

フライアッシュ,密度2.28g/cm

3

,ブレーン比表面積3960cm

2

/g 細骨材 砕砂,表乾密度2.63g/cm

3

粗骨材 砕石,表乾密度2.66g/cm

3

AE剤:アルカリエーテル系陰イオン界面活性剤 高性能減水剤:ポリカルボン酸エーテル系化合物 結合材

混和剤

5.2.2 計画配合

コンクリートの配合を表-

5.2

に示す。水結合材比は促進養生を行うものを

40%

および現場打ち模擬および標準養生を行うものを

50%

とし,蒸気養生コン クリートにおいては,プレキャストコンクリート製品を製造している工場で実 際に用いられるものを参考に決定した。練混ぜは,第 3 章および第 4 章と同様 に試験室で使用されている

50

リットル用のコンクリートミキサーによって行っ た。なお,円柱供試体の型枠にはφ

100

×

200mm

のサミットモールド缶,角柱供 試体の型枠には

100

×

100

×

400mm

の鋼製型枠を用いた。

表-

5.2

コンクリートの配合

5.3 養生条件 5.3.1 検討要因

図-

5.1

に養生条件,表-

5.3

に供試体諸元を示す。

本章における第 4 章と同様に蒸気養生条件は

2

水準とした。具体的には,蒸 気養生後気中保管するものに加え, 若材齢時の水和反応を進行させるために

1

回 目の蒸気養生が終了後に脱型し,再び蒸気養生を行うものとなっている。

現場打ち模擬コンクリートは,コンクリート標準示方書【施工編】を参考にし た。また,本研究では乾燥環境下を模擬するために,

5

日間封緘養生後に脱型し,

その後気中保管するものとした。

標準養生コンクリートは,脱型後,材齢

28

日まで水中養生を行った。

蒸気養生は, 第 3 章および第 4 章と同じ蒸気養生槽を使用した。また,脱型前 の蒸気養生中における供試体は型枠上面を密閉せずに打設面を開放したままと し,蒸気養生中も水分供給がされるようにした。

蒸気養生方法においても第 3 章および第 4 章と同じように,

1

回目の蒸気養生 はプレキャストコンクリート製品の製造に用いられている一般的な蒸気養生を 行い,

2

回目の蒸気養生は

1

回目の蒸気養生条件と比較して,昇温速度が大き

水 セメント FA 細骨材 粗骨材

W C F S G 高性能減水剤 AE剤

OPC40 170 425 0 728 975 2.13 0.02

BB40 170 425 0 728 975 2.13 0.02

F40 170 361 64 728 975 2.13 0.02

OPC50 50 44 170 340 0 777 1000 1.70 0.02

20 8 4.5 40 43

配合名

粗骨材の 最大寸法 Gmax(mm)

目標 スランプ

(cm)

目標 空気量

(%)

水結合材比 W/B(%)

s/a (%)

単位量(kg/m

3

)

混和剤

図-

5.1

養生条件

表-

5.3

供試体諸元

【養生条件】

蒸気→気中 蒸気

2回蒸気→気中 蒸気 蒸気 5日封緘→気中 恒温

標準養生 恒温

1day 2day 5day 28day 91day

※恒温(20℃,60%R.H.)

気中(20℃,60%R.H.) 気中(20℃,60%R.H.) 封緘 気中(20℃,60%R.H.)

水中 気中(20℃,60%R.H.)

W/B(%) 種類 養生条件 混和材料 記号

1回蒸気養生 蒸気養生→気中 なし s40-d-n なし s40-s-n 高炉スラグ微粉末 s40-s-b フライアッシュ s40-s-f 現場打ち模擬 5日封緘養生→気中 なし n50-5rd-n

標準養生 28日水中養生→気中 なし n50-28w-n

※記号について:(1回目蒸気養生:s,恒温室保管:n)(水結合材比)-(気中保管 d,2回目蒸気養生:s,5日間封緘養生:5rd,28日間水中養生:28w)-(混和材)

40

50

2回蒸気養生 2回蒸気養生→気中

5.3.2 蒸気養生条件

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