降 雨 の 無 い 日が 続 き
,栽
培 暦 に した が つ て 灌 漑 を行 つ た 場 合(Fig。 4.5‐a―*),
40 cm深
の マ トリ ッ クポ テ ン シ ャル の値 は 上 昇 せ ず(Fig。4.5‑b),吸
引 判 定 用 の テ ン シ オ メ ー タ で も浸 透 水 の 到 達 を記 録 して い な い た め(Fig.4.5‐c),SCFSは
採 水 を行 つ て い な い(Fig.4.5‐d).し
か し,灌
漑 直 後 に 降 雨 が あれ ば,SCFSは
採 水 を行 っ て い る 。 本 実 験 区 に お い て は30 cm深
の マ トリ ッ ク ポ テ ン シ ャル が ‑20cm以
上 に な つ た 場 合 の み,根
群 域 下 へ の 下 方 浸 透 が発 生 して い た 。 つ ま り, 栽 培 暦 に 準 じて灌 漑 を行 うの み で あれ ば,根群 域 下 へ の 浸 透 は抑 制 され る こ と が 明 らか とな つ た 。SCFSは
0.48〜0,96 mm h 1の
低 い 採 水 強 度(Fig。 4.5‐d)で 降 雨・ 灌 漑 の無 い 時 期 に も採 水 を行 っ て い る こ とが しば しば確 認 され ,毛 管 水 ま で集 め て しま うた め に採 水 過 剰 とな る場 合 が 多 か っ た 。SCFSが
過 剰 に浸 透 水 を採 取 して しま う 理 由 の 一 つ は 吸 引 判 定 用 テ ン シ オ メ ー タ の 測 定 精 度,特
に フ ィル タ ー 直 上 の 力cの
変 動(Fig。 4.5‐c)に あ る 。降 雨 強 度 が 低 く,土
壌 水 分 量 も低 い 場 合 に 力cの
変 動 幅 は 大 き くな つ た 。 フ ィル タ ー に サ ク シ ョンが か か つ た 際 に 力cが
最 も影 響 を受 け る た め 吸 引 判 定 に エ ラー が 生 じ る の で あ るが,SCFSの
よ うに サ ク シ ョ ン を か け る採 水 装 置 を使 用 す る以 上 は避 け られ な い 問題 とい え る 。ま た採 水 過 剰 とな る も う一 つ の 理 由 は,SCFSに
よ つ て採 取 した 下 方 浸 透 水 を水 質 分 析 の た め に 回 収 す る際,採
水 容 器 内 が 大 気 圧 とな り,そ
れ が 一 時 的 で は あ る が フ ィ ル タ ー サ ク シ ョンお よび 力cの
値 に影 響 した た め と考 え られ た 。 こ の 問題 が発 生 して い る の は Fig.4.5‑cで 力cの
み が 急 上 昇 して い る時 で あ る 。SCFSの
採 水 効 率 を上 げ るた め に 改 良す べ き課 題 で あ る。適 用 した 土 壌 の種 類 や 採 水 効 率 の 算 出方 法 は 異 な るが,既往 の研 究 に お い て も様 々 な採 水 装 置 の性 能 評 価 が 為 され て い る 。Siemens and Kaupettohann(2004) は 細 砂 土 に お い て 三 種 類 の サ ン プ ラー の採 水 性 能 を 比 較 し,サ ク シ ョン プ レー
トサ ンプ ラ ー に つ い て は灌 漑 強 度 の 高 い 場 合 に 1150/0,低い 場 合 に 1070/0の採 水 効 率 で あ つ た と考 察 して い る 。 さ らに
,小
杉 (2000)は 森 林 土 壌 に お け る採 水 率 が 630/0,Lentz and Kincaid(2003)は Portneufシ ル トロー ム 土 に お い て144%と
い う値 を報 告 して い る 。 これ らの 結 果 と同等 あ るい は そ れ 以 上 に
,SCFSの
採水 効 率 は 高 か っ た 。微 妙 な サ ク シ ョン制 御 が 要 求 され る砂 質 土壌 に お け る採 水 で あ っ た こ とも考 慮 に入 れ る と
,根
群 域 下 に浸 透 が発 生 した 際 にSCFSは
非 常 に効 率 の よい採 水 を行 つ た と言 え る。本 実 験 で は,作
物 栽 培 下 の 農 地 に お け る 下 方 浸 透 水 の採 水 状 況 を詳 細 に考 察 し,栽 培 暦 どお りの灌 漑 が 行 わ れ て い れ ば,肥 料 の溶 脱 量 も制 御 され る こ とが 示 唆 され た 。しか し今 後 は
,さ
らに肥 料 溶 脱 を防 止 す る た め,先
行 降 雨 量 の み で な く,予
測 され る 降 雨 量 も考 慮 に入 れ て灌 漑 水 量 を決 定 す る必 要 が あ る。4.3.2
セ ン サ ー で 捉 え る 土 壊 中 の 溶 質 移 動溶 質 移 動 現 象 を把 握 す る た め に 土 壌 溶 液 中 の溶 質 濃 度 を沢1定 す る こ とは容 易 で は な か っ た 。 しか し
,TDR法
を用 い る こ とで,こ
れ ま で 困難 で あ つ た 不 飽 和 土 壌 中 に お い て も水 分 と溶 質 含 量 の 両 方 を ほ ぼ 同 時 に ,し か も単 一 プ ロー ブ で 測 定 可 能 とな り,上壌 中 に お け る水 分 や 溶 質 の 挙 動 を把 握 す る こ とが 可 能 とな つ た(登尾 ら 2005)。 本 実 験 回場 に も深 度 別 に4本
のTDRセ
ンサ ー を埋 設し
,土
壌 水 分 量(θ ;Fig.4.6‐b)お よび 電 気 伝 導 度 (ECb;Fig。4.6‐c)を測 定 した.採
水 効 率 の 算 出 時 と同様 に基 肥 混 入 日か らの
50日
間(2004年
8月 18日 〜10月 7日)につ い て
,そ
れ ぞ れ の 経 時 変 化 を示 した 。ま た,深
度 別 に θ(Fig,4.6‑b)の デ ー タ と(3)式 か ら土壌 溶 液 中の 電 気 伝 導 度(ECw)も 算 出 し,40お
よび46 cm深
の 結 果 を Fig。 4.6‐dに
示 した 。ECbの
変 化(Fig.4.6‐c)は,SCFSで
採 取 後 にECメ
ー ター に よ り測 定 した 下 方 浸 透 水 中 の 電 気 伝 導 度 (ECiw̲bome;Fig,4.6‐d)と 同様 の 傾 向 に あ り,本
実 験 圃場 に お け る溶 質 移 動,あ
る い は肥 料 溶 脱 傾 向 はECbの
変 化 か ら推 測 可 能 で あ つ た 。ECbは
水 分 量 に左 右 され るた め,溶
質 移 動 の 指 標 とされ るべ き は ECw(Fig。4.6‐d)の 変 化 で あ るが
,θ
の 測 定 精 度 の影 響 (Mori et al.2003)を大 き く受 け た た め
,Fig.4.6‑dか
ら肥 料 溶 脱 傾 向 を把 握 す る こ とは 困難 で あ つ た 。 本 来 な らばECwと EC柿
̲bomeが 同様 の傾 向 を示 す はず で あ る が,本
実 験 結 果 で は
ECwの
変 動 が 非 常 に 大 き く,比
較 が 不 可 能 で あ つ た 。 した が っ て,溶
質 移 動 モ ニ タ リン グ の た め に はECwよ
りECbを
指 標 とす る方 が 良 い 場 合 も あ る こ とが 示 され た 。セ ンサ ー は溶 質 移 動 傾 向 の把 握 に適 した 技 術 で あ る が,土
壌 環 境 の 詳 細 な モ ニ タ リン グ の た め に は,セ
ンサ ー 技 術 の み よ りも,浸
透 水 を 直 接 採 水 す る 技 術 と併 用 し
,浸
透 水 の 更 な る 分 析 を 行 う方 が 良 い (Siemens and Kaupettohann 2004)。今︲ ■
日日︶
筐o
一ヽ∞ 一 ︼H可鳴ヱg︑目 命
⁚ 日 的 日
︶
や目Φ︶目〇〇﹄Φ
ゝ″︶ 硝
20 0.20
0.15
0.10
0.05
0.12
0.08
0.04 2.0 1.0
0.0
■.0
‑2.0
Fig.
っ〇田 命
︲ 日
∽0︶
>一〇田 へ>⑭ロ
TimC(day)
4.6 Variations in water content and electrical conductivity measured by TDR sensors du ng a 50‐day period(Aug■ 81112004〜 Oct,7th 2004)。
a:Rainfall and irrigation amount.
b:Water content at each depth.
c:EC of bulk soil(ECb)at each depth.
d:EC in soil sOlution(ECw)and infiltration water(ECtw̲b。 lc)。
‑ 20 cm30 cm
‑ 40 cm
―‑ 46c吼
一 ECw at40 cm dcpth す―― ECw at 46 cm dcptth
0 0 0 0 0 0 0 0 4 2 0 8 6 4 2 0 1 1 1 0 0 0 0 0
命︲ 日
∽竜︶︼■>目やヽ■一嘔E目一〇田
Fy ・
「▼ ■
W°゛■
.□ 口ECiwもottlc □ □
O ECiw‐4clc
20 Tilne(day)30
Fig.4.7 Variation in the EC of infiltration waterineasured with the
four‐electrode sensor in the samphng tube(ECiw̲4clc)and With the EC meter in the sampling bottle(ECiw̲bottlc)・
Fig。
4.7に
ECiw̲bttdeとSCFSの
採 水 チ ュー ブ 内 に挿 入 した4極
塩 分 セ ンサ ー で モ ニ ター した 下 方 浸 透 水 中 の 電 気 伝 導 度(ECiw̲4Лc)を示 した 。採 水 容 器 か ら 回 収 して 測 定 した ECIw̲b∝dcと セ ンサ ー で 自動 記 録 され る ECiw̲4cに は,そ
の 変動 傾 向 が よ く一 致 して お り,採水 チ ュー ブ で の セ ンサ ー に よ るモ ニ タ リン グ の 有 用 性 を示 して い る。 しか し,Fig。
4.7に
は 示 され て い な い が,4極
塩 分 セ ンサー は しば しば極 端 に低 い 値 を記 録 し
,測
定 エ ラー とな る こ と も あ つ た 。これ は 採 水 チ ュー ブ 内 に 空 気 が侵 入 した た め で あ る が ,チ ュー ブ の 端 に電 磁 弁 を 追 加して そ れ を 防 ぐ こ とで ,ECiw̲4clcの 測 定 精 度 を 高 め る こ とが 可 能 と考 え られ る 。
4.3.3
下 方 浸 透 水 と 地 下 水 に お け る 硝 酸 態 窒 素 濃 度 の 違 いTable4.4で
は,SCFSで
採 取 した 下 方 浸 透 水 お よび 観 測 井 か ら採 取 した 地 下 水 中 の 硝 酸 態 窒 素 濃 度 を,地
下 水 が採 取 可 能 とな つ た6日
間 につ い て 比 較 し た 。施 肥 の影 響 が 強 い 10月 お よびH月
に は 下 方 浸 透 水 中 の 硝 酸 態 窒 素 濃 度 の 方 が 地 下 水 中 の そ れ よ りも高 い 。一 方,施
肥 が 無 く,融
雪 の あ つ た3月
に は 両方 の 水 中 で 同程 度 の 硝 酸 態 窒 素 が 検 出 され て い る 。さ らに収 穫 前 の 最 後 の 追 肥 に よ っ て
,4月
・5月 に再 び 下 方 浸 透 水 中 の 硝 酸 態 窒 素 濃 度 の 上 昇 が認 め られ た 。 下 方 浸 透 水 の 水 質 分 析 を行 つ た 結 果(Fig.4.8‐b)に も,施
肥 か ら硝 酸 態 窒 素 の溶 脱 が 起 こ る ま で に 時 間 が か か る こ とが 示 され て い る 。40 50 10
Table 4.4 N03 COnCentration and EC in groundwater(ECgW)and infiltration water
(ECiw̲bottlr)・
Ground、vater Infiltration water
Date(dayS*)
N03 (mg L…1)ECgW(dS m・
)N03 (mg L 1) ECiw̲bottlc(dS m‐ 1)
3 0th Oct。 (74) 7th Nov。 (82) 16血
Mar,(202)
2る血Mar。 (212) lSt Apr.(218)
o.111 43 25
15 12 16 18
95 10
11
0.121 0.117 0.124
0,291 0.793 0.069 0.077 0.736
0。
134 12
21誠
May(269) 14 0.H0 19 0,740
*The numbers in the parentheses aner the date denott the days aier basal fertilizer apphcation.
地 下 水 酒 養 量 が 多 い とき に硝 酸 態 窒 素 の溶 脱 も促 進 され る こ とや ,そ の濃 度 の 希 釈 が 起 こ る こ とが 報 告 され て お り(小
)│12000),本
実 験 か ら も 同 様 の 結 果 が 得 られ た,ま
た,施
肥 ・灌 漑 の な い 時 期 のECの
変 化 も,地
下 水 (ECgw)よ り 下 方 浸 透 水 (EC ̲bomc)で 明確 に表 れ て い る(Table4.4).4.3.4
肥 料 成 分 の 溶 脱 傾 向,
基 肥 混 入 日か らの
50日
間(2004年 8月 18日
〜10月7日
)につ い て,イ
オ ンク ロマ トグ ラ フ を 用 い て 分 析 した 下 方 浸 透 水 中 の 陰 イ オ ン濃 度 の 経 時 変 化 を
Fig,4.8に
示 した 。 比 較 の た め に,EC
̲bdeの
デ ー タ も併 記 した 。 各 種 陰 イ オ ン濃 度 を合 算 した 値 と変 動 傾 向 が よ く一 致 す るEC
̲bottlcは,基
肥 施 用 か ら 5 日後 の ま とま つ た 降 雨(Fig。 4.8‐a)直 後 にす ばや く上 昇 した 。ECiw̲b∝deは20日
後 に も再 び 上 昇 して お り(Fig。4.8‑b),こ
れ は1回
目の 追 肥 お よび,ラ
ッキ ョ ウの 発 芽 後 に 来 襲 した 台 風 に よ る 降 雨 の影 響 と考 え られ た 。Table4.2で 示 して い た よ うに
,基
肥 施 用 前 の 土壌 抽 出液 中 の 硝 酸 態 窒 素 濃 度 は 10 mg L‐l以下 で あ つ た が,基
肥 や 追 肥 後 にSCFSで
採 取 した 下 方 浸 透 水 中 で は,最
高 297 mg L‐1に達 す る ほ どに そ の 濃 度 が 上 昇 した(Fig.4.8‑b)。 硝 酸 態 窒 素 濃 度 の 上 昇 は,ラ
ッキ ヨ ウ栽 培 期 間 中,施
肥 を行 うた び に観 察 され た 。硝 酸 イ オ ン濃 度 と電 気 伝 導 度 (EC)と の 間 に は相 関 が あ る こ とが 知 られ て お り,し ば しばECデ
ー タ か ら硝 酸 態 窒 素 検 度 を 算 出す る こ と も行 わ れ て い る(Nissenet al.1998;登
尾 ら 2005)。 しか し,本
実 験 結 果(Fig。4.8‑b)にお い て,ECiw̲bdde
と硝 酸 態 窒 素 濃 度 の ピー ク は 異 な つ て お り
,こ
れ は ECiw̲bodcが他 の 陰 イ オ ン(S042‐ゃ cl‐)の影 響 を受 け て い る た め と考 え られ た 。
基 肥 に は硫 酸 ア ンモ ニ ウム や 塩 化 カ リ ウ ム が含 ま れ て い た(Table4.1)こ とか ら
,硫
酸 イ オ ン(S042‑)ゃ 塩 化 物 イ オ ン(Cl‐)濃度 は,そ
の施 用 か ら10日
後 に 上昇 した .S042‐ ぉ ょび cl は植 物 に利 用 され ず
,上
壌 に も吸 着 保 持 され に くい 。 そ れ らは1回
目の 追 肥 後(基肥 施 用 か ら20日 目)お よび2回
目の 追 肥 後 (40日 目)に も濃 度 上 昇 が認 め られ
,施
肥 後 の激 しい 降 雨 が S042‐ゃcrの
溶 脱 を促 進 させ て い た 。 具 体 的 デ ー タ を掲 載 して い な い が,実
験 期 間 中 の 下 方 浸 透 水 中 のpH
は ほ ぼ
7.0で
あ つ た に も関 わ らず,基
肥 混 入 か ら40日
目に はpHが 6.1に
ま で 低 下 した 。ECIw̲bomeのみ な らず,pHも
溶 脱 した 陰 イ オ ン,特
に S042‐ぉ ょび Cl に影 響 され て い た 。 リン酸 イ オ ン(P043‐)ゃ亜 硝 酸 イ オ ン(N02 )な ど他 の 陰 イ オ ン に つ い て は,低
濃 度 (5 mgL‐1以下)あ る い は 検 出 され な い こ とが 多 か っ た 。 一 般 に
,肥
料 成 分 の 溶 脱 量 は 浸 透 水 量 に 比 例 す る 。Fig,4.8に
示 され て い る よ うに,降
雨 強 度aが
10 mm h‐1以上 とな る よ うな 豪 雨 の 際 に,肥
料 成 分 の溶 脱 に よ る 土 壌 や 地 下 水 の 汚 染 リス ク は 高 ま る こ とが 示 唆 され た 。一 方,ジ
ョロを用 い た 灌 漑 の み で は根 群 域 下 へ の 肥 料 溶 脱 は少 な い (Fig,4.5‑*,Fig.4.8)。 栽 培 暦 の灌 漑 計 画 どお りに灌 漑 を行 え ば
,肥
料 の溶 脱 は 最 小 限 に留 め られ る が,予 想 の 困 難 な 降 雨 が 灌 漑 直 後 に 続 く場 合 に根 群 域 下 へ 肥 料 が 溶 脱 して しま う こ とが 明 らか とな つ た 。ま た
,鳥
取 県 の ラ ッキ ョ ウの砂 丘 畑 栽 培 で は,追
肥 として 化 学 肥 料 を散 布 した ま ま 土 壌 と混 和 せ ず に 放 置 す る。これ に よ り上 壌 溶 液 へ の溶 け込 み を遅 らせ,重力 水 に溶 け込 ん で か らの 土 壌 中 の溶 脱 距 離 を長 くす る こ と で
,肥
料 成 分 が 作 物 に 吸 収 され 易 く な る よ う工 夫 され て い る (藤 井 1997)た め,施
肥 計 画 も栽 培 暦 に 準 じて 行 うな らば,肥
料 成 分 の溶 脱 量 は 少 な い はず で あ る.施
肥・灌 漑 計 画 を検 討 す る際,通
常 は植 物 や 土壌 の 乾 燥 重 量 な どの デ ー タ が 用 い られ る が,本実 験 の よ うに 下 方 浸 透 水 を直 接 採 水 しモ ニ タ リ ン グ を行 うこ とで,さ らに詳 細 な デ ー タ を得 て 綿 密 な計 画 を 立 て る こ とが 可 能とな る 。希 釈 や タイ ム ラ グ の影 響 が あ る こ とか ら
,農
地 か らの 環 境 負 荷 量 を地 下 水 の 水 質 デ ー タ の み か ら算 出 す る こ とは容 易 で は な い(鈴木 ・ 志 賀 2004).しか し
,そ
れ らの 影 響 な く下 方 浸 透 水 の 直 接 採 水 。分 析 が 可 能 で あ る こ と もSCFSを
用 い た モ ニ タ リン グ シ ス テ ム の利 点 で あ る 。4.3.5
冬 期 の 採 水 お よ び 肥 料 溶 脱本 実 験 を行 つ た 鳥 取 市 に お い て
,2004年
12月 末 か ら2005年 3月
の 積 算 降雪 量 は