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2012
M A R U S E I DISCLOSURE(注1)金融商品の時価等の算定方法 金融資産
(1)預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿 価額を時価としております。満期のある預け金については、市場金利(LIBOR、スワッ プ)で割り引いた現在価値を時価に代わる金額として記載しております。
(2)有価証券
株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価 格によっております。
(3)貸出金
貸出金は、以下の①〜③の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個 別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出結果を時価に代わる金額とし て記載しております。
①破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッシュ・フローの 見積りが困難な債権については、貸借対照表中の貸出金勘定に計上している金 額(貸倒引当金計上前の額。以下「貸出金計上額」という。)。
②①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額。
③①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分ごとに、元利金の 合計額を市場金利(LIBOR、スワップ)で割り引いた価額。
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金融商品の時価等に関する事項平成24年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。(時価の算定方法については(注1)参照)
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表に含めておりません。((注2)参照)また、重要性の乏しい科目については、記載を省 略しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当金庫が保有する金融資産は、主として事業 地区内のお客さまに対する貸出金です。
また、有価証券は、主に債券及び株式等であり、
満期保有目的、純投資目的及び事業推進目 的で保有しております。これらは、それぞれ発 行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市 場価格の変動リスクに晒されております。一方、
金融負債は主としてお客さまからの預金であり、
流動性リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当金庫は、融資取扱規定及びリスク管理規 定等に従い、貸出金について、個別案件ご との与信審査、与信限度額、信用情報管理、
保証や担保の設定、問題債権への対応な ど与信管理に関する体制を整備し運営し ております。これらの与信管理は、各営業店 のほか審査部により行われ、また、定期的に 経営陣によるリスク管理統括委員会、常勤 役員会や理事会を開催し、審議・報告を行っ ております。さらに、与信管理状況については、
監査部等がチェックしております。有価証 券の発行体の信用リスクに関しては、市場 金融部において、信用情報や時価の把握 を定期的に行い管理しております。
②市場リスクの管理
〈i〉金利リスクの管理
当金庫は、ALMによって金利の変動リスク を管理しております。ALM管理規定、リス ク管理規定、市場リスク管理要領、及び年 度リスク管理方針等においてリスク管理手 法や限度枠、報告内容の詳細等を明記し ており、これに基づいてALM委員会、リスク 管理統括委員会、常勤役員会及び理事会 にて、実施状況の把握と確認、今後の対応 等について協議を行っております。日常的 には、リスク統括部において金融資産及び 負債の金利や期間を総合的に把握し、Va R等によるリスク量の計測を行い、金利の変 動や感応度からリスクの増減要因を分析し、
モニタリング結果を常勤役員会等に報告し ております。
(金利リスクに係る定量的情報)
当金庫において、主要なリスク変数である 金利リスクの影響を受ける主たる金融商品 は、運用勘定では「有価証券」のうち「債券」、
「貸出金」、「預け金」であり、調達勘定で
は「定期性預金」、「流動性預金」です。
有価証券(債券)に関しては、計測手法は前 年度と変更ありません。しかし、有価証券以外
(貸出金、預け金、定期性預金、流動性預金)
については、価格変動リスクも含めた市場リス ク全体をVaRによる統一した計測手法とする ため、前年度まで採用したラダー方式からVa R法に変更しました。
ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統 計的に算出した一定の発生確率における金 利リスク量を計測しており、通常では考えられ ないほど市場環境が激変する状況下でのリス ク量は捕捉できない場合があります。
イ.債券
金利リスク量をVaRにより日次で計測し、取 得したリスク量と評価損の合算額が、有価 証券の市場リスク限度枠の範囲内となるよ う管理しております。当金庫のVaRは分散 共分散法(保有期間60日、信頼区間99%、
観測期間240日)により算出しており、平成 24年3月31日(当事業年度の決算日)現在 で当金庫の有価証券における金利リスク量
(損失額の推計値)は、債券全体で1,476百 万円です。
ロ.貸出金、預け金、定期性預金、流動性預金 貸出金、預け金、定期性預金、流動性預金 における金利リスク量もVaRにより月次で計 測し、有価証券以外の金利リスク限度枠の 範囲内となるよう管理しております。VaRの 条件は有価証券と同一で、分散共分散法(保 有期間60日、信頼区間99%、観測期間240日)
により算出しており、平成24年3月31日(当事 業年度の決算日)現在で当金庫の貸出金、
預け金、定期性預金、流動性預金における 金利リスク量は、以下の通りです。
貸出金 1,246百万円 預け金 112百万円 定期性預金 257百万円 流動性預金 326百万円
〈ii〉為替リスクの管理
当金庫は、為替リスクの影響を受ける有価証 券の保有はありませんが、為替の変動リスクに 関しては個別案件毎管理しており、為替予約 を利用して行っております。
〈iii〉価格変動リスクの管理
有価証券を含む市場運用商品の保有につい ては、理事会監督の下、余資運用規定に従い 行われております。市場金融部では事前審査
の下、市場運用商品の購入を行っています。
保有している株式の多くの部分は、事業推進 目的で保有しているものであり、取引先の市場 環境や財務状況などをモニタリングしています。
また年度リスク管理方針において、投資限度枠、
リスク限度枠、損失限度枠、損切りルール等を 定めております。リスク統括部では、年度リスク 管理方針及び市場リスク管理要領に基づいて、
市場流通性のある株式等についてVaRによる 価格変動リスクの計測を行っています。価格 変動リスクの継続的モニタリング結果について は、ALM委員会、リスク管理統括委員会、常 勤役員会及び理事会にて協議・報告を行い、
価格変動リスクの軽減を図っています。
(価格変動リスクに係る定量的情報)
当金庫において、価格変動リスクを計測してい る金融商品は株式、投資信託及び信金中金 優先出資です。
株式、投資信託、優先出資(信金中金)
価格変動リスク量をVaRにより日次で計測し、
取得したリスク量と評価損の合算額が、有価 証券の市場リスク限度枠の範囲内となるよう 管理しております。当金庫のVaRは分散共分 散法(保有期間60日、信頼区間99%、観測期 間240日)により算出しており、平成24年3月31 日(当事業年度の決算日)現在で当金庫の有 価証券における価格変動リスク量(損失額の 推計値)は、株式・優先出資98百万円、投資 信託319百万円、合計で417百万円です。
ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統 計的に算出した一定の発生確率における価 格変動リスク量を計測しており、通常では考え られないほど市場環境が激変する状況下で のリスク量は、捕捉できない場合があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を 行うほか、市場環境を考慮した長短の調達バ ランスの調整などによって、流動性リスクを管理 しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、
市場価格がない場合には合理的に算定された価額 が含まれております。当該価額の算定においては、一 定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条 件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
なお、金融商品のうち貸出金、預け金、預金等につい ては、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を 開示しております。
貸借対照表計上額 時 価 差 額
(1)預け金(*1)
(2)有価証券 売買目的有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券
(3)貸出金(*1)
貸倒引当金(*2)
貸倒引当金控除後貸出金 金融資産計
(1)預金積金(*1)(*3)
金融負債計
139,442 149,474
− 33,918 115,555 269,180
△4,173 265,007 553,923 532,653 532,653
139,326 150,424
− 34,868 115,555 268,642 558,392 531,856 531,856
△115 950
− 950
− 3,635 4,469
△797
△797
(単位:百万円)
(*1)預け金、貸出金及び預金積金の「時価」には、「簡便な計算により算出した 時価に代わる金額」を記載しております。
(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(*3)外貨預金等168百万円を除いております。