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■ ホテル事業

ドキュメント内 アニュアルリポート2009 (ページ 43-46)

日本を代表するホテルグループの一角を占める

 阪急阪神第一ホテルグループは、

1926

年(大正

15

年)にオープンした宝塚ホテルから始まり、現在ではホ テル数

45

、客室数

8,548

室を擁する国内屈指のホテル グループとして成長を続けています。このうちの約半 数は、東京及び大阪を中心とした近畿圏に位置してい ます。

ホテルチェーン国内売上高シェア(

2008

年度)

主要ホテル客室稼働率

%

2007

年度

2008

年度

大阪新阪急ホテル

92.7 89.3

ホテル阪急インターナショナル

87.2 81.4

第一ホテル東京

82.9 79.5

千里阪急ホテル

89.2 86.4

ホテル阪神

87.2 87.4

第一ホテル東京シーフォート

85.8 84.8

レム日比谷

72.7 80.3

レム秋葉原 ̶

75.5

景気後退の影響で事業環境は厳しさを増す

 しかしながら、世界金融危機以降、海外からの旅行 客の宿泊需要の低下やビジネス出張需要の低下あるい は法人の宴会需要の低下等に直面し、特に近畿圏のシ ティホテルにおいて事業環境の急激な悪化に見舞われ ています。今後は、オペレーションの一層の効率化を 通じたコストの削減やウェブを活用した販売促進強化 等に努めていきます。

首都圏は堅調に推移するも 近畿圏が景気後退の影響を受ける

 宿泊主体型ホテル「レム秋葉原」を

2008

4

月に開業

したほか、既存ホテルの競争力強化の取組として、客室 の改装等、諸施設のリニューアルを行いました。また、

「円高還元フェア」をはじめとしたキャンペーンを実施 するなど、積極的な販売促進活動にも取り組みました。

しかしながら、景気後退の影響によって需要が低迷し、

特に近畿圏においては低調に推移しました。

基本戦略

 阪急阪神第一ホテルグループでは、「確固たるチェー ンホテルオペレーターとしての地位確立」を将来ビ ジョンに掲げ、阪急阪神ホテルズを中心に、以下の各項 目を重点課題として経営基盤の整備に着実に取り組ん でいきます。

2008年度の営業概況  ■  ■  ■

今後の成長戦略  ■  ■  ■

 この他、

2008

10

月には、今後のフランチャイズ

/

ネジメントコントラクト(運営委託)ホテルの開拓に向 け、新たに阪急阪神ホテルズの「コーポレートマーク」

及び阪急阪神第一ホテルグループの「グループマーク」

を制定し、ホテルブランドの認知度向上に取り組みま した。

 これらの結果、営業収益は前年度比

27

81

百万円

(△

4.0

%)減の

664

58

百万円、営業利益は同

10

8

百万円(△

74.7

%)減の

3

42

百万円となりました。

①チェーンホテルオペレーターとしての体制整備

・営業面・運営面におけるチェーンホテルへのサポー ト体制の充実

・新業態「

remm

」の着実な立ち上げ

②効率的運営体制実現のための構造改革の推進

③事業ポートフォリオの再構築による利益基盤の強化

・ホテル運営力、ブランド力に基づくフランチャイズ

/

マネジメントコントラクト(運営委託)ホテルの開拓 ホテル事業

450 500 550 600 650 700 750

0 20 40 60 80

2009

計画

2008

実績 2012

計画

2007

実績

(億円) EBITDA  営業利益  営業収益 (億円)

48

38 32

51

16

5 0

25 692

664 663

695

(年度)

2009

年度の

EBITDA

計画値は、特に近畿圏において景気 低迷の影響を受けて減益になることを見込んでいることか ら、

2008

年度実績対比で

6

億円(△

15.8

%)減の

32

億円とし

ています。

 また、

2012

年度の

EBITDA

については、当社の想定では、

ホテル事業の業績は

2009

年度に底打ちし、その後、

2012

度にかけて、景気トレンドとともに収益が徐々に回復するこ と、また、既存ホテルの改装効果による収益の向上や経営の 効率化等に伴うコストの削減効果等を見込んでいることか ら、

2009

年度計画対比で

19

億円(

59.4

%)増の

51

億円として

います。

今後の計画と見通し (「 2007 中期経営計画」における数値計画)

※このページは管理会計の数値を使用しており、財務会計の数値とは異なります。

 ホテル業界では、景気低迷による消費不振、新型インフルエンザの影響等により、各部門と も低調に推移する厳しい事業環境下にあります。

 このような状況ではありますが、当社は「快眠」をコンセプトとした新ブランドホテル

remm(

レム

)

」を

2007

11

月日比谷、

2008

4

月秋葉原にそれぞれオープンし、好評を博し ています。これら

2

拠点の良好なイメージを背景として、「

remm

をチェーン展開の中心に据 え、経営リスクを十分に見極めながら、積極的に新規ホテル案件を発掘、実現させ、収益基盤 の拡大を図っていきます。加えて、既存拠点の選択と集中を促進し、競争力ある事業ポート フォリオの構築に努めていきます。また、既存拠点の基盤強化策として、「営業力強化」「効率 化」の観点から、

2009

4

月にプロジェクトチームを立ち上げ、将来にわたる事業収益性の向 上を目指した構造改革を実行しています。

 当社は、

2008

4

1

日に阪急ホテルマネジメント、ホテル阪神、ホテル阪神レストランシ ステムズの

3

社が合併して「阪急阪神ホテルズ」としてスタートを切るにあたり、新しい企業理 念に

Customer Delight

(顧客感動)を取り入れ、「安心・快適」「夢・感動」をお届けすることを

大きな使命としています。この使命を果たすためにも、上記施策等の推進を通じて、経営ビ ジョンに掲げる「確固たるチェーンホテルオペレーターの地位確立」を体現し、「阪急阪神第一 ホテルグループ」の持続的な成長に寄与していきます。

阪急阪神ホテルズ 代表取締役社長

山澤 倶和

■事業責任者からのメッセージ

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