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第1項 連想を構成する単位1「体を動かす」について

 「体を動かす」の連想語を中心に授業前と後でまとめたのが表3−5 5である。

        表3−55 「体を動かす」の連想語の比較

頒 体

力》

合計

連想語(授業前)

遊ぶ6・木登り1

体操3・スポーツ3・走る2・水泳1・

運動1・トレーニング1・跳びはねる1

・縄跳び1

丈夫2・体力1・力持ち1・肺活量1・

動く1

体9・心臓2・血2・お腹2・頭1・手1 足1・顔1・目1・口1・骨1・筋肉1 身長1・体重1

けんか1 仕事1

53語

連想語(授業後)

遊ぶ11・鬼ごっこ1

運動11・スポーヅ4・走る4・体操2・サッカー 1・野球1・キャッチボール1

体力5・丈夫1・運ぶ1・かつぐ1・動く1 体12・お腹5・鼻4・口4・足3・筋肉3・目3・

心臓2・骨2・耳2・胃腸1・歯1・脳1・手1 身長4・体重2・成長2

殴り合い1 勉強1

プール2・公園1

外1・山1・滝1・芝1・草むら1

107語

 授業前では、「体の部分」についての連想の23語、「スボーヅ」につ いての13語、「遊び」についての7語などが代表的である。

 授業前後で出現した連想語の内容をみると大きく違わない。しかし、

量的には連想が約2倍に増えている。なかでも、「スポーツ」と「体の 部分」について連想語数が増えている。「スボーヅ」では、授業で「サ ッカー」を扱った資料を使用したことが影響していた。さらに、「スト レスを発散するためには、運動をしたり、自分の好きなことをやったり すればいい」という調べ学習で得た知識が反映しているように考えられ た。「体の部分」では、授業で主人公や主人公のお父さんの「体」に関 係する内容を扱い、判断にも関係していたことから「体の部分」に関す

る連想語が増えたものと考える。

 また、授業後においては、「プール」「公園」「外」「山」「滝」「芝」「草 むら」などの「環境」に関する連想語が新たに出現しているが、これら

も自然や施設の環境のもとで体を動かすことに関係しており、さらには、

ストレス解消とも関係していると考えられる(表3−55参照)。

第2項 連想を構成する単位2「元気な心」について

 「元気な心」の連想語を中心に授業前と後でまとめたのが表3−56 である。両者は数的にほとんど変わらない。

        表3−56 「元気な心」の連想語の比較

頒 元 気

」c、

合計

連想語(授業前)

元気24・強い2・明るい1・がんばる 1・エネルギー1・もりもり1 大丈失2・安心2

弱い1 挨拶2

37語

連想語(授業後)

元気26・もりもり3・がんばる1・強い1・自信1 明るい1

大丈夫1・うれしい1・楽しい1 弱い1

挨拶2 性格1

40語

 授業前では、「やる気」についての連想が30語で全体のほとんどを占 めており、その中でも特に「元気」の連想語が24語で最も多い。

 授業後は、これらに加えて「自信」「うれしい」「楽しい」が新たに 出現していた。これらは、授業中のディスカッションで出てきた「試合 でシュートをきめると自信がつく」「お父さんが元気だとうれしい」「自 分の体調がいいと楽しい雰囲気になる・自分の体調が悪くなると楽しい 雰囲気を壊してしまう」などの意見と関連しているのかも知れない。

第3項 連想を構成する単位3「食べる」について

 「食べる」の連想語を中心に授業前と後でまとめたのが表3−57で

ある。

.167

表3−57 「食べる」の連想語の比較

分類 連想語(授業前) 連想語(授業後)

食べる4・食事1 食べる7・給食1・食事1

一  一  一  一  一  申  一  一  }  一  畠

?リ2・食べ物1

@      騨  一  ,  一  一  一  一  一  一

   冒   一   冒   冒   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   璽   一   一   一   一   一   薗   一   冒   一   一   一   一   一   冒   冒   一   一   一   一   冒   一   一   一   一   一

?リ11・果物4・牛乳2・ご飯2・ケーキ2・飲 ン物1・食べ物1・サラダ1

食べる

一   一   一   一   一   9   一

h養2・ビタミン1

H欲2

一  }  冒  一  一  一  一  一  一  _  冒  _  一  _  一  _  一  一  一  一  一  璽  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  卿  一  冒  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  璽  一

rタミン10・栄養10・カルシウム7・水2・鉄分 P・タンパク質1・ミネラル1

層  冒  畜  一  一  一  一  一  一  一  一  一

? 冒  一  一  一  一  一  一  一  一  ,  鱒  噛  翻  一  冒  一  一  一  一

Dき嫌い1

   一  一  一  一  卿  幽  輯  顧  層  一  一  一  一  一  一  璽  一  一  一  一  一  一  一  雫  雫  甲  一  層  一  〇  一  一  一  冒  冒  一  一  冒  冒  一  一  冒  一  一

H欲2   曽   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   一   甲   霜   騨   嘘   一   一   冒   一   冒   一   一   一   一   璽   一   一   一   一   一   璽   一   一   冒   一   一   一   一   一

Dき嫌い2

一  一  一  一  一  一  一  一  鱒  聯  冒   一  冒  一  一  一  ■  一  一  一  一  一  一  縣  o  冒  一  一  一  一  一  一  璽  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  騨  一  一  一  一  璽  一  一  一  一  冒  一  璽  一

Hべる量1・適量1・残す1・バランス1

合計 14語 73語

(授業後には「食べる」に関連する連想語「ダイエヅト」が3つ出現した。)

 授業前では、総連想数が14語と少なく、「食べる」の連想が4語、「野 菜」「栄養」「食欲」についてが各2語であった。しかし、授業後は総 連総数が73語で授業前の5倍以上に増えており、「元気な心」を抜いて 健康の中で占める数が大きくなっていることが分かる。具体的にみてい

こう。

 「栄養」と「食物」について連想語数が急増している。特に、「栄養」

では「ビタミン」の数が増えたり、「カルシウム」「鉄分」「タンパク質」

「ミネラル」という連想語が新たに出現している。これは、「残ったお かず」の授業中、養護教諭や調理師から「栄養」についての話を聞いた ことや、授業後に、食物にはどんな栄養素が含まれているかについて、

家の人と話したり自主的に調べたりしたことから連想語が増えたものと

考える。

 「食べる量」「適量」「残す」の連想語が授業後で新たに出現した。こ れらの連想語は資料に出ていた「バランス」から派生していると思われ る。それは、授業中に「栄養のバランス」についてのディスカッション で「栄養があっても、自分が食べられる量を食べればよい」「これから は、作ってくれた人のことも考えて給食を残さず食べたい」などの意見

が出たことによるものと考える。

 さらに、授業後では、「ダイエヅト」という連想語が出現している。

これは、「さち子さんの誕生会」の授業で、「食べた後、ダイエヅトす ればいい」「無理なダイエヅトは危険である」などの意見が出たことに より、授業で得た知識をもとに記述したと思われる。

第4項 連想を構成する単位4「病気」について

 「病気」の連想語を中心に授業前と後でまとめたのがの比較を表3−

58である。病気に関する連想は、授業後が授業前の約2倍である。

         表3−58 「病気」の連想語の比較

病 気

合計

連想語(授業前)

病気7・かぜ5・熱2・鼻水1 薬2

病院2 けが5・骨折1 交通事故6・事故2 医者1・看護師1 入院2

休まない2

39語

連想語(授業後)

病気14・かぜ9・熱5・むし歯2・喘息1・かゆ み1・腹痛1

薬3

病院4・保健室1 けが7

交通事故3・事故2

医者1・看護師1・歯医者1

健康診断5・注射1・平熱1・汗1・早起き1・歯 磨き1・薄着1・太っていない1

食べ過ぎ2・歯並び1 シップ2・ギブス2・包帯1 ストレス4

痛い1・苦い1

82語

 授業前では、病気の具体例や「症状」の連想15語、「事故」について の8語、「けが」についての6語などが目立っている。

 「平熱」「汗」「早起き」「薄着」「注射」「歯磨き」「太っていない」

の予防に関する連想語が授業後で新たに出現した。「平熱」「汗」「早起 き」「薄着」「注射」は、「なかよし遠足」の授業で、体温には個人差が あり、自分の平熱を知ることが大切であるということや汗を出すことで        .169一

体温調節を行っていることに気づいたり、病気にならないように日ごろ から気をつける.とよいことを考えたりしたことから出現したと考えられ る。「歯磨き」については、「歯医者の予約」の授業後に、「むし歯にな らないように歯磨きをしっかりやりたい」という感想をもったことと関 係しているのであろう。そして、「太っていない」は、「さち子さんの 誕生会」や「残ったおかず」の授業で、「体重が増えると肥満になり、

病気になりやすい」ということを知ったことからの記述と考えられる。

 また、「シップ」「ギブス」「包帯」の手当に必要な物の連想語が出現 した。これらは、「なかよし遠足」の授業で、体調が悪くて遠足へ行く と倒れてけがをしてしまうということからの気づきから記述したと思わ れる。そして、「苦い」については、「病気になると薬を飲まなくては いけない」という意見から「薬」今「苦い」と連想したと考える。

 「健康診断」「ストレス」「痛い」の連想語については、授業で扱っ た資料の中に出てきた言葉なので、そのことを思い出して記述したもの ととらえられる。

第5項 連想を構成する単位5「薬物」について

 「薬物」の連想語を中心に授業前と後でまとめたのがの比較を表3−

59である。

         表3−59 「薬物」の連想語の比較

分類 連想語(授業前) 連想語(授業後)

薬物

一  一  一  一  一  一  F  一  冒  一  一  一  層  需  一  ,  冒  一  冒  一  一  一  一  ,  一  一  一  一  一  一  冒  一  一  一  一  }  一  騨  冒  一  一  一

アルコール10・ビール2・酒1・たばこ1・毒i

Q1「  一  一  一  一  冊  一  一  一  ρ  一  冒  盟  一  一  璽  一  一  一  甲  一  一  鴨  一  一  一  回  一  一  一  9  一  一  }  冊  ρ  一  一  一  藺  一  曽  凹  一  一  一  一  冒  一  一  一  藺

イ節i・バランス1

合計 0語 18語

授業前では、「薬物」の連想語は全くみられなかった。

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