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≪参考≫ Transactive Energy(TE)について

ドキュメント内 サマリー 1 (ページ 133-137)

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2. 諸外国における対応状況 -③自家発自家消費の拡大による系統利用の減少( 4/6 )-

 蓄電リソースや DER アグリゲーターに対する要請(米国 Docket(FERC) )

卸電力市 場への参加 資格

蓄電リソースに対し、卸電気市場で技術的に提供 可能なすべての容量、エネルギーおよび補助的な サービスを提供する資格を与えること。具体的には 以下の配慮をすること。

ブラックアウト、周波数調整等の機能補償支払いが 認められている市場について特に蓄電リソースの参 加を認めること。

最低ランタイムを低減すること。

蓄電設備の 入札パラ メータ

入札パラメータは、蓄電資源の物理的および運用 上の特性を反映して考慮すること。具体的には以下 の通り。

充電状態

充電限度の上限/下限

最大エネルギー充電率、最大エネルギー放電率

卸売販売 者・バイヤー としての参加 資格

売り手買い手双方合意のもとで市場精算価格設 定・価格決定時期を合意できること。

通常、

RTO/ISO

がディスパッチしない卸電力ニついて は卸取引価格が設定されないため、

RTO/ISO

がディ スパッチ可能な電源として市場に参加させる。

最小容量

出力の最小要件は

100kW

以下とすること。

充電される 電力の価格

卸電気市場

蓄電リソースへの販売価格は、卸売

LMP

(地域別限界価格)に従って設定されること。

出所)FERC

Docket Nos. RM16-23-000 and AD16-20-000 , FERC

地域的要件 遠隔メータリングや通信技術等の面で技術的に実現 可能な範囲で地域的要件を設定すること。

情報・データ要件 下記に係るアグリゲーター単位での情報・データを提 出すること。(1)総容量、(2)最小および最大 運用限界、(3)ランプレート、(4)最小ランタイ ム、 (5)デフォルト分配係数

DERリストの変更 アグリゲーターはDERリストを変更することができる。

変更が安全性または信頼性の懸念をもたらさない場 合、すべての資源を再登録する必要はない。

計 測 お よ び 遠 隔

測定システム要件 RTO / ISOの単位でDERアグリゲーションに必要な システムに係るハードウェアおよびソフトウェア等の要件 を特定する。

各RTO / ISOは原則的には配電ユティリティないし 地方の規制機関が規定する計量システム要件に準 拠し、計測データが不十分な場合にのみ追加的なシ ステム要件を適用することができる。

RTO/ISO,DER アグリゲーター、お よび 配 電 事 業 者 間の調整

次の事項を踏まえて調整を行う。

(1)新しい分散エネルギー資源集約の登録、およ び(2)RTO / ISO、分散型エネルギーリソースアグ リゲーター、および関連する分配ユーティリティー間の 操業調整を含む進行中の調整

市場参加契約 市場参加契約においては、DERアグリゲーターが採 用する可能性のあるビジネスモデルを制限しないこと。

蓄電リソースに対する要請の主なもの DERアグリゲーターに対する要請の主なもの

2. 諸外国における対応状況 -③自家発自家消費の拡大による系統利用の減少( 5/6 )-

 日本(東京電力)と米国(カリフォルニア州、 PG&E 社)を例にとった自家発補給料金( Standby Service )の概要

日本では高圧以上

(50kW

以上)の需要家に対して自家発補給料金が設定されているが、米国では原理的には家庭用を含むすべての需要家 に当該料金を適用できる。

ただし米国の場合、ネットメータリング適用の

DER

設置需要家、および容量

1MW

以内で全量自家消費する

PV

を設置している需要家については、

自家発補給料金の支払いを免除される旨、約款

(Tariff)

に明記されている。

日本

(

東京電力

)

米国

(

カリフォルニア州、

PG&E

社)

名称 自家発補給電力

Standby Service

サービス概要

お客様の発電設備の検査、補修または自己

(停電による停止等を踏む)により生じた不 足電力を補給

通常は全量を自家発で賄うが、場合によって

PG&E

保有発電設備から供給を供給

停電などの事象の際に、

PG&E

が準備していた予 備力を提供

対象需要家 高圧および特別高圧需要家 家庭用を含む全ての需要家

対象自家発 需要家保有の発電設備 需要家保有の発電設備

例外規定 -

下記需要家は上記料金の支払いを免除

ネットメータリング制度適用の分散型リソースを設 置している需要家

(1

需要家あたり

1MW

以内

)

容量

1MW

以内で、全量自家消費する(逆潮流 しない)

PV

を設置している需要家

注 バイオマス、太陽光、太陽熱、風力、地熱、燃料電池(再エネ由来燃料利用)、小水力、消化ガス、埋設ガス、廃棄物発電、潮流発電、海洋温度差発電 出所)電気需給約款(東京電力)および Electric Schedule S (PG&E)、Electric Schedule NEM (PG&E)

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2. 諸外国における対応状況 -③自家発自家消費の拡大による系統利用の減少( 6/6 )-

 カリフォルニア州における自家発補給料金の見直しに関する事例

カリフォルニア州における従来からのネットメータリング制度を用いた導入量には上限

(Cap)

が課されていた。

しかし、同州での再エネ(特に

PV

)の導入量は加速的に進み、

2015-16

の段階で上限値にほぼ到達したため、新たなネットメータリング制度

(Net Metering 2.0)

が検討され、

2016

年に

CPUC

によって決定された。

新制度により、ネットメータリングによって今後新たに

PV

等を導入する需要家にとっては、一定のコスト増となる。しかし、当初議論された内容と比べ ると、分散型リソース設置者に配慮された内容とされている。送配電コスト負担の公平性の観点では、直接的な影響があるのは系統連系料金の 徴収のみである。

概要 コスト水準

系統連系料金の徴収

(Interconnection Fee) •

新規

NM

需要家に対して、系統連系料金を新た

に徴収

75

150$ (

電力会社によって異

なる)

時間帯別料金への強制加入

(Time-of-Use Rate) •

新規

NM

需要家に対して、単純料金の適用を禁

止し、

TOU

料金の選択のみを許可

電気料金への上乗せ

(Non-bypass Fee)

系統から購入する電力量に対して、追加コストを 負担される。これらは、省エネプログラムや低所得 者向け電気料金への充当が想定されており、配 電網運用への充当とはなっていない

分散型リソースの発電量に対しては課金されない

2~3cent/kWh

(電力会社によっ て異なる)

出所)Decision 16-01-044 (California Public Utilities Commission, 2016)

カリフォルニア州ネットメータリング 2.0 の概要

注)本制度は、既存NM制度下で分散型リソースを導入した需要家には遡及適用されない。

≪参考≫配電系統整備に向けたインフラのあり方について(1/2)

 新たな配電系統への DER 導入に伴う配電料金の新たなあり方に関しては、各国・地域とも検討をようやく始めたところ。

 新たな考え方に基づく配電系統(設備形成・運用、料金制度)への移行に際して懸念される事項としては、以下のような事 項が挙げられる。

メータリング

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