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ドキュメント内 配布資料まとめ(第1回~第5回) (ページ 32-37)

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咽頭流入時の検査食の性状

食塊の性

咀嚼前の試験食

1.均質:大部分が粉 砕されてよく混ざり あっている

2.一部不均質:一部 粉砕されていないもの が残り、一部混ざり 合っていない

3.不均質:大部分が 粉砕されておらず、混 ざり合っていない

実際の写

外部観察による咀嚼運動評価と 咽頭流入した検査食の性状評価の関係

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

均質 一部不均質 不均質

単純上下 弱い咀嚼 正常な咀嚼

嚥下調整食学会分類2013と 求められる咀嚼機能と 評価法

j:jelly=ゼリー t:thick=とろみ

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類 2013

送り込む力 まとめる力 押しつぶす力 すりつぶす力

飲む力

嚥下後の 食物の口腔内残渣

むせの有無

嚥下までの時間

下顎と舌の分離運 側方運動 左右口角の引き

食形態決定のフローチャート

奥歯の 噛み合わせ

なし

あり

咀嚼運動

正常

咀嚼運動

弱い 単純上下

正常 弱い 単純上下 嚥下に著しい

問題はない

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とろみの“つよさ”に合わせて分類

とろみ調整食品 メーカー とろみの強さ

トロミスマイル

ヘルシーフード

標準

トロミパワースマイル 少量高粘度

トロミクリア 標準

トロミアップエース 日清オイリオグループ 標準

トロミアップパーフェクト 少量高粘度

新スルーキングi

キッセイ薬品工業

標準

スルーソフトQ 標準

スルーマイルド 標準

トロメリンV 三和化学 少量高粘度

トロメリンEX 少量高粘度

ソフティア1

ニュートリー

標準

ソフティアS 標準

ソフティアSUPER S 少量高粘度

トロメイクSP

明治

標準

トロメイクコンパクト 少量高粘度

トロメイククリア 標準

おうちで簡単トロメイク 標準

つるりんこQuickly クリニコ 標準

つるりんこpowerfull 少量高粘度

ネオハイトロミールⅢ

フードケア

少量高粘度

ネオハイトロミールR&E 標準

ネオハイトロミールスリム 標準

ネオハイトロミールNEXT 標準

トロミファイン キユーピー 標準

水100ml(20℃±2.0)に2%とろみ剤を添加し、3回/秒の速さで30秒間撹拌した。その後、30分間設定温度20℃でインキュベート。

30分後にコーンプレート型回転粘度計(設定温度20℃、ずり速度50s^-1における1分後の粘度:学会分類、コーンアングル1°、直径35mm)で粘度を測定

※測定結果が350mPa・sを基準点として「標準」「少量高粘度」に分類。。

在宅患者における経口摂取再開の条件

在宅患者 264

(平成254月より平成284月)

在宅患者 44名

(男性25,女性19,平均年齢76.0±10.1) 脳血管疾患37名、廃用・高齢3名、誤嚥性肺炎3名、頭部外傷1

一部または全部経口摂取患者 6か月追跡不可能 神経筋疾患

31(70.5) 直接訓練を開始

17(38.6) 日常的な経口摂取を再開 13(29.5)

間接訓練のみ

14(31.8) 直接訓練のみ

在宅患者における経口摂取再開の条件

年齢 性別 経管栄養期間

原疾患 肺炎の既往

意識レベル 座位保持 移動可否 指示理解 会話可否

嚥下機能 兵頭スコア

直接訓練開始

意識レベル 座位保持 指示理解 会話可

嚥下機能

日常的経口摂取 嚥下機能

意識レベル

介護老人福祉施設6施設 総計647名

体調不良、認知症による拒否のため VE検査を施行できなかった者23名を除外

経管栄養を行なっていた28名を除外

摂食・嚥下障害の症状が認められなかった 448名を除外

外部観察評価 VE検査

+ 摂食機能療法 148名

男性43名,女性105名 平均年齢85.1±8.0歳

質問表 摂食・嚥下障害の疑いがある者 171名

追跡期間 3ヶ月の転帰

・肺炎発症(12名)

・体重減少(46名)

肺炎発症、体重減少に 関連する因子の検討、

訪問摂食支援 の効果の検討 前向きコホート研究

訪問食支援から見えてきたもの

Takahashi N, Kikutani T, et al.: J Oral Rehabil2012

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肺炎発症における予測因子についての Cox比例ハザードモデルの結果

Predictors B P値 HR 95% CI

年齢 0.012 0.842 1.012 0.902 - 1.135

Barthel Index -0.011 0.746 0.989 0.928 - 1.055 BMI <18.5 2.049 0.069 7.757 0.852 - 70.588

咽頭残留 -0.649 0.592 0.523 0.049 - 5.612

喉頭侵入 0.578 0.637 1.782 0.161 - 19.684

食物誤嚥

*

-0.195 0.843 0.823 0.120 - 5.647

唾液誤嚥

*

1.261 0.014 3.528 1.291 - 9.641

*誤嚥なし、誤嚥あり、誤嚥あり+不顕性誤嚥ありの重症度に分けた HR: hazard ratio, CI; confidence interval

唾液誤嚥が唯一の肺炎発症予 測因子であった。介入当初に観 察された咽頭残留や喉頭侵 入、食物誤嚥はリスク因子にな

らなかった。

肺炎患者の71%に睡眠中の 誤嚥が認められた

Kikuchi R, Watabe N, Konno T, Mishina N, Sekizawa K, Sasaki H: High incidence of silent aspiration in elderly patients with community-acquired pneumonia. Am J Respir Crit Care Med 150:251–253, 1994

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唾液誤嚥に対する対策 唾液中の細菌数に影響を与えてい るのは?

介護保険施設16施設に入居中の要介 護高齢者

経口摂取を行っている691名(平均年 齢86.7±7.8歳(男性137名82.6±8.3 歳。女性554名88.0±7.1歳)

Tohara T, Kikutani T,et.al. Geriatr Gerontol Int. 2016

7

15% 6%

3%

10%

60%

6%

嚥下調整食2013 嚥下ピラミッド

UDF区分 その他

基準なし 無回答

嚥下調整食の基準

としている指標 患者・利用者が他施設へ移動する際の 情報提供に用いる嚥下調整食の基準4% 1%

5%

61%

6%

23%

嚥下調整食2013 嚥下ピラミッド UDF区分 その他 自施設独自の呼称 無回答 情報提供なし

23%

地域における食の連携実態

東京都北多摩南部医療圏、病院、施設109か所

嚥下調整食学会分類2013と

農林水産省規格(JAS規格)“スマイルケア食”

日本医療研究開発機構 ⾧寿科学研究開発事業

日本摂食嚥下リハビリテーション学会

嚥下調整食学会分類2013 農水省“スマイルケア食”分類

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