トップPDF HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

HolesとWhirligigを読む:「味わって読むコース」教育実践レポート 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

4 反省点・改良すべき点 4− 1 クラスで用いるテキストについて  クラス全員で共通した内容について話し合える機会が持てるように、「楽しく読むコース」 から「味わっ読むコース」にかわりましたが、学生50名に統一的に1つテキスト用いる ということには、疑問が残ります。学生たち理解力や興味には大きな幅があるので、テキス ト難易度やジャンルにも少しは選択肢があっもよいではないか考えます。2003年度に 担当した「英語(小説)」クラスで、春学期は統一テキスト用いましたが、秋学期は5 ∼7種類テキストから自分関心にそっ選択する自由与えました。限られた数中から ではありますが、自分意志で決定したテキストには責任持っ積極的に関わる傾向が見ら れました。また、同じテキスト読む学生あいだには仲間意識が、そして、他テキスト 選んでいるグループに対しては、良い意味で競争意識が生まれるという利点がありました。 しかし、その反面、私は多数テキスト同時に並行し読んでいなければならず、それは可 能ではあったですが、グループ毎に対応しクラス巡回することになるので、全体につい は十分な配慮ができないという欠点もありました。学習効果考えるならば、受講者数 少しでも減らすことができればいいですが、50名クラスであれば、選択肢与えるにし も、2冊、多くも3冊が限度ではないか考えます。
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河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 1998年後期より、私が和歌山大学に移ることになり、河合先生に話したところ、自分も近 大やめ大学に移りたい言われた思い出す。私方は、 8 月割愛がうまく行か ず、半年転出が遅れた。その間に、河合先生も関西大学に移ることが決まり、19年間勤めた近 畿大学一緒にやめることになった。河合先生は関西大学へ移られから、精力的に研究本 にまとめ出版したり、大学用テキスト何冊も書かれた。英語コミュニケーション学会 関西支部長から、副会長にもなられ、本当に、充実した研究生活送っいた思われる。  しかし、運命いたずらであろうか、その後、癌で入院されることになったである。見舞 いに行った時に、「癌が転移しいるかもしれない」悲壮な表情で我々に語られたは今で も忘れられない。あれは、自分将来計画が台無しになるかもしれないという絶望感現れだ った思われる。というのも、河合先生は何事においても、きちんと計画立て、こつこつ 地道に実行し行く人だからである。つまり、あの時には既に自分これから人生計画し いた思われるからである。それは、授業準備みれば明らかである。河合先生は、私 違い、授業準備完璧に行わない気がすまなかった。時には、異常思われるほど、きち んするである。授業時間何倍も時間かけ準備いることも何度かあった。ま た、近畿大学時代は、いつもお会いするたびに、河合先生は自分将来計画語られい た。将来、こういう本出版したいとか、こういう研究したいとか語られいた。それ考 える、河合先生悲壮な気持ちが手に取るようにわかる気がする。
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『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

手本にし二つ運動が生まれた。スペインアルゼンチン『超 ウ ル ト ラ イ ス モ 絶主義』である。双方 もウィドブロ『創 クレアシオニスモ 造主義』模倣ということで、詩人から怒りとともに退けられたが」。) 2)  詩人が現実ただ単に反映する存在ではなく、むしろそれ生み出すだというウイドブロ 詩論は、ピエール・ルヴェルディものにきわめて類似しおり、一方、その詩はカミング ズそれに似いる、パスは指摘する。このテーマについては別に詳細な検討が必要であろ うが、ウルトライスモ主導し前衛芸術に深い理解示した批評家ギジェルモ・デ・トッレ(マ ドリード、1900−ブエノスアイレス、1971)、時にもっともすぐれた創造主義詩人見なさ れる27年世代一人ヘラルド・ディエゴ(サンタンデル、1896−マドリード、1989)、アルゼ ンチンにウルトライスモ持ち帰ったホルヘ・ルイス・ボルヘス。その後スペイン現代詩 展開思えば、先ルヴェルディ含めアポリネールやマックス・ジャコブといったフラン ス前衛主義広範な試みに比しも、ウイドブロという、ある意味で辺境地であるラ テンアメリカから突如訪れた存在がスペイン詩人たちに与えた衝撃影響広範 さは絶大である。
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授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

表5 グループ間競い合いについて ⑸ グループ間競い合いは 男 女 計 % ア)よい 42 26 68 72.3 イ)よくない 5 1 6 6.4 ウ)どちらも言えない 10 10 20 21.3 学習にあたって適度に競い合わせるは、学習意欲高めるのに効果的である。個人違っ グループ間競い合いということで、学習者もゲーム感覚で楽しんでいる。成績トップグルー プが発表された瞬間、ワッ歓声が上がる。呼名されたグループ・メンバー顔に一仕事や り遂げたという充実感が読み取れる。一斉授業では味わえないこのようなプロセス体験が7割 越す学習者に「グループ間競い合いはよい」判断させた推測される。競い合い 否定する主な理由一つに、表3(ト)に見られる「採点公平性に欠けるから」が考えら れる。授業後、採点結果に不満声もときどき聞こえた。採点公平性もっと高めることが できれば、競い合い肯定する学習者がさらに増えるであろう。
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ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

約束しくれた使用人ことについて何度も思い馳せた。また、母親が食料で一杯にし くれるであろう戸棚食品様々な種類についても自分想像力自由に飛び回らせいた。 また、ウェディングドレス田舎に持っくるは馬鹿げいる考えそれ家に置いきた だが、絹薄紫色合いや裾正確な長さについて記憶新たにしたい強い衝動感じた。 読者皆さんはエマが単純で洗練されたところない人物であることがお分かりになるであろ うし、彼女結婚生活がささやかな喜び悩みごとで構成されいること知るであろう。彼 女は単純でやさしく、可愛いく若かった。彼女は夫こよなく愛しいた。彼もそろそろ真 剣に結婚生活始める時期だ感じ始めいた。彼気持ちは、彼仕事部屋や空いたままに なっいる机や、彼がいない間に来た手紙開けおいくれ同僚に頼んでおいた手紙中 身に戻りつつあった。デイヴィッドも単純で飾らない人物だった。彼は自分妻が最高に美し い女性だ思っいたが ― あるいはまさにそうだからこそ ― 人生は、怠けいる大挙し 押し寄せくる苦々しく残酷な日々避けがたい雑事危険に満ち溢れいること忘れ ることができなかった。要するに、彼は幸せだった。そして、これ以上何努力もせずに幸せ 手にしいることが正しいことは思えなかったである。
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感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

感情スクリプトと第2言語コミュニケーション 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 この結果先述議論関係で論じる、 4 ∼6年アメリカに滞在したロシア人が 2 言 英語使っ、アメリカ人コミュニケーション図る場合、おそらく、英語的なスクリ プト用い、また言語表現においても、強い干渉受けずに話すので、文化的スキーマ文化 差から予測される困難はさほど起こらないであろう。一方、ロシアで英語学習し、アメリカ に到着したばかり人は、スキーマ・スクリプト文化的相違に戸惑う可能性がある。しかし、 海外に滞在しなくも目標言語習熟度上げることはできるので、ここに、標準テストで測 定されるような、「英語習熟度 (proficiency)」が関わる、ミス・コミュニケーション要因 は複雑化する。よく言われる「言語はできも社会文化的能力がない」という指摘は、語彙、 文法だけ取り出し学習したような場合にはありうるが、通常言語が使われるコンテキスト 理解伴わないで習熟度あげることが極めて難しいこと考える、完全に切り離せるも ではない。特に言語に内在した文化性(たとえば、日本ように代名詞落とせる言語 そうでない言語、brother兄/弟ように単語指し示す範囲違いなど)、言語使用 文化性(謝罪仕方、依頼仕方など発話行為どのように言語的に実現するか)は言語習 熟度密接に関係する。一方、そういった語彙や言語使用が埋め込まれたスクリプト社会的 コンテキスト理解するには、また、そういった行動促す文化モデルへアクセスは、その 言語文化コミュニティーへ参加が前提なろう。
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フランス語動詞事象の意味分類に関する考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

フランス語動詞事象の意味分類に関する考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

฀ 動詞意味はこれまでに様々な方法論で分析されきた。J.฀François฀et฀L.฀Gosselin฀(1991) によれば、主として動詞事象状態出来事に大別し分析する方法、この二つに事象にお ける行為項関係交え分析する方法に分けられるという 3 ) 。前者方法論用いた研究 代表は Z.฀Vendler฀(1967)であり、後者については W.฀Chafe฀(1970) 4) があげられる。Vendler 研究は英語動詞分類試みたものであるが、動詞状態、活動、完了、瞬間4つに分け るその方法は現在ではフランス語動詞分類にも広く用いられいる。しかし、分類枠知名 度に比べる彼が分析に用いた方法論そのものは以外に知られいないように思われる。本稿 は Vendler 動詞意味分類紹介し、その後研究によってその方法論がどのように再検討 され、フランス語動詞事象意味分析が発展しきたか考察するものである。
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ビセンテ・ウイドブロと1910年代のスペイン前衛詩 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ビセンテ・ウイドブロと1910年代のスペイン前衛詩 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 この十字架の下には、礼拝堂の本体が控える。詩形の斬新さに比べると、詩語はなおモデル ニスモの響きをひきずっている。アポリネールがのちにおこなったように、現実の断片をキュ ビスムのコラージュ風に統合するというカリグラムの特徴はまだ十分に得られていない。  そのあとも、ウイドブロは、カリグラムの手法の探求をつづけた。それは、かならずしも 「夏の日本情緒」のように詩行で何か[r]

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諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 さて趣味としては囲碁ワイン、山歩きということおうかがいしいる。囲碁には同席し たこはないが、かつて同好先生方お手合わせ楽しみにしいた話聞いたことがあ る。ご本人は謙遜されいるが、腕前は相当なものであるいう。  しかし囲碁のみならず、とくにワインたしなみも年季が入っおり、神戸ワイン輸入業 者店にも顔出し、気に入ったものが入手できる、雑談おりにうれしそうに披瀝され る。何か会合やコンパさいには、そっと何気なくお気に入りボトル差し出され、同僚 がおいしそうに飲む姿見ることよろこびされいた。わたし自身は残念ながらアルコー ル飲めないが、同僚先生方は何度か諸沢先生ご厚情に、つい甘えご相伴にあずかっ こられ、ワインを通じてドイツ文化広がり愉しんでこられた。
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あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 オールからしたたる水、近く海岸船から聞こえる音にさえぎられる他は、しばら くこの沈黙は続いた。バーニャー夫人はボート漕ぐ男横顔まじまじ眺めいた。彼は 三五歳くらいで、意志が強く残酷で不機嫌な顔つきいた。これら表情は退屈で単調な 彼仕事によって多分誇張されいた。彼目には、仕事に追われいるときに目に現れるあ る種下品なひらめきがなかった。彼顔つきは彼女ボートに乗せいるとき方が良かっ た。つまり、悪意持った顔つき方が無知な顔よりも良いというようなことがあり得るなら ばということだが。私たちは笑顔こと顔色が「明るく」なる言う。事実、その一瞬表 情ひらめきが暗い部屋ろうそく役目するである。そしてそれは、私たち薄暗 い内張りに一条注ぐである。一般に、貧しい男顔つきは表情に乏しいものである。 宿命が表情変化一つに制限、あるいは多分、表情一つに制限された階級に多く人間が いるだ。ああ、彼ら表情!何も表現しないか貧困だけ表す顔。彼ら休息は何意味も 持たず、彼ら行為は罪犯すことであり、最悪場合は何も知ることなく、最善場合でも ただ不名誉もたらすだけ顔だ!
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再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 2−2−8−2 定義  1940年代に王力(1943)は「〈條件式〉はある一つ条件で一つ叙述あるいは描写ある いは判断修飾するものである。ある若干事柄は他一つ事柄が発生するあるいは発生し ない待っ、然る後に実現可能あるいは実現しないものである。この他一つ事柄がす なわち一種条件であり、相対する二つ事柄同時に述べ、この事柄が必ず他事柄に依 存した後、実現あるいは実現しないこと表わす。これ〈條件式〉という」定義しいた。  1960年前後に丁声樹等(1961)は「〈條件句〉は条件表わす従節が前にある。……条件 表わす従節が後にあるまた補充説明意味帯びる。……さらにある特殊な条件文は〈否 則〉用いたものである」説明し、また張志公等(1959)は「Ⅰ.条件 1〈只要A就B・只 有A才B〉は前従節がある条件提示し、後主節がこの条件下で生じようする結果 述べる。このような関係が〈條件関係〉である。……Ⅱ.条件 2〈無論A就B〉は前従節が まず一切条件排除し、主節がいかなる条件下でもある状況が発生しうること説明しい る。この種複文もまた条件表わすものであり、さらに正確にいう、無条件表わすもの である」定義しいる。
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言語遊戯を活用した教授学習の方案—外国語として朝鮮語教育を中心に— 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

言語遊戯を活用した教授学習の方案—外国語として朝鮮語教育を中心に— 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

     長崎屋焼き魚 > ながさきややきさかな      確かに貸した > たしかにかした      タイガーがいた > たいがーがいた      勝つまで待つか > かつまでまつか      薬リスク > くすりのりすく      冷凍トイレ > れいとういれ      鶏ワニ > にわとりとわに      アニマルマニア > あにまるまにあ      ガス代だすが > がすだいだすが      スタミナ満たす > すたみなみたす      クッパパック > くっぱのぱっく      ビルからカルビ > びるからかるび 5)
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再論 中国語の統語成分について(上) −中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

再論 中国語の統語成分について(上) −中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ばれる。主語は実体あるものであるから、よく用いられるものは名詞あるいは代名詞である」 述べ、さらに「主格地位にある名詞こそ、その文主語である」も述べいる。 楊樹達 (1930)は「主位」称し、「主位は馬建忠氏が主次名づけしものなり」述べいる。 何 容(1942)は「肆 論語句分析(四 構文分析について)」 「伍 論所謂詞位(五 いわゆる「格」 について)」において構文論展開しいるが学説史的考察が中心で、自身定義積極的に 提示しいない。呂叔湘(1942)は「主語」あるいは「起詞」称し、 「一つ文には必ず「い かなる人が」あるいは「いかなるが」がなければならず、しかる後にさらにこの人あるいは が「どのようである」か説明しなければならず、この二つ部分一つがかける文にな らない(特殊なケースはまた別に論じる)。我われはこの二つ部分に名称提示する。すな わち「いかなる人が」あるいは「いかなるが」表わす部分は「主語」称し、「どのよう であるか」表わす部分は「謂(述語)」称する。主語述語関係は「結合関係」である」 述べいる。王力(1943)は「主語」あるいは「主位」称し、「およそ「首品(最主要な 単語)」あるいは「首仂(最主要な句)」で、文首脳なれるものは、主語称する」、「一般 的に言う、中国主語は述語前に置かれるものである」、 「主語は別位から言えば、 「主 位」称しよい。現代中国文法においては、主語「主位(主格)」は必ずしも区別しな くもよい」述べいる。高名凱(1949)は「主語」称し、「話するとき、我われは必 ずある事物に対して説明、描写、叙述しなければならず、さもなければ、それこそ云々する こともなく、また話する必要もなくなっしまう。このようなある事物代表する単語こそ 主語である」述べいる。
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コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

活用例 2 :チェーンプラクティスにゲーム性取り入れた練習方法  パターン練習本来目的は暗記置き換えによる文法能力定着であり、機械的な練習にな りがちである。練習方法に変化つけるには、ペアワーク他に、チェーンプラクティス用 いいるも効果的である。チェーンプラクティスはパターンプラクティス一種であり、質 問された学習者Aが答え言い、同じ質問学習者Bにする、学習者Bは答え学習者Cに同 じ質問するというように、伝言ゲームように同じ練習繰り返すものである。チェーンプ ラクティスはコーラス練習より時間がかかり、練習量も少なくなるが、一人ひとりが責任も って取り組まない練習が進まないので、学習者意識的に練習に取り組ませることができる という利点がある。筆者はしばしばグループ対抗でチェーンプラクティスによる練習行わ せ、その速さ正確さ競わせることでキーセンテンスや構文定着させること試みい る。以下例挙げる。
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中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 中島巖先生は発達心理学言語心理学専門領域され、学術論文も英語ドイツで執筆 される日本でも数少ない心理学者である。ヴントによる実験心理学確立以降、認知心理学に も大きく影響したゲシュタルト心理学などドイツ圏で研究が学問分野として心理学基 盤なしいることは周知事実である。また三帝国時代に亡命したユダヤ系学者がアメリ カで社会心理学基盤創ったことも良く知られいる。その中で「言語心理学」は言語行動 研究からビューラーにより基礎築かれたが、ドイツでは通常    称さ れ、言語学に基礎置く「心理言語学」(     )区別される。人間言語運用 研究するのに言語体系にではなく、社会的に行動する人間心理過程に起点置き、そこから 外国運用厳密に分析されその知見言語能力育成に応用しようする、そのような研究 教育、先生は、外国教育研究機構が成立する以前から、文学研究教育心理学専攻課程 講義で論じられいた。またドイツ言語心理学権威、テオ・ヘルマン教授(マンハイム 大学)迎え、大阪ゲーテ・インスティトゥートで開催されたドイツ教授法研究会にも参 加され、早くからドイツ教育関係者交流されいた。従って、その後文学研究科内に新し く「外国教育専攻」が増設される際、既存「xx語学」応用領域としてではなく、新し く学際的に外国教育研究領域確立しようする構想において、先生ご専門は大変魅力 的であり、かつ重要な領域であった。先生言語運用に関する日独比較文化的なご研究はヘ ルマン教授著書にも引用されおり、対人関係において指標取る際傾向的相違が、実験 心理学的にも明らかにされいる。新しく外国教育研究機構が発足した際、文学部から移籍 される先生が殆ど語学系であったため、教育・心理系先生が移られたことに対し学内では不 思議に思う声もあった聞くが、言語運用力「言語記号音声化」としてではなく、対人行 動能力一環として捉える時、言語心理学、発達心理学、教育心理学、社会心理学など心理学 諸領域が重要な一つ理論的フレームであることは、今日、英語・ドイツなど語種問わ ず、外国教育研究常識なっいる。その意味で先生お迎えし外国教育専攻設立 できたことは大変有意義な経験であり、院生や学生にとっても、言語学・文学越え専門世 7
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複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

複合環境における第二言語不安 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

自己評価 1.089 . 441 2.404 . 858 教室内不安 . 369 . 441 . 746 . 858 有効なケース数(リストごと)  表 8 は、教室外不安、自信、日本語能力自己評価、教室内不安関係について結果示 しいる。教室内不安教室外不安間(r=.792)、そして日本語自信日本語能力 自己評価間(r=.741)には、それぞれ 1 %水準で有意な関係があることがわかった。教 室外不安自信間(r=.018)には有意な相関関係は見られなかった。また、教室外不安 日本語能力自己評価間(r= .157)、自信教室内不安間(r= .030)、教室内不 安日本語能力自己評価間(r= .139)にはそれぞれ負相関関係があることがわか った。日本語能力自己評価は、日本自信強い相関関係が見られる一方で、教室内不安 および教室外不安は弱い負相関関係があることが確認された。
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English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 本論文では、日本語による重要表現解説伴う良質教科書が手に入り、現代アメリカ 英語による若者生活描いた映画Good Will Hunting(邦題『グッドウィルハンティング/ 旅立ち』シナリオ利用し、場面・文脈中で英語表現意味合い学習させる教育実践 について、学習者からレポートも引用しながら、その効用限界について論じる。とりわ け、この映画で多用されるスラング(profanity)字面解釈にとどまらない間接的表現が 伝えるメッセージ重要性に注目し、それぞれ表現、それが用いられる様々な社会的コ ンテクストに結びつけ教育行なうこと意義について論じる。
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The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

A. Stephen Gibbs アントニー・スティーヴン・ギブズ  外国としてフランス語に対する伝来教授法さておかせもらえば、日本で行われ いる外国教育におけるliaison[連声]に対する注目度が未だに極めて低くいままで ある。英語実際発声方法に頻繁に見られる連声があまりに無視されいるゆえに、 いわゆる「カタカナ英語」という、英語らしくない発音様式が、日本で中等英語教育音 声面では、逆効果もたらせいる。
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The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

A. Stephen Gibbs アントニー・スティーヴン・ギブズ  外国としてフランス語に対する伝来教授法さておかせもらえば、日本で行われ いる外国教育におけるliaison [連声] に対する注目度が未だに極めて低くいままで ある。英語実際発声方法に頻繁に見られる連声があまりに無視されいるゆえに、 いわゆる「カタカナ英語」という、英語らしくない発音様式が、日本で中等英語教育音 声面では、逆効果もたらせいる。
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故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 また河合先生は生涯を通じて多く大学用テキスト世に出された。私も若い時は人並みに 何点か出したが、あれほど報われない仕事はない。今は幾分状況が変わったが、昔は、教材作 成は研究業績にはいっさい入らなかった。「その他」扱いにすぎなかった。それにもかかわら ず河合先生は、黙々とテキスト作りに専念なさった。改めて今、先生教育者として真摯な 生き方に感動覚えずにはいられない。
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