トップPDF W・ラーベと環境問題 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

W・ラーベと環境問題 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

W・ラーベと環境問題 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

も私たちは夜にはガスや電気光やその他この種あらゆる発明品で明るい朝なるま であいつらから眠り安らぎを奪ってしまったんです。私たち町では夜にはもう眠 り時間がなくなっているということが、あいつらを家々屋根や塔から追い払ってしま ったんです、臭気が甲虫や毛虫や蝶たちをこの茂みや他園芸からそうしたように。ず っと向こう郊外町では勿論まだ生き延びていけるでしょうが、あんな所にもまたまた 煙突や煤煙を伴って工場がやって来て生き延びようする気持ちに嘔吐を催させてしまう んです。だからあいつらにはもう恐らく何んにも残されてはいないんですよ。」 13)  今日もなれば上記ラーベこの警告は重苦しいいほど現実性を伴って伝わるであろうが 100年も前にこの深刻な真実を理解できたはごく僅かな人たちだけであったろう。しかしな がらまた一方でこの作家が繰り返し取り扱う問題を独特に異化して持ち出して来ることのみに 注目してはならないであろう。かかる場合に動物相や植物相そのものだけに関心が示されてい るではなく、これらが人間置かれている状態を象徴化していることが重要なであり、結 局は生存を脅かすある技術が増大することによって人間にふさわしい在り方が破壊されるとい うことが反語的に糾弾されているである。それは上掲引用に続いて「動物たちはほんの少 しだけ人間先を行っているに過ぎないです」という言葉に如実に表明されていよう。  ラーベは産業革命大都市における随伴現象たる諸変化を述べているばかりではない。地方 都市やいわゆる田園地帯におけるそれらをも描き出しているである。それは大都市から離れ た地域にも工場が所在地を選定した結果であったり、大衆社会出現過程で大衆観光が次第に 生じてきた結果であったりするが、数世紀にわたって維持されて来た居住環境を越えて居住域 が次々造成され始めていた事実反映に外ならない。大衆観光を映し出している例として 1888年に書かれた物語「皇女フィッシュ」(           )が挙げられよう。この作品では ハ−ルツ()地方ある小さな町「イルメンタール」(        )が19世紀後半に数多く 見受けられたように保養地に変貌してゆく有り様が描かれているであるが、それまで野生 草花や良い匂いする薬草が生い茂っていた町中や周辺部いたるところに「イタリア−ド イツ−イギリス風ルネッサンス様式邸宅」が観光用呼び物とともに建ち並ぶようなる。 この一般的な建築ブーム助成者はアメリカから戻ってきたアレックス・ロートブルク (      )という男で、無論「概して関心も持たず,生粋愛国的なイルメンタール出身者でもなく」 14) 、ただ利己的な利益志向からそうなったであったが、それでも目を眩 らまされた住民たちは町景観を最終的には壊してしまうこの男すべて計画に感激して同 意し、たとえば周囲自然をも含めた彼提案を次ように歓迎する。
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鳥井克之先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

鳥井克之先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 そして、昭和35年に大阪市立大学大学院に進まれ、昭和38年同大学院(修士)を修了されま した。38年から4年間、大阪市立大学文学部中国学科助手を勤められたあと、昭和42年4月に 関西大学文学部中国文学科専任講師として着任されました。  鳥井先生は、本学中国文学科設立同時に着任され、今日に至るまで37年間、中国にお いて今日まで如何に中国研究されてきたかという中国語学研究史を、あらゆる視点から らえた探求をされてこられました。なかでも近代中国文法学始祖いえる馬建忠『馬氏 文通』を中心に、それ以前及びそれ以後から現在に至るまで代表的な文法学者著作・文法 体系・文法概念及びそれら系譜を基準した中国文法研究時代区分などについて、数 多く論考を発表してこられ、中国語学研究教育発展に大きな貢献をされてこられまし た。
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中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中島 巖先生に心からの感謝を込めて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 中島巖先生は発達心理学言語心理学を専門領域され、学術論文も英語ドイツで執筆 される日本でも数少ない心理学者である。ヴントによる実験心理学確立以降、認知心理学に も大きく影響したゲシュタルト心理学などドイツ圏で研究が学問分野として心理学基 盤をなしていることは周知事実である。また三帝国時代に亡命したユダヤ系学者がアメリ カで社会心理学基盤を創ったことも良く知られている。その中で「言語心理学」は言語行動 研究からビューラーにより基礎を築かれたが、ドイツでは通常    称さ れ、言語学に基礎を置く「心理言語学」(     )区別される。人間言語運用を 研究するのに言語体系にではなく、社会的に行動する人間心理過程に起点を置き、そこから 外国運用を厳密に分析されその知見を言語能力育成に応用しようする、そのような研究 教育を、先生は、外国教育研究機構が成立する以前から、文学研究教育心理学専攻課程 講義で論じられていた。またドイツ言語心理学権威、テオ・ヘルマン教授(マンハイム 大学)を迎え、大阪ゲーテ・インスティトゥートで開催されたドイツ教授法研究会にも参 加され、早くからドイツ教育関係者交流されていた。従って、その後文学研究科内に新し く「外国教育専攻」が増設される際、既存「xx語学」応用領域としてではなく、新し く学際的に外国教育研究領域を確立しようする構想において、先生ご専門は大変魅力 的であり、かつ重要な領域であった。先生言語運用に関する日独比較文化的なご研究はヘ ルマン教授著書にも引用されており、対人関係において指標を取る際傾向的相違が、実験 心理学的にも明らかにされている。新しく外国教育研究機構が発足した際、文学部から移籍 される先生が殆ど語学系であったため、教育・心理系先生が移られたことに対し学内では不 思議に思う声もあった聞くが、言語運用力を「言語記号音声化」としてではなく、対人行 動能力一環として捉える時、言語心理学、発達心理学、教育心理学、社会心理学など心理学 諸領域が重要な一つ理論的フレームであることは、今日、英語・ドイツなど語種を問わ ず、外国教育研究常識なっている。その意味で先生をお迎えして外国教育専攻を設立 できたことは大変有意義な経験であり、院生や学生にとっても、言語学・文学を越え専門世 7
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諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

諸沢 巖先生に心からの感謝をこめて 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 諸沢巖先生はかつて本学に助手採用試験があったころ、試験に応募し、優秀な成績で採用さ れた。ご出身は東京教育大学大学院で、ご承知ように現在筑波大学前身校である。それ 以来、文学部ドイツ文学科助手時代を過ごされ、当時、故上道直夫先生が阪神ドイツ文学 会会長をされていたので、それを支える地道なお仕事を一手に引き受けられた。その堅実な仕 事振りによって、かつて同僚先生方信頼を得るとともに、専任講師昇進以来、熱心な学 生指導でも定評があった。なお文学部時代に、フンボルト給費留学生に採用され、ドイツシ ュトゥットガルト大学R・デール教授もとでも研鑽を積まれた。
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故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

宇佐見 太 市  河合忠仁教授逝きて三か月になる。烏兎怱々感が深い。  約40年間、親しくおつき合いさせていただいた。  初めて出会いは、私が20歳、彼が25歳で、奈良教育大学英語科主催行事においてであっ た。当時英会話ブームは凄まじく、大学生私も四六時中、英会話活動に没頭していたが、 高等学校教諭河合先輩英語がとても流暢であったことを覚えている。

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English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

English in Context: A Teaching Note 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 本論文では、日本語による重要表現解説を伴う良質教科書が手に入り、現代アメリカ 英語による若者生活を描いた映画Good Will Hunting(邦題『グッドウィルハンティング/ 旅立ち』シナリオを利用し、場面・文脈中で英語表現意味合いを学習させる教育実践 について、学習者からレポートも引用しながら、その効用限界について論じる。とりわ け、この映画で多用されるスラング(profanity)字面解釈にとどまらない間接的表現が 伝えるメッセージ重要性に注目し、それぞれ表現を、それが用いられる様々な社会的コ ンテクストに結びつけて教育を行なうこと意義について論じる。
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The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part One 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

オキナ/[この大きな], some speakers will pronounce /場合/ as [b a w 4 a i], / 飯田 橋/ as [ i y 4 i dabashi], / 本家へ/ as [honk e y 4 e ], and /この大きな/ as [kon o w 4 o okina]. Other examples of the liaison used in Japanese can be found in such pronunciations as [ u w 4 o ] for / ウオ / and [i i y 4 e ] for / イイエ/.

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The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Liaison of English Part Two 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 (課題それぞれ正解については、拙稿末注釈を参照にしてもらうように願う。) Key words ① phonic word-linking ② glottal stop ③ omission or replacement of single consonants ④ merging pairs of adjacent consonants

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あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

あやまちの悲劇 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

カップで酒 を飲むようなもんでさ。スペイン人通り道に影を一度ちらつかせる、奴らは常にそれをそ こに見つけるさ。奥さんがこの品行方正なヨーロッパ町にしか住んだことがないんなら、 南アメリカ港町ことなんて想像もつかないだろうよ――町半分人間が残り半分人 間を通り角で待ち伏せしているさ。でも、俺はここがそんなにいいところだは思わない ね。みんな他人ことを詮索しているようなこの町がね。あっちではあらゆる街角で人殺しに 出会うけど、ここじゃ警察官に会うからね……とにかく、何をおいても、あっちで生活はど こで地獄ような岩に座礁するかわからない浅い水路を航行するような生活を思い出させる ね。ちょうど奥さんが出入り業者に借りがあるように、あちらではすべて男は近所人間 に借りがあるさ。彼らが返さなきゃいけない借りはそういう借りだけでさ。俺がサンチャゴ を去るとき船長ことをかわいい名前で呼んでやったさ。船長はそのうちそのことで俺に借 りを返しに来るだろうさ。でも、奴は絶対に金は払わないさ。」
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河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 河合忠仁教授がこの 6 月急逝されたという知らせは、あまりにも突然で、それを聞いた時、 もう少し早くお会いしてお話しできる機会を作っておくべきだった後悔念が頭中を巡っ た。というのも、河合先生後任として和歌山大学から関西大学へ赴任して来たであるが、 新任人事が急遽決定したため、和歌山大学でいろいろなことが整理できないままになってい て、それが終わり次第、連絡を取り、いろいろお話をしよう考えていたからである。  実を言う、河合先生訃報を受けとったは、和歌山大学研究中だった。関 西大学で授業を終え、研究最後後片付けをしに和歌山大学まで行き、ちょうど最後 整理が終わろうしている時に訃報を受け取った。河合先生後任ということで、関西大学研究室は河合先生使用されていた研究室だったので、このことを、「あの研究室で研究 したかったが、病ため研究室を去った。奥田に研究は任せたぞ」というメッセージだ解釈 することにした。
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授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

即ち、週に1回授業なので、毎回、新しい話題でディスカッションができるようにした。そ して難易であるが、やや難しくて、内容に深みがあって、ディスカッションに熱が入るものに 留意した。 以上ことを考慮して、使用するテキストには Dennis Smith・Junji Nakagawa 著“TRY AMERICA Cultural Keys to Communication”(SANSHUSHA)を採択した。内容は、日本比較 しながら現代アメリカ抱えている諸問題を論説調に述べたもので、セクハラ、離婚、イジメ、 飲酒・喫煙など、日本でも関心高いトピックスが取り上げられている。各課400前後で、 語彙、構文ともに適切な難易度で、グループ・ワーク教材としては格好テキストである。 本文に加えて語彙、内容把握問題などが Exercises として付随している。(資料1、2参照) 10.グループ・ワーク課題
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再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

再論 中国語の複文について −新しい中国語教学文法の再構築を目指して− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 1980年前後に黄伯栄等(1980)は「ある複文は二三個節が一つに緊縮され、その中間に停 頓がない。このような文は〈緊縮複句〉いい、また〈緊縮句〉称される。……〈緊縮複 句〉は単文に類似した構造で複文的な内容を表現し、通常は口語において用いられる」説明 した。また張静等(1980)は「言語を周到で細緻なものにするために、通常複文あるもの は拡張して多重複文になる。また言語を簡潔で明快なものにするために、通常複文あるも は緊縮して単文あるいは〈緊縮複句〉になる。いわゆる〈緊〉は緊密ということであり、 各節間発音上停頓をなくし、それらを緊密に一つに接近させることである。所謂〈縮〉 は圧縮することであり、原文語句を若干省略して、それらを若干簡約にすることであ る。〈緊〉だけして〈縮〉しないは、やはり一般的な複文であり、〈複句緊縮〉見なされ ない。また〈縮〉だけして〈緊〉しないも、依然として一般的な複文であり、〈複句緊縮〉 は見なされない。〈緊〉して〈縮〉してこそ初めて〈複句緊縮〉である」複文異同を論 じている。教学文法では史錫堯(1991)が「〈緊縮句〉は連接語句を用いて構成された固定 化されてパターンが述語部分になった文である。連接語句により関連付けられた二つ部分に は仮定、条件など関係が通常隠されており、二段階意味が緊縮されて一体化したものであ る」定義されている。
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コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

コミュニケーション能力を養成するためのパターンプラクティス 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 Taxi฀!฀ 1Unité฀ 1 では自分紹介(名前、国籍、職業、住所、趣味)を行う。 1 コミュニケーション学習内容は「挨拶する」、「名前を言う」、「自己紹介する」であり、国籍・ 職業・住所を含めて自己紹介ができるようにする。文法的にはs’appeler,฀ être及び住所を言う 場合はhabiter 1 , 2 , 3 人称単数活用が学習項目である。授業最初は新学期という状 況を利用し、教員対学習者、及び学習者同士コミュニケーション活動を通して練習を行い、 出来る限り自然な状況で実際に使いながら表現を学ぶよう心がける。しかし、コミュニケーシ ョン活動では正確に発話するよりも、相手質問に即座に反応する方が優先される傾向が高 い。このため、学習者によっては、コーラス練習中は正しく文が発音できても、実際に使う時 になる、例えばs’appeler活用が人称に応じて正しく使いわけられないということが起こ る。そこで 1終わりに自己紹介内容を総復習し、質問答えパターンを整理するい う作業を行う。「名前を聞く・言う」について以下ように練習を行う。
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前衛詩人たちの論争 −ビセント・ゥイドブロ『水鏡』発行年の真偽をめぐって− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

前衛詩人たちの論争 −ビセント・ゥイドブロ『水鏡』発行年の真偽をめぐって− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 「北− 南」の誌面において、ウイドブロは、ルヴェルディやジャコブとともにキュビスム的 な表現を追い求めた。ウイドブロが「北− 南」に発表した詩は、全部で12編に及ぶ。それらの 大半が、やがて『四角い地平線』 (1917)と題される詩集に収められるのである。  『四角い地平線』は、ウイドブロの作品のうちでも重要な位置を占めている。そこには、ブ エノスアイレスの[r]

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フランス語教師のための研修の必要性 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

フランス語教師のための研修の必要性 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

2 . 2  フランス語教師採用条件  中等教育機関では、専任教諭については教科に関わらず教員免許が、非常勤講師については 原則として教科ごと教員免許が必要である。すなわち、フランス語教師になるためには、中 学校あるいは高等学校外国(フランス語)」教員免許状を取得するが一般的である が、他教科免許状を取得して専任教諭になれば、教育委員会へ申請を経てフランス語も教 えることができる。あるいは、「特別非常勤講師(=免許を要しない非常勤講師)」枠で採 用される場合は、いかなる免許も必要しない。この「特別非常勤講師」は平成10年度免許 法改正により「許可制」から「届出制」なって以来、とくに公立学校では増加一途をたど っている。しかし都道府県によって差があり、また私学では(フランス人講師場合や大学付
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「英語が使える日本人の育成のための戦略構想」に関する一考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

「英語が使える日本人の育成のための戦略構想」に関する一考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

    (コミュニケーションに活かすことできる語彙力・文法力)、                    1)                 (言語使用場面働き関連を持ちな がら、実践的コミュニケーション能力につながる語彙力・文法力を育てるため指導法等)、 2)              (相手意向や概要・要点をつかむため指導法など、実践的コミュニケ  ーション能力に位置づけられたリスニング能力を育てるため指導法等)、3)                (自分考えを発表したり、意見交換するなど、実践的コミュニケーション能力に位置  づけられたスピーキング能力を育てる指導法等)、4)            (書き手意向や概要・  要点など把握、音読暗唱、精読速読など、実践的コミュニケーション能力に位置づけら れたリーディング力を育てる指導法等)、5)            (聞いたり、読んだりした内容に  ついて自分考えを整理して書くなど、実践的コミュニケーション能力に位置づけられたラ イティング能力を育てる指導法等)、6)                   (領域ごと評価基準に基づく  評価進め方など、実践的コミュニケーション能力診断・評価学習促進させ方)、             1)              (マルティメディアなど活用やペアワー  ク・グループワークなども取り入れながら、いかに学習意欲を高め、積極的な学習参加を促す か)、2)                    (各種教授法を体系的に捉える中で、4技能有機的な関連  を図った指導在り方を具体的に探る)、3)                    (          )(教 員自身授業実践批判的検討反省に基づく授業改善法について)、                   1)                  (教授法体系を実践に生かし、実生活 場面に立脚したタスク組み方進め方)、2)                   (           通訳技法などを活用し、プレゼンテーション・スキルを伸ばすため授業展開法)、3)                   (ゲーム、歌などを生かしたコミュニケーション活動や異文化理 解を深める活動など進め方)、             社会人などによる英語教育基 本問題に関する具体的提言など特別講演  1)                (「英語が使える日本人」を 育てるため英語教育改善へ提案)、2)                (「英語が使える日本人」を 育 て る た め 教 育 改 善 へ 提 案)、                                  1)              (シラバスデザインや具体的授業設計・実践進め方)、 2)              (各種教授資料・教材活用法、       やインターネット活用法など、 教材選択・編成・活用方法)、3)              (私自主研修法:英語運用能力 英語教授力を磨くため日常的な研修方法海外研修など利用法)、                「充実コース」(コミュニケーション能力育成)、「発展コース」(自由課題研究 いずれかを選択履修してその能力伸長を図る。
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河合忠仁教授略歴及び主要研究業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授略歴及び主要研究業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

外国教育研究16(2008年10月) 10 学術論文 A Study of the New Course of Study and the New Textbooks(英文) 単著 昭和56年 近畿大学視聴覚教室通信 2 The Lack of Self-Expression in Teaching English (英文)

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中国語教育における習得語彙の広さと深さ 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中国語教育における習得語彙の広さと深さ 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

样需要通过学 才能获得 对修辞性 词群做出 细 述的是 种被 分类词 的 书 最 编纂分类词 的是英 语言学者 P. M. Roget ,他于1891 出 了 Thesaurus of English Words and Phrases Thesaurus 的意思是 箱, 目的是 供 个可供选择修辞性 词群, 帮助那 学 写 的学生 高修辞能力 本词 出 了100余 ,再 了100多次,可 需要之 广 影响之大 Roget 的修辞词 日本 立 语研究所 分类语汇表 1964 样板 但是 如 分类词汇表前言所说,编纂目的是 了语言研究 对外日语教学,而 是母语话者学 写 分类词汇表 于2004 出 了增补改 大日本 书 ,收词增加了 3倍 在日本,修 辞词 的功能是 种 样的 词词 来 的 , 了满足 算机翻译研究的需要,日 本出 了 日本语语汇大系 1997,岩波书店 等数种大型 词词 但是 研究 果 没有 映到对外日语教学的词汇表制
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『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

『水鏡』における創造主義の萌芽 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

空よりも高いだが、/飛びゆく鐘音が聞こえる。)“El vuelo”や“el gritar”といった抽 象名詞に色を見出すは、アルチュール・ランボーソネット「母音」を思い起こさせる。『水 鏡』に発表された版では、この“Verde”という色に言及した 1 行だけがずっと後方にオフセ ットされており、視覚的にひときわ目立つようにされているだが、複数ある手稿や『四角い 地平線』版では削除されているは興味深い。“los árboles”という名詞から連想されるも であるところから不要判断したか、あるいは両者結びつきがあまりに現実的であるた めに詩人創造する世界連想を陳腐なものにすることを恐れて退けたであろうか。  もっとも、『水鏡』では、この「陽気な男」“Verde”表記にしか見られない文字配列 効果は、異稿になる大文字のみによる表記や、単語オフセットなど、実験性が強くなる。 それは『四角い地平線』においてより強い自信を持って採用され、そこに収載された‘Paisaje’ 「風景」ような詩篇やTour Eiffel『エッフェル塔』(1917) ような詩集で展開される絵画的
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ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ある問題 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

同情に幸せを求めたくなる衝動に駆られた。しかし彼女はあまり大きく踏み出さなかった。そ ような幸せは胸騒ぎする安らぎにすぎないように思えた。それに、彼女は夫折り合い がうまくいっていない世間が疑う理由もなかっただ。  しかし、デイヴィッド方はかなり踏み出していた。彼はもの静かであまり外出しない愛情 深い男性から、好みにうるさく神経質で落ち着きがなく、クラブや劇場によく出入りし外で食 事をする男性へ徐々に変わっていった。彼生活にこれらことが影響していることを感じ 取ったときから、彼はあの二つ予言を軽く見ることができなくなった。あるときは一つ、またあるときは別予言が彼想像力を支配し、いずれにせよ、それら予言を知ら なかったら過ごせたであろう生活をすることは今や不可能だった。時に彼は若くして死ぬこと を考えて、この世界に対する情熱的な愛着、快楽世界に飛び込んでみたいという抗い難い 欲望にとらわれることがあった。またあるときには、妻可能性や彼妻という立場が他 女性に取って代わることを考えて、人生進展に対するさらなる遅延に激しく不自然なほど いらいらした。彼は現在を消滅させたい願った。激しい期待興奮状態中で生きることは 生きることではない。あわれなデイヴィッドは時間をやり過ごすためにときに自暴自棄になっ た。彼は人生一側面から別側面へ絶え間なく振れ動き、情熱的な高揚から激しく病的に 落ち込む絶え間ない変調が、ほとんど狂気もいえる慢性的な興奮状態を誘発した。
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