これまで、新入社員や新入生、教員免許の更新時の講座,警察学校の講座などで、 出前講座を行ってきました。 なお、 平成 24 年度は全体で 126 回 6,220 人の参加で出前 講座を実施しました。
その取組のひとつとして、 『 「未来の教師」に出前講座!!~行政と教育機関との連 携で実践に即した消費者教育を!~』と題して、岩手大学教育学部社会教育科の法学 概論の講義の中で、社会科の教師を目指す学生を対象として、契約と悪質商法、金利 とカード決済の仕組みやトラブル対処法などについて講座を行いました。岩手大学と は、人文社会科学部では新入生のオリエンテーション、共同研究などで交流がありま した。今回、教育学部の法学担当教授が学外の講師を探す中でお声がけをいただき、 この講座の開催に繋がりました。講座のテーマは、大学生が大学生活や卒業後に陥り やすい消費者トラブルで、消費生活センターの出前講座の中からいくつか選びひとつ の講座としました。消費者教育を通して、消費者トラブルはなぜ起きるのか、どう対 処するのか、学生時代から事例に触れることで、消費者教育への関心が高まり、消費 者トラブルへの理解が進むことを期待しています。また、大学の法学領域で行われて いる消費者教育に、消費生活センターが持っている情報とノウハウを加えることによ り、学生がより現実的かつ実践的な理解ができ、実生活での対応力が向上するように 行なっています。
さらに見せる
148
さらに読み込む