• 検索結果がありません。

日銀業第 453 号 2019 年 6 月 20 日 担保差入金融機関等御中 日本銀行 担保に関する細則 の一部改正に関する件 日本銀行では 金融調節の円滑な遂行の観点から 非公募地方債 地方公共団体を債務者とする電子記録債権および地方公共団体に対する証書貸付債権にかかる適格基準を見直すこととしまし

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "日銀業第 453 号 2019 年 6 月 20 日 担保差入金融機関等御中 日本銀行 担保に関する細則 の一部改正に関する件 日本銀行では 金融調節の円滑な遂行の観点から 非公募地方債 地方公共団体を債務者とする電子記録債権および地方公共団体に対する証書貸付債権にかかる適格基準を見直すこととしまし"

Copied!
30
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

日 銀 業 第 4 5 3 号 2019年6月20日 担保差入金融機関等 御中 日 本 銀 行 「担保に関する細則」の一部改正に関する件 日本銀行では、金融調節の円滑な遂行の観点から、非公募地方債、地方公共 団体を債務者とする電子記録債権および地方公共団体に対する証書貸付債権に かかる適格基準を見直すこととしました。これに伴い「担保に関する細則」を 別紙のとおり一部改正し、本年6月21日から実施することとしましたので、 通知します。なお、本見直しに伴う事務の変更内容については、別添をご参照 ください。 <本件に関する照会先> 業務局 総務課 営業・国債業務企画グループ 中 村 ( 03-3277-2585 ) 猪 俣 ( 03-3277-1459 ) 以 上

(2)

別紙 「担保に関する細則」中一部改正 ○ 第1章2.(30)の次に次の(31)を加える。 (31)比較対象公募地方債 地方公共団体を債務者とする電子記録債権または地方公共団体に対する証 書貸付債権が担保として適格であることを確認するために用いる、公募債で ある地方債であって、当該電子記録債権または当該証書貸付債権の貸付の実 行年月と発行年月が同じであり、かつ、当該貸付の最終返済期日が属する年 月と償還年月が同じであるもの(ただし、発行価格が99円40銭以上10 0円60銭以下のものに限ります。)をいいます。 ○ 第2章4.(1)イ.を横線のとおり改める。 イ.担保差入を行う場合 オンライン担保差入先は、担保差入を行う場合には、原則として差入 日の午前9時から午前11時までの間に、担保利用細則第1編Ⅱ.2.(8) ロ.により、次の書類等(注)を担保取引店に提出してください。 (注)略(不変) (イ) ∫ 略(不変) (ホ) (ヘ)電子記録債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(政 府(特別会計を含みます。)を債務者とする電子記録債権、政府保 証付電子記録債権または地方公共団体を債務者とする電子記録債 権の場合に限ります。)(第5号書式)(注3)または地方公共団体を債 務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書(第5号書式 の2)(注4) (ト)略(不変) (チ)付随担保明細書(注35)(付随担保がある場合に限ります。)(第7号

(3)

書式) (注1)略(不変) (注2)略(不変) (注3)政府(特別会計を含みます。)を債務者とする電子記録債権、政府保 証付電子記録債権または別表2の項番24(入札②)の地方公共団体を 債務者とする電子記録債権にかかる要件の①に定める要件を充たす地方 公共団体を債務者とする電子記録債権の場合に限ります。 (注4)別表2の項番25(貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団体 を債務者とする電子記録債権の場合に限ります。「地方公共団体を債務者 とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書」には、日本証券業協会 が公表する「公社債発行銘柄一覧」のうち比較対象公募地方債にかかる 箇所を紙葉に出力したものを同綴してください。 (注35)略(不変) ○ 第2章4.(2)ハ.を横線のとおり改める。 ハ.電子記録債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書または地 方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書 ○ 第2章5.(1)イ.を横線のとおり改める。 イ.担保差入を行う場合 オンライン担保差入先は、担保差入を行う場合には、原則として差入 日の午前9時から午前11時までの間に、担保利用細則第1編Ⅱ.2.(6) ロ.または第1編Ⅱ.2.(7)イ.(ロ)により、次の書類等を担保取 引店に提出してください。 (イ) ∫ 略(不変) (ニ) (ホ)証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(政

(4)

府(特別会計を含みます。)に対する証書貸付債権もしくは政府保 証付証書貸付債権であって、かつ全期間型特別適格債務者向け証 書貸付債権もしくは特定期間型特別適格債務者向け証書貸付債権 以外の証書貸付債権である場合、または、地方公共団体に対する 証書貸付債権である場合に限ります。)(第10号書式)(注1)または 地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書 (第10号書式の2)(注2) (ヘ)略(不変) (ト)略(不変) (チ)付随担保明細書(注3)(付随担保がある場合に限ります。)(第12 号書式) (リ)略(不変) (注1)政府(特別会計を含みます。)に対する証書貸付債権もしくは政府保 証付証書貸付債権であって、かつ全期間型特別適格債務者向け証書貸付 債権もしくは特定期間型特別適格債務者向け証書貸付債権以外の証書貸 付債権である場合、または、別表3の項番24(入札②)の地方公共団 体に対する証書貸付債権にかかる要件の①に定める要件を充たす地方公 共団体に対する証書貸付債権である場合に限ります。 (注2)別表3の項番25(貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団体 に対する証書貸付債権の場合に限ります。「地方公共団体に対する証書貸 付債権の貸付金利に関する確認書」には、日本証券業協会が公表する「公 社債発行銘柄一覧」のうち比較対象公募地方債にかかる箇所を紙葉に出 力したものを同綴してください。 (注3)略(不変) ○ 第2章5.(2)ニ.を横線のとおり改める。 ニ.証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書または地方 公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書 ○ 第3章1.(5)イ.を横線のとおり改める。

(5)

イ.担保差入の申出 担保差入先は、原則として差入日の午前9時から午前11時までの間 に、次の書類等(注1)(注2)を担保取引店に提出することにより、手形類似 電子記録債権以外の電子記録債権の担保差入の申出を行います。 提出する書類等の記入方法および提出場所等は[参考1]のとおりで す。 (イ) ∫ 略(不変) (ニ) (ホ)電子記録債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(政 府(特別会計を含みます。)もしくは地方公共団体を債務者とする 電子記録債権または政府保証付電子記録債権の場合に限ります。) (注5)または地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利 に関する確認書(注6) (へ)付随担保明細書(注57)(付随担保が付されている場合に限ります。 (ト)略(不変) (チ)略(不変) (注1) ∫ 略(不変) (注4) (注5)政府(特別会計を含みます。)を債務者とする電子記録債権、政府保 証付電子記録債権または別表2の項番24(入札②)の地方公共団体を 債務者とする電子記録債権にかかる要件の①に定める要件を充たす地方 公共団体を債務者とする電子記録債権の場合に限ります。 (注6)別表2の項番25(貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団体 を債務者とする電子記録債権の場合に限ります。「地方公共団体を債務者 とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書」には、日本証券業協会 が公表する「公社債発行銘柄一覧」のうち比較対象公募地方債にかかる 箇所を紙葉に出力したものを同綴してください。 (注57)略(不変)

(6)

○ 第3章1.(6)イ.の表を横線のとおり改める。 証書貸付債権の種類 備考 企業も しくは 不動産 投資法 人に対 する証 書貸付 債権ま たは企 業に対 する米 ドル建 証書貸 付債権 政府 (特別 会計を 含みま す。)に 対する 証書貸 付債権 政府保 証付証 書貸付 債権 地方公 共団体 に対す る証書 貸付債 権 提 出 書 類 証書貸付債権証書 略(不変) ∫ 証書貸付債権の債 権内容の変更なら びに振出手形およ び電子記録債権の 不存在に関する確 認書 証書貸付債権の入 札等の貸付条件の 決定方法に関する 確認書 × ○ ○ ○ 次のいずれかの場合には、提出 不要です。 ①政府(特別会計を含みます。) に対する証書貸付債権または 政府保証付証書貸付債権であ って、かつ全期間型特別適格 債務者向け証書貸付債権また は特定期間型特別適格債務者 向 け 証 書 貸 付 債 権 の 場 合 に は、提出は不要です。 ②別表3の項番25(貸付金利) に定める要件を充たす地方公 共団体に対する証書貸付債権 地方公共団体に対 する証書貸付債権 の貸付金利に関す る確認書 × × × ○ 別表3の項番24(入札②)の 地方公共団体に対する証書貸付 債権にかかる要件の①に定める 要件を充たす場合には、提出は 不要です。 登記事項証明書等 (注2) 略(不変) ∫ エージェントが作 成した分割返済予 定表

(7)

(注1) ∫ 略(不変) (注5) ○ 第3章2.(4)ロ.(ヘ)を横線のとおり改める。 (へ)電子記録債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(政 府(特別会計を含みます。)を債務者とする電子記録債権もしくは 政府保証付電子記録債権の場合または地方公共団体を債務者とす る電子記録債権または政府保証付電子記録債権の場合において、 担保受入時に提出を受けたときに限ります。)または地方公共団体 を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書(地方公 共団体を債務者とする電子記録債権の場合において、担保受入時 に提出を受けたときに限ります。) ○ 第3章2.(5)ロ.(ロ)中、「(担保受入時に提出を受けた場合に限りま す。)」を削る。 ○ 第3章2.(5)ロ.(ホ)を横線のとおり改める。 (ホ)証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書また は地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書 (担保受入時に提出を受けた場合に限ります。) ○ 第3章3.(2)ニ.(ロ)f.を横線のとおり改める。 f.電子記録債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(政 府(特別会計を含みます。)を債務者とする電子記録債権もしく は政府保証付電子記録債権の場合または地方公共団体を債務者 とする電子記録債権または政府保証付電子記録債権の場合にお

(8)

いて、担保受入時に提出を受けたときに限ります。)または地方 公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認 書(地方公共団体を債務者とする電子記録債権の場合において、 担保受入時に提出を受けたときに限ります。) ○ 第3章3.(2)ホ.(ロ)を横線のとおり改める。 (ロ)提出書類等 担保差入先は、受戻期日の午前9時から午前11時までの間に、担 保領収証書を担保受入店である担保取引店(外貨建証書貸付債権につ いては日本銀行本店に限ります。以下、(ロ)において同じです。)に 提出してください。日本銀行は、担保受入店である担保取引店におい て担保領収証書の内容を確認のうえ、次の書類等を担保差入先に交付 または返却します。 なお、担保領収証書の記入方法および提出場所等は[参考1]のと おりです。 a.略(不変) b.担保差入通知書謄本または証書貸付債権の担保差入に係る承諾 書(担保受入時に提出を受けた場合に限ります。) c.略(不変) d.略(不変) e.証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書ま たは地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確 認書(担保受入時に提出を受けた場合に限ります。) e.f.略(不変) f.g.略(不変) g.h.略(不変) h.i.略(不変) (注)略(不変)

(9)

○ 第6章1.(1)イ.(ロ)d.からf.までを横線のとおり改める。 d.電子記録債権(手形類似電子記録債権を除きます。) (a) ∫ 略(不変) (c) (d)電子記録債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(注 1)または地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に 関する確認書(注2) (e)シンジケート・ローン債権にかかる電子記録債権の担保差入に 係るエージェントの承諾書(第32号書式)(注23) (f)譲渡人欄への記名なつ印その他の所要事項を記入した譲渡記録 請求にかかる書面(注34) (注1)企業またはもしくは不動産投資法人を債務者とする電子記録債権 の場合または別表2の項番25(貸付金利)に定める要件を充たす地 方公共団体を債務者とする電子記録債権の場合には、「電子記録債権の 入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書」の提出は不要です。 (注2)別表2の項番25(貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団 体を債務者とする電子記録債権の場合に限り、「地方公共団体を債務者 とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書」の提出が必要です。 「地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認 書」には、日本証券業協会が公表する「公社債発行銘柄一覧」のうち 比較対象公募地方債にかかる箇所を紙葉に出力したものを同綴してく ださい。 (注23)略(不変) (注34)略(不変) e.証書貸付債権のうち、シンジケート・ローン債権以外のもの (a)略(不変) (b)略(不変) (c)証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(注 2)または地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する 確認書(注3)

(10)

(注1)略(不変) (注2)企業またはもしくは不動産投資法人に対する証書貸付債権の場合、 または全期間型特別適格債務者向け証書貸付債権もしくは特定期間型 特別適格債務者向け証書貸付債権の場合または別表3の項番25(貸 付金利)に定める要件を充たす地方公共団体に対する証書貸付債権の 場合には、「証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認 書」の提出は不要です。 (注3)別表3の項番25(貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団 体に対する証書貸付債権の場合に限り、「地方公共団体に対する証書貸 付債権の貸付金利に関する確認書」の提出が必要です。「地方公共団体 に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書」には、日本証券業 協会が公表する「公社債発行銘柄一覧」のうち比較対象公募地方債に かかる箇所を紙葉に出力したものを同綴してください。 f.証書貸付債権のうち、シンジケート・ローン債権であるもの(注1) (a) ∫ 略(不変) (c) (d)証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書(注 3)または地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する 確認書(注4) (e)分割返済予定表(注45) (注1)略(不変) (注2)略(不変) (注3)企業またはもしくは不動産投資法人に対する証書貸付債権の場合、 または全期間型特別適格債務者向け証書貸付債権もしくは特定期間型 特別適格債務者向け証書貸付債権の場合または別表3の項番25(貸 付金利)に定める要件を充たす地方公共団体に対する証書貸付債権の 場合には、「証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認 書」の提出は不要です。 (注4)別表3の項番25(貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団 体に対する証書貸付債権の場合に限り、「地方公共団体に対する証書貸

(11)

付債権の貸付金利に関する確認書」の提出が必要です。「地方公共団体 に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書」には、日本証券業 協会が公表する「公社債発行銘柄一覧」のうち比較対象公募地方債に かかる箇所を紙葉に出力したものを同綴してください。 (注45)略(不変) ○ 第6章1.(1)イ.(ニ)の次に次の(ニ)の2を加える。 (ニ)の2 比較対象公募地方債の銘柄の適格性の確認 事前審査を依頼した地方公共団体を債務者とする電子記録債権または 地方公共団体に対する証書貸付債権が、担保として適格と認められるた めには、「地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する 確認書」または「地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関す る確認書」を提出し、これにかかる比較対象公募地方債の銘柄が、日本 銀行が適格と認めたものである必要があります。審査依頼人は、事前審 査のために記録事項証明書等または証書貸付債権証書等を担保取引店に 提出する前に、当該比較対象公募地方債の銘柄が、日本銀行が適格と認 めるものであるか否かを、原則として午後1時までに担保取引店に「担 保等適格確認書」をファクシミリにより送信することで確認してくださ い(注1)(注2)。担保取引店は、確認結果を当該確認書に記入したうえで、 当該審査依頼人に対してファクシミリにより送信します(注3)(注4) (注1)オンライン担保差入先が比較対象公募地方債が適格であることの 確認を行う場合には、本手順によらず、事前審査のために記録事項証 明書等または証書貸付債権証書等を担保取引店に提出するまでに、日 銀ネットの照会(業務処理区分「時価・掛目一覧」、コード51420 1)により適格確認を行ってください。 (注2)本確認は、実際に地方公共団体を債務者とする電子記録債権また は地方公共団体に対する証書貸付債権を担保として差入れることを予 定している場合に限り行ってください(すでに比較対象公募地方債を 担保として差入れている場合には、確認を行う必要はありません。)。 (注3)確認結果の送信時刻を指定することはできません。 (注4)確認結果(「担保等適格確認書」の「適否」欄が「×」である場合

(12)

の理由等)について、ご不明な点がある場合には、日本銀行金融市場 局から送付している「日本銀行担保の適格性判定依頼に関する留意事 項」を確認のうえ、必要に応じて当該資料に記載の照会先にご連絡く ださい。なお、公募地方債については、各銘柄が担保として利用可能 となるまでには、その発行日から1週間から2週間程度を要する点、 ご留意ください。詳細は「日本銀行担保の適格性判定依頼手続事務マ ニュアル」をご覧ください。 ○ 第6章1.(1)イ.(ト)を横線のとおり改める。 (ト)事前審査の依頼を受けた手形、証書貸付債権証書または記録事項証 明書等の返却 a.略(不変) b.証書貸付債権証書(a.の証書貸付債権を除きます。)等の返却 日本銀行は、事前審査終了後、審査依頼人に連絡し、担保取引店 において、(ロ)で受付けた証書貸付債権証書、証書貸付債権の準拠 法に関する確認書((ロ)で提出を受けた場合に限ります。)、および 証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書((ロ) で提出を受けた場合に限ります。)または地方公共団体に対する証書 貸付債権の貸付金利に関する確認書((ロ)で提出を受けた場合に限 ります。)を、(ロ)で交付した審査票と引換えに返却します。 また、シンジケート・ローン債権について事前審査の依頼を受け た場合には、これらとともに、「シンジケート・ローン債権証書スタ ンプ押なつ等依頼書」により作成を依頼された部数の証書貸付債権 証書の写を審査依頼人に交付します。審査依頼人は、日本銀行から 他の金融機関等のために証書貸付債権証書の写の交付を受けた場合 には、当該証書貸付債権証書の写を当該金融機関等に送付してくだ さい。 c.記録事項証明書等の返却 日本銀行は、事前審査終了後、審査依頼人に連絡し、担保取引店 において、記録事項証明書、添付契約書((ロ)で提出を受けた場合

(13)

に限ります。)、中間譲渡人に個人がいないことが確認できる書面 ((ロ)で提出を受けた場合に限ります。)、電子記録債権の入札等の 貸付条件の決定方法に関する確認書((ロ)で提出を受けた場合に限 ります。)、または地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付 金利に関する確認書((ロ)で提出を受けた場合に限ります。)およ び譲受人欄に日本銀行が記名なつ印済の譲渡記録請求にかかる書面 (注)((ロ)で提出を受けた場合に限ります。)を、(ロ)で交付した 審査票と引換えに返却します。 (注)略(不変) ○ 第6章1.(1)ロ.(ロ)を横線のとおり改める。 (ロ)審査の依頼 シンジケート・ローン債権について事前審査を日本銀行に依頼する 取引先(以下ロ.において「審査依頼人」といいます。)は、次の各号 に応じ、当該各号の定めるところにより、審査の依頼を行ってくださ い。 a.審査の対象となるシンジケート・ローン債権が別表3の項番25 (貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団体に対する証書貸付 債権でない場合 「シンジケート・ローン債権証書の写作成依頼書」(第38号書式) を担保取引店にファクシミリにより送信したうえで、その翌営業日 以後の日に同依頼書の原本を担保取引店(外貨建証書貸付債権につ いては日本銀行本店に限ります。以下、ロ.において同じです。)に 提出してください。この場合、当該「シンジケート・ローン債権証 書の写作成依頼書」の原本の担保取引店への提出は、原則として、 午前9時から午前11時までの間に行ってください。 「シンジケート・ローン債権証書の写作成依頼書」の記入方法お よび提出場所等は[参考1]のとおりです。 b.審査の対象となるシンジケート・ローン債権が別表3の項番25

(14)

(貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団体に対する証書貸付 債権である場合 審査依頼人は、原則として、午前9時から午前11時までの間に、 「シンジケート・ローン債権証書の写作成依頼書」および「地方公 共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書」(注)を担保 取引店に提出してください。 「シンジケート・ローン債権証書の写作成依頼書」の記入方法お よび提出場所等は[参考1]のとおりです。 (注)「地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書」には、 日本証券業協会が公表する「公社債発行銘柄一覧」のうち比較対象公募 地方債にかかる箇所を紙葉に出力したものを同綴してください。 ○ 第6章1.(1)ロ.(ニ)を横線のとおり改める。 (ニ)証書貸付債権証書の写の交付等 日本銀行は、事前審査の依頼を受けたシンジケート・ローン債権が 担保として適格と認めた場合には、担保取引店において、その証書貸 付債権証書(表面に担保として適格と認める旨のスタンプ(注)が押なつ されています。)の写を交付します。また、(ロ)b.により審査の依 頼を行った場合には、併せて、「地方公共団体に対する証書貸付債権の 貸付金利に関する確認書」を返却します。 ただし、当該シンジケート・ローン債権が、審査依頼人が属する担 保差入金融機関等の密接関係企業債務である場合には、証書貸付債権 証書の写を交付しません。 (注)略(不変)

(15)

別表2 電子記録債権に関する事前審査時の要件 企業等 政府 政府保証 地公体 企業等 政府保証 地公体 1 ∫ 22 25 26 (注) この表における用語の定義は、第1章2.に定める用語の定義のほか、次のとおりとします。 (備考) 略(不変) ○ 別表2を横線のとおり改める。 貸付金利確認書 「地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書」(第5号書式の2)をいいます。 権限付与に関する証 ○● ○   略(不変) コミットメントライン型の貸付 ∫ ①貸付金利の決定方法が、項番24の①に定める貸付金利の決定方 法のいずれにも該当しないこと ②貸付金利と、比較対象公募地方債の表面利率との較差が、上下 0.05%ポイント未満(ただし、比較対象公募地方債の発行価格が 100円である場合には、上下0.10%ポイント未満)であること ③貸付金利が変動金利である場合には、添付契約書上に初回の貸付 金利が明記されていること 貸付金利 ● ● 略(不変) 入札確認書上の債務者の記名なつ印者または署名者が、財務大臣ま たは財務大臣から権限が付与されていると日本銀行が認める者であ ること 入札確認書上の債務者の記名なつ印者または署名者が、次のいずれ かであると日本銀行が認める者であること ①略(不変) ∫  略(不変) ②略(不変) 入札確認書を提出する場合には、当該入札確認書上の債務者の記名 なつ印者または署名者が、次のいずれかであること ①略(不変) ②略(不変) 入札確認書を提出する場合には、当該入札確認書上に、次の事項が 記載されていること ③ ○● ○●        ○:充たしている必要がある要件        ●:要件欄に記載する条件に該当する場合に充たしている必要がある要件 要件 手形類似 電子記録 債権 ○● 電子記録債権(手形類似電子記録債権以外) ○ シンジケート・ローン    略(不変) 略(不変) 略(不変) 項 番 項目 23 入札① 相対 24 入札② ○ 入札確認書を提出する場合には、当該入札確認書上に、次の事項が 記載されていること ① ∫  略(不変) ③ ① 25 貸付金利確認書を提出する場合には、次のとおりであること

(16)

別表3 企業等 政府 政府保証 地公体 企業等 政府保証 地公体 1 ∫ 22 25 26 (注) この表における用語の定義は、第1章2.に定める用語の定義のほか、次のとおりとします。 (備考) 略(不変) ○ 別表3を横線のとおり改める。 ● 貸付金利 25 特別適格債務者向け証書貸付債権以外の証書貸付債権の場合には、入札 確認書上に、次の事項が記載されていること ③ ∫  略(不変) ∫  略(不変) ③ 入札確認書を提出する場合には、当該入札確認書上に、次の事項が記載 されていること ① ∫  略(不変) ③ 入札確認書を提出する場合には、当該入札確認書上に、次の事項が記載 されていること 証書貸付債権に関する事前審査時の要件 項目       ○:充たしている必要がある要件       ●:要件欄に記載する条件に該当する場合に充たしている必要がある要件 証書貸付債権 相対 シンジケート・ローン 要件 項 番 23    略(不変) 略(不変) ③ 特別適格債務者向け証書貸付債権以外の証書貸付債権の場合には、入札 確認書上の債務者の記名なつ印者または署名者が、財務大臣または財務 大臣から権限が付与されていると日本銀行が認める者であること 特別適格債務者向け証書貸付債権以外の証書貸付債権の場合には、入札 確認書上の債務者の記名なつ印者または署名者が、次のいずれかである と日本銀行が認める者であること ①略(不変) ○● ○● 略(不変) ① ○● 略(不変) 略(不変) 入札① ○● ②略(不変) 入札確認書を提出する場合には、当該入札確認書上の債務者の記名なつ 印者または署名者が、次のいずれかであること ①略(不変) ②略(不変) ① 特別適格債務者向け証書貸付債権以外の証書貸付債権の場合には、入札 確認書上に、次の事項が記載されていること ∫  略(不変) ① ● 24 入札② 貸付金利確認書 「地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書」(第10号書式の2)をいいます。   略(不変) 貸付金利確認書を提出する場合には、次のとおりであること ∫ 証書 コミットメントライン型の貸付 略(不変) ①貸付金利の決定方法が、項番24の①に定める貸付金利の決定方法の いずれにも該当しないこと ②貸付金利と、比較対象公募地方債の表面利率との較差が、上下0.05% ポイント未満(ただし、比較対象公募地方債の発行価格が100円である 場合には、上下0.10%ポイント未満)であること ③貸付金利が変動金利である場合には、証書上に初回の貸付金利が明記 されていること

(17)

別表5 電子記録債権に関する差入時の要件 1 ∫ 5 5の2 比較対象 公募地方 債 ● 6 ∫ 9 (注) この表における用語の定義は、第1章2.に定める用語の定義のほか、次のとおりとします。 ○ 別表5を横線のとおり改める。    ●:要件欄に記載する条件に該当する場合に充たしている必要がある要件    ○:充たしている必要がある要件    略(不変) 手形類似 電子記録債権 電子記録債権 (手形類似電子 記録債権以外) 項番 項目 要件 貸付金利確認書を提出する場合には、差入申出日において、比較対象 公募地方債が日本銀行が適格と認めたものであること    略(不変) 貸付金利確認書 「地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書」(第5 号書式の2)をいいます。 略(不変) 略(不変) 保証付電子記録債権 差入申出日

(18)

別表6 企業等 政府 政府保証 地公体 企業等 政府保証 地公体 1 ∫ 3 3の 2 比較対象 公募地方 債適格性 ● ● 4 ∫ 13 (注)この表における用語の定義は、第1章2.に定める用語の定義のほか、次のとおりとします。 (備考) 略(不変) 貸付金利確認書 「地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書」(第10号書式の2)をいいます。    略(不変) 貸付金利確認書を提出する場合には、差入申出日において、比較対象 公募地方債が日本銀行が適格と認めたものであること 要件 証書 ∫ 差入申出日    略(不変)    略(不変) 項目 ○ 別表6を横線のとおり改める。        ○:充たしている必要がある要件        ●:要件欄に記載する条件に該当する場合に充たしている必要がある要件 証書貸付債権に関する差入時の要件 項 番 証書貸付債権 相対 シンジケート・ローン

(19)

○ [参考1]3.(5)(注3)②を横線のとおり改める。 ② シンジケート・ローン債権の証書貸付債権証書の写の作成依頼を受けた場 合には、当該依頼を受けた日の午後2時45分以降に交付します(ただし、 事前審査の依頼を行ったシンジケート・ローン債権が、別表3の項番25 (貸付金利)に定める要件を充たす地方公共団体に対する証書貸付債権で ない場合に限ります)。 ○ [参考1]4.の記入例2中、「オンライン担保差入先が地方債または政府 保証付債券の担保差入の申出を行う場合には、本確認書によらず、日銀ネッ トにより当該地方債または政府保証付債券を担保として差入れることが可能 であるかを確認する。」を「オンライン担保差入先が地方債もしくは政府保証 付債券の担保差入の申出を行う場合または比較対象公募地方債の適格性確認 を行う場合には、本確認書によらず、日銀ネットにより当該地方債または政 府保証付債券を担保として差入れることが可能であるかを確認する。」に、「本 照会は、実際に担保差入を予定している場合のみ行う。」を「本照会は、実際 に担保差入を予定している場合または比較対象公募地方債の適格性確認の場 合のみ行う。」に、それぞれ改める。 ○ 書式目次を横線のとおり改める。 書式目次 第1号書式 ∫ 略(不変) 第5号書式 第5号書式の2 地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金 利に関する確認書 第6号書式 ∫ 略(不変) 第 10 号書式 第 10 号書式の2 地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関 する確認書 以下略(不変)

(20)
(21)

(第3号書式) 担 保 等 適 格 確 認 書 種 類 債務者名等(商号等) 適否 備 考 手形・CP 資産担保CP 商 号 支払人等コード 商 号 支払人等コード 保証条件付CP 商 号 保証企業名 支払人等コード 証書貸付債権、 外貨建証書貸付 債権 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード 短期社債 商 号 発行者コード 9 0 A 商 号 発行者コード 商 号 発行者コード 商 号 発行者コード 商 号 発行者コード 9 0 A 保証条件付短期 社債・短期外債 商 号 保証企業名 発行者コード 資産担保短期債券 商 号 発行者コード 9 0 A (注意)1. ∫ 略(不変) 5. 日本銀行 【FAX: 】 (TEL: ) (日付) (日付) (金融機関名) (担当者名: ) 【F A X: 】 (T E L: ) (日付) (日付) (日付)

(22)

担 保 等 適 格 確 認 書 種 類 債務者名等(商号等) 適否 備 考 手形類似 電子記録債権 商 号 債務者コード 4 1 商 号 債務者コード 4 1 商 号 債務者コード 4 1 商 号 債務者コード 4 1 商 号 債務者コード 4 1 商 号 債務者コード 4 1 電子記録債権 (手形類似以外) 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード 4 1 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード 商 号 債務者コード (注意)1. ∫ 略(不変) 5. 日本銀行 【FAX: 】 (TEL: ) (日付) (日付) (金融機関名) (担当者名: ) 【F A X: 】 (T E L: ) (日付) (日付) (日付)

(23)

担 保 等 適 格 確 認 書 種 類 銘柄名等 適否 備 考 振替社債等 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP 銘柄名 コード JP (注意)1.本照会は、実際に担保差入を予定している場合または比較対象公募地方債の適格性確認の場合のみ行う。 2.略(不変) 3.略(不変) (日付) 日本銀行 【FAX: 】 (TEL: ) (日付) (金融機関名) (担当者名: ) 【F A X: 】 (T E L: )

(24)
(25)

(第5号書式の2)

地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に関する確認書

年 月 日 日 本 銀 行 御中 (注1)が有する下記の電子記録債権の貸付金利について、「担保に関する細則」別表2の項番25(貸付金利)に 定める要件を充たすことを確認します(同要件を充たすことを証する資料は別添のとおり)。 なお、下記の証書貸付債権の貸付金利について、「担保に関する細則」別表2の項番24(入札②)の地方公共団体を債務者とする 電子記録債権にかかる要件の①に定める貸付金利の決定方法のいずれにも該当しないことを念のため申し添えます。 記 記録番号 債務者 契約締結日 貸付金利(%)(注2) 【A】 貸付の実行年月と発行年月が同じであり、かつ、 最終返済期日が属する年月と償還年月が同じで ある公募地方債の発行条件 左記の公募地方債 の表面利率との較 差(%ポイント) 【A-B】 表面利率(%)【B】 発行価格(円) 以 上 (注1)担保差入先が属する金融機関等名を記入。 (注2)電子記録債権の貸付金利が変動金利の場合には、添付契約書に記載された初回の貸付金利を記入。 (依頼人) (電話番号、担当者名) (届出印)

(26)
(27)

(第10号書式の2)

地方公共団体に対する証書貸付債権の貸付金利に関する確認書

年 月 日 日 本 銀 行 御中 (注1)が有する下記の証書貸付債権の貸付金利について、「担保に関する細則」別表3の項番25(貸付金利)に 定める要件を充たすことを確認します(同要件を充たすことを証する資料は別添のとおり)。 なお、下記の証書貸付債権の貸付金利について、「担保に関する細則」別表3の項番24(入札②)の地方公共団体に対する証書貸 付債権にかかる要件の①に定める貸付金利の決定方法のいずれにも該当しないことを念のため申し添えます。 記 証書貸付債権証書番号 債務者 契約締結日 貸付金利(%)(注2) 【A】 貸付の実行年月と発行年月が同じであり、かつ、 最終返済期日が属する年月と償還年月が同じで ある公募地方債の発行条件 左記の公募地方債 の表面利率との較 差(%ポイント) 【A-B】 表面利率(%)【B】 発行価格(円) 以 上 (注1)担保差入先が属する金融機関等名を記入。 (注2)証書貸付債権の貸付金利が変動金利の場合には、証書貸付債権証書に記載された初回の貸付金利を記入。 (依頼人) (電話番号、担当者名) (届出印)

(28)

(別添) 地方公共団体に対する証書貸付債権等が担保として適格と認められる ための要件の見直しに伴う事前審査手続の変更について 1.はじめに 日本銀行では、「強力な金融緩和の継続に資する措置の実施」の決定1を受けた実務 上の対応2として、地方公共団体に対する証書貸付債権および地方公共団体を債務者 とする電子記録債権が担保として適格と認められるための貸付金利の決定方式にか かる要件を見直すこととしました。 これに伴い、地方公共団体に対する証書貸付債権および地方公共団体を債務者とす る電子記録債権に関する事前審査手続の一部を変更します。 2.事前審査手続にかかる変更の概要 事前審査手続にかかる変更の概要は次のとおりです。 <変更前> <変更後> 1 「当面の金融政策運営について」2019年4月25日付公表資料ご参照。 2 その他の日本銀行適格担保の拡充にかかる対応に関しては、2019年7月以降に別途通知す る予定です。 【審査依頼人(注1) 入札要件(注2)を充たす場合、審査依頼人が入札確認書(注3)を日本銀行に提出 ↓ 【日本銀行】 事前審査終了後、証書貸付債権証書(注4)等とともに入札確認書を審査依頼人に返戻 入札要件を充たすか ↓ ↓ 充たす 充たさない ↓ ↓ 【審査依頼人】 【審査依頼人】 入札確認書を日本銀行に提出 貸付金利確認書(新設)を日本銀行に提出 (以下不変) ↓ (次 頁)

(29)

(注1)証書貸付債権または電子記録債権について事前審査を日本銀行に依頼する取引先をいい ます。以下同じです。 (注2)証書貸付債権の場合には「担保に関する細則」(本件による改正後の「担保に関する細則」 をいいます。以下同じです。)別表3の項番24(入札②)の地方公共団体に対する証書貸 付債権にかかる要件の①に定める要件、電子記録債権の場合には「担保に関する細則」別 表2の項番24(入札②)の地方公共団体を債務者とする電子記録債権にかかる要件の① をいいます。以下同じです。 (注3)証書貸付債権の場合には「証書貸付債権の入札等の貸付条件の決定方法に関する確認書」 (「担保に関する細則」第10号書式)、電子記録債権の場合には「電子記録債権の入札等 の貸付条件の決定方法に関する確認書」(「担保に関する細則」第5号書式)をいいます。 以下同じです。 (注4)電子記録債権の場合には、「証書貸付債権証書」を「記録事項証明書」(「担保に関する細 則」に定める記録事項証明書をいいます。)に読み替えてください。 3.入札要件を充たさない証書貸付債権等にかかる事前審査手続 入札要件を充たさない地方公共団体に対する証書貸付債権または地方公共団体を 債務者とする電子記録債権について、事前審査を日本銀行に依頼する場合の取扱いは 次のとおりです。 (1)金利要件の確認 審査依頼人は、当該証書貸付債権または当該電子記録債権が、次の①から⑥まで に掲げる要件(以下「金利要件」といいます。)を充たすことを確認します。 ① 貸付金利の決定方法が入札要件を充たさないこと ―― 当該証書貸付債権または当該電子記録債権が入札要件を充たす場合には、 本手順により事前審査の依頼を行うことはできません。 ② 貸付の実行年月と発行年月が同じであり、かつ、当該貸付の最終返済期日が属 する年月と償還年月が同じである公募地方債があること ↓ 【日本銀行】 事前審査 ① 貸付金利確認書 金利要件 ②「公社債発行銘柄一覧」 の確認 ③証書貸付債権証書(注4) ↓ 事前審査終了後、 ①~③を審査依頼人に返戻

(30)

③ ②の公募地方債の発行価格が 99 円 40 銭以上 100 円 60 銭以下であること ④ 貸付金利と、②の公募地方債の表面利率との較差が、上下 0.05%ポイント未満 (ただし、②の公募地方債の発行価格が 100 円である場合には、上下 0.10%ポ イント未満)であること ⑤ ②の公募地方債が日本銀行が適格と認める銘柄であること ―― 「担保に関する細則」第6章1.(1)イ.(ニ)の2にもとづき、当該 銘柄の適格性の確認を行ってください。 ⑥ 貸付金利が変動金利である場合には、証書貸付債権証書または添付契約書(注) 上に初回の貸付金利の具体的な数値が明示されていること ―― 初回の貸付金利の具体的な数値が明示されていない場合には、当該証書 貸付債権または当該電子記録債権は適格となりませんのでご留意ください。 (注)電子記録債権の記録時に電磁的記録として添付された契約書を印刷した書面をいい ます。 (2)貸付金利確認書の提出 審査依頼人は、当該証書貸付債権または当該電子記録債権が金利要件を充たすこ とを確認した場合には、「担保に関する細則」第6章に定める事前審査の依頼にお いて、入札確認書に代えて、証書貸付債権証書の場合には「地方公共団体に対する 証書貸付債権の貸付金利に関する確認書」(「担保に関する細則」第10号書式の2)、 電子記録債権の場合には「地方公共団体を債務者とする電子記録債権の貸付金利に 関する確認書」(「担保に関する細則」第5号書式の2)(以下総称して「貸付金利 確認書」といいます。)を担保取引店(注)に提出します。 この場合、貸付金利確認書には、日本証券業協会が公表する「公社債発行銘柄一 覧」のうち1.(2)の公募地方債にかかる箇所を紙葉に出力したものを同綴して ください。 (注)審査依頼人を業務区域に有する日本銀行本支店をいいます。 (3)貸付金利確認書の返戻 日本銀行は、事前審査が終了した場合には、事前審査の依頼を受けた証書貸付債 権証書等または記録事項証明書等とともに貸付金利確認書(「公社債発行銘柄一覧」 を出力した紙葉を含みます。以下同じです。)を審査依頼人に返戻します。 ―― 当該証書貸付債権証書または当該電子記録債権を担保として差入れる場合 には、当該貸付金利確認書を改めて提出してください。 以 上

参照

関連したドキュメント

[r]

トリガーを 1%とする、デジタル・オプションの価格設定を算出している。具体的には、クー ポン 1.00%の固定利付債の価格 94 円 83.5 銭に合わせて、パー発行になるように、オプション

被保険者証等の記号及び番号を記載すること。 なお、記号と番号の間にスペース「・」又は「-」を挿入すること。

に至ったことである︒

今後の取組みに向けての関係者の意欲、体制等

令和元年 12 月4日に公布された、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及 び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律」(令和元年法律第

「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成20年12月26 日)、「持分法に関する会計基準」(企業会計基準第16号

「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成20年12月26 日)、「持分法に関する会計基準」(企業会計基準第16号