IT パスポート試験
平成 21 年度秋期試験対応 補足資料
©2009 FUJITSU FOM LIMITED
本資料は、 「よくわかるマスター IT パスポート試験 対策テキスト&
問題集 平成 21 年度版」 (型番:FPT0802)をお買い上げいただき、秋 期試験に向けてすでに学習中の方のために提供する補足資料です。
春期試験に出題された各問題を分析した結果、および、それをもとに テキストの解説を補足する内容を収録しています。
最新の出題傾向を把握するための学習ツールとして、上記テキストと
合わせてご利用ください。
平成 21 年度春期試験 問題分析
春期試験に出題された各問題で問われている内容、および、シラバスのどの分類に属するかを記載しています。
また、「IT パスポート試験 対策テキスト&問題集 平成 21 年度版」において各内容を学習する頁番号を記載しています。
分野 問題 問われている内容 大分類 中分類 学習頁 備考
ストラテジ系 1 コンプライアンス経営 企業と法務 法務 52
2 個人情報の対象 企業と法務 法務 52 補足説明あり
3 RFP システム戦略 システム企画 106
4 ニッチ戦略 経営戦略 経営戦略マネジメント 67 補足説明あり
5 CRM 経営戦略 経営戦略マネジメント 74
6 SaaS システム戦略 システム戦略 101
7 期待値 企業と法務 企業活動 32 補足説明あり
8 JAN コード 企業と法務 法務 59
9 不正競争防止法の営業秘密事項 企業と法務 法務 45 補足説明あり
10 PPM 経営戦略 経営戦略マネジメント 66
11 業務プロセスのモデル システム戦略 システム戦略 92
12 サプライチェーンマネジメント 経営戦略 経営戦略マネジメント 74
13 株式会社の最高意思決定機関 経営戦略 経営戦略マネジメント 69
14 損益分岐点売上高 企業と法務 企業活動 38
15 知的財産権 企業と法務 法務 43
16 損益計算書 企業と法務 企業活動 42
17 グループウェア導入の目的 システム戦略 システム戦略 98
18 デビットカード 経営戦略 ビジネスインダストリ 79 補足説明あり
19 コアコンピタンス経営 経営戦略 経営戦略マネジメント 67
20 BPR システム戦略 システム戦略 96
21 クレジットカードを利用した取引 経営戦略 ビジネスインダストリ 78 補足説明あり
22 経営理念 企業と法務 企業活動 15
23 在庫数の算出(正味所要量) 企業と法務 企業活動 33 補足説明あり
24 不正アクセス禁止法 企業と法務 法務 48
25 要件定義プロセス システム戦略 システム企画 104
26 SWOT 分析 経営戦略 経営戦略マネジメント 65
27 製造量の算出 企業と法務 企業活動 33
28 ジャストインタイム生産方式 企業と法務 企業活動 33 補足説明あり
29 事業部制組織 企業と法務 企業活動 18
30 情報戦略の策定 システム戦略 システム戦略 91
31 プロダクトライフサイクル 経営戦略 経営戦略マネジメント 66 補足説明あり
マネジメント系 32 リスク管理 プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 137
33 システムの障害対策 開発技術 システム開発技術 125 補足説明あり
34 プロジェクトの立ち上げ プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 131 補足説明あり
35 サービスデスク サービスマネジメント サービスマネジメント 143
36 マイルストーン プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 132 補足説明あり 37 アローダイアグラム プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 134
38 ソフトウェア開発プロセス 開発技術 ソフトウェア開発管理技術 127
39 IT サービスの可用性 サービスマネジメント サービスマネジメント 145
40 インシデント管理 サービスマネジメント サービスマネジメント 143 補足説明あり
41 ファンクションポイント法 開発技術 システム開発技術 125
42 ブラックボックステスト 開発技術 システム開発技術 120
43 ソフトウェアの納品 開発技術 システム開発技術 124
44 システム監査人 サービスマネジメント システム監査 147
45 テスト環境 開発技術 システム開発技術 124 補足説明あり
46 SLA の目的 サービスマネジメント サービスマネジメント 144
47 外部設計 開発技術 システム開発技術 117
48 進捗率 プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 134
49 プログラミング 開発技術 システム開発技術 118 補足説明あり
2
分野 問題 問われている内容 大分類 中分類 学習頁 備考
マネジメント系 51 請負契約 開発技術 システム開発技術 115 補足説明あり
52 IT ガバナンス サービスマネジメント システム監査 151
53 プログラムテスト 開発技術 システム開発技術 119 補足説明あり
テクノロジ系 54 情報セキュリティポリシの策定 技術要素 セキュリティ 289
55 オープンソースソフトウェア コンピュータシステム ソフトウェア 225
56 ルータ 技術要素 ネットワーク 274
57 ディレクトリ管理 コンピュータシステム ソフトウェア 215
58 データベース管理システム 技術要素 データベース 259 補足説明あり
59 DNS 技術要素 ネットワーク 276 補足説明あり
60 プラグイン コンピュータシステム ソフトウェア 218 補足説明あり
61 稼働率 コンピュータシステム システム構成要素 209
62 属性情報 コンピュータシステム ソフトウェア 215
63 バイオメトリクス認証 技術要素 セキュリティ 298
64 2 進数の計算 基礎理論 基礎理論 161
65 フェールセーフ コンピュータシステム システム構成要素 211
66 アナログ信号のディジタル化 基礎理論 基礎理論 168 補足説明あり
67 画面設計 技術要素 ヒューマンインタフェース 242
68 DoS 攻撃 技術要素 セキュリティ 287
69 キャッシュメモリの利用目的 コンピュータシステム コンピュータ構成要素 192
70 2 台の PC の稼働率 コンピュータシステム システム構成要素 210
71 検索条件 基礎理論 基礎理論 161
72 データ構造 基礎理論 アルゴリズムとプログラミング 171
73 クラスタシステム コンピュータシステム システム構成要素 205 補足説明あり
74 ファイアウォール 技術要素 セキュリティ 295
75 通信プロトコル 技術要素 ネットワーク 275
76 ソフトウェアパッケージ導入の目的 コンピュータシステム ソフトウェア 218 補足説明あり
77 暗号化 技術要素 セキュリティ 302
78 MP3 のファイル形式 技術要素 マルチメディア 246
79 ブレード型サーバ コンピュータシステム ハードウェア 228 補足説明あり
80 度数分布 基礎理論 基礎理論 166
81 マクロウイルス 技術要素 セキュリティ 286
82 データの更新 基礎理論 アルゴリズムとプログラミング 171-178
83 HTML 基礎理論 アルゴリズムとプログラミング 181
84 ウイルス対策 技術要素 セキュリティ 294
85 データ構造 基礎理論 アルゴリズムとプログラミング 173
86 ディジタル署名 技術要素 セキュリティ 304
87 表計算(絶対参照) コンピュータシステム ソフトウェア 221 補足説明あり
88 ログファイル 技術要素 データベース 260 補足説明あり
中問 A テクノロジ 89 LAN の構成要素 技術要素 ネットワーク 264
テクノロジ 90 LAN の構成要素 技術要素 ネットワーク 264
テクノロジ 91 LAN の構成要素と流れ図 基礎理論 アルゴリズムとプログラミング 174 テクノロジ 92 LAN の構成要素と流れ図 基礎理論 アルゴリズムとプログラミング 174
中問 B テクノロジ 93 結合 技術要素 データベース 257
ストラテジ 94 表の分析 企業と法務 企業活動 26
ストラテジ 95 構成比 企業と法務 企業活動 30
ストラテジ 96 棒グラフ 企業と法務 企業活動 30
中問 C マネジメント 97 業務量の算出 プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 134
ストラテジ 98 業務量の算出 企業と法務 企業活動 21-31
マネジメント 99 業務量の算出 プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 134 マネジメント 100 業務量の算出 プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント 134
平成 21 年度秋期試験対応 補足説明
春期試験の出題された問題を分析し、解説を補足しています。
対応ページ 説明
内容
カンパニ制組織の説明を補足しています。カンパニ制組織と事業部制組織の違いを確認しておきま しょう。
P.19
●カンパニ制組織
カンパニ制組織
「カンパニ制組織」とは、部門をあたかも独立した会社のようにわけ、事業を運営するしくみのことで ある。組織の自己完結性をより高めることで、環境適応力を高めることができる。事業部制組織に組 織構成が似ているが、カンパニ制組織の方がより強力な人事権や裁量が与えられる。
期待値に関する出題がありました。待ち行列理論に関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 7)
P.32
●待ち行列理論
期待値
「期待値」とは、ある物事に対して試行を行った結果、得られる数値の平均値のこと。たとえば、サイ コロを何回か振ったときに平均してどのくらいの目が出るかというもの。
ジャストインタイム生産方式に関する出題がありました。カンバン方式に関連付けて覚えておきまし ょう。(春期試験 問 28)
P.33
●カンバン方式
カンバン方式
「カンバン方式」とは、トヨタ自動車が考案した“必要なものを必要なときに必要な分だけ調達する”方 式のこと。「JIT( Just-In-Time)」、「ジャストインタイム生産方式」とも呼ばれる。
正味所要量に関する出題がありました。MRP に関連付けて覚えておきましょう。(春期試験 問 23)
P.33
●MRP 正味所要量
「正味所要量」とは、新たに発注する必要がある部品の数量のこと。
不正競争防止法における営業秘密に関する出題がありました。不正競争防止法に関連付けて覚え ておきましょう。(春期試験 問 9)
P.45
3 不正競争防止法
営業秘密
不正競争防止法における「営業秘密」とは、企業が公にしていないノウハウや顧客名簿、販売マニュ アル、取引条件、システム設計書などのことで、企業内で秘密として管理されている営業上、技術上 の情報を指す。
個人情報保護法に関する出題がありました。個人情報保護法に関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 2)
P.52
(1)個人情報保護法(個人情
報の保護に関する法律) 個人情報
「個人情報」とは、特定の個人を識別できる情報のこと。氏名、生年月日、住所など。また、職業や所 得、家族や健康状態なども個人情報に含まれる。
個人情報取扱事業者
「個人情報取扱事業者」とは、5000 件以上のデータベース化された個人情報を取り扱う事業者のこ と。5000 件以下の事業者や 5000 件以上の個人情報を保有する一般人は含まれない。
個人情報保護法の禁止行為と罰則の「手数料」に関する記述を確認しておきましょう。
P.53
●禁止行為と罰則
(赤枠内最終項目) ・個人情報を開示する際の手数料が合理的な金額の範囲ではない。
プロダクトライフサイクルに関する出題がありました。プロダクトポートフォリオマネジメントに関連付 けて覚えておきましょう。(春期試験 問 31)
P.66
(2)プロダクトポートフォリオマ ネジメント(PPM)
プロダクトライフサイクル
「プロダクトライフサイクル」とは、商品の発売が開始されて市場に出てから、発売が終了となり市場 から消えるまでのサイクルのことで、次の 4 段階に分類される。
導入期:売上を伸ばすため、販売促進戦略に投資を多く行う時期。
成長期:売上のピークを迎え競合商品が増える。競合他社との差別化を図る時期。
成熟期:売上のピークが過ぎ需要の伸びが鈍化。市場を維持するための投資を行う時期。
衰退期:売上が停滞。市場から撤退するか、市場ニーズを取り入れ再投資を行う時期。
ニッチ戦略に関する出題がありました。競争優位に関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 4)
P.67
(1)競争優位
ニッチ戦略
“ニッチ”とは、“隙間”という意味の言葉。
大手企業の参入している市場ではなく、特定の市場(隙間市場)に焦点を合わせてその市場での収 益性を確保・維持する戦略。「焦点絞込戦略」とも呼ばれる。
4 対応ページ 説明
内容
クレジットカードを利用した取引に関する出題がありました。クレジットカードの記述を確認しておきま しょう。(春期試験 問 21)
P.78
参考 クレジットカード
クレジットカード
「クレジットカード」とは、消費者とカード会社の契約にもとづいて発行されるカードのこと。消費者は このカードを利用して、条件(有効期限や利用限度額等)の範囲内で、商品を購入したり、サービス を受けたりすることができる。利用代金は後払いで、クレジットカード会社から利用代金の請求を受 けてから、利用者が利用代金を支払う。
デビットカードに関する出題がありました。電子マネーに関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 18)
P.79
(4)電子マネー
デビットカード
「デビットカード」とは、現在使っている金融機関のキャッシュカードで、商品を購入できるしくみのこ と。商品を購入する際にキャッシュカードを提示し、端末に暗証番号を入力すると、利用代金がリア ルタイムに口座から引き落とされる。「J-Debit」とも呼ばれる。
シラバス Ver1.1 の公開にともない、追加になった項目です。IT の有効活用に関連付けて覚えておき ましょう。
P.97
5 IT の有効活用
コンピュータリテラシ
「コンピュータリテラシ」とは、与えられた業務や目的の作業を行うためにコンピュータを活用できる知 識や能力のこと。たとえば、コンピュータの基本的な動きや特徴、しくみ、操作方法などについて理解 し、コンピュータで何ができるのか、どのような場面で使えるのかなどを知ることで、適切にハードウ ェアやソフトウェアの使い分けができる能力を指す。コンピュータリテラシを身に付けることによって、
本格的なシステムを構築した方がよい業務は何か、市販のオフィスツールでも十分に対応できる業 務は何かなどを判断できるようになる。
情報リテラシ
「情報リテラシ」とは、情報を使いこなす能力のこと。たとえば、コンピュータやアプリケーションソフト ウェアなどの情報技術を活用し、大量の情報から必要な情報を探し出す、必要な情報を取捨選択す る、まとめた情報を発信する、情報を集計して集計結果を分析する、収集した情報から傾向を読み 取るなどの能力を指す。情報リテラシを身に付けることによって、問題解決や意思決定に情報を活 かすことができ、ソリューションを提案できるようになる。情報リテラシの習得には、情報技術の教育 や普及活動が必要である。
シラバス Ver1.1 の公開にともない、追加になった項目です。システム化計画の内容を確認しておき ましょう。
P.102
3-2-1 システム化計画
システム化計画
「システム化計画」とは、経営戦略や事業戦略にもとづいてシステム化構想やシステム化基本方針 を立案し、業務の効率化を図る情報システムの開発計画のこと。「システム化構想」とは、システム の要件定義をする前に、業務分析を行いシステムの基本的な要件であるシステム化の全体像、範 囲、スケジュール、予算などを導き出すこと。システム化は企業のシステム戦略やビジネスモデルに 応じて開発するため、システム化構想を誤ると業務が今まで以上に複雑になったり、効果が見込め なかったりする可能性がある。また、「システム化基本方針」とは、業務をシステム化する際の基本 的な開発方針のことで、開発する目的や課題などの基本方針にもとづきシステム化を行う。システ ム化計画は、システムを具体化する最終段階で設計する。
シラバス Ver1.1 の公開にともない、追加になったサンプル問題です。
P.111
章末問題 問題 3-10
情報リテラシを説明したものはどれか。
ア PC 保有の有無などによって、情報技術をもつ者ともたない者との間に生じる、情報化が生む経 済格差のことである。
イ PC を利用して、情報の整理・蓄積や分析などを行ったり、インターネットなどを使って情報を収 集・発信したりする、情報を取り扱う能力のことである。
ウ 企業が競争優位を構築するために、IT 戦略の策定・実行をガイドし、あるべき方向へ導く組織能 力のことである。
エ 情報通信機器やソフトウェア、情報サービスなどを、障害者・高齢者などすべての人が利用可能 であるかを表す度合いのことである。
解答 イ 解説
情報リテラシとは、目的に合わせて情報を適切に取り扱う知識や能力のことである。コンピュータや アプリケーションソフトウェアなどの情報技術を活用し、必要な情報を探し出したり、情報を分析して 傾向を読み取ったりするといった能力を指す。
対応ページ 説明
内容
ソフトウェア開発の請負契約に関する出題がありました。システム開発のプロセスに関連付けて覚え ておきましょう。(春期試験 問 51)
P.115
4-1-1 システム開発のプロセ
ス システム開発のプロセス
システム開発は必ずしも自社内で行わなければならないというわけではなく、システム開発を専門と する会社に外部委託することもできる。
システム開発を他社に委託する際の代表的な契約方法として「請負契約」がある。
請負契約
「請負契約」とは、発注側がどういうものをいつまでに納品してもらいたいか、またその完成品につい ての報酬がどのくらいであるかということを請負側に提示し、請負側がその内容で承諾することで成 立する契約のことである。
プログラミングに関する出題がありました。開発(プログラミング)に関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 49)
P.118
3 開発(プログラミング)
プログラミング
「プログラミング」とは、プログラム言語の規則や文法に則ってアルゴリズム(問題解決のための処理 手順)を記述し、動作テストまでを行うことである。
プログラムテストに関する出題がありました。テストの実施手順に関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 53)
P.119
(1)テストの実施手順
テスト計画の作成
テストの日程や参加者、評価基準などを決定する。
プログラムの品質向上を目的とするテストの繰り返しは行わない。
プログラムの品質
プログラムの品質向上はテストを繰り返して行うよりも、プログラムの設計段階で行うようにする。
テスト環境の設定
テストデータの作成や、テストに使用する機器などのテスト環境を準備する。
その際、プログラム作成者がテストデータの準備やテスト環境の設計などを行うと、実際に起こり得 る突発的なエラーを起こしにくいため、プログラム作成者以外の担当が行うとよい。
テストの実施
テスト仕様にもとづき、テストを実施する。
テスト完了後にプログラムの修正が発生した場合、再度テストを実施する。その際、修正した部分が 確認できるデータを元のテストデータに追加する。
シラバス Ver1.1 の公開にともない、追加になった項目です。ソフトウェアの受け入れに関連付けて覚 えておきましょう。
P.124
5 ソフトウェアの受け入れ
利用者マニュアル
「利用者マニュアル」とは、ソフトウェアやシステムの利用方法が書かれた説明書のこと。
稼働前に利用者マニュアルを使用して操作教育が行われたり、稼働後に業務内容に合わせて利用 者マニュアルを確認しながら操作を習得したりする。
稼働中のシステムに修正を加えた場合のテスト環境に関する出題がありました。運用・保守に関す る留意点に関連付けて覚えておきましょう。(春期試験 問 45)
P.124
(1)運用・保守に関する留意点
(赤枠内最初の項目) ・本稼働中のプログラムは直接修正せず、あらかじめバックアップしてから修正作業を行う。また、プ ログラムの修正後は、本番環境と同等レベルの環境でテストを行う。
システムの障害対策に関する出題がありました。何が重要なのか覚えておきましょう。
(春期試験 問 33)
P.124
6 システムの運用・保守
システムの障害について
システムの運用を維持していく上で重要なのは、システムに障害が起こらないように予防措置を講じ ておくことである。しかし、税率の変更などによるシステムの修正や業務フローの変更、ハードウェア の寿命などの理由により、現行のシステムに障害が発生し修正しなければならない事象が発生する ことが考えられる。
システム開発の際には、障害の発生は避けられないものと考えておく必要がある。重要なのは、発 生した障害によってシステム全体に影響がおよんだり業務が停止したりすることがないように、開発 時に十分な対策を用意しておくことである。
プロジェクトの立ち上げに関する出題がありました。プロジェクトの特徴のひとつとして覚えておきま しょう。(春期試験 問 34)
P.131
1 プロジェクト
・目的を明確にした上で発足する。
6 対応ページ 説明
内容
マイルストーンに関する出題がありました。プロジェクトマネジメントに関連付けて覚えておきましょ う。(春期試験 問 36)
P.131
2 プロジェクトマネジメント
マイルストーン
「マイルストーン」とは、プロジェクト管理で使用される用語。プロジェクト内の作業スケジュールにお ける主要な節目(たとえば、結合テスト日や顧客レビュー日など)をそう呼ぶ。
インシデント管理に関する出題がありました。インシデント管理の内容を確認しておきましょう。
(春期試験 問 40)
P.143
(1)インシデント管理
インシデント管理
「インシデント管理」では、IT サービスにインシデントが発生した際に、サービスの中断時間や他への 影響を最小限に抑え、早急に通常のサービスに戻れるような対応を行い、インシデントを解決しま す。また、重大なインシデントに至らなかったものの、一歩手前の状態のことを「ヒヤリ・ハット」とい い、これらの教訓を生かすための管理も行います。
シラバス Ver1.1 の公開にともない、追加変更になった項目です。用語の見直しをしておきましょう。
P.144
(1)サービスレベル管理
サービスレベル契約→サービスレベル合意書
アナログ音声信号のディジタル化に関する出題がありました。A/D 変換に関連付けて覚えておきま しょう。(春期試験 問 66)
P.168
●A/D 変換
サンプリングと量子化
アナログ信号は連続するデータでディジタル信号は個々の途切れたデータである。A/D 変換時に、
サンプリングの周期を短くし量子化の段階を増やすことで、より細かく数値を採ることができアナログ データに近づけることができる。
・サンプリング周期が長く、量子化の段階が少ない
・サンプリング周期が短く、量子化の段階が多い
配列の説明を補足しています。配列のしくみを確認しておきましょう。
P.172
●配列 配列
大量のデータを扱うには、変数ではなく「配列」というデータ構造を活用すると便利である。ひとつの データを記憶する変数に対して、配列は同じ種類のデータを複数並べて記憶する。通常、配列には 連続的にデータを格納するが、個々のデータを識別する「添え字」を持っているため、特定のデータ を探したり特定のデータから順にデータを取り出したりすることができる。
配列の注意点
配列を利用するときは、あらかじめ配列の大きさや代入するデータの順番を決めておく必要がある。
これらをあとから変更するには、配列を再定義する必要がある。
対応ページ 説明
内容
リストの説明を補足しています。リストのしくみを確認しておきましょう。
P.172
●リスト リスト
リストは散在する複数のデータを数珠つなぎにするデータ構造である。配列のようにデータが連続的 に記憶されているとは限らない。リストではデータとともに、次のデータの格納位置を示す「ポインタ」
と呼ばれる情報を持っている。データの入れ替えや追加の際は、ポインタを変更することでデータの つながりを再定義できる。
クラスタシステムに関する出題がありました。情報システムの構成に関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 73)
P.205
2 情報システムの構成
クラスタシステム
「クラスタシステム」とは、複数のコンピュータ(サーバを含む)をネットワークでつないであたかもひと つのシステムのように運用するシステム構成のこと。障害発生時に業務を中断することなくサービス を提供し続けることができる信頼性の向上を狙ったシステム構成のひとつである。
ソフトウェアパッケージの導入に関する出題がありました。ソフトウェアパッケージの内容を確認して おきましょう。(春期試験 問 76)
P.218
1 ソフトウェアパッケージ
ソフトウェアパッケージ
特定の目的や業務などで利用されるソフトウェアを「アプリケーションソフトウェア」という。
アプリケーションソフトウェアにはさまざまなものがあり、多くはソフトウェアパッケージとして販売され ている。特定の企業や利用者の要望に沿って、一から開発するソフトウェアと比較し、ソフトウェアパ ッケージは比較的低コストで開発され、不特定多数の企業や利用者へ向けて販売される。
プラグインに関する出題がありました。ソフトウェアパッケージに関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 60)
P.218
1 ソフトウェアパッケージ
プラグイン
「プラグイン」とは、アプリケーションソフトウェアに機能を追加するプログラムのこと。もとのアプリケ ーションソフトウェアの機能を拡張し、プラグインだけをバージョンアップしたり、アンインストールした りできる。
絶対参照を用いた計算式に関する出題がありました。表計算機能に関連付けて覚えておきましょ う。(春期試験 問 87)
P.220
(1)表計算機能
セル参照
「セル参照」とは、特定のセルやセル範囲を参照すること。セル参照をして数式を入力すると、セルに 入力されているデータを変更した場合、計算結果も自動的に再計算される。
セル参照には、「相対参照」と「絶対参照」があり、絶対参照はセル番地に「$」を付けて表し、$を付け たセル参照を固定することができる。
例)=SUM($C$2:$C$4)
ブレード型サーバに関する出題がありました。パソコン(PC)の種類に関連付けて覚えておきましょ う。(春期試験 問 79)
P.228
(2)パソコン(PC)の種類
ラックマウント型サーバ
「ラックマウント型サーバ」とは、ラックと呼ばれる棚に積めるような平たい形状のサーバのことで、複 数のサーバを整理して保有することに向いている。電源やケーブルなどは個々のサーバごとに確保 する必要がある。
ブレード型サーバ
「ブレード型サーバ」とは、専用の筐体(シャーシ)に薄型のサーバを複数台詰め込み、大量のデータ 処理を行うことを得意とするサーバのこと。複数台のサーバは非常に薄く構成され、また電源やケー ブルを共有することができるため、ラックマウント型サーバよりも省スペース化、省電力化が図れる。
8 対応ページ 説明
内容
オンライントランザクション処理システムに関する出題がありました。トランザクション処理に関連付 けて覚えておきましょう。(春期試験 問 58)
P.259
9-3-4 トランザクション処理
オンライントランザクション処理
「オンライントランザクション処理」とは、ネットワーク接続されたクライアントが、サーバに処理を要求 し、サーバが要求にもとづいた処理を行い、処理結果をクライアントに戻す処理のこと。通常、データ ベースの更新(追加や削除を含む)処理が多いが、処理の途中で中断されるとデータの整合性が取 れなくなるため、信頼性が要求される。
ログファイルに関する出題がありました。障害発生に備えたバックアップに関連付けて覚えておきま しょう。(春期試験 問 88)
P.260
2 障害発生に備えたバック
アップ ログファイル
「ログファイル」とは、コンピュータ上での利用状況が記録されたファイルのこと。ログファイルを読み 取ることでサーバ内のデータに対して、いつ、誰が、何をしたのかがわかる。
ロールバックの説明を補足しています。ロールバックの意味を確認しておきましょう。
P.261
●ロールバック
ロールバック
「ロールバック」とは、トランザクション処理のエラーが発生した場合に、トランザクション処理前の時 点までデータを巻き戻して、改めて処理を開始することである。
無線 LAN の説明を補足しています。無線 LAN の各規格の特徴を確認しておきましょう。
P.267
●無線 LAN 無線 LAN
無線 LAN は電波や赤外線を用いてネットワークを構築する技術である。ケーブル(線)を使わないの で、オフィスレイアウトを頻繁に変更したり、配線が容易でなかったり、または美観を重視したりする ような場所で利用される。
無線 LAN にはいくつかの規格があり、同じ規格でないと通信できないので注意が必要である。
無線 LAN には、次のような規格がある。
規格 使用周波数帯 通信レート 特徴
IEEE 802.11a 5.2GHz 54Mbps
通信速度が速い。
使用周波数が高いため、障害物などの影 響を受けることがある。しかし、他の電子 機器であまり使用されていない周波数の ためノイズに強い。
IEEE 802.11g 54Mbps
通信速度が速い。
11b 規格との互換性がある。
使用周波数が低いため、障害物の影響は 受けにくい。しかし、他の電子機器でよく使 用されている周波数のため、通信の品質 が 11a に比べると劣る。
IEEE 802.11b
2.4GHz
11Mbps
高速な規格と比べると安価で入手できる。
使用周波数が低いため、障害物の影響は 受けにくい。しかし、他の電子機器でよく使 用されている周波数のため、通信の品質 が 11a に比べると劣る。
DNS に関する出題がありました。インターネットのしくみに関連付けて覚えておきましょう。
(春期試験 問 59)
P.276
(1)DNS
DNS
「DNS」とは、IP アドレスとドメイン名を 1:1 の関係で対応付けて管理するサービスのしくみのことであ る。コンピュータ同士が通信する際、相手のコンピュータを探すために IP アドレスを使用する。しか し、IP アドレスは数字の羅列で人間にとって扱いにくいので、別名としてドメイン名が使用される。
●IT パスポート試験は、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が運営する情報処理技術者試験のひとつです。
●富士通エフ・オー・エム株式会社は、当該資料の使用による IT パスポート試験の合格を一切保証しません。
●記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
●本文中では、TM、®は省略しています。
IT パスポート試験 平成 21 年度秋期試験対応 補足資料
2009 年 6 月 初版 2009 年 7 月 第 2 版
著作・制作:富士通エフ・オー・エム株式会社
発行所:FOM 出版(富士通エフ・オー・エム株式会社)
詳細はこちら
https://directshop.fom.fujitsu.com/shop/html/itpass090612.html 実戦力 アップ に最適 !
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基礎学習後に、過去問題(平成21年度春期試験問題)と予想問題で試験対策の総仕上げができます。
●過去問題の詳細な解説を掲載
●過去問題の内容を分析し、最新の出題傾向と秋期試験に向けた対策を掲載
●過去問題の出題傾向を分析した予想問題2回分を収録 定価:1,365円(本体:1,300円)
型番:FPT0908
ISBN978-4-89311-799-1 判型:B5変型
IT パスポート試験 過去問題集 平成 21 年度 秋期試験対応
試験直前の1週間で効果的に試験範囲を復習できるテキストです。
●学習項目を100個のPointに整理し、計画的に学習できる構成
●コンパクトながら最新シラバス掲載の400語をすべて収録
●暗記用カラーシート付き 定価:1,260円(本体:1,200円)
型番:FPT0824
ISBN978-4-89311-777-9 判型:新書
IT パスポート試験 直前対策
1 週間完全プログラム
ポケットサイズ
2009年7月21日
発売予定
合 格
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IT パスポート試験対策は FOM 出版におまかせ!!
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各教材を組み合わせることで、さらに学習効果があがります。
※この広告は2009年7月現在のものです。予告なく変更することがありますので、ご了承ください。