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富士通フロンテック株式会社

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目   次

(頁) 株主の皆様へ……… 1 〔第96回定時株主総会招集ご通知添付書類〕 事業報告……… 2 1.企業集団の現況に関する事項……… 2 2.会社の状況に関する事項……… 13 3.会社の体制および方針に関する事項……… 18 連結貸借対照表……… 23 連結損益計算書……… 24 連結株主資本等変動計算書……… 24 連結注記表……… 25 貸借対照表……… 28 損益計算書……… 29 株主資本等変動計算書……… 29 個別注記表……… 30 連結計算書類に係る会計監査報告……… 34 計算書類に係る会計監査報告……… 35 監査役会の監査報告……… 36 1

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株主の皆様へ

代表取締役社長 株主の皆様におかれましては、平素より当社グループに対し、格別のご高配を賜り厚く御礼 申しあげます。 本年3月の東日本大震災により被災された方々には心からお見舞い申しあげますとともに、 被災地の一日も早い復興をお祈り申しあげます。当社グループにおきましては、グループ従業 員全員が無事で、社屋および工場・設備にも大きな被害はありませんでしたが、多数の取引先 が被災したことにより、半導体はじめ各種部品の調達に支障が生じました。 さて、当連結会計年度の業績につきましては、営業店システム、金融機関向けソリューショ ンビジネス、公営競技向けトータリゼータ端末、およびサービスビジネスを中心に順調に推移 いたしましたことから、各セグメントにおいて震災の影響はありましたが、連結売上高104,616 百万円となりました。損益につきましても、売上高の増加に加え、徹底したコストダウンと経 費削減に取り組んだ結果、韓国において市場環境の変化による収益の悪化はあったものの、連 結営業利益2,744百万円、連結経常利益2,294百万円、連結当期純利益1,282百万円を計上し、前期 比で増収・増益となりました。 期末剰余金の配当につきましては、平成23年5月26日開催の取締役会において、1株につき 8円とし、支払開始日を同6月10日とさせていただきました。この結果、当期の1株当たり年 間配当金は、前期同様16円となります。 当社は、昨年11月に創立70周年を迎えました。このような長きにわたり会社を発展させるこ とができたのも、ひとえに株主様をはじめとする関係者の皆様のご支援の賜物と心より感謝申 しあげます。 当社グループは、「最先端の技術で人とITをつなげる製品やサービスの提供」をコンセプトに、 ハードの開発、製造からソリューション、保守・サービスまで一貫して提供できる体制のもと、 広く社会の発展に貢献する事業活動を行っております。今後ともグループ一丸となって、企業 価値の向上に努めてまいる所存でありますので、株主の皆様におかれましては、なにとぞ倍旧 のご指導とご支援を賜りますようお願い申しあげます。 平成23年6月

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事業報告

(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)

1. 企業集団の現況に関する事項

⑴事業の経過および成果 当連結会計年度における経済環境は、政府の景気対策により一部の産業で一時的に消費が好転 いたしましたが、急速な円高の進行、投資の抑制や雇用情勢の悪化に歯止めがかからず、厳しい 状況で推移いたしました。また、海外では、アジア圏を中心に持ち直しの動きが鮮明になる一方 で、欧州諸国における金融不安や中東の政情不安から、不安定な状態を脱却するには至りません でした。さらに、本年3月に発生した東日本大震災の甚大な被害により、先行き不透明感を強め ながら推移しております。 当社グループは、昨年度、お客様とITをつなぐ重要なプロダクトに関するビジネスを、フロ ントテクノロジー事業として富士通グループから集約し、開発・製造・販売から保守・サービス まで商品のライフサイクル全般にわたってお客様をサポートできる体制を構築いたしました。当 期は、そのシナジーを最大限に発揮し、お客様への提案力の強化に努めるとともに、事業のス ピードアップと効率化を図るべく、グループ一丸となって取り組んでまいりました。 当連結会計年度の業績につきましては、営業店システムおよび金融機関向けソリューションビ ジネスが伸長し、公営競技向けトータリゼータ端末の需要が本格化いたしました。さらに、サー ビスビジネスも順調に推移いたしました。このたびの東日本大震災に関しましては、当社グルー プ従業員全員の無事が確認でき、また、社屋および工場・設備にも大きな被害はありませんでし たが、多数の取引先が被災して半導体をはじめとする各種部品の調達に支障が生じました。以上 の結果、連結受注高は104,603百万円(前期比8.2%増)、連結売上高は104,616百万円(同10.0%増) となりました。損益につきましても、売上高の増加に加え、徹底したコストダウンによる原価率 の改善と経費削減に取り組んだ結果、韓国において市場環境の変化による収益の悪化はあったも のの、連結営業利益2,744百万円(同19.6%増)、連結経常利益2,294百万円(同15.1%増)、連結当 期純利益1,282百万円(同66.3%増)を計上することができました。

なお、本年3月、海外子会社FUJITSU DIE-TECH CORPORATION OF THE PHILIPPINES が、かねてより社内外で実施してきた環境・社会貢献活動で高い評価を受け、フィリピン経済特 区庁より、優秀環境貢献企業として表彰されました。 次に、事業の概況をセグメント別にご説明申しあげます。 第96回定時株主総会招集ご通知添付書類 事業報告 2 3

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金融ビジネス  金融ビジネスにつきましては、世界的な金 融危機の影響による設備投資の抑制が国内外 で依然として根強く、市場環境は厳しい状態 で推移いたしました。一方、カード認証にお ける規格統一の流れを受け、セキュリティの 強化に向けた動きは活発化しております。  このような状況のもと、開発の効率化・高 品質化を図るとともに、限られた需要に確実 に応えるべく、主力商品を中心に顧客提案力 の向上に努め、また、流通店舗や駅に設置す るATMの拡販を行うなど、積極的に事業を展 開いたしました。その結果、韓国では高額紙 幣発行に伴うATM改造特需の終息とATM価 格の急激な下落から大幅な減収となったもの の、国内で営業店システムやソリューションビジネスが伸長したことなどを主因に、連結受注高 38,595百万円(前期比7.9%増)、連結売上高37,483百万円(同5.8%増)となりました。  自動機関連では、主力機種 FACT-V model20のリプレース需要に的確に対応し、地方銀行を 中心に順調に伸展いたしました。新型ATM FACT-V X100につきましても、積極的な拡販に努 めました。この機種は、駅やショッピングセンターなどへの設置に適したコンパクトタイプであ りながら、高速での紙幣処理性能を兼ね備えた特長を持っております。また、全国銀行協会によ る「全銀協ICキャッシュカード標準仕様」に基づき、カード認証を金融機関のホストコンピュー ターでネットワークを介して行う「基本形」(ICカード基本形)の本格適用を控え、これに対応 するシステムの改造を実施し、一部の金融機関で稼動を開始いたしましたことから、関連するソ フトウェア・ミドルウェアおよびシステムインテグレーションが大きく伸長いたしました。  営業店関連では、金融機関の店頭における活用の自由度を高めた新端末UBT Firstを、大手都 市銀行に次期営業店システムとしてご採用いただき、順調に推移しております。また、これに伴 い、大量のトランザクション処理性能を持つイメージワークフロー処理パッケージITF-L、金融 機関の窓口・手形センターで頻繁に行われている印鑑照合を効率化するシールマスタ21などのパ ッケージソフトウェアが伸長いたしました。

 ATMユニット関連では、NCR様向けの還流型紙幣入出金ユニット(BRU=Bill Recycle Unit) が実績に寄与いたしました。また、中国ではATM用に、北米および欧州ではセルフチェックアウ トシステム用に、紙幣出金ユニット(BDU=Bill Dispenser Unit)が伸長いたしました。今後、イ ンドなどアジア市場を中心に、ATMユニットOEMビジネスのさらなる拡大を図ってまいります。

 セキュリティ技術関連では、手のひら静脈認証装置 PalmSecureを搭載した入退室管理システ

ムを、スイスの高級宝飾品大手Compagnie Financière Richemont SA様にご採用いただきまし た。企業などでの個人情報保護や内部統制強化の動きを受けて、本人認証における確実性強化へ のニーズが根強いことから、今後も性能強化と拡販に努めてまいります。

UBT First

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流通ビジネス  流通ビジネスにつきましては、世界的金融 危機以降の景気低迷が継続しております。家 電エコポイント制度など政府の施策により一 部の産業で回復が見られたものの、総体的に は個人消費が冷え込むなかで、市場環境は依 然として厳しい状態で推移いたしました。  このような状況のもと、国内におきましては、 昨年度の国内店舗向けソリューションビジネス 集約による製販一体の体制下で、新しい商品や サービスの競争力強化に努めるとともに、パー トナー様と連携した中小規模・基盤市場への新 たなPOSビジネスの展開と店舗総合ソリューシ ョンの創出を行うなど、ビジネス領域の拡大に 向けた積極的な市場開拓を行いました。その結 果、競合メーカーとの競争激化などによる減収 要因はあるものの、モバイル端末の新商品を中心に伸長し増収となりました。一方、海外におきま しては、アジア市場向けのPOSが好調に推移いたしましたが、北米および欧州におけるPOSおよび セルフチェックアウトシステムの需要減少を補うには至りませんでした。その結果、当セグメント の連結受注高は23,045百万円(前期比6.5%減)、連結売上高は23,435百万円(同0.5%減)となりました。  POSシステム関連では、量販店向けの主力商品TeamPoS3000の拡販を推進し、売上高が伸長 いたしました。また、アジア市場向けに性能向上と低価格化を実現したTeamPoS3000XLは、韓 国のコンビニエンスストア向けに実績をあげております。さらに、専門店・百貨店・外食産業な ど幅広い業種に適用可能な小型POSTeamPoS1100の販売を開始し、株式会社京阪百貨店様にご採 用いただきました。この商品は、従来モデルのTeamPoS1000でご好評をいただいたコンパクトでス マートなデザインと親しみのもてる操作性を活かしながら、低価格で高い信頼性を実現しております。  モバイル端末関連では、バーコードスキャナーを搭載し、業務用ハンディターミナルとして利 用可能な法人向け携帯電話F-05Bを開発し、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ様を通じて大手 運輸会社に納入いたしました。この商品は、企業の業務システムと連携したアプリケーションの 利用と追加を可能にするほか、タッチパネルを搭載して操作性の向上を実現し、さらに防水機能 とプロテクター装着による衝撃対策を施すなど、安心して業務にご活用いただけます。また、量 販店・コンビニエンスストアなどの発注業務において、Webアプリケーションへの対応を可能に する高性能モバイルハンディPatio700が順調に推移いたしました。このほか、電力・ガス・水道 など検針業務向けのプリンター一体型Patio300を電力会社にご採用いただきました。  RFID関連では、繰り返しの洗浄に耐えうる強度を持ったリネンタグ、重ね合わせた状態でも 一括読み取り可能な書類管理用ラベルタグなど、付加価値の高い商品を提供するとともに、充実 したリーダライターのラインナップにより、TagFrontとして様々な業種ソリューションへの対 応を進めております。当期は、CDやDVDなどあらゆる光学ディスク上で一括読み取り可能な技 術を株式会社富士通研究所・大日本印刷株式会社と共同で開発いたしました。また、主力製品で あるUHF帯ソフトリネンタグと、株式会社さくらケーシーエス様のアプリケーションとの組み 合わせにより実現した本格的なリネンサプライシステムを、国内で初めて新関西衣料サービス株 式会社様にご採用いただきました。 TeamPoS3000 事業報告 4 5

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産業・公共ビジネス 産業・公共ビジネスにつきましては、公営競技場向 けトータリゼータ端末の需要が回復いたしました。一 方、表示分野では、お客様設備のリプレース計画が延 伸されるなど総体的に投資には慎重な状況が続いてお ります。また、東日本大震災により公営競技の開催が 見送られるなどの影響が生じました。 このような状況のもと、公営競技ビジネスにおきま しては、昨年度の事業統合により構築いたしました、 一連のソリューションをワンストップで提供できる LCM(Life Cycle Management)体制を最大限に発揮 すべく、グループ一丸となって事業を展開いたしまし た。表示および工機ビジネスにおきましても、一層の 選択と集中を図るなど、競争力の強化に努めました。 さらに、新たに加わった公営競技分野の営業力と、従 来からの表示分野の営業力とのシナジーを活かした拡 販活動を推進いたしました。その結果、連結受注高21,281百万円(前期比26.1%増)、連結売上高 21,880百万円(同30.2%増)を計上することができました。 公営競技分野では、日本中央競馬会様向けトータリゼータ端末のリプレース需要が本格化し、 売上高が伸長いたしました。また、地方公営競技場向けシステムのセンター集約に対応する新端 末も実績をあげております。このほか、競馬・競輪・競艇など公営競技場や場外券売場の運営を 一括して受託する包括委託ビジネスおよび保守ビジネスを推進いたしました。 表示分野では、せり関連で、中古車せりトータルシステムを株式会社ベイオーク様に納入いた しました。交通関連では、韓国高速鉄道(KTX)で各駅のホームに設置される表示装置をご採 用いただきましたほか、中国の上海虹橋国際空港向けなどのフライトインフォメーション表示装 置が実績に寄与いたしました。スポーツ関連では、新たに開発したLED式スコアボードを熊本県 営八代運動公園野球場に納入するなど、地方自治体におけるリプレース需要を受け、野球場のス コアボードが順調に推移いたしました。このほか、熊本競輪場・名古屋競輪場など公営競技場で も大型映像表示装置をご採用いただきました。 カラー電子ペーパー関連では、一層の性能強化に取り組み、世界最高水準のカラー画質と、当 社従来比3倍のカラーコントラスト、同2倍の画面書き換え速度を実現いたしました。電子書籍 や広告など、今後需要の拡大が見込まれる分野で、高い関心を呼んでおります。 工機分野では、金型関連で自動車業界の新規開発延伸と自動車部品製造の海外シフトの影響を 受け、厳しい環境となりましたが、切削加工関連で半導体業界の需要が回復し、堅調に推移いた しました。 競輪場向け大型映像表示装置 事業報告

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サービスビジネス サービスビジネスにつきましては、金融・流 通の各分野を取り巻く経済環境の低迷が長引く なかで、業務の効率化やTCO(Total Cost of Ownership)削減へのニーズは根強く、アウト ソーシングなどのサービスに対する関心は、引 き続き高い状況にあります。 このような状況のもと、お客様のニーズを的 確に捉えたきめ細かなサービスを提供するとと もに、国内店舗向けソリューションの集約によ る、開発から保守まで一貫した体制のもと、お 客様満足度の向上に努めました。その結果、店 舗向けATMサービスが伸長したことに加え、 事業統合の効果により流通サービスが拡大した ことから、連結受注高21,681百万円(前期比11.6%増)、連結売上高21,817百万円(同12.9%増)を計 上することができました。 金融サービスでは、コンビニエンスストアなどATMの設置を希望するお客様(設置店)に対し、 銀行に代わり無人出張所の開設を行い、その運用をトータルにサポートする店舗向けATMサー ビスの売上高が伸長いたしました。このサービスは、サービス開始当初からご提携いただいてい る金融機関に加え、大手都市銀行にもご提携いただいたことで、順調にご利用店舗数および設置 台数を増やしております。また、北海道、北陸地区などサービス未展開地域の地方銀行にも順次 ご提携いただき、設置エリアも拡大しております。今後、より多くの金融機関にご採用いただけ るよう事業を展開し、全国各地でサービスの拡大・充実に努めてまいります。また、ATMの稼 動状況の監視、利用者からのお問い合せ対応などの銀行業務を代行するATMアウトソーシング サービスも、多数の金融機関にご利用いただき、実績に寄与いたしました。 流通サービスでは、従来からPOSのヘルプデスクなどを展開しておりましたが、昨年度の事業 統合によってサービス範囲が拡大し、商品のライフサイクル全般にわたり、より柔軟にサービス を提供できる体制が整いました。その内容は、お客様の店舗システム導入をサポートする導入支 援サービスと運用をサポートする運用支援サービスからなります。当期におきましては、運用支 援サービスのうち、経験豊富なスタッフが店舗からのお問い合せに対応しリモートメンテナンス も行うヘルプデスクサービス、および店舗システムが円滑に稼動するよう迅速かつきめ細かなサ ポートを行う保守サービスが堅調に推移いたしました。引き続き、お客様のシステムを大切に守 り、満足度の向上に努めてまいります。 POSヘルプデスク 事業報告 6 7

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研究開発の状況 金融ビジネスでは、自動機関連で、企業内への設置に適した小型のキャッシュディスペンサー を開発いたしました。また、コンビニエンスストアや駅構内などに設置される店舗向けATM サービス用専用機の改良に取り組んでおります。ATMユニット関連では、世界各国紙幣に対応 可能な大容量の紙幣出金ユニット(BDU)G510を、現行機であるF510の後継として開発いたし ました。先端技術関連では、手のひら静脈認証装置 PalmSecureのバリエーションとして、指や 手の甲を含む静脈認証装置のなかで世界最小・最薄のセンサーを、富士通株式会社および株式会 社富士通研究所と共同で開発し、富士通製ノートパソコンに搭載いたします。 流 通 ビ ジ ネ ス で は、POSシ ス テ ム 関 連 で、 省 ス ペ ー ス 一 体 型 の 高 性 能POSタ ー ミ ナ ル

TeamPoS1100を商品化いたしました。また、量販店向けPOSシステムTeamStore/M、専門店

向けTeamStore/Sに続いて、百貨店向けにTeamStore/Dを開発いたしました。モバイル端末関 連では、接客から決済まで幅広く対応可能なモバイルPOS端末 B-PAD V2を開発いたしました。 この商品は、百貨店や専門店に相応しいスタイリッシュなデザインを採用するとともに、従来機 であるB-STOREPOWER/Mの後継として、操作性を大幅に向上させております。RFID関連で は、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所による、マルチ周波数・マルチプロトコル対応の 1チップRFIDリーダライタLSIを採用したリーダライタモジュールを、同研究所と共同で開発い たしました。 産業・公共ビジネスでは、篠田プラズマ株式会社が持つプラズマチューブアレイの技術を採用 した、自発光式としては世界初の曲面ビジョンを、同社と共同開発いたしました。これにより、 従来の平面型ディスプレイではなしえなかった、建物の円柱など曲面へのデジタルサイネージ (電子看板)設置が可能となり、反響を呼んでおります。また、市場競争力の強化に向け、カラー 電子ペーパーの性能向上に鋭意取り組んでおります。 サービスビジネスでは、中小量販店市場向けに、店舗トータルソリューションとしてPOSシス テムのハード・ソフト・サービス・保守を一体化したビジネスモデルの商品化に取り組んでおり ます。 設備投資の状況 当社グループは、当連結会計年度に総額3,274百万円の設備投資を実施いたしました。 主なものといたしまして、店舗向けATMサービス用の設備およびシステムの増強を行いました。 また、新開発商品の量産に向けた金型設備を取得いたしました。 資金調達の状況 該当事項はありません。 事業報告

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⑵対処すべき課題 今後の経済環境は、国内におきましては、円高や設備投資・雇用の抑制などの不安要素に加 え、東日本大震災の影響による電力不足や部材不足から経済活動の停滞が懸念され、不安定な状 態で推移するものと思われます。海外におきましても、中国などアジア圏を中心に緩やかながら 好転が見込まれるものの、依然として予断を許さない状態が継続するものと予測されます。 このような状況のもと、当社グループは社会インフラを支える企業として、ハードおよびシス テムの開発・製造・販売から運用・保守などのサービスをワンストップで提供するソリューショ ンビジネスを展開し、社会に貢献できる事業活動を全力で推進してまいります。 重点施策といたしまして、「サービスビジネスの拡大」、「グローバルマーケットにおける事業 拡大」、「国内店舗ビジネスの強化」に取り組んでまいります。 具体的には、サービスビジネスにつきましては、店舗向けATMサービス、金融機関向けATM サービス、流通ヘルプデスクサービスを拡大するとともに、ハード・ソフト・サービス・保守を 一体化したクラウド型のPOSシステムトータルソリューション(POS-SaaS)を確立・推進して まいります。これにより、お客様がより安心してATMやPOSシステムをご利用いただける環境 を築いてまいります。 グローバルマーケット拡大の取り組みにつきましては、中国、インドなどアジア新興市場およ び欧米の金融・流通市場を中心に、BDU・BRUなどメカコンポーネント(ATMユニット)の OEMビジネスを強化いたします。特に米国におきましては、子会社Fujitsu Frontech North America, Inc. によるビジネスの拡大に取り組み、POSシステムやセルフチェックアウトシステ ムを拡販するとともに、メカコンポーネントのOEMビジネスでも、同社のパワーを最大限に活 かしてまいります。さらに、手のひら静脈認証装置、RFID、電子ペーパーなど最先端技術にお けるビジネスにつきましても、販売力を強化し、グローバルに展開してまいります。 国内店舗ビジネスの強化につきましては、昨年度に構築した製販一体の体制のもと、現場営業 力をより一層高めるとともに、商品競争力を向上させ、マーケットの裾野の広がりが大きい中小 規模市場など当社グループが未参入の領域にも積極的に参入してまいります。営業・開発・製 造・サービスなどグループ内の各現場が、今後、より一層お客様の声をリアルタイムに共有し、 一丸となって取り組むことで、お客様のニーズを的確に捉えた商品の開発とソリューションの提 案につなげ、事業の拡大を図ってまいります。 当社グループは、社会の最も重要なシーンで活用されている商品や、最前線のニーズをいち早 く取り入れた商品を提供し続けることにより、お客様の最前線・技術の最先端という、まさに人 とITをつなげるフロントテクノロジーの分野で世界をリードするポジションにおります。加えて、 クラウドコンピューティングの流れのなかで、ATM・POSなど各種端末機器において永年の技術 に裏打ちされた総合サービスプロバイダーとしての強みを持っております。当社グループを取り巻 く事業環境は厳しい状態が続いておりますが、諸施策を実現することによって、一段と強固な体 質を構築し、より一層社会の発展に貢献するとともに、企業価値の向上に努めてまいる所存であります。 (注) 昨年6月にハード・ソフトを一体化した本部組織体制に再編成したことに伴い、従来単一セグメントとして部門別(金融システム、流 通システム、産業・公共システム、ソフト・サービス)にご説明しておりました事業の概況につきまして、当連結会計年度より「金融 ビジネス」、「流通ビジネス」、「産業・公共ビジネス」、「サービスビジネス」の4つのセグメントに区分しております。また、過年度分 につきましても、当連結会計年度と比較可能となるよう組み替え表示を行っております。 事業報告 8 9

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⑶財産および損益の状況の推移 ①企業集団の財産および損益の状況の推移 区   分 平成19年度(第93期) 平成20年度(第94期) 平成21年度(第95期) 平成22年度(当 期) 受 注 高 101,816 87,580 96,713 104,603 売 上 高 106,717 91,760 95,110 104,616 経 常 利 益 3,518 3,080 1,992 2,294 当 期 純 利 益 2,245 1,179 771 1,282 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 93.57円 49.15円 32.15円 53.54円 総 資 産 57,759 54,594 65,057 64,103 純 資 産 31,619 32,243 32,699 33,531 (注)1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式総数(自己株式控除後)に基づき算出しております。 95,110 1,992 771 ●売上高 (単位:百万円) 0 40,000 80,000 120,000 106,717 平成19年度 91,760 平成20年度 平成21年度 ●経常利益 (単位:百万円) 0 3,000 2,000 1,000 4,000 5,000 3,518 平成19年度 3,080 平成20年度 平成21年度 ●当期純利益 (単位:百万円) 0 1,000 2,000 3,000 2,245 平成19年度 1,179 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成22年度 平成22年度 104,616 2,294 1,282 (単位:百万円) 事業報告

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②当社の財産および損益の状況の推移 区   分 平成19年度(第93期) 平成20年度(第94期) 平成21年度(第95期) 平成22年度(当 期) 受 注 高 94,047 85,432 78,807 84,777 売 上 高 98,856 89,252 75,786 85,590 経 常 利 益 2,324 3,305 1,149 1,714 当 期 純 利 益 1,520 1,612 723 1,100 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 63.38円 67.21円 30.17円 45.94円 総 資 産 57,283 56,452 60,537 62,007 純 資 産 31,414 32,771 33,077 33,758 (注)1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式総数(自己株式控除後)に基づき算出しております。 ●売上高 (単位:百万円) 0 40,000 80,000 120,000 98,856 平成19年度 89,252 平成20年度 平成21年度 ●経常利益 (単位:百万円) 0 3,000 2,000 1,000 4,000 5,000 2,324 平成19年度 3,305 平成20年度 平成21年度 ●当期純利益 (単位:百万円) 0 1,000 2,000 3,000 1,520 平成19年度 1,612 平成20年度 平成21年度 75,786 1,149 723 85,590 1,714 1,100 平成22年度 平成22年度 平成22年度 (単位:百万円) 事業報告 10 11

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⑷重要な親会社および子会社の状況 ①親会社との関係 会 社 名 資本金 議決権比率 事 業 内 容 富 士 通 株 式 会 社 百万円 % ソフトウェア・サービス、情報処理および 通信分野の製品の開発、製造、販売および サービスの提供 324,625 うち間接保有分54.0 0.5  (注) 当社は、開発・製造する金融システム、流通システム、公営競技関連機器・表示装置およびサービスなどの一部を親会社経由でお客様 に販売しております。また、親会社からパソコン・サーバなどを仕入れ、サービスの提供を受けております。 ②重要な子会社の状況 会 社 名 資本金 議決権比率 事 業 内 容 FUJITSU DIE-TECH CORPORATION OF THE PHILIPPINES 百万ペソ % CD・ATMユニット、各種金型および 関連加工部品の製造・販売 245 100.0 FKM Co., Ltd. 百万ウォン4,300 100.0 金融端末機器(CD・ATM)の開発・製造・販売および保守 富士通先端科技(上海) 有限公司 百万円 CD・ATMユニットおよび表示装置の 販売・保守 200 100.0

Fujitsu Frontech North America, Inc. 百万米ドル POS端末、セルフチェックアウトシ ステムの開発・製造 17.1 100.0 株式会社ライフクリエイト 20百万円 100.0 食堂経営、施設の管理および労働者派遣事業 株式会社富士通フロンテック システムズ 百万円 ソリューション、サービス関連ソフト ウェアの開発 200 100.0 トータリゼータエンジニア リング株式会社 百万円 トータリゼータシステムの保守、公営競 技支援サービス、労働者派遣および請負 400 100.0

⑸主要な事業内容(平成23年3月31日現在) 当企業集団は金融システム、流通システム、公営競技関連機器・表示装置の開発・製造・販売 およびソリューションならびにサービスの提供を主な事業としており、セグメント別の主要な商 品・サービスは以下のとおりであります。 セ グ メ ン ト 内        容 売上高構成比(連結) 金 融 ビ ジ ネ ス ATM、営業店システム、ATMユニット、ATMソリューション、金融ソリューション、ミドルウェア、手のひ ら静脈認証装置 35.8 % 流 通 ビ ジ ネ ス POS、セルフチェックアウトシステム(SCO)、ハンディターミナル、流通ソリューション、RFID 22.4 産 業 ・ 公 共 ビ ジ ネ ス 公営競技関連機器、表示装置、カラー電子ペーパー、金型、切削加工、産業・公共・基盤ソリューション 20.9 サ ー ビ ス ビ ジ ネ ス 金融アウトソーシングサービス、店舗向けATMサービス、ヘルプデスクサービス、流通保守サービス、 リペアサービス 20.9 事業報告

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⑹企業集団の主要な事業所(平成23年3月31日現在) ①当 社 本 店 東京都稲城市矢野口1776番地 工 場 東京工場(東京都稲城市)、新潟工場(新潟県燕市) 営 業 拠 点 営業本部(東京都稲城市)、汐留事務所(東京都港区)、大森事務所(東京都品川区)、東北支店(宮城県仙台市)、中部支店(愛知県名古屋市)、関西支店(大 阪府大阪市)、九州支店(福岡県福岡市) 事 業 拠 点 ソ リ ュ ー シ ョ ン サ   ー   ビ   ス 大宮ソリューションセンター(埼玉県さいたま市) 熊谷サービスソリューションセンター(埼玉県熊谷市) 大阪ソリューションセンター(大阪府大阪市) ②子会社

FUJITSU DIE-TECH CORPORATION OF THE PHILIPPINES フィリピン共和国(ラグナ州)

FKM Co., Ltd. 大韓民国(ソウル特別市)

富士通先端科技(上海)有限公司 中華人民共和国(上海市)

Fujitsu Frontech North America, Inc. アメリカ合衆国(カリフォルニア州)

株式会社ライフクリエイト 東京都稲城市 株式会社富士通フロンテックシステムズ 群馬県前橋市 トータリゼータエンジニアリング株式会社 東京都品川区 ⑺従業員の状況(平成23年3月31日現在) ①企業集団の従業員の状況 従業員数 前連結会計年度末比増減 3,639 名 94 名増 (注) 従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であります。 ②当社の従業員の状況 従業員数 前事業年度末比増減 平均年令 平均勤続年数 1,854 名 12 名増 43.1 才 20.1 年 (注) 従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であります。 ⑻企業集団の主要な借入先の状況(平成23年3月31日現在) 借入先 借入残高 富士通キャピタル株式会社 2,000百万円

Fujitsu Management Services of America, Inc. 1,413百万円

事業報告

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⑼その他企業集団の現況に関する重要な事項 該当事項はありません。

2. 会社の状況に関する事項

⑴株式の状況に関する事項(平成23年3月31日現在) ①発行可能株式総数 43,600,000株 ②発行済株式の総数 24,015,162株 ③株主数 4,766名 ④大株主(上位10名) 株         主         名 当社への出資状況 持株数 出資比率 千株 % 富 士 通 株 式 会 社 12,775 53.4 チ ェ ー ス マ ン ハ ッ タ ン バ ン ク ジ ー テ ィ ー エ ス ク ラ イ ア ン ツ ア カ ウ ン ト エ ス ク ロ ウ 820 3.4 H S B C B A N K P L C - M A R A T H O N V E R T E X J A P A N F U N D L I M I T E D 498 2.1 ゴ ー ル ド マ ン サ ッ ク ス イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル 488 2.0 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505019 473 2.0 CBNY DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO 392 1.6 ド イ チ ェ バ ン ク ア ー ゲ ー ロ ン ド ン ピ ー ビ ー ノ ン ト リ テ ィ ー ク ラ イ ア ン ツ 6 1 3 323 1.4 富 士 通 フ ロ ン テ ッ ク 従 業 員 持 株 会 316 1.3 株 式 会 社 み ず ほ 銀 行 279 1.2 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 222 0.9 (注) 出資比率は、自己株式(108,672株)を控除して計算しております。 ⑤所有者別出資比率の状況 平成23年3月31日現在 平成22年3月31日現在 金融機関・証券会社 20 その他の法人 40 0 外国法人等 60 80 100(%) 個人・その他 5.7% 54.4% 20.5% 19.4% 5.3% 54.6% 19.3% 20.8% ⑥その他株式に関する重要な事項  新株予約権の行使に備えるため、平成22年10月26日の取締役会決議に基づき、83,200株の自 己株式を総額51百万円で取得いたしました。 事業報告

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⑵新株予約権等に関する事項 ①当社役員が保有している職務執行の対価として交付された新株予約権の状況 (平成23年3月31日現在) 発行決議日 平成20年7月23日 平成21年7月28日 平成22年7月28日 新株予約権の数 141個 141個 191個 新株予約権の目的となる 株式の種類と数 普通株式14,100株 普通株式14,100株 普通株式19,100株 新株予約権の払込金額 1個当たり92,400円 1個当たり87,600円 1個当たり58,800円 新株予約権の行使に際して 出資される財産の価額 1株当たり1円 1株当たり1円 1株当たり1円 権利行使期間 平成20年8月12日から平成50年8月11日まで 平成21年8月14日から平成51年8月13日まで 平成22年8月14日から平成52年8月13日まで 行使の条件 (別記) (別記) (別記) 役 員 の 保 有 状 況 取締役 (社外取締役を除く) 新株予約権の数:141個 目的となる株式数:14,100株 保有者数:4人 新株予約権の数:141個 目的となる株式数:14,100株 保有者数:4人 新株予約権の数:191個 目的となる株式数:19,100株 保有者数:5人 社外取締役 ー ー ー 監査役 ー ー ー (別記) 1. 新株予約権者は、当社の取締役および経営執行役のいずれの地位をも喪失した日の翌日以降10日間に限り、新株予約権を行使す ることができる。 2. 新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使することができるものとする。かかる相続人による新株予約権の行使の条 件は、下記3.の契約に定めるところによる。 3. その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約」に定めるところによる。 ②当事業年度中に職務執行の対価として経営執行役に対し交付された新株予約権の状況 発行決議日 平成22年7月28日 新株予約権の数 195個 新株予約権の目的となる株式の種類と数 普通株式19,500株 新株予約権の払込金額 1個当たり58,800円 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額 1株当たり1円 権利行使期間 平成22年8月14日から平成52年8月13日まで 行使の条件 (別記) 当社経営執行役(取締役兼務経営執行役を除く) への交付状況 新株予約権の数:195個 目的となる株式数:19,500株 保有者数:12人 (別記) 1. 新株予約権者は、当社の取締役および経営執行役のいずれの地位をも喪失した日の翌日以降10日間に限り、新株予約権を行使す ることができる。 2. 新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使することができるものとする。かかる相続人による新株予約権の行使の条 件は、下記3.の契約に定めるところによる。 3. その他の条件については、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約」に定めるところによる。 事業報告 14 15

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③その他新株予約権等の状況  該当事項はありません。 ⑶会社役員に関する事項 ①取締役および監査役の状況(平成23年3月31日現在) 会社における地位 氏   名 担当および重要な兼職の状況 代 表 取 締 役 社 長 海 老 原   光   博 取 締 役 利 根 廣 貞 金融システム事業本部担当(兼)品質保証本部長 (兼)公共システム事業本部担当 (兼)環境管理センター担当 株式会社高見沢サイバネティックス社外取締役 取 締 役 菊 地 謙 一 事業推進本部担当(兼)サービス事業本部担当 取 締 役 尾 山 修 司 金融ソリューション事業本部担当(兼)流通事業本部担当 取 締 役 山 下 修 司 財務経理本部長(兼)業務改革推進室担当(兼)監査部担当 取 締 役 下 島 文 明 (兼)流通ソリューションビジネスグループ長富士通株式会社執行役員常務 株式会社富士通ゼネラル社外取締役 常 勤 監 査 役 佐 藤   恭 監 査 役 浦 野 哲 夫 富士通株式会社顧問 監 査 役 守 屋 俊 晴 公認会計士・税理士 学校法人法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科アカウンティング専攻教授 ニフティ株式会社社外監査役 帝人株式会社社外監査役 (注) 1. 取締役 下島 文明氏は、社外取締役であります。 2. 監査役 浦野 哲夫氏は、社外監査役であります。 3. 監査役 守屋 俊晴氏は、社外監査役であり、当社は株式会社東京証券取引所に対して同氏を独立役員とする独立役員届出書を提 出しております。 4. 常勤監査役 佐藤 恭氏は、長年にわたる経理部門および監査役の経験を有しており、財務および会計に関する相当の知見を有す るものであります。 監査役 守屋 俊晴氏は、公認会計士および税理士の資格を有しているほか、専門職大学院である会計大学院で会計・監査・職業 倫理に関する講座を担当しており、職業専門家として財務および会計に関する相当の知見を有するものであります。 5. 取締役 下島 文明氏が執行役員常務を、監査役 浦野 哲夫氏が顧問をつとめる富士通株式会社は、当社の親会社であります。 6. 取締役 下島 文明氏の兼職先である株式会社富士通ゼネラルは当社の親会社の持分法適用関連会社であります。 7. 監査役 守屋 俊晴氏の兼職先であるニフティ株式会社は当社の親会社の子会社であります。また、同氏の兼職先である帝人株式 会社と当社との間には特別な関係はありません。 〔当事業年度中の取締役の異動〕  平成22年6月22日開催の第95回定時株主総会において、山下 修司氏が取締役に選任さ れ、就任いたしました。 事業報告

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②経営執行役の状況(平成23年3月31日現在)  当社は、経営と執行を分離するため、経営執行役制度を導入しており、その体制は以下のと おりであります。 会社における地位 氏   名 担      当 経 営 執 行 役 社 長 海 老 原   光   博 経 営 執 行 役 専 務 利 根 廣 貞 (兼)公共システム事業本部担当金融システム事業本部担当(兼)品質保証本部長 (兼)環境管理センター担当 経 営 執 行 役 専 務 菊 地 謙 一 事業推進本部担当(兼)サービス事業本部担当 経 営 執 行 役 専 務 尾 山 修 司 金融ソリューション事業本部担当(兼)流通事業本部担当 経 営 執 行 役 常 務 山 下 修 司 財務経理本部長(兼)業務改革推進室担当(兼)監査部担当 経 営 執 行 役 常 務 山 村 吉 美 システム製造本部長(兼)新潟工場長 経 営 執 行 役 常 務 溝 田 吉 記 営業本部長 経 営 執 行 役 常 務 鈴 木 俊 也 コーポレートセンター長(兼)輸出管理室長 経 営 執 行 役 土 田 宣 和 FUJITSU DIE-TECH CORPORATION OF THE PHILIPPINES 社長

経 営 執 行 役 齋 藤   清 サービス事業本部長 経 営 執 行 役 松 森 邦 彦 流通事業本部長 経 営 執 行 役 吉 川 範 昭 公共システム事業本部長(兼)営業本部副本部長 経 営 執 行 役 寺 本 雅 男 グローバルビジネス本部長 経 営 執 行 役 福 永 博 俊 金融ソリューション事業本部長(兼)公共システム事業本部副本部長 経 営 執 行 役 加 島 昭 彦 事業推進本部長 経 営 執 行 役 大 橋 喜 法 公共システム事業本部副本部長(兼)表示システム事業部長 経 営 執 行 役 今 村   洋 金融システム事業本部長 (注)平成23年6月24日付で経営執行役の体制を以下のとおりとする予定であります。 経営執行役社長 利 根  廣 貞   経営執行役 土 田  宣 和 経営執行役専務 溝 田  吉 記   経営執行役 吉 川  範 昭 経営執行役専務 鈴 木  俊 也   経営執行役 福 永  博 俊 経営執行役常務 山 村  吉 美   経営執行役 加 島  昭 彦 経営執行役常務 齋 藤    清   経営執行役 大 橋  喜 法 経営執行役常務 松 森  邦 彦   経営執行役 今 村    洋 経営執行役常務 寺 本  雅 男   経営執行役 矢 崎  俊 行 経営執行役常務 五十嵐  勇 人   経営執行役 増 田  義 彦        経営執行役 吉 田  直 樹 事業報告 16 17

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③取締役および監査役の報酬等の総額 区  分 支 給 人 員 支 給 額 取 締 役 6名 155百万円 監 査 役 3名 28百万円 合 計 9名 184百万円 (注) 1. 取締役の報酬限度額は、平成20年6月25日開催の第93回定時株主総会において年額150百万円以内、また同定時株主総会において ストックオプションとして割り当てる新株予約権に関する報酬額として年額30百万円以内と決議いただいております。 2. 監査役の報酬限度額は、平成20年6月25日開催の第93回定時株主総会において年額40百万円以内と決議いただいております。 3. 上記の報酬等の総額には、取締役(社外取締役を除く)に対するストックオプションによる報酬額11百万円を含んでおります。 4. 上記の報酬等の総額には、平成23年6月24日開催の第96回定時株主総会において決議予定の役員賞与44百万円(取締役39百万円、 監査役5百万円)を含んでおります。 ④社外役員に関する事項  イ.重要な兼職先である他の法人等と当社との関係    「① 取締役および監査役の状況」に記載のとおりであります。  ロ.当事業年度における主な活動状況 区 分 氏 名 主 な 活 動 状 況 取 締 役 下 島 文 明 当事業年度開催の取締役会13回のうち11回に出席し、主に他社における豊富なビジネス経験の観点から発言を行っております。 監 査 役 浦 野 哲 夫 当事業年度開催の取締役会13回全てに出席し、また監査役会5回全てに出席し、主に海外を含む他社における豊富なビジネス経験の観点 から発言を行っております。 監 査 役 守 屋 俊 晴 当事業年度開催の取締役会13回のうち12回に出席し、また監査役会5回全てに出席し、主に公認会計士・税理士の経験および知見に基づ く、企業会計の専門的見地から発言を行っております。 (注) 当事業年度におきましては、取締役会は13回、監査役会は5回開催いたしました。また、取締役会については、上記の開催回数のほか、 取締役会決議があったものとみなす書面決議を1回行っております。  ハ.責任限定契約の内容の概要    当社と社外監査役 守屋 俊晴氏は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条 第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任 の限度額は、法令の定める最低責任限度額としております。  ニ.社外役員の報酬等の総額等 人数 報酬等の額 親会社または当該親会社の子会社からの役員報酬等 3名 8百万円 7百万円 事業報告

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⑷会計監査人に関する事項 ①名称 新日本有限責任監査法人 ②報酬等の額 1.当事業年度に係る会計監査人としての報酬等の額 54百万円 2. 当社および子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他の財産上の利益の 総額 55百万円 (注) 1. 当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監査報酬等の額を明確に区分 しておらず、実質的にも区分できませんので、当事業年度に係る報酬等の額にはこれらの合計額を記載しております。 2. 当社の子会社のうち在外子会社については、当社の監査法人以外の監査を受けております。 ③会計監査人の解任または不再任の決定の方針  当社は、会社法第340条に定める監査役会による会計監査人の解任のほか、会計監査人の職 務の執行に支障がある場合には、監査役会の同意または請求により、会計監査人の解任または 不再任を株主総会の会議の目的とすることといたします。

3. 会社の体制および方針に関する事項

⑴業務の適正を確保するための体制 当社は、会社法および会社法施行規則に基づき、当社グループの業務の適正を確保するための 体制の整備に関する基本方針(以下、「内部統制システムの整備に関する基本方針」という)を 以下のとおり定めております。 内部統制システムの整備に関する基本方針 1.業務運営の基本方針 当社グループは、次の「富士通フロンテック・ウェイ」を業務運営の基本方針として、広く社 会の発展に貢献する事業活動を行っております。 【富士通フロンテック・ミッション(企業理念)】 私たち富士通フロンテックグループは、お客様と社会の期待に応え、お客様と喜びを分か ち合うため、ヒューマン・インターフェースに関わる最先端の技術で、ハード・ソフト・ サービスによるトータルソリューションをグローバルに提供することを使命とします。 そして、ものづくりにこだわり、品質にこだわり、人づくりにこだわります。 富士通フロンテック・ウェイの体系図 富士通フロンテック・ ミッション (企業理念) 富士通フロンテック・ ポリシー (企業指針) 富士通フロンテック・ ルール (行動規範) 富士通フロンテック・ ガイドライン (行動指針) 事業報告 18 19

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【富士通フロンテック・ポリシー(企業指針)】 1.顧客志向の観点で判断・行動 2.社員が充実して働ける環境づくり 3.利益を確保して持続的発展につなげる 4.社会正義・公正ルールの遵守 【富士通フロンテック・ルール(行動規範)】 【富士通フロンテック・ガイドライン(行動指針)】 ①公正な商取引を行います 〔 お客様、お取引先へ公平な対応をし、よきパートナーシップの構築により、共存共栄を 図ります。〕 ②人権を尊重します 〔 一人ひとりの人権を尊重し、人種・性別・社会的身分などによる不当な差別や人権侵害 行為を行いません。また、一人ひとりを人間として尊重し、明るく働きやすい職場づく りに努めます。〕 ③法令を遵守します 〔 国内外の諸法令はもとより、社会規範、道徳などのルールを遵守します。〕 ④機密を保持します 〔 お客様情報、個人情報、自社機密情報を責任を持って管理し、絶対に社外に流出させな いようにします。〕 ⑤知的財産を保護します 〔 自らの特許権や著作権などの権利を創造し守るとともに、他者の知的財産を尊重し正当 な利用をします。〕 ⑥業務上の立場を私的に利用しません 〔 業務上の立場や情報を利用して、個人的便宜や利益を図ることを行いません。また、会 社の財産を業務遂行の目的以外に利用しません。〕 ①私たちは、お客様視点で行動します 〔 あなたは、お客様の立場で物事を考えていますか。 品質第一で判断・行動していますか。 お客様の要望に迅速に対応していますか。〕 ②私たちは、よき企業人・よき社会人として行動します 〔 あなたは、常識を持ち、マナーやルールを守っていますか。 爽やかな挨拶をしていますか。〕 ③私たちは、まじめで粘り強い努力を惜しみません 〔 あなたは、仕事に全力投球していますか。〕 ④私たちは、夢を持ち、チャレンジします 〔 あなたは、新しい技術やスキルを学んでいますか。 高い目標に向かって努力していますか。〕 ⑤私たちは、働く仲間を大事にします 〔 あなたは、チームワークを大事にしていますか。 全社的な観点で、自部門だけでなく組織間の連携に努めていますか。〕 ⑥私たちは、地球環境を守ります 〔 あなたは、地球環境のために何かよいことをしていますか。 もったいないことをしていませんか。〕 事業報告

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2.当社および当社グループの業務の適正を確保するための体制 ⑴取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 ① 当社は、変化の激しい経営環境に的確に対応するため、経営執行役制度のもと経営と執行を 分離し、経営戦略立案機能の強化と業務執行のスピードアップを図る。 ② 取締役および取締役会は、社長の戦略立案等の策定を補佐するほか、経営・事業方針および 重要な職務執行につき審議・決定するとともに、職務執行状況等経営の監督を行う。経営執 行役は、社長からの委託により担務事業での職務を執行する。 ③ 取締役会は、職務執行に係わる取締役、経営執行役(以下「経営者」という)およびその他 の職務執行組織の職務権限を明確化し、おのおのの職務分掌に従い、職務の執行を行わせる。 ④ 当社は、定例の取締役会を毎月1回開催し、重要事項を審議・決定するとともに、業績の進 捗状況についても報告し対策を行う。また、経営執行役で構成される経営執行役会議を毎月 2回開催し、職務執行に関する重要事項の決定や各部門から業務報告等を行う。このほか、 経営方針連絡会を通じ、経営方針等を全社共有する。 ⑤ 当社は、経営の監督機能を強化するため、社外取締役、社外監査役を任用する。 ⑥ 経営者は、「取締役会規則」、「経営執行役会議規則」、「稟議規程」等に基づく適切な意思決定 手続きのもと、職務執行を行う。 ⑦ 経営者は、業務の運営について将来の事業環境を踏まえ中期事業計画および各年度予算を立 案し、全社的な目標設定を行い、各部門においては、目標達成に向け具体策を立案・実行す る。 ⑧ 経営者は、企業改革に関連する法改正等を踏まえ、財務報告の信頼性確保、業務の有効性と 効率性の向上、および法令等の遵守のため、内部統制体制の整備と業務プロセス分析・改善 等を継続的に推進する。 ⑵経営者および社員の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 ① 経営者および社員は、社会および企業の一員としてとるべき行動基準を定めた「富士通フロ ンテック・ウェイ」を遵守・推進するとともに、意識の高揚と継続した啓蒙に取り組む。 ② 当社は、コンプライアンス全体を統括する「コンプライアンス推進委員会」を定期的に開催 する等、継続的な遵法活動を行う。 ③ 経営者は、事業活動に係る法規制等を踏まえ、それらの遵守のために必要な社内ルール、教 育、監視体制の整備を行い、グループ全体のコンプライアンスを推進する。 ④ 当社は、社員等の相談・通報窓口として、通常の業務ラインとは別に 「CSRライン」を置き、 日常の業務においてコンプライアンス違反行為が行われ、または行われようとしていること に気づいたときは相談できる。その情報については秘密保持を厳守するとともに、相談者に は不利益な取扱いを行わない。 ⑤ 取締役会は、職務の執行者から定期的に報告を受け、職務の執行においてコンプライアンス 違反がないことを確認する。 ⑶取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制 ① 当社は、株主総会議事録、取締役会議事録、経営執行役会議議事録、稟議書他、重要書類の 保存・管理については、法令および社内規定に基づき行う。(保存期間:10年間) ② 取締役および監査役は、職務の執行状況を確認するため、上記①の文書を常時閲覧すること ができるものとし、各文書の保管責任者は、取締役および監査役からの要請に応じて、いつ でも閲覧可能な体制を整備する。 事業報告 20 21

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⑷損失の危険の管理に関する規程その他の体制 ① 当社は、「リスク管理委員会」のもと、事業活動に関連する全社リスク情報の集約を行い、未 然防止対策を策定のうえ全社員に周知徹底し、リスクの極小化を図る。また、同時にリスク 発生時のエスカレーション体制を明確にし、発生リスクに対する迅速な対応を図るとともに、 再発防止に向けた活動を行う。 ② 経営者は、当社グループに損害を与えうるリスクを常に評価・検証し、重要なものについて は取締役会に報告する。 ③ 当社は、「安全衛生防災委員会」において災害に備えた活動を行うとともに、「防災管理基準」 および「災害時における初動対応マニュアル」を各社員に周知徹底し、有事の際の確実な初 動と安全の確保等、適切な対応を図る。 ④ 当社は、情報管理の重要性を認識し、情報管理関連規定に基づき、個人情報およびお客様の 情報をはじめとする各種情報について、管理体制を整備し適切に取扱う。 ⑸当社グループ会社における業務の適正を確保するための体制 ① 当社は、「富士通フロンテック・ウェイ」をはじめとする各種情報の適切な伝達と共有により、 当社および関係会社間の連携強化を図り、グループ一体となった経営を推進する。 ② 当社は、当社グループ会社それぞれの経営の自主性を尊重するとともに、グループ全体の経 営の効率的かつ適法、適正な業務遂行体制の整備に関する指導、支援を行う。 ③ 当社は、「関係会社運営規程」に基づき、グループ会社の運営を総括する責任者のほか、グ ループ会社ごとに担当する本部長を具体的にとり決めて責任体制を明確化し、上記①②を推 進する。 ④ 当社は、親会社を含めた企業グループとしての企業価値の持続的向上を図るとともに、親会 社との間においても社会通念に照らし公正妥当な取引を行う。 ⑹監査役の職務を補助すべき社員および当該社員の取締役からの独立性に関する事項 ① 当社は、監査役の職務を補助すべき組織として監査役室を設置し、室員となる社員は監査役 の職務に関する事項および付随する事項の調査・企画を行う。 ② 取締役は、監査役室員の独立性を確保するため、室員の任命・異動および報酬等人事に関す る事項については監査役と事前協議のうえ決定する。 ⑺経営者および社員が監査役に報告するための体制 ① 監査役は、取締役会その他重要な会議に出席するほか、経営者等から職務の執行状況の聴取、 重要な決裁書類の閲覧、および各事業部門における業務・財産の状況等の報告を受ける。 ② 経営者は、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、法令に従い直ち に監査役へ報告する。 ③経営者および社員は、定期的に監査役に対して職務執行状況を報告する。 ⑻監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 ① 監査役は、会計監査人から会計監査の内容について説明を受けるとともに、情報の交換を行 う等連携を図る。 ②内部監査部門は、定期的に監査役に監査結果を報告する。 事業報告

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⑵会社の支配に関する基本方針 企業価値を向上させることが、結果として買収防衛にもつながるという基本的な考え方のも と、企業価値の向上に注力しているところであり、現時点で特別な買収防衛策は導入しておりま せん。 今後とも、企業価値・株主様共同の利益を第一に考え、社会情勢などの変化に十分注意しなが ら、継続的に買収防衛策の必要性も含めた検討を進めてまいります。 ⑶剰余金の配当等の決定に関する方針 当社は、株主の皆様への安定的な配当に十分配慮するとともに、事業の拡大と収益力の向上の ために内部留保に努めることを基本方針としており、各事業年度の利益状況と将来の事業発展を 考慮し、配当金を決定しております。 当事業年度の期末配当金につきましては、平成23年5月26日開催の取締役会において、1株に つき8円とさせていただきました。この結果、平成22年12月1日に実施した1株につき8円の中 間配当を含め、当事業年度の年間配当金は、前期同様1株につき16円となります。 本報告書は、次により記載されております。 1.百万円単位の記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.千株単位の株式数は、千株未満を切り捨てて表示しております。 事業報告 22 23

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連結貸借対照表

(平成23年3月31日現在) 科     目 金  額 科     目 金  額 ( 資 産 の 部 ) 流 動 資 産 44,636 現 金 及 び 預 金 5,654 預 け 金 158 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 24,490 製 品 4,589 仕 掛 品 4,713 原 材 料 及 び 貯 蔵 品 2,708 繰 延 税 金 資 産 1,456 そ の 他 907 貸 倒 引 当 金 △ 42 固 定 資 産 19,467 有 形 固 定 資 産 11,005 建 物 及 び 構 築 物 2,819 機 械 装 置 及 び 運 搬 具 539 工 具、 器 具 及 び 備 品 5,156 土 地 2,014 建 設 仮 勘 定 475 無 形 固 定 資 産 6,642 の れ ん 3,400 ソ フ ト ウ ェ ア 3,189 そ の 他 52 投 資 そ の 他 の 資 産 1,819 投 資 有 価 証 券 160 繰 延 税 金 資 産 1,019 そ の 他 673 貸 倒 引 当 金 △ 33 ( 負 債 の 部 ) 流 動 負 債 27,502 支 払 手 形 及 び 買 掛 金 15,460 短 期 借 入 金 3,413 リ ー ス 債 務 928 未 払 金 3,479 未 払 費 用 2,663 未 払 法 人 税 等 787 役 員 賞 与 引 当 金 52 災 害 損 失 引 当 金 27 そ の 他 689 固 定 負 債 3,069 長 期 未 払 金 10 リ ー ス 債 務 1,658 退 職 給 付 引 当 金 1,227 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 36 資 産 除 去 債 務 136 負 債 合 計 30,571 ( 純 資 産 の 部 ) 株 主 資 本 34,303 資 本 金 8,457 資 本 剰 余 金 8,223 利 益 剰 余 金 17,694 自 己 株 式 △ 71 その他の包括利益累計額 △ 979 その他有価証券評価差額金 △ 45 為 替 換 算 調 整 勘 定 △ 934 新 株 予 約 権 76 少 数 株 主 持 分 131 純 資 産 合 計 33,531 資 産 合 計 64,103 負 債 純 資 産 合 計 64,103 (単位:百万円) 連結計算書類

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連結損益計算書

(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日) 科     目 金     額 売 上 高 104,616 売 上 原 価 83,492 売 上 総 利 益 21,124 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 18,379 営 業 利 益 2,744 営 業 外 収 益 受 取 利 息 及 び 配 当 金 56 雑 収 入 87 143 営 業 外 費 用 支 払 利 息 105 為 替 差 損 338 固 定 資 産 廃 却 損 31 出 向 者 人 件 費 負 担 額 60 雑 支 出 57 594 経 常 利 益 2,294 特 別 利 益 段 階 取 得 に 係 る 差 益 29 負 の の れ ん 発 生 益 79 109 特 別 損 失 災 害 に よ る 損 失 86 韓 国 競 争 法 関 連 損 失 109 事 業 構 造 改 善 費 用 26 資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額 62 285 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 2,118 法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税 1,058 法 人 税 等 還 付 税 額 △ 122 法 人 税 等 調 整 額 △ 99 835 少 数 株 主 損 益 調 整 前 当 期 純 利 益 1,282 少 数 株 主 利 益 0 当 期 純 利 益 1,282 (単位:百万円)

連結株主資本等変動計算書

(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日) 株主資本 その他の包括利益累計額 新株 予約権 少数株主持分 純資産合計 資本金 資本剰余金 剰余金 自己株式利益 株主資本合計 有価証券その他 評価差額金 為替換算 調整勘定 その他の 包括利益 累計額合計 平成22年3月31日残高 8,457 8,223 16,796 △ 19 33,457 △ 39 △ 773 △ 813 53 1 32,699 連結会計年度中の変動額 剰 余 金 の 配 当 △ 383 △ 383 △ 383 当 期 純 利 益 1,282 1,282 1,282 自 己 株 式 の 取 得 △ 52 △ 52 △ 52 連 結 範 囲 の 変 動 130 130 株主資本以外の項目の当連結 会計年度中の変動額(純額) △ 6 △ 160 △ 166 22 △ 0 △ 143 連結会計年度中の変動額合計 ─ ─ 898 △ 52 846 △ 6 △ 160 △ 166 22 130 832 平成23年3月31日残高 8,457 8,223 17,694 △ 71 34,303 △ 45 △ 934 △ 979 76 131 33,531 (単位:百万円) 連結計算書類 24 25

(27)

連結注記表 1.連結計算書類作成のための基本となる重要な事項 ⑴ 会社計算規則(平成18年2月7日法務省令第13号、最終改正 平成23年3月31日法務省令第6号)に基づいて計算書類を作成しております。 ⑵ 連結の範囲に関する事項  ①連結子会社の状況   ・連結子会社の数 11社

  ・連結子会社の名称 FUJITSU DIE ‐ TECH CORPORATION OF THE PHILIPPINES KIDEN DEVELOPMENT CORPORATION OF THE PHILIPPINES FKM Co., Ltd.

富士通先端科技(上海)有限公司 Fujitsu Frontech North America, Inc. Fujitsu Frontech Canada Inc. 株式会社ライフクリエイト 株式会社富士通フロンテックシステムズ トータリゼータエンジニアリング株式会社 株式会社テルシイ 東海エンジニア株式会社    平成23年2月17日にトータリゼータエンジニアリング株式会社が株式追加取得したことに伴い東海エンジニア株式会社を連結の範囲に含めております。  ②非連結子会社の状況 非連結子会社はありません。 ⑶ 持分法の適用に関する事項  持分法を適用しない関連会社の名称等   ・関連会社の名称 アンテリーム株式会社   ・持分法を適用しない理由 持分法を適用しない関連会社は、当期純利益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分 に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結計算書類に及ぼす影響が軽微で あり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外しております。 ⑷ 連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社のうち、富士通先端科技(上海)有限公司の決算日は、12月31日であります。 連結計算書類の作成に当たって、この会社については、連結決算日現在で実施した仮決算 に基づく計算書類を使用しております。 ⑸資産の評価基準および評価方法  ①有価証券の評価基準および評価方法   ・満期保有目的債券 償却原価法(定額法)   ・その他有価証券     時価のあるもの 当連結会計年度末の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理 し、売却原価は移動平均法により算定しております。)     時価のないもの 移動平均法による原価法  ②デリバティブの評価基準および評価方法   ・デリバティブ 時価法  ③たな卸資産の評価基準および評価方法   ・製品・仕掛品 個別法および総平均法による原価法   ・原材料・貯蔵品 先入先出法による原価法    (貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しております。) ⑹固定資産の減価償却の方法  ①有形固定資産(リース資産を除く) 定額法  ②無形固定資産(リース資産を除く)   ・市場販売目的のソフトウェア 見込販売数量に基づく償却額と残存有効期間(3年)に基づく均等配分額とを比較し、い ずれか大きい額を計上しております。   ・自社利用のソフトウェア 定額法(5年)   ・その他無形固定資産 定額法  ③リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 ⑺引当金の計上基準  ①貸倒引当金 売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸 倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上し ております。 なお、在外連結子会社については、その回収可能性を勘案した所要見積額を計上しており ます。  ②役員賞与引当金 役員に対して支給する賞与の支出に備えるため、支給見込額の当連結会計年度負担額を計 上しております。  ③退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務および年金資産 の見込額に基づき、当連結会計年度末において発生していると認められる額を計上してお ります。 数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間による 定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしてお ります。 なお、前払年金費用45百万円は、「投資その他の資産」の「その他」に含めて表示してお ります。  ④役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支出に備えるため、役員退職慰労金規程に基づく当連結会計年度末要 支給額を計上しております。  ⑤災害損失引当金 東日本大震災により被災した資産の復旧等の支出に備えるため、当連結会計年度末時点で の見積額を計上しております。 ⑻収益および費用の計上基準  ソフトウェア開発契約の収益認識基準 ソフトウェアの開発契約の収益認識については、開発作業の進捗に応じて収益を計上する 進行基準を採用しております。 連結計算書類

参照

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