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第 3 回 阪 大 本 番 レ ベ ル 模 試 ( 文 ) 国 語 採 点 基 準

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(1)

1

2 0 2 2 年 度

第 3 回 阪 大 本 番 レ ベ ル 模 試 ( 文

) 国 語 採 点 基 準

1 文( 文 章) で 解答 す る設 問 の答 案 につ い ては

、次 の A項 の 加点 要素 の 合計 か ら次 の B項

・C 項 の減 点 要素 の合 計 を引 いた 得点 を その 設 問 の得 点と しま す

。た だ し 最低 点は 0点 と しマ イ ナ スの 得点 はつ け ませ ん

。 A a 以下 の採 点 基準 では

、 模範 解答 をい くつ か の要 素に 分割 し加 点 要素 とし ます

。答 案 中に その 加点 要 素に 相 当 する 部分 が あれ ば、 その 加点 要素 に 配点 され た得 点を 与え ま す。 b ある 加点 要 素は

、そ の 加点 要素 に配 点さ れ た得 点か 0点 で採 点 する こと を原 則と し ます

。た とえ ば 5点 配 点 され た加 点 要素 であ れば 5点 か 0点 で採 点す るこ と を原 則と しま す。 た だし

、そ の加 点 要素 中の 部分 点を 認 める 場合 も あり ます

。そ の場 合そ れ ぞれ の採 点基 準の 中に 明 記さ れて いま す。 c ある 要素 に 加点 する か 否か が、 他の 要素 と 無関 係に 決ま る場 合 と、 他の 要素 との 関 係で 決ま る場 合 があ り ま す。 前者 の 場合 は、 その 要素 を 単独 採点

(独 立採 点

)す ると 言い その 旨 必ず 明記 され て いま す。 後者 の場 合 は、 他の 要 素と の関 係に つい て以 下 の採 点基 準で 具体 的に 指 示さ れて いま す。 d 解答 通 りと い う条 件 があ る場 合は いか な る部 分点 も認 めま せん

。 B a 答案 中に 大 きな 誤読 と 判定 され る内 容( 語 句) など があ る場 合 は、 その 内容

(語 句

)を 減点 要素 と して 示 さ れて いる 場 合も あり ます

。 b 加点 要素 で も減 点要 素で もな い部 分 もあ りえ ます

。そ の部 分 は加 点も 減点 もし ませ ん

。 C 次 に該 当す るも の は、 答 案 の形 式上 の不 備 とし て

、 一箇 所に つき 1 点の 減 点 要素 とし ます

。 a 誤字

。漢 字 など の文 字の 明ら かな 誤 りは 誤字 とし ます

。 b 脱字

。 c 文末 の句 点 の脱 落。

※字 数指 定の な い場 合、 句点 の脱 落は 誤 字と し1 点の 減点 とし ま す。 d その 他不 適 切と 判断 せざ るを えな い 箇所

。 e 不適 切な 文 末処 理。 設 問の 問い 方に 対応 し てい ない 形で 答案 の 文末 を結 んで いな い 場合 は、 適切 な 文末 処 理 が行 われ て いな いと 見て 形式 上 の不 備に よる 減点 要 素と しま す。 たと え ば「

…と はど う いう こと か?

」と い う問 いに 体 言で 結ん でい ない も のな どは 適切 な文 末 処理 が行 われ てい な いと 見て 形式 上 の不 備と しま す。 ま た、 理由 が 問わ れて いる のに

、「 か ら」

「 ので

」な ど で結 んで いな いも の など も適 切な 文 末処 理が 行わ れて い ない と見 て 形式 上の 不備 と見 ます

※た だし

、「 こ とで あ る」 など の表 現も

「こ と

」な どで 結ん で いる もの と同 様適 切な 文 末処 理が 行わ れて い ると 見 ます

。ま た

、「 から で ある

。」 な どの 表現 も「 から

」 など で結 んで いる も のと 同様 適切 な 文末 処理 が行 われ て いる と見 ま す。

ま た文 末の 表現 を 問わ ない 場合 もあ りま す が、 その 場合 はそ の都 度 明記 され てい ます

。 2 日本 語の 表現 と して 不 適 切な もの は程 度 に応 じ て 減点 しま す。 3 次の 各項 に該 当 する も の は、 部分 点の 要 素が あ っ ても

、そ の設 問 の得 点 を 0点 とし ます

。 a 答 案が 解答 欄 の欄 外 に はみ 出し てい る もの

。 b 一 行の 解答 欄 に二 行 以 上書 いた 場合 も その 設 問 の得 点を 0点 と しま す

。 c 字 数指 定の あ る設 問 で

、字 数を オー バ ーし たも の。 d 答 案の 文章 が 最後 ま で 完結 して いな い もの

。 4 古文 ある い は漢 文 の訳 を記 述 する 設 問の 場合 も 以上 に準 じ ます が

、文 末 の句 点 や文 末 の処 理 ある い は答 案 の完 結 にこ だわ らな く とも よ い 場合 はそ の都 度 明記 さ れ てい ます

(2)

1

20 22 年度

第 3回 10 月 阪大 本番 レベ ル模 試 文学 部 採点 基準

現 代 文 ( 評 論

) 採 点 基 準

( 合 計

40

点 )

一 9 点

(模 範解 答例

A①

A②

○ 現 代は ユー チュ ーブ や スト リー ミン グ

・サ ービ スな ど のあ らゆ る方 法で

、 古 い音 楽や A

③○

A④

○ 映画 の よう な過 去の 文化 が 現 在進 行形 で共 有さ れ て 消費 され 飽和 して し まっ てい るた め、

〈4 点〉 B○ 現在 と 過去 の境 界が 揺ら い で、

〈 1点

〉 C○ 過去 へ のリ アル でま とま っ た印 象を もて なく なっ て しま い、

〈 1点

〉 X〈 分 析= 分け るこ と〉

○ 1点 D○ その 結 果郷 愁が 押し 流さ れ てし まっ たか らだ と考 え てい る。

〈 1点

〉 Y〈 総 合= まと める こと

○1 点

(9 点)

【構 造点

・ Xは

、 ポー ガム が傍 線部 のよ うに 言う 理由 を説 明す べく

、話 題の 条件 Aを

、〈 因果 関 係〉 を構 成す る

〈矛 盾〉 しな い二 条件 B、 Cに

〈分 析

=分 ける こ と〉 し て説 明す る 構造 へ の評 価で ある

――

〈因 果関 係〉 にあ る二 条件 は、

〈因

(原 因・ 理由

)〉 が必 ず

〈果

(結 果

)〉 を導 くの で、 両者 に〈 矛盾

〉 が含 まれ るこ とは 原則 的に ない ので

、〈 分析

=分 ける こ と〉 の構 造を 作 る―

―。 こ こで は

、〈 条 件A の要 素、 条 件 B、 条件 C〉 の内 の二 種以 上二 つ以 上が あれ ば、 この 構造 の 骨組 みが 成立 して いる とみ なし て1 点 加点

。 X

〈分 析= 分け る こと

〈A の要 素、 B、 C

〉の うち の二 種以 上二 つ 以上

○ 1点

・Y は、 B、 Cを Dに

〈総 合= まと め るこ と〉 す る構 造 への 評価 で ある

。 ここ では

、D があ れば この 構 造の 骨組 みが 暗 黙裡 に構 想 され て いる とみ な して 1点 加点

Y〈 総合

=ま とめ る こと

〉 D

○ 1点

(3)

2

◎ 採点 のポ イン ト A

「現 代は ユー チュ ー ブや スト リー ミ ング

・サ ービ ス など のあ らゆ る方 法 で、 古い 音楽 や 映画 の よ うな 過 去 の文 化 が 現在 進 行 形で 共 有 され て 消費 さ れ 飽和 し て しま っ てい る た め、

〈4 点

※ ポ ー ガム が 傍 線部 の よ うに 言 う 理由 説 明 をす る た め の話 題 の 条件

「 現代 はユ ーチ ュ ーブ やス トリ ー ミン グ・ サー ビ スな どの あら ゆる 方法 で

、」 の 要 素。

「 現 代 は ユ ー チ ュ ー ブ や ス ト リ ーミ ン グ

・ サ ー ビ ス を 通 し て

、」

「 今 日 で は ユ ー チ ュー ブ な どの 方 法 で、

」 な どで も 可

「 現 代 は ユ ー チ ュ ー ブ

(or

ス ト リー ミ ン グ

・ サ ー ビ ス

) な ど の 方 法 で

、」 の ニ ュ アン ス の 成分 が 入 って い な けれ ば

「 古い 音楽 や映 画 のよ うな 過去 の 文化 が」 の要 素。

「 過 去の 音 楽 や映 画 の 文化 が

」「 音楽 や 映 画な ど の 古い 文 化 が」 な ど でも 可

「過 去 の 音楽 や 映 画の 文 化

」 のニ ュ ア ンス 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

「 現在 進行 形で 共 有さ れて

」の 要素

「現 存 す る形 で 共 有さ れ て

」「 現 在 も進 行 中 のも の と して 分 け 持た れ て

」 など で も可

「現 在 進 行形 で 共 有」 の ニ ュア ン ス の成 分 が 入 って い な けれ ば

「 消費 され 飽和 し てし まっ てい るた め

、」 の要 素。

「 消 費さ れ 充 満し て い るた め

、」

「 使わ れ 満 ちて い る ため

、」 など で も 可。

「消 費

、 飽和

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て い なけ れ ば

。✕ B

「 現在 と過 去の 境界 が 揺ら いで

、」

〈 1点

※ ポ ー ガ ム が 傍 線 部 の よ う に 言 う 理由 説 明 を す べ く

、 A を

〈 因 果 関 係

〉 で 説 明 す る

〈 因

〉の 条 件

「ど こ ま で が現 在 で

、ど こ か ら が過 去 な のか と い う境 目 が 揺 らい で し ま って

、」

「 現在 と 過 去の 区 分 が困 難 に なっ て

、」 な ど で も可

「現 在 と 過去 の 境 界の 揺 ら ぎ」 の ニ ュア ン ス の 成分 が 入 って い な けれ ば

「 過去 への リア ルで ま とま った 印象 をも てな く なっ てし まい

、」

〈 1点

※ ポ ー ガ ム が 傍 線 部 の よ う に 言 う 理由 説 明 を す べ く

、 A を

〈 因 果 関 係

〉 で 説 明 す る

〈 果

〉の 条 件

「 過 去 へ の まと ま り の ある 実 感 を も て な く な っ て し ま い

、」

「 過 去 を 過 去 と し て リ アル に 把 握す る 印 象を 失 っ てし ま っ てお り

、」 な ど で も可

「過 去 へ の リ ア ル で ま と ま っ た 印 象 の 不 在

」 の ニ ュア ン スの 成 分 が 入 っ て い な け れば

(4)

3

「 その 結果 郷愁 が押 し 流さ れて しま った から だ と考 えて いる

。」

〈 1点

※ B

、 C まと め て 結論 づ け る 条件

「 郷 愁 が 押 し 流 さ れ て し ま う 結果 と な っ た か ら だ と 考 え て い る

。」

「 郷 愁 が 追 い や ら れて し ま った た め だと 思 っ てい る

。」 な ど で も可

「 郷愁 が 押 し 流 さ れ て し ま っ た か ら だ と 考 え て い る

」の ニ ュア ン ス の 成 分 が 入 っ て いな け れ ば✕

(5)

4

問二

10 点

(模 範解 答例

A①

A②

○ 日 本の 八〇 年代 に流 行 った

通 称「 シテ ィ ポッ プ」 は、

〈2 点〉 B

①○

②○ 当時 の ア メリ カ か ら強 い 影 響 を受 け て 音 楽 性 を受 け 継 いで い る のに も か かわ ら ず

、〈 2 点〉 C○ アメ リ カで はほ とん ど知 ら れて おら ず、

〈 1点

〉 X〈 逆 説= 矛盾 を含 むこ と

〉○ 1点 D①

D②

○ した が って 異国 文化 とい う フィ ルタ ーを 通し て聴 取 され た 自分 たち の音 楽 に近 いも のだ D③

○ った た め、

懐 かし さと 新 鮮さ を感 じら れる 点で 異 なる

。〈 3 点〉 Y〈 総 合= まと める こと

○1 点

( 10 点)

【構 造点

・X は、 傍線 部 を説 明す べ く、 話 題の Aの 条件 を、

〈矛 盾

〉す る二 条件 B、 Cに 引き 裂い て説 明す る〈 逆 説= 矛 盾を 含 むこ と〉 の 構造 へ の評 価で ある

。こ こ では

、〈 Aの 要素

、B の要 素、 条件 C〉 の内 の二 種 以上 二 つ以 上 があ れば

、 この 構 造の 骨組 みが 成立 し てい る とみ なし て1 点加 点。 X〈 逆説

=矛 盾を 含む こ と〉

〈 Aの 要素

、B の 要素

、C

〉の 内の 二種 以 上二 つ以 上

○ 1点

・ Yは

、B

、 Cの 二条 件を Dに

〈総 合= まと める こ と〉 し、 結論 づけ る構 造へ の評 価で ある

。 ここ では

、 Dの 要素 があ れ ばこ の構 造 の骨 組 みが 暗黙 裡 に構 想さ れて い ると みな し て1 点 加点

Y〈 総合

=ま とめ る こと

〉 Dの 要 素

○1 点

◎ 採点 のポ イン ト A

「 日本 の八

〇年 代に 流 行っ た通 称『 シテ ィポ ッ プ』 は、

」〈 2 点〉

※ 傍 線 部 の「 異 な る」 内 容 を 説明 す る ため の 話 題 の条 件

「 日本 の八

〇年 代 に流 行っ た」 の要 素

「 八

〇年 代 の 日本 で 流 行 した

」「 八〇 年 代 の日 本 で 人気 を 博 した

」 な どで も 可

「日 本 の 八〇 年 代 に流 行 っ た」 の ニ ュア ン ス の 成分 が 入 って い な けれ ば

「 通称

『シ ティ ポ ップ

』は

、」 の要 素。

(6)

5

「『 シ ティ ポ ッ プ』

」 の ニ ュア ン ス の成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。✕ B

「 当 時の ア メ リカ か ら 強い 影 響 を受 け て 音楽 性 を受 け 継 いで い る のに も かか わ ら ず、

〈 2点

※ 傍 線 部 の「 異 な る」 内 容 を 説明 す べ く、 A を 説 明す る 一 方の 条 件

「 当時 のア メリ カ から 強い 影響 を 受け て」 の要 素。

「 当 時の ア メ リカ 音 楽 から 強 い 刺激 を 受 けて

」「 当 時の ア メ リ カの 影 響 下に あ っ て

」な ど で も可

「当 時 の アメ リ カ から の 影 響」 の ニ ュア ン ス の 成分 が 入 って い な けれ ば

「 音楽 性を 受け 継 いで いる のに も かか わら ず、

」の 要素

「 音 楽 性 を 継 承 して い る にも か か わ ら ず

、」

「 音 楽 性 を 引 き 継 い で い る も の な の に

、」 な ど でも 可

「 音 楽性 を 受 け継 い で いる

」 の ニ ュア ン ス の成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。 C

「 アメ リカ では ほと ん ど知 られ てお らず

、」

〈1 点〉

※ 傍 線 部の

「 異 なる

」 内 容を 説 明 すべ く

、 Aを 説 明 する

、 B とは

〈 矛 盾

〉す る 他 方

の 条 件。

「 ア メ リ カ 人 に とっ て は 手付 か ず の ま ま だ っ た

、」

「 ア メ リ カ 人 は ほ ぼ 知 ら な か っ た、

」 な どで も 可

「 ア メ リ カ で は ほと ん ど 知 られ て い な い

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れ ば✕

。 D

「 した がっ て異 国文 化 とい うフ ィル ター を通 し て聴 取さ れた 自分 た ちの 音楽 に近 いも の だっ たた め、 懐か し さと 新鮮 さを 感 じら れる 点で 異 なる

。」

〈 3点

※ B

、C を ま とめ て 結 論づ け る 条件

「 した がっ て異 国 文化 とい うフ ィ ルタ ーを 通し て 聴取 され た」 の要 素。

「 そ れゆ え 異 国文 化 の フィ ル タ ーを 通 過 して 聴 か れ た」

「 つ ま り異 国 の 文化 と い う 濾過 機 を 通し て 聴 かれ た

」 など で も 可。

「 異 国 文 化 と い う フ ィ ル タ ー を 通し て 聴 取

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れば

「 自分 たち の音 楽 に近 いも のだ っ たた め、

」の 要素

「 自 分 た ち の 音 楽に 親 和 的な も の だ っ た の で

、」

「 自 分 た ち の 音 楽 性 に 近 い 音 楽 性 を感 じ さ せる も の だっ た の で、

」 な どで も 可

「 自 分た ち の 音楽 に 近 いも の

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て いな け れ ば

。✕

「 懐か しさ と新 鮮 さを 感じ られ る 点で 異な る。

」の 要素

「 懐 かし い 新 鮮さ を 感 じさ せ る 点で 異 な る。

」「 懐 か しさ と と もに 新 鮮さ も 感 じ

(7)

6

さ せる と こ ろで 異 な る。

」 な どで も 可

「 懐 かし さ と 新鮮 さ

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

(8)

7

問三

10 点

(模 範解 答例

A①

A② 一 九七

〇年 代か ら八

〇 年代 の日 本の シ ティ ポッ プは

。 背景 に 戦後 の奇 跡的 な 経済 成長 A③

○ に 酩 酊し た気 分を 持ち

、〈 3点

〉 B

①○

B②

B③

○ また 第 二次 大戦 後の 半世 紀 には 欧米 での

工 業生 産 の急 増に よる 急成 長が あ り、

そ れが 古い

何 かを 置き 去り にし て しま った とい う感 覚を 伴 って いて

、〈 3 点〉 X〈 分 析= 分け るこ と〉

○ 1点 C①

C②

○ その こ ろへ の「 うつ ろな 懐 かし さ」 が 日米 で共 有 され てい ると 考え るか ら

。〈 2 点〉 Y〈 共 通 性の 抽 象に よ る 総合

= 共 通性 を 引き 出 し てま と め るこ と

= 帰納

○ 1点

( 10 点

【構 造点

・X は

、傍 線 部に 関し て、

「日 本の シテ ィ ポッ プ」 がア メ リカ で 受け る 理由 を、

「日 本の シテ ィポ ッ プ」 の社 会 的背 景 と気 分、 欧米

(特 に アメ リカ

)の 第 二次 大戦 後の 社 会的 背景 と気 分 をと らえ た、

〈矛 盾〉 しな い 二条 件A

、 Bに

〈 分析

=分 ける こと

〉し て 説明 して ゆく 構造 への 評 価で ある

。こ こ では

、A の要 素 とB の 要素 がそ れぞ れ一 つ以 上あ れば

、こ の 構造 の骨 組 みが 成 立し てい る と見 て 1点 加点

。 X〈 分析

=分 ける こと

〉 A の要 素+ Bの 要素

○1 点

・Y は、 A

、B から

〈共 通 性〉 を引 きだ して ま とめ る、

〈共 通性 の抽 象に よ る総 合= 共 通性 を引 き出 して ま とめ るこ と

=帰 納

〉の 構造 への 評価 であ る

。こ こで はC の要 素が 一 つ以 上あ れば

、 この 構造 が暗 黙 裡に 構 想さ れて いる とみ なし て1 点加 点。 Y〈 共通 性の 抽象 に よる 総合

=共 通 性を 引き 出し て まと める こと

=帰 納

〉 Cの 要素

○ 1 点

◎ 採点 のポ イン ト A

「一 九七

〇年 代 から 八〇 年代 の 日本 のシ ティ ポ ップ は、 背景 に戦 後 の奇 跡的 な経 済成 長 に酩 酊し た気 分を 持 ち、

」〈 3 点〉

※ 傍 線 部 に 関 し て

、「 日 本 の シ テ ィ ポ ッ プ

」 が ア メ リ カ で 受 け る 理 由 を 説 明 す る た め の 一方 の 条 件。

「 一九 七〇 年代 か ら八

〇年 代の 日 本の シテ ィポ ップ は、

」の 要素

(9)

8

「 一 九 七

〇 年 代

~八

〇 年 代の 日 本 の 都 会 的 な ポ ッ プ ミ ュ ー ジ ッ ク は

、」

「 日 本 の 七

〇年 代 以 降八 十 年 代ま で の シテ ィ ポ ップ は

、」 な ど で も可

「一 九 七

〇 年 代 か ら 八

〇 年 代 の 日 本 の シ テ ィ ポ ッ プ」 の ニュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ てい な け れば

「 背景 に戦 後の 奇 跡的 な経 済成 長に

」の 要 素。

「戦 後 の 奇 跡的 な 経 済成 長 の 背 景に

」「 大 戦後 の 経 済成 長 の 奇 跡に

」 な どで も 可

「戦 後 の 奇跡 的 な 経済 成 長

」の ニ ュ アン ス の 成 分が 入 っ てい な け れば

「 酩酊 した 気分 を 持ち

、」 の要 素。

「 酩 酊し た 気 分を 漂 わ せ、

」「 酩 酊 した 繁 栄 を映 し 出 し、

」 な どで も 可

「酩 酊 し た気 分

」 のニ ュ ア ンス の 成 分が 入 っ て なけ れ ば

。✕ B

「 また 第二 次大 戦後 の 半世 紀に は欧 米で も工 業 生産 の急 増に よる 急 成長 があ り、 それ が 古い 何か を置 き去 り にし てし まっ た とい う感 覚を 伴 って いて

、」

〈 3点

※ 傍 線 部 に 関 し て

、「 日 本 の シ テ ィ ポ ッ プ

」 が ア メ リ カ で 受 け る 理 由 を 説 明 す る た め の 他方 の 条 件。

「 また 第二 次大 戦 後の 半世 紀に は 欧米 でも

」の 要 素。

「 ま た欧 米 で も第 二 次 大戦 後 の 半世 紀 に は

」「 第 二 次 大戦 が 終 わっ て か らの 半 世 紀 には 米 国 でも 欧 州 でも

」 な どで も 可

「第 二 次 大戦 後 の 半世 紀 の 欧米

」 の ニュ ア ン ス の成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。✕

「 工業 生産 の急 増 によ る急 成長 があ り、

」の 要 素。

「 工 業 生 産 の急 拡 大 に よる 富 裕 化 が も た ら さ れ

、」

「 工 業 の 急 激 な 生 産 増 大 に よ る 急成 長 が 起こ り

、」 な ど で も可

「工 業 生 産の 急 増 によ る 急 成長

」 の ニュ ア ン ス の成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。✕

「 それ が古 い何 か を置 き去 りに し てし まっ たと い う感 覚を 伴っ てい て、

」の 要素

「 古 いも の を 忘れ て し まっ た と いう 感 覚 を どこ か で 感じ て お り、

」「 そ の 代償 に

古 き良 き も のを な く して し な った と い う感 覚 を 味 わっ て い て、

」 な どで も 可

「古 い 何 か を 置 き 去 り に し て し ま っ た と い う 感 覚

」の ニ ュア ン ス の 成 分 が 入 っ て なけ れ ば

。✕ C

「そ の こ ろ へ の

『 う つ ろ な 懐 か し さ

』 が 日 米 で 共 有さ れ て い る と 考 え る か ら

。」

〈2 点

※ A

、B か ら

〈共 通 性

〉を 引 き 出し て ま とめ る 条 件

「 その ころ への

『 うつ ろな 懐か し さ』 が」 の要 素。

「 そ の 当 時 へ の

『 う つ ろ な 懐 か し さ

』 が

」「 そ の 頃 へ の 空 虚 な 懐 か し さ が

」 な ど でも 可

「 そ の こ ろ へ の

『 う つ ろ な 懐 か し さ

』」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れ

(10)

9

。✕

「 日米 で共 有さ れ てい ると 考え るか ら。

」の 要 素。

「 日 本 で も アメ リ カ で も感 じ ら れ て い る ら し い か ら

。」

「 日 米 で 分 有 さ れ て い る と 思わ れ る から

。」 など で も 可。

「日 米 で 共有 さ れ てい る

」 のニ ュ ア ンス の 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

(11)

10

問四

11 点

(模 範解 答例

A○ 過 去は

〈1 点〉 B

①○

B②

B③

○ 記録 さ れに くい がゆ えに

大切 なも ので あり

、 忘 却さ れて 退場 して ゆく

「 失わ れて いく B④

○ もの

」 であ るが ゆえ に 郷 愁を 感じ るも ので あっ た のに

、〈 4 点〉 C①

②○ 現在 で はイ ンタ ーネ ット な どの 技術 の発 展に よっ て 色 あせ るこ とな く新 鮮 なま まで 存在 C③

○ し、

しか も改 変さ れる 可 能性 を常 に孕 んで いる も のと なっ て、

〈 3点

〉 X〈 逆 説= 矛盾 を含 むこ と

〉○ 1点 D○

「郷 愁

」の 対象 では なく な りつ つあ る。

〈 1点

〉 Y

〈総 合= まと める こ と〉

○1 点

( 11 点)

【構 造点

・ Xは

、 傍線 部に おけ る「 変質

」を 説 明す べく

、話 題の Aを

、B

、C の〈 矛 盾〉 する 二条 件に 引き 裂 い て説 明し て ゆく

、〈 逆 説= 矛 盾を 含む こと

〉 の構 造 への 評価 で ある

。 ここ で は、

〈A

、 Bの 要 素、 C の 要素

〉の 内の 二種 以上 二 つ以 上 があ れば

、こ の構 造の 骨組 みが 成立 して いる とみ なし て1 点加 点。

〈逆 説= 矛盾 を 含む こと

〈A

、B の要 素

、C の要 素〉 の内 の二 種 以上 二つ 以上

○ 1点

・ Yは

、B

、C を Dに

、〈notB

butC

〉 の内 容へ と〈 否定

〉の 成分 を含 んで まと めて いく

、〈 否 定を 含む 総合

= 否定 を含 んで まと める こと

〉 の構 造へ の評 価で ある

。こ こで はD があ れ ばこ の構 造の 骨組 みが 暗黙 裡に 構想 され てい る とみ な して 1点 加点

Y〈 否定 を含 む総 合

=否 定を 含ん で まと める こと

〉 D

○ 1点

◎ 採点 のポ イン ト A

「 過去 は」

〈 1点

※ 傍 線部 に お ける

「 変 質」 を 説 明す る た めの 話 題 提 示の 条 件

「過 去

」 のニ ュ ア ンス の 成 分が 入 っ てい な け れ ば✕

(12)

11

「記 録さ れに く いが ゆえ に大 切 なも ので あり

、 忘却 され て退 場し て ゆく

『失 われ てい く もの

』で ある がゆ え に郷 愁を 感じ る もの であ った の に、

」〈 4 点〉

※ 傍 線 部に お け る「 変 質

」を 説 明 すべ く

、 話題 の A を説 明 し てゆ く 一 方 の条 件

「 記録 され にく い がゆ えに

」の 要素

「記 録 す るこ と が 困難 で あ るた め に

」「 記 録 さ れが た い がた め に

」な ど で も可

「記 録 さ れに く い

」の 成 分が 入 っ てい な け れば

「大 切な もの であ り

、」 の 要素

「貴 重 な もの で あ り、

」「 か けが え の ない も の で あり

、」 など で も 可。

「大 切 な もの

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て い なけ れ ば

。✕

「 忘却 され て退 場 して ゆく

『失 われ て いく もの

』で ある がゆ え に」 の要 素。

「忘 れ 去 ら れて い く

『失 わ れ て 行く も の

』で あ る ため に

」「 忘 却の 果 て に消 失 し てゆ く も ので あ る がゆ え に

」 など で も 可。

「 忘 却 さ れ て

『 失 わ れ て い く も の

』」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れ ば 不 可。

「郷 愁を 感じ る もの であ った の に、

」の 要素

「 郷 愁 を 抱 かせ る も の であ っ た の に

、」

「 惜 別 の 感 情 を 抱 か せ る も の で あ っ た の に、

」 な どで も 可

「郷 愁 を 感じ る も の」 の ニ ュア ン ス の成 分 が 入 って い な けれ ば

。 C

「 現在 では イン ター ネ ット など の技 術の 発展 に よっ て色 あせ るこ と なく 新鮮 なま まで 存 在し

、し かも 改変 さ れる 可能 性を 常 に孕 んで いる も のと なっ て、

」〈 3 点〉

※ 傍 線 部 にお け る

「変 質

」 を 説明 す べ く、 話 題 の Aを 説 明 して ゆ く

、B と は

〈矛 盾

〉 する 他 方 の条 件

「 現在 では イン タ ーネ ット など の技 術 の発 展に よっ て」 の要 素

「今 は イ ン ター ネ ッ トな ど の 方 法に よ っ て

」「 現 在 はイ ン タ ー ネッ ト な どの 媒 体 を 通し て

」 など で も 可。

「 現在 は イ ン タ ー ネ ッ ト

( な ど

) に よ っ て

」に 相 当 す る 成 分 が 入 っ て い な け れ ば

。✕

「 色あ せる こと な く新 鮮な まま で存 在し

、」 の 要素

「古 め か しく な る こと な く 生き 生 き と存 在 し

、」

「す た れ るこ と な く リア ル な ま ま にあ り

、」 な ど で も可

「色 あ せ るこ と な くor

新 鮮な

( 鮮 明な

) ま ま」 の ニ ュア ン ス の成 分 が 入 って い な けれ ば

「 しか も改 変さ れ る可 能性 を常 に孕 ん でい るも のと なっ て、

」の 要素

「さ ら に 作り 変 え られ る 可 能性 を い つも 含 ん で いる も の とな っ て

、」

「し か も 改 変 の可 能 性 にい つ も さら さ れ てい る も のと な っ て

、」 な ど でも 可

(13)

12

「( 常 に

)改 変 さ れる 可 能 性」 の ニ ュア ン ス の成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。 D

「『 郷愁

』の 対象 で はな くな りつ つあ る。

」〈 1点

※ B

、 C を

〈notB

~butC

〉 の 内 容 で ま と め て

、 傍 線 部 の

「 変 質

」 を 結 論 づ け る 条 件

「『 郷 愁

』 を 感 じ る こ と が で き な く な り つ つ あ る

。」

「 惜 別 の 感 情 の 対 象 で は な く なり つ つ ある

。」 など で も 可。

「『 郷 愁

』の 対 象 では な く なる

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て いな け れ ば

。✕

(14)

13

現 代 文 ( 小 説

) 採 点 基 準

( 合 計

35

点 )

問一

10 点

(模 範解 答例

A①

②○ コ ンブ ルウ のサ ナト リ ウム の病 人た ち が 祈る こと ので き る教 会が 欲し いと 願 うの を聴 いて

、〈 2点

〉 B

①○

②○ 一 人の 若い 神父 が パ リの 上司 と交 渉 して 許可 を得

、〈 2点

〉 C

①○

②○ しか も

、ル オー やマ チス な どの パリ の一 流の 芸術 家 を訪 ねて

、 思想 や立 場 の違 う彼 らの C③

○ 心か ら の協 力を 得て

、 十 字架

、壁 画、 壁掛 けを 作 って もら った とい う〈 3 点〉 X〈 分 析= 分け るこ と〉

○ 1点 D○ 話に い たく 興味 をひ かれ た から

。〈 1 点〉 Y

〈総 合= まと める こ と〉

○1 点

( 10 点)

【構 造点

・ Xは

、 傍線 部の 理由 説明 をす べく

、当 初の 事情 であ るA につ いて

、「 一人 の 若い 神 父」 の行 動 を〈 矛 盾〉 しな い条 件B

、C の二 段階 に〈 分 析= 分け る こと

〉 して 説明 し てゆ く 構造 への 評価 であ る。 ここ では

、〈 Aの 要素

、B の要 素、 Cの 要素

〉の 内 の二 種以 上二 つ 以上 があ れ ば、 こ の構 造の 骨 組み が 成立 して いる とみ なし て1 点加 点。

X〈 分析

=分 ける こと

〈 Aの 要素

、B の要 素

、C の要 素〉 の内 の二 種 以上 二つ 以上

○1 点

・ Yは

、 B、 Cを Dに

〈総 合= まと め るこ と〉 して 結論 づけ る構 造へ の評 価 であ る。 ここ では 条件 Dが あれ ば、 この 構造 が暗 黙 裡に 構 想さ れた と みな し て1 点加 点。 X〈 総合

=ま とめ るこ と

〉 D

○1 点

◎ 採点 のポ イン ト A

「 コン ブル ウの サナ ト リウ ムの 病人 たち が祈 る こと ので きる 教会 が 欲し いと 願う のを 聴 いて

、」

〈 点〉

(15)

14

※ 傍 線部 の 理 由説 明 を する た め の当 初 の 事情 の 条 件

「 コン ブル ウの サ ナト リウ ムの 病人 た ちが

」の 要素

「コ ン ブ ル ウに あ る サナ ト リ ウ ムで 療 養 中 の病 人 た ちが

」「 コ ンブ ル ウ の 山中 に あ るサ ナ ト リウ ム の 住人 で あ る病 人 た ちが

」 な どで も 可

「コ ン ブ ル ウ の サ ナ ト リ ウ ム の 病 人 た ち

」 の ニ ュ アン ス の成 分 が 入 っ て い な け れ ば✕

「 祈る こと ので き る教 会が 欲し いと 願う の を聴 いて

、」 の要 素。

「 祈 る た め の教 会 を 求 めて い る の を 聴 い て

、」

「 祈 り の た め の 教 会 を 切 望 し て い る のを 聴 い て、

」 な どで も 可

「祈 り の た め の 教 会 へ の 希 求 を 聴 い て

」 の ニ ュ ア ンス の 成 分 が 入 っ て い な け れ ば 不可

「 一人 の若 い神 父が パ リの 上司 と交 渉し て許 可 を得

、」

〈 2点

※ 傍 線部 の 理 由説 明 を すべ く

、 Aを 説 明 して ゆ く 一 方の 条 件

「一 人の 若い 神父 が

」の 要素

「( 一 人 の若 い

) 神父

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

「パ リの 上司 と交 渉 して 許可 を得

、」 の要 素。

「パ リ に のぼ り

、 上役 の 聖 職者 た ち を説 得 し て 許し を 得

、」

「 パ リ で 上位 の 聖 職 者 を説 い て 許し を も らい

、」 など で も 可。

「( パ リ の

) 上 司 と 交 渉 し て 許 可 を 得 る

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れ ば✕

「 しか も、 ルオ ーや マ チス など のパ リの 一流 の 芸術 家を 訪ね て、 思 想や 立場 の違 う彼 ら の心 から の協 力を 得 て、 十字 架、 壁 画、 壁掛 けを 作 って もら った とい う」

〈3 点〉

※ 傍 線 部 の 理 由 説 明 を す べ く

、 A を 説明 し て ゆ く

、 B と は

〈 矛 盾

〉 し な い 他 方 の 条 件

「 しか も、 ルオ ー やマ チス など の パリ の一 流の 芸 術家 を訪 ねて

、」 の要 素。

「 ル オ ー や マチ ス な ど のパ リ 在 住 の 一 流 の 芸 術 家 に 頼 ん で

、」

「 ル オ ー を 代 表 と す るパ リ の 有名 芸 術 家た ち を 訪問 し て

、」 な ど でも 可

「( ル オ ー あ る い は マ チ ス な ど の

) パ リ の 一 流 芸 術 家 に 頼 む

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分が 入 っ てい な け れば

「 思想 や立 場の 違 う彼 らの 心か らの 協力 を 得て

、」 の要 素。

「 思 想 や 立 場の 異 な る 巨匠 た ち の 協 力 に よ っ て

、」

「 立 場 は 異 な る 一 流 芸 術 家 た ち の快 い 賛 同を 得 て

、」 な ど でも 可

「思 想

(or

立 場

)の 異 な る巨 匠 た ちの 協 力

」の ニ ュ アン ス の 成分 が 入 っ てい な け れば

(16)

15

「 十字 架、 壁画

、 壁掛 けを 作っ ても ら った とい う」 の要 素。

「十 字 架

、 壁画 な ど を制 作 し て もら っ た とい う

」「 十字 架

、 壁 掛け な ど を制 作

・ 寄 贈し て も らっ た と いう

」 な どで も 可

「十 字 架

(or

壁 画、 壁 掛 け) な ど を作 っ て もら っ た

」の ニ ュ アン ス の 成 分が 入 っ てい な け れば

。 D

「 話に いた く興 味を ひ かれ たか ら。

」〈 1 点〉

※ B

、 C をま と め て結 論 づ け る条 件

「話 に 大 い に関 心 を 抱い た か ら

。」

「 物 語 に とて も 心 を惹 か れ たか ら

。」 など で も 可

「話 に い たく 興 味 をも つ

」 のニ ュ ア ンス の 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

(17)

16

問二

7 点

(模 範解 答例

A①

A②

○ 夕 暮れ の蒼 い空 を背 景 に頂 から 三分 の 一を 夕陽 で薔 薇 色に 染め た モン ブラ ン の巨 峰を 見た

と き、

〈 2点

〉 B

①○

B②

○ あの 雪 のど こか 一点 に孤 独 な風 が吹 き渡 って いる の であ り、

千 葉が 生ま れ る前 から

、そ して

死 んだ 後に も吹 きつ づ ける のだ ろう と考 える と

、〈 2 点〉 C①

C②

○ この 地 上に はま だ自 分が 見 出せ てい ない

、 何か 厳 粛な もの がか くれ てい る のだ と思 った から

。〈 2点

〉 X〈 分 析= 分け るこ と〉

○ 1点

( 7点

【構 造点

・ Xは

、傍 線 部の 理 由説 明を す べく

、 話題 の Aを

、〈 因 果 関係

〉を な す〈 矛 盾〉 し ない 二条 件 B、 Cに

〈 分 析= 分け る こと

〉 して 説明 す る構 造 への 評 価で ある

。こ こ で は、

〈 Aの 要 素、 B の要 素、 C の要 素〉 が二 種以 上二 つ以 上あ れば

、こ の 構造 の骨 組 みが 成 立し てい る とみ な して 1点 加点

X〈 分析

=分 ける こ と〉

〈 Aの 要 素、 Bの 要素

、 Cの 要素

〉の 内の 二 種以 上二 つ 以上

○ 1点

◎ 採点 のポ イン ト A

「 夕暮 れの 蒼い 空を 背 景に 頂か ら三 分の 一を 夕 陽で 薔薇 色に 染め た モン ブラ ンの 巨

峰 を見 たと き、

」〈 2点

※ 傍 線 部 の理 由 説 明を す る た めの 話 題 の条 件

「 夕暮 れの 蒼い 空 を背 景に 頂か ら三 分 の一 を夕 陽で 薔薇 色に 染 めた

」の 要素

「 夕 暮れ の 蒼 い空 の 中 に山 頂 の 三分 の 一 を薔 薇 色 に夕 陽 で 染 めた

」「 夕 暮れ の 蒼 空 をバ ッ ク に夕 陽 で 頂を 薔 薇 色に 染 め た」 な ど でも 可

「 夕 暮 れ の 蒼 い 空 を 背 景 に 頂 を 夕 陽 で薔 薇 色に 染 め た

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 って い な けれ ば

「 モン ブラ ンの 巨 峰を 見た とき

、」 の要 素。

「 モ ンブ ラ ン の巨 大 な 峰を 見 た とき

、」

「 巨 大な モ ン ブラ ン の 峰を 見 つ め たと き

、」

(18)

17

な どで も 可

「モ ン ブ ラン

( の 巨峰

) を 見る

」 の ニュ ア ン ス の成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。✕ B

「あ の雪 のど こ か一 点に 孤独 な風 が吹 き 渡っ てい るの であ り、 千 葉が 生ま れる 前か ら

、 そ して 死ん だ後 にも 吹 きつ づけ るの だ ろう と考 える と

、」

〈2 点

※ 傍 線 部 の理 由 説 明を す べ く

、A を

〈 因果 関 係

〉 で説 明 し てゆ く

〈 因〉 の 条 件。

「 あの 雪の どこ か 一点 に孤 独な 風が 吹き 渡 って いる ので あり

、」 の要 素

「 あ の 雪 の 何 処 か、 人 影 一つ な い 一 点 に

、 孤 独 な 風 が 吹 き 渡 っ て お り

、」

「 あ の 雪 の 中 の 何 処 か に

、 風 が 孤 独 に 吹 き 渡 っ て い る 一 点 が あ る の で あ り

、」 な ど で も 可

「雪 の ど こ か

( 一 点

) に 孤 独 な 風 が 吹 き 渡 っ て い る」 の ニュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ てい な け れば

「 千 葉が 生 ま れる 前 から

、 そ して 死 ん だ後 に も 吹き つ づ ける の だ ろう と 考 える と

、」 の要 素。

「 千 葉が 生 ま れる 前 に も、 そ し て死 ん で 後に も 吹 き つづ け る だろ う と 思 うと

、」

「 千 葉 の 誕 生 以 前 に も

、 ま た 死 後 に も 吹 き つ づ け て い る の だ ろ う と 想 定 す る と

、」 な どで も 可

「千 葉 の 生 ま れ る 前 か ら

、 そ し て 死 後 も 吹 き つ づ ける

」 のニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 って い な けれ ば

。 C

「 この 地上 には まだ 自 分が 見出 せて いな い、 何 か厳 粛な もの がか く れて いる のだ と思 っ たか ら。

」〈 2 点〉

※ 傍 線 部の 理 由 説明 を す べく

、 A を〈 因 果 関係

〉 で 説明 し て ゆく

〈 果

〉 の条 件

「 この 地上 には ま だ自 分が 見出 せて いな い

、」 の要 素。

「 地 上 に は ま だ自 分 が 発 見し え て い な い

、」

「 こ の 地 上 に は 自 分 が 見 つ け る こ と が で きて い な い、

」 な どで も 可

「地 上 に 見出 せ て いな い

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

「 何か 厳粛 なも の がか くれ てい るの だと 思 った から

。」 の要 素。

「 何か 厳 か なも の が 隠さ れ て いる の だ と思 っ た か ら。

」「 厳 粛な 何 か が秘 匿 さ れ て いる の だ と思 っ た ので

。」

「( 何 か

) 厳 粛 な も の が か く れ て い る

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れ ば

。✕

(19)

18

問三

9 点

(模 範解 答例

A○ 恵 子に とっ て自 分の 姓 やパ リで の住 所 を明 かす こと は

、〈 1 点〉 B 今 ○ のこ のと きに 日常 的な 現 実を 交え るこ とに なり

、〈 1点

〉 C①

②○

③○ 二人 の 日本 人が

フ ラン ス の何 処か で偶 然出 会い

、 そ して お互 いの 過去 も 名前 も住 所も C

④○

C⑤

○ 知ら ず

、 一日 だけ 倖せ に 遊ん で、 二度 と会 わな い で別 れて いく とい う 楽 しい 出来 事の C

⑥○ 思い 出 を 壊し てし まう こ とに なる と思 われ たか ら

。〈 6 点〉 X

〈分 析= 分け るこ と

〉○ 1点

(9 点)

【構 造点

・ Xは

、 傍線 部の 理由 を、 話題 のA を、

〈因 果関 係

〉を なす

〈矛 盾〉 しな い二 条件 B、 Cに

〈分 析= 分け るこ と〉 して 説明 して ゆく 構造 への 評 価で ある

。 ここ で は〈 条件 A、 条件 B、 Cの 要素

〉の 内の 二種 二つ 以上 があ れば

、こ の構 造の 骨組 み が成 立し て いる と みな して 1点 加点

X〈 分析

=分 ける こと

〈 条件 A、 条件 B、 C の要 素〉 の内 の二 種 二つ 以上

○ 1

採点 のポ イン ト A

「 恵子 にと って 自分 の 姓や パリ での 住所 を明 か すこ とは

、」

〈 1点

※ 傍 線 部の 理 由 説明 を す るた め の 話題 の 条 件。

「 恵 子 に す れ ば

、姓 や 住 所を 明 ら か に す る こ と は

、」

「 恵 子 が 自 分 の 姓 や 住 所 を 明 か すこ と に なれ ば

、」 な ど で も可

「 恵 子 が 自 分 の 姓 や 住 所 を 明か す

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れ ば

。 B

「 今の この とき に日 常 的な 現実 を交 える こと に なり

、」

〈 1点

※ 傍 線 部の 理 由 説明 を す べく

、 A を〈 因 果 関係

〉 で 説明 し て ゆく

〈 因

〉 の条 件

「 こ の 現 在 に 日 常の 秩 序 を持 ち 込 む こ と に な り

、」

「 こ の 夢 の よ う な 今 に 日 常 的 な 意味 を も たせ る こ とに な り

、」 な ど でも 可

「( 今 に

) 日 常 的 な 現 実 を 交 え る

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な け れ ば

。 C

「 二人 の日 本人 がフ ラ ンス の何 処か で偶 然出 会 い、 そし てお 互い の 過去 も名 前も 住 所 も知 らず

、 一日 だけ 倖せ に遊 んで

、 二度 と会 わな いで 別れ て いく とい う楽 しい 出来 事

(20)

19

の 思い 出を 壊し てし ま うこ とに なる と 思わ れた から

。」

〈 6点

※ 傍 線 部の 理 由 説明 を す べく

、 A を〈 因 果 関係

〉 で 説明 し て ゆく

〈 果

〉 の条 件

「 二人 の日 本人 が

」の 要素

「二 人 の 日本 人

」 のニ ュ ア ンス の 成 分が 入 っ て いな け れ ば✕

「 フラ ンス の何 処 かで 偶然 出会 い、

」の 要素

「 フ ラン ス の とあ る 場 所で 遭 遇 し、

」「 フ ラ ンス の あ る場 所 で ふと し た 出 会い を し

、」 な ど でも 可

「フ ラ ン スの 何 処 かで 偶 然 出会 う

」 のニ ュ ア ン ス成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。✕

「 そし てお 互い の 過去 も名 前も 住 所も 知ら ず、

」の 要素

「 互 いの 経 歴 も名 も 住 所も 知 ら ない ま ま に、

」「 そ し てお 互 い の素 性 の何 も 知 ら ず に、

」 な どで も 可

「お 互 い の 過 去

、 名 前

、 住 所

(≒ 素 性

) も 知 ら な い」 の ニュ ア ン ス 成 分 が 入 っ い なけ れ ば

。✕

「一 日だ け倖 せ に遊 んで

、二 度 と会 わな いで 別 れて いく とい う」 の 要素

「 一 日倖 せ な 気分 で 過 ご し、 再 会 の約 束 な しに 別 れ てい く と いう

」「 一 日遊 ぶ 幸 福 を味 わ い

、再 び 会 うこ と な いま ま に 別れ て い くと い う

「一 日 だ け 倖 せ に 遊 ん で

、 二 度 と 会 わ な い で 別 れ てい く

」の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。✕

「楽 しい 出来 事 の思 い出 を」 の 要素

「 楽 しい 思 い 出を

」「 楽 しい 事 態 の思 い 出 を」 な ど で も可

「楽 し い

(出 来 事

)の 思 い 出」 の ニ ュア ン ス の 成分 が 入 って い な けれ ば

「 壊し てし まう こ とに なる と思 わ れた から

。」 の要 素。

「壊 し て しま う と 思う

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が 入っ て い なけ れ ば

。✕

(21)

20

問四

9 点

(模 範解 答例

A①

A②

○ 楽 し い 一 日 を と も に 過 ご し た が

、 姓 も 過 去 も 住 所 も 職 業 も 明 か す こ と は な く

、〈 2 点

〉 B

①○ 翌朝 は 千葉 が部 屋の ドア を 叩く 前に はも うリ ュッ ク サッ クを 背負 って 出 発し てい て、 蒼 B②

○ い空 の 下、 金色 の平 原の 見 える 国境 を元 気よ く歩 い て行 くイ メー ジを 残 して

、〈 2 点〉 X〈 分 析= 分け るこ と〉

○ 1点 C①

②○

③○ 恵子 が 千葉 にと って 忘れ る こと のな い、

そ して 負 担に なら ない

思 い出 を 作っ てく れた こと

。〈 3点

〉 Y〈 総 合= まと める こと

○1 点

(9 点)

【構 造点

・ X は

、 傍 線 部を

、「 恵 子

」 の 二段 階 に わ た る、

〈矛 盾

〉 し な い行 動 で あ る A, B に

〈 分析

= 分 け る こ と〉 し て説 明す る構 造の 評価 であ る

。こ こで は、 A、 Bの 要素 がそ れぞ れ一 つ 以上 があ れば

、こ の構 造の 骨組 みが 成立 して い ると み なし て1 点加 点。

X〈 分析

=分 ける こと

〉 A の要 素+ Bの 要素

○1 点

・ Yは

、条 件 A、 Bを ま とめ て 条件 Cに 結 論づ けて い く、

〈総 合= ま とめ る こと

〉の 構 造へ の評 価 であ る

。 ここ で はC の要 素が 一つ 以上 あれ ば

、こ の構 造の 骨組 みが 暗黙 裡に 構想 され て いる とみ なし て1 点加 点。

Y〈 総合

=ま とめ る こと

〉 Cの 要 素

○1 点

◎ 採点 のポ イン ト A

「楽 しい 一日 を とも に過 ごし たが

、姓 も 過去 も住 所も 職業 も明 か すこ とは なく

、」

〈2 点

※ 〉 傍 線 部 を説 明 す る、

「 恵 子

」の 行 動 の第 一 弾 の条 件

「 楽し い一 日を とも に過 ごし た が、

」 の要 素

「 幸 福 な 一 日 を と も に し た が

、」

「二 人で 楽 し い 一 日 を 送 っ た が、

」 な ど で も 可

「楽 し い 一日 を と もに 過 ご す」 の ニ ュア ン ス の 成分 が 入 って い な けれ ば

「 姓も 過 去も 住所 も職 業も 明か すこ とは な く、

」の 要素

(22)

21

「 姓 や 過 去

、住 所 に 職 業な ど 一 切 明 か さ ず に

、」

「 自 分 の 氏 素 性 を ま っ た く 明 か さ ずに

、」 など で も 可。

「自 分 の 氏素 性 を 明か さ な い」 の ニ ュア ン ス の 成分 が 入 って い な けれ ば

。 B

「翌 朝は 千葉 が 部屋 のド アを 叩く 前に は もう リュ ック サッ クを 背 負っ て出 発し てい て

、 蒼 い 空 の 下

、 金 色 の 平 原 の 見 え る 国 境 を元 気 よ く 歩 い て 行 く イ メ ー ジ を 残 し て

、」

〈 2 点

※ 〉 傍 線 部 を説 明 す る、

「 恵 子

」の 行 動 の第 二 弾 の条 件

「 翌朝 は 千 葉 が部 屋 の ドア を 叩 く 前に は も うリ ュ ッ ク サッ ク を 背負 っ て 出発 し て い て、

」の 要素

「 翌 朝 千 葉 がド ア を 叩 くと

、 す で に リ ュ ッ ク を 担 い で 出 発 し て お り

、」

「 翌 朝 千 葉 が 迎 え に く る 前 に リ ュ ッ ク サ ッ ク を 背 負 っ て 出 発 し て し ま っ て お り

、」 な ど で も 可。

「翌 朝 千 葉 が く る 前 に

( リ ュ ッ ク を 背 負 っ て

) 出 発」 の ニュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ てい な け れば

「蒼 い空 の下

、金 色 の平 原の 見え る国 境 を元 気よ く歩 いて 行く イ メー ジを 残し て、

」 の要 素。

「蒼 空 の 下

、黄 金 色 の平 原 を 見 渡す 国 境 を 元気 に 歩 いて 行 く 姿を 想 像 さ せて

、」

「 蒼 い 空 の 下 で

、 金色 に輝 く 平 原 を み な が ら 国 境 を 精 力 的 に 歩 い て 行 く 映 像 を 想 起 させ て

、」 な ど で も可

「蒼 い 空 の 下

、 金 色 の 平 原 を 見 渡 す 国 境 を 元 気 に 歩く 姿 を 思 わ せ る

」 の ニ ュ ア ン スの 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

「恵 子が 千葉 に とっ て忘 れる こ との ない

、そ し て負 担に なら ない 思 い出 を作 って くれ た こと

。」

〈 3点

※ A

、 B を「 千 葉

」の 心 情 とし て ま とめ る 条 件

「 恵子 が千 葉に とっ て忘 れる こ との ない

、」 の要 素。

「 恵 子 が 千 葉 に と っ て 忘 れ ら れ な い

、」

「 恵 子 が 千 葉 に と っ て 印 象 深 い

、」 な ど で も 可。

「( 恵 子 が 千 葉 に と っ て

) 忘 れ る こ と の な い

」 の ニ ュ ア ン ス の 成 分 が 入 っ て い な けれ ば

「 そし て 負担 にな らな い」 の要 素。

「そ し て 重苦 し さ を与 え な い」

「 そ し て気 に し すぎ る こ との な い

」な ど で も可

「負 担 に なら な い

」の ニ ュ アン ス の 成分 が 入 っ てい な け れば

「 思い 出を 作っ て くれ たこ と。

」の 要素

「 思 い出 を 置 い てい っ て く れた こ と

。」

「思 い 出 を与 え て く れ たこ と

。」 など で も

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「思 い 出 を作 っ て く れた

」 の ニュ ア ン スの 成 分 が入 っ て いな け れ ば✕

参照