2 0 2 1 年 度
第 1 回 9 月 高 1 レ ベ ル 記 述 模 試 国 語 採 点 基 準
1 文
(文 章
)で 解 答 する 設 問 の 答案 に つ いて は
、次 の A 項の 加 点 要素 の 合 計か ら 次 の B項
・C 項 の 減点 要 素 の合 計 を 引 いた 得 点 をそ の 設 問 の得 点 と しま す
。た だ し 最低 点は 0点 と し マイ ナ ス の得 点 は つ けま せ ん
。 A【
加 点 要素
】 a 以 下 の採 点 基 準で は
、模 範 解 答を い く つか の 要 素 に分 割 し 加点 要 素 とし ま す
。答 案 中に そ の 加点 要 素 に相 当 す る 部分 が あ れば
、そ の加 点 要 素 に配 点 さ れた 得 点 を与 え ます
。 b あ る 加点 要 素 は、 そ の 加 点要 素 に 配点 さ れ た得 点 か 0 点で 採 点 する こ と を原 則 とし ます
。 たと え ば
、5 点 配点 さ れ た加 点 要 素で あ れ ば
、5 点 か0 点 で 採点 す る こと を 原 則 とし ま す
。
* た だ し、 その 加 点 要素 中 の 部分 点 を 認め る 場 合も あ り ま す。 そ の場 合
、そ れ ぞ れ の 採点 基 準 の中 に 明 記さ れ て い ます
。 c あ る 要素 に 加 点す る か 否 かが
、他 の 要 素と 無 関 係 に決 ま る 場合 と
、他 の 要素 と の 関 係で 決 ま る場 合 が あり ま す
。前 者 の 場合 は
、そ の 要 素 を単 独 採 点( 独立 採 点
)す る と言 い、 そ の旨 が 必 ず明 記 され て い ま す。 後 者の 場 合は
、 他 の要 素 と の関 係 につ い て 以 下の 採点 基 準 の中 で 具 体的 に 指 示 され て い ます
。 d 解 答 通り と い う条 件 が あ る場 合 は
、い か な る部 分 点 も認 め ま せん
。 B【
減 点 要素 そ の 1】 a 答 案 中に 大 き な誤 読 と 判 定さ れ る 内容
( 語句
)な ど が あ る場 合 は
、そ の 内 容( 語 句) を減 点 要 素と し て 示し て い る 場合 も あ りま す
。 b 答 案 中に は 加 点要 素 で も 減点 要 素 でも な い 内容 が 含 まれ る こ とも あ り ます
。そ の 部 分は 加 点 も減 点 も しま せ ん
。 C【
減 点 要素 そ の 2】 次 に 該当 す る も の は
、 答 案 の 形 式 上 の 不備 と し て
、 一 箇 所 に つ き 1 点 の 減 点 と しま す
。 a 誤 字
。漢 字 な どの 文 字 の 明ら か な 誤り は 誤 字と し ま す。 b 脱 字
。 c 文 末 の句 点 の 脱落
。
* 字 数 指定 の な い場 合
、 句 点の 脱 落 は誤 字 と みな し
、 1点 の 減 点と し ま す。 d そ の 他不 適 切 と判 断 せ ざ るを え な い箇 所
。 e 不 適 切な 文 末 処理
。設 問 の問 い 方 に対 応 し てい な い 形 で答 案 の 文末 を 結 んで い ない 場合 は
、適 切な 文 末 処理 が 行 われ て い ない と 見 て形 式 上 の 不備 に よ る減 点 要 素と し ます
。
* た と えば
、「
… と は どう い う こ とか
?
」と い う問 い に 体 言で 結 ん でい な い もの な どは
適切 な 文 末処 理 が 行わ れ て い ない と 見 て形 式 上 の不 備 と しま す
。
* 理 由 が問 わ れ てい る の に「 か ら
」「 ので
」な どで 結 ん で いな い も のな ど も 適切 な 文末 処理 が 行 われ て い ない と み な し、 形 式 上の 不 備 と見 ま す
。
* た だ し、
「 こ とで あ る」 な ど の表 現 は
、「 こ と
。」 な ど で結 ん で いる も の と同 様 な 文 末 処理 が 行 われ て い ると 見 ま す。 また
、「 か らで あ る
。」 な ど の 表現 は「 か ら
。」 など で 結 ん でい る も のと 同 様 な文 末 処 理 が行 わ れ てい る と 見ま す
。
* 文末 の 表 現 を 問 わ な い 場 合 も あ り ます が
、 そ の 場 合 は そ の 都 度 明 記 され て いま す
。 2
日 本 語の 表 現 とし て 不 適 切な も の は、 程 度 に応 じ て 減点 し ま す。
* な お
、「
… す るこ と
」を
「
… する の
」と 表 記 して い る 場 合に つ い ては 減 点 しな い もの とし ま す
。 3
次 の 各項 に 該 当す る も の は、 部分 点 の 要素 が あ っ ても
、そ の 設 問の 得 点 を 0点 と し ます
。 a 答 案 が解 答 欄 の欄 外 に は み出 し て いる も の
。 b 一 行 の解 答 欄 に二 行 以 上 書か れ て いる も の
。 c 字 数 指定 の あ る設 問 で
、 字数 を オ ーバ ー し たも の
。 d 答 案 の文 章 が 最後 ま で 完 結し て い ない も の
。 4 古 文 ある い は 漢文 の 訳 を 記述 す る 設問 の 場 合も 以 上 に準 じ ま すが
、文 末 の 句点 や文 末の 処 理 ある い は 答案 の 完 結 にこ だ わ らな く と もよ い も のも あ り ます
。そ の 場 合は そ の 都度 明 記 され て い ます
。
高 1レ ベ ル 記述 模 試 一
評論
野 矢茂 樹
『 哲学 の 謎
』 採 点 基 準( 50 点 満 点
) 問
一 配 点
:各 2 点
1
= 狩 猟
2
= 図 鑑
3
= 恐 縮
4
= 媒 介 5
= 譲
( っ て
)
※ す べ て 部分 点 な し・ 別 解 なし
。
※ 行 書
・ 草書
、 略 字、 薄 い 筆跡
、 乱 雑な 筆 跡 は0 点
。
1 狩 猟 不正 解 例 は左 記 の 通り
。 2
図 鑑 不正 解 例 は左 記 の 通り
。
3 恐 縮 不正 解 例 は左 記 の 通り
。 4
媒 介 不正 解 例 は左 記 の 通り
。
5 譲
( っ て)
不 正解 例 は 左記 の 通 り。
問 二 配 点
:6 点
A 2 点
B 2 点
C 2 点
「 犬
」 と い う 字 と 本 物 の イ ヌ が 似 て い な い と い う こ と
。
[ 25 字
]
※ 31 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 最終 マ ス( 30 マ ス 目
)に
「 と
。」 の 二字 を 記 入し て い る
場 合 も 0点
。
※ 24 字 未満 の 記 述は 1 点 減点
。
※ 文 末
「 こと
」 ま たは
「
。( 句 点
)」 の表 記 な しは 各 1 点 の減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各1 点 の 減点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A
「犬
」 と いう 字
: 2点
・ カ ギ カッ コ の 有無 は 不 問。
・「 字
」は
「 文 字」
「 漢 字
」で も 可
。
・ 修 飾 語な し で 単に
「 犬
」と し て いる 場 合 は不 可
。
・ 修 飾 語な し で 単に
「 字
」「 文 字
」「 漢 字
」 とし て い る 場合 は 不 可。
・「 イ ヌと い う 字」 な ど
、「 イ ヌ
」 をカ タ カ ナで 書 い てい る 解 答は 不 可
。
○ 要素 B 本物 の イ ヌ: 2 点
・「 イ ヌ」 は 漢 字の
「 犬
」で も 可
。
・「 本 物の
」 は
「現 実 の
」「 実 際 の
」「 実 物 の」 で も 可。
・「 犬 その も の
」「 イ ヌ そ のも の
」 でも 可
。
・ 修 飾 語な し で 単に
「 イ ヌ」
「 犬
」と し て いる 場 合 は1 点 減 点。
○ 要素 C 似て い な い: 2 点
・「 似 てな い
」 は日 本 語 不備 で 1 点減 点
。
・「 同 じで な い
」「 近 く な い」 は 不 可。
( 別 解
) A
3 点
B 3 点 文 字 自 体 は 意 味 を 持 た な い の に そ れ を イ ヌ と し て 認 識 で き る
こ と
。
[ 30 字
]
※ 31 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 最終 マ ス( 30 マ ス 目
)に
「 と
。」 の 二字 を 記 入し て いる
場 合 も 0点
。
※ 24 字 未満 の 記 述は 1 点 減点
。
※ 文 末
「 こと
」 ま たは
「
。( 句 点
)」 の表 記 な しは 各 1 点 の 減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各 1 点 の減 点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
※ A と B を明 ら か に順 接 関 係で 結 ん でい る 解 答は 1 点 の 減点
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 文字 自 体 は意 味 を 持た な い
:3 点
・「 意 味を 持 た ない
」 旨 が明 記 さ れて い な けれ ば 不 可。
・「 犬 とい う 字 は意 味 を 持た な い
」「 犬 と い う文 字 は 意味 を 持 たな い
」 でも 可
。
・「 イ ヌと い う 字( 文 字) は 意 味を 持 た ない
」 など
、「 イヌ
」 を カタ カ ナで 書 い て いる
解 答 は不 可
。
○ 要素 B イヌ と し て認 識 で きる
: 3 点
・「 イ ヌと し て
」「 認 識 で きる
」 旨 が明 記 さ れて い な け れば 不 可
。
・「 犬 とし て 認 識で き る
」「 犬 だ と わか る
」「 イ ヌ だ とわ か る
」で も 可
。
問 三 配 点
:7 点
A 2 点
B 2 点 言 葉 の 意 味 を 言 葉 で 説 明 す る こ と に は 限 界 が あ り
、 や が て C
1 点
D 2 点 言 葉 以 外 の 何 も の か に よ っ て 説 明 し な け れ ば な ら な く な る か
ら
。
[ 55 字
]
※ 61 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 最終 マ ス( 60 マ ス 目
)に
「 ら
。」 の 二字 を 記 入し て い る
場 合 も 0点
。
※ 48 字 未満 の 記 述は 1 点 減点
。
※ 文 末
「 から
」 ま たは
「
。( 句 点
)」 の表 記 な しは 各 1 点 の 減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各 1 点 の減 点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 言葉 の 意 味を 言 葉 で説 明 す る: 3 点
・「 説 明」 に 相 当す る 語 がな け れ ば不 可
。「 言葉 で 表 す」 な ど も不 可
。
・「 言 葉の 説 明
」で も 可
。そ の 他
、同 様 の 表現 で あ れば 可
。
・「 言 葉で
」 は
「他 の 言 葉で
」 で も可
。
○ 要素 B 限界 が あ る: 2 点
○ 要素 C 言葉 以 外 の何 も の か: 1 点
・「 言 葉以 外 の 何か
」「 言 葉以 外 の 手段
」 で も可
。
○ 要素 D 説明 し な けれ ば な らな く な る: 2 点
・「
… しな け れ ばな ら な い」
「
… す る必 要 が ある
」 に 相当 す る 語が な け れば 不 可
。
・「 説 明す る 必 要が あ る
」「 説 明 す るこ と が 必要
」「 説明 さ れ るべ き
」 でも 可
。
・「 説明
」に 関 す る 話 で あ る こ と が 文 脈 から 分 か れ ば
、「 説 明
」 の 語 は なく て もよ い
。
問 四 配 点
:7 点
A 3 点
B 2 点 我 々 が こ の 世 界 で 出 会 う あ ら ゆ る 物 は
、 つ け よ う と 思 え ば 個 々 の C
2 点 名 前 を つ け る こ と の で き る 個 々 の 物 で あ る と い う こ と
。
[ 54 字
]
※ 61 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 最終 マ ス( 60 マ ス 目
)に
「 と
。」 の 二字 を 記 入し て いる
場 合 も 0点
。
※ 48 字 未満 の 記 述は 1 点 減点
。
※ 文 末
「 こと
」 ま たは
「
。( 句 点
)」 の表 記 な しは 各 1 点 の 減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各 1 点 の減 点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 我々 が こ の世 界 で 出会 う あ らゆ る 物
:3 点
・以 下 の 4 つの 要 素 のう ち
、1 つ が含 ま れ てい れ ば 1 点。 2つ が 含 まれ て い れば 2 点
。
3 つ 以上 が 含 まれ て い れば 3 点
(4 つ す べて が 含 ま れて い て も3 点 な ので 注 意
)。
①「 わ れわ れ( 私 た ち
)」 ま たは
「人 間
」に 関 係 する も の で ある こ と(
「 ぼく た ち
」は 不 可
)
②
「世 界
」 に存 在 す るも の で ある こ と
③
「眼 前
」 また は
「 現実
」 に 存在 す る もの
、 も しく は
「 出 会う
」 も ので あ る こと
④
「す べ て
」ま た は
「あ ら ゆ る」 も の であ る こ と
( 例)
「 わ れわ れ の 眼前 に あ るも の
( たち
)」
:
①
③ で2 点
「 私 たち が 出 会う も の
」
:
①
③ で 2点
「 人 間の 眼 前 に広 が る 現実 世 界
」
:
①
②
③ で3 点
「 現 実の 世 界 に存 在 す る全 て の 物」
:
②
③
④ で3 点
○ 要素 B つけ よ う と思 え ば 個々 の 名 前を つ け るこ と の で きる
: 2 点
・「
( A に) そ れ ぞれ 名 前 をつ け ら れる
」 こ とが 分 か れ ばよ い
。
・「 固 有 名を つ け るこ と が でき る
」「 個 別 に 名前 を つ けら れ る
」「 個々 の 名を 用 い て 名付
け ら れる
」 で も可
。
・「 名 前を つ け られ る
」な ど
、「 個 々 の」 も し くは
「 固有 の
」「 個 別 の」 に 相 当す る 表 現
が な い場 合 は 1点 減 点
。
・「 固 有 名を 持 つ
」な ど
、「 で き る」
「… ら れ る」 等 の 可 能表 現 が ない 場 合 は 1点 減 点
。
○ 要素 C 個々 の 物 であ る
: 2点
・「 個 別の 物 で ある
」「 具 体的 な 個 体で あ る
」で も 可
。
・「 個 物で あ る
(= 傍 線 部の 表 現 その ま ま
)」
「 固 有 の物 で あ る」 は 不 可。
・「 個 々の 犬
」「 個々 の 花
」な ど
、「 物
」 に 関し て 対 象を 限 定 して い る もの は 不 可
。
・「 独 立し た 物 であ る
」 は不 可
。( 独立
/ 隷 属と い う 文脈 で は ない た め
)
問 五 配 点
:各 3 点
a
= ホ
b
= ハ
c
= イ
問 六 配 点
:4 点
ロ
問 七 配 点
:7 点
ホ
※ 問 五
~ 問七 は 別 解な し
。 ひら が な で解 答 し てい る も の など は す べて 不 可
。
二 小 説 新 美 南吉
『 手 袋を 買 い に』
採 点基 準
( 50 点 満 点) 問
一 配 点
:各 2 点
1
= ち ょ う だ い
2
= ひ ゃ く し ょ う
3
= か
( い で
) 4
= た な
5
= と
( ん で
)
※ すべ て 部 分点 な し
・別 解 な し。
※ 行書
・ 草 書、 略 字
、薄 い 筆 跡、 乱 雑 な筆 跡 は 0点
。 問
二 配 点
: 各2 点
X
= ハ
Y = ホ Z = ホ
問 三 配 点
: 4点
ロ
問 四 配 点
: 4点
イ
問 五 配 点
:1 0 点
A 1 点
B 1 点
C 2 点
全 幅 の 信 頼 を 置 く 母 が 再 三 注 意 し た に も か か わ ら ず 指 示 と 反 対 D 2 点 の 手 を 差 し 出 し て し ま っ た が
、 無 事 に 帽 子 屋 で 手 袋 を 買 え た こ と に E 1 点
F 3 点 加 え
、 帰 路 で 人 間 の 母 親 の 優 し く 子 供 を あ や す 声 が 聞 こ え
、 人 間 へ の
警 戒 心 が 薄 れ た か ら
。
[ 99 字
]
※ 101 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 最終 マ ス( 100 マ ス 目
)に
「 ら
。」 の 二字 を 記 入し て いる
場 合 も 0点
。
※ 80 字 未満 の 記 述は 1 点 減点
。
※ 文 末
「 から
」 ま たは
「
。( 句 点
)」 の表 記 な しは 各 1 点 の減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各1 点 の 減点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
※ 明 ら か に本 文 の 内容 に 矛 盾す る 記 述が あ れ ば各 1 点 減 点。
※
設問 文 自 体に
「 子 狐が こ の よう に 思 った 理 由
」と あ る ので
、 主 語( 子 狐
) は省 略 可。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 全幅 の 信 頼を 置 く 母: 1 点
・「 全 幅の 信 頼
」は
「 強 く信 頼 し てい る
」「 全面 的 に 信用
」 な どの 表 現 も可
。
・『 大 好き な 母 の言 葉 を 信頼 し て いた
』 な どの 表 現 も可
。
・『 信 頼』 は
『 信用
』 な どの 表 現 でも 可
。
・「 全幅 の信 頼
」「 全 面 的 に 信 用
」「 大 好 き な」 な ど の 修 飾 が な く
、 単 に「 母
」「 母 狐
」 と し てい る 場 合は 不 可
。
○
要素 B 再三 注 意 した
: 1 点
・「 再 三」 は
「 繰り 返 し
」「 何 度 も
」「 念 入 りに
」 な どの 表 現 でも 可
。
・「 注 意」 は
「( 手順 を
) 指示
」 な どの 表 現 でも 可
。
・「 再 三」
「 繰 り返 し
」「 何 度 も
」「 念 入 りに
」な どの 修 飾 がな く
、単 に「 指 示」
「 注 意」 と し てい る 場 合に は 不 可。
○ 要素 C
( 指示 と
) 反対 の 手 を差 し 出 して し ま った
: 2 点
・ 母 の 指示 が 守 れな か っ た、 遵 守 でき な か った こ と を 明示 で き てい れ ば 可。 た だ し 手 を 差 し 出 す 場 面 で 人 間 の 手 と 狐 の 手 を 間 違 え る と い う 過 ち を 犯 し た こ と が
「 反対 の 手
」「 逆 の 手」 な ど の言 葉 で 明示 さ れ てい な い 場 合は 1 点
。
・「 指 示」 は
「 注意
」「 説 明」 な ど の表 現 で も可
。
・母 の 指 示と 言 及 して い な くて も
、『 逆 の 手』 など 母 の 指示 と は 異な る 手 を出 し た と明 示 で きて い れ ば可
。
○ 要素 D 無事 に 帽 子屋 で 手 袋を 買 え た: 2 点
・「 無 事に
」 は
「何 事 も なく
」「 人 間に 捕 ま るこ と な く」 な ど の表 現 で も可
。
・「 帽 子屋 で
」 は「 人 間 から
」「 町 の人 か ら
」な ど の 表現 で も 可。
・「 無 事 に」 や「 帽子 屋 で
」な ど の 修飾 語 は どち ら か 一 方が あ れ ば可
。両 方な い 場 合は 1 点 のみ 加 点
。
○ 要素 E 帰路 で 人 間の 母 親 の優 し く 子供 を あ やす 声
: 1 点
・ 人 間 のお 母 さ んが 子 供 を優 し く 寝か し つ ける 様 子 に 言及 で き てい れ ば 広く 許 容
。
・「 帰 路で
」 は
「窓 の 下
」や
「 人 間の 町 で
」な ど 場 所や 時 間 とし て 正 しけ れ ば 許 容。
・ 当 初 恐ろ し い 存在 と し て描 か れ てい た 人 間の 穏 や か な様 子 に 触れ る 場 面な の で
、
「 人 間」 で あ るこ と が 明示 さ れ てい な け れば 不 可
。
○ 要素 F 人間 へ の 警戒 心 が 薄れ た か ら: 3 点
・「 警 戒心
」 は
「恐 怖 心
」な ど の 表現 で も 可。
・「 母 狐の 言 い つけ
・ 注 意・ 警 告 が大 げ さ だっ た と 思っ た か ら」 な ど の表 現 も 可
。
問 六 配 点
:8 点
A 2 点
B 2 点 人 間 の 町 に つ い て 知 識 が あ る 母 狐 は 自 己 の 経 験 に 基 づ き 人 間 に C 2 点 対 し 強 い 恐 怖 心 を 抱 い て い た が
、 子 狐 に 優 し く 対 応 し た 帽 子 屋 の
D 2 点 話 を 聞 き 戸 惑 っ て い る
。
※ 71 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 最終 マ ス( 70 マ ス 目
)に
「 ら
。」 の 二字 を 記 入し て いる
場 合 も 0点
。
※ 56 字 未満 の 記 述は 1 点 減点
。
※ 文 末 表 現の 誤 り また は
「
。( 句 点
)」 の 表 記 なし は 各 1 点 の 減 点。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各 1 点 の減 点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 人間 の 町 につ い て 知識 が あ る母 狐
: 2点
・「 人 間の 町
」 は「 人 間
」「 町
」 で も可
。 そ の他
、 同 様の 表 現 であ れ ば 可。
・ 母狐 の 友 達の 狐 が 人間 の 百 姓に 追 い かけ 回 さ れ たと い う 経験 を 踏 まえ て
、母 狐 が 人 間 の 町に つ い ての 知 識
・認 識 が あ ると い う 記述 が あ れば 広 く 許容
。
○ 要素 B 人間 に 対 し強 い 恐 怖心 を 抱 いて い た
:2 点
・ 母 狐 の過 度 の 警戒 心 に つい て 言 及で き て いれ ば 広 く 許容
。
・「 人 間に 対 し
」が 抜 け てい る 場 合、 1 点 減点
。
・「 人 間 に対 す る 恐怖 心
」が 抜 け「 子 狐 を 心配 し て いた
」と い う記 述 の みの 場 合
、1 点 減 点
。
・ 要 素 Aと の 関 連性 が 明 示で き て いな け れ ば1 点 減 点
○ 要素 C 子狐 に 優 しく 対 応 した 帽 子 屋: 2 点
・「 優 しく
」 は
「人 間 同 様に
」「 平 常通 り
」 など の 表 現で も 可
。
・ 子狐 の 間 違い が 悲 劇に 至 ら ず
、予 定通 り 帽 子屋 か ら 手袋 を 買 えた こ と を明 示 で きて い れば 広 く 許容
。
○ 要素 D 戸惑 っ て いる
: 2 点
・「 戸 惑 っ てい る
」は
「 困 惑 し てい る
」「 訝 しん で い る」
「 疑心 暗 鬼 にな っ て いる
」な ど の 表 現で も 可
。
・ 傍 線 部に お け る母 狐 の 端的 な 心 情を 表 す 文末 に な っ てい な け れば 不 可
。
問 七 各 4 点
ロ
・
ホ
三 古 文
『 平 家物 語
』 採 点 基 準( 50 点満 点
) 問
一 配 点
:各 2 点
① お 移 り に な る ( い ら っ し ゃ る )
② 将 来 の こ と
③ 本 当 に
①
「 お 移 り に な る
」
・「 わ た る
」を
「 移 る、 い る
」の 意 味 で訳 せ て いな け れ ば1 点 減 点。
・「 い る
」 の意 味 で 訳し て い る「 い ら っし ゃ る
」も 可
。
・ 助動 詞
「 す」 を 尊 敬の 意 味 で訳 せ て いな け れ ば1 点 減 点
。
・ 補助 動 詞
「た ま ふ
」を 尊 敬 の意 味 で 訳せ て い なけ れ ば 1 点減 点
。
・ その 他 誤 字・ 脱 字
・衍 字 な どは 各 1 点減 点
。
②
「 将 来 の こ と
」
・
「ゆく 空
」 を「 将 来 のこ と
」 など 文 中 で意 味 が 通る よ う な 意訳 が な され て い ない も の は 2 点減 点
。
・「 旅 の 空
」と い う 表現 を 踏 まえ て
、 これ か ら 行く 場 所 の様 子 な どの 意 味 合い で 訳 し てい るも の も 可。
・ その 他 誤 字・ 脱 字
・衍 字 な どは 各 1 点減 点
。
③
「 本 当 に
」
・「 げ に も
」を
「 本 当に
、 も っと も だ
」と 訳 せ てい な い もの は 2 点減 点
。
・ その 他 誤 字・ 脱 字
・衍 字 な どは 各 1 点減 点
。
問 二 配 点
:各 4 点
ⓐ 完 了
/ の 助 動 詞
/
「 つ
」
/ の 連 体 形
/
ⓑ ラ 行 四 段 活 用 の 動 詞
/
「 い た る
」
/ の 已 然 形
/
+ 完 了
/ の 助 動 詞
/
「 り
」
/ の 終 止 形
/
ⓒ ラ 行 四 段 活 用 の 動 詞
/
「 た ま る
」
/ の 未 然 形
/
+ 打 消
/ の 助 動 詞
/
「 ず
」
/ の 連 体 形
/
※
ⓑの 助 動 詞「 り
」 の関 し て は存 続 の 意味 で も 可。
※
「/
」 で 区切 ら れ てい る 箇 所で 誤 り があ る た び、 1 箇 所 につ き 1 点減 点
。
※ 同一 の 区 間内
(
/ で区 切 ら れて い る 箇所
) で 複数 の 誤 り があ っ た とし て も
、1 点 減 点に とど め る
。
( 例) a
: 過去
/ の 助動 詞
/
「つ
」
/ の連 用 形
➡ 2 点
b
: ラ行 下 二 段活 用 の 助動 詞
/
「い た る
」/ の 已 然 形/
+完 了
/ の助 動 詞
/「 り
」
/の 終 止 形
➡ 3 点
問 三 配 点
:8 点
A 3 点
B 2 点 時 忠 が
、 窃 盗 や 強 盗 を し た 罪 人 た ち を 捕 ら え て
、 理 由 も な く C
3 点 一 人 一 人 の 右 肘 よ り 先 を 切 り 落 と す ほ ど
、 悪 い 人 物 で あ っ た か ら
。
(
5 7 字 )
※ 61 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 最終 マ ス( 60 マ ス 目
)に
「 ら
。」 の 二字 を 記 入し て いる
場 合 も 0点
。
※ 48 字 未満 の 記 述は 1 点 減点
。
※ 文 末
「 から
」 ま たは
「
。( 句 点
)」 の表 記 な しは 各 1 点 の減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各1 点 の 減点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 3点
・「 窃盗 や 強 盗を し た 罪人 た ち を捕 ら え る」 な どの 内 容 が記 述 さ れて い な い 答案 は 3 点 減 点
。
・「 窃 盗や 強 盗 をし た
」と い う 意 味が 含 ま れて い れ ば「 罪 人
」と い う言 葉 の 有無 は 不 問。
○
要素 B 2点
・「 様 も なく
」を
「 理 由 もな く
、意 味も な く
」な ど の 意 味で 訳 出 して い な い 答案 は 2 点 減 点
。
・ 理 由 がな い と いう 意 味 が分 か れ ば広 く 許 容す る
。
・「 容 赦な く
」 など 荒 々 しさ
、 恐 ろし さ を 意訳 し て いる も の も可
。
○ 要素 C 3点
・「 腕 を切 り 落 とす
」 と いう 内 容 がな け れ ば2 点 減 点。
・ 切 り 落と し た のが 罪 人 たち の 腕 だと わ か らな い 答 案 は1 点 減 点。
・「 腕 を切 り 落 とし た
」 とい う 内 容が わ か れば 肘 な どの 具 体 的な 部 位 の記 述 は 不 問。
問 (1) 四
配 点
:各 2 点
「 か た 」 と
「 め
」
(2) 配 点
:4 点
ハ
問 五 配 点
:6 点
A 3 点 B 3 点 時 忠 の 流 罪 の 軽 減
( 8 字
)
※ 11 字 以上 の 記 述は 全 体 0点
。 10 字 以 下 の答 案 は すべ て 採 点 対象 に な る。
※ 句 点 の 有無 は 不 問。 た だ し、 最 終 マス
( 10 マ ス 目
) に「 減
。」 な ど の 形で 文 字 と句 点
を 合 わ せて 書 い てい る も のは 字 数 超過 と み なし
、 全 体 0点 と す る。
※ 文 末 が 体言 も し くは
「
… こと
」 に なっ て い ない 答 案 は 1点 減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各1 点 の 減点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 3点
・ 流罪 の 主 体が 時 忠 だと わ か る記 述 が ない 答 案 は3 点 減 点
。
○ 要素 B 3点
・「 か な は ず」 の 目 的語 が
「 流罪 の 軽 減」 だ と わか る 記 述が な い 答案 は 3 点減 点
。
・「 流 罪 の 軽減
」 を
「減 刑
、 罪の 軽 減
」な ど と して い る 解答 も 可
。
問 六 配 点
:各 5 点
ハ
・
ホ
四 漢文
『 孟子
』 採点 基 準
( 50 点 満 点) 問
一 配 点
:各 2 点
○ a
= ふ う し
○ b
= な ん す れ ぞ
○ c
= ゆ え
( に )
○ d
= ご と
( き は
)
※ す べ て 部分 点 な し・ 別 解 なし
。
※ 行 書
・ 草書
、 略 字、 薄 い 筆跡
、 乱 雑な 筆 跡 は0 点
。
※ カ タ カ ナで 解 答 して い る もの は 0 点。
※
「 ゆ ゑ
(に
)」 など
、 歴 史的 仮 名 遣い で 書 かれ て い るも の は 0点
。
問 二 配 点
:7 点
A 2 点
B 1 点
C 1 点 先 日 の 銀 を 受 け 取 ら な か っ た こ と が 正 し い の で あ れ ば
、 D
2 点
E 1 点 後 日 の 銀 を 受 け 取 っ た こ と は 誤 り で あ る で し ょ う
。
※ 字 数 制 限な し
。
※ 解 答 が 解答 欄 を はみ 出 し てい る 場 合は 全 体 0点
。
※ 文 末 の 句点
(
。) が な い もの は 1 点減 点
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字、 主 述 の呼 応 お よび 文 法 的な 誤 り は 各1 点 の 減点
。
※ 真 逆 の 意味 に な って い な けれ ば
、 余計 な 言 葉が あ っ て も不 問
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A 先日 の 銀 を受 け 取 らな か っ た: 2 点
・「 先 日」
「 銀
」「 受 け 取 らな か っ た」 の 3 要素 が あ れば 2 点
。
・ 3 要 素の う ち 1つ で も 欠け て い れば 0 点
。
・「 先 日」 は
「 前日
」「 昨 日」
「 以 前
」「 前 回
」で も 可
。
・「 銀」 は
「 兼金
」「 百鎰 の 銀
」「 斉 の 国 で王 か ら 贈ら れ た 銀」
「 お 金」
「 金
」「 金 銭
」で
も 可
。
・「 宋の 国 で 王か ら 贈 られ た 銀
」「 薛 の 国で 王 から 贈 ら れ た銀
」「 七十 鎰 の銀
」「 五十 鎰
の 銀
」な ど は すべ て 不 可。
・「 銀
」を
「 献 金」 な ど とし て い る場 合 は 1点 減 点
。
・「 兼 金一 百
」 の語 を そ のま ま 用 いて い る 場合 は 0 点。
○ 要素 B 正し い
: 1点
・「 間 違っ て い ない
」 で も可
。
・ A が 書か れ て いな い 場 合で も 加 点対 象 に なる
。
○ 要素 C であ れ ば
:1 点
・「
… だと し た ら」
「
… だ とす る と
」な ど
、 順接 仮 定 条 件を 表 す 語で あ れ ば可
。
・「
… ので
」「
… から
」 な ど、 順 接 確定 条 件 で訳 し て い る場 合 は 不可
。
・ そ の 他、 逆 接 表現 な ど で訳 し て いる 場 合 も不 可
。
○ 要素 D 後日 の 銀 を受 け 取 った
: 2 点
・「 後 日」
「 銀
」「 受 け 取 った
」 の 3要 素 が あれ ば 2 点。
・ 3 要 素の う ち 1つ で も 欠け て い れば 0 点
。
・「 銀
」に 関 する 話 で ある こ と が文 脈 か ら分 か れ ば
、「 銀
」の 語 は なく て も よい
( 要素
A で 明記 さ れ てい る 場 合な ど
)。 た だ し、 以 下 の 例の よ う に 明ら か に「
『 要 素A の 銀
』
と『 要 素 Dの 銀
』が ま った く 同 じも の で ある
」か の よ うに 書 か れて い る もの は 不 可
。
( 例) 先日 兼 金 一百 を 受 け取 ら な かっ た こ とが 正 し け れば
、今 日 そ れ を受 け 取 るの は 間 違
い だ と言 え る
。( 今 日 に受 け 取 るも の も 兼金 一 百 であ る か のよ う に 見え る た め
✕)
・「 後 日」 は
「 今日
」「 今 回」 で も 可。
・「 銀
」は
「 七 十 鎰・ 五 十 鎰の 銀
」で も 可。 た だ し、 ど ちら か 一 方の み を 記述 し て いる
場 合 は不 可
。
・「 銀
」は
「 お 金」
「 金
」「 金 銭
」 でも 可
。
・「 銀
」は
「 宋の 国 や 薛の 国 で 王か ら 贈 られ た 銀
」な ど でも 可
。た だ し、 ど ちら か 一方
の み を記 述 し てい る 場 合は 不 可
。
・「 百 鎰の 銀
」「 斉の 国 で 王か ら 贈 られ た 銀
」な ど は す べて 不 可
。
・「 銀
」を
「 献 金」 な ど とし て い る場 合 は 1点 減 点
。
○ 要素 E 誤り で あ る: 1 点
・「 間 違っ て い る」
「 正 し くな い
」 など で も 可。
・ D が 書か れ て いな い 場 合で も 加 点対 象 に なる
。
問 三 配 点
:各 6 点
( B
) A
2 点
B 2 点
C 2 点 よ ま さ に と ほ く へ ゆ く あ ら ん と す
。
※ 字 数 制 限な し
。
※ 解 答 が 解答 欄 を はみ 出 し てい る 場 合は 全 体 0点
。
※ 文 末 の 句点
(
。) の 有 無 は不 問
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字は 各 1 点の 減 点
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A よま さ に
:2 点
・「 よ
」は
「 わ れ」 で も 可。
○ 要素 B とほ く へ ゆく
: 2 点
・「 と ほく へ
」 は「 と お くへ
」「 と ほく
」「 とお く
」 でも 可
。
・「 ゆ く」 は
「 ゆく こ と
」で も 可
。
・「 行
」を
「 い く」 と 読 んで い る 場合 は す べて 不 可
。
【 別解
】「 とほ く へ ゆく
」 は
「え ん こ う」
「 ゑ ん かう
」 で も可
。
○ 要素 C あら ん と す: 2 点
・ 別 解 なし
。
( C
) A
2 点 B 2 点
C 2 点 い ま だ し よ す る あ ら ざ る な り
。
※ 字 数 制 限な し
。
※ 解 答 が 解答 欄 を はみ 出 し てい る 場 合は 全 体 0点
。
※ 文 末 の 句点
(
。) の 有 無 は不 問
。
※ 誤 字
・ 脱字
・ 衍 字は 各 1 点の 減 点
。
● 採点 方 法
:各 要 素 単独 採 点
○ 要素 A いま だ
: 2点
・ 別 解 なし
。
・ 呼 応 表現
(「
…ざ る
」「
…ざ り
」「
… ず
」) がな い 場 合で も 加 点対 象 に なる
。
○ 要素 B しよ す る
:2 点
・「 し ょす る
」「 しよ す る こと
」「 しょ す る こと
」 で も可
。
○ 要素 C あら ざ る なり
: 2 点
・「 あ らず
」「 あ らざ り き
」で も 可
。
問 四 配 点
:5 点
孟 子
※
「 夫 子
」「 予
」「 行者
」「 之」
「 君 子
」な ど は すべ て 不 可。 問
五 配 点
:6 点
焉
三
有 君 子 而
可
二
以
レ
貨
取
一
乎
。
問 六 配 点
:各 6 点