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産学連携の背景,意義と課題

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(1)

綴25》

麟欝嚢縫灘嚢鑛難壁錘重欝繕辮辮

 論   文

1垂繕辮講難韮嚢難葦欝縫嚢搬嚢馨

産学連携の背景,意義と課題

下平尾 勲

       § 正.産学連携がなぜ重要となったか  i 科学技術鰹造立瞬と産官学連携  2 産学連携権鋳力の意義 登.産学連携の意義と課題  i ]駿近の産学:連携の高ま鯵  2 産学連騰・協力の意義

 次

欝.産学連騰・協力の叢進のために  i 産学連捷・協力のビジョン  2 撫互繕頼

 3 長難麟筏点葉麟度の確立

 最近産学連携の必要性が強く叫ばれ,露立大学 にお継ても,産学連捷の動きが活発化し,産学連 携が重要な課題となっている。そこで,①産学連 携が重要撹されるようになったのはなぜか,②産 業連携の意義と課題は鰐か,③産業連騰はいかに 推進されるべきかにっ》てと鯵あげたい。

墨.産学連携がなぜ重要となったか。

葉.科学妓籍麟造立国と産官学連携

 騒立大学における産学業縁醗究が文教政策の一 環として登場したのは,欝83奪であるが(地域共 同醗究センターの発達は欝87零度よむ),当褥に おいては件数も少なく,自然科学系,とくに工学 離を中 むとしたものであむ,大学の藩究↓教育の ほんの一部を形成するものとしてそれほど漆目さ れるものではなかった。その内容も紡料縫発(セ ラミックス等)関係,機器麗発(電子顕微鏡等)

関係,ソフトウエアー麗係解主であった。ところ で欝紹年以降になると,各国立大学に毎年地域共 購硬究センターが全蟹で5校ずつ設置され,プ滋 ジェクトは,土木・建築漢1孫.エネルギー麗係,

バイオテクノ賞ジー関係,エレクトロニクス(電 子工学)関係等へと擁太し,さらに,大綬摸プβ

ジェクト,未来産業分野へと拡張していった。

 産学連携に大きなインセンティブを与えたのは,

「科学技術基本法」の鰯定であった。緯弱年産業 構造審議会基本開題小委員会は,科学技術の振興,

籍競産業の割出,そのための麟度改革を提案した。

それを受けて,わが蟹の科学技術政策の基本的な 枠緩みとして「科学鼓衛基本法」(i鱒5年登用)

が麟定された。その法律にもとづいて硬究聡発推 進に関する基奉的な方舞,基盤整欝,基礎醗究の 充実,新産業の麟毯や学術面での国際交流の貢献

などが打ち鐡さ説た。欝弱年i月には,文藻省,

科学鼓衛庁だけでなく厚生省,農水省,遜藏産業 省,郵政省の6省庁1こ科学鼓術振興の畿資鱗度が 整騰された(表i−i)。こうして,わ炉麗は r科学技術麟造立蟹」を日捲し,新技術開発を霞 む,知的財産を形成していくために,新技徳事業 懸:題発機構が設置され,国立試験醗究機醗,大 学などと共同契約または委託契約を締結し,わが 露における基礎懸究を抜本的に強化することとな

った。そのためには,號存の法律等の改正を行い っっ大学麟度改革が着手された。大学銑大学の充

(2)

橿鳥大学地域醗究 第鎗巻 第正号 2㈱.9

嘩2§}

︒塔鋭盗嘱糞纒攣雛献一藝蟹

毅婚怒靉靆襲齢磯蕩灘製蛤瞬懸遜製粘掻靉靆選  9  寧

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襲竃繕寧静駕憲く羅︽.鱒竃9ム勘残基﹀卜・

鰻竃9蕪潔毒締警騨獣毒瀞磁響く懸試襲憲繕趣潔獲録姦慰撫欝へ鰍K讐療養わへ=無血貿讐樺蟹纏獣毒 ム無銭旗藝駆Oム紙蝿㌦雛駆O卜ゐ無銭鉱質墾Oo噂ム外罐眠寡黙9ム瓶畦徹雛駆O鷺ム鰍蝿微震駆O凝

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嘱櫓ゆ軽蟹攣登倉嘉<9鋒

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気鞭縫薙蟹擬蠍薙属籍鎌奪蟹縦線確冨鞍縫薙雌器農麟建白っ鉱◎り㌧駆  重  車 駕毒霧鰹ゆ蟹毒憲継㊥獣墜麗鰹嘩然毒憲綿駕峯罵鰹

鹸鞍建替艦.然毒整輪姦慧蒼駁.潔叢羅赫蒙慧潜艦.駕姦直ゆ争蒙建替︽.獣獲轡褻蒙騒懸駁.獣馨毒霧糠㊥赫蒙慧蒼駁 諸§継罐湊慰叢繰騒嫁8紹灘志獣毒憐錘鰹9擁諭婁録事舞懸襲赦Q樋寮潔馨揖懸置執Q禅建獣簿揺醗蟹鞭鰹遷9白弓無匂弓b

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蟹姦幾繋駕峯響嬬㊥蟹垂靉靆潔麗繋獣畜響講§鷺穀倉隷韓製鰻潔姦響鱒緯蟹婁懸簿鰻

む舞慧露㊦攣躍簿撃薫蒸峯峯蟹毬婁蕊灘鰻羅蠧魚簗・裟螺簗へ糞意獣㊦騒灘蟹瞳幾繋獣毒謬蟻超砦簿蝶獣畜寒熱壌麩巌審睡 譲 繍

建題︒3︑踏建題の.器猛襲︒a.窪裟懸網嚢建題○雲籔麺︒類騒 鰍 蒔

︵○︵囲顛Z︶︵韓羅

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聾運饗襲・攣饗蝦懸・一等幾嫌縫簗鞍翼隷毬製蓮賑馨蟻暴灘筆獲拳羅畷簗欝靉靆灘寒爆薬趨賦峯寒齢蔓盤

護羅翼練

緯 懸 録華線聡震瑠攣 蚤 麟鞭 麟 瞳幾碧峯齢蒸締 簾 駅

竣桝讐⑩①費購鰹繋e蟹羅懸鷺e塗筆摩一ード蘇

一総一

(3)

産学連撲の背景,意義と課題 (4i2?1 実,地方における大学院醗究の鍵点整備,大学院

充実による娃会人数青,大学付置購究承の醗究,

教蕎体譲の改革,人事交流,外石人醗究養の任矯,

若手硬究者育成,大学の残存の醗究・教育に絶す るスクラップアンドビルド,醗究鉢麟の整薦,大 学以外の硬究機関との交流,産官学の協力・交流 の促進が纒られた。

 こうした方鶴に難して欝蟹年度霞立学校特騨会 計予算2.75兆跨(封離奪比護.逢%増)も,大きく緩 み替えられた。潤えば,大学改藁等推進経費溢.O 賑増,麟究支援体麟充実経費2M、§%増,学術椿 報基盤の整鋳充実経費欝欝6増,産学共講醗究等 推進経費播.i驚増となった(表i−2)。すぐれ た教奮硬究実績をあげている大学駝を中心とする 教官碕究条簿の整簿,大学院においてベンチャー

・ビジネスの萌芽となるべき独麟的な硬究騒発,

翻造的な人材育成に重点がおかれた。独禦技術雛

発への活罵を引き鐡すために,高度精穀乾鮭会,

高齢姥椎会に封癒した教奮醗究の推進,卓越した 麟究鍵点や学徳椿報基盤の充実とともに,末羅流 の醗分システムである葬競争的硬究萱葺,「公募型 醗究費藩が導入された。さらに競争的藩究費は文 藻省だけでなく,通蕩産業省,郵政省など七省庁 でも充実さ轟,合計すると競争的醗究費は,文藻 省の科学醗究費補跡金聾囎憶跨の約2借にあたる 2欝3憶跨(韓葱年比33霧増)に達した(表i−3)。

以上のように,わが国におけるi新技術基礎醗究を 抜本的に強銘する政策と麟度を充実させ,その成 果をもって産学連携を推進するにいたったが,そ れはなぜであるか。

 一つは鱒年代に入ってわが蟹経済の停滞が続き,

騒際競争力が紙下したことにあった。

 鰺劔年3月嶽来の米蟹経済の好景気は,第2次 糧界大戦後臆想の景気拡大の中で最長を記録し,

表董一2 博97年度 醗立学校特溺会謙概算要求額 (単盤:癒霧)

区       分 羨隼凌予算額 i弱?隼慶

@算要求額

比 較 増

「減額 増 減 率

i、人    簿   費 i4峰弱 鍾,8簿 67i

鷺魂.7

2.勃    件    費 i2,2解 i2,§§2 醤§ 尋.轡

{碁 基幹麟教鳶醗究経費

2,艇圭 2,i蟹 簸3 §.6

{2}大学改革等推進経費

2i.書

麟 大学饑餓造牲麗発推進経費 i講 貿3 23 蔦.5

鱗 蓬工系教鳶推進等経費

貿 i 6.6

151マルチメディア教書推進等経費 尋7 52 5 ii.§

麟 瞬究支援捧麟充実経費

2? 2姓6

総 琴一ダーシップ支援経費

§ 圭3 i3

麟 卓越した醗究擁点の形成究実経費 2

a7

鰯 学徳構報基盤の整鱒究実経費 33i 3総 欝、2

鱒 大型基礎醗究の重点釣推進経費 5ε舜

2壕 尊.3

鯵 産学共講礒究等推進経費

8鴇 i,倉春i i3i i5.3

麟 教 欝 磯 究 推 進 経 費 §,鱗5 5.螂 婆3 色$

麟 鱈  入  金  蟹  還  金 8欝 863 護5 5.§

麟 蟹立学校施設の整備

i,7蝿 i,8奪3 7 歌魂

歳   鐵   合   計 26,準総 2?,誌3 i,i57 垂.雀 資料:文藻憲蟹立学校特雛会計機算要求一抵表よ鯵鐸絨。

(4)

(駁2欝 福島大学矯域醗究 第鴛巻 第圭号 2鑓§瀦

衰垂心3 97年度各省庁硲競争的観望資金凝度 (カッコ内は解隼度楽舞予算、単盤は臆鶏〉

▽科学技徳庁

97隼度 弱隼度 増減率

○戦略麟基礎績究推進事業 2灘 i総 66.?

○科学綾織振興講整費 2鶴 2蔦 2象§

▽遜 産 省

○獲麟的産業技癒欝究鵜発綻進麟度 88.縷

○地蟻産官学連携型硬究雛発麟度 2玉 §

○競争特麟の麟設 22

§

▽郵 政 省

○鍵案公募の拡充 8

§ 縫§

○テレコム・インキュペーシ翌ンの絋充 2

▽文 部 省

○科学硬究費櫨融金 i,越至 王,雛8 i2.i

○未来麗振学徳醗究事業 22§ 1欝 i臆奪

▽鷺 生 省

○保健薮癒分野基礎醗究へ撫資事業 3欝§

▽農 承 省

○新技徳・新分野麟窪のための基礎醗究推進 9§.§

○連携灘発麟究

○園醗威果実繕銘璽の究蜷産業技徳麗発事業 8 §

▽澱 境 庁

○来来覆境麟造璽基礎醗究推進費 3 §

○地球礫境醗究総合推進費 28 7.7

合         計 2,欝3 工,5毅 33ま

資料:支離省資料よむ{乍成.

現在も継続している(2総食年9月で葺5ヵ月とな る)。懸盤な企業活動は匿額の孝彗潤を生産しっっ,

雇絹を麟鐵し,高い労鍵分醗を実現し,霞内市場 を拡大している。海外から商品輸入が増撫するだ けではない。甕額の資本,すぐれた技術及び労懲 者が流入し,米蟹の経済発展を促し,それを基盤

として株懸が上昇し,その含み益によって投資絋 大が行われている。このように資本蓄積と鼓術革 新は含み益によ鯵急速にすすめられた。瞬時にソ 連の崩壊に梓う東西冷戦体灘麺)終結によむ,巨額 の軍事費,多数の軍事装備者および軍事技術の葭 生化がおこむ,玉τを中心に装備革新が一挙に進 展し,国際競争力縁急激に力をもち,先進蟹さえ

も支醗下に収めるようになった。

 縫方,鰻を東アジアに海ければ,9?年のアジア 選貨危機によ鯵経済瀬動は低迷しているが,菓ア ジアは先進馨をはるかに上図る高華成長率を達成 した。東アジア地域(アジアニーズ,アセアン諸 蟹,中蟹〉の欝9i〜菖年の年平均の成長率は8.7%

であ鯵,G7諸蟹のi.§妬を大きく上懇るととも に,東アジア諸羅による輸鐵額が全糧界の輸鐵額 合計に露める割合も欝85年i薮8%から餐嬉5隼i8.§

鷺へと飛躍的に拡大し,G7諸国が総.2妬から 眠i%に減少させたのと対照的な動きを示した縫1。

 開発途上蟹,とくに東アジア経済の追継あげの 結果,毯界規模で需要・市場が拡大するとともに,

毒場への供給能力が飛躍的に増大し,先進蟹闘を めぐる競争から次第に東アジアを含めたグ濃一バ

一欝一

(5)

産学連騰の背景,意義と課題 《4蓋29〉

ルな競争へと量的に拡大し,質的に変化してきた。

わが蟹経済は応綿分野だけでなく基礎的な醗究,

来来産業醗究において立ち遅れが目立ち,将来に 蝿する危機意識が生むた。

 こうした背景の中で大学幾譲渡の充実と大学貌 大学を軸にした新技徳基礎醗究の抜本的な強化 策121とその成案にもとづく産学連携策が打ち鐡さ れてきた。

 もう一つの産学連携を推進するに》たった事縮 は,わが覆経済の空清乾と不混の長観化にあった。

第2次轡弊大戦後のわが蟹経済においては,鉄鑛,

石濾,化学等の素軽型製造等が基幹産業として先 導し,造艦,合成繊維へと移ったが,これら従来 型基幹産業の成長が鐘化していたときに,石稜危 機が発生し,これらの産業は,辱一ディング産業 としての役割を終えた。その後これらの産業にと って代わって新たに婆一ディング産業として登場 し成長してきたのが機械工業であった。それは,

技徳力,資本力を蓄稜し,毒場のニーズに薄癒し てめざましい発展をとげた。しかし,鱒〜懸軍の 超灘高・ドル安によ鞍輸串競争力を喪架した。そ

こで,豊富な経営資源を有する企業は,醗境を越 えて海外展醗を待い,儀廉で質の高い労鍵力を有 し,縫会的,産業的基盤の整騰された国への投資 を活発化させてお鯵,このような事業展擬のでき ない産業や企業との賂差が著しく拡大した。グ ローバルな事業展聡へ封慈できない産業や中小企 業の鉢質改善の支援策の重要性が高まった。

 欝総軍代にみられた大企業と中小企業との,ま た大薬毒の本社と地方の工場との縷み分けと旛互 敏存縫係は,海外工場進蜜により墾ち擘く醗壊し

(纒2−1),取鯵残された企業の構造改善策とし て産学連携1の重要性が高まってきた。大雛市にお いては,薦場も大きく,業種転換の可能性も多く,

憶報毅集の機会もあるが,地方においては,市場 も小さく,技術力も低く,構報も乏しいから,地 方大学にその難待が寄せられた。

 以上のように産学連携と魏う講じ盈葉であって も,大学院大学に難待されても、る内容と小幾摸地 方蟹立大学に顛待されている内容にお墾ては,大 きな樒違があった。今縫の経済状溌は,環境・擁 擾・エネルギー等にみられるように,大学だけで

麟2一董 海外工塒移転と国内産業窒溺死

A

丙  下請

生  企業 B

C

企業

D E

孫企 講業

B豊 B2 C玉 C琵  〉豊E圭

海外へ工壕移転

B

A C

蜜碗に残された企業

⑤◎

⑤◎ ︷

斬取彗洗の聡羅

業種,生産品目転換(転業)

鉢・廃業

εi

E

(6)

〔藁鋤 擁島大学地蟻醗究 第鴛拳 第i畢 2朧、§

も,企業だけでも,行政だけでも,解決できない ほど,質的に高度化し,複合化し,量的に拡大し ておむ,ここに産官学連携の必要牲が生じている が,この小論文におも・ては後者の小規摸地方国立 大学に難待されている産学連携について述べてお

きたいウ

2.段本経済の空溺化と産学連携

 轡 空濁化の拡大と深化

 新産業の麟趨,萩事業支援との経連において産 学連携が提起されるようになったが,このような 事態が発生したのは,実はわが国を代表する企業 が海外に生産鍵点を移した結果として生じた経本 経済の空洞化を背景とするものであったが,空欄 化薫活力低下はいっそう広韓醗に及び,わが覆の 鰍度,地域経済,蛋民意識,独翻的活力金棒に拡 大しているのである。

 空清化対策との欝連で産官学連携の必要性が高 まったのであるが,産業空潟イとという言葉は嚢常 的に使われてお鯵,多義的であると瞬時に重要な 内容を含んでいる。

 第iに,狭い意味では製造業の空清化をさして いる。戦後のわが国経済は資本の霞鰹的な移動に 蝉して,資本及び磐石為替管理法によってきびし く規凝を換えてきた。つまむ,ク賞一ズドシステ ム下におも・て経済が運営されてきた。しかし,醒 際的な焼灘緩秘がすすみ,とりわけ,金議の嚢詣 下のもとで,聾高・ドル安及び,海外との金舞格 差が生じたので,海外投資が急増した。当携は米 国の国績を中心とした有極証券投資や不動産投資 が主流をなしていたが,不溌が長麹化し・羅内外 の資本収益率揺差が拡大するに及んで,収益率の 高野海外への工場移転がすすんだ。わが国のり一 ディング産業であった家電,AV機器からはじま む,半導体や自動車産業へと海外澄接投資は拡大 した。跨高・ドル安によ鯵製造業を中心に急激に 産業構造が変靴し,主要な産業が広範灘にわたっ て海外移転し,霞本経済の活力低下をもたらしっ っある。経済の基盤は生産にあるが,生産擁点が 海外にシフ塾すれば,漉過業やサービス業も低下

していくことになる。このように琴一ディング産 業の海外移転を契機とする製造業の弱鉢牝を塞洞 化とよばれている。

 その場合に,東アジア諸蟹の経済成長が顕著で あむ,空濁化は露際競争力の騒下との麗係で強く 意識されるようになった。棄アジアの急激な工業 化の進展は,わが霞の経済基盤を脅かし始めてい る。かつてわが羅の産業が西欧の産業にとって代 わったように,東アジアの産業がわが醒の産業1こ とって代わろうとしているからである。アジア経 済のわが馨経済に蝿する追いあげが厳しいからで ある。このような献溌に蝿癒するために技術開発,

新産業の麟鐵,基礎技術の拡充が重要性を増して

いる。

 円高・ダル安は商品翰墨を著しく靉靆にしたの で,東アジアヘの資本流鐡の繧陶を髄長した。わ が国は尋度の跨高・ドル安を経験したが.第i次

(ig質〜鰺隼)から第3次(欝85〜総年)までは,

海外への資本流鐡の緩霧鐘があったので,跨高に鰐 応ずるため,産業合理化および新嚢品・新鼓術雛 発を行って,国擦競争力を強化してきた。為替捨 場の変化が,結果的に企業努力を強翻したわ謬だ が,第壊次跨高(襲〜懸隼)は,その産業台蓬化 や妓籍・商贔開発の結果として肖高・ドル安がも たらされた。騒際懸の資本移動が全く密密化され ていたので,湧高・ドル安繋策としての産業金蓮 イとや商品準技術開発藝ま一定の1襲界婁こ達した。企業 合理化を行うにも,嘱乾いた難癖をしぼって水を 縷す讐というような状溌となった。覆内に足場を おいて企業金運化や騒発を行うのではなく,企業 霞体が海外へ流出を麗嬉した。資本,優秀な労鱗 力,鼓術,椿報が海外に持ち串され,海外で生産 された商品がわが国に販売され,欧米に輸串され るようになった。その結果として,円高・ドル安 が霧安・ドル高へ大きく変化してきたが,実は,

瞬時にそれだけわが国経済の蟹擦競争力が低下し たのである。籔本からの直接投資を受けてきたア ジア経済の浮上との関連で,わが国経済基盤の強 化の必要性が高ま鯵,新技術開発や新産業麟造の ための施策に重点がおかれるようになった。

 第2に,わが蟹経済発緩の粋緩みであった金離 一6毒一

(7)

産学連捷の背景,意義と課題 罎3董〉

業,建設・不動産業及び総合商社が,巨額の不良 績権を持ち,没落の危機に立たされたことは,経 本経済の棒緩みの空溺化であった.総合繭鮭は,

商品の輸思入の取む瞬きだけでなく,海外投資の 窓嚢でもあった。i弱7奪アジア通貨亀機によって 海外投資事業が一挙に悪化し,巨額の損失が発生

し,不良積券が塔撫し,総合蔭社の経営が悪化し た。バブル経済絹壊後,金融業,不動産・建設業,

総合商社という経済発展の枠緩みである業界が,

不良綾権をかかえたということが,身動きの出来 ない田本経済を生み鐡した。このことは,経済の 粋纏歪みの空清イヒを意奪来したのである。

 経済の枠緩の変化慧,懸樗破壊の広範灘な拡が り,流通機構そのものにまで及んだ。空濁化は商 業活動まで含めて使われるようになった。とくに 地域商業はいわゆる大憂彗法・百貨縫蓋法の廃止と》

う商業鑑彗痩改革によ鯵郊外への大観模小売懇の霧 由な進鎧をみとめたが,それを契機に,薦街地商 業地域はこれまで潜在的に進行していた後継者難,

駐車場不是,立地条件の悪化,協調精神の蟹下,

さらに品揃えや顧客二一ズヘの難感力不是等々の 諸藩題を一挙に露呈させた。最逝では中心商店街 の急速な地位低下とともに商業活動と結びついて 発達した地域コミュニティーや地域文化の衰退が

目立っ。商業地域の濤姓化は,たんに商業者だけ の問題ではなく,まちづく鯵全体の施策ととらえ るべきであるが,商業地域のドーナツ化現象も含 めて空洞化とよばれている。

 第3に,地域経済の衰退と高齢化

 この十年聡に地域経済の権造そのものには,3 つの変化癖おこった。

 ①バブル経済麟壊と焼舗緩秘は,産業金運化

(設講投資の擁斜,人員醜減,非効率蕊門の確立,

流通変革〉とわが国の経済システム(生産流通,

分醗,金融〉の変化を推進し,倒産,失業者の増 趨.暢懸下落だけでなく,中小企業の選騨淘汰,

形骸化している産業の衰退を引き起こした。

 ②第一次産業(農林水産業)はグ欝一バル化の 中でほぼ完全に,羅漢競争力を喪失した。第一次 産業に多くを依存してきた地域経済は,農鉢漁業 に代わって公共事業によむ,薩罵を維持している

が,財政赤字の拡大の中でいずれ根本的な見直し がさけられず,そのためには,新産業の青成,新 事業政策が農出漁村においても,不再欠となむっ つある。

 ③幾麟緩秘によむ,資承移動,金鞍皺む引きが,

贈大膨張し,財・サービス貿易から楊蝿的に独立 して変動している。財政と金離を通ごた大都市経 済と地域経済との襯互依存関係が弱体化している だけでなく,地域経済・地域金融も貿易のみなら ず,資本移動を選むてグ濤一バルスタンダード下 で再編成されっっある。特に,資本移動のき麹化 の中でわが国の馨一ディング産業は,健来のよう に,地方に工場を移すよむも,海外直接投資に軸 足をおいている。このことによむ,地域経済は,

雇絹の不安定が…般化し,若年労欝力流鐵に拍車 がかかむ,地域経済の衰退と,成熟建・高齢化を 引きおこし.活力が低下している。

 また,空清化縁わが醤の婆一ディング産業の海 外・進塁という縫題だけでなく,地場産業をはじあ 地域の主要産業を薩翳している。わが国の貿易収 支の黒字を背景として,麹霞化と円高の波がおし よせ,地場産業や不溌感を強めている。地場産業 の製品の輸入が急増し,蟹内における需給バラン スが失われ,懸格は下落して秘・る。また繊維,織 犠,家具,麹磁器,漆器および金属洋食器などの 輸鐵地場産業が国際競争力の上で,輸鐵が霞難と なっているばかむでなく,これらの商品が海外か ら安慰に輸入され,輸鐡地場産業はもとよむ内需 向け地場産業も競争力を失っている。このように わが蟹題奮の産業が跨高・露霊化・不溌という中 で衰退していく状溌を8本産業の空鴻化という。

 さらに,わが羅の観光の空鴻化が翼題となって いる。観光需要は全国的に増擁していないのに,

その供給は,観光業の談議援資の拡張,琴ゾート 瞬発,公的分野の賓泊・レク瞬三一ション施設の 塔趨によむ過嚢繧向にある。そのうえに海外厳行 が増撫したから,観光の地域経済への波及効果解 大きいにもかかわらず,観光業の経営は苦しくな っている。とくに胃高によって,国内観光よむも 海外観光が蕎利となっている。お正月,§月の連 休,春材み,夏休み等魑内観光業者の稼ぎ時に,

(8)

罎32) 福轟大学地蟻礁究 第鴛拳 第i号 2㈱、§

たくさんの人が海外へ鐵かける。国内観光客に髭 較して海外観光客の増撫率1ま顕著である。わが蟹 の観光資本は,海外にホテルやレジャー旛設を建 設し,蕨付会鮭とタイアップして海外に簾行客を 集めている。わが蟹の観光の空洞化は,顧客の ニーズの変化のみならず海外蕪行の堰瀦によ鯵深 灘化している。以上みたように地域経済を支えて

いる主要な産業の衰退は小子高齢化・過疎化とと もに深刻さを増しているが,この過蔽化問題は,

農出馨二霧粒から人難5万人未満の地方中小翻毒 にまで拡大しっっある。この中小潔斎を含んだ地 域経済の衰退こそ空濁化の重要な鶴題として登場

してきた。

 第4に,空溺化はハング婆一緒神の空洞化を含 んでいる,わが国に建場をおいて,成長・発展を めざそうという企業も減少し,わが醤経済の樗来 に薄して危機意識をもっている若者も少なくなっ ている。戦後の学校教蕎は,優秀なサラ琴一マン を育てたが,ハングリー精神をもった,独創的な 人を育ててこなかったように患われる。

 若麸エネルギーに満ちあふれた人たちが,企業 の海外進笛とともに外顛に流超しておむ,そのた め,わが国の産業を育成していこうとする人たち が手薄となっている。地方から進学のためにと大 翻市へ流出し,大薬毒の大企業に就職した青年が 海外へと流超しているのである。地元に若者を定 着させて地域経済の発展のための施策がとられな

いならば,地域は,ハング蔭一精神をもった人称 不定に直面するであろう。戦後復興,高度経済成 長を推進してきたのはハング箏一精神によるとこ

ろが大きかった。農出村の余剰労欝力が大都市に 流雛し,生活の安定と陶土を求めようとする意欲 が結果としてわが国の経済発展に貢献してきた。

今露一定の生活の安定の上1こ腰をすえ,新しいも のに換戦していこうというハング移心精神,冒験 心が低下しているゆ

 以上みたように空洞化は多義的であ蓼,産業面 のみならず,地域文化や地域を発展させていくべ き入替や人々のハング婆一穂神にも及んでいるが,

その中で経済的な空濁化対策として再構築の手法 として産官学連捷が登場してきた。現在の地域状

溌の解決のために宮や大学の力が潜むられないか という形であらわれてきた。

 しかし。現実には,嚢本経済の空溺化というの は,次に述べるよう1こ,製造業の空溺箆の意味に 講麸られている。

 轡 簾工貿易と社会的分業

 人饗密度が高く,原料資源の乏しいわが羅の歩 むべき唯一の道は,覆蔑の教育を高め,海外から 基礎鼓衛や原料を輸入し,技術を癒絹し原料を織 工して痩利で使いやすい商品を安くかつ迅速に生 産し,その商品の多くを海外に輪毯するという道 であった。いわゆる撫工貿易であった。癬工貿易 の鉱大盤,多くの関連産業を発駿させてきた。そ れは.雇講絋大や生産上の関連だけでなく,輪癒 会議,保験,運輸,造艦にいたるまで波及した。

 たとえば,爵動華を輸鐵するとすれば,鉄,ガ ラス,ゴムといった素材1や車懸製品,翻品の生産 に麗達しておむ,藻品生産のための機械都門.さ らに,塗装,包装,荷造鯵,運輸,禽庫,検査部 門にまで波及している.輸出を行うためには,掻 害保険や海運業,輪鐵手形の割引,代金の取立の ために鍛行業の発展を促した。ましてやi隼賜に

§蟹1万台(欝8§〜鱒年)も日動車を輸出するとな れば,その波及効果は大きい。こうした撫工貿易 毒こよる経済的波及効果は霞内書こおける雇驚増撫,

駈得水準の向上を通じて国内市場を絋大してきた。

露内斎場の拡大は,生産能力を高める投資,技術 1溝上のための投資を促した。このことが新素材,

中間財としての生産財,資本財の鼓術革新をもた らした。羅内市場の拡大は.衣,食,住,光熱,

教育と》つた人々の親人消費部稽の技術の発達や 商品の品質海上,梅封的な懸路抵下をもたらした だけではなかった。生産物をつくる機械や素材や 生産システムをはじめ,運輸・交通・燐報,決済 などの流通システムの発達がみられた。大企業を 磧点として多数の中小企業を発生させ,社会的分 業化がすすんだ。親企業,子企業,孫企業という

ピラミッド体系の企業系 彗. また独§技徳をもっ て複数の大企業や中堅企業と取引する企業が登場

した。社会的分業は,商贔の質の安定と庭上と生

一62一

(9)

産学連換の背景,意義と課題 罎33〉

産力を高める有力な手段であった。作業工程を単 線化し,専羅機織の導入が泌られたからである。

労髄集約的で機械の導入が霞難な藻惣こおいては,

分業垂こよる熟練労簿に依存したからである自  新企業の発展は関連企業の成長を促し,経連企 業の技術進歩や経営合蓬化が親企業の発展をささ えた。頂点に立つ蔑企業が輝くのは,鶴広い中小 企業の裾野の努力に支えられたのである。このよ

うに頂点に立つ企業が海外生産に韓建を移した結 果,戦後長い簸闇にわたって積上げてきた中小企 業と大企業との相互敏導関係縁崩壊した。統一の とれた舗度も動揺することとなった(醒2一茎〉。

 麟 簾工貿易と地蟻的分業

 わが国工業の発達は,欝55年以降には,鉄,石 総,化学という素梅型産業の急成長と耐久消費財 や合成繊維・プラスチックなどの新興産業の発達 を基点とし,65年獄降には大観摸化すると瞬時に 産業講造が多様化していった。そうした中で労縁 力不足や安慰でかっ広も絹地確保の露難という状 溌があらわれた。交通体系の整備と自動車の発達 を背景に,巨大な絹地を必要とする素材産業,さ

らに,家電,繊維・衣籐などの労簿集約的な産業 を中心に地方への工場分散がはビまった。第i次 石濾危機以降約8年間は,第2次石濾危機も趨わ って構造的,婚覆的不溌が続いたので歩企業の地 方分散は進まなかったが,総総年以降は産業合理 化,技徳革新にささえられた蟹際競争力のある企 業が地方へ進鐡した。

 欝83年以降,企業進鐡で実績をあげた栗載地域 をみると,進鐵企業の中でとくに,電気機械工業 のウェイトが高野のであるが,カラーテレビ,ビ デオテープレコーダ,ステレオ,どデオカメラな どの民生矯機械が中心であったが,後には電子計 算機,その関連装置,通信機械,電気計灘機など の産業罵電子機械,抵統難,コンデンサーなどの 受動部品やコネクター,プ婆ント配線数等の接続 部品等の一般電子藻贔,辛導体素子,薬種穣艶,

渡島素子等の電子デバイスが急成長をとげてきた。

進出企業は,躍際競争力の強墾企業であって,海 外輸綴で得られた利潤を東北地域に投資し,事業

拡大を緩つたからである。

 しかも,技術革新の全体的な繧覇としては,発 電機,発動機,変圧器,電力変換装羅,雛雛翻倒 装置などにみられるように小型化しているし菅デ ジタル童一ディオディスクプレイヤーやパソコン 集積繧艶のいずれをとっても,高機能化,抵懸旛 化している。

 電気機械工業のうちスイッチ,ハイファイ機器,

カー羅スピーカー,カーステレオでは辛夷跳地域 の生産額は全国の馨%以上を霞め,変成羅,デジ タルオーディオ,磁気ヘッド,コンデンサー,バ イポーラ型携帯電話では,全国の3静6前後を占め るにいたった。電気機械の状溌についてみたので あるが,木工機機,農業絹機械,事務驚機械,縫 製機械などの一般機械をはじめ,輸送機械では,

震動車薬品の企業進出がすすんだ。権つぐ企業進 出とその関連産業の発達とによ馨地域の工業化が すすんだ。

 東跳地域における製造業の状溌についてみると,

事業蔭では欝55年のi万社か鑓§雛年約3万社へ 鎚業者数では織難縫に22万人から麗万人へ,製品 串荷額では2,逢暮暮億円か駁7.i兆霧へ{寸撫懸麺 額では7綴憶霧から6.2兆霧へ飛躍的な発展がみら れた(表2−1)。製造業を中心とした経済成長 は建設業,運輸業,商業,サーどス業を発達させ た。それは,雇縮を拡大し,解得水準の向上は弛 産業へ波及していくめであるが,広範鶴の農山桝 の余剰労懲力を暇暇した。

 東北地方では農出村からの出稼労欝者はi弱5年 には23万人を超えても・たが,茎弱3年には3万人に 減少した。工業化は失業者をなくし,人々の生活 を鶴上させ,地方の産業や社会を変化させた。戦 後の混議した社会から今欝の経済成長と衰退を包 含したわが醒経済を主導したのは,撫工貿易型産 業の発達であるが,また地域経済の発達もまたそ の産業に依存したのであるむその成功は総総年か 疑§綴年のバブル経済鰍こ獲点に達した。わが国 経済は度重なる胃高・ドル安(第i次〔欝雛隼),

第2次〔生餌8年),第3次〔欝編年〕),および2 度の石濾亀機(第i次〔欝73年),第2次「欝簿

〜麗年〕)に対して産業合理化,商品開発,素材

(10)

繊3肇 福島大学地鐵醗究第i2巻第i号2蟹簸§

衷2一嘩 東麓地竣の工業の推移と全蟹姥の機要 (単撞:全馨箆1ま%)

事業湧数 従業者数 製品撫薄額 付撫癒纏額

(実数〉  全覆魏 (人数)  全蟹抗 (櫨霧〉  全蟹比 (臆羅)  全国建 欝55隼 欝,5鍵   鐸.6 2鰺,齢§   垂.羅 2.3書8   3.6 73i   3.5 i磐§奪 蝕2尊3   暮.3 韓7,騒轟   逢.3 $,8??   3惑 2,7§2   2.§

獅§隼 2§,22暮   §、§ 6§3,2i5   6.i 磐,i3了   3.8 i5,鱒暮   3.警

i§85奪 26,磐2   6.§ 7§4,箆4   7.3 i器,艇暮   珪.5 鉛,毅7   蓬.5

i継竿 2§,6尋3   6、§ 9i7,3襲   8.i i警,暮28   5毒 62,磐§   5薄

資料:工業統計暫束髪通産産業綴織野軍議4奪度の東覚経済の麗獣と課題藩(i弱脚〉o

革命および技術革新によ惨きむ抜けてきた。簾工 貿易型産業購造として発展してきたわが蟹の経済 としては.急激な覆擦環境の変髭に蝿癒するため には,一方では産業合理化をすすめコストダウン を麟鯵,地方では嚢品の品質,機能の商上,技術 革新をすすめて,国際競争力を強化してきた。露 際競争力によって巨額の貿易収支の黒字が発生し,

結粟として円高がもたらされ,霧蕎によって産業 合理建や商品・披講鵜発が推進されるという穏互 鐸電を繰馨返してきた。生産力は高く,蟹燦競争 力は強いが,しかし,現実には,余裕のない譲本 経済へと追いやら醜てきた。

 しかし,ノでブル経済が崩壊したi躾搬無辜こ毒ま, i ドノシ霊i5巷露台で推移していた為替帳場毒ま, 騒内 景気の構造的・複合的不溌の長難化の中で,輪鐵 が急増した。経常収支の黒字と長難資奉収支の歩 宇額の減少により暫為替レートは急激に変{ヒし軒 欝95隼4月にはiドル皿84と疑う円高,ドル安を 経験した。蟹}年暮彗のig85年4月iドノレロ2蟹婦彗と 比較すると,実は,円・ドル交換レートは欝本欝 は3倍に高騰し,来ドノシは3分iに暴落した。薩 際閤の商品・サーどス懸路魯資本評懸の比較基準 の変更によむ翰趨入だけでなく国内の産業構造が 変化した。

 饑えば,わが蟹が米麟に対して,i万ドルの§

動車を輸覆するとすれば,8§年4月には25§万欝 で売れたが,欝奪後の95年4月には雛万霧となっ た。為替レートの欝高・鑓ル安に梓う輸趨商品懸 格の暴落によ蓼,輸出型企業は産業合蓬化や商品・

披講雛発では解決できないぎ蓼ぎむまで追い込め

られた。欝鱒奪から欝鋳奪の第逢次需蕩・ドル安 はこれまでの第i次〜第3次勇高・ドル安とは姓 賂を翼にした。第i次から第3次までの零蕩・ド ル安の結果として産業合鍵化や商品・鼓術開発が すすんだのに帰して,第4次においてはや産業合 遷化や簡昂・技術開発の結果として鍔蕩・ドル安 がもたらされた。産業金運靴や商品・技術醗発に よって対癒していくことが著しく羅難となった。

そこで新しい動きが急速に台頭した。一方では,

匿際競争力の強い技術集約的藏品(資本財,生産 財)に特化していく傾陶であり,地方では,欝85 年の第3次霧高・ドル安の後に進行しっっあった 企業の海外進鐵が欝鋳隼から欝95の円高・ドル安 によって堰堤が切られたように本馨化した(表2−

2,騒2−2)。労盤集約的な産業はもとよ穆と くにわが羅の1ターディング産業と纏われている家 電,オーディオ,自動車,半導体等広範雛にわたっ て成長ま二のある企業が海外進趨を開始した。その 結果としてわが麟経済の将来のあむ方について亀 慢が高まってきたのであるa隼闇欝総億ドルを超 える貿易較支の黒字を記録し,黒字額をうわまわ る長難資本の赤字によって為替橿場の維持を籔っ ていたが,バブル経済の崩壊と不溌の長類化の中 で,輸趨の急増と資本流入によって一挙に円高,

鈴レ安を招き,わが国の織工貿易の道が馨ざされ た。そこで,輸鐵にとって代わって海外への企業 進鐵によ弓新し墾活鍵1を晃墾だそうとしたからで

ある。

 羅擦競争力のある企業が一挙に海外へ流出し,

海外からの輸入増も換わって下請中小企業は転・

一鱗一

(11)

産学連携の背景,意義と課題 (戯351

塞2−2 製造業業種溺の靉靆外護講授資琵率 (単盤:蛤

製造業

一般機械 (工作機織) 電子機織 伴導鉢・鷺) 電気機械 窪動車 (鑛1車認畠)

§3隼度実績 3靴? 凱3 醗.5 騒尋 62.§ 36.s 62護 2垂.2

製隼度実績 36.9 3i.§ 2乳8 3《5 聡警 3乳§ 5§.i 鎗.5 弱庫度実績 35.8 22.2 絡《2 32.§ 43.8 62.5 5気違 29.8

購考:露内外設講授資比率雲海磐設購投資額/羅痢設備投資額(冤)。

資料:遍繭産業蜜「設鱗投資講蓋」(軍議7奪5月,単銭7壌携.平成8壌至勘。

 園2−2 騒本の薄葉アジア製造業藻擾擾資と製品・機械類      無品輸入

  韓

       総       製品輸入額

  35

       蹄       (窟藝盛嚇

       §磨   3嚢

  25

       総   2§       鐙

       1機馨灘

  悠

       3§

  鯵

       2§

      簸接投資累爵額(産馨盗む〉

  5

       鰺   β

       §

(垂暮鐘ざノシ〉      (玉{糞意ドノ勤)

紹  89 鱒  9i g2 §3 9達 9碁(奪)

鶴考:嚢接投資縁麗鵠額で奪度ベース,輸入額縁奪ベース。

資料:大纛雀「貿易統群」誓薄舞甕接投資羅鐡実績あ 露藪:遜簸産業省購蕪密書邸g留葺緩,騒ページ。

表2−3  欝本の機械こ£業の内外生産額(§4年度〉

      (単鐘:癒霧,穿6)

露  本 海  外 うちアジア

機械全簿

2翼6亙7 欝7,3馨 45,縫8

一8 +32 十嘆圭

i倉§ 2圭

A V機器 鰺,盤§ 22,絡? i2,92慧

一鱒 +4i ÷灘

i鼕鼕 22き i27

A V雑品 §,i26 6,§78 3,襲§

一ii 十33 +2書

i鱒 73 唾3

家電謡贔 越,艶7 欝,9灘 欝,警総

一越 +3容 +鎗

玉蟹1 73 73

 灌:上段二盤産額,串段:麗年度跳較塔減率,下段:簿8本率。

資料:醤奉機械輸鐙縫合。

廃・偉業を強いられ,薩絹不安が生馨,

わが蟹経済の空洞乾が徐々に進行しはじ めた。地方へ進饑していた企業は縮小,

閉鎖して棄アジアや露欧へ進出するよう になった。こうした状溌は今8なおみら れる。饑えば,福島桑では欝欝奪には欝 企業が撤退し,麗連企業も含めて2千人 の薩罵機会が喪失した。企業誘致政策に もとづく地域振興策が懸難となった。ま た大企業に敏存して成長してきた中小企 業は取引先をなくした。嚢羨で鼓徳水準 を高め,藤島開発を行い,販路を拡大す る必要に迫られた。8本経済の空洞化の 危機が高まるという背景の下で,基礎技 術,専欝技術の翻発,起業家支援,新産 業の麟造,ベンチャー企業の畜1戎が霊張 されるようになった。家庭電気製品では,

霞内生産は,全体の総%,海外生産は韓 賜であった解(表2−3〉,今欝では蟹 内生産鱒%,海外生産鋳%となろうとし ている。オーディオ生産で毒まもうすで轟こ 海外は§磐鯨を占め,内生産は馨%にすぎ ない。自動車についてみると,欝99隼に は年間欝欝万万台を生産し(表2−4〉,

海外へ6総万台輸鐘していたが,海外生 産は3灘万台であった。欝§5隼には蟹内 の生産台数縁,i,書§懸万台に減少し。輸 識3鍵万台,外蟹生産5鑓万台(懸2−3)

となっている。こうした頷講が半導体,

液罷ビデオ,ファクシミ撃などわが覆の 代表的な産業翻野饗にお》ても一般的な繧 講となむつつある。

(12)

罎3§) 福島大学地蟻醗究 第鴛拳 第i畢 2籔1.§

衷2−4 Eト米・歓・途上馨にお謬る日勤車の生産台数 (単綾:万台〉

       奪

I舞彗 圭弱5 欝総 欝縄 欝簿 総覧 欝8巷 緯書5 欝総 茎鱒i §5〜7弱

攝鱒

さ鱒〜髄 摎﨎 饗     本 7 i88 52警 6§逢 i,i縫 i,227 i,3鎗 i,325 i,3遵2 △24

ア メ !3 寿 92馨 7§i i.琵蓬 828 8鱒 8雛 i,欝碁 留書 総懇 5き △§8 歓     粥 3蔦 5暮7 7§ε 玉,§29 §欝 歪,雛8 壷,唇35 茎,2製 i,欝6 §29 △盤 イギ婆ス i2雌 灘i 2i8 2欝 i繕 i3i i3i 語? 錘5 33 △i2

フラ ンス 73 2総 2聡 3雛 3ig 3鑓 4蕊 鐙暮 36i 桑25 △i3?

懸茜誓イツ 9i i35 欝2 2鎗 2欝 338 3暮2 3?? 鎗2 286 i2§

イタ 13ア 27 65 猛8 欝§ i窪6 i6圭 圭蟹 2圭2 i88 鰺5 △2鑑 途  上  羅 6 33 i22 玉7§ 22§ 垂欝 賂7 曇3スベイ ン 6 23 54 82 琵8

M2

2鱒 2磐8 i鱒 3

メキシコ 塵9 嘆§ 82 99 72 i7 韓   国

§ 3 i2 38 i32 i5毒 欝2

 注=途上騒・スペインの壕麟はi蹴奪からi㈱奪の増灘数。

  メキ・シコ・韓鑓の増毒費数はi露5奪から欝鱒彗…の増毒轍。

資料:羨襲車産業ハンドブック(欝毅奪版)。

國2−3 欝本の震動車メーカーによる海外症産と    輪換台数

7 6 5

百塵

台3

2 i

器.鑓

輸鐡台数

3.7§

灘外生産台数

麗舞三 87  88  8§  §{}  9i  g2  §3  §淫  §5

資料:蒙素馨動毒工業会。

 霧高・ドル安は地場産業を直撃している⑰輸鐡 が靉靆であるだけでなく,海外で生産された欝欝 的商品(繊維,家電〉のみならず,高綴衣料,高 綴家具まで輸入されるようになったからである

(麟2−4)oたとえば,地場産業は輸鐡型産地に は決定的な影響を受けただけでなく,東アジアや

あらわれてこなも、どころか,

における不溌は深亥彗化している。空清化及ぴ不溌 鰐策としては「中小企業集積活性化法藩(欝麗年),

「新事業革新法」やヂ中小企業麟造活動促進法」

の実施(欝9§年4月),「新事業麟出促進法建(欝麗 奪翅月)が舗定され,生産基盤の拡充が,麟られ

薦欧からの輸入品も増撫し,短鰯閣に蓑織し た(表2−5,6)。わが蟹の伝統産業も市 場動鶴の懸慈力不定も換わって欝編年をピー

クに衰退を麗始していたが,鱒年代に入って 顕著となむ,生産額はピーク時の半分となっ た(纒2−5)。織物,醗磁器,奉工晶,金 工品等のいずれも輸入愚と競合するようにな ったからである(表2−7)。こうした蟹際 潔境の急激な変化とわが露の産業構造の変化 が新産業の起業家支援政策をおしすすめた。

不溌が長莫騒イとし,麗業よむ廃業,休業が塔望類 しているし,喜3ストラ等によ鯵縮小再生産が 8常化するようになった(表2−8)。繋無 代に入って齢兆霧に及ぶ景気対策が採罵され てきたが,その効果は目にみえる形となって        中小企業や地域経済

一66一

(13)

産学連騰の背景,意義と課題 (磯37〉

麟2−4 品目溺製品輸入の維移(アジア地壌)

﹀奪

%5

4警

.ム二二奏㌧..

醗盤・雑製品

     \本A\A.、込

 .、ム球.4二..

〈ノ

一上△・ぐ

.1慶…導

串蟹・雑製品

こ選二i降、、

醗欝・機械類

     一\一

屡〜 4メ ㎜¥

五頒

、..灘! ぐ〆     《S塞A翼・雑嚢昌

盛s雲真翼・機織類 影  一落ξ∫蕊誹〜 ノxン

     、拓・・一一うぐ! 中遜・機織類

5δ57585§6{垂幕圭6263元23護56(隼)

資料:大蔵省ヂ貿易統訴」。

表2−5 地場産業・産地の推移

産  地  数 企業数(蕎縫) 従業員数(千人〉 総生産額(再臆霧)

欝蕊 鰺§3 欝磐 ig85 i鱒3 i鱒8 欝85 i弱3 嬉認 鰺8§ i弱3 欝9$

翰鐵型産地 82 33 32 2§3 6珪 232 §3 3麗 i27 97

《霧型産地 塁5亙 穫67 5i2 玉,馨鎗 7総 §2i 829 7灘 6艇 i,2欝 i,3鱗 藁,i84 合  計 533 5§§ 5襲 i,2i2 833 総2 i,総重 縫馨 6劔 i,5緯 i,珪質 i,28i  注=生塵額5億霞以上の産地が辮象。

資料:串ノ罫企業庁副産地機溌講毯諺i襲蜷舞三,懲蟹奪および野衾撰の産地邊i鵬葺≡よむ{乍成。

表2一§ 地鶏産業の推移(総愈産地〉 金額単盤:善徳R

i弱連年 欝5隼 齢6隼 欝蟹年 i弱8年見込

平 均 金 額 平 均 金 額 平 均 金 額 平 均 金 額 平 均 金 額 生 産 額 2§§ i,3鷺 254 至,3逢? 252 i,337 2鱒 i,272 22淫 i,鰺8 輪 鵠 額 i2.§ 簸§ 56 欝i 54 欝.9 5き 織3 55

企 業 数 正銘 78§ 慧2 75G i36 722 i3i 6§3 i2§ 662 資料:中小企業庁蓼全羅の産地嚢i鱒§葎嘆欝よ鯵葬成。

るとともに,「大綬穫小売建顎舗法藩の廃止に1率う 商業地域の空溺化に難しては,εまちづくり三法」

(大規摸小売繕錬立地法,南街地活性化法及び蔀 毒計画法の改正)が慧定された。急激な社会経済 的状濁の変化に梓うわが国産業構造の高度化や科 学技術振興政策に中小企業や地域もまた蝿癒を余

儀なくされている。

 鰺弱年歓には,中小企業基本法及びその関連法 が根本的に教正され,中小企業分野の媛鰹緩秘と 市場原理を尊重した施策への移行と新事業麟造の ための鰯度や基盤が重点的に整備され(欝留年筋 層),中小企業も二重構造の是正のための保護政

(14)

織3呂》

籔2−5

         福島大学地織暴究 第翅巻 第i弩 2麟.9

緩統釣工芸品産業め現軟

伝統鯨工茎品産業にお1する生産額

矯灘糊㎎  65魂32i

達,雛7

蓉1

達,§2§ 鎚磐..

.講.雛、 3,鱒盤

亀.搬..

欝讐 87 9i 95 98

後続麟工芸品産業における企業数   鮭

鱒,総{}

3§.警§§

2§,総§

欝,轟む春

  暮

33,鯵9 34.IM3

}脚」

蟹},33魯

2弩,7欝

2§,2墾

2璽,2§3

欝,鰺?

欝鱗 83 87 §i 警§ §8

       伝統鵠工i芸品産業にお謬る後事者数

万人      (%〉

 35       誌  麟靉靆全従業者数  3む       3暮

      國3臓棄満

 25       25

      +鎗才未溝の

 鎗       2§  勘る割合

 is       i5  欝      欝   s       暮   §       §

    玉{垂74      7§       83       8?       9i       §5       §8

資料:遜繭産業雀」懸統麟工芸品産業室諺i獲紀の転統豹工芸品産業の方講牲と支援の夜む方について涯2総1}奪6携5    日よむ作成。

⁝3一一 嚢一一 i.﹃ 一i一一i .

一5

一壷一圭一 7一一3粉

一 8一一i 俘5i

﹃       

9

一蓋 一一2蟹⁝2簿

§至

いi⁝§一鐘一 i

ワ土

3一2一

2

⁝4 ⁝⁝稔⁝3⁝鰍⁝⁝㎜

魂2

8一

2一i皿い7一︸魏靴皿3一護衛

§鷺

§  ︸

薯  .ウ 一⁝8⁝⁝⁝蕪⁝㎜⁝

82

策の時代から本賂的な臼霊競争の時代を運えた。

また労鶴省捻薩驚拡大の嚢からゼ溢琶紀人材立醒 計薩3(欝99奪)を打ち黙し新事業麟出に取鯵緩 むこととなった窃

 このような方鋭を実現する政策の経である「新

事業製造」や「人材育成の教官譲練」を推進する ためには,鼓術面の支援(窪然系の地域共購講究 センター)だけでなく,マーケッティング,教育 麟修,経営戦略などの支援策(人文,社会科学系 の地域嚢弩造支援センターの設置)が重要となって

一総一

(15)

表2一了

       産学連幾の背景サ意義と課題

輪鐵地爆産地の勤梅(生産額)

   繰3§ン

(単綾:癒霧)

i§髄 92 93 9聾/蟹

食     料     品

@    75産地

ig2 i73 i3? 欝7 1騒  %

香D2 繊       維

@     玉26

2,6暮i 2,3§§ i,綴§ i,?2董 i,383 5i.§

衣籔 ・ その懸繊維製品

@     3i

i58 i3§ 欝3 ?2 3遵.2

本   工   家   異

@     騰

i2 9 6 無§

窯  業  ・  土  石

@     6§ 鱒悉 盤8 3妬 3器

23暮 畦7.6

機  械  ・  金  属

@     鎗 3,232 2,鱒2

2,逢繰 2,382 2,蕊5

723

雑 貨  ・ そ の 雛

@     97 2,32違 2,2i3 i.簿2

i,§57 亜,3§2 5&2

合       計

@     5玉?

9,{192 8,2i3 6,782 6,蔦春 5,537 6毒.9

麟燭衡醜罐地一報7奪度麟瀬臨黙鱗艦

     輪鐵地堪産地諺勤向(生産額)一その2 (攣泣:憶響)

欝鱗 9碁 §? §琶/襲

禽     料     品

@    聡産地 i2建 鐙2

9蓬 i錘 i総  鷺

W乳9 繊       緯

@     茎2魂

i,§毒5 i,33§ i,3幹 i,48? i,2i3 75.6

衣駿 ・その飽繊維製品

@     33

塁7 雀3 6董.4

本   工   家   具

@     78

8 5§.§

窯  業  ・  土  石

@     62

32蟻 2§了 2器 2i5 圭露 6重.i

機  械  ・  金  属

@     5§ 2,6醗 激越§

2,328 2,鱒警 2,尋聡 §2護

雑 貨  ・ そ の 勉

@     蝿 i,542 i,4懸

i,32§ i,壊2? i,垂i8 §2灘

会       計

@     5鐙 6,353

§,5弱 5,3了3 5,聡5 属4§2

灘8

資料:中小企業庁『全馨紛産地一粟絞欝葬護産地覆溌講蓋結果講圭辮4鍔。

参照

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