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国語科学習指導案 心の動きを考えながら読む『ごんぎつね』

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Academic year: 2024

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国語科 4学年 - 1 - 第4学年 国語科学習指導案 1 単元名 心の動きを考えながら読む『ごんぎつね』

~「ガイドトライアングル」をつくって本をしょうかいしよう~

2 目標

◯場面のうつり変わりに気をつけながら,登場人物の気持ちの変化を読もうとする。

<関心・意欲・態度>

◯登場人物のうつり変わっていく行動や気持ちを想像豊かに読むことができる。 <読むこと>

◯ガイドトライアングルをつくるために,場面のうつり変わりに注意して文章の中心となる大事な事柄 に着目して読むことができる。 <読むこと>

◯性格や人物を表す言葉が,文中に使われていることに気づくことができる。

<伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項>

3 学習指導要領との関連

C読むこと(3)「目的に応じ,内容の中心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を 身につけさせるとともに,幅広く読書しようとする態度を育てる。」

「ア 内容の中心や場面の様子がよく分かるように音読すること。」

「ウ 場面のうつり変わりに注意しながら,登場人物の性格や気持ちの変化,情景など について,叙述を基に想像して読むこと。」

「エ 目的や必要に応じて,文章の要点や細かい点に注意しながら読み,文章などを引 用したり要約したりすること。」

「オ 文章を読んで考えたことを発表し合い,一人一人の感じ方について違いのあるこ とに気づくこと。」

「カ 目的に応じて,いろいろな本や文章を選んで読むこと。」

4 児童の実態 調査 10月27日(火)調査人数 2組 36名 4組 38名

これまで児童は,国語科の学習で物語文をブックや感想文にまとめるために,目的に応じた主体的 な読み取りの学習に取り組んできた。「白いぼうし」の学習では,あまんきみこ作「車のいろは空のい ろ」シリーズの並行読書を行い,登場人物の紹介,松井さん日記,話に出てきた場所を地図に記すな ど,松井さんブックにまとめる活動を行った。また,「一つの花」の学習では,戦争に関する本の並行 読書を行い,話のあらすじや登場人物,心に残った場面,読む前と読んだ後での感じたことの違いに ついて,感想文にまとめる活動を行った。

物語文を読むのは,4年生の国語科の学習では3回目となるが,大小タイムや普段の読書では,物 語を進んで読んでいるとは言えない。以下アンケート調査による実態である。

1 単元に関する実態

本学年の児童は,読書量に個人差があるものの日頃からよく読書をしている姿を見かける。しか しながら,物語を何について読んでいるか,また,登場人物について何に気をつけながら読んでい るかは,不明である。それらの実態を踏まえて事前調査を実施した。

①国語の学習は,好きですか。 (2組) (4組)

・とても好き ( 8) ( 6)

・好き (21) (24)

・あまり好きではない ( 7) ( 5)

・好きではない ( 0) ( 3)

<理由>2組

・本を読むのが好き ・作文を書くのが好き ・登場人物の気持ちを考えるのが好き

(2)

国語科 4学年 - 2 -

・作文が苦手 ・考えるのが苦手 ・字を書くことが嫌い ・集中が切れる 4組

・漢字が好き ・本を読むのが好き 作文を書くのが好き ・説明文を読むのが好き ・感想文が好きではない ・理由を説明することが苦手 ・漢字が苦手

②物語文の学習は好きですか。 (2組) (4組)

・とても好き (20) (10)

・好き (12) (20)

・あまり好きではない ( 4) ( 7)

・好きではない ( 0) ( 1)

<理由>2組

・主人公になりきって読める・新しいことを知ることができる・色々な話を読める

・考えるのが嫌い ・感想が苦手 4組

・色々な話があっておもしろい ・感想を書くことが好き ・自分の好きな話がある ・感想を書くのが好きではない ・登場人物の気持ちを考えることが苦手

③物語文を読むときに何について読みますか。

2組

・内容について ・登場人物について ・登場人物の言動 ・登場人物の気持ち ・作者が何を伝えたいのか ・心に残った場面

4組

・登場人物について ・登場人物の行動 ・場面 ・会話文 ・登場人物の気持ち ・結末を考える ・情景 ・心に残った場面 ・自分と比べて

④登場人物について読むとき,どんなことに気をつけて読みますか。

2組

・登場人物の気持ち ・登場人物の性格 ・登場人物の言動 ・誰が主役か ・登場人物の気持ちになりきって ・どうしてその気持ちになったのか 4組

・登場人物の気持ち ・登場人物の行動 ・登場人物の発言 ・登場人物の性格 ・自分と比べて ・登場人物の気持ちのうつり変わり

⑤一週間に何冊くらい本を読みますか。 (2組) (4組)

1~ 5冊 (11) (17)

6~10冊 (11) (12)

11~15冊 ( 9) ( 5)

16~20冊 ( 2) ( 1)

それ以上 ( 3) ( 3)

(3)

国語科 4学年 - 3 - 5 指導観

本単元は,心の動きや行動を表す表現に目を向けながら物語の世界にたっぷりと浸り,感想を深め られる文学教材である。また,場面の情感を高め,物語の印象を鮮明にしている情景描写をイメージ 豊かに読むことによって,物語を読み味わう楽しさを満喫できる教材でもある。いたずらぎつねのご んが,自分のいたずらを反省しひたむきに償いをするも,死をもってでしか兵十と分かり合えないと いう結末はとても悲しい。最後の悲劇へとつながる不器用さや,周りの怒りをかうような行動でしか 人と関わりをもてないごんへの同情や批判にとどまらず,登場人物の心の動きや関係の変化をしっか り読み取らせていきたい。また,登場人物がある出来事をきっかけに大きく心が動いている本を並行 読書の教材として取り上げ,その中から「わたしのおすすめ本を紹介しよう」を設定し,その本の魅

「ガイドトライアングル」をつくって「わたしのおすすめ本」を紹介しよう

⑥よく読む本は,どのような本ですか。

2組

・物語(マジックツリーハウス・ゾロリ・怪談レストラン・ルルとララ・パスワードなど)

・学習マンガ(シリーズ・日本の歴史・ドラえもん・伝記など)

4組

・学習マンガ(ひみつシリーズ・日本の歴史・ドラえもん・コナンなど)

・こわい話 ・ハリーポッター ・図鑑 ・ルルとララ ・ゾロリ ・ズッコケ三人組

2 考察(2組)

本学級の8割以上の児童が,国語の授業が好きと答えており,普段の授業でも意欲的に取り組ん でいる。また,物語文を読んで自分の考えや思いを書くことを好む児童も多くいる。国語の授業や 物語文の学習が好きではない児童の理由として,作文や感想を書くことに苦手意識をもっていた り,集中が途切れてしまったりするからと答えている。特に,2名の児童は,自分の思いや考えを 文章に表すことがあまりできず,教師に助言を受けながら書いたり見本を写したりしてきた。読書 好きな児童が多いが,読む本は人気作のシリーズに偏りがちである。そこで本単元では,『ごんぎ つね』の並行読書として,登場人物の気持ちに変容がある本を用意し,普段はあまり読まない本に 手を伸ばすきっかけになることを期待している。

考察(4組)

実態調査から,4月の頃と比べると国語の学習を「とても好き」「好き」と答える児童が多くな った。理由としては,今年度取り組んだ物語文を主体的にまとめる活動が,児童にとって魅力的で あったことが挙げられる。ただ,一方で感想を書いたり,登場人物の気持ちについて考えたりする ことが苦手であると感じている児童がいることも分かった。また,物語文を読むときに登場人物の 気持ちについて考えている児童が多くいるが,文章の叙述を基に読み取るのではなく,自分だった らどう思うかという観点で読み取っている児童も少なくはない。読書についても,話の分かりやす い学習マンガやかんたんな内容の本を好み,物語文は進んで読んでいないことがわかる。

以上のことから,本単元では登場人物の気持ちの変容とそのきっかけを叙述を基に読み取るこ とに重点を置いていきたい。

(4)

国語科 4学年 - 4 -

力を伝える活動を行う。単元を通して,「ガイドトライアングル」にまとめる活動を行うことで,児童 が目的をもって読み取る力を確実に身につけていくことができるだろうと考える。そして,完成した

「わたしのおすすめ本を紹介しよう」を図書室に展示するというゴールを設定することで,児童が他 者を意識しながら,わかりやすくまとめることができるだろう。

この教材を通して児童につけさせたい力は,「登場人物の性格や気持ちの変化を叙述を基に想像し て読むこと」と,「想像したことを他者と交流することによって,一人一人の感じ方の違いがあること に気つかせること」である。

「登場人物の性格や気持ちの変化を叙述を基に想像して読むこと」の手立てとして,本単元では「ガ イドトライアングル」を取り上げることとした。「ガイドトライアングル」とは,3つの面それぞれに,

読みの観点ごとに書く内容を明確にすることにより,児童が目的をはっきりととらえ,主体的な読み 取りを行うことをねらいとしたものである。外側の3つの面には,これまでの既習事項を生かし,「本 の題名と作者,簡単なあらすじ」「登場人物」「心に残った場面」についてまとめる。内側の3つの面 には,「心が動く前の登場人物」「心が動いたきっかけ」「心が動いた後の登場人物」をまとめることで,

本単元で児童に「登場人物の性格や気持ちの変化を叙述を基に想像して読む」力を身につけさせるこ とができるのではないかと考えた。本文からの読み取りがまだ十分ではない児童もいるため,児童の 読み取りの手助けとなるように,教師が「ガイドトライアングル」の見本を用意する。「想像したこと を他者と交流することによって,一人一人の感じ方の違いがあることに気つかせること」については,

『ごんぎつね』の「ガイドトライアングル」にまとめたことを共有する場面や「わたしのおすすめ本」

をグループ内で紹介し合うことなどで,友達と自分のとらえ方に違いがあるということに気づかせた い。また,図書室に展示された「わたしのおすすめ本」を読むことでも,児童がより一人一人の読み のよさがあることにも気づかせたい。

上記の手立てをとることで,児童が目的をはっきりととらえ,主体的に読む力を身につけさせるこ とができるのではないかと考えた。

6 仮説とのかかわり

仮説1 つけたい力に応じた単元を貫く言語活動の工夫

・登場人物の気持ちや行動の変化とそのきっかけをガイドトライアングルにまとめることで,登場人 物の心情の変化をとらえさせる。

・ある出来事をきっかけとして,登場人物の心の動きをとらえることのできる物語を並行読書として 読み進め,「わたしのおすすめ本」を選んで紹介させる。

仮説2 音読を効果的に取り入れる工夫

・本時の学習のめあてを意識した音読をさせる。

仮説3 評価の工夫

・評価基準を明確にするためにガイドトライアングルの見本を作成する。

(5)

国語科 4学年 - 5 - 文章の姿

ご ん ぎ つ ね

新 美 南 吉 心 の 動 き を考 え て読 も う ち ょ い と, い た ずら が し たく な った

ひ とり ぼ っち

「 は は ん, 死 ん だの は 兵 十の お っか あ だ

。」

反 省 ち ょ っ

,あ ん な いた ず ら をし な けり ゃ よ かっ た

後 悔

「 お れ と同 じ

, ひと り ぼ っち の 兵十 か

。」 う な ぎ のつ ぐ な いに

, ま ず一 つ

,い い こ とを し た。

同 情 次 の 日 には

, く りを ど っ さり 拾 って

償 い 次 の 日 も, そ の 次 の日 も

, そ の 次 の日 に は

,く り ば かり で なく

, 松 たけ も 二, 三 本 兵 十 の かげ ぼ う しを ふ み ふみ 行 った

期 待

「 へ え

,こ い つ はつ ま ら ない な

。」

が っか り

「 お れ は, ひ き あわ な い なあ

。」

悔 しさ そ の 明 くる 日 も

, ぐ っ た りと 目 を つぶ っ た まま

, うな ず い た。

通 い合 い

(6)

国語科 4学年 - 6 - 7 指導計画(13時間扱い)

過程 学習内容と学習活動 評価 時配

み と お す (2)

ふ か め る (5)

◯単元のめあてを確かめ,学習の見通しを持つ。

◯読書活動推進補助教員の範読を聞く。並行読書 のブックトークをしていただく。

◯ごんぎつねのあらすじをまとめる。

◯気持ちや行動を表す表現から,ごんや兵十につ いて読み取る。

◯心に残った出来事とその理由を,整理してまと め,紹介する。

◯ごんの気持ちや行動を表す表現から,心の動き の変化を読み取る。

◯ごんの心が動いたきっかけを読み取る。

◯「ガイドトライアング ル」について理解し,活 動に意欲をもっている。

◯心の動きが分かる物語を 読んで紹介したい本を選 ぼうとしている。

◯「物語の内容を紹介す る」という目的に応じ て,あらすじをとらえて 簡潔にまとめている。

◯登場人物の性格や行動を 表す表現をとらえてい る。

◯登場人物の性格や場面の 様子に気をつけ,気持ち の変化をとらえている。

◯登場人物の行動や場面の 様子に気をつけ,心の動き の変化とそのきっかけを とらえようとしている。

◯言葉には,考えたことや 思ったことを表す働きが あることに気づいてい る。

1 2組 (本時)

1 4組 (本時)

<単元を貫く言語活動>

「ガイドトライアングル」をつくって「わたし のおすすめ本」をしょうかいしよう

『ごんぎつね』の学習計画を立てよう。

『ごんぎつね』に出てくる登場人物 について読み取ろう。

一番心に残った場面を選び,

その理由を考えよう。

ごんの心の動きの変化とその きっかけについて読み取ろう。

『ごんぎつね』をしょうかいするために,

あらすじをまとめよう。

(7)

国語科 4学年 - 7 - ま

と め る

・ ひ ろ げ る (6)

◯自分の選んだ本のあらすじをまとめる。

◯自分の選んだ本の登場人物について,気持ちや 行動を表す表現を基に読み取る。

◯心に残った出来事とその理由を,整理してまと める。

◯登場人物の気持ちや行動を表す表現から,心の 動きの変化を読み取る。

◯登場人物の心が動いたきっかけを読み取る。

◯「わたしのおすすめ本」を紹介したり,友達の 紹介する本に興味を持ったりする。

◯「物語の内容を紹介す る」という目的に応じ て,あらすじをとらえて 書いている。

◯登場人物の性格や行動を 表す表現をとらえてい る。

◯登場人物の性格や場面の 様子に気をつけ,気持ち の変化をとらえている。

◯登場人物の行動や場面の 様子に気をつけ,心の動 きの変化とそのきっかけ をとらえようとしてい る。

◯言葉には,考えたことや 思ったことを表す働きが あることに気づいてい る。

◯「わたしのおすすめ本」

を発表し合い,一人一人 の感じ方について違いの あることに気づいてい る。

「わたしのおすすめ本」をしょうかい するために,あらすじをまとめよう。

自分の選んだ本の登場人物を読み取ろう。

一番心に残った場面を選んで,

その理由を考えよう。

「わたしのおすすめ本」を紹介し合おう。

登場人物の心の動きの変化と そのきっかけを読み取ろう。

(8)

国語科 4学年 - 8 -

8 本時の学習( 6 / 13 ) 指導者 2組 岡田 唯

(1)本時の目標

〇登場人物の移り変わっていく行動や気持ちを想像しながら読み,物語に沿ったガイドトライアング ルを作ろうとする。 <関心・意欲・態度>

○場面の移り変わりに注意して文章の中心となる大事な事柄に着目して読むことができる。

<読むこと>

〇性格や人物を表す言葉が,文中で使われていることに気づくことができる。

<伝統的な言語文化国語の特質に関する事項>

(2)展開

時配 学習内容と学習活動 指導・支援 ○評価 1 1 前時の学習を想起する。 ・登場人物について押さえる。

2 2 本時の学習問題を確認する。 ・本時で書く場所を見本のガイドトライアングルで 分析し,見通しをもたせる。

3 3 気になる場面を選び,音読する。 ・心に残ったところや気になるところなど,自分で 場面を選んで音読をさせる。

10 4 心に残った場面を選び,どのようなとこ ろが印象深いのかを考える。

・「ごん,おまえだったのか。いつも,く りをくれたのは。」の場面が心に残りま した。理由は,ごんの思いがごんが死ぬ まぎわにしか伝わらなかったことが悲し いからです。兵十は,くりやまつたけを 届けていたのがごんだと気づき,ごんを うってしまったことをとても後悔すると 思います。

・『ごんぎつね』で心に残った場面を書き出させ,

なぜそのように感じたのか理由も考えさせる。

・これまでの学習を想起するよう,声をかける。

○ガイドトライアングルを作るために登場人物の行 動や気持ちを想像しながら読めている。

〇文章の中心となる大事な事柄に着目して読めてい る。

・書けない児童には,個別に声をかけ教師と一緒に 考えて書くよう支援する。

20 5 心に残った場面を紹介し合う。

・同じ場面を選んでいるね。

・僕はごんがわがままなきつねだと思った けれど,あなたは反省したり償ったりし ているから優しいきつねだと思ったんだ ね。

・同じ場面を選んだグループをつくり,考え方や思 いが他者と同じだったり異なったりすることを感 じさせる。

・考えがまとまっていない児童には,友達の考えを よく聞くように声をかける。

8 6 ガイドトライアングルに清書する。 ・ノートのメモをガイドトライアングルに清書させ る。

・友達の考えを取り入れてもよいことを助言する。

1 7 次時の予告をする。 ・次時は,ごんの気持ちの移り変わりを考えること を知らせる。

一番心に残った場面を選び,その理由を考えよう。

(9)

国語科 4学年 - 9 -

(3)板書計画

お す す めの 本 を しょ う か いし よ う ご ん ぎ つね

新 美 南 吉

一 番 心 に 残 っ た 場 面 を 選 び

, そ の 理 由 を 考 え よ う

(10)

国語科 4学年 - 10 -

8 本時の学習(7/13) 指導者 4組 松田 翼

(1)本時の目標

○場面のうつり変わりに気をつけながら,登場人物の気持ちの変化を読もうとする。

<関心・意欲・態度>

◯登場人物の行動や気持ちの変容とそのきっかけを想像豊かに読むことができる。 <読むこと>

◯性格や人物を表す言葉が,文中で使われていることに気づくことができる。

<伝統的な言語文化国語の特質に関する事項>

(2)展開

時配 学習内容と学習活動 指導・支援 〇評価

15

1 前時の学習を想起する。

・心に残った場面を発表する。

2 「ガイドトライアングル」の見本文を見て,本 時の活動の確認をする。

・書かれている内容を確認する。

3 登場人物の心の動きを意識しながら,音読を する。

・登場人物の心の動きやきっかけが書かれてい る場面を中心に音読をする。

4 ごんの心の動く前と心が動いた後の様子とそ のきっかけについて読み取る。

・心の動く前と心が動いた後の様子とそのきっ かけについてまとめる。

・心に残った場面とその理由をしっか りと押さえる。

・「ガイドトライアングル」の書かれて いる内容が「登場人物の心が動く前 の様子」「気持ちが変わったきっかけ の出来事」「登場人物の心が動いた後 の様子」であることを押さえ学習課 題をつかませる。

・ごんの心の動きや行動の変化とその きっかけについて書かれている場面 を考えながら読むよう,声をかける。

◯場面のうつり変わりに気をつけなが ら,登場人物の気持ちの変化を読も うとしている。

・ごんの心の動きや行動が叙述されて いるところに注目させる。

・読み取りが苦手な児童には,行動面に 着目して読み取るように声をかけ る。

・心が動いたきっかけがつかめていな い児童には,どの場面で行動の変化 があったのかをつかむように声をか ける。

◯登場人物の行動や気持ちの変容とそ のきっかけを想像豊かに読んでい る。

ごんの心の動きの変化とそのきっかけについて読み取ろう。

心が動く前

・ひとりぼっちのこぎつね

・いたずらぎつね 心が動いた後

・くりやまつたけを兵十にあげた。

・うなぎのつぐないをした。

心が動いたきっかけ

・兵十の母の死

・「おれと同じひとりぼっちの兵十か。」

(11)

国語科 4学年 - 11 -

(3)板書計画 12

5 ごんの心の動きとそのきっかけについて話し 合う。

6 次時の予告をする。

・自分の考え方に近い意見は,「ガイド トライアングル」に取り入れてもよ いということを伝える。

・心の動きとそのきっかけについて押 さえる。

・次回は,「わたしのおすすめ本」をま とめる活動に入ることを予告する。

ご んぎ つ ね ごん の 心 の変 化 と 心が 動 い たき っ か けに つ い て読 み取 ろ う 心 が 動 く 前 ひ と り ぼ っち の こぎ つ ね 夜 で も 昼 でも

, 辺り の 村 へ出 て き て, い た ずら ば かり し て い る。 畑 へ 入 っ てい も をほ り 散 らす

。 菜 種 が ら のほ し てあ る の へ火 を つ ける

。 ひ ゃ く し ょう の 家の う ら 手に つ る して あ る とん が らし を む し り取 る

。 ほ か に も さま ざ まな い た ずら を し た。 兵 十 の と った 魚 をに が し た。 心 が 動 いた き っか け 兵 十 の母 の 死

「 お れ と同 じ ひ とり ぼ っ ちの 兵 十 か。

」 理 由

・ 自分 の せい で ひ とり ぼ っ ちに な っ てし ま った 兵 十 に 償 い を した い と 思っ た

・ 自分 と 同じ 立 場 にな っ て しま っ た 兵十 に やさ し く し たい

。 心 が 動 い た後 う な ぎ の つぐ な いに

, ま ず一 つ

, いい こ と をし た

次 の 日 に は, く りを ど っ さり 拾 っ て,

次 の 日 も

, そ の 次 の 日も

, そ の 次 の 日に は

,く り ば かり で な く, 松 た けも 二

,三 本

償 い

・同じきっかけを選んだけど,理由が違う。

・理由は同じだけど,きっかけが違う。

・感じ方がいろいろあっておもしろい。

(12)

国語科 4学年 - 12 -

『ごんぎつね』並行読書リスト

題名 作者

ラチとらいおん マレーク・ベロニカ

でこちゃん つちだのぶこ

ぼくはワニのクロッカス ロジャー・デュボアザン

ともだちや 内田麟太郎

あのときすきになったよ 薫くみこ

ほんとうのことをいってもいいの パトリシア・C・マキサック」

大どろぼうくまさん ふりやかよこ

おまえうまそうだな 宮西達也

であえてほんとうによかった 宮西達也

せかいいちおおきなうち レオ=レオニ

としょかんライオン ミシェル・ヌードセン

ぼくのだ!わたりのよ! レオ=レオニ

おこだでませんように くすのきしげのり

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