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Academic year: 2023

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Addendum7b

第一セッション:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ・プレゼンテーション日本語要約

(国問研作成)

 ボスニア・ヘルツェゴヴィナは、バルカン半島の中心に位置し、東西間のみならず南北 間の交易の要衝となってきた。

このボスニア・ヘルツェゴヴィナの経済改革について説明すると、一連の混乱の後に政 治的安定性も確保され、経済的安定も急速に確保されつつある。この最大の要因は、この 地域で最も安定している「マルク」の導入である。

現在、ボスニア・ヘルツェゴヴィナにはオーストリア、ドイツ、イタリアの銀行が進出 し、旺盛な投資を見せている。

特別区の設置については、その弊害も認識しているが、現在一番必要としているのはFDI であり、そのためにはインセ ンティブは現状では必要不可欠であると考えられる。

経済改革の進展度合いは、ちょうど中間点と認識している。それ故に、さらなる経済改 革を進めるために日本企業が進出することが重要であろう。外資企業の投資が期待できる 分野としては、通信、銀行、電力などであり、この分野は民営化が進められている。

FDI の促進に関しては、5年間は収益税が免除されるなど詳細が「FDI 法」によって規定 されている。

依然として高い失業率、熟練工不足などの点も存在するが、競争力は高いと考えている。

経済パフォーマンスも決して最高とは言えないが、FDI も増加してきていることからも、

着実な拡大を歩んでいると言えよう。

FDIの 2001年度実績は、クウェート(1億1000万ドル)、クロアチア(8700万ドル)、オ ーストリア(7100万ドル)、ドイツ(6600万ドル)、オランダ(5000万ドル)、ユーゴスラビア (4700 万ドル)、スイス(3800 万ドル)、スロヴェニア(3700 万ドル)、その他(1800 万ドル) となっている。

具体的な投資先分野は、木材産業、食品、タバコ、エネルギー、金属、被服、建材、観 光業である。具体的には、国土面積の53%が森林であり、原生林も残っているため、木材 産業は主要輸出産業となっている。また、タバコ産業、醸造業も主要な輸出産業である。

更に、この地域では唯一のエネルギー輸出国であり、13ヶ所の水力発電所において発電 される電力が輸出される一方、ボーキサイト、鉄鉱石等の鉱産物や、アルミニウム地金も

輸出の29%を占めている。また、大理石等の建材輸出も伸びており、有望視されている。

 今後、観光業も成長が有望視されており、日本からの観光客も増加することを希望して いる。

参照

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