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Ⅰ 国際関係 10・03 朝鮮民主主義人民 ... - 日本国際問題研究所

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Ⅰ 国際関係

10・03 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)外務省が米国の制裁などを非難し「安全性が徹 底的に保証された核実験を行なう」と表明

09 北朝鮮が国営朝鮮中央通信を通じ初の地下核実験に成功したと発表、12日米国は軍事・

経済制裁の法的根拠となる国連憲章7章に基づく対北朝鮮制裁決議の再修正案を国連安 保理に正式提出、13日日本政府は北朝鮮からの輸入と同国籍船舶の日本入港をそれぞれ 全面禁止する追加制裁を閣議決定、14日安保理が制裁決議を全会一致で採択、貨物検査

(臨検)義務化は中国の反対で見送り、朴吉淵北朝鮮国連大使が安保理で「不当決議を 全面拒否する」と表明

04 自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)と日産自動車・ルノー連合との提携交渉の 打ち切りが決定

05 アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)を指揮するNATOがパキスタン国 境に近い東部の指揮権を米軍主導の多国籍軍から引き継ぎアフガン全土がNATOの指揮 下に

06 イラン核問題をめぐる国連安保理常任理事国とドイツの6ヵ国外相会合開催(ロンドン)、 イランに対し国連憲章に基づく経済制裁などの検討を始めることで6ヵ国が合意したと の声明を発表

09 失業率とインフレの関係を解明した「マクロ経済政策の時間差効果の検証」の米コロン ビア大のエドモンド・フェルプス教授が2006年のノーベル経済学賞を受賞

12 ノーベル文学賞はトルコのオルハン・パムク氏に授与されることが決定、パムク氏は同 国内でタブーとされる「アルメニア人虐殺」を史実と述べて起訴されるなど言論の自由 を求め戦ってきたトルコの代表的作家、トルコ人作家の受賞は初めて

13 国連総会本会議がアナン国連事務総長の後任に潘基文韓国外交通商相を任命、2007年1 月1日第8代事務総長に就任、任期は5年、北東アジア出身の事務総長は初めて ノルウェーのノーベル賞委員会が2006年のノーベル平和賞を貧困撲滅に尽力したバング ラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏とグラミン銀行に授与すると発表

16 ネグロポンテ米国家情報長官が朝鮮半島周辺で採取した大気から放射性物質を検出、北 朝鮮の地下核実験実施を確認したと発表

国連の世界知的所有権機関(WIPO)が世界各国の特許出願状況をまとめた初の統計を 発表、2004年に世界全体で約159万9000件の特許出願があり国別では日本の約54万100 件がトップ、2位は米国の約34万6300件、3位は韓国で約15万7600件

19 唐家 中国国務委員が金正日北朝鮮総書記と会談(平壌)、20日唐委員はライス米国務 長官との会談で訪朝について「幸いなことに無駄ではなかった」と言明(北京)、金総 書記が会談で米国などの対応次第では再度の核実験実施を辞さない姿勢を示したことが 24日明らかに

Ⅰ 国際関係Ⅱ 日本関係Ⅲ 地域別 2006年10月1日−31日

濱口  健・細川 洋嗣 編

(共同通信)

(2)

21 ライス国務長官が北朝鮮の核実験問題などについてラブロフ = ロシア外相と会談、6ヵ 国協議再開に向けた努力継続を表明、プーチン大統領とも会談(モスクワ)

26 胡錦濤中国国家主席がシラク = フランス大統領と会談(北京)、共同声明で北朝鮮の核 実験に深刻な懸念を表明

自動車部品の輸入に対する中国の関税は不当に高くWTO協定違反だと米国、EU、カナ ダが中国を訴えている問題でWTOが紛争処理小委員会(パネル)を設置

27 次期国連事務総長に就任する潘基文外交通商相が胡錦濤国家主席、唐家 国務委員らと 相次ぎ会談、北朝鮮核問題での連携を確認(北京)

29 ILOが世界の若年層(15―24歳)の雇用に関する報告書を発表、2005年の若年層の失業 率は労働人口全体の失業率(6.4%)の倍以上に当たる13.5%で前年と同率だったものの 人数では約8530万人で過去最悪

大量破壊兵器の拡散防止構想(PSI)に基づき核兵器の密輸防止を想定した米英などに よる海上臨検訓練開始(→30日、ペルシャ湾バーレーン沖)、日本はオブザーバー参加 30 テロ組織への核物質流出防止を目的に米国とロシアが立ち上げた「核テロ防止構想」の 初の高官会合が核物質の管理強化やテロリストへの支援阻止に努めることを謳った声明 を採択(→31日、ラバト)、会合には国連安保理の5常任理事国のほか日本、ドイツな どが参加

31 北朝鮮核問題をめぐる6ヵ国協議の米中朝3ヵ国の首席代表が非公式に協議(北京)、6 ヵ国協議を近く再開することで合意

Ⅱ 日本関係

10・01 愛媛県宇和島徳洲会病院の生体腎移植で臓器売買があったとして愛媛県警が臓器移 植法違反容疑で患者の水産会社会長と仲介した同社長を逮捕、同法施行後臓器売買の摘 発は初めて

02 安倍晋三首相が衆院本会議でA級戦犯の責任について「政府として具体的に断定するこ とは適当でない」と表明、5日の衆院予算委では故岸信介元首相を含む戦争指導者の責 任を認め村山富市首相談話や従軍慰安婦に関する河野洋平官房長官談話を継承する考え も明言

国際エネルギー機関(IEA)の次期事務局長選挙に経済産業省出身でOECDの田中伸男 科学技術産業局長ら4人が立候補

04 1票の格差が最大5.13倍だった2004年の参院選の選挙無効訴訟の上告審で最高裁大法廷 が合憲判断

イランのアザデガン油田開発について国営イラン石油公社のノーザリ総裁が「日本の機 会は失われた」と日本の国際石油開発の権益は失効したと指摘、6日国際石油開発は同 社所有の権益を75%から10%へ縮小することでイラン側と大筋合意したと発表

06 政府が閣議で海上自衛隊のインド洋での給油活動を継続するため11月1日で期限を迎え るテロ対策特別措置法を1年間延長する改正案を決定、27日の参院本会議で成立、延長 は3回目

08 安倍首相が胡錦濤中国国家主席らと会談(北京)、9日盧武鉉韓国大統領と会談(ソウ ル)、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝で冷却化していた関係の改善を図ることで一致

(3)

15 自民党の中川昭一政調会長がテレビ番組で日本の核保有論について「憲法でも核保有は 禁止されていない」などと述べ議論は必要との認識を示す

50代後半の女性が2005年春がんで子宮を失った30代の娘の卵子とその夫の精子を使い 遺伝的には孫に当たる子どもを代理出産したと長野県の医師が明らかに

16 国連貿易開発会議(UNCTAD)が発表した2006年版の「世界投資報告書」によると05 年の海外から日本への直接投資は前年比64%減の28億ドル(約3300億円)にとどまり 過去10年で最低水準に

18 麻生太郎外相がライス米国務長官と日米外相会談(東京)、19日には日米韓外相会談(ソ ウル)、20日に日韓外相会談(同)を行ない北朝鮮核実験に対する制裁決議の着実な実 行などを確認

22 安倍政権発足後初の国政選挙となった衆院神奈川16区、大阪9区の統一補選で自民党が 民主党候補らを破っていずれも当選

23 東京地検特捜部が福島県発注のダム工事をめぐり受注業者の便宜を図った見返りに土地

を約9億7000万円で買い取らせ利益供与を受けたとして収賄容疑で佐藤栄佐久前知事を

逮捕

24 富山県立高岡南高校で2005年度「受験に必要な科目を勉強したい」との生徒の要望を受 け当時の2年生に学習指導要領で必修の世界史の授業をしていなかったことが判明、こ の後同じような未履修問題が全国の公私立高校で発覚、社会問題となり安倍首相が27日 文科省に救済策の検討を指示

26 北方4島の周辺水域での日本漁船の操業に関する日本とロシアの協議開催(モスクワ)、 スケトウダラやホッケなど2007年の漁獲割り当てを今年並みの計2180トンとすること で合意、漁期は07年1月から12月で計48隻が出漁

27 日米両政府が米軍横田基地管制の「横田空域」のうち羽田空港の管制空域西側に隣接し ている部分の約40%を日本側に返還することで合意、飛行時間短縮や燃料の節減につな がるほか出発便を現在より約130便程度増加可能に

30 チェコの首都プラハでフランツ・カフカ賞の授賞式が行なわれ2006年の受賞者である村 上春樹さんに主催者が賞を授与

31 安倍首相が英紙『フィナンシャル・タイムズ』とのインタビューで「任期中に憲法改正 を目指したい」と改憲に意欲示す

Ⅲ 地域別

●アジア・大洋州

10・01 プミポン=タイ国王はクーデターで実権を握った民主改革評議会が権限を移譲する 暫定政権の首相に元陸軍司令官のスラユット枢密院顧問官を任命

10 ミャンマーの新憲法制定に向けた国民会議が民主化勢力不在のまま首都ヤンゴン郊外で 約8ヵ月ぶりに再開、軍事政権のテイン・セイン国家平和発展評議会第1書記が今回の 会議で新憲法の枠組み策定の実質審議を終了する意向を表明

11 中国共産党の第16期中央委員会第6回総会(6中総会)が2020年までに地域間格差の拡 大を是正し「調和のとれた社会」に向けて国民がより豊かな生活を送れるようにすると の目標を盛り込んだコミュニケを採択し閉会(←8日、北京)

(4)

13 胡錦濤中国国家主席と盧武鉉韓国大統領が会談(北京)、北朝鮮の核実験を容認せず国 連安保理の制裁決議案支持で一致

16 スリランカ中部ハバラナ近郊で海軍兵士を乗せたバスの車列に爆発物を積んだ小型トラ ックが突っ込んで爆発、兵士や巻き添えになった市民ら少なくとも103人が死亡、約150 人が負傷

24 オセアニアの地域協力機構である太平洋島嶼国会議(PIF)の年次首脳会議開催(→25 日、フィジー諸島ナンディ)

25 韓国の青瓦台(大統領官邸)が北朝鮮への融和政策を推進してきた李鍾 統一相が盧武 鉉大統領に辞意を表明、大統領も了承したことを明らかに、融和政策の中心的役割を担 ってきた統一相は野党などから批判を受けていた

28 少数派タミル人反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」と政府軍の衝 突が激化しているスリランカで政府とLTTEの和平交渉が8ヵ月ぶりに再開

29 バングラデシュの次期総選挙の選挙管理内閣任命をめぐり野党アワミ連盟(AL)と与党 バングラデシュ民族主義党(BNP)との間の衝突が激化して暴動に発展、3日間で22人 死亡

30 中国とASEAN10ヵ国の首脳会議開催(広西チワン族自治区南寧)、各分野での関係強化

を謳った共同声明を採択、北朝鮮の核実験問題について6ヵ国協議再開による外交的解 決を目指すことで合意

スハルト元インドネシア大統領の3男で最高裁判事を射殺した殺人の罪で2002年から服 役していたトミー受刑者が仮出所

●中近東・アフリカ

10・01 レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ攻撃のため侵攻し戦闘停止後も駐 留していたイスラエル軍がレバノン南部から部隊の撤退を完了、レバノン軍と停戦を監 視する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が国境に展開、7月12日の戦闘開始以来約2ヵ月 半ぶり

02 9月28日に実施されたザンビアの大統領選で選挙管理委員会が現職のムワナワサ大統領 の再選を発表

04 アッバス = パレスチナ自治政府議長が支持基盤ファタハと自治政府内閣を率いるイスラ ム原理主義組織ハマスとの連立内閣樹立に向けた交渉が決裂したとの認識を表明 オルメルト = イスラエル首相がライス米国務長官と会談、ガザ地区とイスラエルの境界 のパレスチナ自治区の物流拠点であるカルニ検問所を再開する方針を表明(エルサレム)

05 ライス国務長官がマリキ = イラク首相と会談、治安情勢など協議(バグダッド)

06 イラクで警官の訓練の責任者を務める駐留米軍のピーターソン少将が2004年9月からの 2年間で約4000人のイラク人警官が武装勢力の攻撃などで死亡したことを明らかに、負 傷者は8000人以上に

11 イラク連邦議会がイラクの各州が他の州とともに自治政府を構成することを可能にする 連邦制実施法案を可決

17 トルコ中部コンヤで日本人観光客24人を乗せたバスが雨の中でスリップ、横転し女性1 人が死亡、2人が意識不明の重体、26人が負傷

(5)

25 アルゼンチン検察当局がブエノスアイレスで1994年に起きたユダヤ人協会本部爆破事件 を指揮したとして当時イランの大統領だったラフサンジャニ氏の逮捕状を裁判所に請求 27 イランが中部ナタンツの核施設に新設した遠心分離機164基の「カスケード」に六フッ

化ウランを注入して本格稼働させ濃縮ウランを製造、4月に続き2つ目

マリキ首相がハリルザド米大使との共同声明でイラク政府が日程を示し治安対策をとる ことが必要との立場を表明、25日日程表を否定した首相が突然の方針転換

28 ブッシュ米大統領とマリキ首相がイラクの治安情勢などをめぐりテレビ会談、イラク首 相府はイラク軍の訓練を急ぎ指揮権をイラク政府に早期に移譲することなどで両首脳が 合意したとする共同声明を発表

29 ナイジェリアの民間航空会社ADCの旅客機ボーイング737がアブジャの空港付近で墜 落、96人が死亡、生存者は9人

30 イラク駐留米軍の10月の死者数が100人に、国民議会選挙が行なわれ武装勢力の米軍攻 撃や妨害テロが頻発し米兵107人が死亡した2005年1月以来最悪

●欧 州

10・01 アイスランドで駐留米軍が9月末に全面撤退、世界で数少ない軍隊のいない国に 任期満了に伴うオーストリア下院(定数183)の総選挙の投開票実施、最大野党の社会 民主党が68議席で第1党に

04 英保守党大会が閉幕(←1日、ボーンマス)、新指導部として初の大会に臨んだキャメロ ン党首が中道路線への党改革をアピール、政権奪回を目指す決意を表明

EU欧州委員会が中国、ベトナム製革靴のダンピング(不当廉売)問題で大使級会議を 開き両国から輸入される革靴に対して今後2年間反ダンピング関税を課すことを決定、7 日発効、税率は中国製が16.5%、ベトナム製は10%

05 スウェーデン議会が中道右派の4党連合を率いるフレドリック・ラインフェルト穏健党 党首を首相に選出、6日12年ぶりの中道右派政権が発足、発足後の約2週間で閣僚6人 の税金逃れや公共料金不払いなどのスキャンダルが次々と発覚、閣僚2人が辞任 06 ハンガリーの首都ブダペストの国会前で反政府デモが行なわれ約8万人が集結、1日の

地方選で大勝した野党第1党の右派青年民主連盟の呼び掛けに応じたもの、9月17日以 来続くデモで最大規模、ハンガリー動乱50年記念の23日から24日にかけてブダペスト 中心部で極右グループなどを含む数千人規模の反政府デモ隊と警官隊が衝突、少なくと も70人が負傷、一部が暴徒化

11 フランス北東部モーゼル県北部ズフトゲン駅近くで隣国ルクセンブルクの旅客列車とフ ランスの貨物列車が正面衝突し乗客ら5人が死亡

12 フランス国民議会(下院)がオスマン・トルコ帝国によるアルメニア人虐殺を演説や出 版物のなかで否定すれば罰則を科すとの法案を賛成多数で可決し上院に送付、虐殺を史 実と認めていないトルコ政府は強く反発

17 ローマ中心部の地下鉄駅で停車中の列車に後続列車が追突、死者1人、負傷者は236人、

うち日本人1人を含む26人が重傷

EU外相理事会開催(ルクセンブルク)、イラン核問題交渉が事実上時間切れと認定、「国

連安保理での制裁協議に進まざるをえない」との声明を採択

(6)

アイスランド政府が1985年以来中止していた商業捕鯨を約20年ぶりに再開すると発表、

21日最初のナガスクジラ1頭を捕獲

20 EUが非公式首脳会議を開催(ラハティ〔フィンランド〕)、域外に供給を依存するエネ ルギー問題などについて協議、ロシアが豊富な資源を武器に「資源外交」を強化してい ることに対し緊密で法的に拘束力のある協定を求めることで合意

22 ブルガリアで大統領選挙の投開票、投票率は規定の50%に満たず、29日上位2候補の 決選投票で現職パルバノフ大統領が極右政党「攻撃」のシデロフ党首を破り再選を決定 28 セルビアでコソボ自治州を「領土の一部」と明記したセルビアの新憲法案に関する国民 投票実施(→29日)、30日選挙管理委員会が賛成票が有権者数の52.31%に達したとの暫 定開票結果を発表

29 英政界の上院(貴族院)議員の推薦に絡んだ選挙資金融資疑惑でブレア首相が直接関与 した「重要人物」として浮上したと英紙が報道

30 フランス暴動から1年を迎え車両の放火が多発、ドビルパン首相が公共交通機関の安全 対策会議を開催(パリ)、襲撃阻止に全力を尽くす姿勢を強調

●独立国家共同体(CIS)

10・01 グルジア治安当局によるロシア軍将校拘束事件をめぐりロシアが1日までに国連安 保理でグルジアを非難する議長声明案を提出、米国の修正要求で採択できず、プーチン = ロシア大統領がブッシュ米大統領と電話会談しグルジアを支援する米国の姿勢を強く批 判、サーカシビリ = グルジア大統領が同問題について「外交的に解決したい」と述べス パイ事件再発防止の保証が得られれば将校らをロシア側に早期に引き渡すこともありう るとの考えを表明、3日ロシア政府がグルジアとの陸海空の交通を全面停止

04 ウクライナの与党「われらのウクライナ」のベススメルトヌイ代表が親ロシアのヤヌコ ビッチ首相率いる「ウクライナの地域」などと構成する大連立を解消し内閣から離脱す ると表明

06 ロシア国営の核燃料企業テフスナブエクスポルトが三井物産と共同で東シベリアのサハ 共和国でウラン採掘事業化調査を実施すると発表、事業化が実現すれば外国企業がロシ ア国内でウラン採掘に直接参加する初のケースに

07 ラトビアで国会(1院制、定数100)の選挙実施、カルビティス首相率いる国民党など中 道右派の連立与党3党が過半数議席を確保し勝利

プーチン政権のチェチェン政策などへの厳しい批判で知られるロシアの著名な女性ジャ ーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤさんが射殺体で発見(モスクワ)、10日プーチ ン大統領が訪問先のドレスデンで実行犯処罰に全力を挙げると言明

08 リトアニア政府がビリニュスに駐在するロシア外交官に対しスパイ活動などの疑いがあ るとして国外退去を命令

16 ロシア中央銀行のウリュカエフ第1副総裁が外貨準備として円の購入を開始し将来的に は円の比率を数%まで引き上げる方針を明らかに

17 ロシア環境・技術・原子力監督局がロシア西部ウリヤノフスク州の研究都市にある核実 験炉4基が6日と9日に停止したと発表、放射能漏れなどはないと言明

日ソ両国が日ソ共同宣言調印から50年を記念する円卓会議を開催(モスクワ)、サプリ

(7)

ン = ロシア外務省アジア第1局次長が近い将来に北方領土問題を解決して日本と平和条 約を締結することは困難だと発言

エリザベス英女王がバルト3国を初訪問、最初に訪れたリトアニアの議会で演説し「ソ 連の(支配の)陰から脱し国際社会でふさわしい地位を得た」と述べ3国の独立とEU、

NATO加盟を称賛

19 ユーシェンコ = ウクライナ大統領の与党「われらのウクライナ」所属のズワリチ法相ら 5閣僚が辞表を提出

24 ロシアとウクライナの両国政府が2007年のウクライナ向けロシア産天然ガスの供給価格 をこれまでの1000立方メートル当たり95ドルから130ドルに値上げすることで合意 ロシア北西部プスコフ州で24日から25日にかけて工業用アルコールなどを飲み15人が 死亡、400人以上が入院する中毒事件が発生、同州は26日までに非常事態を宣言、ロシ アでは劣悪なアルコールをウォッカなどの代用として摂取し中毒死する事件が後を絶た ず社会問題化している

25 ロシア海軍が多弾頭の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ブラバ」の水中からの発射実 験を実施、ミサイルは発射数分後に予定の軌道を外れて海中に落下、実験は失敗、同実 験の失敗は9月に続き2度目

26 デホープスヘッフェルNATO事務総長がプーチン大統領やイワノフ副首相兼国防相と会 談(モスクワ)、グルジアのロシア軍将校の一時拘束やNATOとの協力強化をめぐり緊 張が高まる両国の問題について協議

28 ミロノフ = ロシア上院議長率いる「生活党」など左派系の3党が党大会を開催(モスク ワ)、3党を合同した新党「公正なロシア」を結成

●北 米

10・02 米ペンシルベニア州ランカスター郡で銃をもった男がキリスト教プロテスタントの 一派アーミッシュ運営の学校を襲撃、監禁された女子生徒3人と教員補助役の女性の計 4人が射殺され7人が負傷、男は現場で自殺

03 ニューヨーク証券取引所(NYSE)を運営するNYSEグループのジョン・セイン最高経 営責任者(CEO)が今後5年内に東京証券取引所との本格的な業務提携を目指す考えを 表明

ブッシュ米政権が進める世界的な米軍再編の一環で在沖縄米海兵隊約8000人の移転な どを含むグアムの米軍強化計画案の内容が明らかに、沖縄と米本土合わせて海兵隊9700 人を4段階で移転、空、陸軍部隊の増加などで将来的には現在の3倍以上の2万1000人 と大幅増強

米上下両院がイランに投資する外国企業への制裁発動を定めた旧イラン・リビア制裁法 の期限切れを受け制裁発動に加え民主化勢力への財政支援も認める「イラン自由支援法 案」に一本化することで合意、ブッシュ大統領が署名し成立

11 米ニューヨークのマンハッタンで小型飛行機が高層アパートに激突、搭乗していた大リ ーグのニューヨーク・ヤンキースのコリー・ライドル投手らが死亡

15 米ハワイ州ハワイ島西岸沖でマグニチュード(M)6.7の強い地震が発生、オアフ島ワイ キキ地区の約90%の地域が停電するなど都市機能がまひ

(8)

20 トヨタグループの部品会社ジェイテクトの米国子会社がバード修正法に基づく反ダンピ ング課税収入の分配は憲法違反に当たるとして米政府に停止を求める訴えを米国際貿易 裁判所に起こしていたことが明らかに

米韓定例安保会議開催(ワシントン)、ラムズフェルド米国防長官が会見で今後も米国 が韓国への防衛義務を果たすことを強調

23 米テキサス州ヒューストンの連邦地裁が米エネルギー大手エンロンの不正会計事件でス キリング元最高経営責任者に禁固24年4ヵ月の判決

25 米財務省や連邦準備制度理事会(FRB)などが米ドル札偽造に関する2006年版の報告 書を発表、「スーパーノート」と呼ばれる精巧な偽札は「北朝鮮政府の全面的な同意と 管理の下で製造され、流通している」と断定

26 ブッシュ大統領がヒスパニック系を中心としたメキシコ国境からの不法移民阻止のため 国境沿いの計約1100キロにフェンスを建設する法案に署名

●中南米

10・01 任期満了に伴うブラジル大統領選の第1回投票でルラ大統領の得票率が過半数に至 らず2位の中道左派の野党ブラジル社会民主党のアルキミン候補との決選投票に、29日 に決選投票実施、ルラ大統領が得票率60.83%で当選

13 ペルーの裁判所が1980年から90年代初めにかけて同国内で爆弾テロなどの武装闘争を 繰り広げた左翼ゲリラのセンデロ・ルミノソ(輝く道)の最高指導者グスマン被告に対 し終身刑の判決を言い渡し

16 バレンティン・パニアグア元ペルー大統領がリマ市内の病院で心臓疾患のため死去(70 歳)

26 ブッシュ米大統領がメキシコ国境沿いのフェンス建設法案に署名したことについてフォ ックス = メキシコ大統領が「米国にとって恥辱であり将来の視点に欠けた決定だ」と激 しく批判

27 ピノチェト元チリ大統領が現職当時左翼活動家の拷問を指示したとされる事件でサンテ ィアゴ控訴裁が元大統領を起訴

賃上げをめぐる教職員組合と州政府との激しい対立が続くメキシコ南部オアハカ市で抗 議の座り込みを続ける教職員らと武装集団との間で銃撃戦が起き取材中の米国人記者を 含む3人が死亡

28 キューバ国営テレビが病気療養中のカストロ = キューバ国家評議会議長の動く姿を約1 ヵ月半ぶりに放映

国際問題 第557号(電子版) 2006年12月号 編集人『国際問題』編集委員会

発行人 佐藤 行雄

発行所 財団法人日本国際問題研究所

〒100−6011 東京都千代田区霞が関3−2−5 霞が関ビル11階 電話 03−3503−7262(出版・業務担当)

http://www.jiia.or.jp/

*本誌掲載の各論文は執筆者個人の見解であり、執筆者の所属する 機関、また当研究所の意向を代表するものではありません。

*論文・記事の一部分を引用する場合には必ず出所を明記してくだ さい。また長文にわたる場合は事前に当研究所へご連絡ください。

*印刷版最近号

05年10月号 焦点:国境を越えた責務 05年11月号 焦点:日本のODA戦略の再確立 05年12月号 焦点:対日歴史認識の諸相

*電子版最近号

06年4月号 焦点:日・米・中の対外政策と展望 06年5月号 焦点:東アジア共同体をめぐる政治 06年6月号 焦点:気候変動の将来枠組み 06年7・8月号 焦点:東アジア経済統合と日本 06年9月号 焦点:核拡散と核管理の展望 06年10月号 焦点:欧州の外交と安全保障―イラク戦争後 06年11月号 焦点:自衛権の新展開

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