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(1)

平成22年度決算に基づく

日向市財務書類報告書

~企業会計的手法を用いた財務書類の作成と分析~

平成24年2月

日向市

(2)

<目 次>

I 財務書類に関する基本的事項について ... 4 1 財務書類作成に関する基本的事項について ... 4 2 貸借対照表(バランスシート) ... 5 3 行政コスト計算書 ... 10 4 純資産変動計算書 ... 11 5 資金収支計算書 ... 12 6 財務書類4表の関係 ... 13 II 平成22年度普通会計財務書類について ... 15 1 貸借対照表(バランスシート) ... 15 2 貸借対照表の分析 ... 19 3 行政コスト計算書 ... 22 4 純資産変動計算書 ... 25 5 資金収支計算書 ... 27 III 平成22年度連結財務書類について ... 29 1 連結財務書類とは ... 29 2 普通会計貸借対照表と連結貸借対照表との比較 ... 30 3 普通会計行政コスト計算書と連結行政コスト計算書の比較 ... 31 4 普通会計純資産変動計算書と連結純資産変動計算書の比較 ... 32 5 普通会計資金収支計算書と連結資金収支計算書の比較 ... 33 IV 平成22年度財務書類 ... 35 1 普通会計貸借対照表(平成23 年 3 月 31 日現在) ... 35 2 普通会計行政コスト計算書(自 平成22 年 4 月 1 日 至 平成23 年 3 月 31 日) ... 37 3 普通会計純資産変動計算書(自 平成22 年 4 月 1 日 至 平成23 年 3 月 31 日) ... 38 4 普通会計資金収支計算書(自 平成22 年 4 月 1 日 至 平成23 年 3 月 31 日) ... 39 5 連結貸借対照表(平成23 年 3 月 31 日現在) ... 40 6 連結行政コスト計算書(自 平成22 年 4 月 1 日 至 平成23 年 3 月 31 日) ... 41 7 連結純資産変動計算書(自 平成22 年 4 月 1 日 至 平成23 年 3 月 31 日) ... 42 8 連結資金収支計算書(自 平成22 年 4 月 1 日 至 平成23 年 3 月 31 日) ... 43 9 連結貸借対照表内訳表 ... 44 10 連結行政コスト計算書内訳表 ... 45

(3)

はじめに

平成12年に「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」が施行され、地方 分権の流れの加速と歩調を合わせ、地方公共団体は既存の経常収支比率など現金収支にかかる情報 を中心とした財政指標だけでなく、財政状況を総合的かつ長期的に把握することが必要となりまし た。また、夕張市の財政破綻などがあったことで、住民にとって継続的なサービスを提供していく ための、持続可能な財政運営が求められています。 このような中、国は平成19年6月に「地方公共団体の財政健全化に関する法律」を公布し、健 全性に関する「健全化判断比率」の公表と比率に応じて地方公共団体が財政の早期健全化等を図る ための計画を策定する制度を定めました。健全化判断比率の改善を進めるためには、地方債残高や 退職手当引当金、第三セクター等に対する将来的な税等の負担割合を表す「将来負担比率」の改善 策を検討する必要があり、ストックベースや連結ベースの財務情報が必要となってきます。しかし、 市の歳入歳出決算書では、市の保有資産の状況や将来にわたる市民負担などの状況が分かりにくく、 市全体と一部事務組合・第三セクター等との連結した財務情報が提供されておらず公共部門の全体 像が把握しにくいこと等の問題がありました。 平成19年10月に総務省から公表された「新地方公会計制度実務研究会報告書」(以下、「報告 書」という)では、新たに2つの財務書類作成モデルが示され、3年後までに貸借対照表、行政コ スト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書の4表の整備及び作成に必要な情報の開示に取り 組むことが要請されています。 日向市では、平成13年度決算から企業会計的手法を用いた財務書類の作成に取り組み、普通会 計のバランスシート及び行政コスト計算書の公表を行ってきましたが、平成20年度に研究会を設 置し、平成19年度決算に基づく財務書類の作成や今後の活用について検討を行いました。平成2 0年度財務書類からは、普通財産で所有する土地を洗い直し、売却可能な土地について固定資産税 評価額(一部不動産鑑定評価額)を用いた算定を行って売却可能資産を計上しています。財務書類 を公表することで、これまでの本市のストック情報やコスト情報についてご覧いただけることにな ります。本市の今後の財政運営について考える上でも、参考にしていただきますようお願いいたし ます。 ※数字の表記については、単位未満を四捨五入しているため合計等が一致しない場合がありますがご了承ください。

(4)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

I 財務書類に関する基本的事項について

1

財務書類作成に関する基本的事項について

(1) 財務書類4表

貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書及び資金収支計算書の4つの財務書類 を作成しました。

(2) 開示モデルについて

報告書では、財務書類の開示モデルとして、基準モデルと総務省方式改訂モデル(以下、「改 訂モデル」という)が示されました。基準モデルが、現存する固定資産をすべてリストアップ し公正価値により評価するのに対し、改訂モデルは、段階的に固定資産情報を整備すること が可能です。本市は、平成20年度から段階的な公有資産台帳の整備に取り組むこととし、 改訂モデルに則って作成しています。

(3) 普通会計対象範囲

普通会計(一般会計、公営住宅事業特別会計、財光寺南土地区画整理事業特別会計、用地 取得特別会計、城山墓園事業特別会計、簡易給水施設特別会計)を対象としています。

(4) 対象年度

対象年度は、平成22年度です。平成23年3月31日を作成基準日としています。なお、 出納整理期間における出納については、基準日までに終了したものとして処理しています。

(5) 作成基礎データ

原則として、昭和44年度以降の決算統計の数値を基礎として作成しています。一部、対 象年度の歳入歳出決算書や人事データを用いて数値を算出しています。

(5)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

2

貸借対照表(バランスシート)

市の決算書が、1年間の収入と支出の流れを表すフロー情報であるのに対し、貸借対照表は、 市が主に住民サービスを提供するために保有している土地・建物や基金などの財産(資産)と、 その資産をどのような財源(負債・純資産)で賄ってきたかを総括的に対照表示したものです。 資産合計と負債・純資産合計が一致し左右バランスしている表であることからバランスシートと も呼ばれます。 【旧総務省方式からの主な改正点】  有形固定資産の耐用年数を変更  償却対象資産の償却開始年度を当該年度から翌年度に変更  売却可能資産を時価評価し計上  投資損失引当金を計上  未収金を長期・短期に分類し、回収不能見込額を計上  賞与引当金を計上  「正味資産の部」を「純資産の部」に変更。「純資産の部」の内訳を、公共資産等に充当 された国県補助金・一般財源等とその他の一般財源等に区分。

(1) 公共資産

① 有形固定資産 有形固定資産は、長期間にわたって住民サービスを提供するために使用されるもので、具 体的には土地や建物、機械器具などです。昭和44年度以降の決算統計の普通建設事業費(補 助金として支出した金額を除く)を集計し、減価償却計算を実施した後の金額を、生活イン 借 方 貸 方

資 産

● 使う資産 (例)インフラ資産 施設 ●売れる資産 (例)売却予定土地 ●回収する資産 (例)貸付金、未収金

負 債

●将来世代の負担 地方債、退職手当引当金

純資産

●国・県の負担、過去又は 現世代の負担 (例)補助金、これまでに 収納した税金等

(6)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について フラ・国土保全、教育、福祉、環境衛生、産業振興、消防、総務の7項目に分類集計して計 上しています。 一方、普通建設事業費のうち、市以外の団体に補助金又は負担金として市が支出した金額 については、市の所有する資産ではないため、有形固定資産として計上していません。しか し、市の資産でなくとも住民が広く利用でき、住民生活に役立つことから、貸借対照表の末 尾に「他団体及び民間への支出金により形成された資産」として注記しています。 ② 売却可能資産 売却可能資産とは、貸借対照表に計上された公共資産のうち、貸借対照表日時点で行政サ ービスの提供には活用されていないが、将来の現金獲得能力があると考えられるものです。 貸借対照表計上額は、現金化するといくらになるのかという点から「売却可能価額」で評価 することになります。 本市では、すべての普通財産の土地のうち売却可能な土地について選定し、固定資産税評 価または不動産鑑定評価を用いて個別評価を行いました。 ③ 減価償却 土地以外の有形固定資産については、報告書に定められた耐用年数により、減価償却を行 っています。耐用年数の区分は、以下のとおりです。 (単位:年) 区分 耐用 年数 区分 耐用 年数 区分 耐用 年数 1 総務費 (1)庁舎等 (2)その他 50 25 (5)漁港 (6)農業農村整備 (7)海岸保全 (8)その他 50 20 30 25 ア街路 イ都市下水路 ウ区画整理 エ公園 オその他 (8)住宅 (9)空港 (10)その他 48 20 40 40 25 40 25 25 2 民生費 (1)保育所 (2)その他 30 25 5 商工費 25 6 土木費 (1)道路 (2)橋 (3)河川 (4)砂防 (5)海岸保全 (6)港湾 (7)都市計画 48 60 49 50 30 49 3 衛生費 25 4 農 林 水 産 業 費 (1)造林 (2)林道 (3)治山 (4)砂防 25 48 30 50 7 消防費 (1)庁舎 (2)その他 50 10 8 教育費 50 9 その他 25

(7)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

(2) 投資等

① 投資及び出資金 公営企業(病院事業、水道事業)や第三セクターへの出資金や財団法人等に対する出資金・ 出えん金を計上します。「投資損失引当金」は、将来回収できないと見込まれる損失金額を 予め引当計上しておくものです。なお、連結対象団体への投資等については、将来回収でき ないと見込まれる損失金額を投資損失引当金として計上していますが、連結対象団体以外へ の投資等については、投資等の計上額を直接減額しています。 このようにすることで、連結対象団体の損失見込額を明らかにしています。 ② 貸付金 貸付金には、市が貸し付けている金額のうち回収期限が到来していない金額を計上してい ます。 ③ 基金等 基金には、特定の目的のために資金を積み立てる「特定目的基金」と、特定の目的のため に定額の資金を運用する「定額運用基金」があります。貸借対照表では、「退職手当目的基 金」と「その他の特定目的基金」が特定目的基金に該当し、「土地開発基金」と「その他定 額運用基金」が定額運用基金に該当します。財政調整基金や減債基金は、行政運営や地方債 償還に充てる基金であり、現金預金へ計上することとしています。 ④ 長期延滞債権 長期延滞債権には、納付期限や回収期限から1年以上経過しているにもかかわらず、未だ 収入されていない債権を計上しています。 ⑤ 回収不能見込額 「貸付金」「長期延滞債権」のうち、回収不能となることが見込まれる金額を計上してい ます。回収不能見込み額は、報告書に例示されている方法(過去5年間の不能欠損額÷(滞納 繰越収入額+不能欠損額)の平均値)を用いて計算しています。

(3) 流動資産

① 現金預金 財政調整基金、減債基金、歳計現金(=資金)などを計上しています。 ② 未収金 市税や使用料・手数料、分担金・負担金、雑入などの科目の収入未済額については、歳入 歳出決算書の収入未済額(不納欠損を控除した後の額)のうち、長期延滞債権(当初調定年 度が平成22年度以前のもの)計上額を除いた額を未収金として計上しています。

(8)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

(4) 固定負債

① 地方債 地方債のうち翌々年度以降に償還されるものを計上しています。 ② 長期未払金 公共資産をリース(分割購入)した場合など、既に物件の引渡しやサービス提供をうけた もののうちまだ支払っていない金額、債務保証や損失補償の履行が決定した額などを計上し ています。 ③ 退職手当引当金 年度末において、在籍する職員が普通退職した場合に必要となる退職手当の額全額から翌 年度支払予定退職手当の額を除いた額を、退職手当引当金として計上しています。具体的に は、職員個人ごとの退職手当算出のためのデータから各人の年度末の要支給額を算定し、全 職員について合計した額を計上しています。退職手当は、支給時に一時に発生するものでは なく、職員の在籍期間を通じて徐々に発生していくという考え方に基づき、年度末の要支給 額を見積もり計上したものです。 ④ 損失補償等引当金 自治体財政健全化法の健全化判断比率の一つである「将来負担比率」の算定に含めた「設 立法人の負債の額等に係る一般会計等負担見込額」のうち、②長期未払金に含めなかったも のを計上しています。

(5) 流動負債

① 翌年度償還予定地方債 地方債のうち、翌年度に償還する予定の金額を計上しています。 ② 短期借入金(翌年度繰上充用金) 収支不足が発生した場合に翌年度予算から前借りする額を計上しています。 ③ 未払金 翌年度支払しなければならない未払金を計上しています。 ④ 翌年度支払予定退職手当 職員に支払う退職手当のうち、翌年度支払予定額を計上しています。 ⑤ 賞与引当金 翌年度支給される賞与のうち、当年度に発生した部分を計上しています。

(6) 純資産

(9)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について ② 公共資産等整備一般財源等 住民サービスを提供するための財産を取得した財源のうち国・県補助金等と建設地方債を 除いた部分です。 ③ その他一般財源等 公共資産等以外の資産から公共資産等整備財源以外の負債を差し引いた額です。 ④ 資産評価差額 「売却可能資産」の取得価額と売却可能価額との差額や「投資及び出資金」のうち市場価 格のある有価証券の取得価額と時価との差額などです。 純資産は、何の財源になっているかにより区分されています。公共資産等の財源として既に投 下された財源とまだ投下されていない自由な財源です。 資 産 負 債 純資産 公共資産等 その他資産 公共資産等財源 以外の地方債 その他の負債 その他一般財源等 公共資産等財源 の地方債 資産評価差額 公共資産等整備 一般財源等 公共資産等整備 国県補助金等 貸借対照表分解図

(10)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

3

行政コスト計算書

行政コスト計算書は、人的サービスや給付サービスなど、資産形成につながらない行政サービ スの提供の状況をあらわすものです。行政コスト計算書を見ることで目的別、性質別のコストの 状況の把握が可能になります。また、それぞれのコストに充てられた使用料・手数料等の財源の 把握が可能となります。 【旧総務省方式からの主な改正点】  受益とコストの負担を明らかにする観点から、税収や地方交付税を純資産変動計算書に計上 しています。

(1) 行政コストの構成要素

行政コスト計算書は、「経常行政コスト」と「経常収益」からなり、これらを差引きした ものが、「純経常行政コスト」になります。行政コスト計算書は、行政目的別と性質別のマ トリックス形式で表示されます。 性質別行政コストは、「1. 人にかかるコスト」「2. 物にかかるコスト」「3. 移転支出的 なコスト」「4. その他のコスト」に大きく4分類しています。人件費や物件費など節で示さ れる経費と退職手当引当金繰入金等や減価償却費などの経費が計上されます。 経常収益についても、使用料・手数料、分担金・負担金・寄付金などが計上されます。 目的別行政コストは、経常行政コストと経常収益が、生活インフラ、教育、福祉といった 行政目的別にどの程度投入されたかが分かります。 ① 退職手当引当金繰入等 当年度末のバランスシートの退職手当引当金残高と、前年度末の同残高(当年度退職者に 対する引当額を除く)との差額を計上しています。 ② 減価償却費 土地以外の有形固定資産について減価償却を実施し、その価値減少分を計上しています。

(2) 純経常行政コスト

経常行政コストと経常収益との差し引きで表される純経常行政コストは、資産形成に結び つかない1年間の行政サービスを提供する上で用いられた経費から受益者負担などの収益で 賄われたものを差し引いた額で、地方税や地方交付税といった一般財源や資産の売却益など で賄わなければならないコストを表します。

(11)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

4

純資産変動計算書

貸借対照表の「純資産の部」について、会計年度中の動きを表す計算書です。純資産の部を構 成する「公共資産等整備国県補助金等」、「公共資産等整備一般財源等」、「その他一般財源等」 及び「資産評価差額」について、その増減の要因となった項目が掲げられています。

(1) 純資産変動計算書の内容

① 純経常行政コストと財源 純経常行政コストの金額に対して一般財源及び経常的な補助金等受入の金額がどの程度あ るかを見ることにより、純経常行政コストが受益者負担以外の経常的な財源によりどの程度 賄われているかが分かります。 ② 臨時損益 経常的なコストや財源のほかに、公共資産の除売却や第三セクター等に対する債権放棄な ど臨時的なコストや収入などを計上しています。 ③ 科目振替 新たな公共資産等の取得や処分、償却などに伴って貸借対照表の資産の部に計上された公 共資産等の金額が増減します。公共資産等に充当された財源も資産の増減により変動するた め、この調整を純資産変動計算書上で行います。 ④ 資産評価に伴う増減 売却可能資産や有価証券の時価評価に伴い、評価による増減額が生じます。この増減額を 資産評価差額の増減として計上しています。 公共資産等 公共資産等財源 の地方債 公共資産等整備 国県補助金等 減少 公共資産等整備 一般財源 減少 減少 資産評価差額 その他の資産 公共資産等財源 以外の地方債 その他の負債 その他一般財源 増加 公共資産等 公共資産等財源 の地方債 減少 公共資産等整備 国県補助金等 公共資産等整備 一般財源 増加 資産評価差額 その他の資産 公共資産等財源 以外の地方債 その他の負債 その他一般財源 減少 減少 ●減価償却による財源増 ●地方債償還による財源振替 減価償却により公 共資産の価値が減 少 減価償却費が行政コストに計上されるためその他 一般財源等が減少しており、その分を公共資産等の 財源から振替える。 建設費地方債の償還により、その他一般財源が減り 公共資産等の財源が増加する。 償 還 に 伴 い 現金が減少

(12)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

5

資金収支計算書

歳計現金(=資金)の出入りの情報を性質の異なる 3 つの活動区分に分けて表示した財務書類 です。3 つの区分とは、「経常的収支の部(経常的な行政活動による資金収支)」、「公共資産 整備収支の部(公共資産整備にかかる支出とその財源の収入)」及び「投資・財務的収支の部(出 資、基金積立て、借金返済などの支出とその財源の収入)」です。

(1) 資金収支計算書の内容

① 経常的収支の部 人件費や物件費などの支出と税収や手数料などの収入が計上されており、日常の行政活動 による資金収支の状況が表示されています。 ② 公共資産整備収支の部 公共資産の整備などによる支出と財源である補助金・借金などによる収入が計上されてお り、いわゆる公共事業に伴う資金の使途とその財源の状況が表示されます。 ③ 投資・財務的収支の部 出資、貸付、基金の積み立て、借金の返済などによる支出とその財源である補助金、借金、 貸付金元金の回収などの収入が計上されており、投資活動や借金の返済(財務活動)による 資金の出入りの状況が表示されます。

(2) 経常的収支の部、公共資産整備収支の部、投資・財務的収支の部の関係

資金収支計算書の3つの区分は、経常的収支の部で生じた収支余剰(黒字)で公共資産整 備収支の部と投資・財務的収支の部の収支不足(赤字)を穴埋め(補てん)するという関係 になります。 公共資産整備収支の部 公共資産 整備支出 公共資産 整備収入 収支不足 投資・財務的収支の部 投資・ 財務的支出 投資・ 財務的収入 収支不足 経常的収支の部 経常的支出 経常的収入 収支余剰 公共資産整備収支 投資・財務的収支 経常的収支 経常的収支の部の収支余剰金で 穴埋めする。

(13)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について

6

財務書類4表の関係

財務書類は4つの表から構成されていますが、4表の関係を示したのが下記の図です。財 務書類4表は、それぞれが結びついていますので、それぞれの数値が影響を及ぼし合います。 ① 純資産変動計算書 貸借対照表の純資産は、国・県からの補助金や自団体の財源で既に負担した部分を表して いますが、この純資産の変動を表したものが純資産変動計算書になります。 純資産変動計算書における純資産変動要因の主なものは、純経常コスト(純資産のマイナ ス要因)と一般財源、補助金受入等(純資産のプラス要因)ですので、純経常行政コストが 一般財源、補助金受入等を上回れば純資産が減少し、逆に一般財源、補助金受入等が純経常 行政コストを上回れば純資産が増加することになります。 ② 貸借対照表と純資産変動計算書 貸借対照表は、左側の財産と右側の財源が必ずバランスしています。  純資産が減少=資産が減少又は負債が増加  純資産が増加=資産が増加又は負債が減少 純資産変動計算書において、純経常行政コストが一般財源、補助金受入等を上回る(一般 財源及び補助金等で純経常行政コストを賄いきれない)ということは、将来世代への蓄積で ある資産を取り崩すか、あるいは将来世代の負担である負債を増加させる結果になるという ことです。 期首純資産残高 純経常行政コスト 一般財源、補助金受入等 資産評価替え等 期末純資産残高 収入 支出 歳計現金増減額 期首歳計現金残高 期末歳計現金残高 貸借対照表 資産 負債 純資産 … … 歳計現金 … 行政コスト計算書 純経常行政コスト 収益 純経常行政コスト | = 純資産変動計算書 | + ± 資金収支計算書 | = + = = 期首純資産残高 純経常行政コスト 一般財源、補助金受入等 資産評価替え等 期末純資産残高 収入 支出 歳計現金増減額 期首歳計現金残高 期末歳計現金残高 貸借対照表 資産 負債 純資産 … … 歳計現金 … 行政コスト計算書 純経常行政コスト 収益 純経常行政コスト | = 純資産変動計算書 | + ± 資金収支計算書 | = + = = 財務書類4表の関係

(14)

Ⅰ 財務書類に関する基本的事項について 逆に、一般財源、補助金受入等が純経常行政コストを上回る(一般財源および補助金等で 純行政コストを賄いきったうえで余剰が生じる)ということは、将来世代への資産をさらに 蓄積するか、あるいは将来世代の負担である負債を減少させる結果になるということです。 ③ 行政コスト計算書と純資産変動計算書 行政コスト計算書は、純資産変動計算書における純経常行政コストの詳細な内訳明細です。 1年間にかかった経常行政コスト総額から受益者負担である経常収益を控除することで、一 般財源、補助金受入等で負担すべき純経常行政コストが算出されます。 ④ 資金収支計算書と貸借対照表 資金収支計算書は、歳計現金の動きを表す計算書ですが、期末歳計現金残高は貸借対照表 の歳計現金残高と必ず一致します。すなわち、資金収支計算書は、貸借対照表に計上されて いる歳計現金の増減明細ということになります。

(15)

Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類

II 平成22年度普通会計財務書類について

1

貸借対照表(バランスシート)

(1) 平成22年度貸借対照表前年度比較

(単位:百万円) 借方 22 年度 21 年度 H22-H21 貸方 22 年度 21 年度 H22-H21 1 公共資産 (1)有形固定資産 (2)売却可能資産 117,811 117,320 491 118,220 117,711 509 △410 △391 △18 1 固定負債 (1) 地方債 (2) 長期未払金 (3) 退職手当引当金 (4) 損失補償引当金 37,476 32,042 2 5,432 0 37,243 31,844 7 5,392 0 233 198 △6 41 0 2 投資等 (1) 投資及び出資金 (2) 貸付金 (3) 基金等 (4) 長期延滞債権 (5) 回収不能見込額 6,995 941 125 5,676 341 △87 6,245 936 177 4,868 327 △63 751 5 △52 808 15 △25 1 流動負債 (1) 翌年度償還地方債 (2) 短期借入金 (3) 未払金 (4) 翌年度支払予定退職手当 (5) 賞与引当金 4,324 3,514 0 6 517 286 4,211 3,292 0 7 609 304 112 222 0 △1 △91 △18 3 流動資産 (1) 現金預金 (2) 未収金 3,145 3,030 115 2,529 2,400 129 616 630 △14 負債合計 41,800 41,454 345 純資産合計 86,151 85,540 612 資産合計 127,951 126,994 957 負債純資産合計 127,951 126,994 957 平成23年3月31日における普通会計の資産総額は1279億5千万円で、前年度と比較して 9億6千万円増加しました。また、負債総額は418億円で前年度と比較して約3億5千万円増加 しました。一方、資産から負債を差し引いた純資産は861億5千万円で、前年度と比較して約6 億1千万円増加しました。 固定負債と流動負債に含まれる地方債は、355億6千万円で前年度と比較して4億2千万円増 加しています。これは、赤字地方債である臨時財政対策債の発行額が増加したことによるものです。 資産に対する負債の比率は32.7%で、前年度より0.1%増加しています。現在ある資産のお よそ3分の1は、将来世代が負担することになります。負債の動向は、将来世代の負担を大きく左 右することになるため中長期的な視点に基づき健全な財政運営に努めなければなりません。

(2) 資産の部

① 公共資産

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 ア. 有形固定資産 公共資産における有形固定資産の行政目的別構成割合を見ることで、インフラ資本等の整 備状況を把握することができます。 22年度の有形固定資産は、1173億2千万円で資産全体の91.7%です。道路や学 校などの償却資産を33億7千万円取得しましたが、41億5千万円を減価償却しましたの で償却資産全体では7億9千万円減少しました。土地は、国道10号用地の代替取得事業等 により4億円増加しています。全体では、前年度と比較して3億9千万円減少しています。 本市は、生活インフラ・国土保全が742億9千万円(構成比63.3%)と全体に占め る割合が非常に高くなっています。これは、近年、鉄道高架事業や区画整理事業、道路整備 事業などのインフラ整備を行ってきたためです。続いて、教育が219億9千万円(同18. 8%)、産業振興149億2千万円(同12.7%)となっており、学校や体育施設などの 教育文化施設や農林漁業施設・観光施設などの整備に投資してきたことが分かります。 (単位:百万円) 有形固定資産 平成 22 年度 構成比 平成 21 年度 構成比 H22-H21 増減比 ①生活インフラ・国土保全 74,291 63.3% 73,772 62.7% 519 0.7% ②教育 21,989 18.8% 22,089 18.8% △100 △0.5% ③福祉 1,192 1.0% 1,215 1.0% △23 △1.9% ④環境衛生 1,890 1.6% 2,010 1.7% △121 △6.0% ⑤産業振興 14,922 12.7% 15,479 13.1% △557 △3.6% ⑥消防 1,296 1.1% 1,366 1.2% △69 △5.1% ⑦総務 1,740 1.5% 1,780 1.5% △40 △2.2% 有形固定資産合計 117,320 100.0% 117,711 100.0% △391 △0.3% イ. 売却可能資産 22年度の売却可能資産は、約4億9千万円で資産全体の0.4%です。2箇所の土地を 販売したため前年度よりも約2千万円減少しています。22年度は、普通財産のうち宅地等 として販売が可能とされる40箇所の公共資産を売却可能資産として評価しました。評価方 法は、実際に売却予定としている土地は不動産鑑定評価額を用い、それ以外は固定資産税評 価額を用いて算定しました。 ② 投資等 ア. 投資及び出資金 投資及び出資金は、9億4千万円で資産全体の0.7%です。病院事業への出資金が2億 6千万円、第三セクターである日向青果地方卸売市場㈱への出資金が2億5千万円、宮崎県 北部ふるさと市町村圏基金への出資金が2億1千万円と投資及び出資金全体の76.8%を 占めています。 イ. 貸付金

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 ウ. 基金等 基金等は、56億8千万円で資産全体の4.4%です。前年度と比較するとその他特定目 的基金が7億9千万円増加しています。これは、老朽化が進む公共施設の整備のための財源 として公共施設整備等資金積立基金を5億1千万円積み増ししたことや、平成27年度まで 合併特例債を活用して毎年2億円を地域振興基金として造成するために増加したものです。 その他の主なものは、うるおい福祉基金が5億9千万円、文化スポーツ振興基金が1億7千 万円です。その他定額運用基金の主なものは、育英奨学金貸付基金が2億4千万円です。 エ. 長期延滞債権 長期延滞債権は、3億4千万円で資産全体の0.3%です。前年度と比較すると1千5百 万円増加しています。主なものとして、市税が2億7千万円、保育料が2千万円、公営住宅 使用料が2千万円となっています。 オ. 回収不能見込額 回収不能見込額は、9千万円で長期延滞債権全体の25.6%です。前年度と比較すると 3千万円増加しています。これは、2千5百万円増加している固定資産税をはじめとする市 税の増加によるものです。 ③ 流動資産 ア. 現金預金 現金預金は、30億3千万円で資産全体の2.4%です。そのうち、当年度の歳入歳出差 引額である歳計現金は10億6千万円で、前年度よりも3千万円の微増となっています。財 政調整基金は、15億6千万円で前年度よりも6億円増加しています。財政調整基金は、年 度間の財源の不均衡をならすための積立金で、地方財政法で設置が義務づけられている基金 です。目安として標準財政規模の10分の1程度とされており、本市の場合は15億5千万 円程度必要と考えられます。今後も、不測の支出に備えて基金を増加していくことが求めら れます。 イ. 未収金 未収金は、1億2千万円で資産全体の0.1%です。前年度と比較して1千万円減少して います。未収金のうち、市税が約1億3千万円、その他の貸付金等が約2千万円です。なお、 約4千万円を回収不能見込額として差し引いています。

(3) 負債の部

① 固定負債 ア. 地方債 翌々年度以降に償還する地方債は、320億4千万円で負債・純資産全体の25.0%で す。地方債全体では、平成22年度に37億1千万円を借り入れし、32億9千万円を返済 しましたので地方債残高は4億2千万円増加しています。財政改革プランにより建設事業債 の発行を抑制してきましたが、国の施策による臨時財政対策債(赤字地方債)の借り入れが 4億7千万円増加したことや国道10号用地代行取得事業により2億8千万円を借り入れし

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 たため地方債残高が増加しました。ただし、これらの地方債は、後年度に国から全額償還さ れる予定です。 イ. 長期未払金 長期未払金は、2百万円で負債・純資産全体の0.001%です。前年度と比較すると5 百万円減少しています。公立学校共済組合による校長住宅や教頭住宅の購入費のうち翌々年 度以降の返済額を計上していますが、平成22年度の返済により5百万円が減少しました。 ウ. 退職手当引当金 退職手当引当金は、54億3千万円で負債・純資産全体の4.2%です。前年度と比較し て4千万円増加しています。これは、退職者が前年度より減少したことにより、年度末の退 職手当引当金額から差し引く退職手当額が減少したこと等によるものです。退職手当に充当 するための退職手当基金積立金は、11億7千万円です。残りは将来の税収や財政調整基金 の取崩しなどで賄わなければなりませんので、今後は計画的な基金の運用を行う必要があり ます。 ② 流動負債 ア. 翌年度償還予定地方債 翌年度償還予定地方債は、35億1千万円で負債・純資産全体の2.7%です。前年度と 比較すると2億2千万円増加しています。地方債の償還のピークは、24年度ですのでそれ までは増加傾向となります。 イ. 翌年度支払予定退職手当 翌年度に支払う予定の退職手当は、5億2千万円で負債・純資産全体の0.4%です。前 年度と比較すると、9千万円減少していいます。これは、退職者が減少したことによるもの です。 ウ. 賞与引当金 賞与引当金は、2億9千万円で負債・純資産全体の0.2%です。翌年度の6月に支給さ れる賞与のうち、平成22年度負担相当額を計上していますが、前年度と比較すると、退職 者と新採用職員の入れ替わりが多いことや、支給率の減少に伴い2千万円減少しています。

(4) 純資産の部

① 公共資産等整備国県補助金等 資産整備などの財源として国・県から補助を受けた金額を計上しており、281億3千万 円で負債・純資産全体の22.0%です。前年度と比較すると、減価償却に伴い4億6千万 円減少しています。 ② 公共資産等整備一般財源等 資産整備などの財源のうち、国・県補助金と建設地方債を除いたものです。714億6千

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 公共資産等以外の資産から公共資産等整備財源以外の負債を差し引いた額です。マイナス 134億4千万円で負債・純資産全体の△10.5%です。前年度と比較すると1億4千万 円減少しています。これは、翌年度以降自由に使えるお金が既に拘束されているということ になります。具体的には、資産形成につながらない負債(退職手当引当金や臨時財政対策債・ 減税補てん債などの赤字債)に対して、それらの支出に対する備えが蓄えられていないこと を表しており、多くの自治体がマイナスになると考えられています。臨時財政対策債や減税 補てん債は地方債ではありますが、地方交付税の代替措置として発行が認められているもの であり、地方交付税が償還財源として保障されています。将来交付されるであろう金額につ いては、貸借対照表に注記しています。このマイナス額と注記額を比較して検討することが 必要となります。 (例1)臨時財政対策債、減税補てん債、臨時税収補てん 債を借りて、経常的支出に充当した場合のバランスシート 借方 貸方 【資産の部】 0 円 【負債の部】 地方債 68 億 5 千万円 【純資産の部】 その他一般財源等 △68 億 5 千万円 (例2)退職手当引当金を計上した場合のバラ ンスシート 借方 貸方 【資産の部】 退職手当目的基金 10 億 8 千万円 【負債の部】 退職手当引当金 59 億 4 千万円 【純資産の部】 その他一般財源等 △48 億 6 千万円 ④ 資産評価差額 資産評価差額は、マイナス30万円で有価証券の取得価額と時価評価額との差額を計上し ています。

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貸借対照表の分析

(1) 社会資本形成の世代間負担比率

社会資本形成の結果を表す公共資産のうち、純資産 による形成割合を見ることによりこれまでの世代(過 去及び現世代)によって既に負担された割合を見るこ とができます。また、地方債に着目すれば将来返済し なければならない、今後の世代によって負担する割合 を見ることができます。 前年度と比較すると、将来世代負担比率は、前年度 が23.2対76.8でしたので将来世代の負担が0. 3ポイント減りました。地方債の発行の抑制を図る一 方で地方債の償還額が増加したことにより将来世代の負担が軽くなったと言えます。 ※地方債残高には、社会資本整備に直接関係しない臨時財政対策債、減税補てん債等は除 いています。 将来世代負担比率=(地方債残高+長期未払金+未払金)÷公共資産 公共資産合計(A) H22 1178 億 1 千 万円 将来世代が負担 269 億 9 千万円 (22.9%) これまでの世代が 負担 908 億 2 千万円 (77.1%)

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類

(2) 市民一人当たりの貸借対照表

市民一人当たりの資産や負債を算定するために、平成22年度末の住民基本台帳人口で貸 借対照表を按分しました。市民一人当たりでは、資産が199万3千円、負債が65万1千 円あります。前年度と比較すると、資産は2万4千円増加しており、負債も8千円増加とな ったため純資産が1万6千円増加しています。 (住基人口:平成 23 年 3 月 31 日現在 64,202 人 平成 22 年 3 月 31 日現在 64,506 人) (単位:千円) 資産の部 負債の部 H22 H21 増減 H22 H21 増減 1.公共資産 2.投資等 3.流動資産 1,835 109 49 1,833 97 39 2 12 10 1.固定負債 2.流動負債 584 67 578 65 62 負債 計 651 643 8 純資産の部 純資産 計 1,342 1,326 16 資産 1,993 1,969 24 負債・純資産 1,993 1,969 24

(3) 資産老朽化比率

有形固定資産のうち、土地以外の償却資産の取得価額に対する減価償却累計額の割合を計 算することにより、耐用年数に比して償却資産の取得からどの程度経過しているかを全体と して把握することができます。比率が高いほど老朽化が進んでいることになります。本市の 場合、減価償却を行う資産のうち、半分近い44.9%が償却済みになっています。 目的別では、生活インフラ・国土保全及び教育の老朽化比率は、39%程度と低くなって います。これは、近年、区画整理事業や道路改良事業、小中学校の整備に重点を置いてきた ことによるものです。老朽化が進んでいる分野は、福祉、環境衛生、消防で68%以上とな っています。老朽化比率の高い分野については維持補修費が増加していくため施設整備の再 検討を行う必要性があるといえます。 ●資産老朽化比率=減価償却累計額÷(有形固定資産合計-土地+減価償却累計額) 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 比率 40.1% 41.9% 43.4% 44.9% 資産老朽化比率(目的別) 51.8 71.9 58.5 71.6 68.0 39.3 39.2 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 %

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類

資産老朽化比率(目的別)

(単位:百万円) 有形固定資産 有形固定資産額 土地 減価償却累計額 資産老朽化比率 ①生活インフラ・国土保全 74,291 14,636 38,463 39.2% 道路 20,222 5,443 7,848 34.7% 橋りょう 909 182 457 38.6% 河川 1,039 31 304 23.2% 砂防 31 27 0 4.3% 港湾 2 0 1 32.9% 都市計画 44,145 8,365 23,150 39.3% 住宅 8,414 891 6,678 47.0% その他 △470 △303 25 △17.3% ②教育 21,989 3,594 11,910 39.3% 小学校 7,447 1,283 4,278 41.0% 中学校 5,068 827 2,746 39.3% 幼稚園 111 20 79 46.6% 社会教育 5,433 933 2,770 38.1% その他 3,931 531 2,037 37.5% ③福祉 1,192 488 1,497 68.0% 保育所 154 71 221 72.7% その他 1,037 416 1,276 67.3% ④環境衛生 1,890 461 3,596 71.6% 清掃 ごみ処理 834 287 1,191 68.5% し尿処理 26 1 78 76.1% その他 543 0 532 49.5% 保健衛生 327 157 1,421 89.3% その他 160 15 374 72.1% ⑤産業振興 14,922 1,741 18,598 58.5% 労働 44 0 17 28.0% 農林 水産 造林 692 82 1,407 69.8% 林道 5,325 223 2,039 28.6% 治山 72 1 23 24.9% 農村整備 3,144 453 7,720 74.2% その他 1,844 249 3,778 70.3% 商工 国立公園等 2,171 354 2,060 53.1% 観光 848 160 801 53.8% その他 782 218 752 57.2% ⑥消防 1,296 345 2,439 71.9% 庁舎 571 86 380 44.0% その他 725 260 2,059 81.5% ⑦総務 1,740 188 1,667 51.8% 庁舎等 723 70 451 40.9% その他 1,017 118 1,216 57.5% 有形固定資産合計 117,320 21,452 78,170 44.9% ※①生活インフラ・国土保全 「その他」は、普通建設事業費から事業支弁人件費や売却可能資産等を差 し引いているためマイナス表示となっております。

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類

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行政コスト計算書

(1) 平成22年度行政コスト計算書前年度比較

① 性質別行政コストの比較 (単位:百万円) 経常行政コスト 性質別 H22 年度 構成比 H21 年度 構成比 増減額 1 人件費 4,041 16.8% 4,103 17.6% △63 退職手当引当金繰入等 696 2.9% 189 0.8% 507 賞与引当金繰入等 286 1.2% 304 1.3% △18 人にかかるコスト 計 5,023 20.9% 4,596 19.7% 427 2 物件費 2,817 11.7% 2,571 11.0% 246 維持補修費 144 0.6% 148 0.6% △4 減価償却費 4,154 17.3% 4,090 17.5% 63 物にかかるコスト 計 7,115 29.7% 6,809 29.2% 306 3 社会保障給付 6,546 27.3% 5,521 23.7% 1,025 補助金等 1,438 6.0% 2,327 10.0% △889 他会計等への支出額 2,632 11.0% 2,709 11.6% △77 他団体への公共資産整備補助金等 602 2.5% 726 3.1% △124 移転支出的なコスト 計 11,217 46.8% 11,283 48.3% △65 4 支払利息 558 2.3% 588 2.5% △30 回収不能見込計上額 75 0.3% 60 0.3% 15 その他行政コスト 0 0.0% 0 0.0% 0 その他のコスト 計 632 2.6% 648 2.8% △15 経常行政コスト 合計 23,988 100.0% 23,336 100.0% 652 経常行政コストは、239億9千万円です。前年度と比較して6億5千万円増加していま す。これは、緊急雇用・ふるさと雇用再生特別基金事業など国の雇用対策の影響や退職手当 引当金の増加によるものです。最も比率が高いのは、「移転支出的なコスト」で全体の46. 8%を占めています。そのうち、社会保障給付が65億5千万円で経常行政コスト全体の2 7.3%です。主なものは、子ども手当給付事業費や生活保護費等の扶助費ですが年々増加 傾向にあります。他会計等への支出額は、26億3千万円で全体の11.0%です。このう ちコストが高いものは、下水道事業特別会計への繰出金が6億2千万円、介護保険事業(保 健勘定)特別会計への繰出金が6億円、国民健康保険事業特別会計への繰出金が4億7千万 円です。補助金等は、14億4千万円で全体の6.0%です。前年度よりも8億9千万円減

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 次に比率が高い「物にかかるコスト」は、71億2千万で全体の29.7%です。そのう ち、減価償却費は41億5千万円(同17.3%)ですが公共資産へ積極的に投資してきた 結果、減価償却費も増加しています。物件費は、28億2千万円で全体の11.7%です。 前年度よりも2億5千万円増加していますが、光をそそぐ交付金関連事業や緊急雇用・ふる さと雇用再生特別基金事業など、国の政策にかかる経費が増額したことなどによるものです。

性質別行政コストの内訳

(単位:百万円) その他のコスト 632 2.6% 移転支出的なコス ト 11,217 46.8% 物にかかるコスト 7,115 29.7% 人にかかるコスト 5,023 20.9% ② 目的別行政コストと経常収益 (単位:百万円) 経常行政コスト 目的別 H22 年度 構成比 H21 年度 構成比 増減額 生活インフラ・国土保全 3,799 15.8% 3,911 16.8% △112 教育 2,331 9.7% 2,316 9.9% 15 福祉 9,526 39.7% 8,369 35.9% 1,157 環境衛生 1,893 7.9% 1,779 7.6% 114 産業振興 2,453 10.2% 2,269 9.7% 184 消防 973 4.1% 927 4.0% 47 総務 2,144 8.9% 2,883 12.4% △740 議会 236 1.0% 234 1.0% 1 支払利息 558 2.3% 588 2.5% △30 回収不能見込計上額 75 0.3% 60 0.3% 15 その他 0 0.0% 0 0.0% 0 経常行政コスト 合計 23,988 100.0% 23,336 100.0% 652 目的別行政コストのうち、最も比率が高いのは、「福祉」で95億3千万円(同39.7%) となっており、前年度と比較しても約11億6千万円増加しています。これは子ども手当給 付事業費の影響によるものです。次に高いのは、生活インフラ・国土保全で38億円(同1

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 5.8%)ですが、前年度と比較すると1億1千万円減少しています。目的別行政コストに 充当できる経常収益が最も多いのは、福祉で3億6千万円、消防の1億8千万円となってい ます。

目的別行政コストと経常収益

0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 9000 10000 ①生活インフラ国土保全 ②教育 ③福祉 ④環境衛生 ⑤産業振興 ⑥消防 ⑦総務 ⑧議会 ⑨支払利息 ⑩回収不能見込計上額 百万円 目的別経常行政コスト 経常収益 ③ 市民一人当たりの行政コスト計算書 平成22年度末の住民基本台帳人口で行政コスト計算書を按分すると、市民一人当たりの 1年間の経常行政コストは37万4千円で、経常収益が1万7千円です。これを差引いた純 経常コストは、市民一人当たり35万7千円で前年度よりも1万1千円増加しています。職 員数の削減で人件費は下がっていますが、退職手当引当金繰入等が増加したことに伴う人に かかるコストが増加しています。 (単位:千円) 性質別分類 H22 H21 増減額 1.人にかかるコスト 78 71 7 2.物にかかるコスト 111 106 5 3.移転支出的なコスト 175 175 0 4.その他のコスト 10 10 0 経常行政コスト a 374 362 12 1.使用料・手数料 7 7 0 2.分担金・負担金 10 9 1 経常収益 b 17 16 1 純経常行政コストa-b 357 346 11

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類

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純資産変動計算書

(1) 純経常コストと財源

純経常行政コスト229億2千万円に対して、地方税など経常的な一般財源が、164億 2千万円、経常的なコストに対する補助金が62億円であり、一般財源等を入れても約2億 9千万円のコスト割れとなっています。 ① 純経常行政コスト 経常行政コストから経常収益を除いた純経常コストは、その他一般財源で賄われますので 行政コスト計算書の「純経常行政コスト」の金額を、「その他一般財源等」の欄にマイナス 計上します。 ② 一般財源 一般財源には、地方税、地方交付税、その他行政コスト充当財源を計上します。その他行 政コスト充当財源には、地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付 金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、自動車取得税交付金、地方特例交付金、交 通安全対策特別交付金、財産収入、諸収入等があります。ただし、貸借対照表の項目に充当 される財源は除いています。 ③ 補助金等受入 普通建設事業に充当した国・県補助金を公共資産等整備国県補助金等に計上し、それ以外 の事業のために充当した国・県補助金をその他一般財源等に計上しています。 ④ 臨時損益 経常的なコストの他に、資産形成につながらない災害復旧事業や公共資産の除売却損益、 投資損失などを計上しています。 22年度は、前年度に比べると大風などによる災害が少なく、河川や農地・林道等の災害 復旧費は3千万円程で済んでいます。公共資産除売却損益は、1億6千万円で財産売払収入 から除売却資産の売却原価を除いた金額を計上しています。 ⑤ 科目振替 ア. 公共資産整備、貸付金・出資金等への財源投入 これは、使途が特定されていなかった一般財源等が、公共資産の整備や貸付金、出資金の 財源として使用されることになったため、科目を振り替えるものです。公共資産整備に11 億8千万円、貸付金・出資金等へ12億3千万円の一般財源が投入されたことになります。 イ. 公共資産処分による財源増、貸付金・出資金等の回収等による財源増 これは、公共資産等の財源として拘束されていた財源が、公共資産の処分や貸付金・出資 金等の回収により使途が自由な一般財源として回収されたことを表しています。

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 公共資産処分による財源増は、21年度に売却可能資産に計上していた土地を売却したた め公共資産整備一般財源が1千万円減少し、その他一般財源が同額増加しています。貸付金・ 出資金等の回収により7億9千万円が増加しています。 ウ. 減価償却による財源増 41億5千万円を減価償却したことにより、その財源として拘束されていた公共資産等整 備国県補助金等が12億4千万円、公共資産等整備一般財源等が29億1千万円減少し、そ の他一般財源等が41億5千万円増加しています。 エ. 地方債償還等による財源振替 公共資産の整備の財源として借り入れていた地方債を償還することにより、公共資産等整 備一般財源等のうち地方債によって賄われていた部分が一般財源に置き換わることになりま す。公共資産等整備への財源投入と同様に、償還額をその他一般財源等から公共資産等整備 一般財源等へ振り替える必要があります。 22年度は、社会資本整備のための地方債25億2千万円を一般財源で償還したため、こ れが公共資産等整備一般財源等として拘束されたことを表しています。 以上の結果、公共資産等整備一般財源等の列をみると、純額で12億1千万円(702億 円5千万円-714億6千万円)が公共資産等に投下されたことがわかります。

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Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類

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資金収支計算書

(単位:百万円) H22 H21 増減額 1.経常的収支の部 人件費 5,091 5,064 27 物件費 2,817 2,571 246 社会保障費 6,546 5,521 1,025 補助金等 1,440 2,863 △ 1,423 支払利息 558 588 △ 30 他会計等への事務費等充当財源繰出支出 1,934 1,457 477 その他支出(維持補修、災害復旧事業費等) 179 310 △ 131 支出合計 18,565 18,374 191 地方税 6,723 6,678 45 地方交付税 7,970 7,604 366 国県補助金等 5,957 6,823 △ 866 使用料・手数料 252 253 △ 1 分担金・負担金・寄付金 610 569 41 諸収入 330 247 83 地方債発行額 1,422 990 432 基金取崩額 104 23 81 その他収入 949 1,148 △ 199 収入合計 24,317 24,335 △ 18 経常的収支額 5,752 5,961 △ 209 2.公共資産整備収支の部 公共資産整備支出 3,762 4,386 △ 624 公共資産整備補助金等支出 602 726 △ 124 他会計等への建設費充当財源繰出支出 6 18 △ 12 支出合計 4,370 5,130 △ 760 国県補助金等 1,026 1,166 △ 140 地方債発行額 2,038 2,175 △ 137 基金取崩額 0 0 0 その他収入 122 135 △ 13 収入合計 3,187 3,476 △ 289 公共資産整備収支額 △ 1,184 △ 1,654 471 3.投資・財務的収支の部 投資及び出資金 0 0 0 貸付金 546 526 20 基金積立額 1,512 548 964 定額運用基金への繰出支出 1 1 0 他会計等への公債費充当財源繰出支出 695 704 △ 9 地方債償還額 3,292 3,159 133 長期未払金支払支出 7 7 0 支出合計 6,053 4,945 1,108 国県補助金等 0 0 0 貸付金回収額 598 583 15 基金取崩額 0 0 0 地方債発行額 253 198 55 公共資産等売却収入 173 37 136 その他収入 490 270 220 収入合計 1,513 1,088 425 投資・財務的収支額 △ 4,540 △ 3,857 △ 683 当年度短期借入金(翌年度繰上充当金)増減額 0 0 0 当年度歳計現金増減額 29 449 △ 421 期首歳計現金残高 1,027 578 449 期末歳計現金残高 1,057 1,027 29

(1) 経常的収支の部

経常的支出は、185億6千万円で前年度よりも1億9千万円増加しています。このうち、 社会保障費が65億5千万円で、子ども手当給付事業等により前年度よりも10億2千万円 増加しています。補助費等は前年度の定額給付金給付事業が終了したことに伴い14億2千

(28)

Ⅱ 平成22年度普通会計財務書類 万円減少しています。経常的収入は、243億2千万円で前年度と比較して2千万円減少し ています。このうち、国県補助金等が59億6千万円で前年度よりも8億7千万円減少して いますが、これも定額給付金給付事業の終了が大きな要因となっています。経常的収支は5 7億5千万円の黒字ですが、前年度より2億1千万円の減となりました。収支差額は、公共 資産整備や地方債償還などに充当されることになります。

(2) 公共資産整備収支の部

公共資産整備収支の部の支出全体は、43億7千万円で前年度よりも7億6千万円減少し ています。このうち、公共資産整備が37億6千万円で前年度よりも6億2千万円減少して いますが、国の経済対策に伴う地域活性化のための臨時交付金事業の減少によるものです。 公共資産整備収支の部の収入全体は、31億9千万円で前年度よりも2億9千万円減少し ています。そのうち、国県補助金等が10億3千万円、地方債の発行額が20億4千万円で、 それぞれ前年度よりも1億4千万円ずつ減少しています。公共資産整備収支額は11億8千 万円の赤字となっていますが、赤字幅は前年度より4億7千万円減少しています。この赤字 の分が経常的収支、すなわち一般財源で賄われたことになります。

(3) 投資・財務的収支の部の内訳

投資・財務的収支の部の支出全体は、60億5千万円で前年度よりも11億1千万円増加 しています。そのうち、地方債償還額は32億9千万円で前年度よりも1億3千万円増加し ています。これは、公共用地先行取得等事業債や臨時財政対策債の償還額が増加したことに よるものです。その他に、基金積立金が15億1千万円で前年度と比較して9億6千万円増 加しています。基金積立金の主なものは、財政調整積立基金が6億円、合併特例債を活用し た地域振興基金が2億8百万円などです。貸付金はそのほとんどが短期貸付で、年度内に回 収しています。 投資・財務的収支の部の収入全体は、15億1千万円で前年度よりも4億3千万円増加し ています。地方債発行額は2億5千万円で前年度よりも6千万円増加していますが、これは、 過疎債を活用して新たに過疎地域振興基金を創設したことによるものです。投資・財務的収 支額は45億4千万円の赤字となり、赤字幅は前年度よりも6億8千万円増加していますが、 この赤字も経常的収支で賄われたことになります。 これらにより、平成22年度1年間で2千9百万円の歳計現金が増加し、期末の歳計現金 残高は10億5千7百万円となっています。

(29)

Ⅳ 平成22年度財務書類

III 平成22年度連結財務書類について

1

連結財務書類とは

連結財務書類とは、普通会計のほか、自治体を構成するその他の特別会計や、自治体と連携協力し て行政サービスを実施している関係団体や法人を一つの行政サービス実施主体とみなして作成する 財務書類です。連結財務書類には、連結グループという一つの行政サービス実施主体が外部と行った 取引により発生した資産・負債、行政コスト・収益等のみを計上することになるため、連結対象とな る会計・団体・法人間で行われた取引は原則としてすべて相殺消去します。ただし、水道料金、下水 道使用料、施設使用料等条例で定められているものは除いています。

(1) 連結の範囲

平成22年度連結財務書類の対象会計、団体等は以下のとおりです。広域連合・一部事務 組合については、各団体の財務書類に対し、構成団体の経費負担割合等から算定された「比 例連結割合」に応じて按分したものを計上しています。 区分 名称 資本金等 (千円) 出資割合 (%) 普通会計 普通会計 公営事業会計 病院事業 水道事業 下水道事業特別会計 農業集落排水事業特別会計 簡易水道事業特別会計 介護サービス事業 細島東部住環境整備事業特別会計 国民健康保険事業特別会計 老人保健事業特別会計 後期高齢者医療事業特別会計 介護保険事業(保険勘定)特別会計 介護保険事業(サービス勘定)特別会計 広域連合 一部事務組合 日向東臼杵南部広域連合 宮崎県北部行政事務組合 宮崎県後期高齢者医療広域連合 第三セクター等 (財)日向文化振興事業団 30,000 100.0 ㈱日向サンパーク温泉 50,000 92.0 日向青果地方卸売市場㈱ 345,000 72.8 ㈱東郷町ふるさと公社 30,650 97.9 普通会計 公営事業会計 広域連合 一部事務組合 第三セクター等

連 結

地方公共団体全体

(30)

Ⅳ 平成22年度財務書類

2

普通会計貸借対照表と連結貸借対照表との比較

(単位:百万円) 普通会計の貸借対照表 連結貸借対照表 連単倍率(倍) 金額 構成比 金額 構成比 1.公共資産 (1)有形固定資産 (2)売却可能資産・無形固定資産 117,811 117,320 491 92.1 91.7 0.4 153,409 152,764 645 92.4 92.0 0.4 1.3 1.3 1.3 2.投資等 (1)投資及び出資金 (2)貸付金 (3)基金等 (4)長期延滞債権 (5)回収不能見込額 6,995 941 125 5,676 341 △87 5.5 0.7 0.1 4.4 0.3 △0.1 8,189 169 125 7,365 768 △238 4.9 0.1 0.1 4.4 0.5 △0.1 1.2 0.2 1.0 1.3 2.3 2.7 3.流動資産 (1)現金預金 (2)未収金 (3)販売用不動産 (4)その他 3,145 3,030 115 0 0 2.4 2.4 0.1 0.0 0.0 4,479 3,890 498 74 18 2.7 2.3 0.3 0.0 0.0 1.4 1.3 4.3 皆増 皆増 4.繰延勘定 0 0.0 7 0.0 皆増 資産 合計 A 127,951 100.0 166,084 100.0 1.3 1.固定負債 (1)地方債/企業債 (2)長期未払金 (3)退職給与引当金等 (4) その他 37,476 32,042 2 5,432 0 29.3 25.0 0.0 4.2 0.0 56,045 50,608 3 5,432 2 33.7 30.5 0.0 3.3 0.0 1.5 1.6 2.0 1.0 皆増 2.流動負債 (1)翌年度償還予定地方債 (2)短期借入金 (3)未払金 (4)翌年度支払予定退職手当 (5)賞与引当金 (6)その他 4,324 3,514 0 6 517 286 0 3.4 2.7 0.0 0.0 0.4 0.2 0.0 6,066 5,048 17 68 517 331 85 3.7 3.0 0.0 0.0 0.3 0.2 0.1 1.4 1.4 皆増 11.7 1.0 1.2 皆増 負債 合計 B 41,800 32.7 62,111 37.4 1.5 純資産 合計 86,151 67.3 103,973 62.6 1.2 負債・純資産合計 127,951 100.0 166,084 100.0 1.3 負債B/資産A(%) 32.7% 37.4%

(31)

Ⅳ 平成22年度財務書類 ますと、普通会計の公共資産1178億1千万円に対し、連結では1534億1千万円(連 単倍率1.3倍)となっています。これは、連結の有形固定資産では、下水道事業の205 億5千万円や水道事業の79億2千万円、農業集落排水事業の35億円が計上されているこ となどによるものです。 負債の部では、地方債(公営企業における企業債を含む。)が普通会計320億4千万 円に対して、連結では、506億1千万円と185億7千万円増となっています(連単倍率 1.6倍)。これは、下水道事業の117億8千万円や水道事業の43億4千万円、農業集 落排水事業の13億7千万円の地方債又は企業債が計上されているためです。また、資産合 計に対する負債比率は、普通会計が32.7%であるのに対し、連結では37.4%と高くな っています。

3

普通会計行政コスト計算書と連結行政コスト計算書の比較

(単位:百万円) 性質別 普通会計 連結 連単倍率 (倍) H22 年度 構成比 H22 年度 構成比 1 人件費 4,041 16.8% 4,765 11.1% 1.2 退職手当引当金繰入等 696 2.9% 697 1.6% 1.0 賞与引当金繰入等 286 1.2% 331 0.8% 1.2 人にかかるコスト 計 5,023 20.9% 5,793 13.4% 1.2 2 物件費 2,817 11.7% 4,119 9.6% 1.5 維持補修費 144 0.6% 226 0.5% 1.6 減価償却費 4,154 17.3% 5,554 12.9% 1.3 物にかかるコスト 計 7,115 29.7% 9,899 23.0% 1.4 3 社会保障給付 6,546 27.3% 21,600 50.1% 3.3 補助金等 1,438 6.0% 3,542 8.2% 2.5 他会計等への支出額 2,632 11.0% 0 0.0% 皆減 他団体への公共資産整備補助金等 602 2.5% 602 1.4% 1.0 移転支出的なコスト 計 11,217 46.8% 25,744 59.7% 2.3 4 支払利息 558 2.3% 1,115 2.6% 2.0 回収不能見込計上額 75 0.3% 122 0.3% 1.6 その他行政コスト 0 0.0% 443 1.0% 皆増 その他のコスト 計 632 2.6% 1,680 3.9% 2.7 経常行政コスト A 23,988 100.0% 43,115 100.0% 1.8 1.使用料・手数料 2.分担金・負担金・寄付金 3.その他 413 660 428 7,644 5,072 1.0 11.6 皆増 経常収益 B 1,073 13,144 12.3 B/A 4.5% 30.5% 純経常行政コスト(A-B) 22,915 29,971 1.3

(32)

Ⅳ 平成22年度財務書類 普通会計行政コスト計算書と連結行政コスト計算書を比較すると、純経常行政コストは普 通会計が229億2千万円に対し、連結が299億7千万円と70億6千万円多くなってい ます(連単倍率1.3倍)。内訳を見ますと、人にかかるコストが普通会計50億2千万円 に対し連結では57億9千万円(連単倍率1.2倍)、物にかかるコストが普通会計71億 2千万円に対し連結では99億円(連単倍率1.4倍)、移転支出的なコストが普通会計1 12億2千万円に対し連結では257億4千万円(連単倍率2.3倍)、その他のコストが 普通会計6億3千万円に対し連結では16億8千万円(連単倍率2.7倍)となっています。 経常収益の部は、普通会計の10億7千万円に対し、連結では131億4千万円と120 億7千万円(連単倍率12.3倍)多くなっています。 受益者負担比率をみると普通会計が4.5%であるのに対し連結では30.5%と高くな っています。これは、特別会計・公営企業会計が原則受益者負担で賄われているからです。

4

普通会計純資産変動計算書と連結純資産変動計算書の比較

(単位:百万円) 普通会計 連結 連単倍率(倍) 期首純資産残高 85,540 103,336 1.2 純経常行政コスト △22,915 △29,971 1.3 一般財源 地方税 6,777 6,777 1.0 その他 9,647 9,576 1.0 補助金等受入 6,983 14,140 2.0 臨時損益 126 90 0.7 資産評価差額等 △6 △6 1.0 無償受贈資産受入 0 0 0.0 その他 0 32 皆増 期末純資産残高 86,151 103,973 1.2 普通会計純資産変動計算書と連結純資産変動計算書を比較すると、期末の純資産は普通会計 が861億5千万円に対し、連結が1039億7千万円と178億2千万円(連単倍率1.2 倍)多くなっています。補助金等受入は、普通会計が69億8千万円に対し連結が141億4 千万円(連単倍率2.0倍)と71億6千万円多くなっていますが、これは国民健康保険事業 や介護保険事業の国庫補助金収入等が連結したことにより計上されたためです。

(33)

Ⅳ 平成22年度財務書類

5

普通会計資金収支計算書と連結資金収支計算書の比較

(単位:百万円) 普通会計 連結 連単倍率(倍) 1.経常的収支の部 人件費 社会保障給付 支払利息 その他支出 5,091 6,546 558 6,370 5,866 21,601 1,115 8,348 1.2 3.3 2.0 1.3 支出合計 18,565 36,930 2.0 地方税・地方交付税 国県補助金等 使用料・保険料・事業収入等 その他収入 14,693 5,957 252 3,415 14,693 12,877 5,171 10,475 1.0 2.2 20.5 3.1 収入合計 24,317 43,216 1.8 経常的収支額 5,752 6,286 1.1 2.公共資産収支の部 公共資産整備支出 その他支出 3,762 608 4,202 847 1.1 1.4 支出合計 4,370 5,049 1.2 国県補助金等 地方債発行額 その他収入 1,026 2,038 122 1,216 2,431 190 1.2 1.2 1.6 収入合計 3,187 3,838 1.2 公共資産整備収支額 △1,184 △1,211 1.0 3.投資・財務的収支の部 貸付金 基金積立額 地方債償還額 その他支出 546 1,512 3,292 703 546 1,048 4,838 25 1.0 0.7 1.5 0.0 支出合計 6,053 6,456 1.1 貸付金回収額 地方債発行額 その他収入 598 253 663 598 640 769 1.0 2.5 1.2 収入合計 1,513 2,006 1.3 投資・財務的収支額 △4,540 △4,450 1.0 当年度歳計現金増減額等 29 625 21.8 期首歳計現金残高 1,027 3,269 3.2 期末歳計現金残高 1,057 3,890 3.7

参照

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調査対象について図−5に示す考え方に基づき選定した結果、 実用炉則に定める記 録 に係る記録項目の数は延べ約 620 項目、 実用炉則に定める定期報告書

本事業を進める中で、

3 学位の授与に関する事項 4 教育及び研究に関する事項 5 学部学科課程に関する事項 6 学生の入学及び卒業に関する事項 7

4.「注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計処理基準に関する事項 (8)原子力発 電施設解体費の計上方法

(注)本報告書に掲載している数値は端数を四捨五入しているため、表中の数値の合計が表に示されている合計

事象 Why1 Why2 Why3 Why4 Why5. ケーブル敷設において、区分分離に

平成 27 年 4