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第106回付議資料

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Academic year: 2021

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1 (1) 単身赴任者に対するすまい給付金の申請要件の緩和 1 相談内容 すまい給付金を申請するためには、取得住宅に居住していることを証明する ため住民票を提出する必要があるが、私は、住宅の建設中に仕事の都合で単身 赴任となり、取得住宅に住民票を移すことができなかった。既に取得住宅に妻 と子どもが居住しており、私も単身赴任を終え次第、その住宅に必ず住む予定 である。仕事の都合で単身赴任しているため取得住宅での住民票が取れないこ とにより、すまい給付金を申請できないことに納得がいかない。取得住宅での 住民票以外の資料による申請を認めてほしい。 (「すまい給付金」は、国土交通省所管) (注)本相談は、宮崎行政評価事務所が受け付けたものである。 2 すまい給付金事業の概要 (1) 消費税率引上げへの対応 平成 26 年 4 月 1 日からの消費税率の 5%から 8%への引上げに合わせて、 消費税率の引上げの前後における駆け込み需要及びその反動等による影響 が大きいことを踏まえ、一時の税負担の増加による影響を平準化する観点等 から、平成 25 年度税制改正において、最大控除額(10 年間合計)を 200 万円 から 400 万円にするなど、住宅ローン減税の拡充措置が講じられた。 この住宅ローン減税は、支払っている所得税等から控除する仕組みである ため、収入が低いほどその効果が小さくなる。そこで、住宅ローン減税の拡 充措置を講じてもなお効果が限定的な所得層に対して、住宅取得に係る消費 税負担増をかなりの程度緩和するため、「消費税率及び地方消費税率の引上 げとそれに伴う対応について」(平成 25 年 10 月 1 日閣議決定)により、すま い給付金が創設された。 すまい給付金事業は、「すまい給付金による住宅市場安定化対策費補助金 交付要綱」(平成 26 年 2 月 7 日付け国住生第 576 号)に基づく補助事業とし て、平成 26 年 4 月以降に、引き上げられた消費税率が適用される住宅取得 から、33 年 12 月までに引き渡され入居が完了した住宅取得を対象に実施さ れている。 (2) 給付対象者 給付対象者の要件は、引上げ後の消費税率が適用され、一定の質が確保さ れた新築住宅又は中古住宅を取得し「自ら居住する者」とされている。(住宅 ローンを利用せずに住宅を取得する者については、50 歳以上であって、都道

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2 府県民税の所得割額が 13.3 万円以下の者が対象) 国土交通省では、「自ら居住する者」とは、住宅の引き渡しを受け、すまい 給付金の申請時に提出される住民票において、対象住宅への居住が確認でき る者としている。 (3) 給付額 給付額は、持分保有者 1 名の場合の給付額を給付基礎額とし、都道府県民 税の所得割額により決まる給付基礎額に持分割合を乗じて算出される。給付 基礎額は、表 1 のとおりである。 表 1 すまい給付金の給付基礎額 <消費税 8%時の場合> 収入額の目安 都道府県民税の所得割額 給付基礎額 425 万円以下 6.89 万円以下 30 万円 425 万円超 475 万円以下 6.89 万円超 8.39 万円以下 20 万円 475 万円超 510 万円以下 8.39 万円超 9.38 万円以下 10 万円 <消費税 10%時の場合> 収入額の目安 都道府県民税の所得割額 給付基礎額 450 万円以下 7.60 万円以下 50 万円 450 万円超 525 万円以下 7.60 万円超 9.79 万円以下 40 万円 525 万円超 600 万円以下 9.79 万円超 11.90 万円以下 30 万円 600 万円超 675 万円以下 11.90 万円超 14.06 万円以下 20 万円 675 万円超 775 万円以下 14.06 万円超 17.26 万円以下 10 万円 (注)1 収入額の目安は、扶養対象となる家族が 1 人(専業主婦、16 歳以上の 子供など)の場合をモデルに試算 2 都道府県民税の所得割額は、都道府県民税率 4%の場合 (4) 申請手続 申請者は、住宅取得者であり、複数の者が持分を共有している場合は、そ れぞれ申請する必要がある。(申請者は、住宅事業者等の第三者に申請手続を 委託することができる。) 申請者又は申請者から申請手続の委託を受けた者は、申請の対象となる住 宅の引渡しを受けた日から起算して 1 年 3 か月以内に申請を行わなければな らない。 申請は、給付申請書、住民票の写し、建物の登記事項証明書・謄本、個人住 民税の課税証明書、工事請負契約書、金銭消費貸借契約書等を添付し、すま

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3 い給付金事務局に郵送又は申請窓口に持参することにより行う。 (5) すまい給付金の実績 すまい給付金の申請件数、給付件数及び給付額の実績は、表 2 のとおりで あり、平成 28 年度は、申請件数が 195,309 件、給付件数が 192,947 件、総給 付額が約 392 億円である。 表 2 すまい給付金の実績 年 度 申請件数 給付件数 給付額 平成 26 年度 74,341 件 60,407 件 12,961,612,000 円 平成 27 年度 189,630 件 186,922 件 38,627,078,000 円 平成 28 年度 195,309 件 192,947 件 39,243,631,000 円 (注) 各年度の申請件数と給付件数は、審査期間の関係で一対一に対 応したものではない。 3 住宅ローン減税の例 (1) 適用要件 住宅ローン減税は、租税特別措置法第 41 条に基づき、一定の要件を満た す家屋を取得又は増改築し、「その者の居住の用に供した場合」で、借入金の 償還期間が 10 年以上であること等が要件とされている。手続は、確定申告で 行い、住民票を添付する。 (2) 単身赴任者への対応 「その者の居住の用に供した場合」とは、「租税特別措置法に係る所得税の 取扱いについて」(昭和 55 年 12 月 26 日国税庁長官通達)において、家屋の 所有者が、転勤、転地療養その他のやむを得ない事情により、配偶者、扶養 親族その他その者と生計を一にする親族と日常の起居を共にしていない場 合において、その住宅の取得等の日から 6 か月以内にその家屋をこれらの親 族が入居し、その後も引き続き居住しており、当該やむを得ない事情が解消 した後はその家屋の所有者が共にその家屋に居住することとなると認めら れるときは、その家屋の所有者が入居し、その後もその家屋の所有者が引き 続き居住しているものとして取り扱われ、住宅ローン減税の対象となる旨定 められている。 この場合、その家屋の所在地が住所地として記載されている配偶者等の住 民票を添付すればよいこととされ、国税庁課税部個人課税課では、親族が居 住していることが確認できればよいとしている。

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4 4 国土交通省の見解等 (1) 相談内容の要望に対する見解 国土交通省(住宅局住宅生産課)に対して、単身赴任者からの「取得住宅で の住民票以外の資料による申請を認めてほしい」との要望に対する見解を照 会したところ、すまい給付金は、一定の要件を満たす、自ら居住するための 住宅の取得に対して、一時に給付金を給付する事業であることから、住宅の 引渡しを受け、申請の時点における居住実態を住民票で確認することとして いるとのことであり、取得住宅での住民票は必須としている。 (2) 対象者の要件についての考え方 国土交通省に対して、すまい給付金と住宅ローン減税の対象者の要件につ いて、考え方の違いを確認したところ、住宅ローン減税は、最大 10 年間に渡 り継続して適用される措置である一方で、すまい給付金は一時の給付により 実施するものとしており、両制度の仕組みの違いから、いつの時点でどのよ うに要件を満たしているかの確認方法は、運用面で必ずしも同一ではないと のことであった。 (3) すまい給付金事務局への問合せ件数 国土交通省によると、単身赴任に関して、平成 26 年 4 月 1 日から 29 年 4 月 30 日の間におけるすまい給付金事務局への問合せ件数は、355 件であった とのことである。

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1 (2) 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 の 更 新 手 続 の 改 善 1 相 談 内 容 (1) 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 の 更 新 の 手 続 を 行 っ た が 、1 か 月 以 上 た っ て も 新 し い 障 害 者 手 帳 が 交 付 さ れ な い 。ま た 、更 新 前 の 手 帳 の 有 効 期 限 経 過 後 、新 し い 手 帳 が 交 付 さ れ る ま で の 間 、精 神 障 害 者 で あ る こ と を 証 明 す る も の が な く 、証 明 す る こ と が で き る 制 度 や 仕 組 み も 存 在 し て い な い 。役 場 の 担 当 者 か ら は 、手 続 の た め に 有 効 期 限 を 過 ぎ た 場 合 の 障 害 者 手 帳 の 使 用 は 、口 頭 で 名 前 と 手 続 中 の 旨 を 伝 え る だ け で 問 題 な い と 言 わ れ て い る が 、 果 た し て そ れ だ け で 問 題 な い の か 不 安 で あ る 。 有 効 期 限 経 過 後 、 新 し い 手 帳 が 交 付 さ れ る ま で の 間 、 精 神 障 害 者 で あ る こ と を 証 明 す る こ と が で き る 制 度 や 仕 組 み を 作 っ て ほ し い 。 (2) 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 は 2 年 ご と に 更 新 が 必 要 だ が 、先 日 、有 効 期 限 に 気 づ か ず 失 効 さ せ て し ま っ た 。す ぐ に 再 交 付 申 請 を し 、交 付 を 受 け た が 、私 の よ う な 精 神 障 害 者 は 、有 効 期 限 な ど の 大 事 な 事 項 を 管 理 す る こ と が 難 し い の で 、事 前 に 有 効 期 限 が 近 づ い て い る こ と を 文 書 な ど で 知 ら せ て ほ し い 。 ( 注 ) い ず れ も 、 宮 崎 行 政 評 価 事 務 所 が 受 け 付 け た 相 談 で あ る 。 2 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 の 概 要 (1) 目 的 ・ 趣 旨 等 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 ( 以 下 「 手 帳 」 と い う 。) は 、 精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 す る 法 律( 昭 和 25 年 法 律 第 123 号 。以 下「 法 」 と い う 。)に 基 づ き 、都 道 府 県 知 事 及 び 指 定 都 市 の 長( 地 方 自 治 法( 昭 和 22 年 法 律 第 67 号 ) 第 252 条 の 19、 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 )第 174 条 の 36 第 1 項 )が 一 定 程 度 の 精 神 障 害 の 状 態 に あ る こ と を 認 定 し て 、 交 付 す る も の で あ る 。 精 神 障 害 者 の 自 立 と 社 会 参 加 の 促 進 を 図 る た め 、手 帳 の 交 付 を 受 け た 者 に は 、 NHK 受 信 料 等 の 減 免 、 税 金 の 免 除 等 の 全 国 一 律 の 支 援 策 が 講 じ ら れ て い る ほ か 、事 業 者 や 地 域 で 電 車 、バ ス 等 の 交 通 機 関 の 運 賃 割 引 が 実 施 さ れ て い る 。 手 帳 に 記 載 さ れ る 障 害 等 級 は 、表 1 の と お り で あ り 、障 害 の 程 度 に 応 じ て 重 度 の も の か ら 1 級 、 2 級 ま で 3 級 ま で と な っ て い る ( 精 神 保

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2 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 す る 法 律 施 行 令( 昭 和 25 年 政 令 第 155 号 。 以 下 「 施 行 令 」 と い う 。) 第 6 条 )。 手 帳 の 様 式 は 、精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 す る 法 律 施 行 規 則 ( 昭 和 25 年 厚 生 省 令 第 31 号 。 以 下 「 施 行 規 則 」 と い う 。) に 規 定 さ れ て い る 。 な お 、 平 成 27 年 度 末 現 在 の 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 交 付 台 帳 登 載 数 は 、 863,649 人 で あ る ( 平 成 27 年 度 衛 生 行 政 報 告 例 参 照 )。 表 1 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 の 等 級 等 級 精 神 障 害 の 状 態 1 級 精 神 障 害 で あ っ て 、 日 常 生 活 の 用 を 弁 ず る こ と を 不 能 な ら し め る 程 度 の も の 2 級 精 神 障 害 で あ っ て 、 日 常 生 活 が 著 し い 制 限 を 受 け る か 、 又 は 日 常 生 活 に 著 し い 制 限 を 加 え る こ と を 必 要 と す る 程 度 の も の 3 級 精 神 障 害 で あ っ て 、 日 常 生 活 若 し く は 社 会 生 活 が 制 限 を 受 け る か 、 又 は 日 常 生 活 若 し く は 社 会 生 活 に 制 限 を 加 え る こ と を 必 要 と す る 程 度 の も の ( 注 ) 厚 生 労 働 省 の ホ ー ム ペ ー ジ の 記 載 に 基 づ き 、 当 室 で 作 成 し た 。 (2) 手 続 等 ア 交 付 申 請 及 び 更 新 申 請 手 帳 の 交 付 を 希 望 す る 精 神 障 害 者 は 、 居 住 地 ( 居 住 地 を 有 し な い と き は 、 そ の 現 在 地 ) の 都 道 府 県 知 事 等 に 交 付 を 申 請 す る 必 要 が あ る ( 法 第 45 条 第 1 項 )。 手 帳 は 、 2 年 ご と の 更 新 ( 精 神 障 害 の 状 態 に あ る こ と に つ い て 都 道 府 県 知 事 等 の 認 定 を 受 け る ) を 要 す る が 、 更 新 申 請 は 、 手 帳 の 有 効 期 限 の 到 来 す る 日 の 3 か 月 前 か ら す る こ と が で き る ( 法 第 45 条 第 4 項 、 施 行 規 則 第 28 条 第 2 項 )。 新 規 の 交 付 申 請 、 更 新 申 請 の い ず れ も 、 市 町 村 長 ( 特 別 区 の 長 を 含 む 。) を 経 由 し て す る 必 要 が あ り 、 障 害 状 態 に あ る こ と が 認 定 さ れ た 場 合 の 手 帳 の 交 付 、更 新 事 項 を 記 載 し た 手 帳 の 返 還 又 は 更 新 前 の 手 帳 と の 引 替 え に よ る 新 た な 手 帳 の 交 付 は 、申 請 を 受 理 し た 市 町 村 長 に お い て 行 う( 施 行 令 第 5 条 、第 6 条 の 2、第 8 条 )。こ れ ら の 市 町 村 の 事 務 は 、地 方 自 治 法 第 2 条 第 9 号 第 2 項 に 規 定 す る 第 2 号 法 定 受 託 事 務 で あ る ( 施 行 令 第 14 条 第 2 項 )。

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3 イ 必 要 書 類 新 規 の 交 付 申 請 は 、 次 の ① 又 は ② 及 び ③ を 添 付 す る 必 要 が あ る 。 更 新 申 請 に つ い て も 同 じ で あ る が 、③ に つ い て は 手 帳 の 有 効 期 限 の 更 新 欄 が な い と き な ど 、 必 要 が あ る 場 合 の み に 添 付 す る ( 施 行 規 則 第 23 条 、 第 28 条 第 1 項 )。 ① 指 定 医 そ の 他 精 神 障 害 の 診 断 又 は 治 療 に 従 事 す る 医 師 の 診 断 書( 初 め て 医 師 の 診 療 を 受 け た 日 か ら 起 算 し て 6 月 を 経 過 し た 日 以 後 の も の に 限 ら れ る 。) ② 精 神 障 害 を 支 給 事 由 と し て 年 金 給 付 を 現 に 受 け て い る こ と を 証 す る 書 類( 年 金 証 書 及 び 直 近 の 年 金 振 込 通 知 書 又 は 年 金 支 払 通 知 書 等 ) の 写 し ③ 精 神 障 害 者 の 写 真 ウ 実 施 要 領 等 の 定 め 厚 生 労 働 省 は 、精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 制 度 実 施 要 領 (平 成 7 年 9 月 12 日 付 け 健 医 発 第 1132 号 各 都 道 府 県 知 事 あ て 厚 生 省 保 健 医 療 局 長 通 知 。 以 下 「 実 施 要 領 」 と い う 。」 )を 定 め て い る 。 主 な も の を 挙 げ る と 、 次 の ⅰ )か ら ⅶ )ま で の と お り で あ る 。 《 新 規 の 交 付 申 請 に 関 す る も の 》 ⅰ ) 都 道 府 県 知 事( 指 定 都 市 市 長 も 含 む 。以 下 同 じ 。)は 、医 師 の 診 断 書 が 添 付 さ れ た 申 請 に つ い て 手 帳 の 交 付 の 可 否 及 び 障 害 等 級 の 判 定 を 、当 該 都 道 府 県( 指 定 都 市 を 含 む 。)に 置 か れ て い る 精 神 保 健 福 祉 セ ン タ ー に 行 わ せ る も の と す る 。 ⅱ ) 年 金 証 書 等 の 写 し が 添 付 さ れ た 申 請 に つ い て は 、 精 神 保 健 福 祉 セ ン タ ー に よ る 判 定 を 要 せ ず 、 手 帳 を 交 付 す る ( 年 金 1 級 で あ れ ば 手 帳 1 級 、 年 金 2 級 で あ れ ば 手 帳 2 級 、 年 金 3 級 で あ れ ば 手 帳 3 級 と す る 。)。 交 付 の 可 否 の 決 定 に 当 た っ て は 、 必 要 に 応 じ 、 申 請 者 か ら 同 意 書 の 提 出 を 求 め 、 年 金 事 務 所 又 は 共 済 組 合 に 精 神 障 害 の 状 態 に つ い て 該 当 す る 等 級 を 照 会 す る 。 ⅲ ) 都 道 府 県 知 事 は 、 市 町 村 長 が 申 請 書 を 受 理 し た と き は 、 交 付 の 可 否 の 決 定 を 、 概 ね 1 か 月 以 内 に 行 う こ と が 望 ま し い 。 ⅳ ) 手 帳 に 記 載 す る 手 帳 の 交 付 日 は 、 市 町 村 長 が 申 請 書 を 受 理 し た 日 と し 、 手 帳 に 記 載 す る 手 帳 の 有 効 期 限 は 、 交 付 日 か ら 2 年 が 経 過 す る 日 の 属 す る 月 の 末 日 と す る 。

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4 《 更 新 申 請 に 関 す る も の 》 ⅴ ) 有 効 期 限 経 過 後 も 更 新 申 請 を す る こ と が で き る 。 ⅵ ) 申 請 の 際 に お い て は 、 あ ら か じ め 手 帳 を 添 付 さ せ る 必 要 は 無 く 、 更 新 を 認 め る 決 定 を し た 後 に 、 市 町 村 に お い て 新 し い 手 帳 の 交 付 又 は 有 効 期 限 の 修 正 の 取 扱 い を す る 際 に 手 帳 を 提 出 さ せ る こ と で 足 り 、 申 請 者 が 手 元 に 手 帳 を 有 し な い 期 間 が 長 く 生 じ な い よ う 配 慮 す る 。 ⅶ ) 更 新 後 の 有 効 期 限 は 、更 新 前 の 有 効 期 限 の 2 年 後 の 日 と す る 。 3 調 査 結 果 1 の 相 談 に 関 し て 、① 都 道 府 県 又 は 指 定 都 市 の 手 帳 の 更 新 手 続 の 実 情 調 査 ( 表 2) 及 び ② 市 町 村 の 手 帳 の 更 新 手 続 の 実 情 調 査 ( 表 3) を 行 っ た 。 調 査 対 象 に つ い て は 、 ① は 平 成 27 年 度 末 現 在 の 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 交 付 台 帳 登 載 数 が 2 万 人 以 上 の 都 道 府 県・指 定 都 市( 都 道 府 県 10、 指 定 都 市 2) と し 、 ② は ① の 調 査 対 象 で な い 12 県 か ら 中 核 市 各 1 市 、 合 計 12 市 を 任 意 に 抽 出 し て 対 象 と し た 。 表 2 都 道 府 県 に お け る 手 帳 の 更 新 手 続 の 実 情 調 査 項 目 態 様 処 理 期 間 ( ※ ) ・ 2 週 間 ~ 1 か 月 ( 2) ・ 1 か 月 程 度 ( 3) ・ 1~ 2 か 月 ( 6) ・ 2 か 月 程 度 ( 1) 判 定 会 議・審 査 会 の 頻 度 ・ 週 1 回 ( 2) ・ 2 週 間 に 1 回 ( 9) ・ 3 週 間 に 1 回 ( 1) 処 理 期 間 の 案 内 ・ HP に 掲 載 し て 案 内 ( 2) ・ 案 内 し て い な い ( 照 会 が あ れ ば 答 え る )( 10) 市 町 村 へ の 更 新 手 続 の 案 内 文 書 の 送 付 の 要 請 ・有効期限到来の 3 か月前に送付するよう要請している( 1) ・要 請 し て い な い が 、市 町 村 が 任 意 に 送 付 し て い る( 6) ・ 要 請 し て お ら ず 、 市 町 村 の 送 付 状 況 も 不 明 ( 5) ※ 年 金 証 書 を 添 付 し た 申 請 は 、年 金 事 務 所 に 照 会 す る た め 、医 療 機 関 の 診 断 書 を 添 付 し た 申 請 よ り も 認 定 に 時 間 が か か る と の 回 答 が 多 か っ た 。

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5 表 3 市 町 村 に お け る 手 帳 の 更 新 手 続 の 実 情 調 査 項 目 態 様 窓 口 等 で 案 内 す る 処 理 期 間 ( ※ ) ・ 1~ 2 か 月 ( 7) ・ 2~ 3 か 月 ( 5) 処 理 期 間 の 案 内 方 法 ・ 申 請 受 付 時 に 窓 口 で 案 内 ( 9) ・ 窓 口 の ほ か HP で も 案 内 ( 3) 有 効 期 限 近 く の 更 新 手 続 の 案 内 ・ 有 効 期 限 3 か 月 前 に 案 内 文 書 を 送 付 ( 4) ・手帳カバーに更新申請期間を記載したシールを貼る( 1) ・ 案 内 は し て い な い ( 手 帳 交 付 時 の み 案 内 )( 7) 更 新 手 続 中 で あ る 旨 の 証 明 ・ 手 帳 の 写 し に 証 明 文 を 記 載 し て 交 付 ( 2) ・更新申請書の控え又は写しに受付印を押して交付( 7) ・ 交 付 し て い な い ( 3) ※ 年 金 証 書 を 添 付 し た 申 請 に つ い て は 、医 療 機 関 の 診 断 書 を 添 付 し た 申 請 よ り も 1 か 月 長 い 期 間 を 案 内 し て い る 市 が 多 か っ た 。 な お 、 2 市 か ら は 、 6 か 月 要 す る ( 県 の 審 査 会 で 診 断 書 の 不 備 が 指 摘 さ れ て 市 か ら 医 療 機 関 へ の 修 正 依 頼 を す る 場 合 や 、市 が 年 金 事 務 所 に 等 級 に つ い て の 照 会 を 行 う 場 合 は 、審 査 会 開 催 日 と の 関 係 で 6 か 月 を 要 す る ) こ と も あ る 旨 の 回 答 が あ っ た 。 4 問 題 点 (1) 更 新 手 続 中 に 有 効 期 限 が 到 来 し た 者 は 証 明 す る も の が な い こ と 有 効 期 限 到 来 の 直 前 に 更 新 申 請 が さ れ た 場 合 な ど は 、 更 新 手 続 中 に 有 効 期 限 が 到 来 し 、 有 効 な 手 帳 が 手 元 に な い 、 つ ま り 精 神 障 害 者 で あ る こ と を 手 帳 で 証 明 で き な い 状 態 が 生 ず る こ と と な る 。 当 該 状 態 に あ る 精 神 障 害 者 が 各 種 割 引 等 を 受 け る こ と が で き る か ど う か は 、 割 引 を 実 施 す る 事 業 者 等 の 判 断 に よ る が 、 そ の 対 応 と し て 、 手 帳 の 写 し に 証 明 文 を 記 載 し て 交 付 し て い る 市 が あ る ( 表 3)。 一 方 で 、 手 帳 の 更 新 手 続 中 で あ る こ と を 口 頭 で 伝 え れ ば 、 交 通 機 関 の 運 賃 割 引 等 を 受 け る こ と が で き る 旨 の 説 明 を し て い る 市 町 村 が あ り 、 そ の 説 明 に 不 安 を 覚 え る 者 も あ る ( 1(1)の 相 談 事 案 等 )。 (2) 手 帳 の 更 新 手 続 の 案 内 が な い こ と 1(2)の 相 談 事 案 は 、手 帳 の 有 効 期 限 を 管 理 す る こ と が 難 し い と い う 理 由 で 、 手 帳 の 更 新 手 続 の 案 内 に つ い て 配 慮 を 求 め る も の で あ る が 、 当 該 案 内 が な い こ と に つ い て は 、 次 の よ う な 問 題 も あ る 。

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6 表 3 の と お り 、手 帳 の 更 新 手 続 に 3 か 月 を 要 し て い る 都 道 府 県 等 が あ り 、例 え ば 、手 帳 の 有 効 期 限 到 来 の 1 か 月 前( 実 施 要 領 に お い て 新 規 の 手 帳 の 交 付 手 続 の 処 理 期 間 と し て 示 さ れ て い る 期 間 )に 更 新 申 請 を し て も 、有 効 期 限 内 に 更 新 手 続 が 終 了 せ ず 、有 効 な 手 帳 が 手 元 に な い 状 態 が 生 ず る こ と と な る 。 こ の よ う な 都 道 府 県 に 対 し て は 、 手 帳 の 有 効 期 限 到 来 の 3 か 月 前 に 更 新 申 請 を し な け れ ば な ら な い こ と と な る が 、 何 ら か の 案 内 が な け れ ば 、 当 該 時 期 に 更 新 申 請 を す る こ と は 困 難 で あ る 。 5 厚 生 労 働 省 の 見 解 (1) 実 施 要 領 に お け る 処 理 期 間 ( お お む ね 1 か 月 以 内 ) に つ い て 手 帳 の 交 付 手 続 に つ い て は 、 以 下 の 流 れ に 沿 っ て 行 わ れ 、 お お よ そ 30 日 程 度 か か る こ と が 見 込 ま れ る 。 ( 市 町 村 ) 申 請 書 の 受 理 ・ 確 認 ( 1~ 2 日 ) → 申 請 書 の 進 達 ( 1~ 2 日 ) → ( 精 神 保 健 福 祉 セ ン タ ー ) 判 定 ( 2~ 3 週 間 ) → ( 市 町 村 ) 判 定 に 基 づ き 手 帳 の 交 付 ( 1~ 2 日 ) ま た 、 手 帳 の 更 新 申 請 の 受 理 か ら 交 付 の 決 定 ま で 最 低 で も 1 か 月 程 度 か か る こ と 、 2 年 に 1 回 の 更 新 の た め 自 治 体 に 大 量 の 申 請 書 等 が 寄 せ ら れ る こ と か ら 、 有 効 期 限 の 3 か 月 前 か ら 更 新 の 申 請 が で き る こ と と し て い る 。 (2) 更 新 手 続 中 で あ る こ と の 証 明 の 交 付 に つ い て 実 施 要 領 上 3 か 月 の 更 新 期 間 を 設 け て い る こ と や 標 準 処 理 期 間 と し て 「 概 ね 1 か 月 以 内 が 望 ま し い 」 と し て い る こ と か ら 、 有 効 期 限 前 に 更 新 手 続 が 完 了 し な い 場 合 と い う の は 例 外 的 な ケ ー ス で あ る こ と や 、 手 帳 の 交 付 手 続 は 自 治 事 務 で あ る こ と も 考 慮 す る と 、 行 政 コ ス ト 合 理 化 の 観 点 か ら 、 現 時 点 で は 、 自 治 体 の 実 情 に 合 わ せ た 対 応 に 委 ね る こ と が 適 当 と 考 え る 。 (3) 手 帳 の 更 新 手 続 の 文 書 に よ る 案 内 に つ い て 一 部 自 治 体 に つ い て は 、 更 新 手 続 の 案 内 を 文 書 で 行 っ て い る と こ ろ も あ る が 、 自 治 事 務 で も あ り 、 自 治 体 の 実 情 に 合 わ せ た 対 応 に 委 ね る こ と と し た い 。 な お 、 機 会 を み て 好 事 例 の 紹 介 な ど 検 討 し た い 。

参照

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