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山形県高等学校野球連盟記録記入方法について

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Academic year: 2021

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山形県高等学校野球連盟記録記入方法について

1992年 一部改正 2009年 一部改正 2018年 一部改正 1.守備位置と打者の欄 野手は 1~9 打者は (一)~(九) アウトは Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(中央の欄) 一死 Ⅱ 二死 Ⅲ 三死 Ⅰ 2.ボールカウントの欄 見逃しストライク K 空振りストライク K○ ボール ● ファール - 3.コマの区分 4.打球の種類 ゴロ 5-3 ( 3A は自分でベースタッチ) フライ ⌒ 7 ( 2F はキャッチャーファウルフライ) ライナー - 5 強襲ヒット 1 バントの打球 1 C B D A 一塁 二塁 三塁 本塁

(2)

5.安打 [赤字記入] 単打 二塁打 三塁打 本塁打 内野安打 強襲安打 5・6 8 ・6 ・7 1 1 9 ライトオーバー本塁打 右中間フライ三塁打 レフト線ライナー二塁打 8・9 ○ ピッチャー前バントヒット センター前テキサスヒット 三遊間ヒット ピッチャー強襲ヒット ショート内野安打 6.得点 [赤字記入]

得点(中央欄に)

E 自責点の場合(earned run) 打点の場合 本塁欄にその打者の打順を○で囲む

(3)

打点なしの場合 本塁欄にその打者の打順を( )書き。 (一) (二) (三) (四) (五) (六) (七) (八) (九) (四) 四 打点が無い場合の得点 得点 E 自責点 打点がある場合の得点(1) 7.打数に入らないもの [青字記入]

四球 B 故意死球(intentional base on balls) IB 死球 DB

ピッチャー前の犠打 1-3 センターへの犠飛 ◇8 ※犠牲フライは、打者の打った飛球によって、走者が得点したときだけに記録される。 打撃妨害 △2 (妨害した捕手に失策がつく) ※打席途中の交代での四球は代打に四球が記録される。 ※一人の打者に対して、二人以上の投手が投げて出した与四球はボールカウントによっ て次のようになる。 (ルールブック:記録に関する規則 10・16(h)参照) ■前任投手の与四球 0-2 1-2 0-3 1-3 2-3 打撃妨害 DB 死球 2 1-3 ピッチャー犠牲バント センター犠牲フライ 故意四球 B 四球 IB ◇8

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8.三振 見逃し K 空振り K○ スリーバント失敗 K3 捕手が正規の捕球ができなく、捕手から一塁手に送球 アウト K2-3 セーフ (暴投: W 捕逸 P ) ※二ストライク後に代打に出て三振に終わったとき、最初の打者に三振と打数を記録す る。 (ルールブック:記録に関する規則 10・15(b)参照) ※一打席に三人の打者が代わって出場し、三人目の打者が三振したとき、ニストライク 目をとられた打者に三振が記録される。 (ルールブック:記録に関する規則 10・15(b)参照) 9.暴投・捕逸・ボーク・失策 暴投 WP (ショートバウンド、捕球できない投球は暴投となる。) 捕逸 PB ボーク Bk 失策 E 遊撃手が打球をはじいた後、一塁に送球するもセーフ 6E 三塁手が捕って一塁へ送球したが、一塁手が落球 5-3E 二塁手が一塁手に悪送球 E4-3 空振り三振 W P ○ ○ 捕手→一塁手送球アウト 暴投でセーフ K3 K° 見逃し三振 スリーバント失敗 ○ ● - ● ● ○ ○ ● - ●    E2-3 捕手→一塁手悪送球セー フ ○ ○ ● 捕逸でセーフ ○ - ● K ● ● ○ - K2-3 ○ ○ ● - ●

(5)

(送球が悪送球・ショートバウンドは投げた野手の失策) ※第三ストライクを捕らえ損じた捕手が、ただちに投球を拾いなおして一塁に送球した が、悪送球となって打者走者を生かした場合、送球がよければアウトにできたと判断 すれば、暴投・捕逸を記録しないで、捕手に失策を記録する。 (ルールブック:記録に関する規則 10・12(e)【原注】参照) 暴投:捕手が普通の守備行為で捕れない投球で走者を進塁させた場合。捕手が肘を曲げた 状態で届く範囲外は暴投、また、ショートバウンドは暴投となる。 捕逸:捕手が普通の守備でならば捕球できたと思われる投球を、保持または処理しないで 走者を進塁させた場合。 (ルールブック:記録に関する規則 10・13(a)(b))参照) PB 遊撃手が打球をはじき失策 三塁手が送球したが一塁手落球 (九) E4-3 二番の2球目WPで2塁 ・5 九番の3球目PBで3塁 6E 5-3E (一) (ニ) ニ塁手が一塁手へ悪落球 B ○ ● - ● ● ○ ● ○ WP (八) ○ ● ●

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10.その他 FC 野手選択ミス(犠打と同時の場合が多い) 1FC ▲ 走者の守備側への妨害 ▲4 (打者には安打となる。) ※1 打者が捕手に守備妨害 (※ 打数にカウント) <例>「無死一塁。2番打者の3球目時に1塁走者が2塁へ盗塁を試みた。2塁へ送球しよ うとしたキャッチャーと打者が接触し、送球できなかったので、審判が守備妨害を宣 告、打者がアウトになり1塁走者は1塁へ戻された」 1塁走者(1番打者)は盗塁を試みましたが打者による捕手への守備妨害の為、1塁へ戻 されました。つまり、盗塁行為は無かったことになりますので何も書きません。 2番打者の右下枠には守備妨害を表す「▲」と被害者であるキャッチャーを表す「2」を 書きます。中心には「アウトカウント」も書きます。 この例ではキャッチャーが盗塁を刺すために送球しようとしましたが、キャッチャーが牽 制を投げる場合でも同じような考えで書きます。 ※2 打者が捕手に守備妨害(盗塁失敗) <例>「無死一塁。2番打者の3球目時に1塁走者が2塁へ盗塁を試みた。2塁へ送球しよ うとしたキャッチャーと打者が接触したが、キャッチャーの送球は2塁(ショート)へ 届き、1塁走者をアウトにした」 打者がキャッチャーの送球行為を妨害しましたが、キャッチャーは盗塁を刺せました。 こういった場合、盗塁刺が優先され、守備妨害は無かったことになります(打者に対して のペナルティーはありません)。記録上も守備妨害が付きません。 1塁走者(1番打者)は右上枠にキャッチャーからショートへ送球し盗塁失敗を表す「CS (2-6)」と「’(タイミング記号)」を書き、中心には「アウトカウント」も書きます。 2番打者には守備妨害に関することは一切書かず、ボールカウント欄に「’(タイミング記 号)」を書くだけです。 ▲2

(7)

この例ではキャッチャーによる盗塁刺でしたが、キャッチャーが牽制アウトした場合でも 同じような考え方で書きます。 ※3 打者が捕手に守備妨害(走者がアウト) <例>「無死二塁カウント2-0。2番打者の3球目時に2塁走者が3塁へ盗塁を試みた。 見逃し三振だった打者と3塁へ送球しようとしたキャッチャーが接触し、キャッチャーは ボールを落とした。審判は守備妨害を宣告し、2塁走者がアウトになった」 打者による捕手への守備妨害ですから、打者がアウトになるところです。しかし、既に 打者は三振アウトです。1人の打者が2つアウトになることはありませんので、こういっ た場合はペナルティーとして捕手が刺そうとした2塁走者がアウトになります。 2塁走者(1番打者)は左上枠に守備妨害を表す「IP」と被害者であるキャッチャー を表す「2」を書きます。中心には「アウトカウント」を書きます。 2番打者の右下枠に三振を表す「K」と中心に「アウトカウント」を書きます。こんな 形ですが、これらのアウトはダブルプレーになりますので「}(波カッコ)」で括り、 「DP」を書きます。 「実際に守備妨害をしたのは2番打者なのに1番打者のスコアカードに書いて、後日に その記入を見たらわかるの?」と聞かれたことがありますが、走者が捕手に対して守備妨 害を行うのは無理かと思うので、「走者に▲2=打者が捕手へ守備妨害の身代わりアウ ト」とわかります。 ▲2

(8)

Ob オブストラクション(走塁妨害) Ob6 (遊撃手の走塁妨害。遊撃手に失策がつく。) S 盗塁 DS ディレードスチール DS ダブルスチール ○ ● - - ● (三) (ニ) DS ○ ● - ● ● ○ ● - S S E B (一) (二) 7 DS 三番の5球目でダ ブルスチール 三番の1球目で ディレードス チール

CS 盗塁死(caught stealing) CS2-6 牽制死(picked off) PO PO1-3

● ● ● ● ○ ● (八) (九) ○ ● CS2-6 (二) (一) Ⅰ 二番の2球目盗塁 死 B ○ ● ○ ● ● PO1-3 B 九番の2球目と3 球目の間で牽制 死

(9)

DP 併殺 TP 三重殺

ℓ 残塁(中央の欄に青字記入)

ILB 反則打球 ( ILB = illegal batting ) 打者アウト (「▲ 守備妨害」と区別するため) (ルールブック:記録に関する規則 6.06参照) チェンジ (右下に) 何球目に盗塁か (ボールカウント欄に) > 投球の間にプレーあり (ボールカウント欄に) 進塁 投手交替は青で記入 ※イニング途中、無死で交代した場合 0/3 ※イニング途中、一死で交代した場合 1/3 ※イニング途中、二死で交代した場合 2/3 選手が変わった時 (ボールカウント欄の左に)

4-6

○● ○ ● - ●   ●

重盗を試みてどちら かが刺された場合 は、他方が進塁して も盗塁とはならな い。 (四) 2-4-2TO (2-4-2)

4-6-3

(四) (五) (三)

B

D.P

B

9

(10)

◎ボックススコアの換算 打数 + 四死球 + 犠打・犠飛 + 妨害出塁 = 得点 + 残塁 + アウトの合計 = 総打席数 (一) (二) (三) 四球で出塁 二番打者の三塁手前バントで二塁へ進塁 三番打者のセンター前で二塁走者本塁をつくも 中堅→一塁手→捕手と渡りタッチアウト 打者走者はこの間二塁進塁(送球間の進塁) (三) 8-3-2TO Ⅱ 8 (8-3-2) B Ⅰ 5-3 (二) (二) E4 四球で出塁 二番打者の投手前バントで二塁へ進塁 三番打者の二塁ゴロ失策で二塁走者得点 E B 1-3 (四) (五) 8 五 (三) (三) センター前安打で出塁後、五番打者のライト線二塁打で生還 Ⅰ (一) (二) 9・

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ボークと反則投球 ☆ポイント ボークとは投手だけを罰則対象にした反則プレーで、正しい投球や送球(牽制)を行わないこ とによって打者や走者を騙すことを防ぐためのルールです。ボークを大きく分けると「打者に対 する投球時の反則」と「走者に対する牽制時の反則」の2種類あります。 ●打者に対する投球時の反則 ・投球動作を途中で止める ・投球板に触れている状態でボールを落とす ・投球板に触れずに投球【反則投球】・打者が十分に構えていないのに投球【反則投球】 ・規定されている投球動作(ワインドアップ・セットポジション)に反した投球【反則投球】 などがあります。ここで挙げた5個の例のうち、後ろ3つの『反則投球』と記したものが反則投 球と呼ばれるプレーです。反則投球はボークの一部を表した名称です。「反則投球=ボーク」と 思っている人がいますが違います。あくまでボークの一部です。 ●走者に対する牽制時の反則 ・投手板に触れた状態で、一塁への牽制偽投 ・投手板に触れた状態で、自由な脚を牽制方向へ踏み出さずに牽制 ・投手板に触れた状態で、走者のいない塁へ送球(走者の盗塁を刺そうとする場合は除く) などです。投手板にさえ触れていなければ、牽制時にボークは発生しません(投手板に触れてい なければ、投手は内野手扱いになるので)。ボークが発生した場合の処置ですが、「走者がいる 場合」「走者がいない場合」によって大きく変わります。 ●走者がいる場合 ボークが発生すればボールデットになり、塁上の全ての走者に1つ進塁が与えられます。投 球は無効ですので、投球カウントは付きませんし投球数にも数えません。例外としてボークの投 球を打者が打った場合があります。打ったことによって「打者が出塁し、全ての走者が1つ以上 進塁」すれば、打撃が有効になります(ボークは発生していないことに)。打者が出塁出来なか ったり、全ての走者が1つ以上進塁出来なかった場合は打撃が無かったことになり、ボークの処 置が取られます。また、ボーク発生時の投球や牽制球が暴投や悪送球になったり、捕球側が取り 損なった場合、走者はボークによって与えられた1つの塁より先の塁へアウトを賭して進んでも かまいません。 ●走者がいない場合 走者がいない状態では「ボークが発生しない」ことになっています。なぜならば、ランナー がいなければ牽制は発生しませんので、牽制に関するボークはありえません。また、投球動作を 途中で止めてしまった場合は再度投球動作をやり直し、投球動作中にボールを落としてしまった 時はボールを拾ってやり直せ、ということです。これらの事を行っても「打者を騙す作用が無 い」ので、投球をやり直すだけでペナルティーが無いのです。 ただし、反則投球は打者を騙す作用がありますのでペナルティーとして「ボールカウント」 が1つ増やされます。記録上はボークに含めず、投球数に数えます。この場合もこの投球を打者 が打った時は打者が出塁すれば打撃が有効となり、出塁出来なければ打撃が無かったことになり ます。

(13)

記録に関する規則(抜粋

) ○打席に誤りがあった場合 (ルールブック:記録に関する規則 10・03(d)参照) ○打点 (ルールブック:記録に関する規則 10・04参照) (1)安打、犠牲バント、犠牲フライ、内野ゴロ、野選(FC)で、走者がホームインしたとき は、打者に打点を記録する。 (2)満塁で四球、死球、打者妨害、走塁妨害によって走者に本塁が与えられたときは、打者 に打点を記録する。 (3)失策があったときは、打点はつかないが、その失策がなくても得点できたと判断した ときは打点を記録する。 (4)併殺打では、その間に走者がホームインしても打点はつかない。 ※併殺にならなかった場合は、走者がホームインすれば打者に打点を記録する。 (5)野手がボール長く持ちすぎたり、無用な送球などで走者がいったん止まって野手のミス を見た後に走り直して得点した場合は、野選(FC)にし、打者には打点は与えられない。 ○安打 (ルールブック:記録に関する規則 10・04参照) (1)たとえば遊撃手が処理すればアウトにできたかもしれないと思われる打球に対して、三 塁手が飛び出して処理しようとしたが、結局できなかった場合は安打を記録する。 (2)野手に触れていないフェアボールが、走者・審判にフェア地域で触れた場合は安打を記 録する。 ※走者に打球が触れた場合は、守備妨害(▲)となり走者がアウト、打者は安打とな る。 ※ダイヤモンド内に入っている二塁塁審に打球が当たった場合は、打者に安打を与 える。 (3)打球を扱った野手が直ちに打者走者に向かわず、他の走者をうかがったり、他の塁へ送 球するふりをした(実際に送球せず)ために送球が遅れて打者を生かした場合は、安打を 記録する。 疑義のある場合は常に打者に有利な判定を与える。 ○単打・長打の決定 (ルールブック:記録に関する規則 10・06参照) (1)ベースを踏み忘れたときは、最後に踏んだベースによって、塁打が決定されます。 ※打者走者が三塁まで達したが、ニ塁ベースを踏まなかったのを守備側からのアピ ールされアウトになった場合、記録は単打となる。 (2)走者ニ塁で、打者が安打を打ったとき、野手が本塁へ向かった走者をアウトにしようと 本塁へ送球する間に、打者がニ塁に達しても、打者には単打の記録となる。 (3)サヨナラヒットの場合は、ホームインした走者が、その安打で進んだ塁と同数の塁打が 与えられます。ただし、打者走者がそれと同じ数の塁を進塁することが条件です。 ※走者二塁のとき、打者が外野へ安打を放ち、一塁を経て二塁に向かったが、二塁に 達したが、わずか前に二塁走者が本塁に達した場合は、打者に二塁打を与える。

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○盗塁 (ルールブック:記録に関する規則 10・07参照) (1)走者が投手の投球に先立って、次塁にスタートを起こしていたときは、投球が暴投・捕 逸になっても、暴投・捕逸を記録しないで走者に盗塁を記録する。 (2)塁間で挟まれた走者が、失策を記録されない守備側の不手際からアウトにならず、次の 塁に進んだら盗塁を記録する。 (3)重盗の際、一人の走者がアウトになったら、どの走者にも盗塁は記録されない。 (4)野手が好球を送球を明らかに落としたため、走者が生きたと判断した場合は、送球を落 とした野球に失策をつけ、盗塁とはしない。(2-6E) (5)スライディングして触塁後オーバースライドでアウトになったときは盗塁は記録されな いが触塁後オーバーランでアウトになったときは盗塁が記録される。 ○アシスト (ルールブック:記録に関する規則 10・10参照) (1)打球・送球を*デフレクトした野手にも与える。 ※鋭い打球を投手が触れて球速を弱め、遊撃手がそれを捕って一塁に送球して打者 走者をアウトにする。(1・6-3) *デフレクト:野手がボールに触れて球速を弱めるか、ボールの方向を変えた こと。 ○失策 (ルールブック:記録に関する規則 10・12参照) (1)はっきりとしたミスプレーを伴わない緩慢な守備動作・頭脳的誤り・判断の誤りは失策 を記録しない。 (2)盗塁の際、捕手が悪送球しても失策は記録しない。ただし、その走者または他の走者が その悪送球で余分に進塁した場合は、その捕手に失策を記録する。 (3)妨害またはオブストラクションで進塁を許した場合は失策を記録する。 ※捕手の打撃妨害(△2) ⇒ 捕手に失策を記録する ※一塁手のオブストラクション・走塁妨害(Ob3) ⇒ 一塁手に失策を記録する。 (4)野手が難球に対して非常な好守備をしたが、態勢が崩れたために悪送球した場合には、 送球がよければアウトにできたかもしれないと思われるときでも、その野手には失策を 記録せず、安打とする。ただし、その悪送球で余分に進塁させたら失策となる。 (5)審判員がオフザバッグのジェスチャーをした時には、原則的に送球した野手の失策を記 録する。 (6)暴投・捕逸・ボークは失策を記録しない。 ○失点 (ルールブック:記録に関する規則 10・16参照) (1)投手が奪われた得点のすべて。 (2)イニング途中で投手が交代した場合は、前の投手が残した走者が得点したら、失点は前 の投手に記録する。 ※前の投手が残した走者が、救援投手に対した打球でアウトになり、塁に出た打者 が得点した場合も、前の投手の失点として記録する。

(15)

○自責点 (ルールブック:記録に関する規則 10・16参照) (1)守備側が相手チームのプレーヤーを三人アウトにできる守備機会をつかむ前に得点した もの。 ※安打、犠飛、犠打、刺殺、四死球(故意四球を含む)、暴投、ボーク、野手選 択、盗塁によって進塁した走者が得点したときに記録される。 (2)野手(投手自身の失策を含む)の失策、捕逸、打撃妨害、走塁妨害によって出塁した走 者、ファウルフライに対して失策があった後に安打などで出塁した走者、失策がなけれ ばアウトになったはずの走者が得点した場合は、自責点とならない。 (3)失策、捕逸、打撃妨害、走塁妨害によって進塁した走者が得点した場合は、これら守備 側のミスがなくても得点ができたと記録員が判断したときに限って自責点となる。 (4)三度目のアウトを取る機会を得た後の失点は自責点にはならない。 ※たとえば、二死一・二塁から内野ゴロを野手が失策して満塁となり、次の打者に 満塁本塁打を打たれた場合、野手の失策は三度目のアウトをとる機会があったと 考え、満塁本塁打による失点は『4』、自責点は『0』と記録する。 (5)一度アウトの機会のあった打者が、盗塁またはそれに類する行為でアウトになったとき (失策でアウトを免れた)は、アウトの機会が二度あったように見えるが、一度を数え る。 (6)一度アウトの機会のあった打者が、盗塁またはそれに類する行為でアウトになったとき (失策でアウトを免れた)は、アウトの機会が二度あったように見えるが、一度を数え る。 (7)一度アウトの機会のあった打者が、他の打者の行為に起因してアウトになった(失策で アウトを免れた)場合は、アウトの機会は二度と数える。 自責点か非自責点かは、走者が得点した際に確定する。 (ルールブック:記録に関する規則 10・16(a)参照) 本塁に入るたび確定するものと考える。 ※一死、打者Aは三塁打で出塁、打者Bのとき、捕逸で生還、その後Bは右中間の大 飛球。打者Cは三振アウト。 失点:1 自責点:0 (Aの得点はすでに非自責点として確定しており、元に戻して再考することは しない。) ※一死、打者Aは三塁打で出塁、打者Bのとき、捕逸で生還、その後Bは右間に本塁 打。打者Cは三振アウト。 失点:2 自責点:1 (Aの得点はすでに非自責点として確定しており、元に戻して再考することは しない。Bのみ自責点となる。)

(16)

(7)イニング途中で投手が交代した場合は、前の投手が残した走者が得点したら、その自責点 は前の投手に記録する。 ※10・16(g)【注意一】 例①:投手甲、ニゴロ失で生きたAを残して乙と代わる。B四球後、Cの打球はA を三塁に封殺、D三点本塁打する。 B:乙投手の四球で出塁。(自責点対象) C:投手甲のときの失策で出塁したAへの選択プレーで出塁。 (非自責点対象) D:乙投手のとき本塁打。(自責点対象) 投手甲:失 点⇒1 (Cが対象となる。) 自責点⇒0 (Cが対象となる。) 投手乙:失 点⇒2 (BとDが対象となる。) 自責点⇒2 (BとDが対象となる。) 例②:投手甲、三ゴロ失で生きたAを残して乙と代わる。B四球後、Cの打球はA を三塁に封殺、D単打してB得点。E,F凡退。 B:乙投手の四球で出塁。甲投手の失点。(非自責点対象) 投手甲:失 点⇒1 (残した走者の数が対象となる。) 自責点⇒0 (残した走者の数となりAが対象となる。) 投手乙:失 点⇒0 自責点⇒0 前任投手が走者を残して退いたときは、残した走者の数ま で、前任投手が責任を負わなければならない。 (8)イニング途中に救援した投手は、自責点の決定にとっては、出場までのアウトの機会の 恩恵を受けることはできない。 ※10・16(i)【原注】 例①:二死、投手甲、四球のAと失策で出塁したBとを残して投手乙と代わる。C の三点本塁打する。 投手甲:自責点⇒0 失 点⇒2 投手乙:自責点⇒1 失 点⇒1 チーム:自責点⇒0 失 点⇒3

(17)

例②:二死、投手甲、四球のAとBとを残して投手乙と代わる。C失策で出塁。D 本塁打する。 投手甲:自責点⇒0 失 点⇒2 投手乙:自責点⇒0 失 点⇒2 チーム:自責点⇒0 失 点⇒4 例③:無死、投手甲、四球のAと失策で出塁したBとを残して投手乙と代わる。C 三点本塁打する。D,Eともに三振。F失策で出塁。G二点本塁打する。 投手甲:自責点⇒1 失 点⇒2 投手乙:自責点⇒1 失 点⇒3 チーム:自責点⇒2 失 点⇒5

スコアの検算

打 数 + 四死球 + 犠打・犠飛 + 妨害出塁

= 得

点 + 残 塁 + アウトの合計

= 総打席数

参照

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