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様式S-1-11 応募内容ファイル

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Academic year: 2021

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呼吸器内科 専門医養成コース

概要

基礎研究と臨床研修の独立方式:呼吸器内科には,気道グループ,肺グループ,肺癌グループ の3つの研究グループがあり,それぞれのグループのチーフの指導の下に基礎的研究を実施し ている。さらに,呼吸器専門医としてのレベル向上を目的として,研究グループの枠を超え,関連 病院勤務医も全て含めて,呼吸器内科全員参加型の臨床研究を実施している。例えば,基礎研 究が肺癌であっても,気管支喘息に関する臨床研究の中心的役割を担うなどである。この研修方 式によって,偏りのない呼吸器専門医としての実力を身につけている。北陸地区(富山,石川,福 井)の地域中核病院に勤務している呼吸器専門医の不足は深刻であり,一人でも多くの研修医が 呼吸器専門医になってくれることを熱望している。

当科の特色

得意分野:呼吸器内科一般に加えて,全国をリードしている得意分野がある。 1) 慢性咳嗽の体系的診療 新規疾患「アトピー咳嗽」の発見・確立,病態の解明と新しい治療法の開発 咳喘息の病態解明とより良い診断法の確立と効果的な治療法の開発 原因疾患の診断のための総合的診断システムの開発 2) 気管支喘息,閉塞性肺疾患の病態診断と特異的治療 気管支喘息の的確な診断を基本として,閉塞性肺疾患の寄与疾患を正しく診断し,治療可能 な病態を抽出することによる最善の治療の実践 3) 間質性肺炎の病態診断と原因診断 病態診断と原因診断を組み合わせた的確な治療法の選択と実践 とくに外的因子(環境抗原や薬剤)による間質性肺炎の診断 4) 化学療法,分子標的治療,放射線治療を組み入れた肺癌の集学的治療 標準的治療を行うとともに,肺癌治療成績の向上を目指した新しい治療法の開発 緩和治療(疼痛,呼吸困難,咳嗽,栄養)の的確な実践

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スタッフ

笠原 寿郎 細胞移植学(呼吸器内科) 准教授 (昭和61年,金沢大学卒) (資 格) 臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医, 呼吸器内視鏡学会:気管支鏡専門医・指導医, 臨床腫瘍学会暫定指導医 (専門分野) 肺癌の集学的治療 曽根 崇 地域呼吸器症候学講座 特任准教授(平成 11 年,金沢大学卒) (資 格) 臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (専門分野) 肺癌 阿保 未来 細胞移植学(呼吸器内科) 助教(平成 5 年,金沢大学卒) (資 格) 総合内科専門医,呼吸器学会専門医, 呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医 アレルギー学会専門医 (専門分野) 気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患,慢性咳嗽 木村 英晴 呼吸器内科 助教 (平成10年,金沢大学卒) (資 格) (専門分野) 肺癌 原 丈介 呼吸器内科 特任助教 (平成11年,金沢大学卒) (資 格) 呼吸器学会専門医,アレルギ−学会専門医, 呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医 (専門分野) 気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患,慢性咳嗽

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研修プログラム

大学では高度先進医療と医学的な病態把握と治療を中心に研修し,関連病院では一般的な呼 吸器疾患を中心とした多くの症例の診療を経験する。 大学を始めとして当科関連の学会認定施設 において,日本呼吸器学会専門医制度研修カリキュラムおよび日本アレルギー学会専門医制度研 修カリキュラム (内科系)に従って,それぞれの専門医資格の取得を目指して後期研修を行う。ま た,各学会専門医申請に必要な業績(症例,学会発表,論文,学会出席等)の取得も積極的に行っ ていく。 本カリキュラムによる研修によって3年目終了時には一般呼吸器内科医としての実力は身 に着くが,さらに上の「考える呼吸器内科医・専門呼吸器内科医」を目指して,後期研修4年目から 医学研究を行い,医学博士号を取得する。 (参考) 日本呼吸器学会ホ−ムペ−ジ http://www.jrs.or.jp/member/index.html 日本アレルギ−学会ホ−ムペ−ジ http://www.jsaweb.jp/ 日本呼吸器内視鏡学会ホ−ムペ−ジ http://www.jsre.org/ 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目

臨床専門医コ−ス USM研修 大学 大学or研修病院 大学or研修病院 大学or研修病院 関連病院

大学院コ−ス 大学院3年目入学 USM研修 大学 研究・外来 研究・外来 大学or研修病院 関連病院・大学・留学 大学院4年目入学 USM研修 大学 大学or研修病院 研究・外来 研究・外来 関連病院・大学・留学 内科学会認定医 学会入会 認定医受験 内科認定医 専門医受験 呼吸器学会専門医 学会入会 学会入会 内科認定医 専門医受験 アレルギー学会専門医 学会入会 内科認定医 専門医受験 臨床腫瘍学会専門医 学会入会 専門医受験 呼吸器内視鏡学会認定医 学会入会 認定医受験 認定医受験 認定医受験 専門医

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診療内容と症例数

金沢大学呼吸器内科における年間症例経験数を記載する。 1) 慢性咳嗽のアルゴリズムによる診断と治療 約200例/年 2) 気管支喘息の診断と治療,特異的病態の解析 約200例/年 3) 慢性閉塞性肺疾患の病態診断と特異的治療による長期管理 約100例/年 4) 慢性呼吸不全の在宅ケア 30例/年 5) 間質性肺炎の病態診断と病因診断 約50例/年 6) 難治性肺炎の診断と治療 約10例/年 7) 肺癌の診断 約30例/年 8) 進行肺癌の集学的治療 約50例/年 9) 睡眠時無呼吸症候群の診断と治療 約20例/年 10) 急性呼吸不全の診断と集学的治療 約10例/年 11) 肺循環障害(肺高血圧症,肺血栓塞栓症)の診断と治療 約10例/年

資格取得

初期研修終了後3年間の内科系研修を行い,日本内科学会内科認定医を取得する。その後 さらに研修を積み重ねて下記の3つの専門医資格を取得する。 1. 呼吸器学会専門医 (内科系臨床研修後3年) 2. アレルギー学会専門医 (内科系臨床研修後3年) 3. 呼吸器内視鏡学会専門医 (内科系臨床研修期間を含めて5年) 専門医試験申請のためには,各学会認定施設における一定の研修期間が必須となってい る。以下の3段階(順番)で実施する。 1)大学(後期研修1〜2年目,なお1年目は呼吸器内科以外の研修も可能) 2)2〜4年間の関連病院(後期研修2〜5年目) 3)大学(3 年間,基礎研究の 2 年間を含む) 4. 臨床腫瘍学会専門医(初期研修後5年,内科認定医取得必要) 平成18年度より臨床腫瘍学会専門医が誕生した。北陸では金沢大学,金沢医科大学,福 井県済生会病院のみが認定施設であり,初期研修終了後5年以上経験および認定施設での 2年以上の研修が必要とされている。今後当科関連の認定施設も増加し,本学会専門医を取 得する医師が急増する予定である。

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学位取得

学位取得をめざす場合には,大学院に入学する。関連施設で 2〜4 年勤務後,大学において2 年間のベットフリ−での研究を行い学位取得をめざす。なお,1 年間で研究が終了した場合,残る 1年間は他施設での研究も可能である。

専門医養成コース後の進路

(専門医コ−ス) 学会認定施設となっている関連施設を中心に経験を積み,各専門医を取得する。大学院に進 学しない場合でも,途中1年間は大学での高度先進医療および詳細な診療研修を行う。 (専門医および大学院コ−ス) 専門医コ−スと同様に研修を行い,途中研究期間が設けられる。研究期間中も外来勤務および 症例検討会等に参加することによって専門医取得も合わせて目指す。 専門医取得後,勤務先や留学等各人とよく相談の上紹介を行っている。特に女性医師の場合,結 婚・出産・育児期間中の勤務についても十分配慮している。

留学

(最近10年間) アメリカ合衆国・トロント小児病院 Cell Biology 1名 カナダ・シカゴ大学呼吸器科 Airway Biology 2名 オーストラリア・ジョンハンター病院呼吸器内科 1 名 国立がんセンタ− 2名

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関連施設

(常勤) 富山労災病院呼吸器内科 富山赤十字病院呼吸器科,富山市民病院呼吸器内科 厚生連高岡病院呼吸器内科,南砺市民病院内科 石川県立中央病院呼吸器内科,金沢医療センター呼吸器科 金沢市立病院呼吸器科,石川県済生会金沢病院呼吸器科 社会保険金沢病院内科,恵寿総合病院呼吸器内科 小松市民病院呼吸器内科,福井県済生会病院呼吸器内科 (非常勤) 上市厚生病院,厚生連滑川病院,不二越病院,南砺中央病院 浅ノ川総合病院,金沢西病院,NTT西日本金沢病院,藤井脳神経外科病院 芳珠記念病院,公立つるぎ病院,やわたメディカルセンタ−,加登病院 金沢赤十字病院呼吸器科,加賀市民病院呼吸器科

連絡先

〒920-8641 石川県金沢市宝町13−1 Tel 076-265-2000(病院代表) 内線(2275,事務室) 医局長: 近藤 恭夫 y-kondo@staff.kanazawa-u.ac.jp ホ−ムペ−ジ(http://www.3nai.jp/) 金沢大学大学院医学系研究科細胞移植学 金沢大学附属病院血液・呼吸器内科

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