北朝鮮弾道ミサイル発射事案等に係る
情報連絡会議
【日時】平成29年5月14日(日)10:30~
【場所】県災害対策本部室(県庁第二庁舎3階)
【参集範囲】
知事、副知事、統轄監、元気づくり総本部、総務部、農林水産部、 危機管理局、県警察本部、自衛隊鳥取地方協力本部等 1【内容】
1 ミサイル発射の状況
2 国際的な動向(報道情報)
3 日本政府の動き
4 県の対応状況等
(参考1)最近のミサイル発射状況等
(参考2)北朝鮮の記念日等
(参考3)核実験関連の対応方針(案)等
【目的】
情報共有と今後の対応の確認
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◇発射時間 平成29年5月14日(日) 5時28分頃
◇発射数
1発
◇発射場所 北朝鮮北西部の平安(ピョンアン)北道クソン(亀城)
◇落下場所 約30分間、約800km飛翔し、日本のEEZ外に落下
した模様
◇ミサイルの種類 分析中
※ムスダンとの報道あり
1 ミサイル発射の状況
NHK WEB(5/14 08:47) 元海上自衛隊自衛艦隊司令官・海将の山崎眞さんは、「今回発射した弾道ミサイ ルの飛行時間は30分で、800キロ飛んだということは、上空1500キロほど上げ ないと、それだけの時間はかからない。ミサイルを通常より角度をつけて高く打ち 上げる、ロフテッド軌道を用いたと見られる」と分析したうえで、「ミサイルはムスダ ンと推定され、今回の発射は成功したと言える」と述べました。5月14日ミサイルの飛翔状況(イメージ)
亀城(クソン)
約800km2 国際的な動向(報道情報)
◇「一帯一路」出席の北朝鮮一行が北京到着、米が中国の招待に懸念(TBS 5/14) ◇北朝鮮高官「条件整えば」米トランプ政権と対話(AFP 5/13) ◇北朝鮮に核計画放棄要求=核禁止条約、賛否に開き-NPT準備委(時事通信 5/12) ◇北朝鮮 アメリカ人拘束を正当化 揺さぶり強めるか(NHK 5/12) ◇北核ミサイル 北朝鮮は年内にICBM発射と分析 「金正恩氏に核放棄の意思なし」 と米国家情報長官(産経新聞5/12) ◇北朝鮮牽制の米空母交代へ、「ロナルド・レーガン」派遣(CNN 5/11) ◇米朝がノルウェーで非公式接触へ(FNN 5/9) ◇米国は、核・ミサイル開発の放棄を条件に米朝首脳会談に応ずる用意がある、また、 4つのノーの保証〔①国家体制の転換を求めない。②金正恩政権崩壊を求めない。③南 北統一を急がない。④米軍は38度線を越えて 北朝鮮側に進攻しない。〕を中国を 通じ伝達するなど、駆け引きが始まっている(日本海新聞 5/9) ◇北朝鮮への制裁強化法案 米下院が可決(NHK 5/5) ◇米大統領「正しい状況ならキム委員長と会う」(NHK 5/2) 53 日本政府の動き
◆本日5時28分頃、北朝鮮西岸より、1発の弾道ミサイルが発射され、30分程度飛翔し、日 本海に落下したとみられる。なお、落下したのは、我が国の排他的経済水域(EEZ)内ではな いと推定される。 ◆総理に、本件について直ちに報告を行い、①情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、 迅速・的確な情報提供を行うこと、②航空機、船舶等の安全確認を徹底すること、③不測の 事態に備え、万全の態勢をとること、の3点について指示があった。 ◆政府においては、官邸危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策 室」において情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集し、対応について協議。また、 早急に国家安全保障会議を開催し、情報の集約及び対応について協議を行う予定である。 なお、引き続き確認中ではあるが、現時点において付近を航行する航空機や船舶への被害 情報等の情報は確認されていない。 ◆今回の弾道ミサイルの発射は、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行 動であるとともに、安保理決議等への明白な違反である。我が国としては、このような北朝鮮 による度重なる挑発行為を断じて容認できず、北朝鮮に対し、厳重に抗議を行い、強く非難し た。 ◆引き続き、情報の収集・分析に全力をあげ、今後追加して公表すべき情報を入手した場合 には、速やかに発表することとしたい。7
◆発射情報の共有
・
06:11 〔第1報〕発射情報(発射した旨の情報のみ)
・
06:49 〔第2報〕発射情報(発射時間、場所及びJアラート配信なし)
・
07:38 〔第3報〕県関係者の安否確認異常なし
・
08:39 〔第4報〕情報連絡会議開催の連絡
◆県関係の安否確認の状況(
5/14 07:19 全て確認済)
①漁 船(水産課) ⇒全船異常なし
②DBS(通商物流課) ⇒異常なし。韓国に向け航行中(9時到着予定)
③若鳥丸(教育総務課) ⇒ 異常なし。境港停泊中
④エアソウル(観光戦略課)⇒ 異常なし
⑤香港便(観光戦略課) ⇒ 異常なし
4 県の対応状況
<北朝鮮弾道ミサイル発射に関する知事コメント>
○ 「一帯一路」会議にぶつけるミサイルは、国際秩序を
乱す暴挙だ。
○ 漁船等本県関係者の無事は確認したが、政府には
拉致被害者の救出を含め、国際平和に向けた毅然と
した対応を求めるとともに、県としても、引き続き警戒
体制を敷き、県民の安全確保を図っていく。
<参考>県の体制
◆北朝鮮情勢に関する警戒連絡体制による初動の強化(平成29年4月28日より) ○ 北朝鮮情勢が高まっている状況を踏まえ、県として初動体制の確保(即応体制)を 目的として、当面、5月末までの各部局の責任者、参集登録者を登録し、「警戒連絡 体制」(ホットライン)を構築 ・責任者 ・・・事案発生時に連絡を受ける者を2名登録(部次長等) ・参集登録者・・・事案発生時に本部会議等へ登庁できる参集者を登録 ◇Jアラートの情報が発信された場合は自動参集(登庁) ◇状況に応じた職員の参集及び情報発信の実施 ◆県民の皆様に対する情報発信の準備 ◇万万が一、弾道弾ミサイルが発射され、鳥取県や日本に影響がある場合の 迅速・正確な情報発信の準備 ⇒Jアラート、Em-Net情報の迅速な分析・伝達 ◆政府情報、米軍・北朝鮮の動向の情報収集 ◆政府と連携した難民対応の準備 9◆情報収集・連絡調整
◇市町村・関係機関との連携
◇情報の伝達に万全を期すため3手段を確保
■Jアラート 国→県・市町村への情報伝達(文字・音声の送信) ※ 防災行政無線を通じて自動放送(安全な場合には、Jアラートを経由した防災行政無線は流れません。) 鳥取県では、近畿、中国、四国地方に飛来する可能性がある場合 ■エムネット 国→県・市町村・消防局等への情報伝達(メールによる添付ファイル送付) ■消防防災無線FAX 国→県→市町村・消防局等への情報伝達◆住民等への情報提供
◇県ホームページ(携帯電話用も含む。)、あんしんトリピーメール、toritter(トリッター)、 フェイスブック、Lアラート、(新)Yahoo!防災速報、災害情報ダイヤル(電話0857-26-8100)によ る情報提供 ◇報道機関、市町村を通じた情報提供 1011
◆Jアラート 情報伝達フロー図
危機管理局 ・国・市町村・関係機関(自衛隊・海上保安庁・警察・消防)との連絡調整7 ・情報の収集、集約及び伝達 ・「鳥取県ミサイル発射予告対応危機管理委員会」の運営 ・住民広報(元気づくり総本部と共同) 観光交流局 (観光戦略課) ・エアソウルの注意喚起及び着弾後の安否確認 ・香港航空注意喚起及び着弾後の安否確認 商工労働部 (通商物流課) ・DBSクルーズの注意喚起及び着弾後の安否確認 農林水産部 (水産課) ・落下区域操業予定の漁船の把握及び着弾後の安否確認 ・漁協、漁船関係者への注意喚起 教育委員会 (教育総務課) ・海洋練習船の航行状況の把握及び着弾後の安否確認 共通 ・万万が一の場合、屋内退避等の呼びかけ準備 ・万万が一、県内に着弾した場合の対応準備
◆各部局の対応内容
14 29年5月1日現在 年月日時 ミサイルの種類 発射数 特記事項 H29.4.29 (土) 5:30 KN17 1 約50キロ飛翔し、北朝鮮国内に落下 H29.4.16 (日) 6:21 スカッドER? 1 発射直後に爆発 H29.4.5 (水) 6:42 スカッドER? 1 当初はSLBM改良型(KN15)、約9分間、数10キロ飛翔と報道、事後、スカッドER、飛翔は1分 程度との報道あり H29.3.22 (水) 7:47 ムスダン改良型 1 失敗 数秒後に爆発? 移動中、発射直前に爆発との報道あり H29.3.6 (月) 7:34 ムスダン 4 約1,000キロ飛翔、日本海EEZ内に3発落下、近弾は能登半島沖約200キロ H29.2.12 (日) 7:55 新開発ミサイル (SLBM改良型?) 1 約500キロ飛行して日本海に落下 H28.10.20 (木) 7:00 ムスダン 1 失敗 H28.10.15 (土) 12:33 ムスダン 1 失敗 H28.9.5 (月) 12:13 ノドン 3 いずれも約1000キロ飛行して北海道沖の日本海(EEZ内)に落下 H28.8.24 (水) 5:29 潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM) 1 約500キロ飛行して日本海(ADIZ内)に落下 H28.8.3 (水) 7:53 ノドン 2 うち1発は約1000キロ飛行して秋田県沖の日本海(EEZ内)に落下 H28.7.19 (火) 5:45~6:40 ノドン、スカッド 3 ノドン2発、スカッド1発を日本海方向に発射。うち2発は500~600キロ飛行して日本海に落下 H28.7.9 (土) 11:30 SLBM 1 失敗 H28.6.22 (水) 5:57、8:03 ムスダン 2 うち1発は高度1000キロ超え、朝鮮半島の東およそ400キロの日本海に落下 ※上記は、各種報道等の情報をもとに整理したもの。(参考1)最近のミサイル発射状況
15
【防衛省資料】
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5月 9日 韓国大統領選投開票日
金正恩 朝鮮労働党委員長就任1周年
6月15日 南北統一宣言(2000年)
6月25日 朝鮮戦争開戦日(1950年)
7月7日~8日 主要
20カ国・地域(G20)首脳会議(ドイツ・
ハンブルグ)
7月 8日 金日成命日(1994年)
7月27日 朝鮮戦争休戦(1953年)
8月15日 解放記念日
17(参考2)北朝鮮の記念日等情報
○引き続き弾道ミサイルの発射、核実験について注意・警戒が必要
防衛省資料
※CTBTO:包括的核実験禁止条約機関準備委員会 2016年9月9日現在<核実験関連情報>
(参考3)核実験関連の対応方針(案)
19 ◆核実験を中国に予告していた北朝鮮 警告され中止か(テレビ朝日5/12) ◆36年ぶりの党大会から1年(NHK 5/6) ・アメリカ軍が今月3日に行ったICBM=大陸間弾道ミサイルの発射試験を非難したうえで、「アメリカ の敵視政策と核の威嚇が続くかぎり、われわれ式の核先制攻撃能力を強化していく」と主張 ◆米グループが北朝鮮核実験場の写真分析 監視かく乱か(NHK 5/3) ◆「最大速度で核強化」=北朝鮮が対米警告(時事通信 5/1) ◆核実験のタイミングうかがう=韓国大統領選に照準か(北朝鮮時事通信 5/1) ◆北朝鮮の核実験、トランプ米大統領は軍事行動起こすか明言せず(ロイター5/1) ◆「核実験場近くの住民が避難 25日前後に実施の可能性(中央日報日本語版4/25) ◆核実験については、いつでも可能な状況 ・北の核実験場が活動再開 米分析(産経新聞4/23) ◆<日本政府>米韓と連携 核実験ミサイル警戒 (毎日新聞 4/15(土) 22:07配信)