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0 年第 3 四半期 日本 M&A アドバイザー ランキング 目次. グローバルM&A 地域レビューヒートマップ. アジア太平洋 M&A 地域レビューハイライト 3. アジア太平洋 M&A 業種別レビュー. アジア太平洋 M&A 取引レビュー 5. アジア太平洋 M&A 地域別トップ0 案件. ブル

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(1)

日本 M&A

マーケットレビュー

アドバイザー・ランキング

(2)

目次

1. グローバルM&A地域レビュー ヒートマップ

2. アジア太平洋M&A地域レビュー ハイライト

3. アジア太平洋M&A 業種別レビュー

4. アジア太平洋M&A 取引レビュー

5. アジア太平洋M&A 地域別トップ10案件

6. ブルームバーグ・インダストリーズレビュー

7. ブルームバーグ・インダストリーズレビュー

8. 日本M&Aレビュー

9. 日本トップ10案件

10.

財務アドバイザリーリーグテーブル(金額)

11.

財務アド バイザリーリーグテーブル(案件)

12.

法務アドバ イザリーリーグテーブル(案件)

13.

法務アドバ イザリーリーグテーブル(金額)

14.

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担当者

電話

Eメール

アジア太平洋

Parker Leung

+852-2977-6108

pleung50@bloomberg.net

中国

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+86-21-6104-3061

mpan7@bloomberg.net

日本

池崎 太朗

+81-3-3201-8422

tikezaki@bloomberg.net

韓国

Yoojin Hwang

+82-2-3702-1627

yhwang2@bloomberg.net

ブルームバーグM&Aリーグテーブルは、M&Aのアドバイザー・ランキングを表示します。テーブルには、さまざ

まな取引タイプ、地域、業種セクターにおける財務、法務のトップアドバイザーが表示されます。ランキングの

データは、ブルームバーグの基準による合併、買収、事業分割・売却、分離・独立(スピンオフ)、デット・エクイテ

ィ・スワップ、合弁事業、普通株式や転換社債の第三者割当、資本再編による現金注入などで構成されてい

ます。

ブルームバーグM&Aは、世界9カ国のM&A活動をリアルタイムにカバーし、データを表示します。弊社では

800社を超える財務・法務アドバイザーのネットワークを通じ、ローカル、グローバルのさまざまな市場におけ

る案件の詳細データを提供し、市場のトレンドを正確に捉えるお手伝いをいたします。四半期ベースのリーグ

テーブル・ランキングは、法務・財務アドバイザーの実績を表わす業界の主要なベンチマークであり、ニュー

スレター 「ブルームバーグブリーフ(Bloomberg Brief)」では週次ベースのM&A活動とトップディール・トレンド

のサマリーを公表しています。

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utions/investment-banking/

弊社プロフェッショナルサービスのプロダクトの動的性質により、リーグテーブル・ランキングは本リリース分とブルームバーグプロフ

ェッショナルサービスに表示されるデータの間で異なる場合がありますのでご留意ください。

2014年第3四半期

日本M&Aアドバイザー・ランキング

(3)

単位:10億米ドル

0 - 2

3 - 5

6 - 15

16 - 50

51 - 15

16 - 50

51 - 100

101 - 300

301 - 900

901 -

グローバル

M&A地域レビュー

A

PA

C M&A

レビュー

2014

年第

3四半期

*各地域が関与(被買収企業、売却企業、または買収企業として)した取引の取引金額・アドバイザーのマーケットシェア単位:10億米ドル

東ヨーロッパ

130億米ドル

1. ゴールドマン・サックス

24.6%

2. シティ

19.1%

3. エバーコア・パートナーズ・インク 18.5%

アジア太平洋

2000億米ドル

1. モルガン・スタンレー 14.8%

2. シティ

14.8%

3. ゴールドマン・サックス 12.5%

西ヨーロッパ

3650億米ドル

1. ゴールドマン・サックス 45.8%

2. ドイツ銀行

44.0%

3. モルガン・スタンレー 35.9%

中南米・カリブ諸島

380億米ドル

1. モルガン・スタンレー 33.5%

2. バンコ・イタウ BBA SA 33.3%

3. ロスチャイルド

32.1%

中東・アフリカ

180億米ドル

1. シティ

27.0%

2. モルガン・スタンレー 10.9%

3. ドイツ銀行

10.3%

北米

6140億米ドル

1. シティ

39.1%

2. ゴールドマン・サックス 30.8%

3. JP モルガン

29.4%

(4)

大中華圏

(中国/香港/台湾/マカオ)M&A取引 第3四半期

オーストラリア

/ニュージーランドM&A取引 第3四半期

第3四半期のアジア太平洋におけるM&A活動は、取引件数と取引総額ともに増加傾向がみ

られた。総取引高は前年同期比12%増の1,973億米ドル、取引件数は同17%増の2,705件だ

った。第2四半期は、四半期ベースで過去3年で最高の取引総額を記録し、第3四半期に入

ると取引総額は7%減少したが、取引件数は前期比で13%増加した。一方、前期比の取引

件数は横ばいだった。第3四半期の平均取引金額は7,290万米ドルで、過去5年の最低を記録

した。今期もアジア太平洋地域では中国が買収企業のトップとなった。しかし、案件のう

ち83%の取引が中国企業同士の国内案件だった。

地域別で見ると、大中華圏がアジア太平洋地域で最高取引総額となる、前年同期比46%増

の1120億米ドルを記録した。第3四半期のオーストラリア/ニュージーランドのM&A取引

総額は169億米ドルで減少幅は13%減にとどまったが、日本の取引総額は42%の大幅減と

なる223億米ドルまで落ち込んだ。

アジア太平洋で年初来最大の案件は、中国石化銷售(シノペック・マーケティング)に対

する投資家グループによる資本注入で、29.99%の株式が175億米ドルで取得された。

2014年第3四半期のアジア太平洋地域での提案案件をみると、取引総額は312億米ドル、取

引件数は180件だった。第3四半期最大の買収提案は37億ドル相当の中国移動(チャイナ・

モバイル)によるアシアタ・グループの少数株取得だった。

財務アドバイザー・ランキングでは、モルガン・スタンレーが今期も首位となり、1,115億

米ドル相当の70件を担当した。法務アドバイザー・ランキングでは、フレッシュフィール

ズブルックハウスデリンガーが首位となり、510億米ドル相当の案件を担当した。年初来

の案件数では、99件を担当した森・濱田松本法律事務所が首位の座を占めた。

日本

M&A取引 第3四半期

APAC M&A地域レビュー

A

PA

C M&A

レビュー

2014

年第

3四半期

地域内の買収活動:主なハイライト

アジア太平洋

M&A取引 第3四半期

$0

$200

$400

0

2,000

4,000

2009年

Q3

2010年

Q3

2011年

Q3

2012年

Q3

2013年

Q3

2014年

Q3

取引総額(10億米ドル)

取引件数

$0

$50

$100

$150

0

500

1,000

1,500

2009年

Q3

2010年

Q3

2011年

Q3

2012年

Q3

2013年

Q3

2014年

Q3

取引総額(10億米ドル)

取引件数

$0

$20

$40

$60

$80

0

100

200

300

400

500

2009年

Q3

2010年

Q3

2011年

Q3

2012年

Q3

2013年

Q3

2014年

Q3

取引総額(10億米ドル)

取引件数

$0

$50

$100

0

200

400

600

800

2009年

Q3

2010年

Q3

2011年

Q3

2012年

Q3

2013年

Q3

2014年

Q3

取引総額(10億米ドル)

取引件数

(5)

3四半期 業種別取引総額 (10億米ドル)

A

PA

C M&A

レビュー

2014

年第

3四半期

ターゲット業種別の取引活動

APAC M&A業種別レビュー

2014年第3四半期取引総額

アジア太平洋地域において金額ベースで最も買収の標的となった業種は金融で、2014年第3四半

期における同地域全体の取引総額の25%を占めた。業種別での最大案件は、韓国電力公社の江

南にある本社ビルが現代自動車率いるコンソーシアムに売却された案件であった。

第3四半期もエネルギー業界に対する人気は旺盛で、取引総額は448億米ドルに上った。また175

億米ドルが中国石化銷售(シノペック・マーケティング)に資本注入され、年初来におけるエ

ネルギー業界で最大の案件となった。

第3四半期は、アジア太平洋地域の資本フローは継続傾向にあり、アジア太平洋地域の企業によ

る対外投資が、海外からの対内投資の金額を上回った。対外投資は前年同期比6%減の合計303

億米ドルに落ち込んだ一方、海外からの対内投資は同1%増の250億米ドルまで拡大した。

第3四半期はプライベートエクイティ会社による買収活動も増加し、取引総額は前年同期の139

億米ドルから348億米ドルに膨らんだ。プライベートエクイティ会社が最も標的とした業種もエ

ネルギーで、取引総額214億米ドルのうち、175億米ドルが中国石化銷售(シノペック・マーケ

ティング)に対する資本注入だった。

トップアドバイザー:金融

トップアドバイザー:消費財(非景気循環型)

$

$10

$20

$30

$40

$50

$60

2013

2014

素材

5%

通信

7%

消費財(非景

気循環型)

14%

消費財(景気

循環型)

10%

多角事業

1%

エネルギー

21%

金融

25%

工業

11%

テクノロジー

5%

公益事業

1%

会社名

ランク 取引総額

(10

)

取引件数

華泰証券

1

6.5

2

東北證券

2

6.39

1

CICC

2

6.39

1

シティ

4

3.36

3

グラム・キャピタル

5

2.62

5

会社名 ランク 取引総額(10) 取引件数 シティ 1 23.36 3 モルガン・スタンレー 2 20.27 2 ラザード 2 20.27 2 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 4 17.91 2 ゴールドマン・サックス 5 17.48 2

(6)

2014年第3四半期のアジア太平洋で10億ドル超規模の案件は、前年同期の34件から28件に減少し

た。第3四半期のEBITDAマルチプルは9.15倍で、前年同期の8.48倍から上昇した。

支払い形式は現金によるものが主流で、第3四半期の取引総額のうち75%を占めた。株式交換に

よる支払いは第2位で、取引総額の15%を占めた。

2014年第3四半期は、発表プレミアムが低位レンジの件数が増加し、0-10%のプレミアムを支払

った案件は全体の43%に上った。前年同期は全体の27%だった。それに伴い、高位レンジのプ

レミアム(50%超)の件数は減少し、全体の19%であった前年同期から14%になった。

APAC M&A取引レビュー

A

PA

C M&A

レビュー

2014

年第

3四半期

取引集計

158.73,

78%

38.59, 19%

5.34, 3%

発表取引状況(比率・

取引総額 : 10億米ドル)

ペンディング

完了

中止

0.13, 1% 1.37, 10%

0.33, 2%

3.57,

25%

3.79, 26%

5.2, 36%

発表取引プレミアム(比率・取引総額

: 10億米ドル)

>100%

75.01-100%

50.01-75%

25.01-50%

10.01-25%

0-10%

支 払 タ イ プ

総 額

パ ー セ ン ト

現金

147.09

74.54

株式

29.97

15.19

現金および株式

12.57

6.37

非開示

5.11

2.59

株式および債券

0.76828

0.39

現金、株式、および債券

0.72987

0.37

現金または株式

0.14563

0.07

現金および債券

0.04637

0.02

債券

0.03164

0.02

取 引 タ イ プ ・ サ マ リ ー

総 額

パ ー セ ン ト

クロスボーダー

99.29

50.32

企業買収

83.62

42.38

少数株主持分取得

56.8

28.78

プライベートエクイティ

54.42

27.58

資産売却

32.8

16.62

株式の追加取得

26.83

13.60

過半数株主持分取得

17.83

9.03

第三者割当

10.52

5.33

PE売り手

10.23

5.19

公開買い付け

7.93

4.02

ベンチャーキャピタル

5.66

2.87

PEバイアウト

3.15

1.59

逆さ合併

3.13

1.59

その他

18.17

9.28

タ ー ゲ ッ ト マ ル チ プ ル

Min-Max

中 央 値

純資産

.00 - 721.00x

2.03x

営業活動キャッシュフロー

.00 - 4884.36x

15.93x

EBIT

.00 - 2541.53x

16.54x

EBITDA

.00 - 3070.31x

9.15x

企業価値

.00 - 51.18x

1.13x

時価総額

.00 - 1878.91x

1.25x

純利益

.00 - 1055.27x

21.06x

純利益 + 減価償却

.00 - 1032.11x

15.65x

売上高・営業収益

.00 - 501.91x

1.27x

総資産

.00 - 96.70x

0.98x

(7)

ターゲット地域別トップ取引

北中南米

アジア太平洋

欧州・中東・アフリカ

(EMEA)

A

PA

C M&A

レビュー

2014

年第

3四半期

APAC M&A取引レビュー

ターゲット

買収側

売却側

取引額

(百万米ドル)

キンダー・モルガン・エナジー・パートナーズ

キンダー・モルガン

48,881.9

ロリラード

レイノルズ・アメリカン

26,477.1

シグマ・アルドリッチ

メルク

16,394.6

TRWオートモティブ

ゼット・エフ・フリード リヒスハーフェン

12,857.3

ティムホートンズ

バーガーキング・ワールドワイド

12,112.3

キンダー・モルガン・マネジメント

キンダー・モルガン

10,680.7

グローバル・ビレッジ・テレコム・ホールディング

テレフォニカ・ブラジル

ビベンディ

10,284.8

エルパソ・パイプライン・パートナーズ

キンダー・モルガン

10,275.6

ファミリー・ダラー・ストアーズ

ダラー・ゼネラル

9,721.5

ファミリー・ダラー

ダラー・ツリー

9,093.5

ターゲット

買収側

売却側

取引額

(百万米ドル)

中国石化銷售 (シノペック・マーケティング)

複数企業

17,459.9

韓国電力公社本部 (ガンナム)

複数企業

韓国電力公社

10,093.8

宏源証券

中国投資有限責任公司

6,388.4

エス・オイル

サウジアラビアン・オイル

大韓航空

4,602.9

中国石化石油工程技術服務

儀征化繊 [シノペック儀征]

中国石油化学工業開発

4,180.8

桑徳国際

桑徳環境資源

2,928.6

三星エンジニアリング

三星重工業

2,783.4

中嘉網路

個人投資家

MBKパートナーズ

2,400.0

中國華融資產管理股份有限公司

複数企業

2,367.3

マレーシア石油・ガス資産

プルタミナ・プルセロ

マーフィー・オイル

2,000.0

ターゲット 買収側 売却側 取引額 (百万米ドル) シャイアー アブビー 54,858.9 アライアンス・ブーツ ウォルグリーン 複数企業 24,397.8 コリオ クレピエール 9,874.7 複数企業 ブリティッシュ・スカイ・ブロードキャスティング・グループ 21世紀フォックス 9,701.5 先進国市場ブランド・ジェネリック医薬品メーカー マイラン アボット・ラボラトリーズ 5,355.0 カタルーニャ・モーゲージ・ポートフォリオ ブラックストーン・グループ カイシャ・デスタルヴィス・デ・カタルーニャ・タラゴナ・イ・マンレサ 4,890.4 ジャズテル オランジュ 4,752.8 BSH ボッシュ・ウンド・シーメンス・ハウスゲラエーテ ロバート・ボッシュ シーメンス 3,849.6 ロッタファルム ミエダ 3,482.5 スカイ・ドイチェランド ブリティッシュ・スカイ・ブロードキャスティング・グループ 3,387.3

(8)

Tim Craighead/ブルームバーグ・インダストリーズ、アジア・リサーチ・ディレクター

2014年第3四半期は、金融およびエネルギー・セクターがアジアM&A市場をけん引

アジアの

2014年第3四半期のディールフローは記録的水準まで拡大

ブルームバーグ・インダストリーズレビュー

A

PA

C

M&A

レビュー

2014

3四半期

スポットライト

: 中国企業の再建トレンドによる大型ディール

2014年第3四半期は、取引総額、取引金額共に大幅に増

加し、案件数は過去7年で最高を記録した。また当四半

期のアジア関連

M&A活動の規模は過去12年で史上第6位

となった。

(2014年9月29日時点)

2014年第3四半期、アジア企業が関与したM&Aの取引総額は約2,200億米ドルまで膨らみ、データによると、当期のアジア関与M&A活動の規模

は過去

12年で史上第6位となった。中国石油化工(シノペック)や中国通信会社の買収など、複数の大型案件がM&A市場を活気付けた。モルガン

・スタンレー、ゴールドマン・サックス、ラザードは当期のディールフロー全体の34%を確保し、当期の3大財務アドバイザーとなった。ア

ジア全体のM&A市場をけん引したのは、中国国有企業の再編に伴う案件のほか、海外に新たな市場を求める日本企業や中国企業の投資意欲に

後押しされた企業再建関連の案件だった。ベンチャーキャピタルやプライベートエクイティによる投資も活発で、GIC、セコイア・キャピタル

、マトリックス・パートナーズが買収企業の上位となった。

金融およびエネルギー・セクターでは、アジア企業が関

与する2014年第3四半期の案件で1,000億米ドル超を生み

出した。当期

2,700件を超す発表済みまたは提案済み案件

の総額は、約

2,000億米ドルまでに達した。(2014年9月29

日時点)

(9)

ベンチャーキャピタルが中国関連

M&A案件での最大の買収企業に

BI DEAL<GO> よりブルームバーグ・インダストリーズによるM&Aリサーチをご覧になれます。 MA<GO> ではM&Aのデータベースをご利用なれます。

ブルームバーグ・インダストリーズレビュー

中国

M&A市場は10億ドル超の13案件で記録的な四半期に

A

PA

C M

&A

レビュー

2014

3四半期

ベンチャーキャピタルおよびプライベートエクイティは、第3四半期初来の

中国関連のM&A取引において買収企業上位14社のうち半分を占めた。7社が

関与した35案件は、複数の中国小型テクノロジー企業やその他業種・地域の

案件などだった。前四半期は、ベンチャーキャピタル企業が関与した案件は

29件だった。第2四半期の期首より最上位のセコイア・キャピタルは13件に

関与し、これにIDGが11件で続いた。中国投資有限公司は当四半期に4件、合

計77億米ドルの買収に同意した。(2014年9月24日時点)

当期の中国企業が関与する

M&Aは記録的水準に達する見通しだ。発表

済み、提案済み、もしくは報道された案件として、取引金額が

10億ド

ルを超える案件は13件に上った。これらの案件は当四半期初来の取引

総額920億米ドルの約半分を占めたが、この金額はすでに第2四半期の

取引総額835億米ドルを上回っている。700件以上の案件による第3四

半期の取引総額は、中国石化銷售

(シノペック・マーケティング)の175

億米ドルとなる案件を除いても過去

5年で2番目に大きさとなった。(2

014年9月24日時点)

(10)

      

M&A 取引状況 (買収、被買収 & 売却側)

2014年第3四半期クロスボーダー案件総額(10億ドル)

日本企業を対象とする業種別比較(

10億米ドル)

日本

M&A

レビュー

2014

3四半期

日本

M&Aレビュー

ハイライト

- 第3四半期も引き続き伸び悩み

2014年第3四半期の案件数は638件で前年同期比の13%増であったものの、取引総額は前年同期

比42%減の223億米ドルとなった。EBITDA倍率の中央値は前四半期の7.15%から6.53%まで減少

した。100%超えのプレミアムを付けた案件は前期の2件から0件に減少し、取引件数ベースで0‐

10%レンジ内に集中した。また今期は50億ドルを超える案件は無く、今期総案件数の97.18%が

500百万ドル以下の案件となった。

業種別比較

- 小売業界M&Aが加速

日本企業を対象とする今期業種別比較では、消費(非景気循環型)業界が61億米ドルとなりトップ

なった。今期の終盤、イオンによるダイエーの完全子会社化、ローソンによる成城石井の買収

など、大型小売企業を中心に買収が発表された。成城石井買収には当初、三越伊勢丹ホールデ

ィングスも買収側候補と上がっていたが、最終的に大手コンビニ企業ローソンが買収すること

となった。コンビニ業界が飽和状態となった現在、今後の業界の動向にも注目が集まる。

法務アドバイザーランキング(年初来累計取引取引総額)では、西村あさひ、シドリーオースティ

ン、ホワイト&ケースが上位3位を占めた。案件数順では、森・濱田松本、長島・大野・常松、西村

あさひがランクイン。

クロスボーダー

- 日本企業による海外進出の傾向は続く

アベノミクスの"3本の矢"の一つである大胆な金融政策により、円対ドルの為替が前年同期平均

98.89円から104.02円へ5%以上円安化が進んだ。しかしながら、円安傾向になりつつも海外企業

の日本企業への投資は前年同期比の半分以下になっている。その一方で、今期の日本企業によ

る海外企業への投資は188件、一方海外企業の日本企業への投資は36件と、5倍以上の開きが見

られた。投資金額をターゲット地域別に見ると、北米及び欧州への投資が7割以上を占めており

、これは今期の総取引金額223億米ドルの約4割を占める結果となった。本年4月に法人税率が2.

4%引き下げられ、また翌年に更なる引き下げが行われる予定であり、日本国内M&A及びクロス

ボーダー案件も増加する可能性がある。

今後の

M&A動向

- 攻めるソフトバンク

今期報じられた提案案件(協議中、売出案件含む)は取引総額で62億米ドル、案件数は17件と

なった。中でも9月22日に伝えられたソフトバンクによるメキシコ携帯電話会社、グルポ・イウ

サセルへの出資、9月27日に報じられたソフトバンクによる米映画製作会社ドリームワークスへ

の買収交渉など、ソフトバンクによる積極的な海外投資が報じられている。また、今年前半に

伝えられたLINEへの出資交渉も大詰めと報じられており、国内市場での存在感も着々と増して

いるようだ。

アドバイザーランキング

財務アドバイザー・ランキング(年初来累計取引総額)では、モルガン・スタンレー、クレディ・

スイス・グループ、センタービュー・パートナーズが上半期と変わらず上位3位を占めた。野村ホ

ールディングスが上半期から6位から4位へ浮上。案件数順では、三井住友フィナンシャルグル

ープ、みずほフィナンシャルグループ、野村ホールディングスが引き続きランクイン。

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取引総額(10億米ドル) 案件数 素材 通信 消費(非景気循環型) 消費(景気循環型) 多角経営 エネルギー 金融 工業 テクノロジー 0 10 20 30 40 50 60 2014 2013 買収側日本(アウトバウンド) 買収側海外(インバウンド)

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Top 10 日本公表案件

順位 取引金額 総額順ランキング USD(百万) 公表日 日付 対象企業 買収企業 売却企業

第3四半期 上位M&A案件

セルマック 1 $1,728 三菱商事 09/22/2014 ワウパカ・ファンドリー・インク 2 $1,300 日立金属 KPS キャピタル・パートナーズ 08/19/2014 伊藤忠商事 3 $1,006 複数買収者 07/24/2014 イーベイツ・インク 4 $1,000 楽天 複数売却者 09/09/2014 住友スリーエム 5 $885 3M 住友電気工業 07/16/2014 卜蜂国際集団[CPポクハン] 6 $854 伊藤忠商事 チャロン・ポカパン・フーズ 07/24/2014 テックロー・ソリューションズ・インク 7 $800 UBIC 08/28/2014 ウィンザー・クォリティー・ホールディングス・エル・ピー 8 $800 味の素 ウィンザー・ペアレント・エル・ピー 09/10/2014 パイオニアDJ株式会社 9 $551 KKR パイオニア 09/16/2014 9物件 10 $529 GLP投資法人 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ 08/11/2014

Top 10 日本公表案件

順位 取引金額 総額順ランキング USD(百万) 公表日 日付 対象企業 買収企業 売却企業

年初来 上位M&A案件

ビームサントリー 1 $15,874 サントリーホールディングス 01/13/2014 プロテクティブ・ライフ 2 $5,531 第一生命保険 06/04/2014 北米パスタソース事業 3 $2,150 ミツカングループ本社 ユニリーバ 05/22/2014 セルマック 4 $1,728 三菱商事 09/22/2014 ワウパカ・ファンドリー・インク 5 $1,300 日立金属 KPS キャピタル・パートナーズ 08/19/2014 イズミヤ 6 $1,103 エイチ・ツー・オー リテイリング 01/31/2014 90か所 ゴルフコース 7 $1,086 ビジネストラスト アコーディア・ゴルフ 03/28/2014 複数ターゲット 8 $1,021 日本ペイントホールディングス ウセラムホールディングス 02/03/2014 大陽日酸 9 $1,015 三菱ケミカルホールディングス 05/12/2014 日本ペイントホールディングス 10 $1,011 ウセラムホールディングス 02/03/2014

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日本公表案件

1/1/14 9/30/14 変化率 アドバイザー 順位 シェア 取引金額 案件数 順位 シェア 買収、ターゲットおよび売却企業 シェア USD(百万)

M&A 財務アドバイザーリーグテーブル

29.3 モルガン・スタンレー 1 41.8 33,200 30 1 12.5 6.2 クレディ・スイス・グループ 2 20.8 16,540 8 12 14.6 0.2 センタービュー・パートナーズ 3 20.3 16,094 2 48 20.1 12.9 野村ホールディングス 4 13.6 10,812 57 4 0.7 21.3 ゴールドマン・サックス 5 13.3 10,533 11 2 (8.0) 16.0 三井住友フィナンシャルグループ 6 12.7 10,097 96 3 (3.3) 8.6 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 7 10.1 8,048 12 7 1.5 1.5 シティグループ 8 6.1 4,823 8 30 4.6 7.9 大和証券グループ本社 9 6.0 4,793 36 9 (1.9) 1.5 KPMG 10 4.6 3,641 28 32 3.1 9.0 ドイツ銀行 11 4.5 3,534 4 6 (4.5) 5.1 みずほフィナンシャルグループ 12 4.1 3,224 72 15 (1.0) 6.0 GCAサヴィアン 13 2.7 2,173 23 13 (3.3) -フォンズファイナンス ASA 14 2.2 1,728 1 - 2.2 2.0 プライスウォーターハウスクーパーズ 15 1.8 1,402 12 27 (0.2) 4.8 日本政策投資銀行 16 1.5 1,209 11 16 (3.3) 0.4 エバーコア・パートナーズ 17 1.2 932 3 40 0.8 0.2 マッコーリー・グループ 18 1.1 888 2 51 0.9 -マキシム・グループ LLC 19 1.0 800 1 - 1.0 12.9 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 20 0.9 709 3 5 (12.0) * 合併、買収、売却、自社株公開買付、スピンオフを含む。市場での買い付けを除く。 $79,439 1,769 $86,627 * 公表件数における取引総額単位は100万米ドルで表示。 合計

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1/1/14 9/30/14 変化率 アドバイザー 順位 シェア 取引金額 案件数 順位 シェア 買収、ターゲットおよび売却企業(案件数順) シェア USD(百万)

M&A 財務アドバイザーリーグテーブル

16.0 三井住友フィナンシャルグループ 1 12.7 10,097 96 2 (3.3) 5.1 みずほフィナンシャルグループ 2 4.1 3,224 72 1 (1.0) 12.9 野村ホールディングス 3 13.6 10,812 57 3 0.7 1.8 デロイト トウシュ トーマツ 4 0.9 694 38 8 (0.9) 7.9 大和証券グループ本社 5 6.0 4,793 36 4 (1.9) 29.3 モルガン・スタンレー 6 41.8 33,200 30 5 12.5 1.5 KPMG 7 4.6 3,641 28 7 3.1 6.0 GCAサヴィアン 8 2.7 2,173 23 8 (3.3) 0.3 フロンティア・マネジメント 9 0.1 55 18 6 (0.2) 0.3 三菱UFJフィナンシャル・グループ 10 0.3 254 17 10 - 8.6 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 11 10.1 8,048 12 15 1.5 2.0 プライスウォーターハウスクーパーズ 11 1.8 1,402 12 10 (0.2) 21.3 ゴールドマン・サックス 13 13.3 10,533 11 12 (8.0) 4.8 日本政策投資銀行 13 1.5 1,209 11 14 (3.3) 0.0 マクサス・コーポレートアドバイザリー 15 0.0 1 10 49 - 6.2 クレディ・スイス・グループ 16 20.8 16,540 8 22 14.6 1.5 シティグループ 16 6.1 4,823 8 27 4.6 0.2 ロスチャイルド 18 0.4 290 6 16 0.2 5.1 アーンスト アンド ヤング 19 0.6 502 5 18 (4.5) 9.0 ドイツ銀行 20 4.5 3,534 4 19 (4.5) * 合併、買収、売却、自社株公開買付、スピンオフを含む。市場での買い付けを除く。 $79,439 1,769 $86,627 * 公表件数における取引総額単位は100万米ドルで表示。 * 案件数、取引金額の順に表示。シェアは取引額に基づく。 合計

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日本公表案件

1/1/14 9/30/14 変化率 アドバイザー 順位 シェア 取引金額 案件数 順位 シェア 買収、ターゲットおよび売却企業(案件数順) シェア USD(百万)

M&A 法務アドバイザーリーグテーブル

26.5 森・濱田松本法律事務所 1 17.1 13,549 98 2 (9.4) 15.9 長島・大野・常松法律事務所 2 12.5 9,923 95 1 (3.4) 40.5 西村あさひ法律事務所 3 30.2 23,997 59 3 (10.3) 5.6 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 4 2.7 2,140 32 4 (2.9) 3.5 フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー 5 1.8 1,420 16 6 (1.7) 1.7 大江橋法律事務所 6 1.9 1,480 15 5 0.2 9.2 ジョーンズ・デイ 7 2.0 1,565 12 13 (7.2) 7.6 シャーマン・アンド・スターリング 8 3.4 2,671 10 10 (4.2) 0.0 金・張法律事務所 8 0.3 230 10 17 0.3 15.2 アレン・アンド・オーヴェリー 10 1.1 844 9 8 (14.1) 16.0 リンクレーターズ 11 1.8 1,457 8 12 (14.2) 1.3 モリソン・フォースター 11 1.6 1,253 8 8 0.3 8.0 レイサム・アンド・ワトキンス 11 1.6 1,235 8 17 (6.4) 2.1 アシャースト 14 2.4 1,916 7 13 0.3 1.3 ホワイト&ケース 15 21.4 16,977 6 16 20.1 1.8 ベーカー&マッケンジー 15 7.0 5,548 6 7 5.2 1.1 TMI総合 15 1.2 979 6 20 0.1 4.1 ハーバート・スミスフリーヒルズ 15 0.3 226 6 17 (3.8) 0.6 カークランド・アンド・エリス 19 21.2 16,807 5 64 20.6 11.4 スカデン・アーブス・スレート・メーガー・アンド・フロム 19 1.1 847 5 10 (10.3) * 合併、買収、売却、自社株公開買付、スピンオフを含む。市場での買い付けを除く。 $79,439 1,769 $86,627 * 公表件数における取引総額単位は100万米ドルで表示。 * 案件数、取引金額の順に表示。シェアは取引額に基づく。 合計

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日本公表案件

1/1/14 9/30/14 変化率 アドバイザー 順位 シェア 取引金額 案件数 順位 シェア 買収、ターゲットおよび売却企業(金額順) シェア USD(百万)

M&A 法務アドバイザーリーグテーブル

40.5 西村あさひ法律事務所 1 30.2 23,997 59 1 (10.3) 1.2 シドリーオースティン 2 21.4 17,015 4 32 20.2 1.3 ホワイト&ケース 3 21.4 16,977 6 31 20.1 0.6 カークランド・アンド・エリス 4 21.2 16,807 5 44 20.6 1.1 クリアリー・ゴットリーブ・スティーン アンド ハミルトン 5 20.0 15,874 1 35 18.9 26.5 森・濱田松本法律事務所 6 17.1 13,549 98 2 (9.4) 15.9 長島・大野・常松法律事務所 7 12.5 9,923 95 4 (3.4) 1.8 ベーカー&マッケンジー 8 7.0 5,548 6 24 5.2 0.0 ウィルキー・ファー・アンド・ギャラガー 9 7.0 5,531 2 106 7.0 -グリーンバーグ・トラウリッグ 9 7.0 5,531 2 - 7.0 1.1 デベヴォイス&プリンプトン 9 7.0 5,531 2 38 5.9 7.6 シャーマン・アンド・スターリング 12 3.4 2,671 10 13 (4.2) -クラバス・スウェイン・アンド・ムーア 13 2.7 2,150 1 - 2.7 5.6 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 14 2.7 2,140 32 14 (2.9) 2.1 アシャースト 15 2.4 1,916 7 23 0.3 -アドヴォキャットファーメット・シュジョット AS 16 2.2 1,728 1 - 2.2 -アドヴォキャットファーメット・バッジー・アルテンス-ハンセン&ラスマス 16 2.2 1,728 1 - 2.2 15.7 シンプソン・サッチャー・アンド・バートレット 18 2.2 1,726 4 6 (13.5) -三宅坂総合法律事務所 19 2.1 1,660 3 - 2.1 9.2 ジョーンズ・デイ 20 2.0 1,565 12 10 (7.2) * 合併、買収、売却、自社株公開買付、スピンオフを含む。市場での買い付けを除く。 $79,439 1,769 $86,627 * 公表件数における取引総額単位は100万米ドルで表示。 合計

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ブルームバーグ・リーグテーブル基準

発表済みアジア太平洋リーグテーブルは、発表された取引額に基づいて作成されています。ただし、表題にそれ以外の記載がある場合を除きます。

米ドル以外の金額は、発表時に米ドル換算されています。

ブルームバーグ基準による合併、買収、売却、自社株取得、スピンオフによる取引が評価対象となります。

地域および業種別のリーグテーブルは、リスク国、非公開企業(該当する場合)の最終親会社(上場企業)が属する業種にそれぞれ基づきます。

投資家グループ、コンソーシアム、または合弁事業のメンバーに対するアドバイザーは、完全な評価対象となります。

顧問料は、アドバイザーの評価に加味されません。

一般データベース基準

買収企業による提示条件の公表、および被買収企業による提案の承認をもって、各取引は「発表済み」とみなされます。

取引状況が「提案済み」とみなされる取引は、評価の対象となりません。

ブルームバーグのリーグテーブル一般ガイドラインの完全版は、ブルームバーグ プロフェッショナルから表示できます:

{IDOC 2063961<Go>}:M&A

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her the information nor the opinion expressed constitutes a solicitation of the purchase or sale of securities or commodities.Due to the

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